昨今のデジタル化に伴って、メモをとるのに紙ではなく、スマホやPCを利用するケースが増えています。なかでも「メモ帳アプリ」を使えば、ドキュメントファイルを作成する手間をかけずに、手軽にメモを残せるのです。
しかし、「メモ帳アプリを使いたいが、どれを選ぶべきか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Android/iPhone/PCで使える、おすすめの無料メモ帳アプリ5選を中心にご紹介します。
- ビジネスに役立つメモアプリやメモサイトを探している
- 選定ポイントをもとに自社に最適なものを見つけたい
- 簡単にメモできて素早く共有できるメモアプリを探している
という方はこの記事を参考にすると、無料で使える最適なメモ帳アプリが見つかり、メモの作成から管理までを効率化できます。
目次
<失敗しない>無料メモ帳アプリを選ぶポイント
ここでは、無料メモアプリの選定ポイントを5つご紹介します。以下の点を押さえて、自社に最適なアプリを選びましょう。
(1)シンプルな操作性とデザインか
機能面だけでなく「デザインがシンプルか」も使いやすさに直結します。
デザインがシンプルなアプリは直感的に操作できるので、デジタルの知識がない社員でも使いやすいです。一方、複雑なデザインのメモ帳アプリは、操作やボタンの位置を覚えるまでの時間や教育コストがかかるうえ、ITスキルによっては使いこなせません。
したがって、操作の負担を最小限に抑えるためにも、導入前に「スマホとPCのいずれからでも、シンプルで使いやすいか」を確かめましょう。
(2)ファイルを添付できるか
画像やPDFなどのファイルを添付できることも重要です。
メモ上にファイルを添付すれば、情報が一カ所に集約されて、業務の効率化につながります。たとえば、議事録のメモをとったページに資料ファイルを添付すると、「メモ帳アプリ」と「ファイルの保存先」を横断して確認する手間がかかりません。
したがって、ファイル添付に対応したメモアプリを選び、あらゆる情報を一元管理できる体制を整えましょう。
(3)複数の端末で利用できるか
スマホやPC、タブレットなどの複数の端末で同時に利用できることも確認しましょう。
複数端末で使えるアプリを選べば、時間や場所を問わずメモを作成・閲覧できます。また、複数の端末で同時にログインすることで「通勤中にスマホで一日の業務内容をメモに残し、職場のPCでメモの内容を確認する」といった使い方が可能になるのです。
そのため、AndroidやiPhone、Windows、Mac、iPadといった、マルチデバイスに対応していることはもちろん、書き込んだメモが複数のデバイス間で瞬時に共有されるアプリを選びましょう。
(4)サポートが充実しているか
メモ帳アプリを選ぶときは、サポート体制を重視しましょう。
サポート体制が整っていなければ、不具合が発生したときに素早く解決できません。とくに、情報を共有するのに活用されるメモアプリでは、アプリが利用できなくなった場合に数日単位で業務が滞る事態となってしまいます。
そのため、ビジネスにおいては「問い合わせから1営業日以内に回答を受けられるアプリ」を導入すべきです。
(5)必要な機能に過不足がないか
必要な機能が全てそろっていることも大切です。
機能が不足していれば不便なのはもちろん、機能が多すぎるアプリでは、ITに詳しくなければ使いこなせない可能性が高いです。とくに、多機能な機能は利用料金が比較的高いので、使わない機能に無駄な料金コストをはらうことになります。
よって、必要な機能を過不足なく備えたシンプルなメモアプリを使うべきです。たとえば、メモを残せる「ノート」、目的のメモを探し出せる「検索機能」、社内に展開する「共有機能」を搭載した「Stock」であれば、誰でも簡単に使いこなせます。
Android/iPhone/PCに対応!おすすめの無料メモ帳アプリ5選
以下では、おすすめの無料メモ帳アプリ5選をご紹介します。
メモ帳アプリを選ぶうえでは、メモの作成機能に加えて、必要なメモをすぐに探し出せる「検索機能」があるか確認しましょう。また、「共有機能」や「メッセージ機能」が充実したアプリであれば、ほかのメンバーとの連携がしやすく、ビジネスでも活用できます。
ただし、”人気があって何となく便利そう”というだけで多機能なアプリを選ぶと、使わない機能に無駄な料金コストをはらう事態につながります。したがって、「必要な機能に過不足がないか」も必須の選定条件にしなければなりません。
結論、自社で使うべきなのは、必要な機能を過不足なく備えており、精度の高い検索機能を備えたシンプルなメモ帳アプリ「Stock」一択です。
Stockの「ノート」には、テキストのほかに画像やファイルも添付できるため、関連情報をまとめてメモできます。また、ノートは、任意のメンバーにリアルタイムで共有されるほか、テーマ別に「フォルダ」を分けられるので、チーム間での情報共有が容易です。
【Stock】検索機能に優れたシンプルなメモアプリ

