プロジェクトにおいて重要なのは、タスクやスケジュールの管理です。プロジェクトは複数人で進めるため、メンバー全員の作業進捗が可視化されていれば、進捗遅れやトラブルの原因も特定しやすくなります。
また、プロジェクトはExcelで管理するよりも、リアルタイムで情報共有できる”アプリ”を使うべきです。一方、「アプリの種類が豊富なので、どれを選べば良いか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの進捗・工程管理アプリ8選を中心にご紹介します。
- 進捗管理アプリの導入で仕事の効率性を上げたい
- 進捗管理アプリを比較検討して、自社に最適なアプリを見つけたい
- 進捗管理アプリの選び方のポイントを知りたい
という方はこの記事を参考にすれば、自社に最適なアプリが選べるようになり、仕事を円滑に進められるようになります。
目次
進捗・工程管理アプリとは?
進捗・工程管理アプリとは、プロジェクトや業務のタスクやスケジュールを管理し、全体の進捗を可視化するアプリです。進捗・工程管理アプリは、大きく4つの種類に分類されます。(左右にスクロールできます)
<種類> | <内容> | <導入の目的> |
---|---|---|
情報管理アプリ |
プロジェクトや業務に関する文書、メモ、ファイル、リンクを、まとめて管理できるアプリです。タスク管理機能がついているものもあり、情報管理と進捗管理を1つのアプリで完結させられます。 |
・複数のアプリを切り替えずに、1つのアプリでプロジェクトの情報とタスクを管理したい。
・とにかくシンプルにタスクを管理して、社内で進捗管理を習慣化したい。 |
タスク管理アプリ |
個々のタスクに「担当者」「期限」などを設定して、進捗を管理するアプリです。管理の方法には、タスクを一覧表示する「リスト方式」、”進行中””完了”などのステータスごとにまとめる「かんばん方式」などがあります。 |
・小中規模かつ短期~中期間のプロジェクトのタスクを管理したい。
・タスクを一覧化し、優先順位を付けて管理したい。 |
ガントチャートアプリ |
タスクの実施期間や締め切りをグラフ化して、プロジェクト全体のスケジュールを見える化できるアプリです。スケジュールを視覚的に捉えやすい一方、数か月後のタスク管理が難しい場合や、計画変更時に対応がしにくい場合があります。 |
・「開発」「営業」「宣伝」など、複数部署の業務が複雑に絡み合うプロジェクトのスケジュールを管理したい。
・プロジェクトの全体像を明確にし、期限内に完了するための計画を立てたい。 |
多機能アプリ |
「システム開発関連の機能」や「申請の自動化」など、プロジェクトの進捗管理以外の機能も多く備えたアプリです。使える業務の幅が広い点が強みですが、使い方を覚えるのに時間がかかったり、使わない機能に対しても料金がかかることがあります。 |
・プロジェクトや業務の進捗管理以外の業務も、同じアプリでおこないたい。
・自動化やプログラミングなど、高度な機能を使いたい。 |
以上のように、進捗・工程管理アプリは種類によって備えている機能に違いがあります。自社のプロジェクト期間や人数、必要とする機能のレベルをよく確認したうえでアプリを選びましょう。
一方、タスクの詳細を確認するために都度別のアプリから資料やマニュアルを探し出すのは、手間と時間がかかります。そのため、プロジェクトに関する情報管理とタスク管理を両立できる「Stock」のような「情報管理アプリ」が最適なのです。
進捗・工程管理アプリを選ぶときのポイント3選
ここでは、進捗・工程管理アプリを選ぶときのポイントを3つ解説します。自社の状況を踏まえながら、アプリの選定基準をチェックしましょう。
(1)タスクの詳細を共有できるか
まず、進捗・工程管理アプリの選定基準として、タスクの詳細が共有できることがポイントになります。
たとえば、タスクを「HP掲載の文面を作成」というタイトルのみで管理していると「どのような商品の宣伝文で、誰に向けて書くのか」などの詳細が分かりません。その結果、タスクの詳細を別の場所にメモする手間が増え、情報共有がスムーズにいきません。
したがって、タスクと詳細情報を紐づけられるアプリを使い、タスクの確認後すぐに業務へ着手できるようにしましょう。
(2)スマホでも使えるか
