昨今、共有機能を搭載するメモアプリが多数リリースされています。従来は個人で仕事のメモを管理するのが一般的でしたが、現在ではビジネスでアプリを活用しメモを記録・共有するのがトレンドです。
一方で、メモアプリが多いことで絞り込めず「自社の環境に最適なメモアプリを判断できない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、iPhone/iPad/Androidに対応したシンプルな備忘録・メモ共有アプリ5選を中心にご紹介します。
- 業務メモの共有が滞っており、改善方法を探している
- 失敗を避けたいので、仕事で使うメモアプリの選定ポイントを知りたい
- デジタルが苦手な社員でも簡単に使いこなせるメモアプリを導入したい
という方はこの記事を参考にすると、メモアプリの選定ポイントが分かり、自社に合ったアプリを判断できます。
目次
メモを作成・共有できるアプリの3つのメリット
紙などのアナログなメモをチームで共有していると、情報の見落としや紛失などのリスクを伴います。一方、メモを作成・共有可能なアプリを利用すれば、以下3つのメリットが得られるのです。
- 認識のズレが起こりにくい
- ノウハウを伝達できる
- 別ツールを併用する必要がない
チームでメモを共有すれば、認識のズレが起こりづらくなります。
対面で情報共有をしている場合には「互いに考えていたことが大幅にズレていた」ことに、あとから気が付くケースも珍しくありません。一方、アプリを使うと、テキストで残すべき情報を残しつつメモを基点にコミュニケーションが取れるので、認識齟齬が発生しません。
仕事のメモを共有すれば、社内へノウハウを視覚的に伝えられます。
たとえば、ベテラン社員が持っている知識や経験を共有すれば、チーム全体の生産性が高まります。また、業務内容を共有しておけば、引き継ぎの負担が少なくなるのもメリットのひとつです。
メモアプリに共有機能が備わっていれば、情報の記録・共有がひとつのアプリ内で完結可能です。
仮にメモの記録と共有を別々のツールで行うと、情報が分散してしまいます。たとえば、メモをメールで共有しているとほかのメールで埋もれたり、LINEなどのチャットツールはメッセージが次々と流れて見落としたりする恐れがあるのです。
以上のことからも、メモを共有できるアプリはビジネス利用に最適なアイテムなのです。
関連記事: 【最新】シンプルで簡単なメモアプリ5選!
メモアプリにおける3つの選定ポイント
メモアプリの種類は豊富なので選定も難しくなっています。そこで以下では、自社にもっとも合うメモアプリを選ぶための3つのポイントをご紹介します。
- あらゆるデバイスに対応している
- パソコンでも利用できる
- メモを簡単に共有できる
iPhoneやiPad、Androidのいずれでも使えるように、あらゆるデバイスに対応するメモアプリかを確認しましょう。
特定のデバイスしか対応していないメモアプリを利用していると、機種変更をしたときのデータ移行が困難になります。たとえば、すべての社用スマホを機種変更することになった場合、大掛かりな移行作業が必要になり、データ破損のリスクも伴います。
一方、機種を問わず対応しているメモアプリであれば、同じアカウントで新しいスマホにログインするだけで過去のデータをすぐに使えます。
社用スマホだけでなく、PC利用にも対応しているかを確かめましょう。
利用端末に左右されずにメモの作成・管理ができれば、仕事もしやすくなります。たとえば「オフィスでは大きな画面のPCでメモを書き残し、取引先への移動中にスマホからメモを確認する」などの使い方も可能です。
最後に、メモを共有しやすい環境を整えるために「誰でも簡単に使いこなせるメモアプリ」を選びましょう。
メモを共有するのに手間がかかるアプリは運用の負担が重くなり、社内に定着しません。とくに、これまでアナログのメモ管理をしていた企業は、必要な機能に過不足がないシンプルなメモアプリを導入すると、ストレスなく利用を始められます。
以上の選定ポイントは、仕事のメモを管理するために考慮すべき重要な要素なので、導入前に必ず確認しましょう。
無料から利用可!シンプルな備忘録・メモ共有アプリ5選
以下では、仕事のメモを共有できるおすすめのアプリをご紹介します。
ビジネス利用するメモアプリを導入する際は、以下3つのポイントを押さえながら比較検討をしましょう。
- 機種を問わずあらゆるデバイスに対応しているか
- パソコンでの利用にも対応しているか
- メモを簡単に共有できるか
上記のなかでも、とくに「メモを簡単に共有できるか」は慎重に検討すべきポイントです。多機能なメモアプリは使い方が難しいので、チームにメモを共有するのが手間に感じるようになり、次第にメモアプリ自体を使わなくなる恐れがあるのです。
したがって、非IT企業の65歳でもすぐに使えるほどシンプル、かつあらゆる端末からメモが残しつつ共有できるアプリの「Stock」が最適です。
Stockの「ノート」は作成した瞬間から任意のメンバーへ共有されるため、面倒な共有設定をする必要はありません。また、ノートには「メッセージ」「タスク」が紐づいているので、メモに関連する内容をやりとりする際も情報が錯綜しません。
【Stock】最も簡単にメモを共有できるシンプルなアプリ

