業務のデジタル化が進む今日では、社内の情報共有に「グループウェア」を使う企業が増えています。グループウェアを使うと、情報を一元管理できるだけでなく、コミュニケーションも円滑になります。
しかし、「グループウェアごとの違いが分からず、どれを選べば良いか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのグループウェア8選や比較ポイントを中心に解説します。
- グループウェアを導入して、情報共有やコミュニケーションを円滑にしたい
- グループウェアを比較して、自社に適したツールを見つけたい
- ITに不慣れな人でも簡単に使えるグループウェアを探している
という方はこの記事を参考にすると、自社にマッチするグループウェアが分かり、情報共有を大きく効率化できるようになります。
目次
グループウェアとは
グループウェアとは、社内の情報共有・管理やコミュニケーションに便利な機能を備えたツールを指します。
業務をスムーズに遂行するには、メンバーとコミュニケーションを取り合ったり、進捗を共有したりする必要があります。そこで、グループウェアを使えば、メッセージや進捗、ノウハウなど社内のあらゆる情報を一元管理でき、業務効率化が実現するのです。
とくに、デジタル化が進んでいる今日において、グループウェアは必須のツールとなりつつあり、多くの企業に導入されています。個々のツールによって機能が異なるので、比較検討したうえで、自社に合ったグループウェアを選びましょう。
グループウェアの基本機能
グループウェアの基本機能には、主に以下の4点が挙げられます。
- ノート機能
- メッセージ機能
- タスク管理機能
- ファイル共有機能
Excelなどのファイル形式は、都度中身を開いてから検索をかける必要がありますが、ノート形式であれば欲しい情報がすぐにヒットします。また、テキストだけでなく、画像や表なども差し込めるので自由度が高いのが特徴です。
メールと比較し、スピーディーかつ気軽なやりとりができます。そのため、社内コミュニケーションの活性化に役立ちます。
タスクの進捗や終了予定日を確認できる機能です。メンバーの予定が可視化されるため、スケジュールの調整もしやすいです。
資料やドキュメントなどを社内外に共有する機能です。グループウェアにファイルを集約すれば、情報が分散しません。
上記の機能が過不足なく備わっているグループウェアであれば、情報の共有・管理が一気に効率化するのです。
グループウェアを比較する4つのポイント
ここでは、グループウェアの比較ポイントを4つご紹介します。以下の内容を押さえれば、自社に最適なグループウェアを導入できます。
(1)導入目的に合っているか
1つ目のポイントは、導入目的に合った機能を備えていることです。
たとえば、社内の情報を一元管理して、社内で共有したい場合は「ノート機能」が必要です。また、進捗を共有したい場合には「メッセージ機能」が求められます。
ただし、多機能なツールは利用価格が高額になりがちなので、使わない機能が多ければ無駄な料金コストを払うことになります。したがって、導入目的を明確にしたうえで、必要な機能に過不足がないグループウェアを選びましょう。
(2)セキュリティが十分か
2つ目のポイントは、セキュリティが十分であることです。
グループウェアでは社内の機密情報も共有するため、情報漏えいは避けなければなりません。そこで、IPアドレスや端末によるアクセス制限、国際資格の「ISO27001の取得」などのセキュリティ対策があれば安心です。
また、万が一のトラブルに備えて、サポート体制も確認しましょう。具体的には、「問い合わせへの返信がどれほど早いか」で判断するのがベストです。
(3)検索機能が充実しているか
3つ目のポイントは、グループウェアの検索機能が充実していることです。
グループウェアには、あらゆる社内情報が蓄積されるため、検索機能が不十分なツールでは欲しい情報がなかなか見つかりません。そのため、検索機能が充実したグループウェアを導入して、必要な情報に即アクセスできる環境を整えましょう。
たとえば、「ナレカン」のように高性能の検索機能を備えており、「ゆらぎ検索」「添付ファイル内検索」などが可能なツールであれば、求める情報がすぐに見つかります。
(4)マルチデバイスで使えるか
4つ目のポイントは、マルチデバイスで使えるかです。
マルチデバイス対応であれば、社用PC以外からも使えるので、時間や場所を問わず情報へアクセスできます。たとえば、「移動中にスマホで議事録を確認する」や「出張先でタブレット端末から社内メンバーとやりとりする」などの対応ができるのです。
