一般的に、プロジェクトや案件の進捗管理にはExcelが用いられますが、共有に手間がかかるなど運用上のデメリットがあります。そのため、Excelの代替に「プロジェクト管理ツール」を導入する企業が増えているのです。
とくに、クラウド型のプロジェクト管理ツールは時間や場所を問わずに使えるため、業界・業種を問わずに注目されています。一方、プロジェクト管理ツールは種類が多いので、自社に最適なものが見つからないと悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、無料から使えるプロジェクト管理ツールを中心に紹介します。
- とにかく無料でも十分仕事で使えるプロジェクト管理ツールが知りたい
- プロジェクト管理ツールを以前試したが、操作が難しく続かなかった
- 高度な機能は使いこなせないが、必要な機能に過不足がないツールを知りたい
という方はこの記事を参考にすれば、自社に合ったプロジェクト管理ツールが選定できるようになります。
目次
- 1 無料のプロジェクト管理ツールを選ぶ比較ポイント5選
- 2 無料で使えるプロジェクト管理ツール12選
- 2.1 チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock(ストック)」
- 2.2 「Trello(トレロ)/クラウド型」
- 2.3 「Jooto(ジョートー)/クラウド型」
- 2.4 「Asana(アサナ)/クラウド型」
- 2.5 「Wrike(ライク)/クラウド型」
- 2.6 「Brabio!(ブラビオ)/クラウド型」
- 2.7 「Backlog(バックログ)/クラウド型」
- 2.8 「Redmine(レッドマイン)/オンプレミス型」
- 2.9 「みんなでガント.com /クラウド型」
- 2.10 「Planio(プラニオ)/クラウド型」
- 2.11 「Todoist(トゥドゥイスト)/クラウド型」
- 2.12 「CrowdLog(クラウドログ)/クラウド型」
- 3 プロジェクト管理ツールに関する疑問
- 4 プロジェクト管理ツールの代表的なタイプ3選
- 5 フリーで使えるプロジェクト管理ツールまとめ
無料のプロジェクト管理ツールを選ぶ比較ポイント5選
プロジェクト管理ツールは種類が多いため、自社の業務に最適なものに出会うためには慎重に吟味しなければなりません。とくに、以下の5つの選定ポイントを押さえているかを確認しましょう。
(1)簡単に使いこなせるか
はじめに、誰でも簡単に使いこなせるほどシンプルかを確認しましょう。
プロジェクト管理ツールには、IT企業を中心に導入されている多機能なものが多いです。しかし、自社に必要のない機能で溢れていると使いこなすのが難しいだけでなく、機能が多い分コストもかかります。
それゆえに、必要な機能をあらかじめ洗い出して、誰でも直感的に使えるプロジェクト管理ツールを導入しましょう。
(2)どこまで制限があるか
次に、無料プランでどこまで機能制限がかけられているかを確認しましょう。
無料のプロジェクト管理ツールの多くは、有料プラン前提で設計されているため、チームの人数制限や機能制限がかかっています。なかには最初から有料での利用が必要となっており、無料では何もできないツールもあります。
実際にツールを導入して使い勝手を確かめるためにも、どこまで機能制限がされているかの確認は必須です。
(3)クラウド型/オンプレミス型のどちらか
次に、プロジェクト管理ツールがクラウド型か、オンプレミス型かを確認しましょう。
クラウド型はインターネットを介してサービスを利用するため、一般的に導入コストはかからず、すぐに運用できるのがメリットです。一方、オンプレミス型は、自社サーバーにインストールして運用する仕組みであり、セキュリティリスクが低い特徴があります。
現在では、初期費用やメンテナンスコストが膨らむオンプレミス型よりも、運用コストが抑えられるクラウド型が主流です。クラウド型のプロジェクト管理ツールにも、国際セキュリティ基準を満たすものもあるため心配はありません。
(4)日本語に対応しているか
次に、日本語に対応しているかをチェックしましょう。
プロジェクト管理ツールには海外の企業が運営しているものも多く、不自然な日本語で訳されていたり、そもそも日本語に対応していなかったりします。また、企業サポートも英語のみである場合が多いので、万が一のときに困るのです。
プロジェクト管理ツールは頻繁に仕事で使うため、言語によるストレスを感じないように国産のツールを導入しましょう。
(5)低コストでチーム運用できるか
最後に、有料プランに移行しても、低コストで運用できるかを確認しましょう。
利用ユーザーや管理データが増えていくと有料プランが必要になります。そのため、無料利用が前提であっても、ゆくゆくは有料プランを利用すること想定して、事前に料金等をチェックしておくべきなのです。
無料で使えるプロジェクト管理ツール12選
以下では、無料で使えるおすすめのプロジェクト管理ツール12選をご紹介します。
プロジェクト管理ツールは中長期的に情報をストックしていくものなので、短期間で移行を繰り返してしまうと業務効率化は実現できません。したがって、導入前にはコストや操作性などの選定ポイントを基準に、社内でよく検討する必要があります。
さらに、中小企業にありがちな「社内のITリテラシーが異なる」という問題があります。たとえば、多機能なプロジェクト管理ツールを導入すると、ITに詳しくないメンバーが使いこなせず、最終的に誰にも利用されずに放置されるケースが後を絶ちません。
そのため、非IT企業では「誰でもすぐに使えるシンプルなツール」を選びましょう。たとえば、必要な機能に過不足がなく、非IT企業の65歳の方でも直感的に使える「Stock」が最適です。
Stockの「ノート」にプロジェクトの資料などをストックすれば、流れずに蓄積されます。加えて、ノートには「メッセージ」が紐づいているため、案件ごとにメンバーとやりとりをしたり、作業進捗を業務ごとに報告させたりする運用も可能です。
チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock(ストック)」

