ビジネスの業務において、社内外の円滑なコミュニケーションは不可欠です。とくに、社内のコミュニケーションが活性化すれば、社内全体の意思決定がスムーズになり、プロジェクトを円滑に進められます。
とはいえ、「社内のコミュニケーションがうまく取れていない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの社内コミュニケーションツールTOP8と導入の3つのメリットを中心に解説します。
- 社員同士のコミュニケーションが不足していると感じる
- 情報共有を活性化したいがどのコミュニケーションツールが最適か分からない
- 他社ツールと比較して、シンプルな使用感のツールを導入したい
という担当者の方はこの記事を参考にすると、自社に最適なツールが分かり、社内コミュニケーションの活性化に役立てられます。
目次
社内コミュニケーションツールとは
まず、社内コミュニケーションツールの概要を解説します。ツールを検討する前に、基本事項を確認しましょう。
【9割近くの社員が重要性を実感】社内コミュニケーションの現状
HR総研が2025年に発表した「社内コミュニケーションに関するアンケート」によると、「社員間のコミュニケーション不足は業務の障害になると思うか」という設問に対して、86%の社員が「大いにそう思う」もしくは「ややそう思う」と答えています。
具体的には、社内コミュニケーション不足によって「迅速な情報共有」「目指す方向への認識の統一」に障害がでるという回答が多くありました。この調査結果から、多くの社員が、業務を円滑に進めるには社員間の意思疎通が重要だと実感していると分かります。
社内コミュニケーションツールとは?
社内コミュニケーションツールとは、部署や事業所間、従業員同士でスムーズにコミュニケーションをとるための機能を搭載したツールを指します。
たとえば、チャットで気軽にメッセージを送ったり、仕事で使う画像やファイルをスムーズに共有したりと、あらゆる情報を一つのツール上でやりとりできるのが特徴です。
従来は口頭やメール、電話でのコミュニケーションが一般的でした。しかし、リモートワークの普及によって仕事で顔を合わせる機会が減った結果、誰もがリアルタイムで情報をやりとりできるコミュニケーションツールに注目が集まっているのです。
社内コミュニケーションツールの種類と機能
社内コミュニケーションツールの種類と機能一覧は以下の通りです。自社の情報共有を活性化するうえで最適なものを判断しましょう。
| 種類 | ツール説明/備わっている機能 |
|---|---|
| チャットツール |
・テキストベースのコミュニケーションに特化したツール
・スタンプやリアクション機能がある |
| グループウェア |
・情報共有だけでなく、共同作業を行うことができるツール
・チャットだけでなくファイルやスケジュールの共有、ビデオ会議できる機能がある |
| 社内SNS |
・企業理念の浸透や社員の帰属意識を高めるのに効果的なツール
・ファイルやテキストの投稿機能やその投稿へのコメント機能がある |
| 情報共有ツール |
・情報共有・管理に特化したツール
・チャット機能だけでなく、ファイル共有機能がある |
ただし、社内コミュニケーションツールには「情報が流れてしまう」という問題が起こりがちです。そのため、複数人と活発なやりとりをしても、情報を流れることなくストックできるツールを選びましょう。
無料あり|おすすめの社内コミュニケーションツール・アプリランキングTOP7
以下では、おすすめの社内コミュニケーションツール7選を、ランキング形式でご紹介します。
社内コミュニケーションツールを使う最終的な目的は「社内全体の生産性を高めること」だと言えます。そのため、「社員全員がツールを使いこなせるか」が重要となるのです。
つまり、操作が難しく多機能なツールでは、社員が上手く使いこなせず、かえって生産性が下がってしまう恐れがあるのです。したがって、ツールは「誰でも直感的に操作できるか」を基準に選びましょう。
結論、自社に最適な社内コミュニケーションツールは、シンプルな操作性で誰でも業務を簡単に効率化できる「Stock」一択です。
Stockの「ノート」には、蓄積・共有したい情報を自由にまとめられるうえ、ノートに紐づけて「メッセージ」や「タスク」のやりとりが可能です。そのため、過去の業務連絡も確認しやすく、後から社員が加わったときも認識の齟齬なく業務を遂行できるのです。
1位【Stock】ITに不慣れでも使いこなせるシンプルな情報共有ツール
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
|
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
|
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
|
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
