今日では、時間や場所を問わずにファイルを共有・管理できる”オンラインストレージ”が浸透しています。そして、代表的なオンラインストレージの1つとして「セキュアSAMBA」があり、中小企業を中心に利用されているのです。
一方で、「セキュアSAMBAの導入を検討しているが、自社に最適なのか分からない」と悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、セキュアSAMBAの使い方から料金、評判までを網羅的に解説します。
- 現状のファイル管理では不十分だと感じており、セキュアSAMBAに限らずオンラインストレージの導入を検討している
- セキュアSAMBAを導入したいが、使い方が分からないため自社に適したものか判断できない
- セキュアSAMBAを実際に利用しているユーザーの声をもとに、導入可否を判断したい
という方はこの記事を参考にすると、セキュアSAMBAの正しい使い方が分かり、自社に最適なツールかを検討できます。
目次
セキュアSAMBAとは
ここでは、セキュアSAMBAの概要をご紹介します。セキュアSAMBAの導入を検討している担当者の方は必見です。
セキュアSAMBAと他のオンラインストレージの違い
「セキュアSAMBA」は、中小企業向けのオンラインストレージです。
従業員規模が100名以下の企業で多く導入されている一方、スタンダードプラン以上であれば「ユーザー数無制限で利用できる点」が、他のオンラインストレージと比較した際の特徴と言えます。
セキュアSAMBAの機能
セキュアSAMBAには、主に以下の機能が備わっています。
- セキュリティ機能
- 検索機能
- バージョン管理
データの暗号化やファイルへのアクセス権限、二段階認証など、高度なセキュリティ機能が豊富に備わっています。
ファイル名やタグだけでなく、オプションで全文検索もできるので、目的のファイルをスピーディに見つけられます。
各ファイルの更新回数ごとに、10世代分のバージョン管理ができるため、データを消失する心配もありません。
このように、セキュアSAMBAには、高い安全性でファイルを保存する機能が充実しているのです。
セキュアSAMBAの使い方
ここでは、セキュアSAMBAの使い方を3つご紹介します。以下の手順を確認すれば、スムーズにファイルを扱えるようになります。
使い方1|ファイルのアップロード
1.セキュアSAMBAにログインします。
2.画面左上の[マイフォルダ]>[アップロード]をクリックします。
3. すると、下図のように[アップロードリスト]が表示されるので、今回は[ファイルの選択]をクリックします。
4.アップロードするファイルを選択して、[開く]をクリックしましょう。
5.すると、選択したファイルがアップロードリストに追加されるので、[アップロード]を押せば完了です。
※上記の画像は、すべてセキュアSAMBAの操作マニュアルから引用しています。
使い方2|ファイルの共有
1.共有したいファイルを右クリックして、[ダウンロードリンク]を選択します。
2.リンクの作成画面が表示されるので、パスワードなどの必要項目を入力して、[作成]をクリックします。
3.すると、下図のような画面になるので、[コピー]をクリックすれば任意のメンバーへ共有できます。
※上記の画像は、すべてセキュアSAMBAのヘルプページから引用しています。
使い方3|ファイルのダウンロード
1.任意のファイルを選択して、[ダウンロード]をクリックします。
2.保存場所の指定画面が表示されるので、[保存]をクリックすれば完了です。
※上記の画像は、すべてセキュアSAMBAの操作マニュアルから引用しています。
セキュアSAMBAの料金プラン比較表
セキュアSAMBAでは、容量やユーザー数に応じて5つのプランが用意されています。それぞれの特徴は以下の通りです。(左右にスクロール可)
フリー | スモール | スタンダード | ビジネス | エンタープライズ | |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 |
0円 |
15,000/月 |
25,000円/月 |
35,000円/月 |
48,000~298,000円/月 |
初期費用 |
0円 |
15,000円 |
25,000円 |
35,000円 |
0円 |
ユーザー数 |
3人 |
50人 |
無制限 |
無制限 |
無制限 |
容量 |
5GB |
100GB |
300GB |
500GB |
1TB~30TB |
サポート方法 |
メール |
メール+電話 |
メール+電話 |
メール+電話 |
メール+電話 |
セキュアSAMBAはフリープランであっても、アクセス制限やファイルの暗号化などの有料版と同じセキュリティ対策が搭載されています。そのため、ユーザー数が3人以下であれば、十分な機能を備えたツールと言えます。
セキュアSambaを使うメリット
