無料のプロジェクト管理ツールには、担当者・期限・進捗の管理や、ガントチャートによるスケジュールの可視化ができるものがあります。ただし、利用人数や機能に上限があるため、中小企業が導入するときは、用途に合うかを事前に確認することが欠かせません。
とくに、「できるだけ費用をかけずに、プロジェクトの進捗やタスクを管理したい」「無料のツールで、自社のプロジェクト管理は本当に足りるのだろうか」と考える方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、無料で使えるプロジェクト管理ツール・アプリ7選を中心に紹介します。
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この記事でわかること
- プロジェクト管理には、進捗共有・タスク管理・メッセージ。工数管理といった機能があります。自社のプロジェクト管理に必要な機能は何かを見極めたうえで、機能に過不足のないツールを選択することが大切です。
- 中小企業のプロジェクト管理ツールの選定軸は、「コストを抑えて必要な機能を使えるか」「ITに詳しくない社員でも簡単に使えるか」「タスクと関連資料をまとめて管理できるか」の3つです。無料トライアルを踏まえて導入を判断しましょう。
- プロジェクトの情報を「ノート」ごとに保存でき、「タスク」と「メッセージ」を紐づけられる『Stock』は、非IT企業の65歳の方でも説明なしで使えるほどシンプルな操作性であるため、中小企業のプロジェクト管理に最適なのです。
目次
プロジェクト管理ツールの機能
プロジェクト管理ツールには、主に以下の機能が備わっています。
| <機能> | <内容> |
|---|---|
| 進捗共有 | 作業の進み具合を入力して、プロジェクトメンバーに共有する機能です。トラブルにもすぐに気づけるので、迅速な対応を取れるようになります。 |
| タスク管理 | タスクをプロジェクト全体で管理するための機能です。タスクが見える化されるため、抜け漏れを防ぎ、期限内に対応できるようになります。 |
| メッセージ | メンバーを指定して連絡が取れる機能です。メールよりも手軽で素早いやり取りができます。 |
| 工数管理 | メンバーが抱えているタスクの量を把握するための機能です。追加タスクを依頼するときに、余裕のあるメンバーを一目で把握できます。 |
| 社内wiki | プロジェクトの要項など、メンバー全員が把握すべき情報を共有する機能です。人数が多い場合には、案件の基礎知識を共有しておくと、業務がスムーズに進みます。 |
| ガントチャート | ガントチャートを簡単に作成できる機能で、タスクの進捗を可視化します。データを加えるだけで簡単に更新できて、常に最新状態に保てるのもメリットです。 |
このように、「プロジェクト管理ツール」と一口に言っても、利用できる機能はツールごとに異なります。したがって、「自社のプロジェクト管理に必要な機能」を見極めたうえで、機能に過不足のないツールを選択する必要があるのです。
たとえば、「ガントチャート機能」は一見便利ですが、使い方が複雑なため「活用できるのはITリテラシーが高い場合に限られる」というデメリットがあります。そのため、プロジェクト管理に必須の機能が過不足なく備わった「Stock」のように、シンプルなツールを導入しましょう。
<一覧表>プロジェクト管理ツールの無料プランの機能・制限
以下は、紹介するプロジェクト管理ツールの無料プランの機能・制限一覧です。(表は左右にスクロール可能です。)
| ツール名 | ツールの特徴 | 無料でできること | 主な制限 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
| Stock | チームの情報やスケジュールを簡単に管理できるツール | ノートでの情報共有、タスク管理、メンバー招待 | メンバー数は無制限。ノート作成はチーム全体で累計20回まで、ストレージは1GB | 「Stock」の詳細はこちら |
| Brabio! | 無料でガントチャートを使える工程管理ツール | ガントチャート、タスク管理、メンバー管理、カレンダーによる進捗把握 | 5人まで、1プロジェクト500タスクまで、ストレージ50MB。横断ビューは2プロジェクトまで | 「Brabio!」の詳細はこちら |