<Stockで社内コミュニケーションが活発化した事例>

ここでは、介護事業に「Stock」を導入し、社内のコミュニケーションが活発化した事例をご紹介します。
従来は、タイムライン形式で「患者さんの情報」などを管理していたため、重要な情報が流れてしまい、現場での共有に課題がありました。こうした状況を改善するためにStockを導入した結果、『情報を探すストレスから解放された』との声が寄せられました。
ツールの導入により、患者さんに関する情報をどれだけ蓄積しても、快適に情報検索できるため、現場に行かなくても患者さんの情報を知れるようになりました。このように、Stockは情報の一元管理するツールとして、業務効率化に役立っています。
2位【gamba!】日報共有に特化したツール

<gamba!の特徴>
- 日報をベースにしたツール
- 社員も日報を確認できる
日報を作成し、日々の業務内容を報告することで、社内のコミュニケーションを活性化させるアプリです。フォーマットを活用して、簡単に日報を作成できます。
日報を社内メンバーが閲覧できるうえ、コメントでコミュニケーションをとることも可能です。そのため、管理職や上司だけにノウハウが蓄積することがなく、社員が日報の内容を業務に活かしやすいです。
<gamba!の機能・使用感>
- AIによる日報レビュー機能
- 目標管理機能
ChatGPTが日報の質と量を評価してフィードバックするため、管理者の負担を削減しつつ、日報の質の向上につなげられます。
「商談数」「契約件数」などを入力すると目標達成度が表示されるので、個人の目標や成果が一目で分かり、モチベーションが上がります。
<gamba!の注意点>
- あくまで日報機能がメイン
- 細かい設定ができず、機能が不十分
日報をメインとしたコミュニケーションツールなので、タスク管理やスケジュール管理には不向きです。
利用しているユーザーからは「KPI機能がありますが、もう少し細かい設定が出来るとより良くなるかと思います。例えば契約件数で設定した場合に内訳として個人と法人とを分けて報告が出来たりすると非常に使い勝手が良くなるかと思います。」という声があります。(引用:ITreview)
<gamba!の料金体系>
- 1,078円/ユーザー/月(月払い)
3位【Talknote】カルチャーマネジメントができるツール

<Talknoteの特徴>
- タイムラインで情報を把握できる
- コミュニケーションをデータ化できる
「ノート」に投稿された情報が時系列で表示される「タイムライン」が搭載されているため、最新情報を日と画面で把握できます。
組織のコミュニケーションデータを分析して、スコア化できます。そのため、社内のコミュニケーション状況を客観的に把握可能です。
<Talknoteの機能・使用感>
- メッセージ機能
- サンクス機能
メッセージ機能によって、メールより気軽にやりとりが可能です。ほかにも、社内コミュニケーションを活性化させるための様々な機能が備わっているので、共通の価値観を会社に浸透させて、カルチャーマネジメントにつなげられます。
ほかのメンバーへ感謝や賞賛を伝えるサンクス機能があり、従業員のモチベーション向上につながります。
<Talknoteの注意点>
- 機能を使いこなせない可能性がある
- 通知がなく期限を過ぎてしまう
コミュニケーションを活性化させる多様な機能が搭載されている一方、ITに慣れていないと使いこなせず、結果的に費用対効果が小さくなる可能性があります。
ユーザーからは「返答期限のような機能があって、返答対象者にお知らせ機能があるといいなあと感じています。」という声があります。(引用:ITreview)
<Talknoteの料金体系>
下記のライセンス料のほか、初期費用とオプション料がかかります。
- ユーザーライセンス:1,380円/ライセンス/月(月契約)
- アルバイトライセンス:680円/ライセンス/月(月契約)
- エンタープライズプラン:詳細は要問合せ
4位【Workplace from Meta】チーム単位でページを作れるツール

<Workplace from Metaの特徴>
- ユーザー数の多いツール
- 携帯でも情報を確認できる
FacebookなどのSNSで有名なMeta社が運営していて、全世界で700万人の有料ユーザーがいる知名度の高いツールです。
Workplace from Metaは、iPhoneやandroidにも対応しています。
<Workplace from Metaの機能・使用感>
- 投稿を細かく編集できる
- 投稿を見逃さないように設定できる
投稿ページには、1クリックで箇条書きリストを追加したり、検索しやすいようにタグを設定したりできます。できることが多い分、ビジネスの情報共有では書き方のルールを周知する必要があります。
投稿をフィールドのトップにピン止めできる機能があります。大事なお知らせをメンバー全員が認知しやすくなる点が便利です。
Workplace from Metaの注意点
