皆さんはどのようにタスクを管理されていますでしょうか?
メモなどに残していても期限内に間に合わなかったり、メンバーそれぞれが個別にタスク管理をしているため、進捗管理が上手くいかずに悩まれている方も多いのではないでしょうか。
近年は新型コロナウイルスの影響でタスク管理ツールを導入する企業も増えてきましたが、種類が豊富でどのツールを使えば良いかも判断が難しいですよね。
そこで今回は、タスク管理の手段を改めて整理し、テレワークの増加で使用頻度が高くなったタスク管理ツールの概要について詳しくご紹介します。
実際に使用する際に参考になるような、タスク管理ツールの比較もまとめましたので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
目次
- 1 タスク管理とは?
- 2 タスク管理の手段
- 3 チームでタスクを管理する際に直面する課題
- 4 テレワークの増加でタスク管理ツールの需要が伸びている
- 5 ビジネスでタスク管理ツールを使用するメリット
- 6 良いタスク管理ツールの見分け方
- 7 タスク管理ツールを選ぶ際の注意点
- 8 無料で使えるタスク管理ツール19選
- 8.1 チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock」
- 8.2 エンジニア向けのタスク管理なら「Backlog」
- 8.3 ビジュアル重視で直感的にタスク管理したいなら「Trello」
- 8.4 かんばん方式でタスク管理したいなら「Jooto」
- 8.5 海外の大企業にも導入されているタスク管理ツール「Wrike」
- 8.6 デザイン性に優れた高機能タスク管理ツール「Asana」
- 8.7 ガントチャートでタスクの管理をしたいなら「みんなでガント」
- 8.8 ガントチャートだけでなく、コミュニケーション機能も使いたいなら「Brabio」
- 8.9 個人的なタスクを中心に管理をしたいなら「Wunderlist」
- 8.10 個人向けのタスクを中心として、仕事のタスクも管理したいなら「Todoist」
- 8.11 海外企業も利用の高機能なタスク管理アプリ「JIRA」
- 8.12 Googleアカウントと連携できるアプリ「Google Keep」
- 8.13 エンジニアがよく使うオープンソース「Redmine」
- 8.14 海外製のガントチャートサービス「Redbooth」
- 8.15 Redmineユーザーなら使っておきたい「Planio」
- 8.16 海外製のタスク特化ツールを使いたいなら「Agilefant」
- 8.17 Microsoftが提供しているタスク管理アプリ「Microsoft To Do」
- 8.18 直感的な操作性が特徴のタスク管理アプリ「Any.do」
- 8.19 カレンダー形式でタスク管理ができるアプリ「Lifebear」
- 9 タスク管理ツールを使用して業務効率を高めましょう!
タスク管理とは?
タスク管理を簡単に説明すると、「プロジェクトを遂行するために一つ一つの仕事を管理する」ことを指します。
具体的には、タスクの内容決めやスケジューリング、期限決めなどがありますが、プロジェクトが進行する中で納期の遅れなど不足の事態も起こりかねません。
そんな時にもプロジェクトをゴールまで確実に導くために、チームでのタスク管理は非常に重要です。
「タスク」という言葉にあまり聞き馴染みのない方は、類似の「プロジェクト」「スケジュール」といった用語との区別がつきづらいのではないでしょうか?
基本的なタスクの意味については以下の記事でまとめてありますので、一度思考を整理したい方はご覧いただければ幸いです。
タスク管理の手段
チームでタスクを管理する方法はいくつもあります。その中でもビジネスシーンでよく行われているタスク管理の方法を以下の記事でまとめました。
これからチームでタスクを管理しようと考えている方は参考になれば幸いです。
簡単にポイントだけまとめると、タスク管理の主な手段は以下の3つです。
- メモを使ったタスク管理
- メールを使用したタスク管理
- ツールを使用したタスク管理
今回はこの中で、ツールを使ったタスク管理方法について深掘りしていきます。
チームでタスクを管理する際に直面する課題
毎日のように流動的に仕事の進捗が変化するので、タスク管理は想像する以上に時間も労力も使います。そのため、タスク管理を進めている時に直面してしまう課題がいくつか存在します。
①プロジェクトに遅れが発生するリスクがある
タスク管理を適切に行わなければ、仕事が順調に進んでいるようでも実はスケジュールから遅れてしまっていることがあります。
複数人のチームで仕事を進めていると、想定していたスケジュール通りにいかないケースがかなりの確率で生じます。
タスクを管理する際はスケジュールの遅れをいち早く認知する必要があります。
②管理に時間を奪われて生産性が下がる
プロジェクトの遅れを発生させないためにタスク管理に気を取られていると、本来自分が行うべき業務が疎かになりがちです。
タスク管理の目的は効率的にプロジェクトを進めることですが、逆に生産性を下げてしまうリスクもあります。
もしタスク管理が業務に支障をきたすようであれば、他の人に協力してもらうなど心掛けましょう。これも立派な「タスク管理」です。
③コミュニケーションが取りづらい環境だとミスが起きやすい
タスク管理で一番重要視しておきたいのが、メンバー同士のコミュニケーションです。
リモートワークが社会に浸透してきている現代では、今までのように社内で顔を合わせてコミュニケーションを取る機会も減ってきました。
このような環境下で、タスク管理ツールを使用しない選択肢はないと言っていいほど、ツールを使用したコミュニケーションが求められています。
円滑に伝達ミスなく業務を進めるためにも、タスク管理ツールの導入は必須です。
タスク管理でついやってしまいがちなミスは他にも多く存在します。
管理に対して苦手意識を持たれている方も少なくないでしょう。そんな方は以下の記事を参考に、タスク管理のミスを未然に防ぐ方法を頭に入れて業務に取り組んでいただければと思います。
テレワークの増加でタスク管理ツールの需要が伸びている
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ施策としてテレワーク制度の利用が加速していますが、同時にタスク管理ツールを導入する企業も増加しています。
特にテレワーク実施率が2019年11月に比べて急激に上昇した職種は、マーケティングやWeb系、クリエイティブ系、営業の職種です。
テレワークの実施が難しいように思われる一部のサービス業や外食業界といった非IT企業も、実施率が伸びています。
上記でお伝えした課題で悩まれている方は、一度タスク管理ツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
ビジネスでタスク管理ツールを使用するメリット
タスク管理ツールを社内に導入することで、具体的にどのようなメリットがあるのかを説明します。まだ導入されていない企業の方は参考になれば幸いです。
①進捗をツール一つで管理できる
タスク管理ツールの中だけでチームの進捗を管理できます。
今までエクセルや複数のソフトを掛け合わせてタスクを管理していたチームは、ツールを導入することで管理が一段と楽になり、管理ミスも防げるでしょう。
一つの画面で進捗を確認できると、タスク管理のストレスも軽減できますね。
②離れていても密なコミュニケーションが可能
テレワークにより対面でのコミュニケーションが減ってしまい、チームで仕事を行う際に迅速かつ密度の高い連携をすることが今までより難しくなりました。
しかし、タスク管理ツールにはコミュニケーション機能も備わっているため、従来の電話やメールによる、やや時間のかかってしまう連絡は排除することが可能になります。
ツール上でデータを見ながらコミュニケーションも取れるため、テレワークでも従来と変わらない情報共有ができます。
③情報共有が迅速かつ簡単に行える
タスク管理ツールではタスクが一覧で見られるほか、各メンバーの進捗状況をすぐに確認できます。
画像や資料の共有も迅速に行えるため、わざわざ印刷して資料を見せるといった、いわゆる「アナログ」な作業は排除できます。
導入を機に、コスト削減・無駄な作業の削減に着手できるのも、導入メリットの一つですね。
良いタスク管理ツールの見分け方
では実際に、タスク管理ツールの導入を検討する際にどのように選べば良いのでしょうか?
見るべきポイントは様々ですが、以下の5つのポイントを押さえてツールを探すことで、進捗管理や情報共有が簡単に行えるタスク管理ツールを見つけられます。
作業の遅れや共有ミスなど、プロジェクト遂行の弊害になるものは未然に防げるでしょう。
①タスクの登録が簡単
タスクの登録が難しかったり設定が複雑だったりするツールだと、利用するのが面倒になってしまいせっかく導入したツールの利用が続かなくなってしまいます。
全てのタスクを管理しやすく、シンプルに操作できるものを導入することで、タスク漏れや期限遅れのリスクを防げます。
②タスク期限をリマインドしてくれる
ツールでタスクを登録したにも関わらず、タスクの存在を忘れてしまったことがある方も多いのではないでしょうか?
これでは費用をかけて導入した意味がないので、タスクを期限内に完了できるようリマインドしてくれる機能は必須です。
③他メンバーのタスクも確認できる
プロジェクト管理をする際には、自分のタスクだけでなく他メンバーのタスクも把握する必要があります。
他メンバーのタスクも簡単に管理でき、一覧で把握できるシンプルな操作性の機能も必要です。
④パソコンだけでなく、スマホでも利用できる
パソコンもしくはスマホでのみ利用できるツールがありますが、いつでもどこでもタスクを確認・管理するためには、複数のデバイスからアクセスできる必要があります。
複数デバイスでのタスク管理は、対応漏れ防止やスピーディーな業務遂行に効果的です。
⑤タスク管理以外の機能も充実している
例えば、タスクに関するドキュメントの管理や、メッセージのやり取りができるなど、ツールを選ぶ際はタスク管理以外の機能にも注目してみることが大切です。
一つのツールで複数のことができると、コミュニケーションの効率化に繋がります。
タスク管理ツールを選ぶ際の注意点
①個人向けのツールはチームの仕事で使いにくい
個人向けツールの場合、ただタスクをリスト化して管理するだけのものが多いため、業務を行う上で不便に感じる可能性が高いでしょう。
チームで使うことを前提として作られたツールを活用することで、毎日の業務で発生するタスクを管理しやすくなります。
現在タスク管理ツールを使っていて不便に感じている方は、本当にそのツールが最適なのか一度検討してみると良いかもしれませんね。
②情報を記載できないとタスクが曖昧になる
タスクのシンプルな内容しか列挙できないツールの場合、どのような対応をすればいいのか、どのようなアウトプットが必要なのかなど後から見返した時に分からなくなる場合があります。
具体的な内容が決まっているタスクも多いと思いますので、情報をメモする機能のあるツールがオススメです。
③期限が設定できないと対応漏れに繋がる
チームで仕事を行う時は複数人がプロジェクトに関わるので、個人で完結する場合と比べて期限のあるタスクが増えていきます。
その際にタスク管理ツールで各タスクの期限を設定できなければ、通知を受け取れず、対応漏れに繋がりかねません。
これから導入を検討している方は、リマインダーが備わっているツール選びを心掛けましょう。
無料で使えるタスク管理ツール19選
チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock」
「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。
ノート形式で情報を残すことができ、タスクと一緒に作業内容や、依頼内容の詳細を管理できるのが特徴的です。
■Stockの特徴
1.ノートを簡単に作成できる。
ノート形式で簡単に残すことができるため、議事録などのドキュメント作成に最適です。
2.驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる。
何よりも簡単に情報をストックができ、タスク管理も直感的で、会議中に発生したタスクを議事録と一緒に管理することが可能になります。
3.とにかくシンプルで、誰でも使える。
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残すことができます。
■Stockの主な機能
ノート
ノートはフォルダ形式で管理をすることができます。
ノートには、テキスト情報だけでなく、例えば、ホワイトボードの画像や、動画など、関連するファイルを一緒に残しておくことができます。
タスク管理
ノートに紐づけてタスクを管理することができるので、マニュアルと一緒に関連するタスクを設定することができます。
また、タスクは個人的なタスクだけでなく、チームのタスクも管理することができます。
メッセージ
Stockのメッセージ機能は、各テーマ毎にやり取りをできるので、余計な会話が混じることはありません。
例えば、マニュアルに関するやり取りだけをノートを見ながらすることができます。
■Stockの料金
https://www.stock-app.info/pricing.html
Stockは、期間の制限がなく、無料から利用することができます。
容量を増やしたり、管理機能を強化する場合など、有料プランで利用しても、1人あたり月額400~500円程度となっています。
■Stock利用ユーザーの声
Stockを使ったタスク管理を実践している、実際の利用ユーザーの声をご紹介いたします。
こちらのユーザーさんは、シンプルにタスク管理がしたいというだけにも関わらず、チャットツールのタスク管理は直観的でなく、エクセルでの管理は複数人が競合編集して事故につながりかける等の問題がありました。
そのような中、Stockを導入したことで、他ツールと違って単にタスク作成するだけでなく、例えば議事録にワンクリックでタスクを簡単に紐づけることが出来るため、事務所のタスク管理の土台になったということです!

