昨今では、IT化に伴い業務のメモをスマホやPCで取る社員が増えています。とくに、「メモ帳アプリ」を利用すれば、ドキュメントファイルを作成する手間をかけずに、気軽に文字を入力できます。
しかし、メモ帳アプリの種類が多く、「どれを選ぶべきか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、iPhone/Android/PCで使える、おすすめの無料メモ帳アプリ5選を中心にご紹介します。
- スマホでもPCでも使える無料メモ帳アプリを探している
- おすすめのメモ帳アプリを比較して、自社に最適なアプリを選びたい
- シンプルに情報を残せるメモアプリがあれば使いたい
という方はこの記事を参考にすると、自社に最適な無料メモ帳アプリが分かり、メモの作成から管理までを効率化できます。
目次
iPhone/Android/PCに対応!おすすめの無料メモ帳アプリ5選
以下では、おすすめの無料メモ帳アプリ5選をご紹介します。
メモ帳アプリを選ぶうえでは、メモの作成機能に加えて、必要なメモをすぐに探し出せる「検索機能」があるか確認しましょう。また、「共有機能」が使いにくいアプリはメモの内容をほかのメンバーに展開しづらく、ビジネスには不向きです。
また、”人気があって何となく便利そう”というだけで多機能なアプリを選ぶと、使わない機能に無駄な料金コストをはらう事態につながります。したがって、「必要な機能に過不足がないか」も必須の選定条件にしなければなりません。
結論、自社で使うべきなのは、必要な機能を過不足なく備えており、ITが苦手な65歳の方でも直感的に使えるメモ帳アプリ「Stock」一択です。
Stockの「ノート」に記載したメモはリアルタイムで更新され、任意のメンバーへ簡単に共有できます。また、ノートは「フォルダ」別に振り分けられるほか、精度の高い「検索機能」も備わっており、必要なメモをすぐに探し出せるのです。
【Stock】最もシンプルに情報を残せるメモアプリ
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
<Stockのメモ画面>
Stockのノートには、テキストはもちろん、画像やPDFファイルなどあらゆる情報を直感的に残せます。また、上記画像の「資料」のようにハイパーリンク(テキストにリンク先を挿入したもの)を設定すると、ワンクリックで欲しい情報を確認できるのです。
【Simplenote】文字を残すことに特化したメモアプリ
<Simplenoteの特徴>
- 同期の速度が速い
- Markdown記法が利用できる
Simplenoteはテキストのみを入力する仕様なので、同期(インターネット上に情報を保存すること)の速度が早いのが特徴です。
Markdown記法に対応しているため、コードを使って整った文章が書けます。
<Simplenoteの機能・使用感>
- 直感的にメモを残せる
- メモをピン留めできる
テキストを入力するだけでメモを残せるほか、チェックリストも作れます。紙のノートに記載している感覚で使えますが、テンプレートを登録できないので、記載に慣れないうちはノートの構成に悩む可能性があります。
メモをピン留めできるので、重要なメモをすぐに確認できます。
<Simplenoteの注意点>
- 記録できるメモは文字のみ
- フォルダ機能がない
- 手書きのメモを残せない
Simplenoteに残せるのは文字のメモのみとなっており、画像や文書ファイルは添付できません。
Simplenoteにはフォルダ機能がなく、紐づけたタグごとにノートを管理します。そのため、ノートが増えてくると管理が煩雑になります。
「気軽に手書き入力ができればさらに便利」と感じているユーザーもいます。(参考:ITreview)
<Simplenoteの料金体系>
- すべての機能を無料で利用できます。
【Evernote】さまざまな情報を記録できるメモアプリ
<Evernoteの特徴>
- さまざまな形式の情報を保存できる
- カレンダー機能がある
文字だけでなく画像や動画、ファイルなどのあらゆる情報を残せます。また、Webクリッパー機能ではWebサイトの情報をまとめてノートに貼り付けられます。
有料プランのみですが、スケジュールとノートを一緒に保存する「カレンダー機能」が搭載されています。会議の日程を登録しておけば、リマインダーが通知される点も特徴です。
