Google Keep(グーグルキープ)は、スマホやパソコンで利用できる代表的なメモアプリです。Googleアカウントがあれば無料で使えるため、全世界で広く利用されています。
一方、「Google Keepの利用を検討しているが、ビジネス向きのメモアプリなのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Google Keepの特徴や使い方を中心にご紹介します。
- Google Keepの具体的な使い方が分からない
- Google Keep の危険性が知りたい
- Google Keepよりも簡単にメモを管理できるツールが知りたい
という方はこの記事を参考にすると、Google Keepの概要が分かるうえに、最も効果的にメモを残せる手段まで見つかります。
目次
- 1 Google Keep(グーグル キープ)とは
- 2 【他人に見られる?】Google Keep(グーグル キープ)に潜む危険性とは
- 3 【必見】Google Keep(グーグル キープ)よりも簡単に使えるメモアプリ
- 4 Google Keep(グーグル キープ)で業務はどう変わる?具体的な活用シーン
- 5 <初級編>Google Keep(グーグル キープ)の使い方
- 6 <中級編>Google Keep(グーグル キープ)の使い方
- 7 <上級編> Google Keep(グーグル キープ)の使い方
- 8 <特別編> iPhoneのメモをGoogle Keep(グーグル キープ)に移行する方法
- 9 Google Keep(グーグル キープ)の評判
- 10 <番外編>Google Keep(グーグル キープ)でタスク管理する手順とは
- 11 Google Keep(グーグル キープ)の使い方や特徴まとめ
Google Keep(グーグル キープ)とは
ここでは、Google Keepの特徴や機能を解説します。類似するメモアプリとの違いを確認して、自社に合うアプリかを見極めましょう。
「Google Keep」と「ほかのメモアプリ」との違い
Google Keep(グーグル キープ)は、Googleが提供しているメモ帳アプリです。
Google Keepでは、テキストはもちろん、音声で入力したりボイスメモを作成したりできるため、別の作業中でも簡単にメモを残せます。また、手書き入力にも対応しているので、図やイラストも手軽に示せるのです。
また、設定時間や位置情報に基づいたリマインダー機能があり「必要な時に、必要な場所で」通知を受け取れます。そのため、タスクをメモに記載して、タスク管理ツールとして利用するケースも多いです。
このように、Google Keepはさまざまな方法でメモを作成できる点とタスク管理にも使える点が特徴であり、ほかのメモアプリとの大きな違いです。
「Google Keep」と「LINE Keep」の違い
「Google Keep」と「LINE Keep」は、同様にテキスト情報やファイルを保存するために活用されるアプリです。ただし、以下のような違いがあります。
| Google Keep | LINE Keep | |
|---|---|---|
| 特徴 |
付箋にメモを書き込んだり、データを添付したりして情報を管理する |
LINEトーク上のやりとりや、写真や動画、ファイルをLINE内に保存して情報を管理する |
| 保存容量の制限 |
制限なし |
最大1GB |
| ファイルの保存 |
画像ファイルのみ |
あらゆる形式のファイルの保存が可能
※50MBを超えるファイルは30日間しか保管されない |
| Webページからメモの作成 |
【○】
※Google Keep Chrome拡張機能を追加する必要あり |
【○】 |
| フォルダ |
【○】
※ラベル機能でフォルダ分けが可能
|
【○】
※コレクション機能でフォルダ分けが可能 |
| サービス終了について |
サービス終了の予定なし
※Chromeアプリは2021年に終了 |
2024年8月28日にサービス終了 |
「LINE Keep」が2024年8月末にサービスが終了していることから、似たサービス名であるGoogle Keepと情報が混同しやすくなっています。Google Keepはサービス終了予定がないものの、過去にChromeアプリのサポートが終了しているので注意が必要です。(参考:Google Keepヘルプ)
さらに、「Google Keep」では、ほかのメンバーとのメッセージは残せません。したがって、あらゆる情報をストックする「ノート」と、ノートに紐づけて「メッセージ」のやりとりを残せる「Stock」のようなアプリを使いましょう。
Google Keepの機能と基本画面
Google Keepの機能と基本画面は、それぞれ以下の通りです。
<機能>
| 機能 | 特徴 |
|---|---|
| ラベル |
メモをカテゴリごとに分類できる機能です。 |
| アーカイブ |
利用頻度が低くなったメモをアーカイブ(非表示)にする機能です。 |
| 色分け |
メモ自体のカラーを変更できる機能です。利用すると視覚的にメモの種類を区別可能になります。 |
| 固定 |
特定のメモを固定して、分かりやすい場所で管理できる機能です。 |
| 音声メモ |
スマホのマイクから録音した音声をメモに残せる機能です。 |
| 手書きメモ |
指先や専用のペンで手書きのメモを残せる機能です。 |
| チェックリスト |
チェックボックスをタップすると、テキストに打ち消し線が引ける機能です。 |
| 共有 |
作成したメモをほかの人と共有できる機能です。 |