エンジニア向けのタスク管理なら「Backlog」
「Backlog」|オンライン プロジェクト管理 & コラボレーションツール
Backlogは、プロジェクトで発生するタスクなどの進捗状況を一括管理できるプロジェクト管理アプリです。
エンジニアの方に多く使われるツールになっています。
■Backlogの特徴
1.進捗を視覚的に把握できる
ガントチャートでタイムライン的に可視化することができるので、進捗の把握が視覚的にできます。
2.タスクに関するコミュニケーションができる
コメント以外に、絵文字やアイコン、スター機能を使ってコミュニケーションができるので、単なるタスク管理ツールよりもコミュニケーションが活発になりそうです。
■Backlogを使う上で気をつけたい点
1.エンジニア以外の方が使うと難しく感じる
エンジニア向けのツールになるため、それ以外の方が利用すると用語などで戸惑うことがあります。
2.コミュニケーションがしにくい
コミュニケーションに関する機能がないため、やり取りをするには、別のツールを使う必要があります。
■Backlogの主な機能
タスク管理
期限だけでなく、ステータスや優先度などを設定することができます。また、ガントチャート表示にも対応しています。
Wiki
マークダウン形式でwikiを書くことができます。
開発要件などの情報をタスクではなく、wikiとして残すことが可能です。
■Backlogの料金
1プロジェクト10人までであれば、無料で利用することができます。
プロジェクト数を増やしたり、ユーザー数を増やす場合には、有料プラン(2000円/月〜(1チームあたり))の契約が必要になります。

