部署やプロジェクトチームに加えて、個人で仕事をするうえでも「プロジェクト管理ツール」や「タスク管理ツール」は欠かせません。とくに、複数の案件が並行している場合は、適切に管理しなければ作業の抜け漏れが発生してしまいます。
しかし、「多様なツールがあるため、どれを選ぶべきか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、個人向けタスク管理アプリ・プロジェクト管理ツール7選を中心に解説します。
- 無料で使える個人用のタスク管理アプリを探している
- 個人向けのプロジェクト管理ツールにどんなものがあるか知りたい
- 仕事でやるべきことが抜け漏れないような環境を整えたい
という方はこの記事を参考にすると、最適な個人向けタスク管理アプリ・プロジェクト管理ツール7選が分かり、やるべきことの管理が円滑化します。
目次
タスク管理アプリ・プロジェクト管理ツールの基本機能
タスク管理アプリ・プロジェクト管理ツールの基本機能は主に以下の3つです。
- 通知・アラームの設定
- ガントチャート
- メッセージ機能
通知・アラームがあることで、タスクの抜け漏れを減らせます。また、上司が部下にタスクを追加した際や既存のタスク内容に変更があった場合も、通知機能で簡単に共有できます。
縦軸に作業内容、横軸に時間を記載したスケジュール表でタスク・プロジェクトの進捗状況を一目で把握できます。メンバーそれぞれの進捗状況を可視化できるので、遅れが生じたとしても他のメンバーがフォローしやすいです。
チャット・メッセージ機能は、タスク管理するうえで不可欠です。とくに「個人でタスク管理をしつつ社内メンバーに状況共有が必要」な場合、メールや別のツールを使うと手間がかかるため、簡単にツール上でやりとりできるものを選びましょう。
通知機能やメッセージ機能は無料であることが多い一方、複数人で使えるガントチャートは有料契約でのみ使える傾向にあります。
個人向けタスク管理アプリ・プロジェクト管理ツールを選ぶポイント
個人向けタスク管理アプリ・プロジェクト管理ツールを選ぶポイントは以下の2点です。
- 無料で使えるプランがあるか
- 直感的に操作できるか
永年無料で利用できるツールの多くは、個人のユーザーを対象としているので、無料プランでも機能が十分なケースもあるのです。しかし、サービスによっては、無料プランだと「自身の業務に使う機能が制限される場合」もあるので注意が必要です。
やるべきことの進捗管理の記録・確認に時間がかかると、本来時間を割くべき業務に注力できなくなってしまいます。したがって、直感的に操作できる簡単なツールを選びましょう。
また、将来的に社内メンバーや取引先と情報共有をする可能性があるなら、選定段階から「複数人でも個人でも使えるタスク管理アプリ・プロジェクト管理ツール」を選ぶべきです。たとえば、「Stock」のようなツールを使うと記録した情報を簡単に共有できます。
無料あり!個人向けタスク管理アプリ・プロジェクト管理ツール7選
以下では、個人向けタスク管理アプリ・プロジェクト管理ツールを7選ご紹介します。
プロジェクトやタスクの管理にツールを使えば、タスクを手軽に見える化できるうえ、抜け漏れも防ぎやすくなります。ただし、多機能なツールは使いこなせないだけでなく、実際には使わない機能ばかりになってしまう可能性があるのです。
そのため、必要な機能に過不足がないツールを選びましょう。たとえば、プロジェクトの情報をストックする「ノート」、仕事の抜け漏れを防ぐ「タスク」、メンバーと連絡をとり合える「メッセージ」の3機能は欠かせません。
したがって、プロジェクト管理には非IT企業の65歳以上の方でも、すぐに使いこなせるほどシンプルなアプリ「Stock」一択です。
Stockの「ノート」にはプロジェクトの詳細情報をストックできるほか、任意のメンバーへ瞬時に共有可能です。さらに、「タスク」と「メッセージ」がノートに紐づいているので、案件ごとにタスク管理やコミュニケーションができます。
【Stock】タスク・プロジェクトの情報を最も簡単に残せるアプリ
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
<Stockの機能>
- タスクの一覧化
- PDF化
- PC以外のデバイス対応
自分のタスクを一覧表で確認する機能があります。期限の当日に通知が届く設定もできるので、タスクの抜け漏れを防げます。
Stockで作成した文書をそのままPDF化する機能があります。そのため、会議資料の作成から保存・活用をStockだけで解決することが可能です。
StockはPC以外にもスマホやタブレットにも対応しています。したがって、外出中でもプロジェクト情報にアクセスするのに便利です。
【Microsoft To Do】Microsoftが提供しているタスク管理アプリ
<Microsoft To Doの特徴>
- Microsoftのアカウントと連携できる
- チェックリスト形式でタスクが作れる
Microsoft社が提供するアプリのため、Microsoftのアカウントでログインでき、情報も紐づけられます。
チェックリスト形式でタスクの登録・編集ができるほか、通知や繰り返し設定も簡単です。
