優先順位が分からないまま目先の業務に集中していると、やるべきことの抜け漏れによって、自身やチームの負担を圧迫する事態になりかねません。このような状況を避けるには、細かく分けた「ToDo」を正しい順番で一つひとつこなしていくことが有効です。
しかし、ToDoを適切に管理したいが「ToDoリストの作り方や、アプリの選び方が分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ToDoリストの作り方や、おすすめのアプリ5選を中心にご紹介します。
- ToDoリストの概要・作り方を把握したい
- ToDoリストの作成・管理に役立つアプリを比較検討したい
- 誰でも簡単にToDoリストを作成できる方法を探している
という担当者の方はこの記事を参考にすれば、効率的なToDo管理でミスを防ぐ方法が分かるほか、自社にあったToDoアプリが見つかります。
目次
ToDo(トゥードゥー)リストとは
以下では、ToDoリストの概要やタスクとの違いについて解説します。「そもそもToDoとは何か」を理解し、業務を効率化する重要性を社内メンバーへ伝えましょう。
ToDoとToDoリストの概要
ToDoの読み方は”トゥードゥー”で、仕事で発生する作業のうち、「いずれ処理しなければならないが、明確な期限が定まっていないもの」を指します。つまり、「ToDoリスト」とは、ToDoを一か所にまとめて一覧にした「やることリスト」なのです。
それゆえ、ToDoリストは、作業の抜け漏れ防止に加え、完了まで適切に業務進捗を管理する目的で作られます。やるべきこと(ToDo)をリスト化すれば「何をすれば良いのか」と同時に「何をしなくても良いのか」も分かり、ムダな作業を減らせます。
また、ToDoは期限が明確でないことから、優先順位が曖昧になりやすいと言えます。そこで、ToDoをリスト化すると優先順位を立てられるようになり、緊急性の高い業務にリソースを割けるなど、業務の効率化が期待できるのです。
ToDoとタスクとの違い
ToDoと似た用語に「タスク」があります。タスクは「期限までにやるべきこと、しなければならないこと」を意味します。
たとえば、「営業先へのプレゼン資料」は、営業先とのやりとりがスムーズに進むように、タスクとして期限を設定しなければなりません。また、「作業Aが完了しなければ、取りかかれない作業B」など、後続業務に影響する場合も「タスク管理」すべきです。
以上のように、ToDoとタスクはいずれも「仕事で発生したやるべき作業」です。しかし、明確な期限が設定されているかの点で意味が異なるのです。
ToDoリストでやることを管理する4つのメリット
以下では、ToDoリストでやることを管理する4つのメリットをご紹介します。ToDoリストを使って得られるメリットを正しく把握すれば、メンバーも自発的にToDo管理に取り組めるようになります。
(1)ToDoの抜け漏れがなくなる
ToDoリストを作成すれば、やるべきことの抜け漏れを防げます。
複数の業務に携わり多くのメンバーと並行してやりとりをしていると、自身の抱える業務を忘れかねません。そこで、ToDoリストを作成し「後から業務を見返せる」状態にすることで抜け漏れを防ぐ必要があります。
このように、ToDoリストはタスク管理の負担を分散できるので、マルチタスクをこなすビジネスマンにとって必須の作業だと言えます。
(2)ToDoの優先順位が明確になる
ToDoリストがあれば、仕事に優先順位をつけて効率的に処理できます。
ToDoリストがなければ、思いついた作業から順にこなさなければなりません。一方、ToDoリストを手元に用意すれば、ToDoを見える化できるようになり、効率的に消化するための優先順位を付けられます。
結果として、各ToDoの優先度が可視化され、効率的に業務を進められます。このように、ToDoリストを使えばやるべきことに優先順位を設ける習慣がつけられるのです。
(3)スケジュールを立てられる
ToDoリストはスケジュール管理にも適しています。
具体的には、ToDoリストにある仕事とそれぞれの作業工数・予定時間を見積もれば、おおよそのスケジュールを把握できるのです。さらに、ToDoリストを作るために業務を細分化することで、より正確にスケジュールを立てられます。
ToDoリストを活用してスケジュールが事前に分かるようになれば、余裕を持ったスケジュール設定も可能になり、想定外のトラブルが起こっても柔軟な対応が取れます。
(4)ToDoを可視化できる
ToDoリストを活用すれば「これから何をすれば良いのか」が可視化できます。
ToDoリストは、溜まった仕事を整理するのに役立ち、リストを活用すればスムーズに仕事を進められるようになります。逆に、ToDoリストを活用しないとメールやチャットなどのさまざまな媒体を確認しなければならず、着手するのが遅くなります。
また、ToDoを頭のなかで管理すると、業務が増えたときに重要なToDoを忘れる可能性があります。したがって、ToDoは目に見える形で一か所にまとめ、いつでも見直せるようにしておくべきなのです。
ToDoリストは紙のノートや付箋でも作れますが、管理が大変なうえに必要な情報を探し出す手間がかかります。そこで、「Stock」のような「時間や場所を問わず使えるToDo管理アプリ」でToDoリストを作成するのがおすすめです。
<4ステップ>効果的なToDoリストの作り方
以下では、ToDoリストの作り方を4ステップでご紹介します。「ToDoリストの作り方が分からない」「作ったことはあるが続かなかった」という方は、以下のステップをもとに原因を突き止め改善しましょう。
ステップ1|思いつくToDoをリストアップする
はじめに、思いつくToDoを洗い出しましょう。

