昨今では、社内SNSを活用してコミュニケーションの活性化を図る企業が増えています。とくに、社内SNSは、社内イベントなどの情報を発信できるだけでなく、気軽にメッセージも送れるので、部署を横断したコミュニケーションの促進に向いているのです。
とはいえ、「数あるツールのなかから、自社に最適な社内SNSを選ぶのが難しい」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、社内SNSにおすすめのツールTOP7と選定ポイントを中心にご紹介します。
- 自社の社内SNSが盛り上がらない原因を知りたい
- おすすめの社内SNSツール・アプリを比較検討したい
- 社内SNSを活性化させて、社内の情報共有をシームレスにしたい
という方はこの記事を参考にすると、自社に最適な社内SNSが見つかり、社内のコミュニケーションの活性化につながります。
目次
社内SNSとは
以下では、社内SNSを導入する目的や、必要な機能を紹介します。社内SNSの成功に向けて、まずは以下の前提を把握しておきましょう。
社内SNSを導入する目的
社内SNSの主な導入目的は、「コミュニケーションの活性化」と「ナレッジ共有の仕組みづくり」です。組織全体で情報を共有しやすくなることで、業務の属人化を防ぐ効果も期待できます。
たとえば、テレワークを導入している企業では、オフィス外でもメンバー間のつながりを保つために、SNSを活用して日々の情報を共有しています。また、人材の流動性が高まる中、業務ノウハウを残す場として社内SNSが活用されています。
このように、社内SNSは情報共有のみならず、ナレッジ活用の促進にも効果的なのです。
社内SNSに必要な機能
社内SNSでは、LINEやFacebookなどプライベート用のSNSと同じく、気軽にやりとりできます。また、以下の機能を備えた社内SNSであれば、あらゆる業務シーンで負担が軽減されるのです。
- ノート機能
- メッセージ・リアクション機能
- タスク管理機能
社内のお知らせを「ノート」にまとめて共有できます。テキストのほか、画像・ファイル・リンクも記録できるため、情報の種類を問わず一元管理できます。
メッセージ機能を活用することで、任意のメンバーと個別にやり取りできます。また、リアクション機能を使えば感謝や確認を気軽に伝えられ、チーム内のコミュニケーションが活性化します。
タスク管理機能を活用することで、ほかのメンバーの進捗を視覚化できます。そのため、進捗の遅れが把握しやすくなり、トラブルを未然に防げます。
社内SNSの運用には、以上の機能を備えた「Stock」のような「情報共有ツール」が適しているのです。
社内SNSはうざい?社内に浸透しない理由
ここまで、社内SNSの必要性について説明しましたが、社内SNSが浸透している企業はごく一部です。社内SNSが浸透しない原因として、以下の理由が考えられます。
- 既に別のコミュニケーションツールが存在する
- 過度なプライベートネタの投稿
既に別のコミュニケーションツールを使っている場合での社内SNSの導入は、複数のツールに情報が分散してしまい、生産性が下がってしまいます。そのため、新しくSNS専用のツールを導入しても、浸透しないことがあるのです。
社内SNSが自身の興味がない話題で盛り上がっていても「業務に無関係な情報」として受け流されるケースも少なくありません。そして、次第に一部の社員しかツールを使わなくなってしまいます。
以上のような場合に当てはまっていると「業務の妨げとなっている」と感じるようになり、最終的には社員のなかで「うざい」という嫌悪感につながってしまうのです。
なぜ盛り上がらない?社内SNSを活性化させるためのポイント
社内SNSを盛り上げるには、情報を発信しやすい環境を整えることが重要です。以下では、社内SNSを活性化させるためのポイントをご紹介します。
(1)経営陣や上司が積極的に発言する
経営陣や上司が積極的に社内SNSを投稿することは、活性化につながります。
社内SNSを活性化させるには、「気軽に意見を交わせる場」という認識を全社員に浸透させることが重要です。しかし、経営陣や上司が一切関与しないと、単なる放置チャットのような空気になり、利用が定着しません。
一方で、上司や経営層が硬い口調で投稿すると、部下は「見られている」と感じて発言を控えてしまうケースもあります。そのため、経営陣や管理職が、あえてカジュアルなトーンでコメントをしたり、雑談に反応したりすることで「自由に発言していい」と安心感を与えることができます。
(2)投稿に対してリアクションをする
社内SNSの活性化には、「リアクション(いいねやメッセージ)」の存在が欠かせません。
たとえば、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでも、リアクションが多い投稿ほど盛り上がって見えます。社内SNSの場合は、とくに「盛り上がって見える」ことが場の活性化につながるという特性があります。
したがって、「投稿された内容には積極的に反応する」という文化を根づかせることは、社内SNSの継続的な活性化にとって非常に有効です。
(3)投稿頻度を増やす
投稿頻度が少ない社内SNSは盛り上がりに欠けてしまいます。