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
<Stockの機能紹介>
以下では、Stockの主要機能である「ノート機能」と「タスク機能」を紹介します。

- 画像やファイルの添付
- タスク管理
Stockにはテキストだけでなく、画像やファイルの添付もでき、あらゆる情報を集約してメモしておけます。また、ファイル内まで検索できる高度な検索機能も備わっているため、情報が見つからないストレスもありません。

Stockでは、情報を書き込む「ノート」に紐づけてタスクを設定できるため、関連情報を探す手間なくタスクを作成できます。また、上図のように表を作成したり、チェックリストを設定したりもできるので、さまざまな用途で使えます。
【Simplenote】完全無料で使えるメモアプリ

<Simplenoteの特徴>
- 同期の速度が速い
- Markdown記法が利用できる
Simplenoteはテキストのみを入力する仕様なので、同期(インターネット上に情報を保存すること)の速度が早いのが特徴です。
Markdown記法に対応しているため、コードを使って整った文章が書けます。
<Simplenoteの機能・使用感>

- 直感的にメモを残せる
- メモをピン留めできる
テキストを入力するだけでメモを残せるほか、チェックリストも作れます。紙のノートに記載している感覚で使えますが、テンプレート機能がないので、都度一から文章を書き込む必要があります。
メモをピン留めできるので、重要なメモや頻繁に使うメモをすぐに確認できます。
<Simplenoteの注意点>
- フォルダ機能がない
- 手書きメモはできない
Simplenoteにはフォルダ機能がなく、紐づけたタグごとにノートを管理します。そのため、ノートが増えてくると管理が煩雑になりやすいです。
ユーザーのなかには、「手書きメモも手軽にできる機能が追加されると、iPad等での利用も進んでより便利であると感じています。」と改善を要望する声があります。(引用:ITreview)
<Simplenoteの料金体系>
- すべての機能を無料で利用できます。
【Evernote】豊富な機能を搭載したメモアプリ

<Evernoteの特徴>
- さまざまな形式の情報を保存できる
- 豊富な機能を搭載している
文字だけでなく画像や動画、ファイルなどのあらゆる情報を残せます。また、Webクリッパー機能ではWebサイトの情報をまとめてノートに貼り付けられます。
メモ機能に加え、メモを自動で要約・スペルチェックする「AI機能」、スケジュールを管理する「カレンダー機能」など、高度な機能を豊富に搭載しています。
<Evernoteの機能・使用感>

- タスクを管理できる
- 豊富なテンプレートが備わっている
ノートに紐づけてタスクを設定可能なうえ、「ノート」や「期限」などでタスクを絞り込んで確認できるので、やるべきことを忘れません。
プロジェクト管理や議事録など、豊富なテンプレートがあらかじめ備わっているほか、独自のテンプレートも保存できます。そのため、定期的に作成するノートを一から作り始める手間を省けます。
<Evernoteの注意点>
- 無料プランの制限が大きい
- 検索機能が弱い
無料プランでは、利用できるノート数が50個、ノートブック数が1個に限定されているため、フォルダのような整理ができません。また、接続できるデバイスも1台までのため、複数のデバイスで使用したい方には不便です。
ユーザーの口コミでは、「高度な検索機能を実装すれば、Evernote内で関連情報をより簡単に見つけられるようになる」という声もあります。(参考:ITreview)
<Evernoteの料金体系>
- FREE:0円
- PERSONAL:1,100円/月(月払い)
- PROFESSIONAL:1,550円/月(月払い)
- TEAMS:2,100円/ユーザー/月(月払い)
【OneNote】手書きノートのように記録できるメモアプリ

<OneNoteの特徴>
- 自由にメモを残せる
- Microsoft製品との連携に対応している
テキストや画像を任意の場所に配置できます。また、手書きにも対応しているので、紙のメモ帳のように自由に書き込めます。
OneNoteには、WordやExcelなどのファイルをスムーズに貼り付けられます。また、添付したファイルはダウンロードせずに開けるので便利です。
<OneNoteの機能・使用感>