ビジュアル重視で直感的にタスク管理したいなら「Trello」
「Trello」|みんなで、どんなことでも整理できる無料タスク管理ツール
Trelloは、ふせんを貼ったりはがしたりする感覚で、直感的にタスクが管理できるプロジェクト管理アプリです。
■Trelloの特徴
1.直感的な操作性
付箋を貼る感覚で、どんどんタスクを追加することができます。
2.タスクの進捗が管理しやすい
タスクをカードのように並べ、ドラッグ&ドロップでカードを動かしてタスクのステータスを管理できることから、進捗を視覚的に把握しやすくなります。
■Trelloを使う上で気をつけたい点
1.コミュニケーションが取りにくい
コミュニケーションに関する機能がついていないため、別のツールを使う必要があります。
2.チーム全体の進捗が把握しにくい
無料プランでは管理者機能がほとんど使えないため、個人の進捗は把握しやすいですが、全体の進捗把握が難しくなります。
■Trelloの主な機能
タスク管理
カードのように並べるビジュアルと、直感的な操作性で簡単にタスク管理することができます。
また、タスクの進捗ごとに、未着手・着手・確認待ちのようなステータスを管理することもできます。
■Trelloの料金
基本的には無料で利用することができますが、タスクに添付できるファイル容量を増加(無料プランは10MBまで)させたり、権限機能を付けたりするには、有料プラン($9.99/月〜)の契約が必要になります。