そのため、スマホやタブレットからでも操作しやすいグループウェアを選びましょう。
情報共有に特化したグループウェアランキングTOP4
以下では、情報共有に特化したグループウェアランキングTOP4をご紹介します。
グループウェアを選定するときは、自社に必要な機能を明確にすることが重要です。単純に「機能が豊富だから」という理由で導入すると、従業員が慣れるまでに時間がかかり、業務効率が落ちる恐れがあります。
とくに、従業員の数が多い企業ではITリテラシーにばらつきがあるため、社内で共有した情報を誰でも簡単に検索できるツールでなければなりません。加えて導入から運用までサポート体制が整ったサービスを利用すれば、運用後に「社内に馴染まない」トラブルを防げます。
結論、自社で利用すべきは、圧倒的サポート体制が備わっており、メールを使える方であればすぐに使いこなせるアプリ「ナレカン」一択です。
ナレカンの「記事」に書いた内容は、任意のメンバーにすぐに共有できるほか、高精度の「キーワード検索」やAIを活用した「自然言語検索」によって欲しい情報に確実にたどり着けます。また、ナレカンでは専属担当者が導入~運用をサポートしていくので、ITが苦手な職場にもすぐに馴染みます。
【1位】メールを使える方なら誰でも使いこなせるツール:ナレカン
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
https://www.stock-app.info/narekan_document_request.html
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
【2位】非IT企業の65歳の方でも簡単に使いこなせるツール:Stock
「Stock」は、必要な機能に過不足がなく、非IT企業に勤める65歳以上の従業員でも説明なしで使えるツールです。
Stockの「ノート」には、テキストやファイルを直感的に残せるうえ、任意のメンバーへ即座に共有できます。また、ノートに紐づく「メッセージ」と「タスク」によって、業務に関するやりとりや進捗管理の話題も入り乱れません。
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【3位】LINEを使う感覚で利用できるアプリ:LINE WORKS
<LINE WORKSの特徴>
- LINEと同じ使い心地
- チャット以外の機能も充実
プライベート版のLINEと同様の使い心地で、利用のハードルが比較的低く、気軽にコミュニケーションを取れます。また、LINEユーザーともチャットできるので、顧客や取引先などの社外の関係者とのやり取りにも使えるのです。
チャットだけでなく、掲示板やタスク管理、アンケートなども搭載されており、さまざまな用途で利用できます。
<LINE WORKSの機能・使用感>
- カレンダー機能
- アドレス帳機能
個人だけでなく、他のメンバーの予定も確認できる「カレンダー機能」を搭載しているので、日程調整がしやすくなります。
所属する組織ごとに管理する「アドレス帳」を使えば、メンバーのプロフィールを一か所で管理できるので、顧客管理にも便利です。
<LINE WORKSの注意点>
- 情報の蓄積には不向き
- ダウンロードに時間を要する
チャットで情報を共有すると流れてしまい、過去の資料を探すのに時間がかかる恐れもあります。そのため、情報をストックしたい場合は不向きです。
利用しているユーザーからは「通信環境にもよりますが、アップロード、ダウンロードに時間がかることがあります」という声があります。(引用:ITreview)
<LINE WORKSの料金体系>
- フリー:0円
- スタンダード:540円/ユーザー/月(月払い)
- アドバンスト:960円/ユーザー/月(月払い)
【4位】スムーズなやりとりができるアプリ:Slack
<Slackの特徴>
- チャンネルごとにやりとりできる
- 外部ツールと連携できる
プロジェクトやチーム、トピックごとにチャンネルを作ってやり取りできるので、話題が入り乱れません。
幅広い外部ツールとの連携に対応しているため、一か所で情報をまとめられて、逐一ツールを切り替える手間を省けます。
<Slackの機能・使用感>
- プライベートチャンネル機能
- 検索機能
「プライベートチャンネル機能」を使えば、チャンネルの閲覧・検索権限を招待されたメンバーに限定できます。そのため、顧客情報などの機密性の高い情報もSlack上で安心して扱えるのです。
