議事録は、会議の内容や決定事項を記録した書類であり、会議後の業務がスムーズに進むように素早く共有する必要があります。そのため、ITツールを利用して、議事録の作成時間を短縮させている企業が増えています。
たとえば、「Texter(テキスター)」も議事録の作成に役立つ機能を備えたツールのひとつです。しかし、「Texterが自社に適したツールか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Texter(テキスター)の特徴や機能・料金から評判までを網羅的にご紹介します。
- Texterの特徴や機能、ほかのツールとの違いを知りたい
- Texterの使い方を把握して自社に最適なツールか判断したい
- 議事録の作成から管理まで一元的に行えるツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、Texterについて詳しく分かるほか、議事録作成の負担も軽減できるようになります。
目次
Texter(テキスター)とは
Texterとは、声をAI音声認識でテキストに変換するツールです。以下では、Texteとほかの文字起こしツールとの違いや機能を解説します。
Texterとほかの文字起こしツールとの違い
引用:Texterの公式サイト
Texterとほかの文字起こしツールとの違いは、音声の文字起こしだけでなく、画像や動画ファイルからの文字起こしもできる点です。
Texterは音声・画像・動画の文字起こしに対応しており、話者の認識も可能なので会議の議事録作成に役立ちます。また、保存したいデータはリストで管理できるため、あとから振り返りやすくなっています。
Texterの機能
Texterには主に以下の機能があります。
- リアルタイム翻訳
- AI文字認識
- リスト管理
- SNS共有
- Texterのアプリを開くと「通知」と「トラッキング」の許可を求められるため、用途に合わせて設定を行いましょう。
- 続いて、「音声認識」と「マイク」へのアクセス許可を求められます。これらは音声の翻訳を行う上で必要な機能なので「許可」が必須です。
- 最後に、プレミアムプランの紹介が表示されます。プレミアムプランに加入する必要が無い場合は、右上の「×」ボタンを押しましょう。
- 画面下部の[ボイス]をタップすると表示されるマイクのボタンをタップします。
- 録音が開始します。話した内容は文字起こしされ、画面に表示されます。
- 録音を終了するときは「停止ボタン」をタップします。録音したファイルは左下の[リスト]をタップすると表示されます。
- 画面下部の[ボイス]をタップして、右上のアイコンをタップします。
- 翻訳する言語を設定し、マイクのボタンをタップして翻訳をします。
- すると、文字起こしと同時に翻訳した文字も表示されます。
- まずは、ボイスメモを開き音声を録音します。
- […]マーク>[共有]を選択します。
- Texterのアイコンをタップすると、以下のような画面が表示されます。[Save]を選択するとTexer上で読み込みがはじまります。
- 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
録音すると同時に、指定した言語に翻訳して文字起こしできます。
最新のAI技術によって、誰が話しているか認識できるうえ、文字起こしした結果の要約が可能です。そのため、議事録の作成はもちろん、内容をまとめるのに役立ちます。
リスト形式で管理され、作成日・更新日・タイトル等で並び変えが可能なため、ひと目でデータの内容が確認できます。また、制限なしでデータの保存と編集ができるほか、リマインダー通知機能も搭載されています。
文字起こししたテキストデータや、音声データはほかのアプリへ共有できます。たとえば、Slack(ビジネスチャットツール)には、自動投稿を設定することも可能です。
上記のように、Texterは議事録の作成・管理に役立つ機能を複数備えています。
【基礎編】Texter(テキスター)の使い方
ここでは、Texterを使い始めるにあたっての「初期設定」及び「文字起こし」と「翻訳」の使い方を解説します。基本的な使い方を把握し、自社における活用方法をイメージしましょう。(画像は全てiOS版となります。)
使い方1|初期設定
Texterをダウンロードした後は、以下の手順に沿って初期設定を完了しましょう。
以上で初期設定は完了です。
使い方2|音声から文字起こし
使い方3|外国語への翻訳
【応用編】iPhoneのボイスメモをTexterに文字起こしする方法
iPhoneで録音したボイスメモを、直接Texterにアップロードして文字起こしすることもできます。具体的な方法は以下の通りです。
Texter上で文字が表示されたら文字起こしは完了です。
無料版はある?Texter(テキスター)の料金プラン一覧
以下では、Texterの料金プランをご紹介します。プランは3種類あるので、自社の状況に適したプランを選択しましょう。
Free | Premium M | Premium M+ | Premium Y | |
---|---|---|---|---|
料金 |
0円 |
1,500円/月 |
3,000円/月 |
7,400円/年 |
リアルタイム文字起こし |
1分 |
高性能モードが利用可能(3時間) |
高性能モードが利用可能(10時間) |
高性能モードが利用可能(10時間/月) |
録音音声
動画文字起こし |
短時間 |
Whisper(無制限)
Amazon Transcribe
3時間 /月 |
Whisper(無制限)
Amazon Transcribe
10時間 / 月 |
Whisper(無制限)
Amazon Transcribe
5時間 / 月 |
画像
文字起こし |
3回/1日 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
リアルタイム翻訳 |
○ |
○ |
○ |
○ |
広告の非表示 |
× |
○ |
○ |
○ |
無料版は文字起こしの時間制限が1分となっているため、リアルタイムで長時間の文字起こしをするには、有料プランの利用が前提になります。有料プランを実際に導入する前に、無料のFreeプランで使用感を確かめることがおすすめです。
Texterの安全性とは?
