WindowsやMacに標準搭載されている「付箋」は、パソコンのデスクトップ上にメモを残せるアプリです。そのため、”メモを簡単に作成し、パソコンを開いたらすぐ確かめられるようにする”といった使い方ができます。
しかし、「PCの付箋メモをデスクトップへ表示する方法が分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、デスクトップにメモを常に表示する方法を中心にご紹介します。
- メモした内容を忘れないように、デスクトップに固定したい
- Windows/Macのデスクトップにメモを残したいが、詳しい方法が分からない
- おすすめのPC版メモアプリを探している
という方はこの記事を参考にすると、Windows/Macでメモをデスクトップに表示する方法が分かるだけでなく、業務を効率化するおすすめのメモアプリまで見つかます。
目次
【Windows10/11編】デスクトップにメモを表示・固定する方法
以下では、Windowsの付箋アプリを使ってデスクトップ上にメモを表示する方法を解説します。詳しい手順を画像で解説しているので、付箋アプリを利用したことがない場合は必見です。
付箋を表示する
デスクトップ上に付箋を表示させるには、画面左下にある[スタートボタン]を押して「付箋」と検索します。下図のアプリが表示されたら、[開く]をクリックしてアプリを開きましょう。

表示された付箋には、そのまま文字を入力できます。

また、作成した付箋は下図のように一覧にして確認することもできます。ただし、一覧の方からはメモを編集できない点に注意しましょう。

なお、デスクトップに貼り付けた付箋が表示されないときは、PC画面下部の[タスクバー]からアプリのアイコンをクリックすると、再度表示できます。

付箋を追加する
新しい付箋を追加するには、一つ目のメモの左上にある[+]をクリックします。


上図のように、付箋が増えていたら完了です。
付箋を削除する
付箋を削除するには、メモの右上にある[⋯]をクリックします。

次に、[メモの削除]をクリックすれば削除完了です。

ただし、一度削除すると復元ができない点に注意しましょう。
【Mac編】デスクトップにメモを表示・固定する方法
以下では、Macの付箋アプリを使ってデスクトップにメモを表示する方法を解説します。Windowsとは使い方が異なるので、画像とあわせて確認しておきましょう。
付箋を表示する
デスクトップ上に付箋を表示するには、Finderのアイコンをクリックしてアプリケーションを開き、[スティッキーズ]を選択します。

すると、下図のように、表示された付箋へそのまま文字を入力できます。

付箋を追加する
新しい付箋を追加するには、画面上部のメニューバーから[ファイル]をクリックします。

次に、[新規メモ]をクリックすれば付箋を追加できます。

付箋を削除する
付箋を削除したいときは、画面上部のメニューバーから[ファイル]をクリックします。

次に、[閉じる]をクリックすれば付箋を削除できます。

デスクトップの付箋メモを使うメリット
以下では、デスクトップの付箋メモを使うメリットを2つご紹介します。
- 付箋の紛失を心配する必要がない
- PC周辺に付箋を貼らなくて済む
紙の付箋の場合、剥がれてしまったり、間違って捨てたりしてしまい、なくす可能性があります。しかし、デスクトップに付箋を貼り付けておけば、紛失するリスクが低くなり、業務の抜け漏れを減らせるのです。
デスクトップの付箋メモを利用しない場合、紙のメモをPCやPCの周辺に貼り付けておく必要があり、デスク周りが煩雑としてしまいます。また、メモが増えるとPCの周りが付箋だらけになり、必要なメモを見落とす可能性があるのです。
このように、デスクトップの付箋メモを活用すれば、メモの紛失を防ぎ、デスク周りをすっきり整理できます。そこで、現在紙の付箋を使用している方は、アプリの導入がおすすめです。
デスクトップのメモ機能のデメリット4選
以下では、デスクトップのメモ機能におけるデメリットを4つご紹介します。アプリを使う前には気づきにくい、「付箋を作成したあとの不便な点」を知りたい方は必見です。
(1)情報を見つけにくい
1つ目のデメリットは、情報を見つけにくい点です。
一般的なメモアプリであれば、メモのカテゴリや日付ごとにフォルダを作れるうえ、重要なメモにタグをつけることもできます。一方、デスクトップ上の付箋を分類する方法は”色分け”のみなので、メモが増えてくると必要な情報をすぐに見つけ出せません。
このように、デスクトップのメモでは「必要な情報をすぐに探し出せない」「メモが多すぎて錯乱している」といった事態を招いてしまいます。そこで、キーワード検索や絞り込み機能が充実した「Stock」のようなアプリを使って、メモを整理しましょう。
(2)デスクトップの整理が困難になる
2つ目のデメリットは、デスクトップの整理が困難になる点です。
たとえば、メモが散乱するので、下図のように「付箋が増えすぎてどこに何があるか分からない」「デスクトップ上のアプリが隠れて見えない」という状況になります。