メッセージやファイル、メンバー、チャンネルごとに絞り込める「検索機能」を搭載しているので、目的の情報をすぐに見つけられます。
<Slackの注意点>
- 情報が流れる
- 無料版では90日でメッセージの内容が消える
- 過去の情報を振り返りづらい
チャット形式ゆえに情報が流れるので、重要な情報を見落としやすい点に注意しましょう。
無料版の場合、メッセージの内容が90日で消えてしまいます。そのため、過去の情報も管理したい場合は有料化が必須です。
利用しているユーザーからは「過去のやり取り検索時に、関係の薄い部分一致の投稿も多く表示されて目的の情報にたどりつきづらい場合がある」という声があります。(引用:ITreview)
<Slackの料金体系>
- フリー:0円
- プロ:1,050円/ユーザー/月(月払い)
- ビジネスプラス:1,800円/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise Grid:要問い合わせ
多機能なグループウェア4選
以下では、多機能なグループウェア4選をご紹介します。IT人材が豊富で多くの機能を使いこなせるチームは必見です。
【GRIDYグループウェア】完全無料で使えるアプリ
<GRIDYグループウェアの特徴>
- 完全無料で利用できる
- 強固なセキュリティ
すべての機能を完全無料で利用できるので、グループウェアにコストをかけたくない場合はおすすめです。
アクセス制限機能やデータの暗号化機能が搭載されており、強固なセキュリティを保てます。
<GRIDYグループウェアの機能・使用感>
- 設備予約機能
- タイムカード機能
設備の利用状況を確認し予約する機能が搭載されています。また、利用状況を確認したうえでスケジュールに登録できる機能を搭載しているので、ダブルブッキングによるトラブルも防げます。
ワンクリックで出勤時刻や退勤時刻を記録できるほか、月ごとに一覧で確認可能で、メンバーの勤怠管理にも便利です。
<GRIDYグループウェアの注意点>
- サポート体制が乏しい
- モバイル版の機能が制限されている
電話やeメール、Webでの問い合わせに対応していないので、不明点があった場合は、FAQや操作ガイドを参照して自己解決する必要があります。
利用しているユーザーからは「モバイル版では添付されたファイルのデータを開けない」という声があります。(参考:ITトレンド)
<GRIDYグループウェアの料金体系>
- すべての機能を無料で利用できます。
【サイボウズ Office】豊富な機能を搭載したアプリ
<サイボウズ Officeの特徴>
- 機能をカスタマイズできる
- サポート体制が充実している
幅広い用途で活用できる豊富な機能を搭載しているうえ、プレミアムコースでは標準機能にはない専門的なアプリをカスタマイズできます。
電話やメールによる問い合わせ対応はもちろん、セミナーや勉強会も開催しており、活用方法を深く理解できます。
<サイボウズ Officeの機能・使用感>
- 掲示板機能
- 共有タスク管理機能
社内の情報発信に便利な「掲示板機能」を使えば、売上報告やイベントの告知もスムーズです。また、掲示板ごとのコメント欄やリアクション機能も備えているので、社内のコミュニケーションを活性化します。
プレミアムコースの「共有タスク管理機能」では、メンバーにタスクを割り振ったり、他のメンバーの進捗を確認したりでき、チームの作業を効率化します。
<サイボウズ Officeの注意点>
- 多機能ゆえに使いこなすのが難しい
- スマホからは確認しづらい
多機能ゆえに直感的に操作するのが難しく、ITに慣れていない人は使いこなせない可能性があります。
利用しているユーザーからは「スマートフォンなどモバイル端末でやや見づらい印象を受ける」という声があります。(引用:ITreview)
<サイボウズ Officeの料金体系>
- スタンダードコース:500円/ユーザー/月(月払い)
- プレミアムコース:800円/ユーザー/月(月払い)
- 多機能なグループウェア
- モバイル版アプリの強化
- プレゼンス機能
- ガントチャート機能
- オーバースペックとなる可能性がある
- メールアドレスの共有方法が分かりづらい
- クラウド型
- パッケージ型
- Googleの各種サービスをまとめて管理できる
- 充実したサポートを受けられる
- ビデオ会議機能
- ToDoリスト機能
- 低価格のプランでは機能が制限される
- 携帯の入力内容が反映されない
- Business Starter:816円/ユーザー/月(月払い)
- Business Standard:1,632円/ユーザー/月(月払い)