<Microsoft To Doの機能・使用感>
- タスクの作成
- 重要タスクと一般タスクの差別化
タスクには期日や通知を個別に設定できます。一方、メモ機能も備わっていますがスペースが狭いため、タスクの情報を細かく書き込むには不向きだと言えます。
タスクの「星マーク」をクリックすると、重要タスクに分類されます。一般タスクとは別のカテゴリで表示されるため、埋もれてしまう心配がありません。
<Microsoft To Doの注意点>
- アプリが頻繁に落ちる
- 操作が難しい
ユーザーの中には「iPhoneアプリ限定の問題だと思うが、とにかくよく落ちる。高スペックな機種でも落ちる。」という声がありました。(引用:ITreview)
「マイクロソフトの他のソフトと連動して使えるようだが、高齢者には操作が難しく、よく分からない。もっと簡単にしてほしい」というユーザーもいます。(引用:ITreview)
<Microsoft To Doの料金体系>
- Microsoftアカウントがあれば無料で利用できます。
【Todoist】シンプルなタスク管理アプリ
<Todoistの特徴>
- タスクを階層化して管理できる
- 優先度を設定できる
関連するタスクを階層化して管理できるので、タスクを見つけやすくなっています。
タスクの優先度を設定すれば、「早急に取り組むべきタスク」が一目で分かります。
<Todoistの機能・使用感>
- インボックス
- プロジェクトフォルダ機能
「インボックス」では、あらかじめ設定した優先順位に応じてタスクが表示されます。そのため、早急に対応すべきタスクが分かりやすい点がメリットです。
プロジェクトをフォルダ単位で整理できます。たとえば「仕事」では、プロジェクトに必要な作業や繰り返しタスクが一覧で表示されるので、画面を行き来する手間を省けて便利です。
<Todoistの注意点>
- 無料プランは個人プロジェクトは5件まで
- 複数人使用には向いていない場合がある
無料プランでは作成できる個人プロジェクトは5件までと制限されています。そのため、多くのプロジェクト情報を管理したい場合は有料プランの契約が前提になります。
「文書管理も統合的に管理できるようなものではなく、あくまで個人利用に特化しているようなイメージです」というユーザーもいます。(参考:ITreview)
<Todoistの料金体系>
- 無料:0円
- プロ:488円/ユーザー/月(月払い)
- ビジネス:688円/ユーザー/月(月払い)
【Google Keep】タスクメモを残しやすい個人向けメモアプリ
<Google Keepの特徴>
- Googleアカウントに情報を紐づけられる
- パネル形式で表示される
Googleアカウントを持っていれば、PCやスマートフォンなど端末を問わず、どこからでも自身のメモにアクセスできるようになります。
保存したメモはパネル形式で表示されるため、クリックせずにメモを見られます。
<Google Keepの機能・使用感>
- メモのラベル分け
- リマインド機能
タスクやプロジェクトの詳細メモを、ラベル形式で貼り付けて管理できます。
Google Keepのリマインド機能では、メモごとに具体的な日時を設定して通知できます。また、「リマインダー」を開くと、通知を設定したメモを一覧で確認可能です。
<Google Keepの注意点>
- フォルダ機能が備わっていない
- 動画やファイルを添付できない
一部のユーザーからは「様々なメモをフォルダ分けできるといいなと思います。現在はタグをつけることで管理していますが、メモが多くなると管理が煩雑になるので、しっかりとしたメモを保存したい場合には向いていません」との声も挙がっています。(引用:ITreview)
一部のユーザーからは「動画添付が困難なところが少し難。動画を共有する際には、他のSNSやクラウドツールを使用しています。一定容量まででOKなので、メモに直接動画を添付出来るようになれば更に便利になると思います。また、文書ファイルや計算ツールもそのまま添付は難しいようです」との声もあります。(引用:ITreview)
<Google Keepの料金体系>
- 無料ですべての機能を利用できます。
【Any.do】タスク管理に特化したアプリ
<Any.doの特徴>
- あらゆる端末に対応している
- 直感的にタスクの並び替えができる
PCに加えてスマートフォンやタブレットにも対応しているので、時間や場所を問わず利用できます。
直感的にタスクの並び替えができ、整理がしやすくなっています。
<Any.doの機能・使用感>
- 1週間の予定が分かる
- 英語での利用が前提
土日も含めた1週間のタスクを確認できるため、週でやるべきことの全体像が見えやすくなる点がメリットです。
各機能は英語で記載されており、うまく日本語翻訳されていない箇所もあります。
<Any.doの注意点>
- 上手く連携できないケースがある
- 日本語を入力できないことがある
「any.doのリマインダーがgoogle calenderにもiOSのリマインダーにもまったく反映されない」というユーザーもいます。(引用:App Storeプレビュー)