社内SNSの投稿が少ない背景には、「何を投稿すべきか分からない」「操作が分かりづらく、投稿しづらい」といった要因があります。とくに、後者の場合は、社内SNSを運用するうえでの基盤となるため、早急な解決が必要です。
結論、誰でも簡単に使えるツールで社内SNSを運用しましょう。たとえば、「ノート」に投稿内容を書き込めば、自動で任意のメンバーに発信できる「Stock」は、シンプルなUIなのでスマホからでもストレスなく投稿できます。
無料でも使える!社内SNSにおすすめのクラウドツールTOP7
以下では、社内SNSにおすすめのツール7選をご紹介します。
社内SNSが盛り上がれば、部署の垣根を越えた情報共有が促進されます。とくに、ITに不慣れでも簡単に操作できるツールなら、業務連携がしやすくなったり、社内コミュニケーションが活発化したりと、さまざまな効果が期待できるのです。
ただし、チャットツールは情報が流れやすく、あとで見返したい情報がストックされません。そのため、重要な社内連絡がメンバーに届かず、業務が遅滞する恐れがあるのです。
したがって、社内のやりとりをスムーズにするには、ITに不慣れな65歳の方でも直感的に操作できるツール「Stock」が必須です。
Stockの「ノート」では、テキストベースで簡単に顧客情報を記録でき、ITスキルに自信のない方でも直感的に使い始められます。また、ノートに紐づくメッセージ機能により、話題ごとにやり取りが整理され、情報の混在を防げます。
1位【Stock】中小企業の社内SNSを盛り上げるツール
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
|
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
|
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
|
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
2位【ナレカン】大規模企業向けの社内掲示板ツール
大企業では日々多くの情報が飛び交うため、必要な情報を見逃してしまうリスクがあります。そのため、誰でも負担なく情報を確認できる仕組みが欠かせません。
「ナレカン」では、お知らせ機能により、掲示板形式で情報を一斉周知できます。また、曖昧な表記にも対応する検索機能により、過去の情報も簡単に振り返れます。
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「AI検索」「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「画像内テキスト検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【ナレッジの一元化】 ナレカン内のナレッジは最新でフレッシュな状態で管理。
ナレカン内に一元化したナレッジは、「断捨離機能」によって、常に最新でフレッシュなものになります。そのため、ナレッジが陳腐化することがありません。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>

- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
3位【Chatwork】中小企業向けビジネスチャットツール

<Chatworkの特徴>
- 国産のビジネスチャットツール
- モバイルアプリがある
Chatworkは「チャット」「ビデオ/音声通話」「タスク管理」「ファイル管理」の主に4つの機能を備えた、国産のビジネスチャットツールです。
ブラウザだけでなく、iOS/Androidのアプリがリリースされています。そのため、移動中や自宅からでも簡単にアクセスできるのが特徴です。
<Chatworkの機能・使用感>
- ビデオ通話ができる
- データを確認できる
チャットに参加しているメンバーとビデオ通話ができます。画面共有も出来るので、資料を見せながらやりとりしたい場合に便利です。
過去にアップロードしたファイルを一覧で確認できるので、ファイル管理に便利です。ただし、ファイルを「フォルダ」に分けて管理する機能はありません。
<Chatworkの注意点>
- 無料プランにダウングレードできない
- 目的の情報を探すのが難しい
Chatworkは有料プランから無料プランにダウングレードができません。有料プランから無料プランに移行するには、一度解約し、再度新規登録する必要があります。
ユーザーの口コミでは「チャットが進めば進むほど古いデータは探しつらいのが難点です」との声があります。(参考:ITreview)
<Chatworkの料金体系>
- フリー:0円
- ビジネス:840円/ユーザー/月
- エンタープライズ:1,440円/ユーザー/月
4位【Microsoft Teams】チャット・通話・ビデオ共有できるツール

<Microsoft Teamsの特徴>
- Office製品との相性が良い
- デバイスを問わずアクセスできる
WordやExcel、PowerPointのファイルを共有し、リアルタイムで共同編集できるのが大きな特徴です。
PC・スマホ・タブレットといったデバイスを問わずにアクセスできます。