- Business Plus:2,448円/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise:要問い合わせ
※2024年秋に料金改定の予定があります
サイボウズ>クラウドサービスの価格改定に関するお知らせ
【desknet’s NEO】業務を効率化する機能が豊富なアプリ
<desknet’s NEOの特徴>
業務に役立つ27の基本機能が搭載されており、幅広い用途に活用できます。また、専用アプリも充実しているので、PCだけでなくスマホやタブレットからも使えます。
モバイル版アプリが強化され、Teamsとの連携を含む14機能の追加や、80項目の拡張機能がされたことで、よりシームレスに業務を進められるようになります。
<desknet’s NEOの機能・使用感>
出勤時刻・退勤時刻と合わせて勤務場所を選択して、チームに周知できます。また、テレワーク率をグラフで確認する機能も備えており、自社のテレワーク状況を把握したり公開したりする場面で役立ちます。
プロジェクトにおけるタスクごとの進捗状況をガントチャートで把握でき、視覚的にプロジェクトを管理します。また、タスクごとにコメント欄が設けられているので、進捗報告もスムーズです。
<desknet’s NEOの注意点>
一般的なグループウェアの基本機能に加え、「購買予約機能」や「安否確認機能」、「電子会議室機能」などの専門的な機能を備えているため、シンプルに情報を管理したい企業にはオーバースペックとなる可能性があります。
利用しているユーザーからは「メールアドレスの共有のやり方がわかりづらいのと、分類の仕方が見づらいのが欠点でしょうか」という声があります。(引用:ITreview)
<desknet’s NEOの料金体系>
440円/ユーザー/月(オプションは追加料金)
2024年2月より、desknet’s NEOパッケージ版「スモールライセンス」と「エンタープライズライセンス」は結合され、現在は「desknet’s NEOライセンス」として販売されています。
基本ライセンス:75,000円/5ユーザー
年間サポート:18,000円~/20ユーザー/年(2年目以降)
【Google Workspace】多様な働き方に対応できるアプリ
<Google Workspaceの特徴>
Google Workspaceは、GmailやGoogle Meet、Google カレンダーなど、Googleの各種サービスが一か所にまとまったグループウェアです。既にサービスを利用しているユーザーが多いので、導入のハードルは比較的低いです。
管理者は24時間365日、電話やメール、オンライン上で問い合わせできます。
<Google Workspaceの機能・使用感>
「Google Meet」を使えば、場所を問わずオンライン上でビデオ会議を開けるので、テレワークのメンバーとも円滑にコミュニケーションを取れます。
Google各種サービスからToDoリストを開いて直接タスクを設定できるので、都度ツールを開く手間が省けます。また、Googleカレンダーからも設定可能で、タスクの期日管理にも便利です。
<Google Workspaceの注意点>
低価格のBusiness Starterでは、各機能が一部制限されています。全機能を利用するには、上位プランの契約が必要です。
利用しているユーザーからは「携帯のグーグルカレンダ―からスケジュ-ルの記載をしますが反映されないのが改善してほしいポイントです」という声があります。(引用:ITreview)
<Google Workspaceの主な料金体系>
<比較表>おすすめのグループウェア一覧
以下は、無料から使えるグループウェア4選の比較表です。(左右にスクロール可)
ナレカン【一番おすすめ】 | Stock | LINE WORKS | Slack | |
---|---|---|---|---|
特徴 |
メールを使える方であればすぐに使いこなせる |
非IT企業の65歳の方でも使いこなせる |
チャット機能が特徴 |
スムーズなやりとりができる |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単(大手~中堅企業向け) |
シンプルで簡単(中小規模の企業向け) |
多機能 |
多機能 |
マルチデバイス |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
メッセージ機能 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
