ビジネスの業務において、社内外の円滑なコミュニケーションは不可欠です。とくに、社内のコミュニケーションを活性化すれば、社内全体の意思決定がスムーズになり、プロジェクトを円滑に進められます。
とはいえ、「社内のコミュニケーションがうまく取れていない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの社内コミュニケーションツールTOP8と導入の3つのメリットを中心に解説します。
- 社内コミュニケーションツールのメリット・比較ポイントを知りたい
- ランキング形式でコミュニケーションツールを比較したい
- 社内に簡単に浸透するツールを探している
という担当者の方はこの記事を参考にすると、自社に最適なツールが分かり、社内コミュニケーションの活性化に役立てられます。
目次
社内コミュニケーションツールの概要
まず、社内コミュニケーションツールの概要を解説します。ツールを検討する前に、基本事項を確認しましょう。
9割以上の社員が重要性を実感!社内コミュニケーションの現状とは?
HR総研が2022年に発表した「社内コミュニケーションに関するアンケート」によると、「社員間のコミュニケーション不足は業務の障害になると思うか」という設問に対して、93%の社員が「大いにそう思う」もしくは「ややそう思う」と答えています。

具体的には、社内コミュニケーション不足によって「迅速な情報共有」「部門間・事業所間の連携」に障害がでるという回答が多くありました。この調査結果から、多くの社員が、業務を円滑に進めるためには社内コミュニケーションが重要だと実感していることが分かります。
社内コミュニケーションツールとは?
社内コミュニケーションツールとは、部署や事業所間、従業員同士でスムーズにコミュニケーションをとるための機能を搭載したツールを指します。
たとえば、チャットで気軽にメッセージを送ったり、仕事で使う画像やファイルをスムーズに共有したりと、あらゆる情報を一つのツール上でやりとりできるのが特徴です。
従来はメールや電話でのコミュニケーションが一般的でした。しかし、リモートワークの普及によって仕事で顔を合わせる機会が減った結果、誰もがリアルタイムで情報をやりとりできるコミュニケーションツールに注目が集まっているのです。
社内コミュニケーションツールの種類と機能
社内コミュニケーションツールの種類と機能一覧は以下の通りです。自社の情報共有を活性化するうえで最適なものを判断しましょう。
種類 | ツール説明/備わっている機能 |
---|---|
チャットツール |
・テキストベースのコミュニケーションに特化したツール
・スタンプやリアクション機能がある |
グループウェア |
・情報共有だけでなく、共同作業を行うことができるツール
・チャットだけでなくファイルやスケジュールの共有、ビデオ会議できる機能がある |
社内SNS |
・企業向けのコミュニケーションを活発にさせるためのSNSツール
・ファイルやテキストの投稿機能やその投稿へのコメント機能がある |
情報共有ツール |
・情報共有・管理に特化したツール
・チャット機能だけでなく、ファイル共有機能がある |
以上のツールのうち、社内コミュニケーションツールにありがちな「情報が流れてしまう」というデメリットを解消できるのは「情報共有ツール」です。
社内コミュニケーションを活性化するツール・アプリランキングTOP8
以下では、おすすめの社内コミュニケーションツール8選を、ランキング形式でご紹介します。
社内コミュニケーションツールを使う最終的な目的は「社内全体の生産性を高めること」だと言えます。そのため、「社員全員がツールを使いこなせるか」が重要となるのです。
つまり、操作が難しく多機能なツールでは、社員が上手く使いこなせず、かえって生産性が下がってしまう恐れがあるのです。したがって、ツールは「誰でも直感的に操作できるか」を基準に選びましょう。
結論、自社に最適な社内コミュニケーションツールは、シンプルな操作性で誰でも業務を簡単に効率化できる「Stock」一択です。
Stockの「ノート」はテキストや画像、ファイルを簡単に共有できます。また、ノートに紐づいた「メッセージ」でやりとりができるので、話題が混ざらずコミュニケーションがとれます。

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
2位【ナレカン】社内情報を掲示板形式で発信できる大企業向けツール
ナレカンは、社内情報を掲示板形式で発信できる大企業向けツールです。
「ナレカン」の「社内お知らせ機能」では、社内全員に知らせたい情報を、掲示板形式で簡単にアナウンス可能です。また、「リアクション機能」も搭載されているので、社内のコミュニケーションも簡単に活性化できます。

