近年では、紙のメモ管理から脱却して「オンラインメモ帳」を使う企業が増えています。オンラインメモ帳はブラウザやアプリに対応しており、時間や場所を問わず、すぐにメモへアクセスできるのが特徴です。
しかし、「メモ帳をオンラインで管理したいが、どれが良いのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ブラウザで情報管理・共有できるオンラインメモ帳のおすすめ7選をご紹介します。
- 紙のメモは管理が面倒なので、オンラインに移行したい
- オンラインメモ帳を使い、情報を効率よく管理したい
- ITが苦手でも、簡単に使えるオンラインメモ帳を探している
という方はこの記事を参考にすると、自社にマッチするオンラインメモ帳が分かり、情報管理を効率化できるようになります。
目次
ブラウザで使えるオンラインメモ帳の選び方3選
ここでは、ブラウザで使えるオンラインメモ帳の選び方を3つご紹介します。以下のポイントを押さえれば、自社に最適なオンラインメモ帳を導入できます。
(1)マルチデバイスに対応しているか
はじめに、オンラインメモ帳を選ぶときは、マルチデバイス対応かを確認しましょう。
PCだけでなくスマホからも利用できれば、オフィスにいなくてもメモが残せるので、情報の書き忘れを防げます。また、各デバイスのデータを同期すれば、情報が分散することもありません。
このように、マルチデバイス対応のアプリであれば、すぐにメモを残せるうえ情報も一元化できるので、あらゆる職場で重宝されます。
(2)誰でも簡単に操作できるか
次に、誰でも簡単に操作できる点もポイントです。
たとえば、「メモを簡単に書けない」「メモにすぐにアクセスできない」など操作がしづらいと、社員はメモアプリを使うのが面倒になり、次第に利用しなくなってしまいます。その結果、余計な運用コストだけがかかり続ける事態になるのです。
そのため、「チーム全員がストレスなく操作できること」を軸にメモ帳を選定すべきです。とくに、多機能なオンラインメモ帳は操作が複雑なので、必要な機能に過不足のない「Stock」のようなメモ帳アプリを利用しましょう。
(3)複数人でメモの共有ができるか
最後に、仕事では複数人でメモを共有できることも必須です。
メモの情報は、個人のみで管理するだけでなく、メンバーに共有する場面も多いです。とくに、ベテラン社員の知識や知見(ナレッジ)を共有すれば、社員教育や業務引き継ぎのときにも有効活用できます。
しかし、メールでは確認してもらうまでに時間がかかったり、チャットではメモが流れたりしてしまいます。そのため、「共有するメモに紐づいた形でメッセージができる」など、複数人でもスムーズに使えるメモ帳を選びましょう。
無料あり|ブラウザで情報管理・共有できるオンラインメモ帳7選
以下では、ブラウザで情報管理・共有できるオンラインメモ帳7選をご紹介します。
オンラインメモ帳を利用すれば、紙のメモのように情報が埋もれることなく、時間や場所を問わずメモへアクセスできます。ただし、ブラウザだけにしか対応していないメモ帳では、スマホから使いづらかったり、共有に手間がかかったりするケースも多いです。
一方、「ブラウザとアプリ双方から使えるメモ帳」であれば、端末を問わず快適にメモを残せるようになるのです。しかし、多機能なメモ帳では、直感的に情報を書き留められないので、誰でも簡単に操作できるアプリを選びましょう。
結論、オンラインメモ帳として最適なのは、ITが苦手な65歳の方でも、即日から使いこなせるほどシンプルなアプリ「Stock」一択です。
Stockの「ノート」に残したメモは、リアルタイムで任意のメンバーに共有され、業務ごとに「フォルダ」で分類できます。また、ブラウザとアプリの両方に対応しており、デバイスを問わずサクサクと動作する点も大きな強みです。
【Stock】非IT企業の65歳の方でも簡単に操作できるメモ帳アプリ

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツール
ITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん
きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん
株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :5人で1,980円/月〜
- エンタープライズプラン :5人で4,800円/月〜
【Dropbox Paper】Dropboxとも連携できるメモ帳アプリ

<Dropbox Paperの特徴>
- 付加機能が豊富
- Dropboxと連携できる
特定の内容にコメントをしたり、チェックリストを挿入したりできるなど、付加機能が豊富にあります。
Dropbox内のファイルを貼りつければ、ダウンロードなしですぐに開けます。
<Dropbox Paperの機能・使用感>

