従来は紙のメモ帳が主流でしたが、現在では代わりに「アプリ」「ツール」でメモをするビジネスマンも増えています。Webブラウザのメモ帳サービスは「アプリやツールのインストールが制限されたPCでも使える」特徴があります。
しかし、なかには「Webブラウザのメモ帳サービスが多すぎるので「どのサービスが一番良いのかわからない」方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Webブラウザから利用できるおすすめのメモ帳サービス10選を中心にご紹介します。
- Webブラウザで使えるおすすめのメモ帳サービスを知りたい
- メモ帳サービスを使って、仕事のメモを適切に管理したい
- 機密性の高い情報も安心して共有・管理できるツールを使いたい
という担当者の方はこの記事を参考にすると、多くのメモ帳サービスから、最も自社にマッチしたサービスを選定できるようになります。
目次
Webブラウザで使えるメモ帳サービスの種類とは?
ChromeなどのWebブラウザで利用できるメモ帳サービスは、大きく「会員登録が必要」なものと「会員登録が不要」なものの2つに分かれます。自社に適したサービスを導入するために、以下を正しく把握しておきましょう。
会員登録なしで使うサービス
会員登録不要のメモ帳サービスは、URLにアクセスするだけですぐにメモを使えるのが特徴です。
しかし、パスワードや制限の付与などでロックができないため、重要な情報や知られたくない情報を書くには不向きです。気軽に使える分、情報管理に注意する必要があることを理解しておきましょう。
また、営業活動を通して得た情報は機密事項を含むケースが多いので、メモの内容によってはセキュリティの強固な「会員登録が必要なサービス」を検討するのがおすすめです。
会員登録ありで使うサービス
メールアドレスとパスワードを使う会員登録が必要なメモ帳サービスもあります。
メモにアクセスするためにログインする必要がありますが、情報が外部に漏洩する心配もなく、機密情報なども安心して管理できます。したがって、社内全体で使う場合は、セキュリティ面が安全な「会員登録ありのメモ帳サービス」を利用しましょう。
また、サービスによってはWebブラウザだけではなく、PCやスマホ、タブレットでも使える「アプリ」を提供しているベンダーもあり、今日ではマルチデバイスで使えるサービスが主流です。
会員登録あり|Webブラウザで使えるメモ帳サービス7選
以下では、会員登録ありのおすすめメモ帳サービスをご紹介します。
会員登録が必要なメモ帳サービスは、それぞれ特徴や機能が大きく異なるので、自社に必要な機能を見極めて慎重に検討しましょう。たとえば、多機能なメモ帳サービスは操作性が複雑で、ITが苦手な人は使いこなせない可能性があります。
そのため、サービスを選定するときは「使いやすさ」を重視すべきです。とくに、ITに不慣れなメンバーでも直感的に使えるほどシンプル、かつメモを確実に蓄積できるツールであれば、すぐに業務へ浸透させられます。
結論、仕事におけるメモの作成・共有・管理には、非IT企業の65歳以上の方でも導入即日から使いこなせる「Stock」一択です。
Stockの「ノート」に残したメモは、任意のメンバーへすぐに共有されるうえ「フォルダ」で管理すれば、あらゆるメモを一元管理できます。また、強力な「検索機能」によって、過去のメモをキーワードで探し出せるのも大きな特徴です。
【Stock】チームのメモを最も簡単に管理できるツール

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツールITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん 松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん 株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>
https://www.stock-app.info/pricing.html
登録から30日間は、全ての機能を無料で試すことができます。
また、トライアル期間終了後も、累計20ノートまでは永年無料で利用できます。
【Google Keep】Googleが提供するメモアプリ

Google Keepは、Googleが提供しているメモアプリです。
Googleアカウントと連動しているため、保存されたメモはすべてGoogleアカウントで管理できます。
<Google Keepの特徴>
- Googleアカウントと連動
- パネル形式での表示
Googleアカウントがあれば、あらゆる端末から同じメモにアクセスできます。
すべてのメモがパネル形式で表示されるので一覧性が高く、どのようなメモが保存されているかが把握しやすいのが特徴です。
<Google Keepの注意点>
- メモの整理に向かない
- メモの共有に向かない
Google Keepにはメモを分類するフォルダがなく、種類ごとにメモを分けることができません。
Google Keep上のメモは一括で共有できないので、複数のメモを共有する場合はひとつずつ共有する必要があります。
<Google Keepの料金体系>
- 無料で作れるGoogleアカウントがあれば、すべての機能を利用できます。
【Simplenote】テキストのシンプルなメモアプリ

Simplenoteは、簡単にメモやアイディアなどを残しておけるメモアプリであり、メモをタグで管理するのが特徴的なツールです。
<Simplenoteの特徴>
- Markdownに対応している
- テキストだけを保存する
エンジニア向けのMarkdown記法にも対応しており、綺麗なメモを簡単に書き残せます。
Simplenoteはテキスト情報の保存に特化しています。
<Simplenoteの特徴>
- ファイル管理ができない
- フォルダで分類できない
画像や動画、PDFなどのファイル管理ができず、メモはテキストだけです。
メモを整理するフォルダが利用できないので、目的のメモを探すのに時間がかかる恐れがあります。
<Simplenoteの料金体系>
- すべての機能を無料で利用できます。
【Zoho Notebook】CRMで有名なZohoのメモアプリ

Zoho Notebookは、カード形式でメモを残せる完全無料のメモアプリです。
<Zoho Notebookの特徴>
- 手書きメモも残せる
- 視覚的に分類する
専用の機能を使えば、手書きでもメモが残せます。
Zoho Notebookではノートカードごとに色を変えて、視覚的にメモの分類ができます。
<Zoho Notebookの注意点>
- メモの共有には向かない
Zoho Notebookには別ユーザーを招待する機能がないので、チームで共同編集することができません。
<Zoho Notebookの料金体系>
- すべての機能を無料で利用できます。
【Evernote】多機能なメモアプリ