かんばん方式でタスク管理したいなら「Jooto」
「Jooto」|タスク・プロジェクト管理ツール
Jootoは、かんばん方式のタスク管理ツールです。
Trelloに似た見た目や操作性のため、Trelloを使ったことがある方は同じような感覚で使うことができます。
■Jootoの特徴
1.シンプルな機能
簡単な操作で、タスクを追加することができるため、ちょっとしたメモからプロジェクト管理まで幅広く利用できます。
2.カラフルなインターフェース
タスク管理ツールでありながら、SNSのような感覚でタスクに関するコミュニケーションを取ることができます。
■Jootoを使う上で気をつけたい点
1.「ストック情報」の管理ができない
議事録や要件などのストック情報を管理する機能がありません。
2.無料プランの制限が厳しい
利用人数は4人まで、容量は100MBまでと、実運用で試すには厳しい制限内容です。
■Jootoの主な機能
タスク管理
Trelloと同様に、ドラッグ&ドロップでタスク管理ができ、ふせんを貼りながらタスクの管理をすることができます。
■Jootoの導入費用
ユーザー数2名までなら無料で使うことができるので、個人利用としての利用が多くなるかもしれません。
ユーザー数を増やしたり、容量を増加させるには有料プラン(月980円〜)の契約が必要になります。