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツールITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん 松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん 株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>
https://www.stock-app.info/pricing.html
登録から30日間は、全ての機能を無料で試すことができます。
また、トライアル期間終了後も、累計20ノートまでは永年無料で利用できます。
【Evernote】メモ帳のような手書きができるノートアプリ

Evernoteの特徴
- 必要なすべての情報を1か所に集める
- 手書きでメモを書き残せる
テキストだけではなく画像、音声など、複数の情報を1つのノートにまとめられます。
Evernoteでは指もしくはスタイラスペンを使って、手書きのメモを残せます。
Evernoteの注意点
- ビジネス向けのチーム利用プランは1つのみ
- 高機能なため使いこなすのが難しい
基本的に個人利用が前提になるため、チームで共同編集をする際はEVERNOTE TEAMSプラン(1,100円/月/ユーザー)を契約する必要があります。
Evernoteにはさまざまな機能があるので、デジタルに詳しくない人が使いこなすのは難しい可能性があります。
Evernoteの料金体系

- FREE:0円/月
- PERSONAL:900円/月
- PROFESSIONAL:1,100円/月
- EVERNOTE TEAMS:1,100円/月/ユーザー
【Scrapbox】リンクを活用してメモを残せるアプリ

Scrapboxの特徴
- 自動でメモが保存される
- リンクでページ管理をする
作成したノートはすぐに自動保存されるので「保存し忘れてメモが消えてしまった」という問題は起こりません。
Scrapboxでは任意のテキストを[ ]で囲うと、別ページに飛べるリンクになります。
Scrapboxの注意点
- メモを階層管理できない
Scrapboxにはメモを分類するフォルダがないため階層管理できません。それゆえに、一般的な情報管理に慣れている場合には苦戦する可能性があります。
Scrapboxの料金体系

- PERSONAL/EDUCATION:0円
- BUSINESS:1,100円/ユーザー/月
- ENTERPRISE:サポートに要問い合わせ(30ユーザー〜)
【Google Keep】付箋のようなメモを残せるアプリ

Google Keepの特徴
- 付箋形式でメモを保存できる
- Googleアカウントにメモが保存される
保存したメモは付箋形式で表示されるので一覧性が高く、何をメモしたのか探しやすくなっています。
Googleアカウントでログインすれば、あらゆる端末からメモにアクセスできます。
Google Keepの注意点
- ファイルは添付できない
- 分量の多い情報管理には向かない
WordやExcel、PDFなどのファイル添付には対応していません。そのため「プロジェクト資料をコメントと一緒に保存しておく」などの使い方は不可となっています。
簡単なメモを残せるアプリのため、情報量が多い仕事のメモとしては使いにくいと言えます。
Google Keepの料金体系
- Google Keepは無料ですべての機能を利用できます。
【Notebook】内容を色分けできるメモアプリ

Notebookの特徴
- ノートに色を付けて分類可能
メモを残すノートは色分けに対応しており、ノートの色で分類を判別できます。
Notebookの注意点
- 動作が重い
利用時に動作が重く不安定になったり、同期が遅かったりして使いにくいとアプリサイト内のでレビューが寄せられています。
Notebookの料金体系

- NOTEBOOK ESSENTIAL:0円
- NOTEBOOK PRO:299円/月
仕事のメモを共有できるシンプルなアプリまとめ
これまで、シンプルな備忘録・メモ共有アプリ5選を中心にご紹介しました。
アプリでメモを取ると認識のズレが起こりづらくなったり、アプリ内で情報を一元管理できたりするメリットがあります。また、アプリ選定時には「対応機種」「PC利用」「共有の簡単さ」を軸に選びましょう。
ただし、ITになじみがない企業では、シンプルなメモアプリが大前提です。逆に、必要以上の機能が搭載されている複雑なメモアプリでは、メンバーが上手く使いこなせず定着しません。
したがって、メモアプリは非IT企業の65歳でもすぐに扱えるほどシンプルなStock一択です。直感的に使えるので、素早いメモの記録・共有が必要な業務での利用に最適です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入し、社員が簡単にメモを共有・活用できる環境を整えましょう。