- 多様なドキュメントを埋め込める
- テンプレートを活用できる
「Youtube動画」「GIF」「Googleマップ」など、多様なドキュメントを埋め込めるので、アイデアの整理に役立ちます。
「製品ロードマップ」「ローンチ計画」など、豊富なテンプレートが備わっているので、簡単に資料を作成したい場面で便利です。
<Dropbox Paperの注意点>
- 共有リンクの管理に注意する
- スマホでは使いづらい
ドキュメントは共有リンクを発行すると外部へ共有できます。しかし、適切に管理しなければ第三者にアクセスされる可能性があるので注意しましょう。
ユーザーの口コミでは「外出先でpaperでメモをするには不便」という声も挙がっています。(引用:ITreview)
<Dropbox Paperの料金体系>
以下「Dropbox」のプランのいずれかに登録すると、Dropbox Paperも使えます。
- 【個人向け】Plus:1,500円/月(月払い)
- 【個人事業主向け】Professional:2,400円/月(月払い)
- 【小規模チーム向け】Standard:1,800円/ユーザー/月(月払い)
- 【大規模チーム向け】Advanced:2,880円/ユーザー/月(月払い)
- 【企業向け】Enterprise:要問い合わせ
【NotePM】社内Wikiとして利用できるメモ帳アプリ

<NotePMの特徴>
- 安心のセキュリティ
- 既読を管理できる
プライバシーマークの認定を受けており、2段階認証やアクセスログのセキュリティ機能が豊富です。
社内共有されたドキュメントを、社員が見ているかが確認できます。
<NotePMの機能・使用感>
- ファイルの中身を全文検索できる
- タイムライン機能が備わっている
ファイルの中身を全文検索できるので、資料を探している場面で、スピーディーに情報を見つけられます。
チームの活動状況を把握したいケースでは、タイムライン機能を活用すると、最新情報を確認できます。
<NotePMの注意点>
- 無料プランがない
- 直感的な操作が難しい
無料で利用できるのは30日間トライアルのみとなるため、使い続けるには有料プランにする必要があります。
ユーザーの口コミでは「正直年齢の高い社員には操作を説明する必要がある」という声も挙がっています。(引用:ITreview)
<NotePMの料金体系>
- プラン8:4,800円/月(〜8ユーザー)
- プラン15:9,000円/月(〜15ユーザー)
- プラン25:15,000円/月(〜25ユーザー)
- プラン50:30,000円/月(〜50ユーザー)
- プラン100:60,000円/月(〜100ユーザー)
- プラン200〜:120,000円/月〜(200ユーザー〜)
【Google Keep】完全無料で使えるメモ帳アプリ

<Google Keepの特徴>
- さまざまな形式でメモを残せる
- リマインダーを設定できる
テキストはもちろん、写真やリスト、音声などさまざま形式でメモを残せます。
メモにリマインダーを設定できるため、抜け漏れのリスクを軽減できます。
<Google Keepの機能・使用感>

- 重要なメモを固定できる
- 色分けで整理できる
メモに優先順位をつけたい場面では、重要なメモを上部に固定できます。
メモに背景色を設定して色分けできるので、メモの整理に貢献します。
<Google Keepの注意点>
- ファイルは保存できない
- メモ量が増えると見づらくなる
PDFなどファイルを保存するには、別のツールが必要です。
ユーザーの口コミでは「メモが溜まってくると、一覧が見にくくなるので、もう少しレイアウトが良くなるといい」という声も挙がっています。(引用:ITreview)
<Google Keepの料金体系>
すべての機能を無料で利用できます。
【ブラウザメモ帳】ブラウザから快適にメモを作成できる

<ブラウザメモ帳の特徴>
- 開いてすぐにメモを書ける
- シンプルな機能
サイトを開いてすぐにメモできるので、操作に無駄な時間がかかりません。
共有やタスクなどの機能はなく、メモ機能のみのシンプルな構成です。
<ブラウザメモ帳の機能・使用感>

- 情報漏洩のリスクがない
- 動作が軽い
送信機能がないので、情報漏洩のリスクが少ないものの、チームでメモを共有しづらい点が不便です。
動作が軽いので、すぐにメモをとりたい場面で便利です。
<ブラウザメモ帳の注意点>
- メモを保存するのには不向き
- メモは10個のみ
サイトを再読み込みするとメモが消去されるので、長期間の保存にはおすすめできません。
タイトル・本文を記入する箇所が10個のみなので、多くの情報はメモできません。
<ブラウザメモ帳の料金体系>
すべての機能を無料で利用できます。
【メモWeb】会員登録なしで利用できるメモ帳

<メモWebの特徴>
- 会員登録は不要
- メモ以外の機能も備わっている
サイトを開くとそのまま利用できるので、会員登録は不要です。
サイト内の「ファイルWeb」や「ペイントWeb」を利用すれば、手書きのメモやファイルの添付ができます。
<メモWebの機能・使用感>

- 多様な端末から使える
- プレーンテキストのみメモできる
WebサイトのURLが付与されるので、PC・スマホなど複数の端末から閲覧・編集したい場面で役立ちます。
ほかのオンラインメモと比較して、リストや強調の機能はない点が使いづらいと言えます。
<メモWebの注意点>
- ファイルは一日で削除される
「ファイルWeb」で添付したファイルは一日で削除されるため注意です。
<メモWebの料金体系>
すべての機能を無料で利用できます。
【pool sketch】メモ帳を無料で共有できる

<pool sketchの特徴>
- あらゆるデバイスで使える
- メモを無料で共有できる
PCだけでなく、iPhoneやAndroidからも利用できます。
独自のURLを送れば、メモを無料でネット上に共有できます。
<pool sketchの機能・使用感>