抜け漏れなく洗い出すには、文字に書き出す方法が効果的です。また、業務の大小問わずリストアップしておけば、余すことなくルーチンワークとして日々の業務に組み込めるのでおすすめです。
また、「営業のアポイントメントをとること」が着地点となる場合は「商談リストを振り返る」「営業メールを見込み客に送信する」というように、やるべき行動が一目で分かる形にすると、スケジュールを立てやすくなります。
ステップ2|ToDoをカテゴリごとに分ける
次に、ToDoをジャンルごとに分けて整理します。
ToDoのジャンルが整理されていない環境では、複数の業務が入り混じって優先順位が不明瞭になります。そのため、「アポイント前」「アポイント後」のようにToDoをカテゴライズしましょう。
このように、ToDoをカテゴリごとに振り分けることで、複数の仕事に携わっていても効率的に仕事を進められます。
ステップ3|優先順位をつける
最後に、ToDoに優先順位を設定しましょう。ToDoに優先順位をつければ、限られた時間と労力を効率的に使えるようになります。
ToDoの優先順位付けには、緊急度と重要度の2つの軸を活用する「時間管理マトリクス」を用います。具体的には、以下の4つの分類にToDoを振り分けます。

1:緊急度が高い&重要度が高い
2:緊急度が高い&重要度が低い
3:緊急度が低い&重要度が高い
4:緊急度が低い&重要度が低い
1のToDoは最優先でとりかかるべき業務であり、4のToDoの優先順位は最も低いです。以上のように、緊急度と重要度の2つの軸でToDoを分類して、適切な優先順位を割り当てましょう。
ステップ4|ToDoをタスクに切り替える
最後に、必要に応じてToDoをタスクに切り替えましょう。
期限が明確でないとほかのメンバーが進捗を把握しづらく、最終的に対応漏れが生じるリスクが高まります。そのため、やるべき作業を放置させないためにも、締め切りのない「ToDo」から締め切りのある「タスク」へと変更すべきなのです。
ただし、「期限内に仕事が終わらない」事態を防ぐには、無理のない範囲で現実的な期限を設定するのがコツです。実際、タスクとタスクの間には「休憩」や「移動」などの計測しない時間もあるので、余裕を持った期限設定を心がけましょう。
<無料で使える>ToDoリストの作成・管理に役立つアプリ5選
以下では、ToDoリストの作成・管理に役立つアプリ5選をご紹介します。
ToDoリストで重要なのは、時間や場所を問わず使える「ToDo管理アプリ」を使うことです。とくに、ToDoを共有する機能があるアプリならば、個人だけでなくメンバー全員のやるべき業務を正しく管理できます。
ただし、社内でアプリを導入するときは「誰でも簡単に利用できるシンプルなアプリ」が前提条件となります。なぜなら、操作が難しいアプリや必要以上に多機能なアプリでは、ITツールに詳しくないメンバーが使いこなせず効率化が難しくなるためです。
結論、ToDoリストの作成・管理に最適なのは、スマホとPCの双方で使えて、非IT企業に勤める65歳以上の従業員でも簡単に使えるほどシンプルな「Stock」一択です。
Stockの「ノート」にはチェックボックス付きのToDoリストを作成でき、完了後はワンタップで打消し線を引くことができます。また、ノートに紐づけて「タスク」として設定すれば、テーマごとに「誰が、何をやるか」を明確にできて便利です。
【Stock】誰でも簡単にToDoリストを作成・管理できるアプリ

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【Google ToDo リスト】Googleサービスと連携できるアプリ