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツールITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん 松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん 株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>
https://www.stock-app.info/pricing.html
登録から30日間は、全ての機能を無料で試すことができます。
また、トライアル期間終了後も、累計20ノートまでは永年無料で利用できます。
「Trello(トレロ)/クラウド型」

Trelloの特徴
- プロジェクトの進捗管理を直感的にできる
- 人数制限がない
タスクをドラッグ&ドロップで、カードのように動かせます。優先順位に合わせてタスクを入れ替えられ、視覚的に進捗を把握しやすくなっています。
無料版での人数制限がありません。ストレージ容量の制限はありますが、ほとんどの機能を無料で使えます。
Trelloの注意点
- コミュニケーションをスムーズに取れない
チャット機能が搭載されていないため、別のツールを活用しなければいけません。
Trelloの料金体系
- FREE:$0
- STANDARD:$6 USD/ユーザー/月(月間払い)
- PREMIUM:$12.50 USD/ユーザー/月(月間払い)
- ENTERPRISE:$17.50 USD 以下/ユーザー/月(年間払い)
「Jooto(ジョートー)/クラウド型」

Jootoの特徴
- 機能が洗練されている
- 無料版でも基本機能は使える
プロジェクト管理で役立つ高度な機能が、豊富に搭載されています。
無料版でも基本的な機能はほとんど使用できます。しかし、4人までの人数制限があり、5人以上で運用するには有料版に切り替える必要があります。
Jootoの注意点
- 無料プランでは十分に使いこなせない
無料では4人までしか使えず、100MBまでのストレージ制限があるため、大型プロジェクトで使用する場合には課金しなければいけません。
Jootoの料金体系
- 無料プラン:0円
- スタンダードプラン:500円/ユーザー/月(月間払い)
- エンタープライズプラン:1,300円/ユーザー/月(月間払い)
「Asana(アサナ)/クラウド型」

Asanaの特徴
- エンジニアツールとの連携が豊富
- 無料版では15人まで
SlackやGitHubなどのツールと連携できるので、IT企業に勤めているエンジニアの方にも向いているツールです。
無料版では15名までチームとして使えますが、管理者機能はついていません。無料版は少人数のプロジェクトで使うのがおすすめです。
Asanaの注意点
- 多機能ゆえに操作が難しい
機能が豊富で魅力的ですが、操作に慣れるまでに時間がかかる可能性があります。
Asanaの料金体系
- Basic:0円/月
- Premium:1,475円/月(月間払い)
- Business:3,300円/月(月間払い)
- Asana Enterprise:要問い合わせ
「Wrike(ライク)/クラウド型」