注意点 |
法人利用が前提なので、個人利用は不可 |
機能がシンプルなため、分析機能は搭載していない |
情報の蓄積には不向き |
無料版では90日でメッセージの内容が消える |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランあり
・有料プラン1人あたり月540円~(月払い) |
・無料プランあり
・有料プランは1人あたり月1,050円~(月払い) |
公式サイト |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Stock」の詳細はこちら |
「LINE WORKS」の詳細はこちら |
「Slack」の詳細はこちら |
以下は、多機能なグループウェア4選の比較表です。(左右にスクロール可)
GRIDYグループウェア | サイボウズ Office | desknet’s NEO | Google Workspace | |
---|---|---|---|---|
特徴 |
完全無料で使える |
豊富な機能を搭載 |
業務を効率化する機能が豊富 |
多様な働き方に対応できる |
シンプルで簡単or多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
マルチデバイス |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
メッセージ機能 |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
注意点 |
サポート体制が乏しい |
多機能ゆえに使いこなすのが難しい |
オーバースペックとなる可能性がある |
低価格のプランでは機能が制限される |
料金 |
・無料 |
・無料プランなし
・有料プランは1人あたり月500円~ |
・無料プランなし
・有料プランは1人あたり月440円~(クライド版) |
・無料プランなし
・有料プランは1人あたり月816円~ |
公式サイト |
「GRIDYグループウェア」の詳細はこちら |
「サイボウズ Office」の詳細はこちら |
「desknet’s NEO」の詳細はこちら |
「Google Workspace」の詳細はこちら |
上記のように、グループウェアは、種類によって特徴や料金が大きく異なります。そのため、自社の用途と綿密に照らし合わせたうえで選びましょう。
グループウェアを導入する2つのメリット
以下では、グループウェアを導入するメリットを2つご紹介します。現時点でメールやチャットツールで情報共有しているチームは必見です。
(1)社内の情報共有を活性化できる
ひとつ目のメリットは、社内の情報共有を活性化できることです。
たとえば、グループウェアのメッセージ機能を使うと、メールのように宛先を設定する必要がなく、気軽にやりとりできます。また、なかには掲示板やタイムライン機能、コメント機能が備わるものもあり、双方向のコミュニケーションが実現するのです。
このように、グループウェアに搭載されたメッセージ機能を活用することで、社内の情報共有が従来よりも活発になります。
(2)情報を蓄積できる
2つ目のメリットは、情報を一か所に蓄積できることです。
グループウェアを利用すると、顧客データや業務ノウハウといった、あらゆる情報がグループウェア内に蓄積されます。その結果、全員が必要な情報へすぐにたどり着けるようになるのです。
ただし、グループウェアを社内に定着させるには「全メンバーが使いこなせること」が前提となります。したがって、メールを使える方であればすぐに使いこなせて、導入まえにはメンバー向けに説明会が実施される「ナレカン」のようなツールを選びましょう。
おすすめグループウェア8選の比較まとめ
これまで、おすすめのグループウェアや比較ポイントを中心にご紹介しました。
グループウェアを比較するときは、セキュリティが万全であることはもちろん、全メンバーが使いやすいように「必要な機能に過不足がなくシンプルか」を確かめましょう。
シンプルなグループウェアであれば、使い方のレクチャーに無駄な時間がかからず、従業員のITリテラシーにばらつきがある大企業でも長期的に利用できるのです。
結論、自社に必要なのは、メールを使える方であればすぐに使いこなせるアプリ「ナレカン」一択です。ナレカンは、ビジネスに欠かせないナレッジ管理・共有に特化したツールなので、社内の業務効率化に貢献します。
ぜひグループウェアの「ナレカン」を導入し、社内の情報の共有・管理の仕組みを整えましょう。