「タスク名などの編集時に、英語入力と絵文字入力しか選択ができず、日本語入力が出来ませんでした」というユーザーもいます。(引用:App Storeプレビュー)
<Any.doの料金体系>
参考:Any.doの料金ページ
- Personal:$0
- Premium:$7.99/月
- Teams:$7.99/ユーザー/月
【Redmine】ガンチャート式でプロジェクトを管理できる無料ツール
<Redmineの特徴>
- タスクの内容を一目で確認できる
- 無料からはじめられる
タスクの内容や進捗、重要度が一覧で表示されるので一目でタスクを確認できます。
Redmineはオープンソースのツールなので、ダウンロードすれば無料で使えます。ただし、ダウンロードにはプログラミングの知識が必要なため、ITに詳しいチーム向けだと言えます。
<Redmineの機能・使用感>
- チケット
- ガントチャート
「チケット」では、プロジェクトでやるべき作業を管理します。関連するチケット同士を紐づけたり、担当者や期日を設定したりできるため、タスク管理が一か所で完結します。
登録したタスクの期日や進捗率をもとに、自動でガントチャートが生成されます。そのため、タスクごとの進捗を、視覚的に分かりやすく管理したい場合に効果的です。
<Redmineの注意点>
- 使いこなせないメンバーが出る恐れがある
- 検索機能が不十分
- タスク漏れしてしまう恐れがある
Redmineは独自の用語で機能が設定されているため、ユーザーからは「チケット、トラッカーなどの用語に慣れず拒否反応が出るメンバーもいました」との意見も挙がっています。(引用:ITreview)
ユーザーからは「通知横にある検索機能が簡易的すぎる。プロジェクト名ベースでの検索しかできず、他チャットツールのように直感的にプロジェクトの文面/内容で検索ができないのは不便」との意見も挙がっています。(引用:ITreview)
ユーザーの中には、「チケットの重複や、チケットの親子関係、関連性を把握しにくく、登録設定を忘れるとチケットが行方不明になることがあります」という声がありました。(参考:ITトレンド)
<Redmineの料金体系>
- オープンソースなので誰でも無料で使えます。
【Backlog】カンバン方式で個人のタスクも管理できるツール
<Backlogの特徴>
- 案件の進捗を見える化できる
- Gitなどを使ってソースコードを管理できる
ガントチャートで進捗を可視化できるため、プロジェクトの進み具合が一目で分かります。
BacklogをGitリポジトリ(履歴の格納場所)として利用でき、Backlog上でコードレビューが可能です。したがって、エンジニアのソースコード管理に役立ちます。
<Backlogの機能・使用感>
- カンバンボード
- データ同期
プロジェクトに必要なタスクをカンバンボードで管理できます。タスクの書かれたカードをドラッグ&ドロップすれば、簡単にステータスを変えられるため、直感的に操作したい場合に有効です。
Backlogはモバイル版にも対応しており、ブラウザ版のデータを自動で同期できます。そのため、プロジェクトの進捗を移動中に確認するときにも役立つのです。
<Backlogの注意点>
- フリープランではガントチャートが使えない
- 独自の記法を覚える必要がある
個人や小規模チーム向けにフリープランがある一方で、フリープランはガントチャートに対応していない点に注意が必要です。
チケット内の表記がBacklog独自の記法になっており、人によっては覚えるのに苦労する恐れがあります。(参考:ITreview)
<Backlogの料金体系>
- フリープラン:0円
- スタータープラン:2,970円/月(月払い)
- スタンダードプラン:17,600円/月(月払い)
- プレミアムプラン:29,700円/月(月払い)
- プラチナプラン:82,500円/月(月払い)
<比較表>個人向けタスク管理アプリ・プロジェクト管理ツール7選
以下は、個人でも使えるプロジェクト/タスク管理ツール7選の比較表です。(左右にスクロール可)
Stock【一番おすすめ】 | Microsoft To Do | Todoist | Google Keep | Any.do | Redmine | Backlog | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
プロジェクトの情報を最も簡単にストックできるアプリ |
Microsoftが提供するタスク管理アプリ |
シンプルなタスク管理アプリ |
タスクメモを残しやすい個人向けメモアプリ |
タスク管理に特化したアプリ |
ガンチャート式でプロジェクトを管理できる無料ツール |
タスクの進捗を可視化できる |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単 |
多機能 |
多機能 |
シンプルで簡単 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
タスク一覧機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
