テレワークが普及し社員の働く場所が分断されるなか、社内コミュニケーションやチームへの貢献意欲を向上する手段として、社内報が注目されています。
 
社内報を読むことは社員の意思に委ねられるため、社内報による情報発信で期待する効果を得るには、社員が読みたくなる内容の記事を作成しなければなりません。
 
しかし「社内報に書く内容が定まらないため作成が進まない」や「社内報の目的の設定方法や実際の運用方法が分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、社内報に使える面白いネタや運用事例を中心にご紹介します。
 
  • 社内報のネタを見つけて今すぐ執筆作業に取りかかりたい
  • 社員に読まれる社内報を作成したい
  • 他社の事例を自社に落とし込み社内報作成の目的を達成したい
という担当者の方はこの記事を参考にすると、充実した社内報作成のポイントが分かり、効果的な情報発信ができます。


「社内の情報を、簡単にストックする方法がない---」
最もシンプルな情報ストックツール「Stock」

これ以上なくシンプルなツールで、誰でも簡単に使い始められます。
https://www.stock-app.info/

社内報とは

社内報とは、会社の理念や方針を社員に伝達したりコミュニケーションのきっかけを作ったりするためのものです。
 
以下では、社内報の目的と媒体について解説します。社内報のコンセプトを定めるために重点を置く項目を設定し、それに合った媒体を選びましょう。

社内報の目的

社内報には、主に次の3つの目的があります。
 
  1. 会社の経営方針を共有する
  2. 1つ目の目的は会社の経営方針の共有です。
     
    社員が共通の目的を認識していなければ、一人ひとりが自分のすべきことを明確化できず、業務遂行のスピード感が失われます。また、個人で熱量の差が発生する可能性があるのです。
     
    社内報で会社の経営方針を共有すれば社員の帰属意識を高め、理念達成に向けた日々の業務への主体的な取り組みを促進できます。
     
  3. 社内のコミュニケーションの強化
  4. 2つ目の目的は、社内コミュニケーションの強化です。
     
    社内報で頻繁に取り上げられる社員紹介や部門紹介は、社員同士の相互理解を深める役割を果たします。社員・部門間の結びつきが強くなれば意思疎通が図りやすくなり、業務を円滑に進められるのです。
     
    また、社内報が共通の話題を提供すれば社員のコミュニケーションが促進され、業務効率化の実現にもつながります
     
  5. 社員の家族に向けた情報共有
  6. 社内報に掲載されるコンテンツの多くは「どのような企業で働いているのか」「どのような人が働いているのか」といった会社内部の細かい情報を含んでいます。
     
    そのため、充実した社内報は、会社と直接的なつながりのない「社員の家族」の安心感を生み出します。家族からの理解が得られると社員自身も働きやすくなり、結果として会社への定着率が高まるのです
このように、社内報には社内だけでなく社外にも情報共有できる役割があるため、広報や採用活動に大きな影響を与えられるのです。

社内報の媒体

社内報の媒体は、大きく分けて紙とWebの2種類です。以下では、紙媒体とWeb媒体のそれぞれのメリット・デメリットを表形式でご紹介します。
 
紙媒体 Web媒体
メリット
・社外の人に共有がしやすい
・普段の業務にPCを使わない社員にも気軽に共有できる
・作成に手間がかからない
・データ収集ができるので、PDCAサイクルを回して改善を図れる
迅速な情報共有ができる
デメリット
・印刷費や時間などの無駄なコストがかかる
情報共有が遅い
・ツールやアプリの利用が必須
・PCの操作に慣れていない社員は閲覧しない可能性がある
 
このように、紙とWebそれぞれにメリット・デメリットがありますが、結果的にはWeb一択と言えます。PCに慣れていない社員いる場合でも、スマホに対応するツールで社内報を共有すれば問題ありません。
 
たとえば、非IT企業の65歳でも使いこなせるほどシンプルな「Stock」であれば、これまで紙の社内報だった企業でもトラブルもなく運用できます。
 
関連記事: 【例文あり】日報とは?目的や書き方のポイントを解説!
 
関連記事: 業務日報・日誌は廃止すべき?必要性や最適な管理方法を紹介


「社内の情報を、簡単にストックする方法がない---」
最もシンプルな情報ストックツール「Stock」

これ以上なくシンプルなツールで、誰でも簡単に使い始められます。
https://www.stock-app.info/

社内報はいらない?自社に必要かの判断基準とは

社内報がいらないと考えている担当者の方は、以下の基準を参考に判断しましょう。
 
  • 社内報が必要なほど会社の規模が大きいか
  • 社内報がなくとも企業理念を社員に共有できる規模の会社であれば、社内報が不要となるケースがあります。現状の情報共有の方法で十分かを確認しましょう。
     
  • 社内のコミュニケーションの満足度が高いか
  • 社内のコミュニケーションに不満を感じる社員が多い場合は、社内報が必要です。普段からやりとりが少ないのであれば、社員同士のコミュニケーション活性化を促すためにも社内報は必須となります。
     
