今日では、日報業務をデジタル化して、作業の効率化を図る企業が増えています。たとえば、日報管理システムの「日報くん」を使えば、PCやスマホから場所を問わず日報を提出でき、日々の報告業務にかかる手間が削減するのです。
しかし、「日報くん」の導入を検討しているが「自社に合ったツールなのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日報くんの特徴や料金、評判を網羅的にご紹介します。
- 日報くんの機能を把握して、自社での運用をイメージしたい
- 日報くんの料金・評判を知り、導入可否を判断したい
- 誰でも簡単に日報を作成・管理できる方法を探している
という方はこの記事を参考にすると、日報くんの概要が分かるほか、自社に最適な日報の運用方法が見つかります。
目次
業務管理システム「日報くん」とは
ここでは、日報くんの特徴や機能を解説します。類似するほかの日報システムとの違いを把握して、自社に合ったシステムか判断しましょう。
「日報くん」と「ほかの日報システム」の違い
引用:日報くんの公式サイト
日報くんは、BPS株式会社が提供するマルチデバイス型の日報管理システムです。日報くんは、日報に特化した機能を搭載したシンプルなシステムなので、操作に迷う心配がありません。
日報を提出すると、社員の成果やプロジェクトごとの工数が自動で集計されて、業務効率の改善につなげられます。さらに、PCやスマホから場所を問わず使えるので、離れた場所にいるメンバーの稼働状況もすぐに確認できるのです。
このように、日報くんは「日報管理に特化したシンプルな操作性」と「業務効率化に便利な工数管理機能」が特徴であり、ほかの日報システムと異なる点であると言えます。
日報くんの機能
日報くんの主な機能は以下の通りです。(※表は左右にスクロールできます。)
- 日報の作成・提出
- 稼働・工数の管理
- 画面右上の「日報作成」をクリック
- 「顧客/プロジェクト」「工程」から、入力項目を選択
- 「かかった時間」を選択
- 作業内容を入力
- 「+入力フォームを追加」をクリック
- 業務上の疑問点や感想を記入
- 「確認画面へ」をクリック
- 「提出」をクリック
- 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
<機能> | <特徴> |
---|---|
日報作成 |
「日付」や「プロジェクト」、「かかった時間」を選択し、「作業内容」や「疑問点」などを記入することで日報を作成できます。 |
過去日報の複製 |
過去に書いた日報を使いまわせる機能です。前日と同じ仕事をした場合に便利で、日報作成の手間を削減できます。 |
下書き |
作業ごとの稼働時間をメモする機能です。作業が終わるごとにメモしておけば、正確な稼働時間を忘れる心配がなくなります。 |
他ユーザーの日報閲覧 |
自分以外の社員の日報を閲覧することも可能です。チームメンバーの業務負荷や進捗状況を確認するのはもちろん、上司の日報を見て学んだり、他部署の業務負荷状況を確認する際に便利です。 |
コメント |
日報に対してコメントする機能です。ほかの従業員と気軽にコミュニケーションを取れるようになります。 |
あらかじめ、「顧客」「プロジェクト」「事業」を登録しておくことで、工数管理が可能になります。開発会社、コンサル、メーカー、建設業など、工数単位で見積もりを作成している企業に最適です。
<機能> | <特徴> |
---|---|
顧客ごとの
集計 |
「顧客」には取引先企業名や自社名を登録できます。各作業内容・プロジェクトごとの工数を確認することができ、同一顧客で複数の案件を請け負っている場合でも、各案件ごとに工数が確認できます。 |
プロジェクトごとの
集計 |
「プロジェクト」には案件名・商品名・業務名などを登録できます。「プロジェクト」内には企業名+業務名(例:【A社】プレゼン資料作成)を入れることで、業務内容ごとの工数も確認でき便利です。 |
事業ごとの
集計 |
複数の「顧客」や「プロジェクト」をまとめて稼働時間の集計を行うこともできます。 |
参考:日報くん公式|機能一覧
上記のように、日報くんは日報管理に特化したさまざまな機能を搭載しており、日々の報告業務を効率化します。また、予実管理や勤怠管理などの日報外の機能も提供されています。
日報くんの料金プラン一覧
日報くんの料金プランは以下の通りです。(※表は左右にスクロールできます。)
ミニマムプラン | Sプラン | Mプラン | Lプラン | |
---|---|---|---|---|
料金(年払い) |
990円/月 |
3,300円/月 |
