ビジネスにおいて、フレームワークを活用すると問題解決がスムーズに進みます。たとえば、「MECE(ミーシー)」は代表的な論理的思考法のひとつとして活用されています。
 
しかし、「MECEを仕事にどのように生かせばよいか分からない」いう方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、MECEの意味の解説や、具体的な活用方法を中心にご紹介します。
 
という方はこの記事を参考にすると、MECEの考え方をビジネスに活用できるようになります。


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【論理的思考法】MECEの意味とは

MECE(ミーシー)とは、「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の頭文字を取った言葉です。
 
直訳すると「お互いに排他的で、全体として網羅されている」という意味ですが、とくにビジネスにおいては「漏れなく、重複なく」考える論理的思考法を指します
 
MECEに考えることで、複雑な問題を論理的かつシンプルに捉えられ、合理的な問題解決が図れるのです。


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【具体例あり】MECEの考え方

以下では、MECEの考え方を具体例とともに紹介します。MECEの考え方のイメージがわかない方は必見です。

正しくMECEに考えられている例

MECEは「漏れなく、重複なく項目を列挙する」ことが正しい考え方です。たとえば、アンケートの対象者を年齢別に分類するときに、以下のような状態になっていればMECEに考えられていると言えます。
 
  • 0歳〜15歳
  • 15歳〜30歳
  • 30歳~45歳
上記の場合、対象者は3つの区分のいずれかに必ず該当し、重複することもありません。

MECEに考えられていない例

項目を列挙するときに、以下のように「漏れ・重複がある」「重複はないが漏れがある」「漏れはないが重複がある」場合、MECEに考えられているとは言えません。
 
(※表は左右にスクロール可能)
 
具体例のシーン 項目の列挙例 間違っている点
漏れ・重複がある
アンケート回答者の年齢を分類する
  • 0歳〜15歳
  • 高校生
  • 15歳〜30歳
  • 45歳~50歳
  • 「0歳〜15歳」と「高校生」の両方に該当する人が出てきてしまい、重複している。
  • 31歳〜44歳の人が該当する項目が存在せず、漏れている。
重複はないが漏れがある
小学校の授業参観に来た保護者を対象に続柄で分類する
  • 父母
  • 祖父母
  • 兄弟姉妹
  • 両親、祖父母以外の兄弟や叔父叔母などの親戚が来た場合に該当する項目が存在せず、漏れがある。
漏れはないが重複がある
海外からの旅行客がどこから来たかを分類する
  • アフリカ
  • ヨーロッパ
  • アジア
  • 東南アジア
  • オセアニア
  • 北アメリカ
  • 南アメリカ
  • 東南アジアがアジアに含まれているので、項目の重複がある。
 
上記の表のように、列挙した項目がMECEに考えられていない例に当てはまらないか確認しましょう。


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MECEを使ったフレームワーク3選

ここでは、MECEを使ったフレームワーク3選を紹介します。うまくMECEに考えられない時には、以下の考え方を活用しましょう。

(1)PEST分析

PEST分析とは、自社を取り巻く世界全体の環境を4つの視点から分析するフレームワークです。
 
4つの視点とは、以下の項目を指します。
 
  • Politics(政治)
  • Economy(経済)
  • Society(社会)
  • Technology(技術)
自社を取り巻く環境が、現在から将来にわたって、自社にどのような影響を与えるかを分析するときに役立ちます。

(2)3C分析

3C分析とは、以下3つの項目から自社の外部環境を分析する方法です。
 
  • Customer(顧客)
  • Competitor(競合)
  • Company(自社)
自社の課題や他社より優位な点を明らかにし、顧客のニーズを分析することで、企業戦略を立てるのに有用な手法です。

(3)SWOT分析

 
SWOT分析とは、以下4つの項目の頭文字をとったもので、自社の現状と自社の置かれた環境を分析できます。
 
  • Strength(強み)
  • Weakness(弱み)
  • Opportunity(機会)
  • Threat(脅威)
自社の課題や他社より優位な点を明らかにし、顧客のニーズを分析することで、企業戦略を立てるのに有用な手法です。


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MECEに考えるときの注意点

MECEに考えるときには、項目の分解に固執しすぎないように注意が必要です。
 
前提として、MECEに考える目的は「情報を正しく把握して、分析や問題解決に役立てること」にあります。項目を細かく分類しすぎてしまうと、かえって情報が分かりにくくなり、うまく分析が進まない恐れがあるのです。
 
したがって、MECEに考えることを目的とするのではなく、問題解決の目的意識をもったうえで情報を整理しましょう。


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MECEに分析した情報の共有におすすめのアプリ

以下では、MECEで分析した情報の共有におすすめのアプリを紹介します。
 
プロジェクトなどの複数人が関わる業務でMECEに情報を分析した場合、ほかのメンバーも確認できるように情報共有が必要です。ただし、共有するときに紙のメモやExcelファイルを使うと、手渡しや都度メールを送る手間がかかり非効率になってしまいます。
 
そこで、スマホでもPCでも使えるアプリでの共有がおすすめです。ただし、多機能だったり、操作が難しかったりすると、ITに不慣れなメンバーは使うのが億劫になり、情報共有がうまく進みません。
 
そのため、「誰でも簡単に利用できるシンプルなアプリ」を選びましょう。結論、MECEで分析した情報の共有におすすめのアプリは、マニュアルなしで直感的に使えるほど簡単な情報ストックツール「Stock」一択です。
 
Stockの「ノート」には記載した情報は、自動で保存され、リアルタイムで任意のメンバーに共有できる点が特徴です。また、ノートには「メッセージ」が紐づいているので、分析した情報に関するやりとりが一か所でまとめられます。

非IT企業の65歳以上でも簡単に使える「Stock」

Stockのトップページ
 
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
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Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
 
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
 
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。

<Stockをおすすめするポイント>

  1. ITの専門知識がなくてもすぐに使える
    「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
  2. 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
    作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
  3. 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
    直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。

<Stockの口コミ・評判>

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塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社
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★★★★★ 5.0

弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。

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加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」
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当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。

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江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC)
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元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。

<Stockの料金>

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MECEの意味やフレームワークのまとめ

これまで、MECEの意味や具体的な活用法についてご紹介してきました。
 
MECEは論理的思考法の一つで「漏れなく、重複なく」という意味です。複雑な事象を分かりやすい項目に分解し、整理することで、問題解決につなげることができます。
 
ただし、MECEに考えて整理した情報は共有しなければ業務で活用できません。そのため、分析した情報を社内メンバーに素早く共有できるITツールが必要です。
 
したがって、MECE分析した表や資料を簡単に共有するには、非IT企業の65歳以上でも使えるほど操作が簡単な「Stock」が最適です。
 
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入し、MECEで分析した情報を共有しましょう。


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代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に管理できるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、DNX VenturesEast Venturesマネーフォワード等のベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。
2024年、100名~数万名規模の企業のナレッジ管理の課題解決のために、社内のナレッジに即アクセスできるツール、「ナレカン」をαローンチ。

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