次に、パソコンだけでなく、スマホやタブレットからでも使える進捗管理アプリを選ぶべきです。
iPhoneやAndroidなどのスマホから使えるアプリを選べば、移動中やパソコンを持ち歩けない現場でもタスクの進捗を確認できます。また、思いついたときにすぐにタスク設定できるので、業務の抜け漏れを防ぐ効果もあります。
プロジェクトの業務には、”社外での打ち合わせ”や”現場での確認”が伴うことが多いので、スマホからでも「パソコンと同じようにタスクの進捗管理ができるアプリ」を選びましょう。
(3)誰でも簡単に使いこなせるか
最後に、誰でも簡単に使いこなせるアプリであることも重要です。
多機能な進捗・工程管理アプリを導入すると、ITツールに不慣れなメンバーはタスクの設定に時間がかかります。その結果、タスクの入力に時間をとられ、重要な業務の進みが遅れてしまいます。
したがって、プロジェクトを円滑に進めるには「タスクを簡単に設定できるアプリ」が必須です。たとえば、担当者と期限の設定のみでタスク設定が完了する「Stock」のようなシンプルなアプリなら、誰でも簡単に使えます。
無料あり|企業・個人で使える進捗・工程管理アプリ8選
以下では、企業・個人で使える進捗・工程管理アプリ8選をご紹介します。
従来のようなExcelでの進捗管理では、メンバーが更新したファイルを開くまで最新の情報が分からず、進捗をリアルタイムで管理できているとは言えません。一方、「進捗管理アプリ」を使えば、進捗を更新したらすぐに他のメンバーと共有できます。
ただし、進捗管理アプリを選ぶときは「誰でも簡単に使いこなせること」を必須条件にしましょう。多機能なツールでは操作を覚えるのに時間がかかり、使わない機能が多いと、利用コストに見合わなくなります。
結論、進捗・工程管理に最適なアプリは、必要な機能に過不足がなく、非IT企業の65歳の方でもすぐに使えるほどシンプルな「Stock」一択です。
Stockでは、タスクに必要な資料や情報を「ノート」へ書き込みつつ、ノートに紐づけて「タスク」設定が可能なので、メンバーの仕事内容や進捗まで把握できます。同様に、ノートには「メッセージ」も紐づくので、進捗報告までひとつのツールで完結します。
【Stock】IT初心者の方でも簡単に使いこなせるアプリ
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
Stockを使用した進捗・工程管理の例
実際にStockを使った進捗・工程管理の具体例をご紹介します。
- ノートの活用
- タスクの設定
- メッセージのやり取り
プロジェクトの目的、関係者、必要な資料などを記載しておくことで、メンバー全員が同じ情報を共有でき、誤解を防ぐことができます。
各タスクには担当者や期限を設定できるため、誰が何をいつまでに行うかが明確になります。タスクの進捗もリアルタイムで更新されるため、プロジェクト全体の進行状況を把握しやすくなります。
進捗報告や重要な連絡を迅速に行えます。タスクやノートに関連するメッセージを送ることで、情報の一元管理が実現し、コミュニケーションの効率も向上します。
このように、Stockを使うことで、進捗・工程管理がシンプルかつ効果的に行えるようになります。プロジェクトの透明性を高め、スムーズな業務進行が可能になるでしょう。
【Trello】かんばん方式で直感的に操作できるタスク管理アプリ
<Trelloの特徴>
- 直感的な操作性
- 複数プロジェクトを切り替えられる
手軽にタスクを追加できます。ただし、タスクに「ラベル」や「サブタスク(さらに細かいタスク)」を設定しようとすると、項目が増えて入力に時間がかかります。
Trelloの管理画面では、各自が担当するプロジェクトが一覧表示されます。自身が所属する複数のプロジェクトを切り替えてタスク管理できますが、複数プロジェクトのタスクを1つのリストやカレンダーに集約するには、有料プランへの加入が必要です。
<Trelloの機能・使用感>
- タスクの進捗が管理しやすい
- プロジェクトのテンプレートを呼び出せる
タスクをカードのように並べ、ドラッグ&ドロップでカードを動かせます。そのため、進捗を視覚的に把握しやすいのが特徴です。
テーマに応じたプロジェクトのテンプレートを呼び出せるので、ボードの設計に困った場合でも安心です。ただし、用意されているテンプレートは英語表記である点に注意が必要です。