Evernoteは、メモだけでなくあらゆる情報管理ができる多機能なノートアプリです。
<Evernoteの特徴>
- Webクリップ機能が利用できる
- あらゆる情報を蓄積できる
メモにWeb上の記事を高い再現度で貼り付けられます。
テキストだけでなく、画像や動画、ファイルなどのあらゆる情報をメモに保存できます。
<Evernoteの注意点>
- 高いITリテラシーが求められる
多機能なノートアプリなので、使いこなすためには高いITリテラシーが必要です。
<Evernoteの料金体系>
- FREE:0円
- PERSONAL:1,100円/ユーザー/月
- PROFESSIONAL:1,500円/ユーザー/月
- EVERNOTE TEAMS:1,100円/ユーザー/月
【Onenote】Microsoftがリリースするノートアプリ

OnenoteはMicrosoftが提供するメモアプリです。テキストを書くだけでなく、画像や動画、ファイルを任意の場所に自由自在に貼り付けられます。
<Onenoteの特徴>
- テキストや画像の自由な配置が可能
- Office製品との連携
テキストや画像を、メモ内の任意の箇所に配置できるため、自由度が高いメモを作れます。
ExcelやWordを貼り付ければ、ダウンロードをせずにすぐ開けます。
<Onenoteの注意点>
- ノートの管理方法が難しい
- 多機能ゆえに使いこなせない可能性がある
ノートブック > セクション > ページという階層で管理するため、チームで適切な管理ルールを定めておく必要があります。
Onenoteには多種多様な機能が備わっていますが、ITに慣れていない人にとっては使いこなすが難しい可能性があります。
<Onenoteの料金体系>
- 無料版 OneNote:0円
- Microsoft 365 Business Basic:750円/ユーザー/月
- Microsoft 365 Apps for business:1,030円/ユーザー/月
- Microsoft 365 Business Standard:1,560円/ユーザー/月
- Microsoft 365 Business Premium:2,750円/ユーザー/月
【Scrapbox】分類が不要かつメモを一覧で管理できるアプリ

Scrapboxは、チームのためにメモを共有し管理するメモ帳サービスです。
<Scrapboxの特徴>
- メモをリンクでつなげられる
- チームで共有できる
テキストを[ ]で囲うと、新規ページに飛べるリンク(URL)になります。
Scrapboxで作成したメモは、ほかのメンバーと共有できます。
Scrapboxの注意点
- メモをフォルダで管理できない
Scrapboxのメモは一か所で管理されるので、メモの数が増えた際には工夫が必要です。
<Scrapboxの料金体系>
- PERSONAL/EDUCATION:0円
- BUSINESS:1,100円/ユーザー/月
- ENTERPRISE:料金は要問い合わせ
会員登録なし|Webブラウザで使えるメモ帳サービス3選
ここでは、会員登録なしで使えるサービス3選を紹介します。以下のサービスは無料で使える一方、セキュリティに不安があるので、重要な情報は別のデータベースに保存するようにしましょう。
【メモWeb】会員登録不要でシンプルに使えるメモブラウザ

メモWebは、会員登録なしで使えるシンプルなメモ帳です。
<メモWebの特徴>
- 複数デバイスでメモできる
- 便利機能が揃っている
「メモWeb」では独自のURLが付与され、PCやスマホでも閲覧や編集ができます。
テキストメモだけでなく手書き機能、電卓機能も備わっています。
<メモWebの注意点>
- ファイルの保存はできない
テキスト情報のメモに特化しているので、WordやExcelなどのファイルの格納には不向きです。
【pool sketch】独自のURLでメモを作成できるサービス

pool sketchは独自のURLを作成し、メモや共有ができる無料のサービスです。
<pool sketchの特徴>
- メモの共有ができる
独自のURLを設定すれば、メモの記載だけでなく共有もできます。
<pool sketchの注意点>
- メモが流出する恐れがある
- 保存期間が短い
メモのURLを任意で設定できますが、分かりやすいURLにすると第三者からアクセスされる可能性があるので注意が必要です。
100日間更新されていないメモは、自動的に削除される可能性があるので、大切なメモを書き残すのは避けましょう。
【ブラウザメモ帳】シンプルにメモができるサービス

ブラウザメモ帳は、一時的なメモをシンプルに残せるメモ帳サービスです。
<ブラウザメモ帳の特徴>
- メモ機能のみ搭載している
機能はメモだけでテキストの装飾機能はありません。シンプルにメモだけをしたい人におすすめです。
<ブラウザメモ帳の注意点>
- 一時的なメモに特化している
ブラウザメモ帳は、再読み込みをするとメモが消去されてしまいます。
Webブラウザで使えるメモ帳サービスのまとめ
ここまで、Webブラウザで使えるおすすめのメモ帳サービスをご紹介しました。
Webブラウザでメモ帳サービスを使うメリットは「あらゆる端末からアクセスできる」「共有がしやすい」の2点です。また、Webブラウザにメモを残せば、パソコンが紛失・故障してメモ帳のデータが消えてしまう事態も防げます。
しかし、会員登録不要のメモ帳サービスはセキュリティ面で大きな不安があり、システム上での保存が難しいので、ビジネスシーンの利用は避けましょう。したがって、仕事のメモを残すには、基本的に「会員登録ありのサービス」を使うのが鉄則です。
なかでも、Stockのように、高度なセキュリティでメモを守りつつ、大切なメモ情報も確実に管理できるツールであれば、ビジネスシーンでもメモを有効に使えるのでおすすめです。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」でメモを情報資産化し、業務を効率化させましょう。