| Google Workspace | Googleのビジネス向けクラウドツール | 個人向け無料サービスのスプレッドシートなどを使ったタスク・進捗管理 | Google Workspace自体に無料のビジネスプランはない。組織向け機能の利用には有料契約が必要 | 「Google Workspace」の詳細はこちら |
| Microsoft Planner | Teamsと連携できるタスク管理ツール | 対象のMicrosoft 365契約に含まれる基本的なタスク管理 | 無料で利用できる範囲は契約プランによって異なる。高度な管理機能には追加契約が必要な場合がある | 「Microsoft planner」の詳細はこちら |
| Trello | 無料版をチーム利用できるかんばん方式のタスク管理ツール | タスクカードの作成、担当者・期限の設定、進捗管理 | 10人まで、1ワークスペース10ボードまで、添付ファイルは1件10MBまで | 「Trello」の詳細はこちら |
| Asana | 複数プロジェクトを管理できる多機能ツール | タスク・プロジェクト数無制限、担当者・期限の設定、リスト・ボード・カレンダー表示 | 2人まで。ガントチャートなどの高度な管理機能は有料プランが必要 | 「Asana」の詳細はこちら |
| Jooto | かんばん方式でタスクや工程を管理できるツール | 基本的なタスク・プロジェクト管理 | 1人まで、ストレージ100MB、1ファイル10MBまで。2027年7月31日に一般提供終了予定 | 「Jooto」の詳細はこちら |
※無料プランの内容やサービス提供状況は変更される場合があります。導入前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
中小企業のプロジェクト管理ツールの選定軸
ここでは、中小企業がプロジェクト管理ツールを導入するときに確認すべき選定軸を紹介します。導入後に「費用に見合わない」「現場に定着しない」といった失敗を避けたい方は必見です。
(1)コストを抑えて必要な機能を使えるか
まずは、コストを抑えて必要な機能を使えるかがポイントです。
プロジェクト管理ツールの多くは、利用人数に応じて月額費用が加算される料金体系を採用しています。また、無料プランは費用がかからない反面、利用できるプロジェクト数やメンバー数に上限が設けられている場合があります。
そのため、機能が豊富なツールを選んでも、使わない機能に費用を払い続けることになりかねません。したがって、自社で使う機能を洗い出したうえで、その機能が含まれる最安のプランを選びましょう。
(2)ITに詳しくない社員でも簡単に使えるか
次に、ITに詳しくない社員でも簡単に使えるかを確認すべきです。
中小企業では、ITの専任担当者がいないケースが多く、導入後の操作説明や設定変更を担える人材が限られます。そのため、操作が複雑なツールを選ぶと、一部の社員しか使いこなせず、結局は従来のExcelや口頭での管理に戻ってしまう恐れがあります。
また、日本語のマニュアルやチャットサポートが用意されていれば、困ったときにも社内で問題を解決しやすくなります。したがって、無料トライアルを使い、ITが得意でない社員にも実際に操作してもらったうえで導入を判断することが重要です。
(3)タスクと関連資料をまとめて管理できるか
最後に、タスクと関連資料をまとめて管理できるかも重要です。
タスクは管理表、見積書は共有フォルダ、顧客との面談内容はチャットに保存していると、作業の度に複数ツールを確認しなければなりません。また、担当者が変わったときに、過去の経緯や資料の保存先も分かりにくくなります。
こうした問題を防ぐには、「Stock」のように、情報を記録する「ノート」と、やるべきことを管理する「タスク」を一元化して使えるツールが便利です。
中小企業必見|無料で使えるプロジェクト管理ツール・アプリ7選
以下では、無料で使えるプロジェクト管理ツール・アプリ7選をご紹介します。
中小企業では、プロジェクトの進捗をExcelで管理し、作業指示をチャットで送り、関連資料を共有フォルダに保存するなど、情報が分散しがちです。その結果、タスクの担当者や期限、進捗状況を個別に確認する手間が増え、対応漏れや作業の遅れにつながります。
一方、多機能なプロジェクト管理ツールは、操作や初期設定が複雑になり、専任のIT担当者が少ない中小企業では運用が定着しない可能性が否めません。