海外の大企業にも導入されているタスク管理ツール「Wrike」
「Wrike」|仕事管理のための優れたソリューション
Wrikeは、アメリカ発のプロジェクト管理アプリで、メンバー間のスケジュール状況や、タスクの進捗状況などがリアルタイムで分かります。
■Wrikeの特徴
1. 大手企業も導入しているプロジェクト管理ツール
GoogleやAmazonでも利用実績があり、累計15,000社に導入されています。
2. タスクごとにタイムトラッキング機能を使える
タスクに紐づいて自動的にタイムトラッキングできるため、どの作業が非効率になっているかなどを把握しやすくなります。
■Wrikeの主な機能
タスク管理
タスクはリスト形式で一覧で管理できますし、ボード型のカンバン方式で管理することもできます。
ビューは簡単に変更できますので、自分の好みにあったビューで管理できるのがいいですね。
ファイル共有
各プロジェクトに関連するファイルを共有することができます。
Google DriveやDropboxとの連携をすると、どこにあるファイルでも簡単に共有することができます。
■Wrikeの料金
Wrikeは、5人まで無料で利用することができます。
ただし、人数を増やしたり、サブタスク機能やガントチャート機能を使うには、有料プラン($9.8/月〜(1人あたり))へのアップグレードが必要になります。

デザイン性に優れた高機能タスク管理ツール「Asana」
「Asana(アサナ)」|Asanaを使ってチームの仕事、プロジェクト、タスクをオンラインで管理
Asanaは、元Facebookのエンジニア2人が開発した、タスク管理がメインの高機能プロジェクト管理アプリです。
また最近はデザインリニューアルや日本語対応をしており、親しみやすいツールへと変化しています。
■Asanaの特徴
1. プロジェクトの進行状況が見える化できる
タスクのボードやタイムラインを使って、現在の状況を一目で把握できるようになっています。
2. 統合できるアプリは100以上
SlackやDropboxなど有名なアプリをはじめ、100以上のアプリと連携が可能になっています。
■Asanaの主な機能
タスク管理
タスクはリスト形式やボード形式で確認することができます。
タスクにはファイルを添付したり、コメントを入れることも可能です。
チャット

プロジェクトごとにチャットをすることができます。
いいね!ボタンはありますが、ファイル添付などはできないようです。
■Asanaの料金
Asanaは、無料でも利用することができますが、メンバー数の増加(無料プランでは15人まで)、タスク開始日の設定、管理者機能などを利用するには、有料プラン($9.99/月〜(1人あたり))にする必要があります。