<Evernoteの機能・使用感>
- 豊富なテンプレートが備わっている
- タスクの絞り込みができる
プロジェクト管理や議事録など、豊富なテンプレートがあらかじめ備わっているほか、独自のテンプレートも保存できます。そのため、定期的に作成するノートを一から作り始める手間を省けます。
「記載したノート」や「期限」などでタスクの絞り込みができます。そのため、自身やチームのタスクを把握しやすいのです。
<Evernoteの注意点>
- 無料プランの制限が大きい
- 高機能ゆえに使いづらい
無料プランでは、利用できるノート数が50個、ノートブック数が1個に限定されているため、フォルダのような整理ができません。そのため、多くのメモを管理する場合は、有料化が必要です。
一部のユーザーからは「高機能ゆえに使いづらく、動作も重くなりやすい」という声もあります。(参考:ITreview)
<Evernoteの料金体系>
- FREE:0円
- PERSONAL:1,100円/月(月払い)
- PROFESSIONAL:1,550円/月(月払い)
- TEAMS:2,100円/ユーザー/月(月払い)
【OneNote】手書きノートのように記録できるメモアプリ
<OneNoteの特徴>
- 自由にメモを残せる
- Microsoft製品との連携に対応している
テキストや画像を自由に配置できます。また、手書きメモを残せるので紙のメモ帳のような使い方も可能です。
OneNoteにはWordやExcelなどのファイルを貼り付けられます。添付したファイルはダウンロードせずに開けるので便利です。
<OneNoteの機能・使用感>
- ほかのMicrosoft製品と同じ操作感が似ている
- 共有に手間がかかる
基本的な操作はWordやExcelなどとほぼ同じです。そのため、ほかのMicrosoft製品を使い慣れていれば、ツールをスムーズに使い始められます。
メモを共有するには、ノートのURLをメールなどに添付して送るか、メールを経由してメンバーを招待する必要があり、手間がかかります。
<OneNoteの注意点>
- 多機能ゆえに使いこなすのが難しい
- 動作が重い場合がある
メモを残すための機能が豊富な一方、デジタルが苦手な人であれば、使いこなすまでに時間がかかる恐れもあります。
ユーザーからは「データを開くときや、デバイス間で同期するときに時間がかかる」といった声が挙がっています。(参照:ITreview)
<OneNoteの料金体系>
OneNoteは基本的には無料で利用できます。以下の有料プランは他のMicrosoftアプリも使える「Microsoft 365」の一般法人向けの料金体系です。
- OneNote(無料版):0円
- Microsoft 365 Business Basic:750円/ユーザー/月(年払い)
- Microsoft 365 Apps for business:1,030円/ユーザー/月(年払い)
- Microsoft 365 Business Standard:1,560円/ユーザー/月(年払い)
- Microsoft 365 Business Premium:2,750円/ユーザー/月(年払い)
【Notion】多様な機能を搭載するメモアプリ
<Notionの特徴>
- 多様な機能が利用できる
- 管理機能が搭載されている
スケジュール管理やガントチャート作成、社内wikiの構築といったさまざまな機能を駆使して、あらゆる業務に役立てられます。
大規模チーム向けのエンタープライズプランには、高度な権限設定やセキュリティ機能が搭載されています。
<Notionの機能・使用感>
- テキストをさまざまな形式に装飾できる
- アクセス権限を設けられる
任意のテキストを見出しとして強調したり、文字の背景に色を付けたりできるほか、チェックリストや番号付きリストも使えるので、視覚的に分かりやすいメモをつくれます。
ノートを共有するときにアクセス権限を設けられるので、外部のメンバーに見られたくないメモがある場合も安心です。
<Notionの注意点>
- フォルダ管理できない
- 使いこなすまでに時間がかかる
Notionはフォルダの管理に対応していません。メインページに別ページを開くリンクを埋め込んで管理するので、目的のメモを探すのに時間がかかる恐れがあります。