<Trelloの注意点>
- 無料プランだと高度なタスク管理機能が使えない
- 扱いに慣れるのに時間がかかる
無料プランだと、プロジェクトをタスクに分割して、期日やメンバーを割り当てるなどの詳細な機能が使用できません。
一部のユーザーからは「自動化ツールはほとんど英語。自由度の非常に高いツールだが、悪く言えば扱いに慣れるのに時間がかかる。」との声もあります。(引用:ITreview)
<Trelloの料金体系>
参考:Trelloの料金ページ
- FREE:$0
- STANDARD:$6/ユーザー/月(月払い)
- PREMIUM:$12.50/ユーザー/月(月払い)
- ENTERPRISE:~$17.50/ユーザー/月
【Jooto】かんばん方式でタスク管理ができるアプリ
<Jootoの特徴>
- 他社サービスと連携できる
- ステータスごとにタスクを表示できる
外部サービスと連携して、不足している機能を適宜補えます。たとえば、Googleカレンダーと連携すれば、Jootoで入力したタスクをGoogleカレンダーに自動で表示できます。
「進行中」「完了」といったステータスごとにタスクを一覧表示できるため、抜け漏れや二重対応を防ぎやすくなります。ただし、個々のタスクにも「完了」「保留」「中止」などの別のステータスを設定できるので、ステータス管理がやや複雑です。
<Jootoの機能・使用感>
- すべてのタスクを一覧表示できる
- タスクをラベル分けできる
複数プロジェクトのタスクを「すべてのタスク」画面に一覧表示できます。そのため、その日に取り掛かるべきタスクを把握しやすくなるのです。
たとえば、タスクの優先度や、「個人作業」「連絡」「MTG」など作業の種類に応じてラベル分けすれば、早急に取り組むべきタスクや、スケジュールの組み立てが分かりやすくなります。
<Jootoの注意点>
- 料金・プラン内容に変更があった
- タスクの重要度がわかりにくい
2024年8月1日より一部プランの料金体系変更および同時ログイン数制限が適用されました。具体的には、「無料プランの上限人数が4名から1名に変更。」「スタンダードプラン無料枠4名分の廃止。」「一つのアカウントに同時ログイン可能な端末数の制限開始。」といった変更がありました。
ユーザーからの意見として、「タスクの重要度がわかりにくくなる。それぞれのタスクが並列であるため、多くのタスクを抱えている場合に、どれが最重要事項なのか、見落としてしまう」といった意見があります。(参考:ITreview)
<Jootoの料金体系>
参考:Jootoの料金ページ
- 無料プラン:0円(1人まで)
- スタンダードプラン:500円/ユーザー/月(月払い)
- エンタープライズプラン:1,300円/ユーザー/月(月払い)
- タスクDXプラン:要問い合わせ
【Backlog】エンジニアがプロジェクト管理に使えるアプリ
<Backlogの特徴>
- 利用人数で料金が変わらない
- タスクにコメントができる
Backlogは利用ユーザー数によって料金が変わりません。スタンダードプラン以上ならユーザー数は無制限で、社内外問わずプロジェクトに関わるメンバーを気軽に追加できます。一方で、人数によっては割高になる可能性もあります。
設定したタスクなどに、絵文字やアイコンを使ってコメントできます。
<Backlogの機能・使用感>
- ガントチャート
- カンバンボード
「ガントチャート」では、プロジェクトの全体像が一目で分かるので、スケジュールの調整がしやすいです。ただし、スタンダードプラン以上でないと使用できません。
「カンバンボード」では、該当のタスクをドラッグ&ドロップするだけで移動でき、ステータスの変更もリアルタイムで反映されます。「個人のタスク」や「短期間の業務やプロジェクト」の管理には、入力の手間が少ないかんばん方式が適しています。
<Backlogの注意点>
- スタータープランは機能の制限が多くある
- 検索機能が不便
スタータープランは個人利用向けのため、ユーザー数に制限があったり、ガントチャート機能を含む便利な機能を使えません。会社で本格的に導入したい場合は上位プランを検討しましょう。