このように、デスクトップに付箋を表示すると、付箋が増えたときにデスクトップが見づらくなり、集中力の低下や情報の見落としが発生する可能性があるのです。
(3)データの移行に手間がかかる
3つ目のデメリットは、データの移行に手間がかかる点です。
たとえば、手持ちのパソコンから新しいパソコンへ機種変更するときに、データのバックアップ(データを復元すること)やリストア(データを元の状態に戻すこと)といった手間がかかります。
ノウハウやナレッジ、タスク、アイデアなど、従業員が持つ情報は企業にとって重要な資産であり、確実に保管する必要があります。したがって、ほかの端末からも簡単にログインできる「メモアプリ」を使い、情報の紛失を防ぐべきなのです。
(4)リマインド通知を設定できない
4つ目のデメリットは、リマインド通知を設定できない点です。
デスクトップのメモ機能は、記載したタスクなどのリマインド通知を設定できません。そのため、業務の対応が漏れたり、期限を過ぎてしまったりする恐れがあるのです。
とくに、複数のタスクを並行して進める場合や、締め切りが厳しい業務では、リマインド機能がないと作業効率が大きく低下する可能性があります。こうした事態を防ぐためにも、リマインド機能を備えたアプリを活用し、確実にタスクを管理しましょう。
<必見>付箋機能のデメリットを解消するおすすめのメモアプリ
以下では、付箋機能のデメリットを解消するおすすめのメモアプリをご紹介します。
WindowsやMacの付箋アプリを使えば、紙の付箋のように紛失する心配がなく、PC周辺が散らかることもありません。ただし、付箋を整理する機能が不十分なため「どこに何の情報があるかわかりづらい」という課題があります。
したがって、「メモを分かりやすく整理できるアプリ」を導入しましょう。とくに、ビジネスでは細かな情報を書き残し、必要なときにすぐに取り出せるように管理する必要があるため、「検索性に優れているか」は重要なポイントです。
結論、自社が導入すべきメモアプリは、非IT企業の方でも簡単にメモを作成・共有・管理でき、必要な情報がすぐに見つかる「Stock」一択です。
Stockの「ノート」にメモした内容は「フォルダ」で内容ごとに整理でき、「検索機能」で必要なメモへ瞬時にたどり着けます。また、PCではブラウザとデスクトップアプリいずれも対応しているほか、スマホやタブレットからも簡単に操作できる点が特徴です。
最も簡単にメモを作成・整理できるアプリ「Stock」

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
<Stockの機能>
Stockは、ノート形式で直観的にメモを作成できるツールです。したがって、ITが苦手なメンバーがいる現場でも、全員がメモを作成・共有・管理できるようになります。以下では、Stockの主な機能を紹介します。
- メモの作成
- メモの共有
- メモの管理
Stockには、テキスト情報だけでなく、ファイルや動画・写真が残せます。さらに、自動保存機能が備わっているので、”保存し忘れ”に伴うトラブルを防げるのです。
Stockに残したメモはリアルタイムでメンバーに共有されます。そのため、メモ情報をメールやチャットに書き写して共有する手間を省けます。また、メッセージ機能によってメンバーとのメモに関するやり取りも可能です。
Stockに残したメモを「フォルダ」や「タグ」で整理できます。部署や種類・重要度でメモ分けて整理できるので、必要なメモをすぐに探せます。
「Stock」をデスクトップに固定するには?
Stockを開くために、都度検索をしていると手間がかかってしまいます。そこで、Stockのブラウザをデスクトップに固定する方法を紹介します。
- デスクトップで右クリックする
- [新規作成>ショートカット]を選択する
- すると、以下のような画面が出てくるので、Stockのリンク(https://www.stock-app.jp/)を入力する
- 最後に、アプリの名前を入力して、[完了]を押す


すると、以下のように、デスクトップにStockへのショートカットを固定できます。

デスクトップの付箋メモの活用法4選
以下では、デスクトップの付箋メモの活用法4選をご紹介します。利用はしているが、“基本的な操作しかわからず使いこなせていない”という方は必見です。
(1)付箋の色を変更する
付箋の色を変更するには、メモの右上にある[⋯]をクリックします。

全7色表示されるので、変更したい色を選択しましょう。今回はピンク色を選択します。

すると、下図のように、メモの色が黄色からピンク色に変わります。

(2)付箋を検索する
付箋を検索するには、メモの右上にある[⋯]をクリックします。

[メモの一覧]をクリックします。

すると、検索欄が表示されるので、探し出したいキーワードを入力します。

下図のように、キーワードを含むメモが表示されたら完了です。

(3)付箋の詳細設定をする
付箋の詳細設定をするには、「メモの一覧」から右上にある[設定アイコン]をクリックします。

下図のような設定画面が表示されたら完了です。色の明るさなどを変更できます。

(4)付箋をクラウドで同期する
付箋をクラウドで同期するには、「メモの一覧」から右上にある[設定アイコン]をクリックします。

すると、設定画面が表示されるので、[今すぐ同期]をクリックして完了です。

以上の操作で、他のデバイス間との同期が可能になります。
PCのデスクトップに付箋メモを貼り付ける方法まとめ
これまで、PCのデスクトップにメモを表示する方法や付箋メモのデメリット、おすすめのメモアプリを中心にご紹介しました。
Windowsでは「付箋アプリ」、Macでは「スティッキーズ」を使うことで、デスクトップ上にメモを表示できます。しかし、メモを分類しづらく、デスクトップ上に情報が散乱してしまうので、あとから目的のメモをすぐに振り返れない点がデメリットです。
そこで、「メモを分かりやすく整理でき、必要なときにすぐに探し出せるアプリ」を導入しましょう。ただし、機能が多すぎるアプリではITに不慣れな社員が使いこなせない可能性があるため、「機能に過不足がなく、シンプルな操作性であるか」を重視すべきです。
結論、社内のメモ管理には、メモを見やすく整理して瞬時に探し出せる「フォルダ」や「検索機能」を備え、非IT企業の方でもすぐに使いこなせるほどシンプルな「Stock」が最適です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入して、メモをはじめとした社内情報を効率よく管理しましょう。