日報は、上司への進捗報告だけでなく、社員個人の成長やコミュニケーションを促す手段としても役立ちます。一方、紙では作成や共有に負担がかかるため、今日では「日報アプリ」を導入している企業も多いです。
しかし、日報アプリは種類が豊富なので「導入を検討しているが、どのアプリが良いか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、業種別のおすすめ日報アプリ12選を中心に紹介します。
- 日報アプリの種類や導入するメリットを知りたい
- 選定ポイント押さえた上で複数ツールの中から選びたい
- 日報の作成から管理までをスムーズにできるツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、自社に最適な日報アプリが分かり、日報業務を効率化できるようになります。
目次
日報アプリとは
ここでは、日報アプリの必要性や種類について説明します。日報アプリを選ぶ前に、以下を把握しておくことで、アプリ選びに失敗するリスクが減ります。
日報アプリの必要性
日報アプリとは、インターネット上で日報の作成・共有ができるアプリのことであり、日報に関する業務を効率化するために必要です。
日報を紙媒体やメール等でやり取りする場合、共有に時間がかかるほか、紙の紛失やメールの見落としが発生する危険もあります。また、人によって日報の内容や発信量が異なると、現状を正確に把握しづらいという問題も生じます。
そこで、日報アプリを使えば、時間や場所を問わずリアルタイムで共有されるほか、日報が他のやり取りに埋もれる心配もないので、紛失や見落としが減ります。また、「テンプレート」によって、社員による内容のばらつきがない日報を短時間で作れるのです。
そのため、テンプレートを登録して社内外問わず日報を作成・共有できる「ナレカン」のようなアプリを検討する企業も多いのです。
日報アプリの種類
日報アプリには、主に以下の4種類があります。
- データベース型
- コミュニケーション型
- システム連携型
- 日報特化型
フォームへの入力で自動的に作業日報がデータベース化されます。顧客への訪問時間や訪問内容を自動で収集できるので、とくに営業活動で役立ちます。
社内の情報共有に特化しています。メッセージによる気軽なやりとりや、部署間を横断した進捗共有ができます。
営業管理システムや顧客管理システム、勤怠管理システムと連携できます。システムを連携させることで、不足している機能を補えるのです。
日報作成に必要な機能が過不足なく備わっているため、日報の運用を中心に効率化させたい企業におすすめです。
以上のように、日報アプリにも種類があるので、自社の雰囲気やニーズに合わせて選定しましょう。
日報アプリを導入する2つのメリット
以下では、日報アプリのメリットを2つ解説します。メリットをあらかじめ全社員に周知しておけば、アプリの導入後もスムーズに運用へ乗せられます。
(1)簡単に日報を作成できる
1つ目のメリットは、簡単に日報を作成できることです。
アプリを使うと、紙よりも効率よく日報を作れます。たとえば、「テンプレート機能」を利用すれば、日報の構成を一から考える手間を省けるのです。
また、マルチデバイス対応のアプリは、外出先や移動中でも日報の記入ができるため、日報の作成だけでなく提出までの時間も省けます。
(2)ナレッジとして蓄積できる
2つ目のメリットは、ナレッジが蓄積されることです。
アプリで作成した日報は、ナレッジとして蓄積されて、今後の業務に役立ちます。とくに、「検索」や「情報管理」などの機能が付いたアプリであれば、WordやExcelのように管理が煩雑になることがなく、過去の日報をすぐに見つけ出せるのです。
たとえば、ナレッジ管理に特化しつつ、日報の作成にも使える「ナレカン」を使えば、フォルダで日報を整理して、検索機能で簡単に探し出せます。
【必見】日報アプリの選定ポイント3選
ここでは、日報アプリの選定ポイントを3つ解説します。以下のポイントを押さえて、自社に最適なアプリを選びましょう。
(1)導入目的と合っているか
1つ目の選定ポイントは、導入目的と合っているかです。
一言に日報アプリと言っても、利用先の業界や業種によって必要とされる機能は異なります。たとえば、建設業では作業工程ごとに写真を残せるよう画像添付機能が必要とされ、営業職ではCRMとしても利用できるような日報が求められています。
また、全社で広く活用することが目的な場合、必要とされる機能のほかに「誰でも使いやすい操作性か」も重要です。このように、日報アプリを導入するときは、自社の導入目的に沿ったものを選択しましょう。
(2)スマホに対応しているか
2つ目のポイントは、スマホに対応していることです。
スマホに対応したアプリであれば、時間や場所を問わず手軽に日報を作成できます。とくに、営業職や建設業など、オフィス外での作業が多い業種・職種において、スマホ対応は必須の条件です。
したがって、アプリを選ぶうえではPCだけでなく、iPhoneやAndroidに対応しているかを確認しましょう。
(3)サポート体制が万全か
3つ目のポイントは、サポート体制が万全であることです。
アプリを利用するなかで、「機能を上手く使いこなせない」や「社員に操作方法を上手く教育できない」といったトラブルは少なくありません。そこで、サポート体制が万全なアプリを選べば、導入後も安心して使えるのです。
たとえば、自社専属の担当者から手厚いサポートを受けられる「ナレカン」であれば、アプリの導入から運用までの導入担当者の負担を軽減できます。
<全業種で使える>おすすめの日報アプリ5選
以下では、全業種で使えるマルチデバイス対応の日報アプリを5つご紹介します。
紙やWordで日報を作成した場合、日報に書かれた「反省点」や「改善点」等を社内で共有するのに時間がかかり、すぐに自身の業務に活かせません。また、管理が煩雑化しやすく、ナレッジとして蓄積していくことが難しいです。
そこで、「日報をリアルタイムに共有できる情報管理ツール」であれば、他の社員の反省を踏まえて、すぐに業務の質向上が期待できます。また、ナレッジとしていつでもすぐ活用できるよう、情報を見つけやすい検索機能を備えたものがおすすめです。
結論、自社が導入すべきなのは、社内の日報の共有・管理を円滑化し、目的の情報に即アクセス可能なツール「ナレカン」一択です。
ナレカンでは、「テンプレート」で簡単に作成された日報が、任意のメンバーに瞬時に共有されます。また、日報は対象を「すべて」「タイトル」「タグ」などに絞った「キーワード検索」で探せるので、日々の日報管理もスムーズになるのです。
【ナレカン】最も簡単に日報を作成・管理できるアプリ