Wrikeの特徴
- 大手企業での導入実績が多数
- 無料版でも人数制限なく使える
Googleやairbnbなどの大企業での導入実績があります。業界問わず展開しているので、どの企業でも障壁なく使えます。
人数制限なく利用でき、PCとスマホ、タブレットで使えます。
Wrikeの注意点
- 操作が難しい
Wrikeは高度な機能が豊富に備わっているため、ITに詳しくなければ使いこなすのに時間がかかる可能性があります。
Wrikeの料金体系
- Free:$0
- Professional:$9.80/ユーザー/月
- Business:$24.80/ユーザー/月
- Enterprize:要問い合わせ
- Pinnacle:要問い合わせ
「Brabio!(ブラビオ)/クラウド型」

Brabio!の特徴
- 機能が非常にシンプル
- 無料版でもほとんどの機能を使える
プロジェクト管理に必要な機能だけを取り入れています。
5人までの使用制限がありますが、有料版とほとんど同じ機能を利用できます。ストレージ容量だけが有料版との違いです。
Brabio!の注意点
- コミュニケーション機能が不十分
チャット機能が搭載されておらず、Slackとも連携していないため、Brabio!単体では情報のやりとりができない点に注意が必要です。
Brabio!の料金体系
- 無料プラン:0円
- プラン10:3,300円/月
- プラン20:6,600円/月
- プラン30:9,900円/月
- プラン40:13,200円/月
- プラン50:16,500円/月
- プラン100:33,000円/月
- プラン200:66,000円/月
- プラン300:99,000円/月
- エンタープライズプラン:要問い合わせ
「Backlog(バックログ)/クラウド型」

Backlogの特徴
- ソースコードを管理できる
- 30日間まで無料
BacklogをSubversionとGitリポジトリとして利用できるため、開発をしているエンジニアにとっては使い勝手が良いです。一方、エンジニア以外は操作方法に戸惑ってしまう可能性があります。
どの有料プランでも30日間は無料で使えます。ただし、30日経過後は、いずれかの有料プランを選択しなければなりません。
Backlogの注意点
- 多機能ゆえに操作が難しい
基本的にはエンジニア向けのツールになるため、非エンジニアの方は直感的に操作ができず、慣れるまでに時間がかかる可能性があります。
Backlogの料金体系
- スタータープラン:2,970円/月
- スタンダードプラン:17,600円/月
- プレミアムプラン:29,700円/月
- プラチナプラン:82,500円/月
「Redmine(レッドマイン)/オンプレミス型」

Redmineの特徴
- オープンソースソフトウェア
- エンジニア向け
Redmineはオープンソースソフトウェアであるため、誰でも無料で使えます。
Redmineはオープンソースのソフトウェアなので、自由にコードを書き換えてカスタマイズできます。そのため、自社独自のプロジェクト管理環境を整えられます。
Redmineの注意点
- 非IT企業では運用が難しい
Redmineはカスタマイズ性が高い反面、ITに詳しくなければ使いこなすのが難しいと言えます。
Redmineの料金体系
- オープンソースであるため、完全無料で使えます。
「みんなでガント.com /クラウド型」

みんなでガント.comの特徴
- 機能はガントチャート作成のみ
- 30日間無料で使える
ガントチャート以外の作成機能がなく、ガントチャートだけを使いたい方向けです。
30日間は無料で試せます。その後も継続する場合は料金が発生します。
みんなでガント.comの注意点
- コミュニケーション機能がない
メンバーとやりとりするためのチャット機能はないため、情報共有には別のツールを使わなければいけません。
みんなでガント.comの料金体系
- トライアルプラン:1,800円(3ヶ月)
- エントリープラン:4,800円(6ヶ月)、8,600円(12ヶ月)
- ビジネスSプラン:9,600円(6ヶ月)、17,600円(12ヶ月)
- ビジネスMプラン:19,200円(6ヶ月)、36,000円(12ヶ月)
- ビジネスLプラン:38,400円(6ヶ月)、72,000円(12ヶ月)
「Planio(プラニオ)/クラウド型」

Planioの特徴
- Redmineをもとにつくられている
- 30日間無料で使用できる
インストール型からクラウド型に移行したいRedmineユーザーにおすすめです。
クレジットカード登録・解約手続きをすることなく、30日間無料で試せます。
Planioの注意点
- 無料で使い続けられない
無料試用期間はありますが、無料で使い続けられるプランはなく、継続して利用するには課金しなければなりません。
Planioの料金体系
- Silver:2,500円/月(ユーザーは5人まで)
- Gold:5,000円/月(ユーザーは10人まで)
- Diamond:9,000円/月(ユーザーは20人まで)
- Platinum:19,000円/月(ユーザーは45人まで)
- Enterprise:39,000円/月~(要問い合わせ)
「Todoist(トゥドゥイスト)/クラウド型」