5,280円/月 |
10,560円/月 |
ユーザー数 | 1~5人 | 6~60人 | 61~100人 | 101~200人 |
201人以上で使う場合は問い合わせが必要です。
参照:日報くんの料金プラン
日報くんの使い方
以下では、日報くんを使った日報作成方法を解説します。具体的な手順を知ることで、自社のニーズを満たせるのか確認しましょう。
日報作成
以上の手順で日報を1つ作成することが出来ます。管理が煩雑にならないよう、どの業務に関する日報なのか正しく選択しましょう。
画像引用および参考:日報くんコラム|日報作成
作業内容の入力
画像のように箇条書きなどで、振り返ったときに何をしていたか思い出せるくらいの粒度で記入しましょう。チーム内で記載方法のルールを作成すると、管理がしやすくなります。
画像引用および参考:日報くんコラム|作業内容の記入
入力フォームの追加
追加で作業内容を記載したいときは、入力フォームを追加します。左下に「合計作業時間」が表示されるため、実働時間と相違ないか確認しながら記入しましょう。
画像引用および参考:日報くんコラム|入力フォームの追加
疑問点・感想の入力
業務の疑問点や感想を記入することで、社内のコミュニケーションを円滑にすることが出来ます。また、「疑問点」「感想」の項目は、自由に変更できるため、「プライベートでのニュース」「チーム内の懸念点」など、自社に合わせて設定しましょう。
画像引用および参考:日報くんコラム|疑問点・感想の入力
提出
※業務中に記入で、まだ提出する必要がない場合は「下書き保存」をクリック
※日報くんで勤怠管理もしている場合は「提出して退勤する」をクリック
提出前に記入したものを確認できます。提出前に誤字や記載ミス・抜けが無いか確認しましょう。
画像引用および参考:日報くんコラム|提出
日報くんの口コミ・評判
ここでは、日報くんを導入したユーザーの声や評判を紹介します。他社での運用例を参考に、自社に適しているかを判断しましょう。
日報くんの良い口コミ・評判
ここでは、日報くんの良い口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「顧客・プロジェクトごとにまとめられる」「外出先でもネット経由で使える」といった声が寄せられています。
非公開ユーザー、投稿日:2024年1月16日記載する箇所が3か所のみ(PJ、時間、内容)下書き保存も可能。顧客・プロジェクトの括りも任意に設計可能。Excelだと開いたファイルがバッティングして記載できなかったり、記載方を厳密に守らなければいけなかったせいもあって未記載のままのメンバーが目立ったが、本製品にしてから記録が続くようになった。
匿名ユーザー、投稿日:2022年5月31日子会社でも該当ツールを使うことで、本社工場などの親会社と同じように使用でき、何の不具合もなく使用できる。反応も良く、どの子会社とでもネット経由で使用できるため、急遽の出張や出向でも、いつも出社している工場に行かなくてもいいのが助かる。出向者にも好評。
匿名ユーザー、投稿日:2021年11月12日全社員が今日行った業務内容や感想を閲覧できるのが良かった。悩みや不安なことをいち早く察知し、個別に連絡を行い、個人が抱え込みすぎないようにケアすることができた点は良かった。
匿名ユーザー、投稿日:2021年11月02日だいたいの機能がボタン一つで分かりやすいデザインであり、中途社員なども使用方法に困ることがないシンプルなものであることが良かったと思う。導入当初は慣れないため入力を忘れる社員も多かったが、メールでの通知機能が追加され入力の忘れもかなり改善された。また、弊社の場合はプロジェクト別、顧客別の集計が最も重要になっている。今までは提出されたExcelを基に集計用の様式に入力しなおすという手間があったが、このツールを使用することで一気にその手間が省けた。また、社外にいても使用できるため、出張・外出中の社員の業務時間についても管理可能になった。
日報くんの改善点に関する口コミ・評判
次に、日報くんの改善点に関する口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「項目を自由に設定できない」「柔軟にアクセス制限ができない」などの声が挙がっています。
非公開ユーザー、投稿日:2024年1月16日顧客対プロジェクトに縛られないで自由に項目を設定できるようにしてほしい。項目「顧客」の配下に「プロジェクト」を設定して各々の工数を管理する方法が本製品だが、利用用途が必ずしも顧客対プロジェクトとは限らず、それ以外でも集計がしたい。(部署対タスクなど)