「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
https://www.stock-app.info/narekan_document_request.html
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
【Stock】中小企業向けのシンプルな日報アプリ
Stockは、ナレカンと同じくシンプルに日報を管理できるアプリです。
「Stock」には、日報を書ける「ノート」のほか、ノートに紐づく「メッセージ」や「タスク」が備わっています。そのため、日報に関するやり取りはもちろん、これから取りかかるべき作業のタスク管理もできるのです。

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【LINE WORKS】業務コミュニケーションに役立つアプリ

<LINE WORKSの特徴>
- LINEと連携できる
- 掲示板形式で日報を作れる
LINE WORKSユーザーだけでなく、一般のLINEユーザーともコミュニケーションがとれます。
グループトークの「ノート」機能や、「掲示板」機能を使うと、日報の作成・共有を一か所で完結できます。
<LINE WORKSの機能・使用感>
- LINEと同じ使い心地
- タスクを管理できる

プライベート版のLINEと同様に、既読機能がついたりスタンプを送ったりできるので、利用のハードルは低いと言えます。

タスクの依頼や期限を設定して、作業の抜け漏れを防げます。一方で、設定できる期限は「日付」までで、「時間」は設定できません。
<LINE WORKSの注意点>
- トークや画像の保存期間が決まっている
- 他のアプリと連携するための設定が大変
LINE WORKSでやりとりしたトークや画像、ファイルの保存期間は最大3年までの制限があります。また、期限が過ぎたデータは表示できないので、日報を長期的に保管したい場合には不向きと言えます。
ユーザーからは「LINEWORKSと他ベンダーの連携の場合それぞれ設定が必要になるため、もう少し手軽に接続出来ればなお良いと思います。」との声があります。(参考:ITreview)
<LINE WORKSの料金体系>
- フリー:0円
- スタンダード:540円/ユーザー/月(月払い)
- アドバンスト:960円/ユーザー/月(月払い)
【kintone】レポート機能を活用できるアプリ

