近年では、従業員同士の円滑な意思疎通や親密な関係性の築くために、社内SNSツールを運用する企業が増えています。たとえば、多くのチームで利用されている「Unipos(ユニポス)」も、社内コミュニケーションを活性化するSNSツールのひとつです。
しかし、「Uniposを聞いたことはあるけれど、具体的な使用方法が分からないので導入に踏み切れずにいる」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Uniposの使い方や料金・評判を中心にご紹介します。
- Uniposの活用方法を把握し、自社での活用イメージを深めたい
- Uniposの使い方、料金、評判まで網羅的に把握し、自社への導入を検討したい
- 社内コミュニケーションを活性化しつつ、適切に情報を残せるツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、Uniposの活用方法が分かるので、社内のコミュニケーションを活性化するのに、最適なツールなのか判断できます。
目次
Uniposとは
Uniposは、ピアボーナスを通じて組織での心理的安全性を高める社内SNSツールです。社員同士がお互いを褒め合ったり感謝したりしやすい仕組みをつくることで、コミュニケーションの活性化を図ります。
Uniposの特徴
Uniposの特徴は、称賛の声や感謝の気持ちをポイント化するピアボーナス制度です。
Google発祥とされるピアボーナスは、良い行動をしたメンバーへの称賛や感謝を「報酬」として送り合うことを制度化します。その結果、社内でコミュニケーションとる機会が増えるだけでなく、社員同士で評価し合う習慣が身に付きます。
そのため、従業員のモチベーションや心理的安全性が自ずと向上するので、社内の離職率低下に貢献します。さらに、従業員の働きぶりは、上司に共有されるので、適切な評価へとつながります。
Uniposの機能
Uniposの機能は、以下の3つがあります。
- ピアボーナス
- 利用状況の可視化
- タイムライン
投稿や拍手によってポイントを送付できます。
ポイントの送付状況や利用状況を定量データ化し、課題を発見します。
オープンなタイムライン形式により、全従業員がリアルタイムで閲覧できます。
以上の機能により、組織内でのコミュニケーション不足の改善に継続して取り組めます。
Uniposの使い方
ここでは、Uniposの使い方を解説します。以下の使用方法を押さえ、自社での活用イメージを深めましょう。
ポイントの仕組み
Uniposを活用するには、ポイントの仕組みを理解する必要があります。
ポイントは週ごとに管理でき、毎月曜日に「今週おくれるポイント」が400pt付与されるので、手持ちのポイントをほかのメンバーに送ります。自身で消費はできず、一週間で送れなかったポイントは繰越しせずにリセットされます。
また、送付されたポイントは「もらったポイント」として計上され、「投稿」「拍手」の場合のみポイントが加算されます。投稿では送信者が自由にポイントを設定可能ですが、投稿の閲覧者による拍手は一つあたり2ptと定められています。
以上の投稿では、送信者が「今週おくれるポイント」のうち100ptを消費し、受信者の「もらったポイント」に加算されます。また、拍手によるポイントは両者で等分されるので、それぞれの「もらったポイント」に50ptずつ加えられます。
次の投稿では、送信者が「今週おくれるポイント」のうち20ptを消費し、受信者の両名が「もらったポイント」に10ptずつ付与されます。また、拍手によるポイントは3人で等分されるので、それぞれ「もらったポイント」に32ptずつ加算されます。
画像の引用:Unipos|ポイントの仕組み
投稿・拍手する
ほかのメンバーに称賛・感謝を伝える方法を解説します。
はじめに、宛先欄にフォーカスし、投稿を送りたい相手を選択します。また、本文入力欄に「@」を入力して宛先を選べるうえ、名前やユーザーID、部署名で検索も可能です。
宛先を選択したら、本文を書きます。もし、投稿を編集を中断したい場合は、以下のように本文入力欄の左下にある[…]をクリックすると保存できます。
本文を書いたら以下のように送りたいポイントを選択するか、任意のポイントを入力するなどして、投稿に付けるポイントの量を決めます。本文入力欄に「+」と記入し、ポイントの指定もできます。
ほかのメンバーの投稿に拍手するときは、以下のように拍手アイコンを好きな量だけクリックします。一回の拍手で2ptが送られ、投稿の送信者と受信者で等しく分配されます。
画像の引用:Unipos|投稿・拍手する方法
Uniposの費用
Uniposは料金体系を明らかにしていません。
Uniposを使用するには、アカウント設定や初期費用、利用人数によって変動する月額費用、分析レポートやデータ化などのオプション費用がかかります。そのため、具体的な料金を知るには、見積もりが必須です。
画像の引用:Unipos|料金体系
Uniposの評判
ここでは、Uniposの評判をご紹介します。自社への導入を検討するときは、実際にUniposを活用するユーザーの声を参考にしましょう。