ユーザーからは、「通知横にある検索機能が簡易的すぎる。プロジェクト名ベースでの検索しかできず、他チャットツールのように直感的にプロジェクトの文面/内容で検索ができないのは不便。」という意見がありました。(参考:ITreview)
<Backlogの料金体系>
- スタータープラン:2,970円/月
- スタンダードプラン:17,600円/月
- プレミアムプラン:29,700円/月
- プラチナプラン:82,500円/月
【Asana】外部ツールとの連携が豊富なアプリ
<Asanaの特徴>
- タスクの進捗を多様な形式で確認できる
- ほかのアプリと連携できる
かんばん方式やガントチャートなど、タスクの進捗をさまざまな形式で見られます。また、チームの予定をカレンダー表示することもできます。
300以上のアプリと連携できるため、普段使っているツールも対象になっている可能性が高いです。たとえば、GmailとAsanaを連携すると、Gmailの受信ボックス画面を開いたまま、メールで送られてきた内容をAsanaのタスクにできるのです。
<Asanaの機能・使用感>
- タスク漏れを防ぎやすい
- タスクの公開設定ができる
タスクごとに担当者や具体的な日時を決められるほか、期日が近づくと通知が届くので、タスク漏れを防ぎやすいです。
タスクを「公開」「非公開」に設定できるので、個人だけで管理したいタスクがある場合にも便利です。
<Asanaの注意点>
- 無料プランでは管理者機能が使えない
- 設定や入力が分かりにくい
無料のPersonalプランには、情報やプライバシーの保護やメンバー管理をおこなえる「管理者コンソール」が搭載されていません。
「初期設定が難しい・進捗状況の入力方法が分かり難い」というユーザーの意見もあります。(引用:ITreview)
<Asanaの料金体系>
参考:Asanaの料金ページ
- Personal:0円
- Starter:1,475円/ユーザー/月(月払い)
- Advanced:3,300円/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise:要問い合わせ
- Enterprise+:要問い合わせ
【Wrike】ガントチャートも使える大企業向けアプリ
<Wrikeの特徴>
- 大企業にも採用されている
- タスクテンプレート
拡張機能や高度なセキュリティなど、大企業にも対応できる機能が備わっています。
事前にタスクの設定をテンプレートに登録しておくと、テンプレートを呼び出すだけでタスクを作成できます。「月次報告書作成」「週次会議」などの定期的なタスクの入力時間を短縮できるのです。
<Wrikeの機能・使用感>
- 多彩なビュー
- 自動化
リストやボード、ガントチャートなど、進捗を表示する「ビュー」の設定を個人単位で変えられるので、自身が把握しやすい形式で進捗を管理できます。
タスク管理に関する手順を自動化する設定ができます。たとえば、「タスクのステータスが変わったら、自動的に”承認待ち”の状態になり、上長に確認依頼を飛ばす」などの設定ができるのです。
<Wrikeの注意点>
- タスクの検索ができない
- 請求書が米ドル表記である
利用ユーザーからは、「検索機能がいまいち使いづらく、特にガントチャート上で特定のタスクを検索できないのが使いづらいと思います。」という意見もあるります。(引用:ITトレンド)
Wrikeは日本円での支払いには対応しているものの、請求書は米ドルの表記になる点に注意が必要です。
<Wrikeの料金体系>
参考:Wrikeの料金ページ
- Free:$0
- Team:$9.80/ユーザー/月
- Business:$24.80/ユーザー/月
- Enterprise:要問い合わせ
- Pinnacle:要問い合わせ
【Jira Software】プロジェクト管理に特化した海外製のアプリ
<Jira Softwareの特徴>
- エンジニア向けの機能が豊富
- 開発チームの生産性を可視化できる
開発ワークフローやソフトウェア開発用の機能など、エンジニアのための機能が豊富に用意されています。
各メンバーのパフォーマンスに関するレポート出力機能など、開発チームの生産性を可視化できる機能もあります。
<Jira Softwareの機能・使用感>
- テンプレートを選べる
- 検索機能
