商談や打ち合わせなど社内外で日程調整をする機会は多くあります。そこで、ビジネスで使える日程調整ツールがあればメールで何往復もやりとりをする必要がなく、便利です。
しかし、「どの日程調整ツールを選べば良いかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ビジネスで使える日程調整ツール6選を中心にご紹介します。
- 日程調節が上手くできておらず、スケジュールがなかなか確定しない
- 日程調整ツールの比較・選び方を知り、自社に最適のツールを選びたい
- 自社に合ったツールでスケジュールを対応漏れなく調整したい
という方はこの記事を参考にすると、スムーズに日程調整ができるようになります。
目次
日程調整ツールとは
日程調整ツールとは、会議や商談などの日程を自動で調整してくれるツールです。
ツールを使わないと、候補日程の書き出しや関係者への連絡、確定した際のスケジュール反映などを自分で対応しなければなりません。しかし、日程調整ツールなら全て自動なので複数人と連絡を取り合う必要がなくなり、日程調整にかかる時間が短縮できるのです。
また、他のカレンダーツールと連携すれば、スケジュール反映の自動化によって入力する手間も省けるうえ、同日に複数の予定を入れてしまうダブルブッキングも防げます。
したがって、日程調整にかかる時間やミスを減らしたい場合は日程調整ツールを活用しましょう。
日程調整ツールの選定ポイント
日程調整ツールの選定ポイントは以下の3つです。
- 利用目的に合っているか
- 誰にでも簡単に使えるか
- スマホからでも見られるか
自社の目的に合ったツールを選定する必要があります。たとえば、社内の食事会に使うのか社外の人との打ち合わせや商談の日取りに使うのかで必要な機能は異なります。ツールを選ぶときは、目的に合った機能を備えているか確認しましょう。
ITに不慣れな人でもすぐに使いこなせるわかりやすさが重要です。細かくカスタマイズできたり便利な機能が豊富にあったとしても、操作が複雑でどう使えばいいのかわからなければ、ツールの操作に手間取って、かえって時間がかかる場合があります。
パソコンだけではなく、スマホにも対応していることは使いやすさに直結します。出先から日程調整したり予定を確認できたりすると、迅速なレスポンスにつながり、業務をスムーズに進められます。
以上のポイントを参考に、自社に合った日程調整ツールを選定しましょう。
【無料あり】ビジネスで使える日程調整ツール6選
以下では、会議やアポイントなどの日程をスムーズに調整していく手段を紹介します。
スムーズに日程調整をしていくには、まず社員同士がお互いの作業状況を把握していることがポイントです。作業が切迫しているタイミングを避けつつ、はやめにスケジュールを押さえておくことで、スケジュールを調整しやすくなります。
そのため、お互いの作業進捗をはじめとした情報を把握できるような環境を整えましょう。たとえば、昨今では「情報共有機能」に加え、「タスク管理機能」を兼ね備えたツールが、環境を整える手段として重宝されているのです。
なかでも、日程調整をスムーズに実施するには、非IT企業の65歳以上の方でも簡単にタスク管理できる「Stock」が最適です。
Stockの「ノート」には商談メモや顧客情報などが簡単に残せて、任意のメンバーに共有できます。また、ノートには「タスク」が紐づけられるので、次回日程調整のタスクと顧客情報を一か所で管理できるうえ、対応期限のリマインド通知を受け取れるのです。
【Stock】社内のタスク管理を円滑化するツール
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【TimeRex】日程調整の条件を細かくカスタマイズできるツール
TimeRexの特徴
- 候補となる日程の条件を細かく設定可能
- カレンダー連携でスケジュールを自動反映
曜日や時間帯だけでなく、候補日として提示する期間や祝日の適応なども細かく設定できます。
確定したスケジュールは、連携しているカレンダーツールに自動反映できます。また、前日には関係者にリマインドメールが送信されます。
TimeRexの機能・使用感
- 直感的な操作で候補日の条件設定が可能
- 日程調整と同時にWeb会議のURLを発行可能
Web会議設定や候補日の条件設定は、視覚的にわかりやすく配置されているので、初めてでも操作しやすいです。
日程が確定すると、あらかじめ選択していたビデオ通話ツールのWeb会議用URLが同時発行できるので、リモートでの会議や商談が多い場合に役立ちます。
TimeRexの注意点
- 有料プランは年払い