<Microsoft Teamsの機能・使用感>

- チームとチャネルの階層構造で成り立つ
- あらゆる種類のファイルを共有できる
チーム(=親)という情報共有をするグループの中に、チャネル(=子)を複数作成することで、チーム内の活動を分割して管理できます。
PDFやスプレッドシートなど、どのファイルタイプでも簡単に共有可能です。そのため、あらゆる場面での情報共有に役立ちます。
<Microsoft Teamsの注意点>
- 使いこなせない可能性がある
- 情報の管理が煩雑
高度な機能が豊富に搭載されているため、すべての機能を使いこなせず費用対効果が小さくなる可能性があります。
ユーザーの口コミでは「制限なく自由に作成されるため、管理がしにくい」との声も挙がっています。(引用:ITreview)
<Microsoft Teamsの料金体系>
- Microsoft Teams(無料):0円
- Microsoft Teams Essentials:599円/ユーザー/月(年間契約)
- Microsoft 365 Business Basic:899円/ユーザー/月(年間契約)
- Microsoft 365 Business Standard:1,874円/ユーザー/月(年間契約)
- Microsoft 365 Business Premium:3,298円/ユーザー/月(年間契約)
5位【LINE WORKS】タイムライン形式で社内連絡ができるツール

<LINE WORKSの特徴>
- LINEと同様の機能が使える
- スケジュール管理ができる
LINEと同様のチャットやスタンプを使い、気軽なコミュニケーションが図れます。
メンバーの予定がすぐに分かるカレンダー機能が搭載されており、会議の日程を調整する場合や空き時間を調べられます。
<LINE WORKSの機能・使用感>
- 既読機能
- アンケートを実施できる
LINEと同様に既読確認機能が備わっているので、相手の確認状況を把握したい場面で便利です。
LINE WORKSには、「日程調整」などに使えるアンケート機能が備わっています。そのため、面談や会議のスケジュール調整がスムーズにできます。
<LINE WORKSの注意点>
- メッセージが流れて見返しづらい
- 社外のメンバーとやり取りができない
LINEのように古いメッセージが流れてしまうため「1週間前に上司から頼まれた仕事を確認したいが、見つからない」といった事態になりかねません。
ユーザーの口コミには「社内のトークに社外の方を誘うことができるようになると、より使いやすい」との声も見られます。(引用:ITreview)
<LINE WORKSの料金体系>
- フリー:0円
- スタンダード:540円/ユーザー/月
- アドバンスト:960円/ユーザー/月
6位【Slack】カスタマイズ性の高いビジネスチャットツール

<Slackの特徴>
- チャンネルを無制限に登録できる
- 万全なセキュリティ体制
Slackでは、「チャンネル」という場所で会話を整理します。部署や案件ごとに任意のメンバーで作成するチャンネルは、無制限で登録できるのが特徴です。
必要なメンバーと承認済みのデバイスのみSlackの社内情報にアクセス可能です。また、情報の送信時や保存時には、顧客データを暗号化しているのでデータを保護できます。
<Slackの機能・使用感>

- AI機能
- 社外のメンバーともやりとりできる
AIを利用することで、会話の要約や情報検索にかかる手間の削減が可能になります。ただし、AI機能は有料プランでのみ利用可能なので注意しましょう。
招待メールを送信すれば、作成したチャンネルを共有できるので、社外のメンバーともスムーズに連携できます。
<Slackの注意点>
- フリープランには制限がある
- 目的の情報が見つかりにくい
フリープランで閲覧できるメッセージは、直近90日分の履歴に制限されています。そのため、”半年前のやりとり”や”1年前に話し合った企画”などの内容にはアクセスできない点に注意しましょう。
ユーザーの口コミでは、「検索機能はある程度便利ですが、欲しい情報にたどり着くまでに少し時間がかかる印象です」との声が見られます。(参考:ITreview)
<Slackの料金体系>
2025年6月5日までにプランをアップグレードする場合、新プランの最初の3か月間に50%の割引料金が適用されます。
- フリー:0円
- プロ:1,050円/ユーザー/月
- ビジネスプラス:2,160円/ユーザー/月
- Enterprise+:要問い合わせ
7位【direct】建設業向け社内SNS用クラウドツール

<directの特徴>
- 掲示板で発信できる
- タスク管理ができる
directは、現場に支持されている国産ビジネスチャットで、業務ノウハウやお知らせを従業員や協力会社のスタッフに発信する掲示板機能が搭載されています。
「担当者や期限で絞り込む」「コールセンターから現場への依頼振り分け」といった使い方に対応できるタスク管理機能が搭載されています。
<directの機能・使用感>
- ムダな作業を削減できる
- 簡単にリアクションをとれる
チャットボット(自動会話プログラム)を作成すれば「社員の体調管理」や「報告書の作成」に役立ちます。
