今日のデジタル化に伴い、仕事のメモに「メモ帳アプリ」を使う人が増えています。なかでも、スマホのメモ帳アプリを使えば記録の手間がかからないうえに、場所を問わずにすぐに参照できるので便利です。
しかし、紙のメモからアプリへ移行したくても、「アプリの種類が多いので結局どれを選べば良いか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、広告なしのシンプルなメモ帳アプリ5選を中心にご紹介します。
- 広告無しで簡単に使える、シンプルなメモ帳アプリを探している
- アプリの機能感や評判を比較して、自社に合ったメモ帳アプリを見つけたい
- 無料のメモ帳アプリを使うことで、業務の情報をデジタル化したい
という担当者の方はこの記事を参考にすると、厳選されたビジネス向けメモ帳アプリから、自社の環境に合うアプリを選定できます。
目次
メモ帳アプリの4つの選定ポイント
ここでは、メモ帳アプリを選ぶときのポイントを4つ解説します。以下の内容を踏まえて、自社に最適なアプリを導入しましょう。
(1)操作がシンプルか
1つ目のポイントは、操作がシンプルかです。
操作がシンプルなアプリであれば、メモを書き残したり参照したいときに、すぐに画面を開けます。一方、多機能で操作が複雑なアプリは、何度もタップしたり画面を切り替えたりしなければならず、メモの作成や確認に時間がかかるのです。
とくに、ビジネスにおいてはスピーディーにメモを取ることが求められるので、アプリを選ぶときは「シンプルな操作性」を重視しましょう。
(2)マルチデバイス対応か
2つ目のポイントは、マルチデバイス対応かです。
マルチデバイス対応のメモ帳アプリであれば、スマホとPC間でデータを共有して、スムーズに作業を進められます。たとえば、「移動中に作成したメモを職場のPCで確かめる」「スマホの画面では見づらいメモをPCで読む」といった使い方ができるのです。
導入後に、”スマホやPCのどちらかでしか使えず不便だ”とならないよう、あらゆる端末に対応しているアプリを選びましょう。
(3)共有機能があるか
3つ目のポイントは、共有機能があるかです。
仕事のメモには、「業務情報」「顧客情報」「個人のノウハウ(業務を通して得た知識)」など、自分のことだけでなく、ほかの社員に共有する内容も書き込みます。そこで、共有機能が付いたアプリを使えば、個人で作成したメモをそのまま共有して、有効活用できるのです。
ただし、メールやチャットを介して共有する場合、他のメッセージで埋もれてしまい、伝達漏れが起こりやすいです。したがって、共有したメモが流れずに蓄積される「Stock」のようなアプリを選びましょう。
(4)過去のメモをすぐに探せるか
4つ目のポイントは、過去のメモをすぐに探せるかです。具体的には、以下の3つの機能を備えたアプリを選びましょう。
- フォルダ機能:メモをテーマごとに分類できる機能
- タグ機能:メモに単語やキーワードを紐づけて整理できる機能
- 検索機能:メモの本文やタイトルを検索して探せる機能
以上の3つの機能を搭載したメモアプリであれば、メモを見たいときにすぐに取り出せます。とくに、仕事のメモはあとから何度もチェックするので、「すぐに必要なメモを探せるアプリ」が不可欠です。
スマホ標準搭載のメモアプリはどこにある?