| リマインダー |
メモに通知設定をして、抜け漏れを防ぐ機能です。 |
| リッチテキスト |
テキストのスタイルを変更し、見やすくメモを作成する機能です。 |
以上のように、Google Keepは無料でありながら、メモの作成に便利な多くの機能を兼ね備えている点が強みです。
<基本画面>
書式設定オプション(リッチテキスト機能)は、iPhoneのアプリでは対応していないため注意が必要です。
Google Keepに関する5つのよくある質問
Google Keepでは、主に以下5つの質問が寄せられます。
<Q1. Google Keepはどこにある?>
Web版の場合は、公式サイトからGoogleにログイン後、「Googleアプリ一覧」を開くと「Keep」を選択できます。
スマートフォンのアプリ版の場合、iPhoneは「App Store」、Androidは「Google Play」からインストールが可能です。
<Q2. Google Keepはいつ終了する?>
Google Keepは、現時点(2025年2月時点)でサービス終了の予定はありません。ただし、Google KeepのChromeアプリのサポートは終了しており、PCではオフライン利用ができないので注意が必要です。
<Q3. Google Keepはどこに保存される?>
Google Keepのメモはクラウド(インターネット上の管理場所)に保存されます。
直接端末に保存されないため、万が一端末が故障しても、アカウント情報があればメモにアクセスできます。
<Q4. Google Keepはほかの人に見られる?>
Google Keepのメモが勝手に第三者から見られることはありません。
ただし、Google Keepのメモは共同編集者を設定できるため、設定後は解除しない限り、共有相手がアクセス可能となります。
<Q5. Google Keepのデメリットは?>
Google Keepのデメリットはビジネス利用には不向きな点です。
たとえば、テキストのカラー変更、表の挿入ができないことや複数のメモを一括で共有できない点が挙げられます。一方、メモを瞬時に共有できる「Stock」のようなアプリは、「ノート」に画像や表を挿入してメモを作成できるので、ビジネスシーンに最適です。
【他人に見られる?】Google Keep(グーグル キープ)に潜む危険性とは
結論、Google Keep内の情報は、Googleが誇る世界水準のデータセンターで安全に保管されるため、他人に不正アクセスされる危険は少ないと言えます。一方で、ほかにも潜在的な危険があるため、以下を考慮したうえで導入を検討するべきです。
- サービスの提供終了
- Googleアカウントの無効化
Googleは、過去にサービスを突然終了させた例があり、Google Keepも突然サービス終了になる可能性は否定できません。そのため、データが完全に消えないようあらかじめバックアップを取っておくことが賢明です。
Googleアカウントが操作ミスやセキュリティ違反によって無効化された場合、Google Keepへのアクセスが出来なくなります。そのため、定期的なパスワード変更や二段階認証などの対策が効果的です。
このように、Google Keepはメモの内容を閲覧できなくなる恐れがあり、危険性がないとは言い切れません。したがって、重要な情報を扱うビジネスにおいては、「Stock」のように国際セキュリティ資格を取得している、安全性の高いメモアプリを導入しましょう。
【必見】Google Keep(グーグル キープ)よりも簡単に使えるメモアプリ
以下では、Google Keepよりも簡単に使えるメモアプリをご紹介します。
Google Keepのメモは、まとめてメンバーに共有する機能がないため、都度共同編集者を追加しなくてはいけません。したがって、スピード感が求められるチームでの情報共有には使いにくいと言えるのです。
したがって、ビジネスにおいては「安全性が高く、共有・管理に手間がかからないアプリ」が最適です。さらに、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンからでも簡単に利用できるアプリであれば、場所や時間を問わずにメモを共有・確認出来て便利です。
結論、ビジネス向けのメモアプリとして最適なのは、簡単にメモを作成・共有・管理できるうえ、マルチデバイス対応で確認までスムーズなアプリ「Stock」一択です。
Stockの「ノート」に書き残したメモは、任意のメンバーにリアルタイムで共有されるうえ、カテゴリ別に「フォルダ」で管理するので、情報を適切に管理できます。また、「ノート」に紐づいたメッセージ機能で簡単にコミュニケーションが取れるので、メモの内容に関するやりとりも簡単です。
ITが苦手な65歳の方でも直感的に使えるアプリ「Stock」
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
|
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
|
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
|
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
<Stockの使用例>
以下は、「Stock」でメモを作成した例です。
Stockでは、「ノート」形式で簡単にメモを作成できます。テキストには太字や下線を使ったり色をつけたりできるほか、画像やファイル添付も可能なため、視覚的にわかりやすいメモを作成できます。