- ほかのMicrosoft製品と同じ操作感が似ている
- ノートブックで整理できる
基本的な操作はWordやExcelなどとほぼ同じです。そのため、ほかのMicrosoft製品を使い慣れていれば、スムーズに使い始められます。
作成したノートは、「ノートブック」でテーマ別に分類できます。そのため、「どこに何のメモがあるか」が明確になり、情報を探しやすいです。
<OneNoteの注意点>
- 共有に手間がかかる
- Web版は機能が限定される
- 同期が上手くいかないことがある
メモを共有するには、ノートのURLをメールなどに添付して送るか、メールを経由してメンバーを招待する必要があり、手間がかかります。
ユーザーからは、「操作には慣れが必要です。Web版はデスクトップ版に較べて機能が限定され、使いにくいと感じています。」との声が挙がっています。(引用:ITreview)
ユーザーからは、「アプリでセクション名を変更しても反映されなかったり、ブラウザのWeb表示側と同期がうまくされず、内容が元に戻ってしまうことがある」との声が挙がっています。(引用:ITreview)
<OneNoteの料金体系>
OneNoteは無料で利用できますが、容量が5GBまでに制限されています。以下の有料プランは、ほかのMicrosoftアプリも使える「Microsoft 365」の一般法人向けの料金です。
- OneNote(無料版):0円
- Microsoft 365 Business Basic:1,079円/ユーザー/月(月払い)
- Microsoft 365 Apps for business:1,483円/ユーザー/月(月払い)
- Microsoft 365 Business Standard:2,249円/ユーザー/月(月払い)
- Microsoft 365 Business Premium:3,958円/ユーザー/月(月払い)
【Notion】AIを搭載した高機能のメモアプリ

<Notionの特徴>
- AI機能
- さまざまな場面に活用できる
- 管理機能が搭載されている
文章やビジネスメールの作成・要約からデータの分析まで、あらゆる作業をAIがサポートしてくれます。ただし、無償版では、使用できる回数は20回までとなります。
スケジュール管理やガントチャート作成、社内wikiの構築といった豊富な機能を駆使して、あらゆる業務に活用できます。
大規模チーム向けのエンタープライズプランには、高度な権限設定やセキュリティ機能が搭載されています。
<Notionの機能・使用感>

- テキストをさまざまな形式に装飾できる
- アクセス権限を設けられる
任意のテキストを見出しとして強調したり、文字の背景に色を付けたりできるほか、チェックリストや番号付きリストも使えるので、視覚的に分かりやすいメモを簡単につくれます。
ノートにはアクセス権限を設定できるので、外部のメンバーに見られたくないメモがある場合でも安心して共有できます。
<Notionの注意点>
- フォルダ管理できない
- 使いこなすまでに時間がかかる
Notionはフォルダの管理に対応していません。メインページに別ページを開くリンクを埋め込んで管理するので、目的のメモを探すのに時間がかかる恐れがあります。
一部のユーザーからは「できることが多い分、使い始めるまでのハードルは高かったです。新機能を使う際にも何だかハードルが高いです。」との声もあります。(引用:ITreview)
<Notionの料金体系>
- フリー:0円
- プラス:$12/ユーザー/月(月払い)
- ビジネス:$18/ユーザー/月(月払い)
- エンタープライズ:要問い合わせ
なお、Notion AIを使用する場合は、$10/ユーザー/月の支払いが生じます。
<比較表>おすすめの無料メモ帳アプリ一覧
以下は、おすすめの無料メモ帳アプリ5選の比較表です。(※左右にスクロール可)
Stock【一番おすすめ】 | Simplenote | Evernote | OneNote | Notion | |
---|---|---|---|---|---|
特徴 |
最も簡単に使えるシンプルなメモアプリ |
完全無料で使えるメモアプリ |
豊富な機能を搭載したメモアプリ |
手書きノートのように記録できるメモアプリ |
AIを搭載した高機能のメモアプリ |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単 |
シンプルで簡単 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
フォルダ管理 |
【〇】 |
【×】 |
【×】※有料プランはノートブックで整理が可能 |
【〇】 |
【×】 |
タスク管理 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
メッセージ機能 |
【〇】 |
【×】 |
【×】 |
【×】 |
【〇】 |
注意点 |
5名以上での利用が前提 |
手書きのメモや画像、ファイルは残せない |
高機能ゆえに使いづらい |
ほかのメンバーへの共有に時間がかかる |
使いこなすまでに時間がかかる |
料金 |
・無料プランあり
・有料プランは500円/ユーザー/月〜 |
・無料 |
・無料プランあり
・有料プランは1,100円/月(月払い)~ |
・無料プランあり
・有料プランは1,079円/ユーザー/月(月払い)~ |
・無料プランあり
・有料プランは$10/ユーザ/月(月払い)~ |
公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「Simplenote」の詳細はこちら |
「Evernote」の詳細はこちら |
「Onenote」の詳細はこちら |
「Notion」の詳細はこちら |
上記のように、アプリによって特徴や最低料金が異なるので、目的の用途や予算に合ったものを利用しましょう。
ダウンロードなしで使える!無料のメモサイト3選
以下では、ダウンロードなしで使える無料のメモサイトを3つご紹介します。「ブラウザで手軽にメモできるアプリを探している」という方は必見です。
【メモWeb】スマホとPCで同期できるメモサイト