以下では、スマホに標準搭載されているメモ帳アプリの探し方を紹介します。
iPhone編|標準搭載メモ帳アプリ
iPhoneには機種を問わず純正のメモアプリが標準搭載されています。見つからない方は以下の2つの方法を試しましょう。
検索をかける
iPhoneでアプリを検索する方法は大きく分けて2つです。
- ホーム画面を下向きにスワイプする
- ホーム画面の最後のページにあるAppライブラリの上部分から検索する
Appライブラリでは検索機能がついているだけでなく、使用用途ごとにアプリが分けられています。iPhoneのメモ帳アプリは”仕事効率化とファイナンス”というところに入っているので同時に確認しましょう。(参考:iPhoneユーザーガイド|iPhoneのアプリライブラリでアプリを見つけて使用する)
Apple Storeから探す
Apple Storeから探すときには以下の手順ですすめましょう。
- [Apple Store]のアプリをタップする
- 画面右上のプロフィールアイコンをタップする
- [購入済み]をタップする
- インストールされていれば[すべて]、アンインストールされていたら[このiPhoneにはない]にある
iPhoneではすべての機種で必ず純正のメモ帳アプリが最初から入っていますが、見つからなかった場合は設定が誤っていないか確認しましょう。(参考:iPhoneユーザーガイド|iPhone、iPad、iPod touch でメモが見当たらない場合)
Android編|標準搭載メモ帳アプリ
Androidにも標準搭載されているメモ帳アプリがあります。メモ帳アプリが見つからない方は以下の2つの方法を試しましょう。
アプリ一覧から探す
スマホのアプリ一覧から探し出す手順は以下の通りです。
- 画面のしたから画面の上に向かってスライドする
- 表示される[すべてのアプリ]をタップする
- アプリ一覧に切り替わるので、メモ帳アプリを探す
上記の方法でメモ帳アプリが見つからなかった場合は、次にご紹介する「Google Playから探す」を参考にしましょう。
Google Playから探す
Google Playから探し出すには、以下の手順で進めましょう。
- [Google Play]のアプリをタップする
- 画面右上のプロフィールアイコンをタップする
- [アプリとデバイスの管理]をタップする
- [管理]>[インストール済み]からメモ帳アプリを探し出す
Androidのスマホは機種によって搭載されているメモ帳が異なるうえ、元から搭載されていない機種が存在したりします。上記の手順で見つからなかった場合、メモ帳アプリが端末にダウンロードされていない可能性があります。
また、そもそも「標準のメモ帳アプリ」では、最低限の文字入力しかできないため、伝言メモなどのビジネス利用には「別のメモ帳アプリ」がおすすめです。
【Android・iPhone対応】広告なしのおすすめメモ帳アプリ5選!
以下では、ビジネス利用におすすめのメモ帳アプリを5つご紹介します。
仕事でメモ帳アプリを使う場合は、「検索」「共有」「フォルダ」の3つの機能が必須です。検索機能やフォルダ機能があれば必要なメモをすぐに探し出せるようになり、共有機能があれば重要なメモをスムーズにメンバーへ伝達できるので仕事が効率的に進みます。
さらに、「タスク管理機能」のついたメモアプリを使うと、メモ帳で簡単に”やるべきこと”を管理でき、仕事を進めるのに役立ちます。ただし、多機能なアプリは操作が複雑になりがちなので、「機能に過不足のないシンプルなメモ帳アプリ」を選びましょう。
結論、ビジネス利用におすすめなのは、“検索・共有・フォルダ・タスク管理”の4つの機能を搭載しており、直感的に操作できるシンプルなアプリ「Stock」一択です。
Stockの「ノート」に残したメモは、任意のメンバーにリアルタイムで共有されるうえ、「タスク」を紐づけられるので、やるべき仕事に漏れなく対応できます。さらに、「フォルダ機能」や「高度な検索機能」もあるので、必要な情報がすぐ見つかるのです。
【Stock】最も簡単にメモを作成・管理できるアプリ
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
<Stockの機能>
以下は、Stockの機能をまとめた表です。搭載されている機能には〇、未搭載の機能には×をつけています。
検索機能 | ◎(さまざまな検索条件で絞り込み可) | タスク管理機能 |
◎(依頼や通知も可能) |
共有機能 |
◎(簡単に共有) |
---|---|---|---|---|---|
PC対応 |
〇 |
画像・PDF対応 |