匿名ユーザー、投稿日:2022年5月31日本社工場以外に支店がない企業では意味がないと思われます。支店等がたくさんある企業でこそ活躍すると思いますので、支店がある会社にはおすすめします。
匿名ユーザー、投稿日:2021年11月12日良い点でもあるが、悪い点でもあるのは全従業員が閲覧できるため踏み込んだ内容を書くことは躊躇われていた。あるスタッフが書いた日報により人間関係が悪化した例もあるので全スタッフが閲覧できる状態になっていたのは問題があったと思う。正直なところわざわざ導入しなくてもいいかなと感じています。今はLINEなどがあるので日報は各社員から上司にLINEなどで報告する方が踏み込んだ内容の相談もできるためこのツールを導入しなくても業務に支障はないと感じます。
匿名ユーザー、投稿日:2021年11月02日業種上、電波の届かない現場に入ることがあるため、その際の管理ができないことが不便だと感じた。基本的にどこにいても使用できるのはメリットだが、このような限られた場合に結局は使用できない不便さがあると、不満が増幅する気がしている。
日報くんを使う上で注意すべきポイント
日報くんを使う上では十分な費用対効果を得られない場合がある点に注意しましょう。
日報くんは、日報管理に特化した機能のみを搭載しているため、利用用途が限られます。実際に、ユーザーからは「項目を自由に設定できない」という口コミもあり、他のツールの導入が必要になる恐れがあるのです。
したがって、日報くんをはじめとするシステムを導入するうえでは、「必要な機能に過不足がないか」を重視しましょう。
【必見】誰でも簡単に日報を自作・管理できるアプリ
以下では、誰でも簡単に日報を自作・管理できるアプリを紹介します。
日報くんを使えば、PCやスマホから手間なく日報を作成できる仕組みをつくって、日々の報告業務を効率化できます。ただし、機能がシンプル過ぎるゆえに「項目を自由に設定できない」「柔軟にアクセス制限ができない」といった口コミがある点に注意しましょう。
そこで、「情報を管理する機能が過不足なく揃ったITアプリ」を導入すれば、日報を含むあらゆる社内情報をスムーズに連携できます。また、蓄積された情報にアクセスする手間や時間を短縮するには、「高性能な検索機能」が備わっているものを選びましょう。
したがって、自社が導入すべきなのは、あらゆる情報を一元管理でき、必要なタイミングで即アクセス可能なツール「ナレカン」一択です。
ナレカンの「記事(ノート)」にはテキストを書き込むだけで簡単に日報を作成でき、かつリアルタイムで任意のメンバーに共有されるので、連絡の手間がかかりません。また、ヒット率100%の「超高性能検索」によって、必要な情報を即座に探し出すことが出来ます。
日報を含むあらゆる情報をまとめて管理できるアプリ「ナレカン」
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
https://www.stock-app.info/narekan_document_request.html
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
<ナレカンの料金>
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
ナレカンを使った日報の作成例
以下は、ナレカンを使った日報の作成例です。
ナレカンの「記事(ノート)」では、タイトルと本文を入力するだけで、誰でも簡単に日報を作成できます。
また、「コメント」が記事に紐づいているので、話題が混ざらずにほかのメンバーとやりとりできる点が特徴です。
日報くんの特徴や口コミ・評判まとめ
これまで、日報くんの特徴や機能、評判を網羅的にご紹介しました。
日報くんは、直感的に日報を残せる「日報管理システム」です。一方で、「日報以外の情報は残せない点」や「シンプルすぎて費用対効果が悪くなりかねない点」に注意しなければなりません。
また、業務の情報を正しく管理するには、「必要な情報へすぐにアクセスできる仕組みをつくること」が重要です。そこで、「情報管理に必須の機能が過不足なく備わったITアプリ」を使えば、従業員が情報を活用してスムーズに仕事を進められるようになります。
結論として、日報の作成・管理には、日報を含むあらゆるデータを管理できる情報共有アプリ「ナレカン」が最適です。ナレカンに残した情報は、多階層の「フォルダ」で部門ごとに整理できるので、大手~中堅企業でも情報が混ざりません。
ぜひ「ナレカン」を導入して、社内の情報を確認しやすい環境を整えましょう。
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