迅速に意思疎通を図りたい場面では「質問に〈Yes/No〉で答える」「ToDoの依頼に〈達成/未達成〉で報告する」などのリアクションスタンプが便利です。
<directの注意点>
- フリープランのデータ保存期間が180日間
- システムエラーがトラブルに発展した
フリープランのデータの保存期間が180日間であるため、長期的な使用には有料プランへの加入が必須であることに注意しましょう。
過去には「システムエラーが要因なのか、他社の発信内容が自分のアイコンから発信されることがありトラブルになったことがある」という声もがあるので注意しましょう。(引用:ITreview)
<directの料金体系>
directは、ビジネスチャットの「direct」と業務向けアプリの「direct Apps」を組み合わせて使えます。ただし、「direct」の利用は必須となるので、最低でも以下の料金が発生します。
- フリー:0円/月(10名まで)
- ベーシック:6,000円~/月(10名まで)
- プラス:12,000円~/月(11名〜20名まで)
- プレミアム:27,500円~/月(21名〜50名まで)
- マックス:50,000円~/月(51名〜100名まで)
なお「direct Apps」は、フリー版から使えます。詳細はHPを確認しましょう。
<比較表>無料あり!社内SNSにおすすめのツールの機能や費用
以下は、社内SNSにおすすめのツールTOP7の比較表です。ツールを社内に定着させるためには、事前に特徴を把握し、自社に合ったものを選ぶことが重要です。
| Stock【一番おすすめ】 | ナレカン【おすすめ】 | Chatwork | Microsoft Teams | LINE WORKS | Slack | direct | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 特徴 |
中小企業の社内SNSを盛り上げるツール |
大規模企業向けの社内掲示板ツール |
中小企業向けビジネスチャットツール |
チャット・通話・ビデオ共有を集約したツール |
タイムライン形式で社内連絡ができるツール |
カスタマイズ性の高いビジネスチャットツール |
建設業向け社内SNS用クラウドツール |
| シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単(中小規模の企業向け) |
シンプルで簡単(大手~中堅企業向け) |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
| PC以外のデバイス対応 |
【○】 |
【○】 |
【○】 |
【○】 |
【○】 |
【○】 |
【○】 |
| リアクション機能 |
【○】 |
【○】 |
【○】 |
【○】 |
【○】 |
【○】 |
【○】 |
| 注意点 |
5名以上での利用が前提 |
法人利用が前提なので、個人利用は不可 |
無料プランにダウングレードできない |
使いこなせない可能性がある |
メッセージが流れて見返しづらい |
目的の情報が見つかりにくい |
長期的な使用には有料プランへの加入が必須 |
| 料金 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料プランあり
・有料プランは840円/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プランは599円/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プランは540円/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プランは1,050円/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プランは6,000円/月~ |
| 公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Chatwork」の詳細はこちら |
「Microsoft Teams」の詳細はこちら |
「LINE WORKS」の詳細はこちら |
「Slack」の詳細はこちら |
「direct」の詳細はこちら |
万が一、機能性だけでは選びきれないという場合は「企業の規模感」や「使い勝手の良さ」を軸に選定するのも、導入後のトラブルを解消する策として有効です。
社内SNSアプリを選ぶときの3つの選定ポイント
以下では、社内SNSを選定するときの3つのポイントを紹介します。社内情報を円滑に共有するためには、以下の条件に当てはまるか注視しましょう。
(1)機能に過不足がないか
1つ目に、機能に過不足がないかです。とくに「導入目的に沿った機能が備わったツール」を導入しましょう。
たとえば、迅速な情報共有を目的とするなら、情報を記録した瞬間に自動で共有される機能が必要です。また、共有したい情報の形式を明確にし、テキスト・ファイル・写真・動画などに対応しているかも確認しましょう。
したがって、導入後のミスマッチを防ぐためにも「自社の課題や目的の確認とツールの機能に過不足がないか」を確認すべきです。
(2)誰でも簡単に使えるか