<Google ToDo リストの特徴>
- Googleサービスと連携できる
- あらゆるデバイスから使える
Gmailの受信メールからToDoリストを作成したり、Google カレンダーにToDoを表示したりするなど、ほかのGoogleサービスと連携してToDo管理できる点が特徴です。
スマホ・タブレット・PCのいずれの端末にも対応しており、Googleアカウントがあれば、無料ですぐに使い始められます。
<Google ToDo リストの機能・使用感>

- GmailでToDo管理できる
- カレンダー上でToDoを作成・確認できる
Gmailで受信したメールを、そのままタスクとしてToDoリストに追加できるので、返信漏れを防止したいときに役立ちます。

ToDoリストを作成するときに、日時を設定しておくと、ToDoをGoogleカレンダーへ反映させられます。そのため、スケジュールから漏れることなく、確実にToDoを管理できるのです。
<Google ToDo リストの注意点>
- ToDoの共有機能がない
- タスクの優先度を変えられない
ToDoを共有するには「Google Chat」または「Gmail」で作成したスペース内に、ToDoを追加しなければなりません。
利用しているユーザーからは「タスクの優先度を付けられたり、入れ替えを自由にして欲しい」という声があります。(引用:App Store)
<Google ToDo リストの料金体系>
- Googleアカウントを持っていれば、すべての機能を無料で利用できます。
【Excel】表形式でToDo管理できるMicrosoft 365のアプリ

<Excelの特徴>
- 表形式でToDo管理できる
- カスタマイズの幅が広い
「ToDo内容」「期限」「担当者」「メモ」といった項目を設定すれば、表形式でToDo管理できます。
「文字のフォント・サイズ」「項目」などを自由に変更して、自社に合ったToDoリストを作成できます。
<Excelの機能・使用感>

- 豊富なテンプレート
- 関数機能
ToDoリストに使えるテンプレートが豊富に用意されているので、手間をかけずに体裁を整えたい場合に適しています。
データを入力するだけで計算される仕様を作れるため、本日から期限までの残りの日数を自動計算したい場合に役立ちます。
<Excelの注意点>
- ファイル管理が面倒
- 複雑人による同時編集ができない
Excelでは、ファイル形式でToDoリストを管理します。そのため、ファイルの数が増えると、管理しきれず保存場所が分からなくなり、目的の情報を見つけるのに時間がかかってしまう恐れがあるのです。
利用しているユーザーからは「複数人では更新ができない点」を改善点として挙げており、他のユーザーとの共同作業には適していないという声があります。(引用:ITreview)
<Excelの料金体系>
以下は、一般法人向けの料金プランです。
- 無料プラン:0円
- Microsoft 365 Business Basic:1,079円/ユーザー/月(月払い)
- Microsoft 365 Apps for business:1,483円/ユーザー/月(月払い)
- Microsoft 365 Business Standard/2,249円/ユーザー/月(月払い)
- Microsoft 365 Business Premium:3,958円/ユーザー/月(月払い)
【Microsoft To Do】日々のToDoを組織的に管理できるアプリ

<Microsoft To Doの特徴>
- タスクを詳細な情報と共に管理できる
- あらゆるデバイスから使える
タスクには、メモや添付ファイルの追加・期限日や通知の設定が可能です。また、「ステップ」というサブタスクも追加できるので、やるべきことを細分化して管理できます。
スマホ・タブレット・PCのいずれの端末にも対応しており、外出先でも自分のToDoリストにアクセスできます。
<Microsoft To Doの機能・使用感>

- 今日の予定でタスクを確認できる
- タスクに重要度をつけられる
「今日の予定」からその日までにやらなければならない作業を確認できるので、タスク漏れを確実に防ぐのに役立ちます。

タスクの右側の星印をチェックすると、重要なタスクのみをまとめられます。また、期限も設定できるので、緊急度と重要度の両面から優先順位を付けられるのが便利です。
<Microsoft To Doの注意点>
- 他のツールとの互換性が弱い
- リマインダー機能が使いにくい
利用しているユーザーからは「他のツールとの互換性が弱いです。GoogleやOutlookと連携させ、カレンダーへの自動入力ができるようになるとより良いと思います。」という声があります。(引用:ITreview)
利用しているユーザーからは「リマインダー機能が今ひとつうまく機能していない。通知時刻を設定していてもその通知が来ないことがよくあるので、改善してほしい。」という声があります。(引用:ITreview)
<Microsoft To Doの料金体系>
以下は、一般法人向けの料金プランです。
- 無料プラン:0円
- Microsoft 365 Business Basic:1,079円/ユーザー/月(月払い)
- Microsoft 365 Apps for business:1,483円/ユーザー/月(月払い)
- Microsoft 365 Business Standard/2,249円/ユーザー/月(月払い)
- Microsoft 365 Business Premium:3,958円/ユーザー/月(月払い)
【Focus To-Do】タイマーとToDoリストを組み合わせたアプリ