<メモWebの特徴>
- 複数のデバイスで同期できる
- 電卓機能を搭載している
独自のURLを発行すると、スマホやPCなどの複数のデバイスから同じメモにアクセスできます。
電卓機能を搭載しているので、メモだけでなく、PCやスマホで計算したい場合にも活用できます。
<メモWebの機能・使用感>

- 手書きにも対応している
「テキストWeb」を開くと、手書きでメモを残せます。そのため、タブレットとタッチペンを使えば、紙にペンで書くように自由に書き込めます。
<メモWebの注意点>
- 作成できるメモは5つまで
- 365日以上アクセスが無ければ消去される
作成できるメモは5つまでに制限されているため、多くの情報を残したい場合には不向きです。
メモWebでは、URLを発行することでメモを保存できますが、365日以上アクセスがなければ削除されます。
<メモWebの料金体系>
- すべての機能を無料で利用できます。
【ブラウザメモ帳】素早く書き込めるメモサイト

<ブラウザメモ帳の特徴>
- テキスト入力に特化している
テキストでの入力に特化しているため、画像やファイルを添付したり、手書きでメモしたりすることはできません。
<ブラウザメモ帳の機能・使用感>

- メモを一覧で確認できる
メモのタイトルと内容が一覧で表示されるので、都度メモを開いて中身を確認する手間がかかりません。
<ブラウザメモ帳の注意点>
- ブラウザを閉じるとメモが削除される
- メモの共有機能がない
メモの保存機能がないため、誤ってブラウザを閉じてしまうと、メモが削除されてしまいます。
ブラウザメモ帳には、メモの共有機能がないため、共有時にはコピー&ペーストしてメールやチャットで送信する手間がかかります。
<ブラウザメモ帳の料金体系>
- すべての機能を無料で利用できます。
【Kakeru】ブラウザで動く手書きのメモサイト

<Kakeruの特徴>
- 手書きでメモを書きこめる
- ほかのユーザーと共同編集できる
手書きメモに特化したアプリで、マウスやタッチペンを使って簡単にメモを書き込めます。
作成したメモのURLをほかのユーザーに共有すると、メモを共同編集できます。
<Kakeruの機能・使用感>