Todoistの特徴
- タスクを可視化できる
- 5人まで無料で使える
メインタスクにサブタスクを設定できるため、やるべきことを見える化して抜け漏れを防ぎます。
必要最低限の機能を、5人まで共有して使えます。しかし、機能制限が多く、有料版への移行が前提です。
Todoistの注意点
- 多機能ゆえに使いこなすのが難しい
Todoistは便利な機能が豊富に備わっていますが、ITに詳しくない場合には使いこなすのに苦労する可能性があります。
Todoistの料金体系
- フリープラン:0円
- プロプラン:588円/月(月間払い)
- ビジネス:888円/ユーザー/月(月間払い)
「CrowdLog(クラウドログ)/クラウド型」

CrowdLogの特徴
- 直感的な操作が可能
- 一週間無料で試せる
ドラッグ&ドロップで操作ができるため、パソコンに慣れいない方でも戸惑うことなく使えます。
一週間制限なく使えるほか、利用を継続する場合にはそのままデータを引き継げるようになっています。
CrowdLogの注意点
- スマートフォンで使いづらい
たとえば、「ガントチャートをスマホで見ようとすると分かりづらいため、改善してほしい」という口コミがあります。
CrowdLogの料金体系
- ベーシックプラン
- プレミアムプラン
プロジェクト管理に必要な機能が搭載されており、単一部署向けです。
外部ツールとのAPI連携機能などが備わっており、複数の部署で利用する企業向けのプランです。
プロジェクト管理ツールに関する疑問
プロジェクト管理ツールは数多くリリースされていますが、自社の目的に沿ったツールを選定しなければいけません。そのため、プロジェクト管理ツールでできることを把握する必要があります。
プロジェクト管理ツールとは?
プロジェクト管理ツールとは、案件を効率的かつ簡単に管理するためのツールです。
プロジェクトでは、タスクの進捗管理や工程管理、スケジュール管理などを並行して進めなければならず、手順は非常に複雑です。
そこで、プロジェクト管理ツールを導入すれば、プロジェクトを管理するのに必要な機能が備わっているので、少ない手間でマネジメントができるようになります。
また、2つ以上の案件が並行している場合も、作業の抜け漏れを発生させることなく対応できるようになるのです。
プロジェクト管理ツールを導入するメリットとは?
プロジェクト管理ツールを導入して得られるメリットは以下の3つです。
- プロジェクトを効率的に管理できる
- 共有が簡単にできる
- プロジェクトに関する情報が可視化される
プロジェクト管理では、タスクや担当者を一つひとつ記録しなければならず手間がかかります。しかし、プロジェクト管理ツールであれば、フォーマットに必要最低限の情報を入力するだけで済むので、マネジメントにかける時間を短縮できるのです。
チーム全員で同じ情報を確認できるようになるため、情報共有が簡単になります。また、共同編集に対応したツールであれば「ほかのメンバーがファイルを持っているので編集できない」といったことがなくなり、ストレスを感じません。
プロジェクト管理ツールを使えば、プロジェクトに関する情報を可視化できます。従来はExcelでプロジェクト管理がされていたので、情報が複数のファイルに分散しており、さらにわざわざ開いて確認する必要があり面倒でした。
以上のように、プロジェクト管理ツールを導入すれば、プロジェクトに関するストレスや非効率な側面が解消されます。とくに、プロジェクトリーダーはやるべき仕事が多いので、業務のムダを減らすためにもプロジェクト管理ツールは必須です。
プロジェクト管理ツールに備わっている機能とは?
プロジェクト管理ツールには、主に以下の機能が備わっています。
- 進捗共有
- タスク管理
- メッセージ
- 工数管理
- wiki機能
- ガントチャート機能
作業の進み具合を入力して、チームのメンバーに共有する機能です。問題が起こってもすぐに気がつけるので、迅速な対応が取れるようになります。
タスクをチーム全体で管理するための機能です。タスクが見える化されるため、抜け漏れを防ぎ、期限内に対応できるようになります。
メンバーを指定して連絡が取れる機能です。タスクと紐づけてコミュニケーションが取れるため、話題が交錯することなくスムーズにやりとりできます。