- 複数人での日程調整には不向き
有料プランは、支払いが年払いです。月払いも選べますが、ひと月あたりの利用料が1.2倍になるので注意が必要です。
利用しているユーザーからは「複数人でミーティングができるように予約できる人数を設定できるようにしてほしいです。」という声があります。(参考:ITreview)
TimeRexの料金体系
- フリー:無料
- ベーシック:900円+税/ユーザー/月(月払い)
- プレミアム:1,500円+税/ユーザー/月(月払い)
【Spir】日程の提案から再調整までワンストップでできるツール
Spirの特徴
- 日程調整方法が複数ある
- 連携したカレンダーツールから空いている日時を自動抽出
候補日時を提示して日程調整したり、複数人で投票して日時を決められたりと、状況に応じて最適な調整方法が選択可能です。
カレンダーツールから予定が空いている日時を自動抽出し、相手に共有するためのURLを発行できます。
Spirの機能・使用感
- 複数人の日程調整を自動化できる
- 日程調整だけでなく、キャンセルから再調整まで可能
チームメンバーのカレンダーツールを共有していれば、参加人数に合わせて自動で日程調整できるので、複数人で会議や商談を進める場合に適しています。
確定した予定を変更したいときも相手と直接やりとりせずにSpir上で再調整ができるので、便利です。
Spirの注意点
- 無料プランは3名以下での利用に限定される
- 画面上の視認性が悪い
無料プランは、チームメンバーが3人以下の場合だけしか適応されません。それよりも多い人数で利用するときは、有料プランを選択する必要があります。
利用しているユーザーからは「繰り返し利用するためのテンプレートが増えてきた時に、画面上の視認性が良くなくて分かりづらい時がある」という声があります。(参考:ITreview)
Spirの料金体系
- Free:無料
- Starter:6,000円+税/5ユーザー/月
- Essential:20,000円+税/20ユーザー/月
- Standard:50,000円+税/60ユーザー/月
- Growth:80,000円+税/120ユーザー/月
- Enterprise:要問合せ/121ユーザー以上
【Waaq Link】複数人で予定を共有して日程調整できるツール
Waaq Linkの特徴
- AIがカレンダーから担当者を自動で割り当てる
- 日程調整のリマインドメールが自動送信される
商談や打ち合わせで担当者を割り当てる際は、AIが複数の担当者カレンダーを参照し、条件に合う人を自動で選択します。
日程調整を開始しても関係者から返答がない場合、自動的にリマインドメールが送信されます。
Waaq Linkの機能・使用感
- カレンダーの柔軟な共有設定
- お問い合わせフォームを設置可能
チームメンバーのカレンダーを共有し、複数人での日程調整が可能ですが、共有相手は具体的な予定の内容まで見られないようになっているため、プライバシーを守りつつ日程調整できます。
お問い合わせフォームを自由に作成し設置できるので、たとえば相談会の予約受付に便利です。
Waaq Linkの注意点
- スマホアプリはない
- 使い方が難しい
Waaq Linkはスマホで利用できるアプリはリリースしていないため、スマホで日程調整をしたい方は注意が必要です。
利用しているユーザーからは「調整先から使い方がよくわからないとの問い合わせを受ける」と多機能ゆえに操作の複雑さを指摘する声があがっています。(参考:ITreview)
Waaq Linkの料金体系
- 要問合せ
【スケコン】オンライン名刺交換に強みを持つ日程調整ツール
スケコンの特徴
- 1対1だけでなく複数人との日程調整が可能
- 万全のセキュリティ対策
1対1はもちろん、複数人での日程調整を効率的にかつスマートに実施できます。そのため、面接/商談/会議/接待など、大切な日程調整のシーンで活躍します。
全ての通信が暗号化通信であるため、データを盗聴・改竄から保護し、安全にサービスを利用できます。
スケコンの機能・使用感
- オンライン名刺交換が一瞬で可能
- 候補日の自動抽出とダブルブッキングの防止が可能
スケジュール調整をしたメンバーとは自動で名刺交換が行われるため、相手の名前や連絡先を自動取得でき、データ管理も簡単です。
カレンダーツールと連携することで自動で候補日を割り出すだけでなく、別の予定が入った場合には候補日を自動更新するためダブルブッキングを防ぎます。
スケコンの注意点
- 決定した予定の日時の変更ができない
- 無料プランでは月に8回までしか使えない
成立した予定は日時変更ができないため、変更する必要がある場合には、再度予定調整を作成する必要があります。