そのため、無料プランの料金・利用人数・機能制限を比較し、自社の規模や業務に合ったツールを選びましょう。こうした条件に当てはまるのが、必要な機能に過不足がなく、非IT企業の65歳の方でも説明なしで使えるほどシンプルなツール「Stock」です。
Stockでは、プロジェクトの情報をまとめた「ノート」に、「タスク」を紐づけて管理できます。さらに、ノートに紐づく「メッセージ」機能を使えば、案件ごとにメンバーとやりとりをしたり、作業進捗を業務ごとに確認したりできるのです。
【Stock】チームの情報やスケジュールを最も簡単に管理できるツール
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
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「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
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「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
|
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :650円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,200円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
プロジェクト管理における「Stock」導入事例

株式会社アイリッジ(現:株式会社フィノバレー)では、新規事業であるFintech事業のプロジェクト運営に必要な情報を管理するために「Stock」を活用しています。
同社はStock導入以前、チャットツールで情報共有をしていましたが、やり取りした情報が流れてしまう課題を抱えていました。日々の事業運営では、チーム内で情報をまとめて残しておかなければならない場面が数多くあったのです。
そこで、そこで、朝会の共有事項や営業記録、プロジェクトの情報、事業計画書や提案書の素案を記載する場所として、「Stock」を導入しました。
その結果、情報が流れてしまう問題が解消し、プロジェクトに必要な情報を1か所で管理できるようになりました。また、外出が多く、オフィスで顔を合わせる機会が限られるチームでも、必要なタイミングで情報を確認できる環境が整いました。
株式会社アイリッジ(現:株式会社フィノバレー)の成功事例はこちら
そのほかのプロジェクト管理ツール「Stock」の活用事例はこちら
【Brabio!】無料でガントチャートを使える工程管理ツール

Brabio!の特徴・使い方
- ガントチャートで工程を管理できる
タスクの開始日や終了日をガントチャート上に表示し、プロジェクト全体のスケジュールを把握できます。工程ごとの進捗を確認しながら、作業の遅れや予定の重複をチェックしたい場合に役立ちます。 - 複数のプロジェクトを横断して確認できる
複数のプロジェクトを作成し、グループ単位で管理できます。プロジェクトを横断してメンバーの担当業務やスケジュールを確認したい企業にも適しています。
Brabio!がおすすめな企業
- 5人以内で工程管理を始めたい企業
無料プランでもガントチャートを使えるため、少人数のチームで工程管理を試したい場合に向いています。 - 複数の案件の進捗を一覧で把握したい企業
複数のプロジェクトを並行して進めており、担当者ごとの作業予定や各案件の進み具合をまとめて確認したい企業に適しています。
Brabio!の注意点
- スマートフォン向けではない
スマートフォン向け(iPhone、Android)の専用アプリは提供されておらず、ウェブブラウザ(Safari、Chrome)で利用しなければなりません。 - ガントチャートの機能が不十分
利用しているユーザーからは「ガントチャートの項目を色分けしてほしい。」という声があります。(引用:ITreview)
Brabio!の料金体系
- 無料プラン:0円(5ユーザーまで)
- プラン10:3,300円/月(10ユーザーまで)
- プラン20:6,600円/月(20ユーザーまで)
- プラン30:9,900円/月(30ユーザーまで)