- 手書き文字が自動で補正される
- アクセス権限を設定できる
手書きによる文字のがたつきが自動で補正されるので、マウスでも見やすいメモを作成できます。
「閲覧・編集可能」「閲覧のみ可能」「閲覧不可」といったアクセス権限をメモごとに設定できます。そのため、ほかのユーザーに見られたくない情報でも安心して扱えます。
<Kakeruの注意点>
- テキストは入力できない
- フォルダ機能がない
Kakeruは手書きに特化したメモアプリなので、テキスト入力には対応していません。
フォルダ機能がなく、作成したメモは一覧で表示されます。そのため、メモの数が増えると、「どこに何のメモがあるか」が分かりづらいです。
<Kakeruの料金体系>
- すべての機能を無料で利用できます。
<比較表>おすすめの無料メモサイト一覧
以下は、おすすめの無料メモサイトの比較表です。(※左右にスクロール可)
メモWeb | ブラウザメモ帳 | Kakeru | |
---|---|---|---|
特徴 |
スマホとPCで同期できるメモサイト |
素早く書き込めるメモサイト |
ブラウザで動く手書きのメモサイト |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単 |
シンプルで簡単 |
シンプルで簡単 |
メモの保存機能 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
フォルダ機能 |
【×】 |
【×】 |
【×】 |
注意点 |
365日以上アクセスが無ければ消去される |
メモの共有機能がない |
テキストは入力できない |
料金 |
・無料 |
・無料 |
・無料 |
公式サイト |
「メモWeb」の詳細はこちら |
「ブラウザメモ帳」の詳細はこちら |
「Kakeru」の詳細はこちら |
このように、メモサイトはダウンロードなしで手軽に使える一方、メモの保存や管理には適していません。そのため、メモの作成だけでなく、管理・共有にも活用したいといった方は、メモサイトではなく「Stock」のようなメモアプリを使いましょう。
<メモサイトはNG?>メモアプリを使うべき3つの理由
メモサイトは無料で使えるため利用されがちです。ただし、以下3つの理由から、メモサイトではなくメモアプリを使うべきだと言えます。
- 紛失・破損のリスクがない
- スムーズに共有できる
- 情報を蓄積できる
セキュリティが高いメモアプリを選べば、外部からの不正アクセスを防ぎ、情報漏えいのリスクをなくせます。また、アプリによっては「2段階認証機能」や「モバイル端末制限」などの細かいセキュリティ設定も可能なので、メモしを安全に守れます。
メモアプリを使えば、離れた場所にいるメンバーにもリアルタイムでメモの共有が可能です。そのため、逐一「メモ」のURLをメールで送る手間がかからないので、メンバーに情報を共有するまでの時間を短縮できます。
「フォルダ機能」が備わったメモアプリを使えば、”議事録”、”マニュアル”、”顧客情報”など、テーマごとに情報を整理できます。また、「検索機能」を搭載したアプリであれば、見たいメモをすぐに探し出せるのです。
このように、メモアプリは「メモサイト」よりも効率的にメモを扱えるようになります。
【ビジネス向け】無料メモ帳アプリの活用方法
ここでは、ビジネスでの無料メモ帳アプリの活用方法を3つご紹介します。メモ帳アプリを業務で活用すれば、ミスを防いだり、素早く仕事を進めたりできるので必見です。
(1)会議内容や問い合わせ対応を記録する
1つ目の活用方法は、「会議内容や問い合わせ内容の記録」です。
会議での発言や電話での問い合わせ内容などの「口頭でのやりとり」をメモに残せば、社内に情報として蓄積されます。記録として残ればあとから見返せるので、”言った・言わない”のトラブルも防げるのです。
そのため、会話の記録漏れを防ぐうえでも、起動してすぐにメモが取れるアプリを選びましょう。
(2)ToDoリストにする
2つ目の活用方法は、「ToDoリスト(やるべきことをリスト化したもの)」です。
ToDoリストがあれば、業務内容を整理したり、タスクに優先順位をつけたりしやすくなります。また、タスクの期日に通知を受け取れる「リマインド機能」を搭載したアプリであれば、やるべきことを忘れずにこなせるのです。
さらに、「Stock」のように全員のタスクを把握できるアプリを使用すれば、チームの進捗管理や部下への仕事の割り振りにも役立つのです。
(3)画像や資料を電子化する
3つ目の活用方法は、「画像や資料の電子化」です。
メモ帳アプリ内に画像や資料を添付すれば、移動中にスマホから確認したり、ほかのメンバーへオンライン上で共有したりできます。
ただし、なかにはファイル添付ができないアプリもあるので注意が必要です。とくに、無料で使えるプランでは対応していない場合が多いので、アプリを選ぶ段階で「画像や資料のアップロードが可能か」を必ず確認しましょう。
使いやすい無料メモ帳アプリまとめ
ここまで、Android/iPhone/iPadで使える、おすすめの無料メモ帳アプリ5選を中心にご紹介しました。
メモ帳アプリを使えば、紛失や破損の心配がなく、重要な情報も安心して扱えます。また、メモ帳アプリを選ぶうえで、「すぐに共有できるか」や「ファイル添付できるか」などを重視すれば、ビジネスでも効果的にメモを活用できるのです。
ただし、多機能で操作が複雑なアプリは、使いこなすのが難しく、使わない機能に無駄な利用料金を支払うことになります。したがって、「必要な機能に過不足のないシンプルなアプリか」も必須の選定条件です。
結論、自社が導入すべきなのは、必要な機能を過不足なく備えつつ、誰でもすぐに使いこなせるほどシンプルなメモアプリ「Stock」が最適です。
ぜひ「Stock」を導入して、メモの作成・管理・共有を効率化しましょう。