- Workplace from Metaは2026年にサービス終了する
Workplace from Metaは、2026年にサービスが終了となります。具体的な内容は以下の通りです。
- 2025年8月31日まで:これまで通り利用できる
- 2025年9月1日~2026年5月31日:既存データの読み込みとダウンロードのみ利用できる
- 2026年6月1日: Workplaceにアクセスできなくなり、Workplaceは削除される
そのため、社内コミュニケーションツールとしてWorkplace from Metaの導入を検討していた方は、早急にほかのツールの導入を検討しましょう。
<Workplace from Metaの料金体系>
2026年のサービス終了に伴い、現在料金体系は記載されていません。
5位【Slack】社内外のコミュニケーションを活性化できるアプリ

<Slackの特徴>
- メンバーと情報を一か所に集約できる
- 外部ツールと連携できる
任意のメンバーをチャンネルに招待し、チャット形式でやりとりができます。そのため、会話が混ざらずに特定の話題について議論でき便利です。
2,600を超えるアプリに対応しており、他ツールとの連携もスムーズです。
<Slackの機能・使用感>
- 社外メンバーを招待できる
- ハドルミーティング機能
メールアドレスを入力するだけで、ユーザーを招待して利用できます。送信ボタンを押すだけで招待メッセージが送られるので、社外のメンバーと情報共有するときにも便利です。
ハドルミーティングでは、音声やビデオでやり取りができます。画面共有も可能なので、オフィスにいない場合でも会議を円滑に進められます。
<Slackの注意点>
- フリープランの制限が厳しい
- 情報量が多くなると、見落としがちになる
Slackのフリープラン(無料プラン)では、閲覧できるメッセージが「直近90日分の履歴」に制限されているので注意が必要です。
ユーザーからは「スレッドが深くなると見落とされやすくなる傾向がある」「チャンネル数が増えると情報過多になり必要な情報にたどり着けない」「新しく参加したメンバーが過去のログを探すのに苦労する」などの声があります。(参考:ITreview)
<Slackの料金体系>
- フリー:0円
- プロ:1,050円/ユーザー/月(月払い)
- ビジネスプラス:2,160円/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise +:要問い合わせ
6位【Chatwork】社内外の業務連絡に役立つチャットツール

<Chatworkの特徴>
- ビデオ・音声通話が可能
- 携帯でも情報を確認できる
チャットに参加しているメンバーと顔を見たり声を聞いたりしながらやりとりできるビデオ通話と音声通話に対応しています。
Chatworkは、PCだけでなくiPhoneやAndroidにも対応しています。
<Chatworkの機能・使用感>

- タスク管理機能
- ファイル共有機能
個人やグループチャット内でタスク管理ができます。タスクは「期限切れ」「本日」などのステータスごとに整理されるため、仕事の抜け漏れ防止に役立ちます。
文字のメッセージだけでなく、WordやExcelのようなファイルも送れます。また、アップロードしたファイルを確認できる「ファイル管理機能」も搭載されています。顧客のデータや会議資料も簡単に共有することが可能です。
<Chatworkの注意点>
- フリープランに制限がある
- 長期的なデータの保管には向かない
フリープランでは閲覧できるメッセージが「直近40日以内」と制限されているため注意しましょう。
利用しているユーザーからは「検索機能の精度がやや弱く、過去のやり取りを振り返る際に時間がかかることがある」「ファイルの管理やスレッド構造が簡素なので、長期的なプロジェクトにはやや不向き」という声があります。(参考:ITreview)
<Chatworkの料金体系>
- フリー:0円
- ビジネス:840円/ユーザー/月(月払い)
- エンタープライズ:1,440円/ユーザー/月(月払い)
7位【Unipos】チームの進捗を見える化する社内SNSツール

<Uniposの特徴>
- 心理的安全性を高めるためのツール
- コミュニケーション状況を可視化できる
従業員が「貢献への称賛」と「少額のインセンティブ」を送り合うピアボーナスを実現することによって、組織の心理的安全性を高めることを目的としたツールです。
社員同士の関係性の強さや部署別の行動量などをデータとして可視化できるので、社内コミュニケーションにおける課題をみつけやすいです。
<Uniposの機能・使用感>
- 分析機能
- ポイント機能
「アクセス率」や「拍手率」「ポイント消化率」を分析できるので、ツールの利用促進に役立てられます。
Uniposで感謝や称賛を伝えるときに、ポイントと併せて投稿することが可能です。感謝を数値で表せるので、ポイントによる褒賞といった自社ごとの評価制度を作るのに適しています。