「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
https://www.stock-app.info/narekan_document_request.html
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「AI検索」「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「画像内テキスト検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【ナレッジの一元化】 ナレカン内のナレッジは最新でフレッシュな状態で管理。
ナレカン内に一元化したナレッジは、「断捨離機能」によって、常に最新でフレッシュなものになります。そのため、ナレッジが陳腐化することがありません。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
3位【gamba!】日報共有に特化したツール

<gamba!の特徴>
- 日報をベースにしたツール
- 社員も日報を確認できる
日報を作成し、日々の業務内容を報告することで、社内のコミュニケーションを活性化させるアプリです。フォーマットを活用して、簡単に日報を作成できます。
日報を社内メンバーが閲覧できるうえ、コメントでコミュニケーションをとることも可能です。そのため、管理職や上司だけにノウハウが蓄積することがなく、社員が日報の内容を業務に活かしやすいです。
<gamba!の機能・使用感>
- AIによる日報レビュー機能
- 目標管理機能
ChatGPTが日報の質と量を評価してフィードバックするため、管理者の負担を削減しつつ、日報の質の向上につなげられます。
「商談数」「契約件数」などを入力すると目標達成度が表示されるので、個人の目標や成果が一目で分かり、モチベーションが上がります。
<gamba!の注意点>
- あくまで日報機能がメイン
- 意見を求める機能が不十分
日報をメインとしたコミュニケーションツールなので、タスク管理やスケジュール管理には不向きです。
利用しているユーザーからは「自分では判断しかねる案件について意見を求めたり、投票が出来ると活用方法は広がると思います。」という声があります。(参考:ITreview)
<gamba!の料金体系>
- 1,078円/ユーザー/月(月払い)
4位【Talknote】カルチャーマネジメントができるツール

<Talknoteの特徴>
- タイムラインで情報を把握できる
- コミュニケーションをデータ化できる
「ノート」に投稿された情報が時系列で表示される「タイムライン」が搭載されているため、最新情報を日と画面で把握できます。
組織のコミュニケーションデータを分析して、スコア化できます。そのため、社内のコミュニケーション状況を客観的に把握可能です。
<Talknoteの機能・使用感>
- メッセージ機能
- サンクス機能
メッセージ機能によって、メールより気軽にやりとりが可能です。ほかにも、社内コミュニケーションを活性化させるための様々な機能が備わっているので、共通の価値観を会社に浸透させて、カルチャーマネジメントにつなげられます。
ほかのメンバーへ感謝や賞賛を伝えるサンクス機能があり、従業員のモチベーション向上につながります。
<Talknoteの注意点>
- 機能を使いこなせない可能性がある
- 検索機能が弱い
コミュニケーションを活性化させる多様な機能が搭載されている一方、ITに慣れていないと使いこなせず、結果的に費用対効果が小さくなる可能性があります。
ユーザーからは「よく言われていることだが(だいぶ良くはなったが)検索機能が非常に弱い。」という声があります。(引用:ITreview)
<Talknoteの料金体系>
- 年間契約一括払い:1ユーザーライセンス1,180円/月、1アルバイトライセンス580円/月+初期費用+オプション
- 月契約月々払い:1ユーザーライセンス1,380円/月、1アルバイトライセンス680円/月+初期費用+オプション
- エンタープライズプラン:詳細は要問合せ
5位【Workplace from Meta】チーム単位でページを作れるツール

<Workplace from Metaの特徴>
- ユーザー数の多いツール
- 携帯でも情報を確認できる
FacebookなどのSNSで有名なMeta社が運営していて、全世界で700万人の有料ユーザーがいる知名度の高いツールです。
Workplace from Metaは、iPhoneやandroidにも対応しています。
<Workplace from Metaの機能・使用感>

- 投稿を細かく編集できる
- 投稿を見逃さないように設定できる
投稿ページには、1クリックで箇条書きリストを追加したり、検索しやすいようにタグを設定したりできます。できることが多い分、ビジネスの情報共有では書き方のルールを周知する必要があります。
投稿をフィールドのトップにピン止めできる機能があります。大事なお知らせをメンバー全員が認知しやすくなる点が便利です。
Workplace from Metaの注意点
- Workplace from Metaは2026年にサービス終了する
Workplace from Metaは、2026年にサービスが終了となります。具体的な内容は以下の通りです。
- 2025年8月31日まで:これまで通り利用できる
- 2025年9月1日~2026年5月31日:既存データの読み込みとダウンロードのみ利用できる
- 2026年6月1日: Workplaceにアクセスできなくなり、Workplaceは削除される
そのため、社内コミュニケーションツールとしてWorkplace from Metaの導入を検討していた方は、早急にほかのツールの導入を検討しましょう。
<Workplace from Metaの料金体系>
- Core Plan:$4/ユーザー/月
- Enhanced Admin and Support(追加機能):$2/ユーザー/月
- Enterprise Live(追加機能):$2/ユーザー/月
6位【Slack】社内外のコミュニケーションを活性化できるアプリ