無料のフリープランでは、月に8回までの日程調整回数制限が設けられているため、それ以上のペースで利用するときは、有料プランを選択する必要があります。
スケコンの料金体系
- フリープラン:無料
- スタンダードプラン:792円/月
- ビジネスプラン:1,188円/月
【Jicoo】「チームで使える」がコンセプトの日程調整ツール
Jicooの特徴
- 複数のカレンダーツールとの連携が可能
- デザイン・レイアウトが選べる
「Google カレンダー」や「Microsoft Outlook」といったカレンダーツールを含む、様々なアプリとの連携が可能です。
個人・法人のブランドイメージにあったデザインへ自由にカスタマイズできます。
Jicooの機能・使用感
- AIとの対話形式による日程調整が可能
- メッセージ機能がある
AIとの対話形式で、日程調整の候補日やスケジュールのサマライズを把握することができます。
日程調整のやり取りもメッセージ機能によって、メールの代替の役割を果たし、一括管理することができます。
Jicooの注意点
- 多機能ゆえに操作が複雑
- 無料プランでは入力フォームのカスタマイズができない
利用しているユーザーからは「機能が豊富な分、各機能の使い方をインプットする時間が他社ツールより多く発生します」と多機能ゆえに操作の複雑さを指摘する声があがっています。(参考:ITreview)
無料のプランでは、予約時の項目を任意で設定できないので注意が必要です。
Jicooの料金体系
- Free:無料
- Pro:1,000円+税/ユーザー/月(月払い)
- Team:1,500円+税/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise:要問合せ
<比較表>おすすめの日程調整ツール6選
Stock【一番おすすめ】 | TimeRex | Spir | Waaq Link | スケコン | Jicoo | |
---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
社内のタスク管理を円滑化するツール |
日程調整の条件を細かくカスタマイズできるツール |
日程の提案から再調整までワンストップでできるツール |
複数人で予定を共有して日程調整できるツール |
オンライン名刺交換に強みを持つ日程調整ツール |
「チームで使える」がコンセプトの日程調整ツール |
マルチデバイス対応 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【〇】 |
タスク機能 |
【〇】 |
【x】 |
【x】 |
【x】 |
【x】 |
【x】 |
注意点 |
機能がシンプルなので、コードブロック機能は備わっていない |
複数人での日程調整には不向き |
無料プランは3名以下での利用に限定される |
多機能ゆえに使いこなせるようになるにはレクチャーが必要 |
決定した予定の日時の変更ができない |
各機能の使い方をインプットするのに時間がかかる |
料金 |
・無料
・有料プランでも500円~/ユーザー/月 |
・無料プランあり
・有料プランは750円〜/月 |
・無料プランあり
・有料プランは6,000円+税〜/5ユーザー/月 |
・無料プラン要問合せ
・有料プラン要問合せ |
・無料プランあり
・有料プランは792円〜/月 |
・無料プランあり
・有料プランは1000円+税〜/ユーザー/月 |
公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「TimeRex」の詳細はこちら |
「Spir」の詳細はこちら |
「Waaq Link」の詳細はこちら |
「スケコン」の詳細はこちら |
「Jicoo」の詳細はこちら |
ビジネスで使えるおすすめの日程調整ツールまとめ
これまで、ビジネスで使える日程調整ツールや選定ポイントを中心にご紹介しました。
日程調整ツールを使えば、関係者への連絡やカレンダーへの反映を素早く実施できます。しかし、そもそも日程調整をスムーズに進めるには、日程調整に関わる業務をタスク化して対応漏れを防ぐことが重要なのです。
そこで、簡単にタスク管理ができる情報共有ツールを使えば、日程調整のリマインド通知を受け取ったり商談日を共有したりできて、日程調整の進捗管理がしやすくなります。
したがって、日程調整をタスク化して管理するなら日程調整の進捗や商談メモをまとめて管理・記録できる「Stock」一択です。
ぜひ「Stock」を導入して、スムーズに日程調整を進めましょう。