- 1人で複数のIDを発行できる
- ほかのメンバーのメモを削除してしまう恐れがある
1人で複数のIDを発行可能なので、メモの内容をコピーしてバックアップをとりたい場面で便利です。
チームで共同編集をしている場面では、ほかのメンバーのメモを上書きして削除してしまう恐れがある点がデメリットです。
<pool sketchの注意点>
- 100日以上の更新がないと削除される場合もある
- 情報漏洩のリスクがある
最終編集日から100日以上経過すると、使われていないIDとみなされて、ページが削除される場合もあります。
簡単なURLを設定していると、第三者がアクセスしてメモが流出する恐れがあるので、注意しなければなりません。
<pool sketchの料金体系>
すべての機能を無料で利用できます。
【比較表】ブラウザで情報管理・共有できるオンラインメモ帳7選
以下は、おすすめのオンラインメモ帳7選の一覧表です。特徴や注意点を比較して、自社に最適なアプリを導入しましょう。
Stock【一番おすすめ】 | Dropbox Paper | NotePM | Google Keep | ブラウザメモ帳 | メモWeb | pool sketch | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
非IT企業の65歳の方でも簡単に操作できるメモ帳アプリ |
Dropboxとも連携できるメモ帳アプリ |
社内Wikiとして利用できるメモ帳アプリ |
完全無料で使えるメモ帳アプリ |
ブラウザから快適にメモを作成できる |
会員登録なしで利用できるメモ帳 |
メモ帳を無料で共有できる |
注意点 |
既読機能はない |
スマホでは使いづらい |
直感的な操作が難しい |
ファイルは保存できない |
メモを保存するのには不向き |
ファイルは一日で削除される |
情報漏洩のリスクがある |
料金 |
・無料
・有料プランでも1人あたり324円/月〜 |
・無料プランなし
・有料プランは1,500円/月(月払い)~ |
・無料プランなし
・有料プランは4,800円/月~ |
・すべての機能を無料で利用できます。 |
・すべての機能を無料で利用できます。 |
・すべての機能を無料で利用できます。 |
・すべての機能を無料で利用できます。 |
公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「Dropbox Paper」の詳細はこちら |
「NotePM」の詳細はこちら |
「Google Keep」の詳細はこちら |
「ブラウザメモ帳」の詳細はこちら |
「メモWeb」の詳細はこちら |
「pool sketch」の詳細はこちら |
上記のなかでも、とくにブラウザだけでなくアプリにも対応しているメモ帳であれば、端末を問わず快適に操作できるのでおすすめです。
ブラウザで使えるオンラインメモ帳のメリットとは
ここでは、ブラウザで使えるオンラインメモ帳のメリットについて解説します。ブラウザで使えるオンラインメモ帳を活用すれば、情報共有を円滑化して、業務をスムーズに進められます。
(1)いつでもどこからでも閲覧・編集できる
1つ目は、いつでもどこからでも閲覧・編集できる点です。
オンラインメモ帳を活用すると、PCはもちろん、iPhoneやAndroidなどのスマホ、タブレット端末からも、メモを閲覧・編集できます。そのため、外出先やテレワーク下でも、必要なメモをすぐに確認できるのです。
このように、オンラインメモ帳は、必要なときに素早くアクセスして「議事録の作成」「アイデアの記録」などに役立てられます。
(2)紛失のリスクがない
2つ目は、紛失のリスクがない点です。
紙のメモは管理が難しく、デスク上で埋もれたり、メモ自体を紛失したりしてしまう恐れがあります。そこで、オンラインメモ帳であれば、ブラウザに情報が保存されるので、紛失のリスクがありません。
したがって、オンラインメモ帳を活用すると、メモの流失を防いで、安全に情報を管理できるメリットがあります。
(3)情報を共有しやすい
3つ目は、情報を共有しやすい点です。
紙のメモを共有する場合は「口頭で説明する」「メールに再度打ち直す」などの手間がかかります。一方、オンラインメモ帳では、ムダな作業を削減して、簡単に情報共有が可能です。
このように、オンラインメモ帳のメリットとして、チームのメンバーや社外の関係者とも、円滑に情報を共有できる点が挙げられます。
ブラウザで使えるオンラインメモ帳まとめ
ここまで、ブラウザで使えるオンラインメモ帳7選や、選定ポイントを中心に解説しました。
オンラインメモ帳を選ぶときは、PC・スマホ・タブレットのマルチデバイスに対応していたり、メモの作成・共有が一か所でできたりするかをチェックしましょう。加えて、チーム全員がストレスなく利用するには「操作のしやすさ」も重要です。
また、ブラウザだけでなくアプリにも対応したメモ帳であれば、共有に時間がかからず、あらゆる端末でサクサクと利用できます。したがって、「必要な機能に過不足がなくシンプルなメモ帳アプリ」が必須なのです。
結論、オンラインメモ帳として最適なのは、非IT企業の65歳の方でも、直感的にメモを蓄積・共有できるアプリ「Stock」一択です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」でブラウザやアプリを問わず、メモを円滑に管理しましょう。