<Uniposの注意点>
- 機能にストレスを感じる可能性がある
- 利用しないユーザーが出てくる可能性がある
ポイントを送りあうことが前提であるため、逐一メンバーに称賛メッセージを送ることにストレスを感じる可能性があります。
利用しているユーザーからは「利用する人と利用しない人の差が顕著に出てしまいます。」という声があります。(引用:ITreview)
<Uniposの料金体系>
- 要問い合わせ(初期費用+システム利用料+変革支援費用+サポート費用)
<比較一覧表>ビジネスで使える社内コミュニケーションツール・アプリ
以下は、ランキングで紹介した7ツールの比較一覧表です。特徴や注意点を見比べて、自社に合うツールを選びましょう。
|
【一番おすすめ】
1位:Stock |
2位:gamba! | 3位:Talknote | 4位:Workplace from Meta | 5位:Slack | 6位:Chatwork | 7位:Unipos | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 特徴 |
中小企業における社内外の情報共有を最適化するツール |
日報共有に特化したツール |
カルチャーマネジメントができるツール |
チーム単位でページを作れるツール |
社内外のコミュニケーションを活性化できるアプリ |
社内外の業務連絡に役立つチャットツール |
チームの進捗を見える化する社内SNSツール |
|
| シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単(中小規模の企業向け) |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
|
| メッセージ機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
|
| ファイル共有機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
|
| 注意点 |
5名以上での利用が前提 |
あくまで日報機能がメイン |
検索機能が弱い |
2026年にサービス終了する |
機能を使いこなすのが難しい |
フリープランにメッセージの閲覧制限がある |
ポイントを送り合う機能にストレスを感じる可能性がある |
|
| 料金 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランなし
・有料プラン:980円/ユーザー/月(月払い)~ |
・無料プランなし
・有料プラン:要問い合わせ |
・無料プランなし
・有料プラン:$4/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プラン:1,050円/ユーザー/月(月払い)~ |
・無料プランあり
・有料プラン:840円/ユーザー/月(月払い)~ |
・無料プランなし
・有料プラン:要問い合わせ |
|
| 公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「gamba!」の詳細はこちら |
「Talknote」の詳細はこちら |
「Workplace from Meta」の詳細はこちら |
「Slack」の詳細はこちら |
「Chatwork」の詳細はこちら |
「Unipos」の詳細はこちら |
万が一、「どれが自社に合っているのか分からない」という場合は、誰でも簡単に情報へアクセスできるかを軸に選定しましょう。コミュニケーションツールは、日常的に使用するものなので、ストレスなく使えなければそのうち放置されてしまうのです。
社内コミュニケーションツールの選び方のポイント3選
ここでは、社内コミュニケーションツールの選定ポイントを3つ解説します。ツールを社内へ定着させて継続的に運用するために、以下の点を確実に押さえましょう。
(1)すべての社員が使いこなせるか
はじめに、すべての従業員がツールを使いこなせるか確認すべきです。
従業員のITリテラシーには個人差があります。そのため、ツールの操作が難しいとITリテラシーの低い従業員には使いこなすのが難しく、かえってコミュニケーションが滞る恐れがあるのです。
したがって、ツールを選定するときは「誰でも簡単に使えるか」を大切にしましょう。
(2)情報が流れないか
社内でコミュニケーションを円滑化するには、情報が流れてしまわないかも確認しましょう。
社内で情報を共有しても、全社員に行き渡る前に情報が埋もれてしまうと、認識のズレが生じ、手戻りや余計な作業時間が発生する恐れがあります。また、コミュニケーションエラーが頻発すると、従業員のストレスが増し、やる気の低下にもつながりかねません。
そのため、情報が整理され、スムーズにやりとり可能なツールを使用しましょう。たとえば、「Stock」のようなツールであれば、各業務、プロジェクトごとに「ノート」に紐づくメッセージで情報共有できるため、情報が流れることはありません。