<Focus To-Doの特徴>
- 時間とタスクの管理に特化している
- あらゆるデバイスに対応している
Focus To-Doは、「ポモドーロタイマー」と「ToDoリスト」を組み合わせたアプリです。ポモドーロタイマーとは、タスクを25分行って5分休憩をするというサイクルを作ることで、集中力を保ちながらタスクを終わらせるのに役立ちます。
スマホ・タブレット・PCだけでなく、Apple WatchやChromeブラウザの拡張機能にも対応しているため、ビジネスでの使用に適しています。
<Focus To-Doの機能・使用感>

- 集中力を保ったままタスクに取り組める
- タスクに詳細な情報を追加できる
今日までにやるべきこととポモドーロタイマーを同じ画面上で確認できます。そのため、集中力を保ち、タスクを把握しながら業務に取り組むことができるのです。

リマインダーや期限・サブタスクなど、タスクに付随する詳細な情報も追加して管理が可能です。また、4段階に分けて優先順位をつけられるため、タスクを正しい順序で終わらせるのに役立ちます。
<Focus To-Doの注意点>
- 繰り返しの選択肢が狭い
- タイマー機能が使いにくい
利用しているユーザーからは「繰り返しの選択肢にも、ただ何日ごと、何曜日にリマインドではなく、クリアしてから次のリマインドを行うようなものがあればもっと使いやすいです。」という声があります。(引用:App Store)
利用しているユーザーからは「25分たったあと、お知らせして欲しいが、無視した場合はそのまま記録し続けて欲しい。このアプリは勝手に休憩待機となり、記録が止まる。」という声があります。(引用:App Store)
<Focus To-Doの料金体系>
以下は、一般法人向けの料金プランです。
- 無料プラン:0円
- 有料プラン:600円/ユーザー/3ヶ月
- Focus To-Doプレミアム:300円/月
- 買い切り型:1,800円/月
<比較表>ToDoリストの作成・管理におすすめのアプリ5選
以下では、ToDoリストの作成・管理におすすめのアプリ5選の比較表を紹介します。
Stock【一番おすすめ】 | Google ToDo リスト | Excel | Microsoft To Do | Focus To-Do | |
---|---|---|---|---|---|
特徴 |
誰でも簡単にToDoリストを作成・管理できるアプリ |
Googleサービスと連携できるアプリ |
表形式でToDo管理できるMicrosoft 365のアプリ |
日々のToDoを組織的に管理できるアプリ |
タイマーとToDoリストを組み合わせたアプリ |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプル(中小規模の企業向けor数十人の組織向け) |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
更新のしやすさ |
【〇】マルチデバイス対応 |
【〇】マルチデバイス対応 |
【×】逐一ファイルを開く必要がある |
【〇】マルチデバイス対応 |
【〇】マルチデバイス対応(有料版のみ) |
共有のしやすさ |
【〇】メンバーのタスクも把握できる |
【×】Google ChatやGmailによる共有は可能 |
【×】複数人による同時編集ができない |
【×】Googleと連携して共有できない |
【×】複数人でのToDo管理に向いていない |
アラート機能 |
【〇】時間を設定できる |
【〇】時間を設定できる |
【×】アラート機能は備わっていない |
【〇】時間を設定できる |
【〇】時間を設定できる(有料版のみ) |
注意点 |
5名以上での利用が前提 |
ToDoの共有機能がない |
ファイル管理が面倒 |
他のツールとの互換性が弱い |
タイマー機能が使いにくい |
料金 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料 |
・無料プランあり
・有料プランは1,079円/ユーザー/月~
※Microsoftに搭載されているソフトなので、基本無料から使い始められる |
・無料プランあり
・有料プランは1,079円/ユーザー/月~
※Microsoftに搭載されているソフトなので、基本無料から使い始められる |
・無料プランあり
・有料プランは600円/ユーザー/3ヶ月~ |
公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「Google ToDo リスト」の詳細はこちら |
「Excel」の詳細はこちら |
無料で始められるものは「導入するハードルが低い」というメリットがある反面、機能に過不足が生じやすいなどのデメリットが伴います。そのため、導入のしやすさだけでなく、導入後に上手く活用できるかまで検討することが大切です。