外部のメンバーを招待 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
注意点 |
5名以上での利用が前提 |
タスクをボードや表形式で見られない |
タスクの設定が面倒 |
iPhoneでは更新に時間がかかる |
連携機能が不十分 |
多機能ゆえに、すべての機能を使いこなすのは難しい |
独自の記法に慣れが必要 |
料金 |
・無料
・有料プランでも500円~/ユーザー/月 |
・Microsoftアカウントがあれば無料 |
・無料プランあり
・有料プランは488円/ユーザー/月(月払い) |
・無料 |
・無料プランあり
・有料プランは$7.99/ユーザー/月< |
・無料 |
・無料プランあり
・2,970円~/月(月払い) |
公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「Microsoft To Do」の詳細はこちら |
「Todoist」の詳細はこちら |
「Google Keep」の詳細はこちら |
「Any.do」の詳細はこちら |
「Redmine」の詳細はこちら |
「Backlog」の詳細はこちら |
このように、ツールによっては使いこなすのが困難だったり、無料プランがなかったりするケースもあるため、選定するときは注意しましょう。
タスク管理アプリ・プロジェクト管理ツール使う3つのメリット
以下では、プロジェクト/タスク管理ツールを使う3つのメリットをご紹介します。社内で効果的にツールを運用するためにも必見です。
(1)タスクを見える化できる
まず、すべてのタスクを見える化できるメリットがあります。
プロジェクトを進めるうえでは、タスクに優先順位を付けることが重要です。また、タスクは紙のメモ帳で管理する方法もあるものの、修正や変更が困難なほか、必要なときに探す手間がかかってしまいます。
一方、ツールを使えば、担当するすべてのタスクを一目で把握でき、整理しやすくなります。具体的には、わずかな操作でタスクを一覧で表示したり、検索機能で目的の情報を絞り込んだりできるのです。
(2)タスク漏れを防げる
次に、リマインド機能でタスク漏れを防げるメリットもあります。
リマインド機能のあるツールを導入すれば、「プロジェクトの納期」や「タスクの期限」を忘れないように通知設定ができます。その結果、作業が抜け漏れずに、期日にも余裕を持って作業を進められるのです。
タスクの抜け漏れは、忘れた本人だけでなく関係者全体の進捗に影響を与えるので、ツールを使って適切に管理しましょう。
(3)タスクをスムーズに共有できる
最後に、タスクをスムーズに共有できるメリットがあります。
タスクを漏れなく管理するために個人でツールを使い始めたとしても、チームでプロジェクトを進めるために、最終的には「メンバー全員がツールを利用してタスクを共有する」必要が生まれるケースもあります。
そのため、メッセージ機能があるツールを選ぶと、わざわざ口頭やメールでタスクについて聞く手間が省けます。たとえば、スピーディにタスクを設定しつつ、メッセージ上でタスクの依頼もできる「Stock」のようなツールが最適です。
関連記事: タスク管理とは?目的や取り組むメリットを紹介
個人の業務におけるタスク管理のコツ
個人の業務におけるタスクを管理するときには、以下の3点を意識するとスムーズです。
- タスクの内容を具体化する
- 必要な情報もまとめて管理する
- タスクに優先順位を付ける
1点目は、タスクの内容を具体化することです。そのため、”顧客面談資料の作成”というタスクを「顧客データの収集」「テキスト資料作成」「デザインや字数調整」などに分解することで、「何をすべきか」が分かり作業の質の向上につながります。
2点目は、必要な情報もまとめて管理することです。必要な情報をタスクに紐づけておくことで、作業のたびに探したり担当者に聞いたりする手間が省けるため、より迅速にタスクを消化できます。
3点目は、タスクに優先順位を付けることです。期日や重要度を考慮しながら、タスクに優先順位を設定すれば、着手すべき順に迷う手間がかかりません。
とくに、期日や納期が厳密なタスクやプロジェクトを管理するときには、ツールを使って状況に応じて優先順位を入れ替えると最新の状況が分かりやすくなります。
個人でも使えるプロジェクト/タスク管理ツールまとめ
ここまで、個人でも使えるプロジェクト/タスク管理ツール7選や、選定ポイントを中心にご紹介しました。
プロジェクトを進めるうえでは、担当するタスクや進捗を漏れなく管理することが欠かせません。そこで、ツールを使えばタスクをスムーズに設定・共有できるため、紙のメモ帳よりも管理が簡単になるのです。
また、プロジェクトやタスクの管理は、個人だけでなく複数人で進める場面もあります。したがって、「メッセージ機能も備わったツール」を選びましょう。
ただし、多機能なツールでは一部のメンバーが使えない恐れもあるため、”シンプルであること”も重要になります。結論、自社のプロジェクト管理に必要なツールは、「ノート」「タスク」「メッセージ」の3機能に過不足がない「Stock」一択です。
ぜひ「Stock」を導入して、効果的なプロジェクト・タスク管理を実現しましょう。