メンバーが抱えているタスクの量を把握するための機能です。追加タスクをアサインするときに、余裕のあるメンバーが一目で把握できます。
プロジェクトの要項など、メンバー全員が把握すべき情報を共有する機能です。携わるメンバーが多い場合には、案件の基礎知識を共有しておくと、チーム全体で共通認識を持てます。
ガントチャートを簡単に作成できる機能で、タスクの進捗を可視化します。データを加えるだけで簡単に更新でき、常に最新状態に保てるのもメリットです。
「プロジェクト管理ツール」と一口に言っても、利用できる機能はツールごとに異なります。したがって、「自社のプロジェクト管理に必要な機能」を見極めたうえで、機能に過不足のないツールを選択する必要があるのです。
たとえば、「ガントチャート機能」は一見便利ですが、使い方が複雑なため「活用できるのはITリテラシーが高い場合に限られる」というデメリットがあります。
そのため、プロジェクト管理に必須の機能が過不足なく備わった「Stock」のようなシンプルなツールを導入しましょう。
無料のプロジェクト管理ツールが最適な企業とは?
無料のプロジェクト管理ツールは、あらゆる企業の悩みを解消します。
たとえば、高度な分析機能や課題管理が必要な大手企業やIT企業などは、多機能なプロジェクト管理ツールが最適です。一方、ITに苦手意識がある企業であれば、情報共有機能やタスク管理機能、メッセージ機能の3つの備えたツールが適しています。
たとえば、プロジェクト情報を保存できる「ノート」ごとに「タスク」と「メッセージ」が紐づけられている「Stock」は、必要な機能に過不足がないため非IT企業の65歳の人でもすぐに使いこなせるほどシンプルです。
プロジェクト管理ツールの代表的なタイプ3選
以下では、プロジェクト管理ツールにおける、代表的な3つのタイプをご紹介します。ツールのタイプを把握して、自社に適したものを導入しましょう。
(1)情報共有タイプ
情報共有タイプであれば、タスクの要件やそれに関するメッセージのやりとりなど、プロジェクトを進めるうえで必要となる「円滑なコミュニケーション」ができます。
また、議事録などの管理・共有もできるため、ひとつのツールでプロジェクト管理を完結させられます。そのため、「プロジェクトに関する情報を簡単に共有・確認したい」と感じている方は、情報共有に特化したプロジェクト管理ツールがおすすめです。
(2)タスク管理タイプ
タスク管理タイプはボード形式でタスクを表示するなど、プロジェクトのやるべき作業を可視化できます。タスクの進捗管理だけをしたい場合には、タスク管理タイプを選ぶのが最善です。
タスクのステータス変更やスケジュール管理が直感的にできるため、プロジェクトあたりのタスクが多い場合におすすめです。
(3)工数管理タイプ
工数管理タイプは、プロジェクトの全体スケジュールやタスク同士の関連性を把握できます。ガントチャート形式でタスクが表示されており、プロジェクトの全体像のみを把握したい場合に最適です。
プロジェクト全体を俯瞰して管理ができるので、大規模プロジェクトの運用シーンにおすすめのタイプです。
フリーで使えるプロジェクト管理ツールまとめ
これまで、プロジェクト管理ツールの選定基準やおすすめのプロジェクト管理ツールを中心に紹介しました。ツール選定時に確認すべき項目は以下の通りです。
- 簡単に使いこなせるか
- どこまで制限があるか
- クラウド型/オンプレミス型のどちらか
- 日本語に対応しているか
- 低コストでチーム運用できるか
プロジェクトの進行に追われているなかで、複数のツールを試して選定に時間をかけるのは得策とは言えません。また、すぐにでも運用に乗せる必要があるため、教育・導入コストも最小限に抑えなければならないのです。
上記を考慮すると、「誰でも使いこなせるシンプルなツール」の導入が必須です。今回ご紹介したStockは、ITに詳しくない65歳の従業員でも導入初日から使いこなせるほどシンプルであり、非IT企業を含む150,000社以上が導入しています。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」でプロジェクト管理を仕組み化して、管理ストレスを解消しましょう。