また、Stockで作成したノートは「フォルダ」でジャンルごとに整理して管理できます。そのため、後から目的の情報を振り返りやすいのです。

Google Keep(グーグル キープ)で業務はどう変わる?具体的な活用シーン
Google Keepを使う場合の具体的な活用シーンを以下にご紹介します。どのような使い方があるのか知ることで、実際の業務に活かすことができます。
(1)会議の議事録メモ・アイデア出し
まず、Google Keepは会議の議事録メモ・アイデア出しに活用できます。
たとえば、会議中の重要な決定事項や会議後にメモを共有、ブレインストーミングで出たアイデアを、付箋のようにKeepに書き出し、後でラベルや色分けで整理などが挙げられます。
このように、Google Keepを議事録メモやアイデア出しに活用すると、視覚的に情報の分類を捉えることができます。
(2)個人のタスク・ToDoリスト管理
次に、Google Keepは個人のタスク・ToDoリスト管理に活用できます。
たとえば、日々の業務で発生するタスクをKeepのチェックリストで管理し、締め切りがあるタスクには、リマインダーを設定し実行漏れを防ぎます。また、スマートフォンからも確認・更新ができるため、外出先でもタスク管理が可能です。
このように、個人のタスクやToDoリスト管理につかうことで、日々のやるべき仕事を明確にできます。
(3)収集した情報の管理
最後に、Google KeepはWebで収集した情報の管理にも役立ちます。
たとえば、Google Chrome拡張機能を使えば、閲覧中のWebページのURL、テキストの一部、画像などをワンクリックでKeepに保存、また、情報収集で見つけた資料を手軽に管理・クリッピングできます。
ただし、ToDoリストや議事録のメモなど、日々書き続けることで膨大な量になる可能性があります。
<初級編>Google Keep(グーグル キープ)の使い方
ここでは、Google Keepを利用するにあたって、必ずマスターしておくべき使い方を解説します。以下の基本的な操作方法を押さえれば、導入後に社員がアプリを使いこなせくなることもありません。
使い方1|メモを新規作成する
- スマホのアプリ一覧からGoogle Keepを開き、メイン画面を開きます。
- 画面右下の[+]をタップすれば、新規メモが作成されるので自由にメモをしましょう。