ToDoリストを運用する3つのポイント
ToDoリストを作成しただけでは、リストがうまく活用されません。そのため、以下で紹介する「ToDoリストを運用する3つのポイント」を参考に、従業員が確実にToDoを完了できる環境をつくりましょう。
(1)ToDoを細分化する
ToDoは可能な限り分かりやすく細分化しましょう。
たとえば、「資料を作成する」という業務のなかには「データを分析する」「グラフにまとめる」など、複数の作業が含まれます。しかし、タスクが粗い状態で上司に報告すると、部下が業務にかけた時間と上司が予測した時間に乖離が生まれてしまうのです。
そのため、ToDoリストに記載する情報は、誰が見ても「何をどのくらいの時間をかけてするか」がわかる程度に細分化しましょう。
(2)定期的に見直す
定期的なToDoリストの見直しが必要です。
たとえば、1週間に1回は「ToDoの緊急度や重要度は正確か」「作業負荷が大きすぎないか」を見直しするルールを定めて運用しましょう。見直しの頻度は各企業や業務内容によって異なるものの、定期的に見直し、常に最適なリストを維持することが大切です。
また、メンバー全員でToDoリストを共有して上司がチェックする体制があれば、部下の仕事量が適切か判断できます。そのため、ToDoリストの見直しを、定期的な業務としてとり入れるべきなのです。
(3)いつでも確認できるようにしておく
時間や場所を問わず、すぐにToDoリストを確かめられると運用しやすくなります。
例えば、手書きノートで該当箇所を探すのでは時間がかかり、ExcelやGoogleスプレッドシートではファイルを開く手間が生じます。業務効率化のためのTodoリストにも関わらず、すぐに確認できない状態では意味がありません。
一方、「検索性に優れたToDo管理アプリ」を活用すれば、いつでも素早くやるべきことを確かめられるのです。たとえば、「Stock」のノートにTodoリストを作成すれば、高度な検索機能で目的の情報にすぐにアクセスできます。
チームのToDoリストの管理にアプリを使うべき3つの理由
以下では、チームのToDoリストの管理にアプリを使うべき3つの理由をご紹介します。Todoリストの効果を最大化したい担当者の方は必見です。
(1)情報とToDoを結びつけられる
1つ目に、情報とToDoを結びつけられる点です。
ToDoリストアプリには、やるべき作業の詳細情報をまとめて記載できるものがあります。たとえば、ToDoが発生した背景や作業手順を、紐づけられるアプリであれば、情報をあちこち探すことなく業務を遂行できるのです。
したがって、アプリやタブを切り替えることなく、作業に取りかかれるTodoリストアプリを導入するのがおすすめです。
(2)ToDoをメンバーに共有できる
2つ目に、ToDoをメンバーに割り振りできる点です。
ToDoをメンバーに共有できる機能が備わったアプリを使えば、プロジェクトを進めるのに便利です。なかでも、「Stock」では、チェックリストにしてToDo管理できるほか、メンバーにタスクとして依頼もでき、さらにメンバーがタスクを完了すると担当者に通知されます。
その結果、逐一進捗を確認する手間を省けるだけでなく、他の人に割り振ったタスクも簡単に管理できるのです。
(3)メンバーのタスクを一覧表で確認できる
3つ目に、メンバーのタスクを一覧表で確認できる点です。
チーム向けのタスク管理機能が備わったアプリを使えば、個人だけでなく、他のメンバーのタスクも確認できます。また、検索機能が充実したアプリであれば、タスクを日付や担当者ごとに絞り込めるので「誰が・どの業務を抱えているのか」を把握できるのです。
以上のように、チームのTodo管理にタスク機能の搭載されたアプリを導入すると、チームのタスクを全員で把握できるので、メンバー間で連携しやすい点がメリットです。
ToDoの概要や作り方・おすすめアプリまとめ
これまで、ToDoリストでやることを管理するメリットや作り方、おすすめアプリを中心にご紹介しました。
ToDoリストを作るとToDoの抜け漏れがなくなるのはもちろん、優先順位をつけられたり、スケジュールを立てやすくなったりするメリットがあります。
ただし、ToDoリストを作るだけで、適切な管理と共有ができなければ意味がありません。そのため、ノートや付箋のように目的のToDoを探しづらい媒体ではなく、「必要な情報へすぐにアクセスできるビジネスチーム向けのToDo管理アプリ」を使いましょう。
一方、現場のリテラシーに合わない多機能なアプリではすぐに使われなくなるので、誰でも説明不要で使いこなせるほどシンプルな、ToDo管理アプリの「Stock」一択です。
ぜひ「Stock」を導入し、ToDo管理事態ではなく、実際の業務にリソースを割ける環境を作りましょう。