- プラン40:13,200円/月(40ユーザーまで)
- プラン50:16,500円/月(50ユーザーまで)
- プラン100:33,000円/月(100ユーザーまで)
- プラン200:66,000円/月(200ユーザーまで)
- プラン300:99,000円/月(300ユーザーまで)
- エンタープライズプラン:要問い合わせ
【Google Workspace】Google社が提供するビジネス向けクラウドツール

Google Workspaceの特徴・使い方
- スプレッドシートで工程表を作成できる
Google スプレッドシートを使えば、タスク名や担当者、開始日、終了日を表形式で管理できます。テンプレートや関数を活用してガントチャートを作成し、プロジェクトの予定を可視化する方法もあります。 - チャットやファイル共有を連携できる
Google Chatでメンバーと連絡を取り、Google ドライブで資料を共有するなど、複数のアプリを組み合わせてプロジェクトを進められます。Google Meetを使えば、オンライン会議も実施できます。
Google Workspaceがおすすめな企業
- 表計算やチャットを組み合わせて管理したい企業
工程表をスプレッドシートで作り、相談や進捗報告をGoogle Chatで行うなど、自社の業務に合わせて管理方法を組み立てたい企業に向いています。 - Googleのアプリを業務で日常的に使っている企業
GmailやGoogle ドライブ、スプレッドシートなどをすでに利用している場合、既存の環境を活かしてプロジェクト管理を始められます。
Google Workspaceの注意点
- 無料版は15GBまで
無料版では、容量が15GBまでに制限されています。そのため、膨大な量のファイルを管理したい企業の方は、有料版を購入する必要がある点に注意しましょう。 - 非エンジニアのメンバーは手軽に分析できない
利用しているユーザーからは「Googleフォームのアンケート機能はよく使うのですが、回答結果の集計や可視化の柔軟性がもう少し欲しいと感じています。」という声があります。(参考:ITreview)
<Google Workspaceの料金体系>
参考:柔軟な価格プラン オプションの比較 | Google Workspace
- 無料利用:個人向けGoogleアカウントで利用できる対象アプリ・機能に限る
- Business Starter:950円/ユーザー/月(柔軟プラン)
- Business Standard:1,900円/ユーザー/月(柔軟プラン)
- Business Plus:3,000円/ユーザー/月(柔軟プラン)
- Enterprise:要問い合わせ
【Microsoft Planner】Teamsと連携できる案件管理ツール

Microsoft Plannerの特徴・使い方
- 用途に応じてタスクの表示形式を切り替えられる
ボードやリスト、スケジュール、グラフなどの表示形式を使い分け、タスクの状況や期限を確認できます。プランによって利用できる表示や機能が異なります。 - Microsoft Teamsと連携できる
Microsoft TeamsにPlannerを組み込むことで、チームの会話とタスク管理を関連付けられます。Microsoft 365を中心に業務を進めている企業なら、普段の作業環境からタスクを確認できます。
Microsoft Plannerがおすすめな企業
- Microsoft 365を業務で利用している企業
TeamsなどのMicrosoft製品と組み合わせて、タスクの割り当てや進捗確認を行いたい企業に向いています。 - 複数の担当者のタスクをまとめて管理したい企業
担当者や期限を設定し、チーム内の作業状況を可視化したい場合に適しています。高度な工程管理が必要な場合は、契約するプランの機能も確認しましょう。
Microsoft Plannerの注意点
- 操作が複雑で使いこなせない恐れがある
Microsoft Plannerは、Microsoft製品との親和性が高く、プロジェクト管理だけでなく分析などもできる多機能なツールです。しかし、多機能なツールは操作が複雑な傾向にあるため、使いこなせない恐れがあります。 - アプリの動作が不安定
利用しているユーザーからは「Microsoft Plannerは、アプリの動作が不安定なことがあります。また、PC版とアプリ版の操作性が大きく異なる点はユーザーの混乱を招いてしまうので、改善が必要だと考えます。」といった声があがっています。(引用:ITreview)