〇 |
フォルダ機能 |
〇 |
iPhoneアプリ |
〇 |
Androidアプリ |
〇 |
iPad対応 |
◎(iPad専用アプリあり) |
【ナレカン】社内情報やノウハウの共有に役立つメモアプリ
ナレカンは、Stockと同様、過不足のない機能を備えたシンプルなメモ帳アプリです。
「ナレカン」では、フォルダ機能や共有機能に加えて、既読機能があるのでメモの閲覧者をすぐに把握できます。さらに、添付ファイルの中身まで検索できるので、記載したあらゆる情報をすぐに探し出せるのです。
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
https://www.stock-app.info/narekan_document_request.html
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
<ナレカンの機能>
以下は、ナレカンの機能をまとめた表です。搭載されている機能には〇、未搭載の機能には×をつけています。
検索機能 | ◎(ファイル内検索に対応) | タスク管理機能 |
× |
共有機能 |
◎(簡単に共有) |
---|---|---|---|---|---|
PC対応 |
〇 |
画像・PDF対応 |
〇 |
フォルダ機能 |
◎(フォルダごとにアクセス権限の設定が可能) |
iPhoneアプリ |
〇 |
Androidアプリ |
〇 |
iPad対応 |
〇 |
【Google Keep】手書きのメモも書き残せるアプリ
<Google Keepの機能>
以下は、Google Keepの機能をまとめた表です。搭載されている機能には〇、未搭載の機能には×をつけています。
検索機能 | 〇 | タスク管理機能 |
〇(チェックリスト、リマインダーの作成が可能) |
共有機能 |
△(メモごとの共有のみ) |
---|---|---|---|---|---|
PC対応 |
〇 |
画像・PDF対応 |
△(※画像以外は添付不可) |
フォルダ機能 |
× |
iPhoneアプリ |
〇 |
Androidアプリ |
〇 |
iPad対応 |
〇 |
<Google Keepの特徴>
- 音声入力ができる
- 位置情報と連携できる
会議の議事録メモとして音声を録音する場面や、手入力する時間がないときに音声入力機能が便利です。また、テキストだけでなく手書き入力にも対応しています。
位置情報と紐づけてリマインダーを受け取れます。たとえば、買い物リストを作成した場合、位置情報に基づいて、お店に到着後すぐにリストが表示されます。
<Google Keepの機能・使用感>
- メモの内容に合わせて背景画像を変えられる
- 簡素なメモしか残せない
メモの背景画像を変えられるので、複数のメモを管理する場合に視覚的に分かりやすくすることができます。ただし、文字の色や大きさは変更できないため、背景によっては文字が見づらくなります。
付箋のような形でメモを残すため、簡単な補足や箇条書きのみ書ける仕様となっています。したがって、プロジェクトの概要といった詳細な情報の記録には不向きです。
<Google Keepの注意点>
- PDFファイルを添付できない
- メモの共有には向かない
- メモのフォルダ分け機能がない
Google KeepにはPDFファイルを保存できないため、「メモと一緒にファイルをまとめておく」といった使い方はできません。
メモをまとめて共有できないため、付箋ごとに共有設定をしなければなりません。そのため、頻繁に情報共有するビジネスの場面では不便です。
利用しているユーザーからは「メモの分類がタグのみなので、フォルダに分けて整理できたりすると良い。」という声があり、メモが増えると探すのが難しくなる点が懸念されます。(引用:ITreview)
<Google Keepの料金体系>
Google Keepはすべての機能を無料で利用できます。
【Evernote】画像やファイルも添付できるノートアプリ
<Evernoteの機能>
以下は、Evernoteの機能をまとめた表です。搭載されている機能には〇、未搭載の機能には×をつけています。
検索機能 | 〇 | タスク管理機能 |
〇(締め切りやリマインダーの設定は有料) |
共有機能 |
△(URLによる共有がメイン) |
---|---|---|---|---|---|
PC対応 |
〇 |
画像・PDF対応 |
〇 |
フォルダ機能 |
〇 |
iPhoneアプリ |
〇 |
Androidアプリ |
〇 |
iPad対応 |
◎(iPad専用アプリあり) |