使い方2|メモの修正をする
該当のメモをタップすれば編集画面になり、修正できます。

使い方3|メモを削除する
メモを削除するには、任意のメモを開いてから、右下に表示される[︙]をタップします。そして、[削除]を選択すれば完了です。

また、削除したメモはすべて[ゴミ箱フォルダ]に移動するものの、7日後には空になってしまうので注意しましょう。なお、ゴミ箱フォルダは手動でも空にできます。
使い方4|アーカイブ・非表示にする
アーカイブは、一部のメモを非表示にする機能です。アーカイブを活用すれば、重要なメモだけがメイン画面に表示されるので、すぐに必要な情報が見つかるのです。
利用方法としては、下図のように、任意のメモをタップしながら左にスワイプするだけで完了します。

アーカイブしたメモは、画面左上の三本線のマークをタップして表示される[アーカイブ]からすべて確認できます。
使い方5|メモにラベルを貼り付ける
ラベルを貼ると、メモをカテゴリ分けできます。
利用方法としては、メモの画面右下に表示される[︙]をタップしたあと[ラベル]を選択します。

なお、新しいラベルを作成する場合はラベル名を入力し、既存のラベルをつける場合はチェックボックスをタップします。

また、特定のラベルがつけられたメモだけを確認したいときは、画面左上の3本線のマークをタップします。そして、表示されるラベル一覧から該当のラベルを選択すれば、メモが一覧表示されるので便利です。
使い方6|メモを色分けする
色分けによってメモの重要度を決められます。
利用方法としては、色を変更したいメモを開き、画面左下にある[パレット]のマークから任意の色を選択しましょう。色は全部で12種類あります。

上記のように、メイン画面や編集画面で色分けがされるので、ほかのメモとの違いがすぐに分かります。
使い方7|メモを固定(ピン留め)する
Google Keepのメイン画面にメモを固定すれば、常に目に入る場所で管理ができます。
メモの固定は、任意のメモを開いてから、画面右上の[ピン]のアイコンをタップすれば完了です。

固定されたメモはメイン画面の一番上に表示されるので、メモへのアクセス性が高まります。
使い方8|メモの表示方法を変更する
Google Keepのメモは一覧で表示されますが、表示方法の変更もできます。
方法としては、画面右上にある[ギャラリー表示]もしくは[リスト表示]のアイコンをタップすれば完了です。

作成したメモをあとから振り返りやすくするためにも、見やすい表示に変更しておくのがおすすめです。
<中級編>Google Keep(グーグル キープ)の使い方
ここからは、Google Keep中級者向けの使い方を解説します。以下の内容をマスターして、従来の面倒なメモ管理から脱却しましょう。
使い方1|ボイスメモを作成する
ボイスメモは、音声を文字に変換してメモを書き残す方法です。ボイスメモを使えば、移動中でテキスト入力ができないときでも簡単にメモを残せます。
- 画面下にある[マイク]のマークをタップします。
- 「お話しください」と表示されたら、スマホに向かって発話します。
- メイン画面に戻ると、下図のように作成したメモが表示されます。


使い方2|手書きでメモする
手書きメモは、指先や専用のペンを使って描画でメモする方法です。テキスト入力ができないときや、図・グラフを残すときに役立ちます。
- 画面下にある[ペン]のマークをタップします。
- ペンの「種類」「色」「太さ」のバリエーションが豊富なので、用途や好みに合わせてメモを作成します。
- メイン画面に戻ると作成したメモが表示されます。