<Microsoft Plannerの料金体系>
参考:すべての Planner のオプションと価格を比較 | Microsoft Planner
Microsoft Plannerは、Microsoft 365のアカウントを持っていれば無料で使えます。なお、有料化する場合は「サブスクリプションプラン」もしくは「買い切り」から選べます。
- Microsoft 365に含まれるPlanner:対象プランの契約料金に含まれる
- Planner Plan 1:1,499円/ユーザー/月相当、年払い
- Planner and Project Plan 3:4,497円/月相当、年払い
- Project Standard 2024:120,780円(買い切り)
- Project Professional 2024:201,490円(買い切り)
- Project Server:要問い合わせ
【Trello】無料版をチーム利用できるタスク管理ツール

Trelloの特徴・使い方
- ボードとカードでタスクを整理できる
プロジェクトごとにボードを作成し、「未着手」「進行中」「完了」などのリストにタスクカードを配置します。カードをドラッグ&ドロップで移動できるため、作業の進捗を視覚的に把握できます。 - タスクの担当者や期限を設定できる
カードに担当者や期限を登録し、各タスクの状況を管理できます。無料プランでも基本的なタスク管理機能を使えるため、小規模チームでの運用にも適しています。
Trelloがおすすめな企業
- タスクの進捗を視覚的に管理したい企業
タスクをカード形式で並べ、ステータスごとに整理したいチームに向いています。複雑な工程表よりも、日々の作業状況を直感的に把握したい場合に便利です。 - 少人数で無料のタスク管理を始めたい企業
無料プランはワークスペースあたり10人まで利用できます。まずは小規模なチームでタスク管理を試し、必要に応じて有料プランを検討したい企業に適しています。
Trelloの注意点
- 使いこなすのが難しい
多機能であるがゆえに、使いこなすためには多くの時間と労力がかかる可能性があります。 - 複数人での共有には不向き
利用しているユーザーからは「ボードを自分以外の事務員と共有していると、誰がどのチェックリスト項目を担当しているのかがカード内の表示だけでは少し分かりにくく、担当者別に絞り込んで見られる機能がより充実すると、引き継ぎやフォローがしやすくなると思います。」という声があります。(参考:ITreview)
Trelloの料金体系
- FREE:$0
- STANDARD:$6 USD/ユーザー/月(月払い)
- PREMIUM:$12.50 USD/ユーザー/月(月払い)
- ENTERPRISE:~$17.50 USD /ユーザー/月
【Asana】エンジニアにもおすすめの多機能ツール

Asanaの特徴・使い方
- タスクの優先度や進捗状況を設定できる
タスクごとに担当者や期限、優先度を設定し、作業の進捗を管理できます。プロジェクトの状況を共有することで、対応が必要なタスクを把握しやすくなります。 - 外部サービスと連携できる
SlackやGitHub、Google ドライブなどの外部サービスと連携できます。開発業務やチーム内のコミュニケーションで複数のサービスを利用している企業にも適しています。
Asanaがおすすめな企業
- プロジェクトの進捗を多角的に分析したい企業
有料プランではガントチャートやレポートなどの機能を利用できます。タスクの管理に加えて、プロジェクト全体の進捗や業務量を把握したい企業に適しています。 - 複数の担当者が関わるプロジェクトを管理したい企業
担当者や期限、優先度を設定し、各メンバーが対応すべき業務を明確にしたい企業に向いています。
<Asanaの注意点>
- 多機能ゆえに操作が難しい
プロジェクトマネジメントやワークフロー機能など、豊富な機能が魅力ですが、操作に慣れるまでに時間がかかる可能性があります。 - 通知設定を細かくしないといけない
利用しているユーザーからは「通知設定を細かく調整しないと通知が多くなり、重要な更新が埋もれてしまうことがあります。」という声があります。(引用:ITreview)
Asanaの料金体系