ガントチャートでタスクの管理をしたいなら「みんなでガント」
「みんなでガント」|プロジェクト管理に。無料ガントチャート共有サービス
みんなでガントは、プロジェクト内のメンバーと共有可能なガントチャートを作成できるサービスです。
■みんなでガントの特徴
1. 会員登録不要で使える
メールアドレスも登録する必要なく、すぐに使い始めることができます。
2. 修正履歴を確認できる
いつ誰が修正したのかを履歴で確認することができます。プロジェクトは常に変化するものなので、履歴を無料で使えるのが便利です。
■みんなでガントの主な機能
ガントチャート作成
ガントチャートを簡単に作ることができますし、サブタスク機能もあるので、サブタスクを設定すればガントチャートにも反映することができます。
■みんなでガントの料金
基本機能は無料で利用することができますが、印刷可能期間(3ヶ月以上)を伸ばしたりSSL、IP制限の利用をするには有料オプションの契約が必要になります。
また、パッケージ版を利用する場合には、利用料金が発生します。

ガントチャートだけでなく、コミュニケーション機能も使いたいなら「Brabio」
「Brabio!」|ガントチャート,プロジェクト管理,スケジュール表がサクサク作れる
Brabio!は、エクセルでの工程管理を簡単・便利にクラウドで共有できる、ガントチャート作成サービスです。
■Brabio!の特徴
1. グループウェアとしても使える
タスクをスケジュール表示させたり、タスクに関するコメントができるなど、ガントチャート作成サービスでありながら、グループウェアとしての機能も備えています。
2. 各メンバーの担当状況を把握できる
複数のプロジェクトが同時進行している場合など、現時点で誰が忙しいのかなどを一覧で把握することができます。
■Brabio!の主な機能
ガントチャート作成
作成したガントチャートをエクセルシートやCSVファイルとしてエクスポートすることができます。
また、多彩なビュー機能で、カレンダー表示やプロジェクト横断表示にも対応しているのがポイントです。
■Brabio!の料金
ユーザー数が5人までであれば、無料で使うことができますが、容量50MBまでという制限がつきます。
ユーザー数を増やしたり、容量を増加するには、有料プランへの契約が必要になります。

個人的なタスクを中心に管理をしたいなら「Wunderlist」
「Wunderlist(ワンダーリスト)」To-do リスト、リマインダー、タスク管理
https://www.wunderlist.com/ja/
Wunderlistは、シンプルなToDoリストアプリで、仕事でのToDoだけでなく、毎日の生活のToDoまで簡単に管理できるタスク管理ツールです。
■Wunderlistの特徴
1.通知設定が豊富
締め切りの通知、リマインダー、タスクを振られた時の通知など、色々な通知を受け取ることができます。
2.あらゆる端末に対応している
Windows、mac、iPhone、Androidはもちろんのこと、Kindle Fireなどのあらゆる端末で利用することができます。
■Wunderlistの主な機能
タスク管理
タスクをただ管理するためのリストを作成するだけでなく、リストを他のユーザーと共有できます。
また、タスクにサブタスク、メモ、ファイル、コメントをつけることができる。
■Wunderlistの導入費用
以前は有料プランもありましたが、現在は完全無料で利用できるようです。

個人向けのタスクを中心として、仕事のタスクも管理したいなら「Todoist」
「Todoist(トゥドゥリスト)」To-Doリストとタスク管理。無料、簡単、オンラインとモバイル用
Todoistは、シンプルにタスクを管理することができ、プライベートでも仕事でも使われているタスク管理ツールです。
■Todoistの特徴
1.タスクを階層化して管理できる
関連するタスクを階層化して管理できるため、ただ一覧で管理するよりも、把握がしやすくなります。
2.優先度を設定できる
タスクの優先度を設定できるため、多くのタスクがあっても、効率良くこなすことができます。
■Todoistの主な機能
タスク管理
タスクをリスト形式で確認できる他、カレンダーとの連携をすることができますが、カレンダー連携は有料プランの機能になります。
■Todoistの導入費用
プライベートでのタスク管理や、個人的なタスク管理、少人数チームのプロジェクト管理として使うのであれば、無料で十分な機能があります。
メンバー管理やチームとして使いこなしたい場合には、有料プラン(3500円/年(1人))を契約する必要があります。