<kintoneの特徴>
- ノーコードでアプリを自作できる
- レポート機能がある
プログラミングの知識が無くても、ノーコードで自社の業務に合ったアプリを自作できます。
レポート機能では、作業日報や週報、報告書から収集したデータを溜めるだけでなく分析もできます。
<kintoneの機能>
- フォーマットを一元管理できる
- スペースでやりとりできる
日報のフォーマットを登録して、データの入力の手間を削減できます。作業日報の形式や粒度が社内で統一されるので、読み手にとって見やすいです。
「スペース」では、プロジェクトやタスクごとにやりとりができます。テーマに応じて掲示板を作成したり、社内Wikiのように情報を蓄積したりする使い方があります。
<kintoneの注意点>
- 契約できるのは10ユーザーから
- 複雑なアプリにするには追加購入が必要
契約は10ユーザーからとなるため、10人未満での利用を考えている場合は不向きです。
ユーザーからは「標準だと非常にシンプルなアプリしか作成できず、少しアレンジしたいと思うとアドインを購入しなければならない。」という声があります。(参考:ITreview)
<kintoneの料金体系>
- ライトコース:1,000円/ユーザー/月(月払い)
- スタンダードコース:1,800円/ユーザー/月(月払い)
- ワイドコース:3,000円/ユーザー/月
【Microsoft PowerApps】Microsoftユーザーが始めやすいアプリ

<Microsoft PowerAppsの特徴>
- 様々なデータと連携できる
- AI機能が組み込める
Microsoft365が提供しているサービスと簡単に連携可能なため、導入がスムーズです。
アプリ内にAI機能を組み込むことで、画像データからテキストを抽出できるようになります。ただし、別途AI Builderというオプションを追加しなければならないため注意が必要です。
<Microsoft PowerAppsの注意点>
- 既存のデータベースを変更するのは難しい
- 一部機能が制限されている
ユーザーからは「既存のデーターベースを改善するには知識と工夫が必要です。」との声があります。(参考:ITreview)
「Microsoft365に付随するサービスではプレミアムコネクタ等一部機能が制限されているため改善してほしい。」というユーザーからの声もあるため、どの機能が使えないか事前に確認しましょう。(参考:ITreview)
<Microsoft PowerAppsの料金体系>
- Power Apps の開発者向けプラン:無料
- Power Apps Premium(最小で2000シート):1,799円/ユーザー/月(月払い)
- Power Apps Premium:2,998円/ユーザー/月(月払い)
<業務管理向け>日報アプリ2選
以下では、業務管理向けの日報アプリ2選をご紹介します。工数管理や稼働計算等の業務管理に適した機能が搭載されています。
【Pace】日報を使った工数管理アプリ

<Paceの特徴>
- 日報をもとに工数管理できる
- 目標達成に向けたシミュレーションができる
日報に記入した案件ごとの業務内容や作業時間をもとに、案件の工数原価を把握できます。
利益目標達成のためのシミュレーション機能が搭載されており、日々の目標設定にも役立てられます。
<Paceの機能>
- 作業分析
- 集計機能
「作業分析」では、日報に登録されたすべての作業を、案件ごとに分析できます。たとえば、「時間がかかっている作業がどれか」も一目で分かるのです。
「集計機能」では、任意の期間を選択すると、利益の出ている案件区分や顧客をランキング形式で把握できます。自社の強みや弱みを見つけるうえで便利です。
<Paceの注意点>
- 最低契約期間が3カ月から
- コミュニケーション機能がない
最低契約期間が3カ月となっているため、仮に自社に合わない場合でも、すぐに解約できない点に注意が必要です。
作業や利益の分析機能に特化しており、コミュニケーション機能などはありません。そのため、一部のユーザーからは「機能性に欠ける」というような声もあります。(参考:BOXIL SaaS)
<Paceの料金体系>
- 550円/ユーザー/月(月払い)
【日報くん】案件ごとの稼働を計算できるアプリ