個人および小規模チーム向けの価格は以下の通りです。
- Personal:0円(2人まで)
- Starter:1,475円/ユーザー/月(月払い)
- Advanced:3,300円/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise:要問い合わせ
- Enterprise+:要問い合わせ
【Jooto】個人利用にも適したプロジェクト管理ツール

Jootoの特徴・使い方
- ボード形式でタスクを整理できる
タスクをカード形式で登録し、進捗状況に合わせてボード上で管理できます。担当者や期限を設定し、誰がどの作業を進めているのかを確認できます。 - ガントチャートでスケジュールを把握できる
タスクの開始日や終了日を設定すると、ガントチャートで工程を確認できます。日々のタスク管理とプロジェクト全体のスケジュール管理を使い分けたい場合に便利です。
Jootoがおすすめな企業
- ボード形式で日々のタスクを管理したい企業
タスクを一覧で整理し、担当者や期限を確認しながら進めたいチームに向いています。 - タスクと工程表をまとめて管理したい企業
ボードとガントチャートを切り替えて利用できるため、個別のタスクとプロジェクト全体のスケジュールを両方確認したい企業に適しています。
<Jootoの注意点>
- 2027年7月31日にサービスが終了する
Jootoは2027年7月31日にサービス終了が予定されています。継続してタスク管理ツールを利用する場合は、終了日までに代替ツールの選定やデータの移行を進める必要があります。 - 膨大なプロジェクトは管理にしにくい
利用しているユーザーからは「プロジェクトが大きくなりタスクの数が大量に増えると、画面が少しごちゃついて探しにくくなることがあります。」という声があります。(参考:ITreview)
Jootoの料金体系
参考:Jooto料金プラン
- 無料プラン:0円(1人まで)
- スタータープラン:500円/ユーザー/月(月額契約)
- ビジネスプラン:1,300円/ユーザー/月(月額契約)
- タスクDXプラン:要問い合わせ
<無料あり>プロジェクト管理におすすめのツール・アプリ比較表
以下は、ご紹介したツールの比較表です。特徴や注意点を見比べて、自社に合うツールを選びましょう。(表は左右にスクロールできます。)
| Stock【一番おすすめ】 | ナレカン【おすすめ】 | Brabio! | Google Workspace | |
|---|---|---|---|---|
| 特徴 | チームの情報やスケジュールを最も簡単に管理できるツール | プロジェクトの記録や事例を残せるナレッジ管理ツール | 無料でガントチャートを使える工程管理ツール | Google社が提供するビジネス向けのクラウドツール |
| シンプルで簡単or多機能 | シンプルで簡単(中小規模の企業向け) | シンプルで簡単(大手~中堅企業向け) | 多機能 | 多機能 |
| チャット機能 | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 ※ただし、Google社が提供するほかのアプリとの連携が必須 |
| マルチデバイス対応 | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 ※ただし、スマートフォン専用アプリはないため、ブラウザからの閲覧が必要 | 【〇】 |
| 注意点 | 5名以上での利用が前提 | 法人利用が前提なので、個人利用は不可 | スマートフォン向けではない | 無料版は15GBまで |
| 料金 | ・無料 ・有料プランでも1人あたり650円/月〜 | ・無料プランなし(トライアルはあり) ・有料プランは資料をダウンロードして確認 | ・無料プランあり ・有料プランは3,300円/月~(10ユーザーまで) | ・無料プランあり ・有料プランは950円/ユーザー/月(月払い)~ |
| 公式サイト | 「Stock」の詳細はこちら | 「ナレカン」の詳細はこちら | 「Brabio!」の詳細はこちら | 「Google Workspace」の詳細はこちら |
| Microsoft Planner | Trello | Asana | Jooto | |
|---|---|---|---|---|