ここからは、セキュアSambaを使うメリットを2つ紹介します。
- ユーザーの操作ログを記録できる
- ファイル共有が簡単になる
ユーザーのフォルダやファイルに対する操作ログを記録して、閲覧することができます。そのため、トラブルの発生時、迅速な原因究明に役立ちます。
クラウド上でファイル共有できるので、わざわざメールなどで共有する手間が省けます。また、アプリやブラウザから、簡単に使い始められるのです。
上記2つのメリットを考慮して、自社に適したツールか判断しましょう。
セキュアSAMBAを使うデメリット
ここでは、セキュアSAMBAを利用するときの注意点をご紹介します。人によっては煩わしさを感じる恐れもあるため、導入前に確認しましょう。
(1)デバイスによってはエラーが出やすい
セキュアSAMBAは、デバイスによってエラーが出やすい点に注意が必要です。
とくに、Macでは「アップロード時にエラーが出た」との口コミがあります。マルチデバイスに対応していても、すべてのデバイスから安定して稼働できなければ、効率的に業務を進められません。
したがって、社内での利用環境が特定デバイスだけでない場合は、すべてのデバイス・OSで快適に使えるかを確かめましょう。
(2)一部の操作に手間がかかる
次に、セキュアSAMBAは、一部の操作に手間がかかることにも注意すべきです。
たとえば、ExcelやWordの中身を確認するには、逐一ダウンロードしなければなりません。また、ファイルの格納や更新についての連絡には、メールや別のチャットツールを使う必要があるのです。
このように、セキュアSAMBAには、特定のファイルをすぐに開けなかったり、スムーズな情報共有ができなかったりする課題があります。こうしたデメリットをカバーするには、情報の蓄積と共有が一か所で完結する「情報共有ツール」が必要です。
たとえば、大容量のファイルを保存できる「ノート」を備えた情報共有ツール「ナレカン」では、任意のメンバーへリアルタイムでファイルを共有できます。また、メッセージ機能もあるため、円滑な社内コミュニケーションも実現するのです。
セキュアSAMBAのデメリットをカバーするおすすめのツール
以下では、セキュアSAMBAのデメリットをカバーするツールをご紹介します。
セキュアSAMBAは高いセキュリティ下でファイルを残せる一方、デバイスによってエラーが出たり、一部のファイルがスムーズに開けなかったりします。こうした課題を解消するには、端末を問わず快適に情報を蓄積・共有できる「情報共有ツール」が欠かせません。
ただし、多機能過ぎる情報共有ツールでは、社員のITリテラシーにばらつきがある大企業ではとくに、社員が上手く使いこなせないので注意が必要です。そのため、「誰でも直感的に扱えるツール」を選びましょう。
結論、セキュアSAMBAのデメリットをカバーするには、非IT企業の方でも、簡単にファイル管理できる情報共有ツール「ナレカン」が最適です。
ナレカンの「ノート(記事)」には、ファイルと共にテキストも残せるので、データに関連する情報や補足なども書き込めます。また、ノートに保存した情報がリアルタイムで任意のメンバーへ共有される点も、セキュアSAMBAにはない大きな強みです。
ITが苦手な方でも簡単にファイル共有できる「ナレカン」
「ナレカン」|最もシンプルなナレッジ管理ツール
ナレカンは、最もシンプルなナレッジ管理ツールです。
「数十名~数万名規模」の企業様のナレッジ管理に最適なツールとなっています。
自分でナレッジを記載する場合には「記事」を作成でき、『知恵袋』のような感覚で、とにかくシンプルに社内メンバーに「質問」することもできます。
また、ナレカンを使えば、社内のあらゆるナレッジを一元的に管理できます。
「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積することが可能です。
更に、ナレカンの非常に大きな魅力に、圧倒的な「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」があります。ナレカン導入担当者の方の手を、最大限煩わせることのないサポートが提供されています。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【機能】 「ナレッジ管理」に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
「フォルダ形式」で簡単に情報を整理でき、「記事形式」「(知恵袋のような)質問形式」でナレッジを記載するだけです。
- 【対象】 数十名~数万名規模の企業様で、社内のあらゆるナレッジを一元管理。
「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