最初に業務ごとのテンプレート選択画面が表示されるので、アプリを導入してから使い始めるまでの流れがスムーズです。「開発」「人事」など幅広い部署で使えるテンプレートが用意されているので、全社でJira Softwareを活かして業務が出来ます。
担当者やタスク名などのキーワードを入力すると、ボード内から目的のタスクを検索できます。所属するプロジェクトや管理するタスクが増えた際に必要な機能です。
<Jira Softwareの注意点>
- コメントやログが使いにくい
- 使えないクレジットカードがある
「コメントのログの検索性やUIがもっと良くなると嬉しい」というユーザーもいます。(参考:ITreview)
月間サブスクリプションのお支払いにおいて、月次更新時にDiscoverのクレジットカードは利用できません。
<Jira Softwareの料金体系>
- Free:0円
- Standard:~1,070円/ユーザー/月(月払い)
- Premium:~2,090円/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise:要問い合わせ
利用する人数によって料金が変動するため、料金を詳しく知りたい場合は公式HPから確かめましょう。
【Evernote】瞬時に情報を整理できるタスク管理アプリ
<Evernoteの特徴>
- オフラインでも使用できる
- 優れた検索機能がある
Evernoteは、オフラインでも使用できるのが特徴です。また、オフラインの状態で、ノートに書き込んだ内容は、接続と同時にほかのデバイスに同期されます。
写真や文書だけでなく、手書き文字にまで検索をかけられるので、欲しい情報がすぐにヒットします。
<Evernoteの機能・使用感>
- タグの検索機能
- 容易なタスク設定
タグの検索機能が備わっているため、ノートをタグ付けして整理することで即座に求めているノートに辿り着くことができます。
Evernoteでは、タスクを簡単に設定できます。また、タスク設定をするとノートにもタスクリストとして目につきやすい形で表示されるので、やるべきタスクの抜け漏れの防止につながります。
<Evernoteの注意点>
- 動作が重くなる場合がある
- 無料プランはプロジェクト管理に不向き
「写真を取り込むとやはり重いのか少し動作が遅くなります。」というユーザーの声もあります。(引用:ITreview)
無料プランではタスクを他の人に割り当てたり、一元管理のできるタスクビューを見られる機能が備わっていないため、プロジェクト管理には不向きだと言えます。
<Evernoteの料金体系>
- FREE:0円
- PERSONAL:1,100円/ユーザー/月(月払い)
- PROFESSIONAL:1,550円/ユーザー/月(月払い)
- TEAMS:2,100円/ユーザー/月(月払い)
<比較表>おすすめの進捗・工程管理アプリ一覧
こちらは、おすすめの進捗・工程管理アプリ8選の比較表です。(左右にスクロール可)
Stock【一番おすすめ】 | Trello | Jooto | Backlog | |
---|---|---|---|---|
特徴 |
IT初心者の方でも簡単に使いこなせる |
かんばん方式で直感的に操作できる |
かんばん方式でタスク管理ができる |
エンジニアがプロジェクト管理に使えるアプリ |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
マニュアル等の情報管理 |
【〇】 |
【×】 |
【×】 |
【〇】 |
メッセージ機能 |
【〇】 |
【×】 |
【×】 |
【×】 |
注意点 |
5名以上での利用が前提 |
使い慣れるのに時間がかかる |
タスクの重要度がわかりにくい |
検索機能が不便 |
料金 |
・無料
・有料プランでも500円~/ユーザー/月 |
・無料プランあり
・有料プランは$6~/ユーザー/月(月払い) |
・無料プランあり
・有料プランは500円~/ユーザー/月(月払い) |
・無料プランなし
・有料プランは2,970円~/月 |
公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「Trello」の詳細はこちら |
「Jooto」の詳細はこちら |
「Backlog」の詳細はこちら |
Asana | Wrike | Jira Software | Evernote | |
