研究メモや文献は、研究の記録や成果を確実に蓄積するうえで必須のアイテムです。しかし、管理が煩雑であれば、必要な研究メモがどこにあるか分からなくなるため、今日では「文献管理ソフト」を使ってメモを一元管理するチームも増えています。
とはいえ、研究メモを整理したいが、「どの文献管理ソフトを導入すれば良いのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの文献管理ソフト7選を中心にご紹介します。
- 使い方・口コミを把握して文献管理ソフトの導入可否を判断したい
- 文献管理ソフトの選定ポイントを押さえたい
- 研究メモ/論文のPDFを簡単に管理できる方法を探している
という方はこの記事を参考にすると、文献管理ソフトの選定で押さえるべきポイントが分かり、研究・文献メモの煩雑な管理から脱け出せるようになります。
目次
研究メモ/論文をソフトで管理すべき理由
ソフトで研究メモ/論文を管理すべき理由は、紙のメモ管理による負担を排除しつつ、必要なメモへアクセスする時間を短縮できるからです。
研究メモを紙で管理していると、ほかのメモに埋もれて目的のメモをスピーディに探し出せません。また、チームへ共有するたびに人数分印刷したり、メモを手作業でファイリングしたりしなければならず面倒です。
しかし、研究メモをソフトで管理すれば印刷・ファイリングの手間やコストが省けるうえ、ソフト内の「検索機能」によって目的のメモをすぐに見つけられます。つまり、紙のメモ管理による負担を一気に取り除けるのです。
研究メモ/論文のPDFを簡単に整理できる文献管理ソフト3選
ここでは、研究メモ/論文のPDFを簡単に整理できる文献管理ソフトを3つご紹介します。
文献管理ソフトを利用すれば、印刷やファイリングといった紙のメモのデメリットをカバーできます。さらに、ソフト内でカテゴリ分けをしながら研究メモを管理できるので、研究内容と文献に齟齬が起きることも防げるのです。
しかし、専門的な機能が備わった文献管理ソフトでは、職員が上手く使えなかったり、管理ミスによって研究内容が漏えいしたりする恐れがあります。したがって、ソフトを選ぶときは「メモを分かりやすく振り分けられ、誰でも使いこなせるか」を確認しましょう。
結論、研究メモ/論文のPDFを管理するには、ITに不慣れな65歳の研究者でもすぐに使いこなせるうえ、研究メモを適切に管理できる「Stock」が最適です。
Stockの「ノート」に蓄積した研究内容や文献は、「フォルダ」で分かりやすく振り分けながら管理できます。また、「メッセージ」や「タスク」をノートに紐づけられるので、研究メモに関するやりとりやタスク管理をするときも、話題が入り乱れません。
【Stock】最も簡単に研究メモ/論文を管理できるノート型ソフト
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【ナレカン】日本語/英語で論文を整理できる文献管理ソフト
ナレカンは、日本語/英語で論文を整理できる文献管理ソフトです。
「ナレカン」の記事(ノート)では、日本語/英語でテキストを入力できるうえ、論文のPDFを直接添付して一か所で蓄積・管理できます。また、高精度の「検索機能」によってファイル内まで検索できるので、目的の情報をすぐに見つけられる点が特徴です。
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
https://www.stock-app.info/narekan_document_request.html
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
【Notion】研究メモ・論文のPDFを管理できるソフト
<Notionの特徴>
- ページ・ブロックで構成されている
- 情報の整理・分類が簡単
「ページ」と「ブロック」という2つの要素で構成されています。コンテンツごとにページを作成しつつ、ページ内にブロックを配置して、テキストを書き込んだりファイルを保存したりできるのです。
保存した論文は、階層に分けて整理できます。論文や研究の記録など、保存するものが多岐にわたる場合も見やすく管理できます。
<Notionの機能・使用感>
- インポート機能
- マイタスク機能
さまざまなアプリで保存している資料をインポートすれば一括で管理できます。保存した論文を散在させず、まとめて管理できるツールなのです。
2024年3月にリリースされたマイタスク機能では、各ページで作成した複数のタスクデータベースから、自身に割り当てられた未完了のタスクをホームに表示できます。ソフト内に散在するタスクを一覧で確認したい場合に便利です。
<Notionの注意点>
- 慣れるまでは操作が難しい
ユーザーの口コミでは「一般的なITリテラシーの私にとっては最初少しわかりづらかったため、Youtubeなどでの予習が必要だった」などの声が寄せられています。(引用:ITreview)
<Notionの料金体系>
- フリー:$0
- プラス:$10/ユーザー/月(月払い)
- ビジネス:$18/ユーザー/月(月払い)
- エンタープライズ:問い合わせが必要です
専門的な機能が備わった文献管理ソフト4選
ここでは、専門的な機能が備わった文献管理ソフトを4つご紹介します。文献検索等の高度な機能を備えているぶん、使い方を習得するのに時間がかかる点に注意しましょう。
【EndNote】参考文献の収集から管理をサポートするソフト
<EndNoteの特徴>
- 検索性が高い
- 参考文献リストの作成時間を短縮できる
文献や論文のPDFを数百のオンラインリソースから検索でき、研究論文の全文にワンクリックでたどり着けます。そのため、文献収集やライブラリの検索にかかる時間と手間を省けるのです。