2つ目に、誰でも簡単に使えるかです。
社内SNSアプリは全社で運用するので、ITが苦手な方が使えないような「UIが複雑で分かりづらい」「多機能で操作が難しい」といったツールは避けましょう。使いにくいツールを導入しては、ツールが結局使われないという事態になりかねません。
したがって、ツールの形骸化を防いだり社内にツールの浸透を促したりするために、「Stock」のような誰でも簡単に使えるシンプルな操作性を備えたツールを導入しましょう。
(3)無料トライアルできるか
3つ目に、無料トライアルができるツールを導入しましょう。
たとえば、上層部でツールの導入を決定した場合、実際の現場の社員としては使いづらくミスマッチだったというケースが見られます。そこで、無料トライアルを利用して現場の社員に実際の使用感を確かめてもらいましょう。
したがって、導入前に実際の業務で試用することで、現場に適したツールかどうかを判断でき、導入後の混乱や定着失敗を未然に防げます。
社内SNSを導入するメリット
以下では、社内SNSを導入するメリットをご紹介します。社内SNSの導入に踏み切れておらず、情報共有が非効率になっている担当者の方は必見です。
(1)気軽にコミュニケーションがとれる
1つ目のメリットは、気軽にコミュニケーションがとれる点です。
社内SNSは、LINEやFacebookといったプライベートのSNSと使い方が類似しているので、従業員が抵抗感なくやりとりできます。また、メールのように件名や署名を設定する必要がなく、やりとりに手間がかからないのも特徴です。
このように、社内SNSは気軽にメッセージを送受信でき、メールでの情報共有からストレスや無駄な作業を省けるツールだと言えます。
(2)時間や場所を問わずやりとりできる
2つ目は、時間や場所を問わずやりとりできる点です。
一部の社内SNSには、PCやスマホ、タブレットなどの多様なデバイスに対応しているものもあります。そのため、連絡手段を社内SNSに統一すれば、移動中や在宅勤務の場合でもリアルタイムでコミュニケーションがとれるのです。
また、時間や場所を問わずにやりとりできるので、部署を横断した情報共有のスピードも向上します。また、社内SNSであれば、投稿に気が付いたタイミングで「リアクションスタンプ」を押すだけで済むので、面倒な返信も不要です。
社内SNSの導入による成功事例
社内SNSの導入による成功事例として、トヨタ自動車株式会社が挙げられます。トヨタでは、日本人社員と海外事業体の外国人社員との間で、情報の伝達や意思疎通がスムーズにできないことが課題でした。
そこで、社内SNS「TOYOTA Chatter」に「SNS翻訳センター」を設置しました。トヨタ独自の専門用語を反映した翻訳データベースを活用することで、翻訳の精度が向上し、より社内SNSの活用が進みました。
結果として、日本と海外の社員間でのリアルタイムな情報共有が可能となり、グローバルな社内コミュニケーション基盤が構築されました。このように社内SNSは、場所や時間を超えた情報共有を促進し、迅速な業務連携を支える有効な手段として機能するのです。
クローズドSNSとは?社内SNS導入時の注意点
クローズドSNSとは、投稿やメッセージが決められたコミュニティ内でのみ閲覧可能なSNSを指します。とくに、社内SNSの運営では「個人情報の取り扱いによるトラブル」「誤った情報の拡散」が危惧されるので、以下2点に注意しながらクローズドSNSを目指しましょう。
(1)社員のプライバシーを保護する
1つ目の注意点は、社員のプライバシーを保護することです。
社内SNSでは、メッセージでのやりとりや投稿に、個人情報が含まれていることがあります。そのため、社内SNSに誰でもアクセスできるようにしてしまうと、社員の個人情報が流出し、悪用されかねません。
そのため、社内SNSは社員のみがアクセスできるように、適切な権限設定が可能なツールを選びましょう。
(2)企業の機密情報の流出を防ぐ
2つ目の注意点は、企業の機密情報の流出を防ぐことです。
社内SNSは、情報共有の場であるだけでなく、会社のナレッジやノウハウなどの貴重な情報資産が蓄積する場でもあります。そのため、社内SNSから会社の機密情報が流出すれば、企業の信頼を損なううえに、大きな損害を被ります。
そのため、「Stock」のように国際規格に準拠したセキュリティ対策が施されたツールを選ぶことで、安全性を確保しながら安心して運用できます。
社内SNSにおすすめの無料ツールまとめ
ここまで、社内SNSにおすすめのツールや注意点を中心にご紹介しました。
社内SNSを適切に運用すれば、部署間を跨いだ情報共有がスムーズになるほか、SNS上で得た”ナレッジ”は業務に活かせます。しかし、社内SNSを盛り上げるには定期的な投稿が欠かせない一方、投稿が増えると「情報が埋もれやすい」点に注意しましょう。
したがって、社内SNSツールを選ぶときは「情報を適切に管理できるか」が大切です。加えて、誰でもすぐに使いこなせるツールでなければ、従業員が社内SNSを使わず最終的に放置されかねません。
結論、自社が導入すべきツールは、誰でも簡単に情報を共有して、話題ごとに整理できるツール「Stock」が最適です。
ぜひ「Stock」を使って、社内の情報共有を活性化させましょう。