<日報くんの特徴>
- プロジェクト単位で作業を把握できる
- 高いセキュリティ
日報に記入した情報をもとに、人やプロジェクト単位で稼働状況を把握できます。
暗号化や常時監視、細かいバックアップ体制などのセキュリティ対策が万全です。
<日報くんの機能>
- 過去日報使い回し
- コメント機能
過去の日報を使い回せるので、前日と同じ作業をした場合は、コピーすることで作成時間を短縮できます。
日報にはほかのメンバーからのコメントも書けるので、コミュニケーションを促進したい場合に便利です。
<日報くんの注意点>
- 既読機能がない
- 登録の手間が生じる
日報くんには、既読機能やリアクション機能がないため「日報を読んだら、コメントを残す」などの工夫が必要です。
日報くんを運用するにあたって、各ユーザーがアカウントを登録する手間がかかります。また、大企業で使う場合は、情報の閲覧権限も正確に設定していかなければならないため、面倒に感じる可能性があります。
<日報くんの料金体系>
- ミニマムプラン:990円/月(ユーザー5人まで)
- Sプラン:3,300円/月(ユーザー60人まで)
- Mプラン:5,280円/月(ユーザー100人まで)
- Lプラン:10,560円/月(ユーザー200人まで)
<建設業・製造業向け>作業日報アプリ2選
以下では、建設業向けの日報アプリ2選をご紹介します。現場との情報共有に適切な機能を持つアプリを選びましょう。
【houren.so】写真で情報共有できるアプリ

<houren.soの特徴>
- 写真を活用できる
- 既読機能がある
写真を共有すれば、工事現場の状況も一目で分かります。また、写真に気になる箇所があれば、直接書き込みもできます。
既読機能の「hou!ボタン」があるので、誰が日報を読んだかを確認できます。
<houren.soの機能・使用感>

- カレンダー形式で確認できる
- 写真の絞り込み検索ができる
作成した日報は、カレンダー形式にして一覧で確認できます。そのため、過去に作成した日報を後から見返しやすいです。
現場の写真を「カテゴリ」「エリア」「投稿者」などで絞り込めるので、目的の写真をすぐに見つけたい場合に便利です。
<houren.soの注意点>
- 写真の共有に特化している
- 周りのメンバーに配慮が必要
写真の共有に特化したツールとなっているため、現場との情報共有には向いていますが、文字ベースで情報を残したい場合には不向きです。
社員によっては写真に写り込むことにストレスを感じかねません。そのため、写真を撮影するときは、まわりの人へ配慮が必要です。
<houren.soの料金体系>
- フリープラン:0円
- 有償プラン:2,500円~/月
【日報365】作業員と簡単にやりとりできるアプリ

<日報365の特徴>
- 手配業務が簡単
- 各種書類のやりとりが簡単
作業に必要な人材や車両、資材をアプリ上で簡単に手配できるので、作業員の手配漏れや二重手配などのトラブルを防げます。
作業員との作業日報や、協力会社との応援証明書のやりとりをスマートフォン上で完結できます。また、手書きサインにも対応しています。
<日報365の機能>
- 本社用・現場用で機能が異なる
- さまざまな帳票を出力できる
- 帳票のカスタマイズ機能
本社管理者用と現場職長用で2つのシステムユーザがあり、機能が異なります。日報の出力はどのユーザもできますが、各種帳票の出力は管理者のみ可能です。
工数集計や出面集計、手当集計があらかじめ用意されており、任意の期間でExcel出力ができるので、面倒な集計業務を効率化できます。
必要な集計項目(現場別、作業内容別、作業員別、元請別など)を自由に選んで、自社オリジナルの帳票を作れます。
<日報365の注意点>
- 導入から運用までに時間がかかる
- オーバースペックの可能性がある
導入にあたり問い合わせやヒアリング、デモンストレーションが必要なので、ほかのアプリに比べて運用までに時間がかかる恐れもあります。(参考:日報365|導入・運用までの流れ)
日報機能に加え、作業員などの「手配」や作業手当の「申請」などの豊富な機能を搭載しているので、日報をシンプルに管理したい方にはオーバースペックとなる可能性があります。
<日報365の料金体系>
- 要問い合わせ
<営業職向け>営業日報アプリ3選
以下では、営業職向けの営業日報アプリ3選をご紹介します。顧客情報やスケジュールの管理もできるなど、営業ならではの機能が備わっています。
【未来日報】CRMとしても利用できるアプリ