ソフトに搭載されたアウトプットスタイル(出力形式)を設定すれば、規定に合わせて参考文献リストを自動作成できます。
<EndNoteの機能・使用感>
- ルールの作成
- EndNote for iOSと連携できる
ルールを作成すれば、執筆中に参考文献が自動で整理されます。そのため、参考文献の整理に割く時間を大幅に短縮できます。
無料アプリの「EndNote for iOS」と連携すれば、iPadやiPhone上でも文献の編集・閲覧ができます。
<EndNoteの注意点>
- ほかのツールと連携しないとできない作業もある
- 移行が煩雑
Webページの情報を取り込んだり手書きのメモを加えたりする場合は、ほかのツールと連携しなければならない点に注意しましょう。
ユーザーからは、「移行が煩雑、すぐに最新版を買わせようとしてくる」などの声が寄せられています。(引用:X)
<EndNoteの料金体系>
以下は全て買い切りの値段です。
<新規購入版>
- EndNote 21 パッケージ版 (Win/Mac):¥64,900
- EndNote 21 ダウンロード版 (Win/Mac):¥62,700
- EndNote 21 学生用 パッケージ版(Win/Mac):¥24,750
<アップグレード版>
- EndNote 21 Upgrade パッケージ版 (Win/Mac):¥28,600
- EndNote 21 Upgrade ダウンロード版 (Win/Mac):¥26,400
【MarginNote】多種類の学習ツールと連携できるソフト
<MarginNoteの特徴>
- 複数のPDFファイルを同時に開ける
- 翻訳がスムーズにできる
同じ場所に教科書や授業ノート、文献をまとめられるため、ページ移動は不要です。
海外の文献を扱う場合でも、翻訳に時間がかかりません。
<MarginNoteの機能・使用感>
- 余白にメモを残す
- 論文に直接メモやハイライトを残せる
書籍の内容や注釈を遮ることなく、メモを残すことができます。同じビューに表示されるため、メモを残す際にページを移動する必要もありません。
取り込んだ論文に、Apple Pencilを使って手書きでメモをしたり、ハイライトを使って重要箇所を強調したりできます。
<MarginNoteの注意点>
- WindowsやAndroid端末とのデータ同期ができない
- 高額なのに機能が不十分
WindowsやAndroid端末とのデータ同期ができないため、研究室で扱っているOSや端末の種類を確認しましょう。
利用しているユーザーからは「PDF読みこみからしかマインドマップ作成できないのがかなり残念。高額なのに他のPDFリーダーとの長所の差別化がはっきりしない。」という声があります。(引用:App Store)
<MarginNoteの料金体系>
- 料金は問い合わせが必要です
【Zotero】300MBまで無料で使える文献管理ツール
<Zoteroの特徴>
- 検索条件を保存できる
- ライブラリを無料で共有できる
- WebサイトやPDFファイルから自動で文献情報を取得できる
検索条件を保存できるため、キーワードを入力する手間が省けます。
ライブラリを共有することで、共同で文献を執筆したり、参考文献を作成したりできます。
WebサイトやPDFの文献情報をドラッグアンドドロップ(対象を長押しして移動する)だけで、自動で解析・取得されます。
<Zoteroの機能・使用感>
- 簡単に整理できる
保存しておきたい論文の整理に役立ちます。論文が整理されていれば、あとから必要な情報を見つけるときも手間がかかりません。
<Zoteroの注意点>
- サジェスト機能がない
- 初期設定が面倒
サジェスト機能(保存した文献をもとに、おすすめの論文や文献を表示する機能)がないため、関連する文献を探すのに手間がかかる可能性があります。
ユーザーからは「うまく動作させるまで設定がとても面倒」という声も寄せられています。(参考:X)
<Zoteroの料金体系>
- 300MBまで:$0
- 2GBまで:$20/年
- 6GBまで:$60/年
- 容量無制限:$120/年
【Mendeley】マルチデバイスに対応する文献管理ソフト
<Mendeleyの特徴>
- お気に入り設定ができる
- デスクトップ版とWeb版を同期できる
- 文献リストをチームで共有できる
文献を「お気に入り設定」して保存すれば、目的メモが分かりやすくなります。
「デスクトップ版」と「Web版」を同期すれば、時間や場所を問わずにメモへアクセスできます。
Mendeleyユーザーであれば、文献リストをチームで共有できます。
<Mendeleyの機能・使用感>
- グループ機能
PDFをグループに追加するだけで簡単にメンバーと共有できます。加えて、複数人での同時編集も可能なので共同作業に役立ちます。
<Mendeleyの注意点>
- モバイル版は使用できない
- 日本語の文献管理には不向き
iOS/Androidに対応したモバイル版は2021年3月15日に終了したため、現在はデスクトップ版とWeb版のみ使用可能です。
ユーザーからは「日本語の文献を読み取る力が弱い,操作性がいまいち」などの声が寄せられています。(引用:X)
<Mendeleyの料金体系>
- 料金は問い合わせが必要です。
【無料あり】研究メモ/論文管理ツール・アプリ比較表
以下は、紹介したツールの比較表です。特徴や注意点を比較して、自社に合うツールを見つけましょう。(左右にスクロールできます)
<研究メモ/論文のPDFを簡単に整理できる文献管理ソフトの比較表>
Stock【一番おすすめ】 | ナレカン【おすすめ】 | Notion | |
---|---|---|---|
特徴 |