<Evernoteの特徴>
- あらゆる形式のデータを保存できる
- スケジュールを管理できる
画像や動画、Webページなどあらゆる形式のデータに加えて、PDFファイルも添付できます。
Evernoteでは、ノート・タスク・スケジュールをまとめて管理できます。そのため、たとえば議事録を作成したノートと、会議のスケジュールを紐づけると、日付をもとに過去の議事録を振り返れます。
<Evernoteの機能・使用感>
- ファイル添付に対応している
- 手書き入力や描画が可能
ファイル添付にも対応しており、添付後にファイル名を変えることも可能です。また、PDFファイルなどはプレビュー表示できるので、逐一ダウンロードする煩わしさがありません。
パソコンからのテキストだけでなく、手書き入力も可能です。タッチペンがなくともマウスパッドで描画できるので、簡単な図を残したい場合に便利です。
<Evernoteの注意点>
- 多機能ゆえに使いこなすのが難しい
- 共有に手間がかかる
- 動作が重い
Evernoteには多種多様な機能が搭載されています。しかし、逆にデジタルに慣れていない従業員が使いこなすのは難しく、社内に浸透しない恐れがあります。
ノートを共有するには、チームプランの「EVERNOTE TEAMS」に加入するか、URLをメールやチャットで送信しなければなりません。
ユーザーからは「画像挿入によって動作が重くなった」といった、動作の重さに関する口コミが多く寄せられています。(参考:ITreview)
<Evernoteの料金体系>
- FREE:0円
- PERSONAL:1,100円/月(月払い)
- PROFESSIONAL:1,550円/月(月払い)
- EVERNOTE TEAMS:2,100円/ユーザー/月(月払い)
【Simplenote】文字のメモに特化したメモ帳アプリ
<Simplenoteの機能>
以下は、Simplenoteの機能をまとめた表です。搭載されている機能には〇、未搭載の機能には×をつけています。
検索機能 | 〇 | タスク管理機能 |
△(チェックリストのみ) |
共有機能 |
△(リンクによる共有がメイン) |
---|---|---|---|---|---|
PC対応 |
〇 |
画像・PDF対応 |
× |
フォルダ機能 |
× |
iPhoneアプリ |
〇 |
Androidアプリ |
〇 |
iPad対応 |
〇 |
<Simplenoteの特徴>
- 文字のメモだけに特化している
- Markdown記法に対応している
Simplenoteには文字のメモだけを保存できます。そのため、画像や動画を一緒に記録するほかのメモ帳アプリよりもスムーズに動作します。
Markdown記法に対応しているので、見やすいメモを簡単に作成できます。
<Simplenoteの機能・使用感>
- 文章入力に手間がかからない
- 文字の装飾はできない
Wordを使うように文字を入力できるので、複雑な操作がないシンプルなメモ帳アプリを探している人に適しています。
文字のサイズや色を変えたり、下線を追加したりして、メモを装飾することはできません。
<Simplenoteの注意点>
- メモの管理が難しい
- 画像やファイルを保存できない
- 検索機能が乏しい
Simplenoteはタグ機能があるものの、フォルダ機能がないので、メモの管理が煩雑になりやすいです。そのため、ほかのメモ帳アプリよりも必要なメモを探すのに時間がかかる恐れがあります。
Simplenoteは文字の保存に特化したアプリです。そのため、画像やファイルをメモに貼り付けるといった使い方ができません。
ユーザーからの口コミでは、「URLをはっても飛ぶことができない」という声が見られます。(参考:ITreview)
<Simplenoteの料金体系>
Simplenoteはすべての機能を無料で利用できます。
シンプルなメモ帳アプリ5選の比較表
以下は、シンプルなメモ帳アプリ5選の比較表です。特徴や料金を比較して、自社に合うアプリを見つけましょう。(※表は左右にスクロールできます)
Stock【一番おすすめ】 | ナレカン【おすすめ】 | Google Keep | Evernote | Simplenote | |
---|---|---|---|---|---|
特徴 |
最も簡単にメモを作成・管理できるアプリ |
社内情報やノウハウの共有に役立つメモアプリ |
手書きのメモも書き残せるアプリ |
画像やファイルも添付できるノートアプリ |
文字のメモに特化したメモ帳アプリ |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単(大手~中堅企業向け) |