使い方3|画像をメモに添付する
画像メモは写真や画像をメモとして添付しておく方法です。テキストのメモと一緒に書き残せるため、写真や画像の説明文も同時に管理できます。
- 画面下にある[画像]のマークをタップしたあと、[写真を撮る]と[画像を選択]のいずれかを選択します。
- 下図のようにテキストの入力画面が表示されるので、写真や画像に関する[メモのタイトル]と[メモの内容]を入力します。
- メイン画面に戻ると作成したメモが表示されます。


使い方4|チェックリストを作成する
チェックリストメモは箇条書きでメモを残す方法です。各チェックボックスをタップすれば、テキストに打ち消し線が入ってステータスが明確になります。
- 画面下にある[チェックボックス]のマークをタップしましょう。なお、チェックリストを追加する場合には[+ リストアイテム]をタップします。
- メイン画面に戻ると作成したメモが表示されます。


上記のほかにも、チェックリストに表示されている「6つの点のアイコン」を長押して上下にスライドすると、リストの並び替えができます。
使い方5|リッチテキストを使う(見出し・太字・下線・斜体)
リッチテキストとは、テキストを強調したり見出しスタイルに変更したりできる機能です。メモの重要箇所を強調することで、見やすいメモを作成可能です。
- まずは作成したメモ内の強調したい箇所を選択します。
- 次に、メモ左下の[書式設定オプション]をクリックします。
- 最後に、[見出しスタイル]、[太字]、[斜体]、[下線]から任意のテキスト形態を選択して完了です。



ただし、リッチテキスト機能はiPhoneアプリに未対応のため注意が必要です。
<上級編> Google Keep(グーグル キープ)の使い方
以下では、Google Keepの発展的な使い方を解説します。ビジネスに役立つ機能が多いので、全社で使いこなせれば業務負担が大きく軽減します。
使い方1|共有機能
Google Keepのメモを、ほかのメンバーへ簡単に共有できます。従来のように、メモをわざわざスクリーンショットして送る必要がなくなるので便利です。
方法としては、画面右下の[︙]から、[送信]または[共同編集者]を選択します。

なお、「送信」と「共同編集者」の違いは以下の通りです。
- 送信
- 共同編集者
AirDropやメール、メッセージなどのコミュニケーションツールから送信できます。
共有相手のメールアドレスを入力すれば、Google Keep上で共同編集ができます。
共有設定をオフにする際は、[設定]>[共有を有効にする]をオフにすれば完了します。

使い方2|タスク割り機能
チェックリストメモで作成したチェック項目を、さらに細分化できます。
下図のように、任意のメモを選択して、細分化したいチェックリストをタップしながら右にスライドするだけで設定完了です。

上記を活用すれば、リストが複雑になったときでも、階層を分けてチェックリストをまとめられるのです。
使い方3|リマインダー機能
メモアプリのデメリットとして、アプリを開かなければメモが確認できない点が挙げられます。しかし、リマインダー機能を使えば設定した期限に通知されるので、タスクの期限を忘れる心配がありません。
- 画面右上にある[ベルマーク]をタップします。
- 下図のようにリマインドしてほしい日付や時間を設定します。[場所の選択]をすると、指定場所に到着したときにリマインドされます。

<特別編> iPhoneのメモをGoogle Keep(グーグル キープ)に移行する方法
ここでは、iPhoneのメモをGoogle keepに移行する方法をご紹介します。以下の手順に従って、メモをGoogle keepに移行しましょう。
まず、iPhoneのメモ画面右上にある共有ボタンをタップします。