海外企業も利用の高機能なタスク管理アプリ「JIRA」
「JIRA」|課題&プロジェクト追跡ソフトウェア
https://ja.atlassian.com/software/jira
Jiraは、アジャイルチームのためのプロジェクト管理ツールです。
ソフトウェア開発用の機能が豊富に用意されており、ナレッジマネジメントや開発ワークフローとの連携もできます。
■JIRAの特徴
1.カンバンボードによるタスク管理
ドラッグ&ドロップでステータスの変更ができるため、視覚的なタスク管理が可能です。
2.多種多様なレポート出力が可能
チームのパフォーマンスに関するレポートなど、リアルタイムでの出力ができます。
■JIRAの主な機能
タスク管理
カンバンボードやスクラムボードによって、視覚的なタスク管理が可能になります。
ロードマップ
ガントチャート形式でプロジェクトの進捗管理をすることができます。
■JIRAの料金
利用する人数によって変動します。
例えば、10人以内で利用する場合には、1人あたり月額1200円になります。

Googleアカウントと連携できるアプリ「Google Keep」
Google Keepは、Googleの提供するメモアプリです。
Googleアカウントと連動しているため、保存されたメモは全てGoogleアカウントに管理されます。
「Google Keep」|メモとリスト
■Google Keepの主な機能
メモ
パネル形式で、保存したメモの一覧を管理することができるので、どのようなメモが書いてあるのか一目で分かるようになっています。
テキスト形式だけでなく、手書きや音声入力にも対応していますが、画像以外のファイルを添付することができません。
■Google Keepの料金
Google Keepは完全無料で全ての機能を利用でき、有料プランはありません。

エンジニアがよく使うオープンソース「Redmine」
「Redmine」|チームを加速するプロジェクト管理ツール
Redmineは、オープンソースソフトウェアのプロジェクト管理ツールで、チームでシステム開発を進める際によく使われています。
■Redmineの特徴
1. 「チケット」を使用したタスク管理
一般的なタスク管理方法と同様ですが、Redmineでは「チケット」という名称でタスク感管理を行います。
2. textile記法が使える
エンジニアにとっては使い勝手の良い記法でwikiを作成することができます。
■Redmineの主な機能
チケット
Redmineでは、タスクのことをチケットと呼びます。
チケットは一覧で確認できますし、優先度やステータスも管理することができます。
ガントチャート
チケットを登録するとガントチャートで表示できるので、全体を把握するのに役立ちますね。
wiki
一般的なwikiのように開発手順などを残しておくことができます。
■Redmineの料金
オープンソースですので、完全無料で利用することができます。

海外製のガントチャートサービス「Redbooth」
「Redbooth」|Online Team Collaboration Software, Tools
Redboothは、プロジェクトごとにガントチャートやかんばん方式でタスク管理ができる、プロジェクト管理アプリです。
■Redboothの特徴
1. web会議に対応している
別のツールを使うことなく、Redbooth内でweb会議やチャットをすることができます。
2. タイムトラッキング機能
作業時間をタイムトラッキングできるため、メンバーごとにどの作業に時間がかかってしまっているのかを把握できます。
■Redbooth主な機能
タスク管理
TrelloやJootoのように、かんばん方式でタスク管理ができ、作成したタスクをガントチャートとして表示することができます。
■Redboothの料金
14日間の無料トライアルがついていますが、基本的には有料プランを利用する必要があります。
有料プランにすることで、容量やワークスペースの数が増えます。

Redmineユーザーなら使っておきたい「Planio」
「Planio(プラニオ)」|クラウドプロジェクト管理・Redmineホスティング
Planioは、オープンソースの「Redmine」をベースにした、クラウド型のプロジェクト管理ツールです。
■Planioの特徴
1.Redmineがベースになっている
Redmineユーザーには、馴染みのあるインターフェースになっています。
2.チャートの自動生成ができる
チケットに登録された値を様々なチャートによってみることができます。
■Planioの主な機能
チケット
Planioでも、タスクのことをチケット呼び管理をします。
Redmineと同じ一覧形式でタスクを管理することができます。
wiki
wikiもRedmineと同じような使い方で、開発手順などを残しておくことができます。
■Planioの料金
無料試用期間はありますが、有料プランの契約が必要になります。
プロジェクト数やユーザー数、ストレージ容量によってプランが異なります。

