メモをとることは仕事において不可欠です。とくに、エンジニアはプログラミング学習やチームミーティングなど、メモが必要な場面が多いため、近年では「メモアプリ」で効率化を図る方が増えています。
とはいえ、「メモアプリの種類が多く、何を選べば良いか分からない」と悩むエンジニアの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、エンジニアにおすすめのメモアプリ5選を中心にご紹介します。
- 紙のメモは非効率なのでアプリで効率化したい
- メモアプリを使いたいが、どれが最適なのか分からない
- 非IT企業のエンジニアでも、簡単に使えるメモアプリを探している
という方はこの記事を参考にすると、チームに最適なエンジニア向けメモアプリが見つかり、メモの負担を一気に解消できるようになります。
目次
メモアプリの選定で確認すべき6つのポイント
ここでは、メモアプリの選定で確認すべき6つのポイントをご紹介します。機能や料金以外のポイントも解説しているので、自社に最適なアプリを選びたい方は必見です。
(1)起動してすぐに使えるか
メモアプリにおけるひとつ目のポイントは、起動してすぐに使えることです。
メモをとるまでのステップが多いと、操作にストレスがかかるのはもちろん、重要な発言をメモできない可能性があります。その結果、担当者に再度質問しなければならなくなるのです。
したがって、メモアプリは「開いてすぐに書き込めるか」で判断すべきだと言えます。
(2)共有方法が簡単か
2つ目のポイントは、メモを簡単に共有できることです。
メモアプリに共有機能がなければ、わざわざメールやチャットツールにメモを添付する手間がかかります。また、共有方法が複雑なアプリの場合、非IT企業では次第に使われなくなる可能性が高いです。
したがって、メモの作成から共有までが円滑にできるアプリを選びましょう。
(3)複数デバイスで使えるクラウド型か
3つ目のポイントは、複数デバイスで使える、クラウド型のアプリであることです。
クラウドとは、情報をインターネット上に保存するサービスです。クラウド型アプリであれば、パソコンやスマホから同じメモにアクセスできるので、外出先やテレワーク中でもメモを確かめられます。
そのため、とくにリモートワークを導入している企業では、時間・場所・端末を問わずに使えるクラウド型アプリを選びましょう。
(4)ファイルを添付できるか
4つ目のポイントは、ファイルを添付できることです。
文字だけを入力するメモアプリでは、関連資料のファイルを別に保管しなければならず面倒です。しかし、メモにファイルをを貼り付けられるアプリであれば、情報を分散させずに、一度に多くの内容を集約できます。
このように、メモへのアクセス性を高めるうえで、ファイルの添付機能は必須なのです。
(5)無料で試せるか
5つ目のポイントは、無料トライアルを利用できることです。
アプリの機能や仕様を試さずにいきなり使いはじめると、想定よりも操作が難しかったり、あとから機能不足に気づいたりする恐れがあります。しかし、無料トライアルを利用できれば、コストをかけずに使い心地を確かめられるのです。
また、有料プランに移行した場合の料金や機能を事前に調べておくと、プラン変更もスムーズになります。
(6)必要な機能に過不足がないか
最後のポイントは、必要な機能に過不足がないことです。
たとえば、「ほかの企業も使っているから」という理由でアプリを選ぶと、大企業向けで使いづらかったり、多機能で操作が難しかったりする恐れがあります。機能が実際に利用するメンバーに合わなければ、十分な費用対効果は得られません。
したがって、「チームに必要な機能に過不足がなく、シンプルなメモアプリ」を選定すべきです。とくに、非IT企業の65歳の方でも、すぐに使えるほど簡単な「Stock」のようなアプリであれば、一切のストレスなくメモを蓄積できます。
【無料あり】エンジニアにおすすめのシンプルなメモアプリ5選
以下では、エンジニアにおすすめのシンプルなメモアプリ5選をご紹介します。
非IT企業におけるエンジニアの場合、メモアプリを選ぶうえで最も重視すべきポイントは「シンプルに使えること」です。具体的には、画面が見やすかったり、わずかな工数でメモの作成から共有ができたりするアプリを選びましょう。
さらに、シンプルであれば操作方法を教える必要もなく、ITが苦手なほかのチームも即日で使いはじめられます。そのため、社内にもスムーズに浸透するのです。
結論、エンジニアに最適なアプリは、必要な機能に過不足がなく、非IT企業の65歳以上の社員でも使えるほどシンプルな「Stock」一択です。
Stockの「ノート」には直感的にメモを残せるだけでなく、表や画像、ファイルも添付できます。さらに、更新したメモはリアルタイムで共有されるうえ、カテゴリごとに「フォルダ」で整理すれば、情報が入り乱れることもありません。
【Stock】メモを最も簡単に残して共有できるアプリ

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツール
ITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん
きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん
株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :5人で1,980円/月〜
- エンタープライズプラン :5人で4,800円/月〜
【Dropbox Paper】チームでリアルタイムにメモを編集できるアプリ

<Dropbox Paperの特徴>
- 会議で活用できる
- タスク管理機能がある
カレンダーと連携させて、特定の会議に必要な資料やメモを簡単に探し出せるうえに、議事録も作成できます。
タスクを作成してほかの社員に割り当てたり、期限を追加したりできるタスク管理機能が搭載されています。
<Dropbox Paperの注意点>
- 情報整理がしづらい恐れもある
メモは作成順に表示されるため、整理するにはフォルダごとに分けるなどの操作が必要です。
<Dropbox Paperの料金体系>
以下「Dropbox」のプランのいずれかに登録すると、Dropbox Paperも使えます。
- 無料プラン:0円
- Plus:1,500円/月(月払い)
- Family:2,500円/月(月払い)
- Professional:2,400円/月(月払い)
- Standard:1,800円/ユーザー/月(月払い)
- Advanced:2,880円/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise:要問い合わせ
【Milanote】メモをビジュアルボードに整理するアプリ