圧倒的なクオリティのサポートもナレカンの非常に大きな魅力です。貴社担当者様のお手間を最大限煩わせることないよう、サポートします。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン :標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン :管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
https://www.narekan.info/pricing/
詳しい金額は、下記「ナレカンの資料をダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
セキュアSAMBAの口コミ・評判
以下では、セキュアSAMBAを利用するユーザーからの口コミ・評判を解説します。実際のユーザーの声を参考に、利用イメージを掴みましょう。
※こちらでご紹介する口コミ・評判は、すべてITreviewより引用しています。
セキュアSAMBAの良い口コミ・評判
セキュアSAMBAの良い口コミ・評判は以下の通りです。
非公開ユーザー 投稿日:2022年09月27日アイコンなども少ないので、初めてSAMBAを触る人でも非常にわかりやすいUIになっています。そのため使用方法を教える必要もないので、ウェブに慣れていない人でも使いやすいです。
非公開ユーザー 投稿日:2022年06月09日通常のオンラインストレージのようにファイルをアップロードする、ダウンロードする、といった煩わしさがなく、クライアントアプリもあり、手軽にファイルのやり取りができます。アカウントが無い人に一時的に共有したい場合には、ダウンロードURLの作成もできるなど、柔軟に対応できます。また、変更履歴の管理や元のバージョンに戻すこともできるため、バージョン管理の手間も省けます。セキュアSAMBA上でフォルダ階層もつくれ、エクスプローラー風に作業できるため、オンラインストレージにありがちな、一旦ダウンロードして、ファイルサーバーやローカルに保存して、作業後アップロードといった手間がなく効率良く作業できます。
非公開ユーザー 投稿日:2022年06月03日ストレージサービスはGoogleをはじめ、BOXやその他のサービスもありますが、セキュアSAMBAは中小企業向けでは使いがってがよい。その理由は無料のものは個人ユーザー向けであるので、利用自体では遜色ないが、ビジネス利用ともなると、共有ファイルを複数人で利用するケースもあるので、誰がデータ更新をしたかのログが重要な意味を持ってくる。
このように、利用ユーザーからは分かりやすい操作性や、中小企業に最適化された使い勝手の良さへの評価の声が多く挙がっています。
セキュアSAMBAの改善点に関する口コミ・評判
セキュアSAMBAの改善点に関する口コミ・評判は以下の通りです。
非公開ユーザー 投稿日:2022年09月27日ちょっと中身を確認したいときに、いちいちダウンロードしないといけないのが大変不便です。(PDFやJPEGはクリックすればみれますが、エクセルやワードなどは要ダウンロード)またフォルダごとアップロードができないので、いちいちフォルダをSAMBA上で作成してからファイルをひとつひとついれていかないといけないところが大変不便です。
非公開ユーザー 投稿日:2022年06月09日クライアントアプリはあるが、エクスプローラー拡張でエクスプローラー上で操作できるとさらに良いです。セキュアSAMBA上で編集せず、同名ファイルをアップロードしてしまうと、履歴がクリアされてしまうため、アラートを出してほしいです。
非公開ユーザー 投稿日:2022年06月03日UIはやや古い印象を当たえるので、もう少し最近のアプリのような見栄えのよい操作性だとよいかと思います。あと特定フォルダやファイルを共有するとき、対象を選ぶ画面があるが、どうもみずらくうまく設定されないことがあった。たぶん開発者目線で設計されているためかと思いますが、もう少しユーザーが設定しやすい操作性になると使いやすい。
このように、利用ユーザーからは「画面が見づらい」「ファイルを開くたびにダウンロードするのが面倒」などの改善要望があります。
セキュアSAMBAの使い方や料金プラン・評判のまとめ
ここまで、セキュアSAMBAの使い方や料金プラン・評判を解説しました。
セキュアSAMBAは大量のファイルを安全に管理できる一方、メッセージ等の連絡機能がないため、ファイル共有時の連絡に手間がかかります。また、WordやExcelを開くには、都度ダウンロードしなければならず面倒です。
そこで、あらゆる情報を簡単に残せる”情報共有ツール”であれば、ファイルを開く工数がかからず、メンバーとも円滑にやりとりできます。ただし、多機能な情報共有ツールは操作が難しいため「必要な機能に過不足がなく、シンプルであること」を確かめましょう。
結論、セキュアSAMBAの課題を解消する情報共有ツールは、ファイルをはじめとした情報を、直感的に蓄積・共有できる「ナレカン」一択です。
ぜひ「ナレカン」を導入して、効率的なファイル共有を実現しましょう。