海外製のタスク特化ツールを使いたいなら「Agilefant」
「Agilefant(アジャイルファント)」|Align Goals and Work. Execute Change Faster
Agilefantは、多くの機能を備えた、タスク管理に特化したプロジェクト管理ツールです。
■Agilefantの特徴
1.スモールチームをターゲットとしたプロジェクト管理ツール
アジャイル型のプロジェクト管理を強力にサポートし、概ね50名までのプロジェクトチームを対象としています。
2.ポートフォリオの管理ができる
全てのプロジェクトについて、イテレーションやタスクを誰が対応し、どのような状況にあるのかを確認することができます。
■Agilefantの主な機能
タスク管理
優先度やラベルを設定できたり、時間の設定も可能など、様々な項目を設定することができます。
■Agilefantの料金
1人で利用する場合は無料で使うことができますが、複数人で利用する場合には有料プランの契約が必要になります。
メンバー数や、登録可能チーム数によって、プランが異なります。

Microsoftが提供しているタスク管理アプリ「Microsoft To Do」

「Microsoft To Do」To Do を使えば、仕事から遊びまで集中できる
https://todo.microsoft.com/tasks/ja-jp/
Microsoft To Doは、Microsoftが提供しているタスク管理アプリです。
■Microsoft To Doの特徴
1.Microsoftのアカウントと連携
Microsoftが提供していることから、Microsoftのアカウントと簡単に連携することが可能になっています。
2.シンプルなユーザーインターフェース
数タップでタスクを登録できるため、タスクの登録は非常にシンプルにできます。
■Microsoft To Doの主な機能
タスク管理
タスクをリスト形式で確認でき、カテゴリー分けもすることができます。
■Microsoft To Doの導入費用
Microsoft To Doは、Microsoftアカウントを持っていれば無料で利用することができます。

直感的な操作性が特徴のタスク管理アプリ「Any.do」
「Any.do」ToDoリスト、リマインダー、カレンダー、プランナー
Any.doは、アワード受賞歴もある、シンプルな操作でタスクの管理ができるアプリです。
■Any.doの特徴
1.あらゆる端末に対応している
パソコンやスマホ、タブレットの他、ウェアラブル端末にも対応しているため、1つの端末でタスクを登録すれば、全ての端末に同期させることができます。
2.直感的にタスクの並び替えができる
優先度順などの並び替えを直感的にできるため、タスクの整理がしやすくなっています。
■Any.doの主な機能
タスク管理
直感的な操作でタスクの登録ができるだけでなく、タスクをカテゴリーごとに整理しやすくなっています。
■Any.doの導入費用
基本的な機能は無料で利用できますが、タスク繰り返しのカスタマイズをしたり、色でタスクを整理したい場合には、有料プラン($5.99/月)にする必要があります。

カレンダー形式でタスク管理ができるアプリ「Lifebear」
「Lifebear」クラウド型電子手帳
Lifebearは、スケジュール管理とタスク管理ができる、クラウド型電子手帳サービスです。
■Lifebearの特徴
1.カレンダーとタスク管理が一つになっている
カレンダー形式でタスク管理ができる他、スケジュールの管理も同時に行うことができます。
2.スタンプや着せ替えテーマを使える
例えば、多くの種類がある着せ替えテーマから選ぶことで、自分だけの表示にすることができます。
■Lifebearの主な機能
タスク管理
重要なタスクには星をつけたり、ラベルによって分類することもできます。
■Lifebearの導入費用
基本的な機能は無料で利用できますが、広告の非表示や、ファイルのアップロード容量の上限をあげるには、有料プラン(248円/月〜)にする必要があります。

タスク管理ツールを使用して業務効率を高めましょう!
いかがでしたでしょうか。
タスク管理ツールを適切に利用することで、チームのタスクの進捗をしっかりと把握することが可能となります。
もし現状のタスクの管理方法で不満を感じていたり、うまく管理できていないようでしたら、是非今回ご紹介させていただいたツールをお試しいただければと思います。