シンプルで簡単(中小規模の企業向け) |
シンプルで簡単 |
多機能 |
シンプルで簡単 |
フォルダ機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【×】 |
共有機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【△】※ただし、メモごとの共有のみ |
【△】※ただし、URLによる共有がメイン |
【△】※ただし、リンクによる共有がメイン |
注意点 |
手書き入力は画像にのみ対応 |
メモの手書き入力はできない |
メモのフォルダ分け機能がない |
多機能ゆえに使いこなすのが難しい |
文字の装飾はできない |
料金 |
・無料
・有料プランは500円/ユーザー/月〜 |
・無料プランなし※無料トライアルはあり
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料 |
・無料プランあり
・有料プランは1,100円/月~ |
・無料 |
公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Google Keep」の詳細はこちら |
「Evernote」の詳細はこちら |
「Simplenote」の詳細はこちら |
このように、アプリによって特徴や機能は異なります。したがって、実際に利用するシーンを想定して、最適なアプリを選びましょう。
ビジネス編|メモ帳アプリの活用方法
以下では、メモ帳アプリの活用方法を4つご紹介します。「アプリの具体的な使い方が分からない」という方は必見です。
(1)手書きノートをデジタル化する
1つ目の活用方法は、「手書きノート」や「手書きメモ」をデジタル化することです。
紙のメモを写真に撮って、画像データとしてアプリ上にアップロードすれば、簡単にペーパーレス化を実現できます。そのため、紙に慣れており、スマホでメモする習慣がない人は、”アナログなメモを電子化すること”から始めましょう。
ただし、メモ帳アプリのなかには、画像やファイル添付に対応していないものも多くあります。したがって、あらゆる情報を残せる「Stock」のようなアプリを選び、活用の幅を広げましょう。
(2)タスクを管理する
2つ目の活用方法は、メモ帳アプリ上でタスクを管理することです。
やるべきことをメモしたり、チェックリストを作成したりすると、アプリ上で簡単にToDo管理できます。また、特定の時間にリマインドを受け取れるアプリであれば、タスクを漏れなくこなせるようになるのです。
このように、メモ帳アプリを使うと、スマホから簡単にタスクを管理できます。
(3)名刺を管理する
3つ目の活用方法は、メモ帳アプリを使って名刺を管理することです。
スマホやPCでスキャンした名刺は、画像・PDF化してアプリで一元管理できます。たとえば、各営業マンが持つ名刺情報をアプリに記載すれば、部署全体で名刺情報にアクセスできるようになり、担当者間の引き継ぎが円滑になるのです。
そのため、メモ帳アプリは名刺の管理ツールとしても役立つと言えます。
(4)議事録や日報を作成する
4つ目の活用方法は、議事録や日報を作成することです。
メモ帳アプリを使えば、PCやスマホから手軽にビジネス文書を作成できます。また、「テンプレート機能」を搭載したアプリであれば、指定の記入欄に入力するだけなので、時間をかけずに完成度の高い書類が完成するのです。
また、作成した文書をフォルダで階層化して管理したり、検索機能を活用したりすれば、後からすぐに探し出せます。このように、メモ帳アプリを使うと、スムーズな文書の作成・管理が実現します。
シンプルなビジネス向けメモ帳アプリ5選まとめ
これまで、シンプルなメモ帳アプリ5選や選定ポイントをご紹介しました。
メモ帳アプリを選ぶうえでは、「シンプルな操作性」や「共有・管理のしやすさ」を重視する必要があります。とくに、社員間での活発な情報共有が求められるビジネスの場面では、「スムーズにメモを共有できること」がポイントです。
ただし、多機能なアプリは操作が複雑なため、ITに詳しくない社員が使いこなせず、現場に浸透しない恐れがあります。したがって、「必要な機能に過不足のない、誰でも使えるアプリ」を選定しましょう。
結論、自社に最適なのは、必要な機能に過不足がなく、誰でも簡単にメモを作成・管理・共有できるツール「Stock」一択です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入して、メモをビジネスで有効活用しましょう。