一部のユーザーからは「機能が豊富すぎて、使いこなすのが難しい」との声もあります。(参考:ITreview)
<Notionの料金体系>
- フリー:$0
- プラス:$10/ユーザー/月(月払い)
- ビジネス:$18/ユーザー/月(月払い)
- エンタープライズ:要問い合わせ
<比較表>おすすめの無料メモ帳アプリ一覧
以下は、おすすめの無料メモ帳アプリ5選の比較表です。(左右にスクロール可)
Stock【一番おすすめ】 | Simplenote | Evernote | OneNote | Notion | |
---|---|---|---|---|---|
特徴 |
最も簡単にメモをストックできるアプリ |
テキスト入力だけでなく、Markdown記法にも対応 |
さまざまな機能を利用できる |
他のMicrosoft製品と連携できる |
高度な管理機能を搭載している |
フォルダ管理 |
【〇】 |
【×】 |
【×】※有料プランはノートブックで整理が可能 |
【〇】 |
【×】 |
タスク管理 |
【〇】 |
【×】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
注意点 |
機能がシンプルなので、Markdown記法には対応していない |
手書きのメモや画像、ファイルは残せない |
他社ツールとの連携機能は上位プランのみ |
チームへの共有に時間がかかる |
多機能ゆえに人によっては使いづらい |
料金 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランあり |
・無料プランあり
・有料プランは1,100円/月(月払い)~ |
・無料プランあり
・有料プランは750円/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プランは$10/月(月払い)~ |
公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「Simplenote」の詳細はこちら |
「Evernote」の詳細はこちら |
「Onenote」の詳細はこちら |
「Notion」の詳細はこちら |
上記のように、アプリによって特徴や最低料金が異なるので、目的の用途や予算に合ったものを利用しましょう。
無料メモアプリを使う3つのメリット
メモアプリを使って仕事をするメリットには、以下の3つがあります。
- 紛失・破損のリスクがない
- スムーズに共有できる
- 情報を蓄積できる
メモアプリに残したメモは、紙のメモと異なり紛失や破損の心配がありません。さらに、セキュリティが高いアプリを選べば、情報を安全に保管して情報漏えいを防げます。
メモアプリを使えば、離れた場所にいるメンバーにもリアルタイムでメモを共有できます。なお、URLをメールで送るのは手間なので、記載した情報がリアルタイムで共有されるアプリがおすすめです。
メモアプリを使えば、「議事録」「マニュアル」「顧客情報」などを社内情報として蓄積できます。そのため、情報の整理や検索をしやすいアプリを選びましょう。
このように、メモアプリには多くのメリットがあり、紙のメモよりもビジネスに適しています。とくに、「ノート」にストックしたメモ情報がリアルタイムでメンバーに共有される「Stock」のようなアプリがおすすめです。
無料メモ帳アプリの選び方
ここでは、無料メモアプリの選定ポイントを5つご紹介します。以下の点を押さえると、自社に最適なアプリを選べます。
(1)サポートが充実しているか
メモ帳アプリを選ぶときは、サポート体制を重視しましょう。
サポート体制が整っていなければ、不具合が発生したときに素早く解決できません。たとえば、サポートからの返信に数日かかるサービスの場合、アプリが開けなくなれば数日単位で業務が停止する事態となってしまいます。
そのため、ビジネスにおいては「問い合わせから1営業日以内に回答を受けられるアプリ」を導入すべきです。
(2)ファイルを添付できるか
画像やPDFなどのファイルを添付できることも重要です。
メモ上にファイルを添付すれば、情報が一カ所に集約されて業務の効率化に役立ちます。たとえば、議事録のメモをとったページに資料ファイルを添付すると、「メモ帳アプリ」と「ファイルの保存先」を横断して確認する手間がかかりません。