<Milanoteの特徴>
- ブレインストーミングに活用できる
- 画像やファイルをアップロードできる
ホワイトボードのような仕様の「Board」をチームで共同編集すれば、ブレインストーミングにも活用できます。
JPG、PDF、Wordなど、さまざまな種類の画像やファイルをアップロードできます。
<Milanoteの注意点>
- 無料プランではファイルのアップロード制限がある
無料プランでアップロードできるファイル数は10枚までとなっています。
<Milanoteの料金体系>
- 無料プラン:$0
- 個人向けプラン:$12.50/ユーザー/月(月払い)
- チーム向けプラン:$49〜/月(年払い、10人〜)
【OneNote】アイデアを手書きで残せるアプリ

<OneNoteの特徴>
- ノートシール機能がある
- 手書きでメモを残せる
該当のノートを目立たせる「ノートシール機能」があるので、重要なメモを見落としづらくなります。
手書きに対応しており、指やタッチペンで直感的にメモを残せます。
<OneNoteの注意点>
- 動作が重くなる場合がある
複数人で同時利用したりデータが増えたりすると、動作しづらい場合があるというユーザーもいます。
<OneNoteの料金体系>
- Microsoft 365 Business Basic:750円/ユーザー/月(年払い)
- Microsoft 365 Apps for business:1,030円/ユーザー/月(年払い)
- Microsoft 365 Business Standard:1,560円/ユーザー/月(年払い)
- Microsoft 365 Business Premium:2,750円/ユーザー/月(年払い)
【Google Keep】Google社が提供するメモアプリ

<Google Keepの特徴>
- 音声入力ができる
- あらゆる端末に対応している
会議の議事録をメモしきれないときでも、音声入力機能で情報を残せます。
iPhoneやAndroid、iPadなどあらゆる端末に対応しています。
<Google Keepの注意点>
- 構造的な整理が難しい
メモをラベルで分けるため「情報の構造的な整理には不向き」という声もあります。
<Google Keepの料金体系>
- 無料でダウンロードできます。
エンジニアにおすすめのメモアプリ5選の比較表
以下は、エンジニア向けメモアプリ5選の比較表です。(左右にスクロール可)
Stock【一番おすすめ】 | Dropbox Paper | Milanote | OneNote | Google Keep | |
---|---|---|---|---|---|
特徴 |
メモを最も簡単に残せるアプリ |
チームでリアルタイムにメモを編集できるアプリ |
メモをビジュアルボードに整理するアプリ |
アイデアを手書きで残せるアプリ |
Google社が提供するメモアプリ |
料金 |
|
|
|
|
無料 |
セキュリティ |
|
|
|
|
|
上記のように、アプリごとに料金やセキュリティ機能が異なるので、自社の予算や課題と照らし合わせたうえで選定しましょう。
即実践!メモアプリの便利な活用術3選
ここでは、メモアプリの便利な活用術を3つご紹介します。以下を実践したチームは、メモの内容を効果的に業務へ役立てています。
(1)見出しや箇条書きを活用する
まずは、メモアプリの活用術として、見出しや箇条書きの活用が挙げられます。
文章を羅列しただけのメモでは、要点が分からなかったり、ほかの話題と内容が混ざったりして、あとから見返したときに分かりづらいリスクがあります。そこで、見出しや箇条書きを使えば、文章構造が可視化されて、重要なポイントも明確になるのです。
また、一般的なメモアプリには、箇条書きをはじめとした「文章装飾機能」が備わっています。要点を分かりやすくするためにも、積極的に活用しましょう。
(2)ToDoリストを活用する
次に、ToDoリストを活用することもポイントです。
メモアプリにタスクを集約してリスト化すれば、一目でやるべきことが分かります。また、アプリではメンバー全員のタスクも見られるため、進捗管理にも役立つのです。
このように、メモアプリでToDoリストを活用すると、タスクの抜け漏れを防ぎやすくなって業務を正確に進められます。
(3)画像や書類を貼り付ける
最後に、画像や書類をメモに貼り付ける使い方もあります。
文章だけでは伝わりづらい内容も、画像や書類を貼り付ければ、視覚的に分かりやすく情報を記録できます。たとえば、「自社製品の情報メモに実物の画像を載せる」「議事録と共有資料を併せて保存する」などが効果的です。
また、メモアプリから直接ファイルをアップロードできれば、PCのフォルダからメールで画像を転送する手間も省けます。
エンジニアにおすすめのメモアプリや選定ポイントまとめ
ここまで、エンジニアにおすすめのメモアプリ5選や、選定ポイントを中心にご紹介しました。
非IT企業のエンジニアが、メモアプリを選ぶときに最も重視すべきなのは「簡単でシンプルに使えること」です。多機能で複雑なアプリと異なり、シンプルなアプリは操作方法が分かりやすいため、結果として情報を漏れなく残せるようになるのです。
ただし、メモを書き込めるだけで共有機能がないアプリは、複数人で業務を進めるビジネスには適しません。したがって、「メモを作成・共有する機能に過不足がないアプリ」が求められます。
結論、エンジニアが使うべきアプリは、導入即日で使えるほどシンプルなので、ほかのチームメンバーともすぐに使えるメモアプリの「Stock」一択です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を使い、エンジニアチームはもちろん全社で情報共有できる環境を構築しましょう。
関連記事: 仕事メモの上手な整理術とは?まとめるコツも解説!
関連記事: 【無料あり】スマホがメモ代わりになるアプリ5選!
関連記事: 【無料アプリあり】伝言メモを電子化する方法とは?