(3)マルチデバイス対応か
ツールがPCやスマホ、タブレットなどのマルチデバイスに対応しているかも確かめるべきポイントです。
自宅や外出先などの社外から連絡をとる場合、PCでしか使えないツールでは、わざわざパソコンを開くか、別の連絡手段を使う手間がかかってしまいます。
しかし、マルチデバイス対応のツールであれば、社外からでもリアルタイムで情報を確認・共有することが可能になるのです。
社内コミュニケーションツールを導入する3つのメリット
ここでは、社内コミュニケーションツールを導入するメリットを3つご紹介します。「自社にどのような効果があるのかイメージできない」という担当者の方は必見です。
(1)気軽に情報共有できる
一つ目のメリットは、気軽に情報共有できる点です。
社内コミュニケーションツールでは、メールで必要な挨拶文や定型文といったルールがありません。そのため、社内コミュニケーションへのハードルが低くなり、気軽な情報共有を促進するのです。
また、メッセージは都合の良いときに確かめられるので、電話のように相手のタイミングを考えて連絡する必要がありません。以上のように、社内コミュニケーションツールを使えば、メールや電話での情報共有のストレスを解消して、気軽にやりとりできるのです。
(2)業務が効率化する
二つ目のメリットは、業務効率化の実現を促すことです。
社内コミュニケーションツールは、メールに比べて返答に時間がかからないため、部署間や従業員同士のやりとりをスムーズにします。その結果、無駄な待ち時間が減って業務効率化に近づくのです。
また、「検索機能」が搭載されたツールを選べば、やりとりした内容へすぐにアクセスできるメリットもあります。以上のように、社内コミュニケーションツールを使うと日々の情報共有や仕事のスピードが向上します。
(3)新たなアイデアが生まれやすい
三つ目のメリットは、新たなアイデアが生まれやすくなる点です。
社内コミュニケーションツールで「過去に〇〇なことが起きたとき、△△をして解決した」や「××をしたらうまくいかなかった」といった内容を共有することで、新たなアイデアを考えるときに役立ちます。
また、社内コミュニケーションツールは画像や動画といった大容量データもやりとりしやすい点がメリットです。そのため、メールよりもデータ容量を気にせずに情報を共有することができるので、過去の事例に関する情報を共有しやすいのです。
【担当者必見】社内コミュニケーションツールの3つの注意点
ここでは、社内コミュニケーションツールの注意点を3つ解説します。ツールを使えば情報共有を円滑化できる反面、以下のような懸念もあるのです。
(1)対面コミュニケーションが減りやすい
社内コミュニケーションツールを使うと、チャットで気軽にやりとりできる反面、対面での会話が減ってしまう恐れがあります。
たとえば、文章だけで連絡をすると言葉のニュアンスや温度感が伝わらないため、指示が上手く伝わらなかったり、信頼関係にひびが入ったりする可能性があるのです。
そのため、テキストのやりとりばかりでなく、会議や面談などの対面コミュニケーションを適宜取り入れましょう。
(2)ツールを使いこなせない可能性がある
ツールを使いこなせない可能性があるのも注意点のひとつです。
基本的に、社内コミュニケーションツールは多機能ゆえに操作が難しいものが多いです。そのため、「機能が豊富で便利そうだから」といった理由でツールを選定してしまうと、ツールを使いこなせない可能性があります。
したがって、メンバー全員がストレスなくコミュニケーションをするためにも、「ITに詳しくなくても使えるか」という基準で選ばなければなりません。
(3)情報が流れて振り返れない
社内コミュニケーションツールの最後の注意点は、大切な情報が流れて振り返れないことです。
チャットやタイムラインには、メッセージが流れやすく、話題が入り乱れるという特徴があります。そのため、目的の情報を瞬時に探せないストレスが原因で、ツールが社内に浸透せず、放置されやすくなります。
したがって、あらゆる情報を流さず確実に蓄積する「Stock」のように、ひとつの話題に紐づいたやりとりができるツールを選びましょう。
おすすめの社内コミュニケーションツールまとめ
ここまで、おすすめの社内コミュニケーションツールを中心に解説しました。
コミュニケーションツールを導入すれば気軽にメッセージでやりとりする環境が整えられるため、多くの企業が課題とする「情報共有不足」の改善につながります。
ただし、単にコミュニケーションがとれるだけでは、情報は活用できないので意味がありません。したがって、あらゆる情報を”ストック”して蓄積でき、いつでも簡単に振り返れることが大前提です。
したがって、社内コミュニケーションを円滑に進めるには、コミュニケーションを円滑化しながら、重要な情報を簡単に蓄積できるツール「Stock」が最適です。
ぜひ「Stock」を導入して、社内コミュニケーションを活性化させましょう。