<未来日報の特徴>
- 顧客管理ができる
- スケジュール管理できる
日報に記載した顧客情報は自動で蓄積されるほか、検索機能もついているので、CRM(顧客管理システム)として利用できます。
スケジュールを入力すると、顧客への次のアクションが自動で作成され、計画的にアプローチできるようになります。
<未来日報の機能>
- 日報の共有機能
- 検索機能
共有機能によって、他の社員の日報を見たり、コメントを書いたりできます。また、日報を評価する「イイネ」ボタンがついているので、気軽にコミュニケーションが取れるのです。
社内・社外を問わず、キーワードを入力するだけで目的の顧客情報を検索できます。PCだけでなくスマホにも対応しているので、外出先からスムーズに閲覧可能です。
<未来日報の注意点>
- ファイルや画像が添付できない
- 大人数の利用には問い合わせが必要
ファイルや画像が添付できないので、自社の日報をファイルで管理している場合や、画像を添付して運用している企業は注意が必要です。
未来日報で用意されているプランは、100ユーザーまでに制限されており、それ以上で利用したい場合には問い合わせる必要があります。
<未来日報の料金体系>
- Aプラン:6,600円/月(ユーザー数1~20人まで)
- Bプラン:15,400円/月(ユーザー数21~50人まで)
- Cプラン:28,600円/月(ユーザー数51~100人まで)
関連記事: 未来日報とは?機能や料金、評判まで紹介
【ワンズ営業日報】営業全般を支援するアプリ

<ワンズ営業日報の特徴>
- 営業に使える豊富な機能
- Excelに出力できる
営業日報や商談報告の作成に加え、顧客情報や訪問計画、受注状況も管理でき、営業職に便利な機能を豊富に備えています。
システム内のデータは、任意のExcelテンプレートにワンクリックで出力できます。
<ワンズ営業日報の機能>
- カスタマイズ機能
- 案件の分析機能
報告書のフォーマットは自由にカスタマイズできるので、自社に最適な形で日報を運用できます。
案件状況や月別推移、勝因・敗因などを分析する機能があるので、今後の顧客へのアプローチを計画するのに役立ちます。
<ワンズ営業日報の注意点>
- 多機能ゆえに使いこなすのが難しい
- 作成に時間がかかる
ワンズ営業日報には、日報の作成だけでなく、案件の分析機能などの高度な機能を備えているので、ITに詳しくない社員には使いこなせない可能性があります。
利用しているユーザーからは「細かい分類が多くて時間がかかる点が不便でした。」という声があります。(参考:SaaSLOG)
<ワンズ営業日報の料金体系>
- 1,780円/ユーザー/月~(10ユーザーより利用可能)
【DriveReport】社用車の使用記録が取れる運転日報アプリ