研究メモを最も簡単に管理・共有できるソフト |
分野ごとに論文・研究メモを整理できる文書管理ソフト |
さまざまな機能を備えたソフト |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単(中小規模の企業向けor数十人の組織向け) |
シンプルで簡単(大手~中堅企業向けor大規模な組織向け) |
多機能 |
検索性 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
フォルダ管理 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
注意点 |
参考文献リストの自動作成はできない |
記事にコメントできるが、DM機能はついていない |
慣れるまでは操作が難しい |
料金 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料プランあり
・有料プランは$10/ユーザー/月(月払い)~ |
公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Notion」の詳細はこちら |
<専門的な機能が備わった文献管理ソフトの比較表>
EndNote | MarginNote | Zotero | Mendeley | |
---|---|---|---|---|
特徴 |
参考文献の収集から管理をサポートするソフト |
多種類の学習ツールと連携できるソフト |
300MBまで無料で使える文献管理ツール |
マルチデバイスに対応する文献管理ソフト |
シンプルで簡単or多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
検索性 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
フォルダ管理 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【×】 |
注意点 |
ほかのツールとの連携が必要な作業がある |
WindowsやAndroid端末とのデータ同期ができない |
サジェスト機能がない |
日本語の文献管理には不向き |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは¥24,750〜 |
・問い合わせが必要です |
・無料プランあり
・有料プランは$20/年〜 |
・問い合わせが必要です |
公式サイト |
「EndNote」の詳細はこちら |
「MarginNote」の詳細はこちら |
「Zotero」の詳細はこちら |
「Mendeley」の詳細はこちら |
このように、ソフトによって機能や料金は異なります。とくに、「専門的な機能が備わった文献管理ソフト」はユーザーが使いこなせず、研究メモの管理が面倒になる恐れがあるので注意が必要です。
そのため、研究メモをストレスなく管理するには「誰でも簡単に研究メモ/論文を整理できるシンプルな文献管理ソフト」を導入しましょう。
研究・文献メモの管理に使うソフトの選定ポイント3選
ここでは、研究・文献メモの管理に使うソフトの選定ポイントを3つご紹介します。ソフトを継続的に運用するためにも、以下のポイントを確実に押さえましょう。
(1)マルチデバイス対応か
まず、文献管理ソフトの選定ポイントとして、マルチデバイス対応である点が大切です。
PCやタブレット、スマートフォンといったマルチデバイスに対応したソフトであれば、時間や場所を問わずに研究メモを編集・閲覧できます。例えば、外出時でパソコンが手元にない状態であっても、スマートフォンからアクセスできるのです。
マルチデバイスに対応した文献管理ソフトを導入して、時間・場所に縛られずに作業を進めましょう。
(2)情報の整理ができるか
次に、情報を整理できる点も、文献管理ソフトを選ぶうえで重要なポイントです。
研究メモを一元管理しても、情報の整理ができなければ「研究・文献の資料が入り乱れて、必要なメモがどこにあるか分からない」状態になります。その結果、研究内容と文献に齟齬が生じる恐れもあるのです。
そのため、研究内容や文献を分かりやすく振り分けられるかという点を考慮して、ソフトを選びましょう。
(3)誰でもストレスなく操作できるか
最後に、誰でもストレスなく操作できることも不可欠です。
ソフトが多機能であれば、ITに不慣れな人は研究メモを適切に管理できません。最悪の場合、メモデータが紛失したり研究内容が漏えいしたりする恐れもあります。
したがって、研究メモの管理の安全性を確保するためにも「誰でもストレスなく使えるソフト」を選びましょう。たとえば、必要な機能に過不足がなく操作がシンプルである「Stock」を利用すると、安全・簡単に文献管理ができます。
おすすめの文献管理ソフトまとめ
これまで、研究メモ/論文の管理におすすめのソフト7選や、選定ポイントを中心にご紹介しました。
文献管理ソフトを使えば、研究内容ごとにメモを振り分けたり、検索機能で目的のメモをスムーズに探し出したりできます。そのため、紙のメモと比べて、必要な研究メモを探し出す時間をほかの作業にあてられるのです。
また、文書管理ソフトを選ぶときは、「シンプルな操作性で誰でもストレスなく使えるか」が重要になります。専門的で多機能な文献管理ソフトは使いづらいだけでなく、管理ミスによる情報漏えいのリスクもあるからです。
そのため、非IT企業の65歳の方でも、安全・簡単に研究メモを管理できるソフト「Stock」が文献管理ソフトとして最適なのです。
ぜひ「Stock」を導入して、研究メモ/論文の煩雑な管理から脱却しましょう。
関連記事: 【すぐ使える】おすすめのメモ共有ツール8選!