<Slackの特徴>
- メンバーと情報を一か所に集約できる
- 外部ツールと連携できる
任意のメンバーをチャンネルに招待し、チャット形式でやりとりができます。そのため、会話が混ざらずに特定の話題について議論でき便利です。
2,600を超えるアプリに対応しており、他ツールとの連携もスムーズです。
<Slackの機能・使用感>

- 社外メンバーを招待できる
- ハドルミーティング機能
メールアドレスを入力するだけで、ユーザーを招待して利用できます。送信ボタンを押すだけで招待メッセージが送られるので、社外のメンバーと情報共有するときにも便利です。
ハドルミーティングでは、音声やビデオでやり取りができます。画面共有も可能なので、オフィスにいない場合でも会議を円滑に進められます。
<Slackの注意点>
- フリープランの制限が厳しい
- 機能を使いこなすのが難しい
Slackのフリープラン(無料プラン)では、閲覧できるメッセージが「直近90日分の履歴」に制限されているので注意が必要です。
利用しているユーザーからは「どこかにあるのかも知れないけど、使い方のチュートリアルが見やすいところにあるといいなと思います。まだ知らない機能がありそうなので。」という声があります。(引用:ITreview)
<Slackの料金体系>
- フリー:0円
- プロ:1,050円/ユーザー/月(月払い)
- ビジネスプラス:1,800円/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise Grid:要問い合わせ
7位【Chatwork】社内外の業務連絡に役立つチャットツール

<Chatworkの特徴>
- ビデオ・音声通話が可能
- 携帯でも情報を確認できる
チャットに参加しているメンバーと顔を見たり声を聞いたりしながらやりとりできるビデオ通話と音声通話に対応しています。
Chatworkは、PCだけでなくiPhoneやAndroidにも対応しています。
<Chatworkの機能・使用感>

- タスク管理機能
- ファイル共有機能
個人やグループチャット内でタスク管理ができます。タスクは「期限切れ」「本日」などのステータスごとに整理されるため、仕事の抜け漏れ防止に役立ちます。
文字のメッセージだけでなく、WordやExcelのようなファイルも送れます。また、アップロードしたファイルを確認できる「ファイル管理機能」も搭載されています。顧客のデータや会議資料も簡単に共有することが可能です。
<Chatworkの注意点>
- フリープランに制限がある
- タスクを見落としやすい
フリープランでは閲覧できるメッセージが「直近40日以内」と制限されているため注意しましょう。
利用しているユーザーからは「タスクの見落としがあるため任意の時間でリマインドをしてくれれば見落としを防ぐことができ、
また催促をする手間が省けるのでいいと思います。」という声があります。(引用:ITreview)
<Chatworkの料金体系>
- フリー:0円
- ビジネス:840円/ユーザー/月(月払い)
- エンタープライズ:1,440円/ユーザー/月(月払い)
8位【Unipos】チームの進捗を見える化する社内SNSツール