| 特徴 | Teamsと連携できる案件管理ツール | 無料版を個人・チームで利用できるタスク管理ツール | エンジニアにもおすすめの多機能ツール | 個人利用にも適したプロジェクト管理ツール |
| シンプルで簡単or多機能 | 多機能 | 多機能 | 多機能 | 多機能 |
| チャット機能 | 【〇】 ※ただし、Microsoft Teamsとの連携が必須 | 【×】 ※タスク内に限定されるため、独立したやりとりは不可 | 【〇】 ※ただし、外部アプリとの連携が必須 | 【×】 |
| マルチデバイス対応 | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 |
| 注意点 | 操作が複雑で使いこなせない恐れがある | 多機能ゆえに使いづらい | タスクや情報が溢れる | 複数組織のタスク管理には適していない |
| 料金 | ・無料プランあり ・有料プランは1,499円/ユーザー/月~ | ・無料プランあり ・有料プランは$6 USD/ユーザー/月(月払い)~ | ・無料プランあり ・有料プランは1,475円/ユーザー/月(月払い)~ | ・無料プランあり ・有料プランは500円/ユーザー/月~ |
| 公式サイト | 「Microsoft planner」の詳細はこちら | 「Trello」の詳細はこちら | 「Asana」の詳細はこちら | 「Jooto」の詳細はこちら |
全社でプロジェクト管理に取り組むには、「チャット機能が備わっており、スマートフォンからもアクセスできるツール・アプリ」が最適です。複数のツールを行き来する必要がないので、1つのツールでプロジェクト管理を完結できます。
無料のプロジェクト管理ツールの注意点と対策
無料のプロジェクト管理ツールの注意点と対策は、以下の通りです。
- 機能制限
無料版では、機能や利用人数に制限が設けられている場合が多く、大規模プロジェクトには対応しきれないことがあります。
対策:必要最低限の機能や利用人数をしっかり確認し、将来的にプロジェクトの規模が拡大したときには有料版へのアップグレードを検討しましょう。 - データ保存容量の制限
無料版ではストレージ容量が限られているため、大量のデータを保存するのが難しいことがあります。
対策:プロジェクトのデータ量に応じて、無料版の容量を確認し、定期的に不要なデータを削除するか、クラウドストレージと併用することで問題を回避できます。 - サポートが不十分
無料プランではサポートが限られているため、トラブルが生じた時の対応が遅れる場合があります。
対策:よくある質問やオンラインのコミュニティフォーラムを活用して自己解決できるよう準備しておくか、万が一に備えて有料サポートのオプションを検討しましょう。 - セキュリティリスク
無料版ではセキュリティ対策が有料版に比べて十分でない場合があり、機密情報を取り扱うプロジェクトで使用するには不安が残ることがあります。
対策:機密性の高い情報は、必ずしも無料ツールに頼らず、セキュリティ面に強いツールや有料プランを利用することを検討しましょう。また、パスワードやアクセス権限の管理を徹底することも重要です。
このように、無料のプロジェクト管理ツールにはいくつかの注意点があるものの、対策を講じれば十分に活用できる場合があります。自社のニーズやプロジェクトの規模に合わせて、適切なツールを選びましょう。
無料で使えるプロジェクト管理ツールまとめ
これまで、中小企業向けの無料で使えるプロジェクト管理ツール・アプリ7選とその選定軸、無料プランの機能・制限の詳細を中心にご紹介しました。
プロジェクト管理には、進捗共有・タスク管理・メッセージ。工数管理といった機能があります。自社のプロジェクト管理に必要な機能は何かを見極めたうえで、機能に過不足のないツールを選択することが大切です。
そして、「コストを抑えて必要な機能を使えるか」「ITに詳しくない社員でも簡単に使えるか」「タスクと関連資料をまとめて管理できるか」の3つの選定軸が欠かせません。
なかでも、中小企業のプロジェクト管理に最適なのは、プロジェクトの情報を「ノート」ごとに保存でき、「タスク」と「メッセージ」を紐づけられるツール「Stock」です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入し、タスクの担当者や期限、進捗状況を正確に把握し、複数のプロジェクトを並行して管理しましょう。