つぎに、アプリ一覧からGoogle keepを選択します。

つぎに、Google keep上のラベルとアカウントを選択して保存します。

最後に、Google keepを開いて正確に保存できているか確認しましょう。

Google Keep(グーグル キープ)の評判
ここでは、Google Keepを実際に利用したユーザーの声を紹介します。第三者の客観的な意見を参考に、自社導入可否の判断材料にしましょう。
※こちらでご紹介する口コミ・評判は、ITreview(アイティーレビュー)より引用しています。
Google Keepの良い口コミ・評判
はじめに、Google Keepの良い口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「すぐに書き留められる」「閲覧権限を設定できる」との声が挙げられています。
非公開ユーザー(投稿日:2025年10月15日)電車での移動中や、何らかの「ながら作業中」に、思いついたYoutubeショートのネタや企画、SEO記事の構成アイディア、広告クリエイティブのキャッチコピーなどを思いついた際に、すぐに書き留めたいという瞬間に、Keepメモは瞬時に書き残せるので気に入っています。
非公開ユーザー(投稿日:2025年10月05日)優れている点・好きな機能・オンライン会議で出た決まったことなどのタスクをメモして、そのまま閲覧権限を付与できるその理由・会議中のちょっとした発言から、決定事項までの議事録をそのままメールアドレスで共有でき、タスクの漏れをなくした
非公開ユーザー(投稿日:2025年10月02日)優れている点・好きな機能・クロスプラットフォームで端末を選ばない・リマインド機能も地味に助かるその理由・Googleアカウントで連携できるので別PCやスマホからでもアクセスできて非常に便利・メモごとにリマインダーが設定できるので、別でスケジュールに登録する必要がなく、タスクリストとしても使える
Google Keepの改善点に関する口コミ・評判
次に、Google Keepの改善点に関する口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「画面切り替えがめんどくさい」「文字の色が変えられない」との声があります。
非公開ユーザー(投稿日:2025年10月15日)ラベルは非常に便利なのですが、ラベル一覧のUIが若干弱いと感じます。タグの階層化が出来ない為、プロジェクト単位でのメモ管理では、どこか限界を感じてしまいます。
非公開ユーザー(投稿日:2025年10月05日)欲しい機能・分かりづらい点・オンライン会議の際、Zoomや他のツールとの連携機能が欲しいその理由・Zoomの画面いったり、メモの画面いったりと画面を切り替えなくてはいけないため
非公開ユーザー(投稿日:2025年10月02日)欲しい機能・文字色機能その理由・背景はメモごとに変えられるし、文字サイズも変えられるが、文字色は変更ができないので、 これができればもう他に欲しい機能は無い
せっかくメモアプリを導入しても、使いづらさを感じるといずれ利用しなくなってしまいます。そこで、過不足ない機能を備えているのに、シンプルで簡単にメモできる「Stock」のようなツールでメモを管理しましょう。
<番外編>Google Keep(グーグル キープ)でタスク管理する手順とは
Google Keepでタスク管理する場合、以下の手順を踏みましょう。
- 「未着手」「作業中」「完了」のラベルを作成します。
- タスクを記入したメモを作成し、ラベルやリマインダー設定をします。


以上の画像のようにラベル別に色をつけると視覚的にも進捗状況を捉えることができます。
以上のように、タスクのステータスごとにラベル付けすれば、効率的なタスク管理が可能です。しかし、誤ってタスクを削除してしまったり、終了前にチェックボックスにチェックを入れてしまわないよう注意しましょう。
Google Keep(グーグル キープ)の使い方や特徴まとめ
ここまで、Google Keepの概要から使い方までを中心にご紹介しました。
Google Keepは、テキストや音声、手書きでメモを残したり、ToDoリスト機能やリマインダー機能でタスク管理したりできる便利なメモアプリです。また、Googleアカウントを持っていれば端末を問わず、無料で利用できる点も大きな特徴です。
一方、「フォルダや階層管理ができない」「テキストの色を変えられない」などという意見があり、膨大な情報を見やすく管理しなければいけないビジネス利用には不向きです。したがって、「あらゆる情報を簡単に残しながら、管理まで手軽にできるメモアプリ」を選びましょう。
結論、Google Keepのデメリットをすべて解消するのは、シンプルな操作性で、どんな情報もきちんと管理できるアプリ「Stock」一択です。
ぜひ「Stock」を導入して、簡単かつ効果的にメモを作成しましょう。