<Uniposの特徴>
- 心理的安全性を高めるためのツール
- コミュニケーション状況を可視化できる
従業員が「貢献への称賛」と「少額のインセンティブ」を送り合うピアボーナスを実現することによって、組織の心理的安全性を高めることを目的としたツールです。
社員同士の関係性の強さや部署別の行動量などをデータとして可視化できるので、社内コミュニケーションにおける課題をみつけやすいです。
<Uniposの機能・使用感>
- 分析機能
- ポイント機能
「アクセス率」や「拍手率」「ポイント消化率」を分析できるので、ツールの利用促進に役立てられます。
Uniposで感謝や称賛を伝えるときに、ポイントと併せて投稿することが可能です。感謝を数値で表せるので、ポイントによる褒賞をといった自社ごとの評価制度を作るのに適しています。
<Uniposの注意点>
- 機能にストレスを感じる可能性がある
- 利用しないユーザーが出てくる可能性がある
ポイントを送りあうことが前提であり、逐一メンバーに称賛メッセージを送ることにストレスを感じる可能性があります。
利用しているユーザーからは「利用する人と利用しない人の差が顕著に出てしまいます。」という声があります。(引用:ITreview)
<Uniposの料金体系>
- 要問い合わせ(初期費用+システム利用料+変革支援費用+サポート費用)
<比較一覧表>ビジネスで使える社内コミュニケーションツール・アプリ
以下は、ランキングで紹介した8ツールの比較一覧表です。特徴や注意点を見比べて、自社に合うツールを選びましょう。
【一番おすすめ】
1位:Stock |
【おすすめ】
2位:ナレカン |
3位:gamba! | 4位:Talknote | 5位:Workplace from Meta | 6位:Slack | 7位:Chatwork | 8位:Unipos | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
中小企業における社内外の情報共有を最適化するツール |
社内情報を掲示板形式で発信できる大企業向けツール |
日報共有に特化したツール |
カルチャーマネジメントができるツール |
チーム単位でページを作れるツール |
社内外のコミュニケーションを活性化できるアプリ |
社内外の業務連絡に役立つチャットツール |
チームの進捗を見える化する社内SNSツール |
|
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単(中小規模の企業向け) |
シンプルで簡単(大手~中堅企業向け) |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
|
メッセージ機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
|
ファイル共有機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
|
注意点 |
5名以上での利用が前提 |
法人利用が前提なので、個人利用は不可 |
あくまで日報機能がメイン |
検索機能が弱い |
2026年にサービス終了する |
機能を使いこなすのが難しい |
フリープランにメッセージの閲覧制限がある |
ポイントを送り合う機能にストレスを感じる可能性がある |
|
料金 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料プランなし
・有料プラン:980円/ユーザー/月(月払い)~ |
・無料プランなし
・有料プラン:要問い合わせ |
・無料プランなし
・有料プラン:$4/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プラン:1,050円/ユーザー/月(月払い)~ |
・無料プランあり
・有料プラン:840円/ユーザー/月(月払い)~ |
・無料プランなし
・有料プラン:要問い合わせ |
|
公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「gamba!」の詳細はこちら |
「Talknote」の詳細はこちら |
「Workplace from Meta」の詳細はこちら |
「Slack」の詳細はこちら |
「Chatwork」の詳細はこちら |
「Unipos」の詳細はこちら |
万が一、「どれが自社に合っているのか分からない」という場合は、誰でも簡単に情報へアクセスできるかを軸に選定しましょう。コミュニケーションツールは、日常的に使用するものなので、ストレスなく使えなければそのうち放置されてしまうのです。
社内コミュニケーションツールの選び方のポイント
ここでは、社内コミュニケーションツールの選定ポイントを3つ解説します。ツールを社内へ定着させて継続的に運用するために、以下の点を確実に押さえましょう。
(1)すべての社員が使いこなせるか
はじめに、すべての従業員がツールを使いこなせるか確認すべきです。
従業員のITリテラシーには個人差があります。そのため、ツールの操作が難しいとITリテラシーの低い従業員には使いこなすのが難しく、かえってコミュニケーションが滞る恐れがあるのです。
したがって、ツールを選定するときは「誰でも簡単に使えるか」を大切にしましょう。
(2)マルチデバイス対応か
ツールがPCやスマホ、タブレットなどのマルチデバイスに対応しているかも確かめるべきポイントです。