以上のように、短時間で素早く情報を確認するには、ファイルの添付機能が必須です。
(3)複数の端末で利用できるか
スマホやPC、タブレットなどの複数の端末で利用できることも確認しましょう。
複数端末で使えるアプリのメリットは、時間や場所を問わずメモを作成・閲覧できる点です。たとえば、「通勤中にスマホで一日の業務内容をメモに残し、職場のPCでメモの内容を確認する」などの使い方が挙げられます。
そのため、AndroidやiPhone、Windows、Mac、iPadといった、あらゆるデバイスに対応しているアプリを選びましょう。
(4)デザインがシンプルか
機能面だけでなく「デザインがシンプルか」も使いやすさに直結します。
デザインがシンプルなアプリは直感的に操作できるので、デジタルの知識がない社員でもすぐに使いこなせるのです。一方、複雑なデザインのメモ帳アプリは、操作やボタンの位置を覚えるまでの無駄な時間や教育コストがかかります。
したがって、操作の負担を最小限に抑えるためにも、導入前に「シンプルで使いやすいアプリであるか」を確かめましょう。
(5)必要な機能に過不足がないか
必要な機能に過不足がないことも大切です。
機能が不足していれば不便なのはもちろん、機能が多すぎるアプリでは、ITに詳しくなければ使いこなせない可能性が高いです。とくに、多機能な機能は利用料金が比較的高いので、使わない機能に無駄な料金コストをはらうことになります。
したがって、「機能に過不足のないシンプルなメモアプリ」を使うべきです。たとえば、メモを残せる「ノート」、目的のメモを探し出せる「検索機能」、社内に展開する「共有機能」を備えた「Stock」であれば、誰でも簡単に使いこなせます。
ビジネスでの無料メモ帳アプリの活用方法
ここでは、ビジネスでの無料メモ帳アプリの活用方法を3つご紹介します。メモ帳アプリを業務で活用すれば、ミスを防いだり、素早く仕事を進めたりできるので必見です。
(1)会議内容や問い合わせ対応を記録する
1つ目の活用方法は、「会議内容や問い合わせ内容の記録」です。
会議での発言や電話での問い合わせ内容などの「口頭でのやりとり」をメモに残せば、社内に情報として蓄積されます。記録として残ればあとから見返せるので、”言った・言わない”のトラブルを防げるのです。
そのため、会話の記録漏れを防ぐうえでも、起動してすぐにメモが取れるアプリを選びましょう。
(2)ToDoリストにする
2つ目の活用方法は、「ToDoリスト(やるべきことをリスト化したもの)」です。
ToDoリストがあれば、業務内容を整理したり、タスクに優先順位をつけたりしやすくなります。さらに、アプリであれば、手書きとは違って紛失のリスクがなく、スマホから簡単に確認できるので便利です。
また、なかにはチェックリスト機能やリマインダー機能が標準搭載されているアプリもあるため、併せて活用すればスケジュール管理にも役立ちます。
(3)画像や資料を電子化する
3つ目の活用方法は、「画像や資料の電子化」です。
メモ帳アプリ内に画像や資料を保存すれば、移動中にスマホから確認したり、ほかのメンバーへオンライン上で共有したりできます。
ただし、なかにはファイルの保存ができないアプリもあるので注意が必要です。とくに、無料で使えるプランでは対応していない場合が多いので、アプリを選ぶ段階で「画像や資料のアップロードが可能か」を必ず確認しましょう。
おすすめの無料メモ帳アプリまとめ
ここまで、iPhone/Android/iPadで使える、おすすめの無料メモ帳アプリ5選を中心にご紹介しました。
メモ帳アプリを使えば、紛失や破損の心配がなく、重要な情報も安心して扱えます。また、メモ帳アプリを選ぶうえでは、「すぐに共有できるか」や「ファイル添付できるか」などを重視すれば、ビジネスでも効果的にメモを活用できるのです。
ただし、多機能で操作が複雑なアプリは、使いこなすのが難しく、使わない機能に無駄な利用料金を支払うことになります。したがって、「必要な機能に過不足のないシンプルなアプリか」も必須の選定条件です。
結論、自社のメモ管理には、必要な機能を過不足なく備えつつ、誰でもすぐに使いこなせるほどシンプルなメモアプリ「Stock」が最適です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入して、ストレスのないメモの作成・共有を実現しましょう。