---|---|---|---|---|
特徴 |
外部ツールとの連携が豊富 |
ガントチャートも使える大企業向けアプリ |
プロジェクト管理に特化した海外製のアプリ |
瞬時に情報を整理できるタスク管理アプリ |
シンプルで簡単or多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
マニュアル等の情報管理 |
【×】 |
【×】 |
【×】 |
【〇】 |
メッセージ機能 |
【〇】 |
【×】 |
【×】 |
【×】 |
注意点 |
無料プランでは管理者機能が使えない |
タスクの検索ができない |
コメントやログが使いにくい |
動作が重くなる場合がある |
料金 |
・無料プランあり
・有料プランは1,475円~/ユーザー/月(月払い) |
・無料プランあり
・有料プランは$9.80~/ユーザー/月 |
・無料プランあり
・有料プランは~2,090円/ユーザー/月(月払い)(月払い) |
・無料プランあり
・有料プランは1,100円~/ユーザー/月(月払い) |
公式サイト |
「Asana」の詳細はこちら |
「Wrike」の詳細はこちら |
「Jira Software」の詳細はこちら |
「Evernote」の詳細はこちら |
上記のように、アプリによっては無料プランがないケースもあるので、とくに導入コストをかけたくない場合は注意しましょう。
仕事に進捗管理アプリを使うメリット3選
ここでは、進捗・工程管理アプリを使うメリットを3つ紹介します。アプリがどのように仕事に役立つのか知りたい方は必見です。
(1)リアルタイムに情報共有できる
進捗・工程管理アプリを使う1つ目のメリットは、「必要なときにすぐにタスクを設定・確認できること」です。
パソコンに付いているメモ帳などでタスクを管理していると、タスクを設定するためにパソコンを開かなければならず、面倒に感じることがあります。しかし、スマホやタブレットから操作できるアプリなら、時間や場所を問わず、すぐにタスクを書き留められます。
ただし、かんばん方式のタスク管理アプリの中には、スマホに最適化されていないものもあり、横にスクロールしなければならない場合があります。必ず使用感を試してから導入を決めましょう。
(2)タスク情報を一元管理できる
進捗・工程管理アプリを使う2つ目のメリットは、「タスクに関連する情報やファイルをまとめて管理できること」です。
進捗を管理するには、必要な情報が散らばらずに一つの場所に集まることが大切です。関連情報がまとめて管理されていれば、タスクごとに必要なファイルを探す手間と時間を短縮できます。
とくに、大量の情報を記録できる「ノート」に「タスクやメッセージ」をまとめられるアプリ「Stock」では、タスクに関するメッセージも一つの場所で管理できるのが大きな特徴です。
(3)進捗が見える化される
進捗・工程管理アプリを使う3つ目のメリットは、「進捗が見える化されること」です。
進捗管理アプリを利用すると、各タスクの進行状況や完了状況を一目で把握できます。これにより、プロジェクト全体の状況を簡単に理解でき、進捗が遅れている部分をすぐに見つけることができます。
たとえば、「ガントチャート機能」を使って全体の状況を把握したり、「かんばん機能」を使ってタスクの完了状況を確認することができます。
関連記事: タスク管理とは?目的や取り組むメリットを紹介
進捗管理・工程管理におすすめのアプリ8選まとめ
これまで、進捗管理・工程管理におすすめのアプリ8選を中心にご紹介しました。
とくに、複数のプロジェクトを同時に進めていると、進捗の遅れや差し込み業務など、イレギュラーな対応が必要になることがあります。そこで、他のタスクとの調整がしやすいアプリを導入すれば、やるべきことの整理がスムーズに進みます。
しかし、導入した進捗管理アプリの使い勝手が悪いと、進捗の確認に手間がかかり、対応が遅れることも考えられます。したがって、「必要な機能に過不足がなく、簡単に使いこなせるアプリ」が必要なのです。
結論、自社に必要なアプリは、ITに詳しくない65歳のメンバーでも、タスク機能を使って直感的に進捗管理ができるアプリ「Stock」一択です。
ぜひ「Stock」で進捗・工程管理を効率化して、プロジェクトを成功に導きましょう。