  • 採用に力を入れているか
  • 社内報を一般公開すれば、社外に社内の情報を共有できます。そのため、採用に力を入れている企業は積極的に社内報の導入を進めるべきです。
このように、社内報の必要性は企業の特性によって異なるケースが多いです。そのため、あらかじめ自社に必要かを以上の基準から判断しなければなりません。


「社内の情報を、簡単にストックする方法がない---」
最もシンプルな情報ストックツール「Stock」

これ以上なくシンプルなツールで、誰でも簡単に使い始められます。
https://www.stock-app.info/

【厳選】社内報の運用に最適な情報共有ツール

以下では、社内報運用に役立つおすすめのツールをご紹介します。
 
社内報の共有手段としては、テレワーク中の社員にも問題なく共有ができ、印刷コストもかからない情報共有ツールが最適です。
 
一方、社内報を共有する方法は多種多様ですが「チャットツールは流れてしまい、ファイルストレージでは探すのが面倒」というデメリットに注意です。したがって、社内報の運用においては情報を蓄積できるうえに、簡単にアクセスできるツールが適しています。
 
結論、社内報運用に役立つのは、情報管理のための機能を過不足なく備え、社内報の共有手段としても利用できる「Stock」一択です。
 
Stockの「ノート」には社内報だけでなく、議事録や顧客情報、企画書などのあらゆる情報をストックできます。また、ノートには「タスク」と「メッセージ」が紐づいているので、複数のツールを併用しなくても仕事ができるようになるのです。

非IT企業の65歳でも使いこなせる「Stock」

Stockのトップページ
 
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール

https://www.stock-app.info/

Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
 
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
 
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。

<Stockをおすすめするポイント>

  1. ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
    ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
  2. とにかくシンプルで、誰でも使える
    余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
  3. 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
    社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。

<Stockの口コミ・評判>

塩出祐貴さん画像
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」
★★★★★ 5.0

弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。

加井 夕子さん、海野 紘子さん画像
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」
★★★★★ 5.0

当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。

江藤 美帆さん画像
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC)
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」
★★★★★ 5.0

元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。

<Stockの料金>

Stockの料金プランページ

Stockの詳細はこちら


「社内の情報を、簡単にストックする方法がない---」
最もシンプルな情報ストックツール「Stock」

これ以上なくシンプルなツールで、誰でも簡単に使い始められます。
https://www.stock-app.info/

社内報のコンテンツに使えるネタ3選

以下では、社内報のコンテンツに使えるネタを3つのジャンルに分けてご紹介します。見出しだけで社員の興味を引き起こせるコンテンツ作りに取り組みましょう。

ネタ1|企業に関するネタ

こちらは、業務に関わる内容のネタです。これらの内容が多いと、社内報が堅苦しく読みづらくなってしまうので、掲載には注意が必要です。
 
【内容例】
  • 経営方針や事業計画
  • 社長・役員からのメッセージ
  • 研修会レポート
  • 新サービスリリース情報
  • お客様からの声
  • ビジネスマナー講座
  • 社内イベントカレンダー

ネタ2|社員に関するネタ

こちらは、社員に関するネタです。コミュニケーションの機会を増やすきっかけとなりやすいですが、プライバシーに配慮する必要があります
 
【紹介例】
  • 活躍している社員
  • 知らなかった!あの部署での仕事内容
  • 今注目の部署にインタビュー
  • 新入社員紹介
  • 様々な座談会(パパ・ママ社員、趣味や特技)
  • チーム自慢のメンバー紹介
  • 先輩社員の社内履歴書
  • 内定者紹介
  • おすすめ本紹介

ネタ3|季節やイベントに関するネタ

こちらは、季節やイベントに関するネタです。記事にしやすいネタなので、掲載するネタに悩んでいるときには時間の節約のためにも、季節ネタを参考にしましょう。
 
【春】
  • 3月:別れの特集(定年退職者など)
  • 4月:入社式、新入社員特集
  • 5月:ゴールデンウィークの思い出
【夏】
  • 6月:梅雨に関すること
  • 7月:七夕コンテンツ
  • 8月:夏休み特集
【秋】
  • 9月:秋特集(味覚の秋、読書の秋など)
  • 10月:内定式
  • 11月:勤労感謝イベント
【冬】
  • 12月:一年の締めくくり、忘年会のススメ
  • 1月:新年の挨拶、今年の抱負
  • 2月:健康特集
 