<DriveReportの特徴>
- スマホだけでなくPCにも対応
- 写真入力ができる
スマホはAndoroid、iOSともに対応しているほか、PCからの操作も可能です。
スマホでメーターを撮るだけで走行距離が自動で反映されます。
<DriveReportの機能>
- アルコール測定記入機能
- 承認機能
指定されたアルコール測定器をBluetoothで連携し、測定した値の自動入力と顔写真の撮影が可能です。
運転日報を確認した管理者による承認機能があり、社用車の不正利用を防ぎます。
<DriveReportの注意点>
- アカウントが頻繁にロックされてしまう
- 入力項目が多い
利用しているユーザーからは、「セキュリティの観点から厳しくしてあるのかもしれないが、すぐにアカウントがロックされる。」という声があります。(参考:ITreview)
実際のユーザーからは「入力やタップする箇所が意外に多いので、もう少しGUIを含めてやりやすく改善してくれる事を期待します。」という意見が見られました。(参考:ITreview)
<DriveReportの料金体系>
- 330円/1台/月〜
※車両単位での課金なので、複数人で同じ社用車を利用しても金額は変わりません。
無料あり|おすすめの日報アプリ12選の比較表
以下は、これまで紹介した「スマホ・PCでも使えるおすすめの日報アプリ」「業務管理に適した日報アプリ」「建設業向けの日報アプリ」「営業職向けの日報アプリ」それぞれの比較表です。(※表は左右にスクロールできます)
- スマホ・PCでも使えるおすすめの日報アプリ5選の比較表
- 業務管理に適した日報アプリ2選の比較表
- 建設業向けの作業日報アプリ2選の比較表
- 営業職向けの営業日報アプリ3選の比較表
ナレカン【一番おすすめ】 | Stock【おすすめ】 | LINE WORKS | kintone | Microsoft PowerApps | |
---|---|---|---|---|---|
特徴 |
最も簡単に日報を作成・管理できるアプリ |
中小企業向けのシンプルな日報アプリ |
業務コミュニケーションに役立つアプリ |
レポート機能を活用できるアプリ |
Microsoftユーザーが始めやすいアプリ |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単(大手~中堅企業向け) |
シンプルで簡単(中小規模の企業向け) |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
テンプレート機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
画像やファイルの添付 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】※画像やファイルの保存期間が決まっている |
【〇】 |
【〇】 |
注意点 |
法人利用が前提なので、個人利用は不可 |
5名以上での利用が前提 |
トークや画像の保存期間が決まっている |
契約できるのは10ユーザーから |
既存のデータベースを変更するのは難しい |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料プランあり
・有料プランは500円/ユーザー/月〜
|
・無料プランあり
・有料プランは540円/ユーザー/月~ |
・無料プランなし
・有料プランは1,000円/ユーザー/月(月払い)~ |
・無料プランあり
・有料プランは1,799円/ユーザー/月(月払い)~ |
公式サイト |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Stock」の詳細はこちら |
「LINE WORKS」の詳細はこちら |
「kintone」の詳細はこちら |
「Microsoft PowerApps」の詳細はこちら |
Pace | 日報くん | |
---|---|---|
特徴 |
日報を使った工数管理アプリ |
案件ごとの稼働を計算できるアプリ |
シンプルで簡単or多機能 |
多機能 |
多機能 |
画像やファイルの添付 |
【〇】 |
【〇】 |
検索機能 |
【〇】 |
【〇】 |
注意点 |
コミュニケーション機能がない |
既読機能がない |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは550円/ユーザー/月(月払い)~ |
・無料プランなし
・有料プランは990円/月~ |
公式サイト |
「Pace」の詳細はこちら |
「日報くん」の詳細はこちら |
houren.so | 日報365 | |
---|---|---|
特徴 |
写真で情報共有できるアプリ |
作業員と簡単にやりとりできるアプリ |
シンプルで簡単or多機能 |
多機能 |
多機能 |
画像やファイルの添付 |
【〇】 |
【〇】 |
検索機能 |
【〇】 |
【〇】※管理者ユーザーのみ |
注意点 |
文字ベースで情報を残したい場合には不向き |
オーバースペックの可能性がある |
料金 |
・無料プランあり
・有料プランは2,500円/月~ |
・要問い合わせ |
公式サイト |
「houren.so」の詳細はこちら |
「日報365」の詳細はこちら |
未来日報 | ワンズ営業日報 | DriveReport | |
---|---|---|---|
特徴 |
CRMとしても利用できるアプリ |
案件ごとの稼働を計算できるアプリ |
社用車の使用記録が取れる運転日報アプリ |
シンプルで簡単or多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
画像やファイルの添付 |
【×】 |
【〇】 |
【〇】 |
マルチデバイス対応 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
注意点 |
大人数の利用には問い合わせが必要 |
多機能ゆえに使いこなすのが難しい |
アカウントが頻繁にロックされてしまう |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは6,600円/月~ |
・無料プランなし
・有料プランは1,780円/ユーザー/月~ |
・無料プランなし
・有料プランは330円/1台/月~ |
公式サイト |
「未来日報」の詳細はこちら |
「ワンズ営業日報」の詳細はこちら |
「DriveReport」の詳細はこちら |
日報アプリは搭載されている機能がそれぞれ異なるため、自社に必要な機能を事前に洗い出したうえで、導入するツールを検討しましょう。
おすすめの日報アプリまとめ
ここまで、おすすめの作業日報アプリ12選や選定ポイントを中心にご紹介しました。
日報アプリはそれぞれ特徴が異なるため、自社の用途に合ったものを選定する必要があります。また、日報をすぐにフィードバックできるように、目的の情報がすぐに見つかるかどうかも重視しましょう。
とくに、多機能なツールは多くの情報を管理・運用できる反面、情報へのアクセス性が悪くなってしまいます。そのため、日報の管理には十分な検索機能があるツールを選ぶのがおすすめです。
結論、自社が導入すべきなのは、誰でも簡単に日報を作成・共有・管理でき、目的の情報に即アクセス可能な日報アプリ「ナレカン」一択です。
無料の導入支援も受けられるので、ぜひ「ナレカン」を導入して、日々の日報業務を効率化しましょう。