自宅や外出先などの社外から連絡をとる場合、PCでしか使えないツールでは、わざわざパソコンを開くか、別の連絡手段を使う手間がかかってしまいます。
しかし、マルチデバイス対応のツールであれば、社外からでもリアルタイムで情報を確認・共有することが可能になるのです。
(3)情報のストックもできるか
コミュニケーションを円滑化するには、情報のストックもできるか確認しましょう。
「情報」は、あとから見返すために残すべき「ストック情報」と、その場限りの連絡である「フロー情報」に分けられます、たとえば、チャットツールは会話形式でやりとりするものなので、フロー情報の共有に適しています。
しかし、フロー情報とストック情報のどちらかに特化したツールを選ぶと、情報が複数のツールに分散してしまい、管理しきれません。使い分けを社員に教育したり、無駄にツールの費用が掛かってしまったりと、企業・社員の負担も増えてしまいます
したがって、ストック情報とフロー情報の両方を扱えるツールを使いましょう。たとえば、あらゆる情報を管理できる「Stock」は「ストック情報を蓄積できる記事機能」と「フロー情報をやりとりできるコメント機能」が搭載されています。
社内コミュニケーションツールを導入する3つのメリット
ここでは、社内コミュニケーションツールを導入するメリットを3つご紹介します。「自社にどのような効果があるのかイメージできない」という担当者の方は必見です。
(1)気軽に情報共有できる
一つ目のメリットは、気軽に情報共有できる点です。
社内コミュニケーションツールでは、メールで必要な挨拶文や定型文といったルールがありません。そのため、社内コミュニケーションへのハードルが低くなり、気軽な情報共有を促進するのです。
また、メッセージは都合の良いときに確かめられるので、電話のように相手のタイミングを考えて連絡する必要がありません。以上のように、社内コミュニケーションツールを使えば、メールや電話での情報共有のストレスを解消して、気軽にやりとりできるのです。
(2)業務が効率化する
二つ目のメリットは、業務効率化の実現を促すことです。
社内コミュニケーションツールは、メールに比べて返答に時間がかからないため、部署間や従業員同士のやりとりをスムーズにします。その結果、無駄な待ち時間が減って業務効率化に近づくのです。
また、「検索機能」が搭載されたツールを選べば、やりとりした内容へすぐにアクセスできるメリットもあります。以上のように、社内コミュニケーションツールを使うと日々の情報共有や仕事のスピードが向上します。
(3)新たなアイデアが生まれやすい
三つ目のメリットは、新たなアイデアが生まれやすくなる点です。
社内コミュニケーションツールで「過去に〇〇なことが起きた際、△△をして解決した」や「××をしたらうまくいかなかった」といった内容を共有することで、新たなアイデアを考えるときに役立ちます。
また、社内コミュニケーションツールは画像や動画といった大容量データもやりとりしやすい点がメリットです。そのため、メールよりもデータ容量を気にせずに情報を共有することができるので、過去の事例に関する情報を共有しやすいのです。
【担当者必見】社内コミュニケーションツールの3つの注意点
ここでは、社内コミュニケーションツールの注意点を3つ解説します。ツールを使えば情報共有を円滑化できる反面、以下のような懸念もあるのです。
(1)対面コミュニケーションが減りやすい
社内コミュニケーションツールを使うと、チャットで気軽にやりとりできる反面、対面での会話が減ってしまう恐れがあります。
たとえば、文章だけで連絡をすると言葉のニュアンスや温度感が伝わらないため、指示が上手く伝わらなかったり、信頼関係にひびが入ったりする可能性があるのです。
そのため、テキストのやりとりばかりでなく、会議や面談などの対面コミュニケーションを適宜取り入れましょう。
(2)ツールを使いこなせない可能性がある
ツールを使いこなせない可能性があるのも注意点のひとつです。
基本的に、社内コミュニケーションツールは多機能ゆえに操作が難しいものが多いです。そのため、「機能が豊富で便利そうだから」といった理由でツールを選定してしまうと、ツールを使いこなせない可能性があります。
したがって、メンバー全員がストレスなくコミュニケーションをするためにも、「ITに詳しくなくても使えるか」という基準で選ばなければなりません。
(3)大切な情報が流れてしまう
社内コミュニケーションツールの最後の注意点は、大切な情報が流れてしまうことです。
チャットやタイムラインには、メッセージが流れやすく、話題が入り乱れるという特徴があります。そのため、目的の情報を瞬時に探せないストレスが原因で、ツールが社内に浸透せず、放置されやすくなります。
したがって、あらゆる情報を流さず確実に蓄積する「Stock」のように、ひとつの話題に紐づいたやりとりができるツールを選びましょう。
おすすめの社内コミュニケーションツールまとめ
ここまで、おすすめの社内コミュニケーションツールを中心に解説しました。
コミュニケーションツールを導入すれば気軽にメッセージでやりとりする環境が整えられるため、多くの企業が課題とする「情報共有不足」の改善につながります。
ただし、単にコミュニケーションがとれるだけでは、情報は活用できないので意味がありません。したがって、あらゆる情報を”ストック”して蓄積でき、いつでも簡単に振り返れることが大前提です。
したがって、社内コミュニケーションを円滑に進めるには、コミュニケーションを円滑化しながら、重要な情報を簡単に蓄積できるツール「Stock」が最適です。
ぜひ「Stock」を導入して、社内コミュニケーションを活性化させましょう。