関連記事: 【すぐ使える】無料の業務日報テンプレート6選!作成ポイントも解説
 
関連記事: 無駄にならない社内報とは?ネタ切れ防止のネタ27選もご紹介


「社内の情報を、簡単にストックする方法がない---」
最もシンプルな情報ストックツール「Stock」

これ以上なくシンプルなツールで、誰でも簡単に使い始められます。
https://www.stock-app.info/

社内報制作の4つのポイント

以下では、社内報制作に欠かせない4つのポイントをご紹介します。すべてのポイントを押さえると社内報の内容が充実して、閲覧率も高まります。

ポイント1|コンセプトを定めて目的を明確にする

多くの社員に読まれる社内報を作るために、まずはコンセプトを明確化しましょう。
 
具体的には、「誰に、何を、どのように伝える社内報なのか」を定めます。たとえば、社内報のターゲットに社員の家族が含まれるか否かによって、内容の細かさや用語の使い方などを変えなければなりません。
 
限られた紙面で最大限の情報を提供するためには、情報の取捨選択が大切です。そのため、基準となる社内報のコンセプトを明確にする必要があるのです。
 

ポイント2|デザインを工夫する

社内報のデザインも、読まれやすくするポイントのひとつです。
 
配色・文字サイズ・フォントなど視覚的な要素について、記事の雰囲気や会社の年齢層に合わせて選びましょう。また、文字と写真のバランス・配置などのレイアウトも読みやすさに直結するため、いくつかパターンを用意して慎重に選択する必要があります。
 
知識が必要な分野であるため、専門家に依頼することもひとつの方法です。

ポイント3|業務で役立つ情報を提供する

読まれる社内報づくりのために、実際の業務で役立つ情報やノウハウを発信しましょう。
 
もちろん、社内インタビューや社員紹介など、社内情報を伝えるコンテンツはコミュニケーションの促進のために重要と言えます。しかし、実際に社員にとって優先度の高い情報とは「明日からすぐに使える仕事術」など日々の業務に役立つものです。
 
確実に読まれるコンテンツを掲載することでほかのコンテンツにも目を通してもらいやすくなり、社内報の目的達成に近づきます。
 

ポイント4|発行後に効果測定をする

社内報の発行後は、発行の効果や読者数を必ず測定しましょう。
 
たとえば、発行の最大の目的が「社内コミュニケーションの活性化」であれば、社内報をきっかけとしたコミュニケーションが生まれたかを社員に問う必要があります。
 
情報共有ツールを利用した社内報に関するアンケートの実施により効果を測定して反省点を抽出すれば、次回以降に改善しながら社内報の目的を実現できるのです。


「社内の情報を、簡単にストックする方法がない---」
最もシンプルな情報ストックツール「Stock」

これ以上なくシンプルなツールで、誰でも簡単に使い始められます。
https://www.stock-app.info/

社内報の運用事例

6 de GREEsのトップページ
 
ここでは、グリー株式会社の事例を紹介します。グリー株式会社は、ゲーム事業・メタバース事業、広告・メディア事業を展開している企業です。
 
社内報を運用する以前は子会社ごとに情報発信をしていたため、グループを包括する情報発信ツールがないことが課題でした。とくに、社内の共通メディアは外部向けの公式ブログのみだったので、社員や家族向けのコンテンツの充実化が求められていました。
 
そこで、公式ブログを従業員や家族、取引先企業、一般ユーザーへの情報発信のためのオウンドメディアとしてリニューアルしました。とくに、従業員を最も重要な利害関係者として、帰属意識や働くモチベーションを高めるコンテンツ作りを進めたのです。
 
その結果、実際に目標となる閲覧数を上回る記事が増えており、従業員を中心とした関係者へのメディアの認知度向上による包括的な情報発信が実現しつつあると言えます。
 


「社内の情報を、簡単にストックする方法がない---」
最もシンプルな情報ストックツール「Stock」

これ以上なくシンプルなツールで、誰でも簡単に使い始められます。
https://www.stock-app.info/

社内報の概要・話題ネタ・運用事例まとめ

ここまで、社内報に使える面白いネタや運用事例を中心にご紹介しました。
 
読まれる社内報にするためには事例のように目的を明確にして、計画的に事前準備をしなければなりません。また、発行後はアンケートや閲覧数の分析などを通して効果測定をする必要があります。
 
つまり、社内報の作成から共有までを円滑に進めるためにも、ツールによる情報管理・共有は必須です。ツールを利用すれば、紙媒体の社内報の作成で感じる「面倒さ」をなくせます。
 
たとえば、社内報の運用に最適なStockであれば、社内報の作成から共有までワンストップで対応でき、誰でも説明なしで簡単に使えるので、非IT企業を中心に200,000社を超える企業で導入されています。
 
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」で社員に読まれる社内報を作成し、情報共有やコミュニケーションを活性化させましょう。


「社内の情報を、簡単にストックする方法がない---」
最もシンプルな情報ストックツール「Stock」

これ以上なくシンプルなツールで、誰でも簡単に使い始められます。
https://www.stock-app.info/
 
関連記事: 【無料あり】クラウド型日報管理システムのおすすめ8選!
 
関連記事: 【2024年版】無料あり!業界別おすすめの作業日報アプリ10選
 
関連記事: 【例文あり】上司に評価される日報の書き方とは?注意点も解説!
代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、最もシンプルな情報ストックツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、ベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。