※こちらでご紹介する口コミ・評判はIT reviewより引用しております。
Uniposの良い口コミ・評判
以下では、Uniposの良い口コミ・評判をご紹介します。ユーザーからは、「コミュニケーションが円滑になる」「感謝が伝えやすい」といった声があがっています。
非公開ユーザー投稿日:2023年3月在宅が多くなった現在では、コミュニケーションが少なくなっています。ちょっとした作業依頼をお願いした場合、お礼がメール文面で味気なくなっています。このツールはオンラインで、ありがとうの感謝が伝えやすいと同時に、他の人からも拍手がもらえ、さらにちょっとしたAmazonポイントも相手も含めてもらえることができます。
非公開ユーザー投稿日:2023年3月この製品を使うと業務効率が上がるといわけでは有りません。しかし、社内のメンバーに対して感謝を送りある文化を構築出来るのでとてもいいなと感じました。毎週決まったポイントを消化するように意識付けできるのでとても良いです。
非公開ユーザー投稿日:2023年3月チャットなどの業務連絡や、わざわざ伝える機会がない感謝の表現をUniposでやることで普段のコミュニケーションが円滑になっていると感じます。 他部署や普段業務でやりとりが少ない部署の人にも、気軽に送ったり、拍手をしたり、気軽に繋がれる点がメリットに感じています。普段会わない同期などが、Unipos上で活躍しているのを見ると拍手を送ったりということもできて良いなと思っていました。
Uniposの改善点に関する口コミ・評判
以下では、Uniposの改善点に関する口コミ・評判をご紹介します。ユーザーからは、「機能を使いこなせない」という声が寄せられています。
非公開ユーザー投稿日:2023年3月感謝は全公開されるが、具体的な内容自体が全員に公開したくない場合もあるため、公開する人をしぼったりする機能があると大変助かります。
非公開ユーザー投稿日:2023年3月・たまったポイントの変換が分かりづらかった。 ・部署フィルタやフォロー機能があるが上手く使いこなせていない。
非公開ユーザー投稿日:2022年11月どうしても「Uniposにアクセスして感謝を伝える」という手間があるので、作業感が出てしまいます。 slackからも賞賛を送れるような連携ができれば、より使い勝手は高まると思います。また「感謝を忘れる」時もあるので、そのフォローをするような機能があれば、よりサービスの価値が上がるはずです。
以上のように、機能や使い勝手の改善点が指摘されています。Uniposを利用するときは、投稿への反応を忘れたり、業務が見えづらいメンバーへの適切な評価がされなかったりするリスクに注意が必要です。
【必見】業務の可視化におすすめのツール
以下では、業務の可視化におすすめのITツールをご紹介します。
Uniposは、ピアボーナス制度により従業員同士で称賛や感謝の気持ちを送り合えます。しかし、周りからのポイントや評価は従業員のモチベーションとなる一方、業務プロセスや成果が見えづらい部署や業種では、適切に評価されない従業員が現れる恐れがあります。
正しく評価されなければかえって従業員の意欲低下につながるので、業務内容や目標達成率などを可視化すべきです。そこで、見えづらい業務や定性的な成果を情報として適切に残し、任意のメンバーとの共有が可能なITツールを活用しましょう。
ただし、高性能な業務支援ツールを運用しても、ITが苦手なメンバーは使いこなせず、放置してしまいます。したがって、非IT企業における65歳以上のメンバーでも簡単に業務の情報を残せる情報共有ツール:「Stock」が必須です。
Stockの「ノート」に業務プロセスや目標達成状況を残しつつ、任意のメンバーとの共有も容易です。また、ノートに紐づく「タスク」「メッセージ」を活用すると、業務ごとの進捗管理もでき、話題の混ざらない円滑なコミュニケーションも実現します。
あらゆる情報を簡単に管理・共有できる「Stock」
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
Uniposの使い方や料金・評判まとめ
これまで、Uniposの使い方や料金・評判を中心にご紹介しました。
社内SNSツールのUniposは、ピアボーナスを通じて組織での心理的安全性を高めことができ、従業員同士で称賛や感謝の気持ちを伝え合う仕組みをつくります。それにより、社内コミュニケーションが活性化し、従業員同士の連携も促されるのです。
一方、業務プロセスや成果が見えづらい部署や業種では、かえって従業員の意欲低下を招くので、業務内容や目標達成率などを正しく可視化する必要があります。そこで、見えづらい情報を定量的に残せるITツールを活用すべきです。
ただし、多機能なツールを使いこなすには相応のIT知識が要求されるので、「ノート」「タスク」「メッセージ」のシンプルな機能を備えた情報共有ツール:Stockが必須です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入し、社内のコミュニケーションの活性化を実現しましょう。