Texterでは、過去に情報漏えいなどがあった事実はありません。
しかし、議事録には機密情報も含まれるため、作成や管理には、厳重なセキュリティ対策が欠かせません。とくに、大企業の方は「ISO27001」「ISO27017」といった国際セキュリティ資格を取得しているツールの選定が必須となります。
たとえば、「ナレカン」であれば上記の国際セキュリティ資格はもちろん、AWS(Amazon Web Services)の利用やSSLを用いたデータの暗号化もしています。このように、高度な情報管理体制やセキュリティ水準が整ったツールで管理を行いましょう。
Texterで作成した議事録の共有・管理に役立つITツール
ここでは、Texterで作成した議事録の共有・管理に役立つITツールをご紹介します。
Texterは、音声や動画の文字起こしにより議事録の作成に役立つツールです。しかし、作成した議事録はテーマ別に管理できず、さらに同ツール上でチームに共有できないため、ほかのツールとの併用が必要になると言えます。
作成した議事録は、素早く共有しなければその後の意思決定も遅れるため、「議事録の管理・共有ができるITツール」を併用すべきです。とくに、社員のITスキルのばらつきのある大企業では「誰でも簡単に使える」かつ「セキュリティが高い」ツールが最適です。
結論、Texterと併用すべきツールは、「記事」に記録した議事録をフォルダに分けて簡単に整理できる「ナレカン」一択です。
Texterのテキスト情報を、ナレカンの「記事」に貼り付ければ、リアルタイムで任意のメンバーへ共有されるほか、「フォルダ」に分けて見やすく整理できます。また、国際セキュリティ資格の「ISO27001」を取得しているため、大企業でも安心して管理できます。
【必見】議事録を最も簡単に共有・管理できるツール「ナレカン」
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
https://www.stock-app.info/narekan_document_request.html
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
<ナレカンの料金>
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
Texter(テキスター)の口コミ・評判
以下では、Texterの口コミや評判をご紹介します。実際のユーザーからの評価は、ツールを導入するときの重要な判断材料になるので必見です。
※こちらでご紹介する口コミ・評判は、すべてApp Storeプレビューより引用しています。
Texterの良い口コミ・評判
はじめに、Texterの良い口コミ・評判を紹介します。「要約機能が素晴らしい」「サポートに安心感がある」との声が寄せられています。
あかなたかあなたかたやはさ、投稿日:2024年7月24日1人で喋ってるのを文字起こしする分には申し分はない。話した内容を要約する機能も素晴らしい。要約の内容も的を射ている。
しゅうと0520、投稿日:2020年5月22日先日、小さなバグを発見して報告したら、すぐにサポートから返信が来て対応していただき、一晩で改善のアップデートもされました。使ってて安心感あります。最初、課金は年間で少し高いと感じましたが、アプリの使う頻度とサポート体制を考えたら、良心的だと思います。私自身、来年、再来年も使い続けたいと思います。ありがとうございました。
Texterの改善点に関する口コミ・評判
次に、Texterの改善点に関する口コミ・評判を紹介します。「複数人での利用には不向き」「誤変換や文字化けが多い」など改善に関する要望が上がっています。
あかなたかあなたかたやはさ、投稿日:2024年7月24日複数になると途端に質が下がる。2人での会話ですらまともに文字起こしが出来なくなる。AIを使っているとのことだが、2人以上で会話をすると、おそらく声の振り分け等で、フリーズしてしまい、まともに文字が起こせなくなる。
あああいいいうううえー、投稿日:2024年6月16日誤変換があっても大筋わかれば良いと思っていたが、1/3がアルファベット表記になってしまった。アルファベット表記の内訳は、ポルトガル語や日本語をローマ字にしたもの、文字化けしたものもあった。お金を払ってこのレベルならもう使わない。
Texter(テキスター)の使い方や料金・評判まとめ
ここまで、Texter(テキスター)の使い方や料金・評判などを紹介しました。
Texterは音声だけでなく、画像や動画からの文字起こし機能も備えたツールですが、データをそのまま管理・共有するには不向きです。たとえば、議事録データをひとつずつ選択して共有する必要があり、メンバーへの共有に手間がかかるという課題があります。
そこで、「記録したデータを貼り付けるだけで、リアルタイムで共有できるITツール」を併用すれば、情報共有のストレスが発生しません。しかし、記録した情報にすぐたどり着けなければ非効率なままなので、検索機能が優れたツールを導入しましょう。
結論、Texterとの併用に最適なツールは、情報の共有・管理に必要な機能が、過不足なく備わっている「ナレカン」一択です。ナレカンの生成AIを活用した「自然言語検索」は、ゆらぎ表記にも対応しているため、必要な情報に即アクセス可能です。
ぜひ「ナレカン」を導入し、議事録の作成から共有・管理までを効率化しましょう。
関連記事: Textaとは?特徴や機能、料金を紹介
関連記事: GIJIとは?使い方や料金、評判まで紹介