近年、プロジェクト管理にITツールを使う企業が増えています。たとえば、無料から使えるプロジェクト管理ツールの「Brabio」は、簡単に業務進捗を可視化できるITツールのひとつです。
しかし、「Brabioの導入を検討しているものの、具体的な機能や評判が分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Brabioの機能や料金プラン・ユーザーの声を網羅的に解説します。
- Brabioの無料で使える機能や制限を詳しく知りたい
- Brabioについて網羅的に理解し、導入可否を判断したい
- プロジェクト管理の方法に課題を抱えている
という方はこの記事を参考にすると、Brabioが自社にマッチしているか分かり、導入可否を判断できるようになります。
目次
Brabio(ブラビオ)とは
ここからは、Brabioの概要を紹介します。Brabioの具体的な機能やほかのツールとの違いが分からない方は必見です。
「Brabio(ブラビオ)」と「ほかのプロジェクト管理ツール」の違い

Brabioは、誰でも簡単にガントチャートを作成でき、業務進捗を可視化するプロジェクト管理ツールです。
ガントチャートのほかにも、マイルストーンの作成やタスク管理など、プロジェクト管理に役立つ機能が多く搭載されています。また、「ガントチャート」だけでなく「カレンダー表示」「〆切カレンダー表示」など、さまざまな形式で業務進捗を可視化できます。
さらに、5人まですべての機能が無料で使い続けられる点も、ほかのプロジェクト管理ツールとの違いのひとつです。スモールチームで仮運用してから導入可否の検討ができるので、ツール導入後のミスマッチが生じにくいのです。
Brabio(ブラビオ)の機能
Brabioは主に下記3つの機能から構成されています。
機能 | 概要 |
---|---|
ガントチャート |
各メンバーの進捗状況や締切を一目で確認できます。 |
プロジェクト横断ビュー |
プロジェクトを横断し、会社全体のタスクや稼働状況を確認できます。 |
コメント |
メンバーと簡単にやりとりできます。メールによる通知を設定すれば、スマホを持っていない場合でも確認漏れを防げます。 |
このように、Brabioはプロジェクト情報の可視化に特化したツールなのです。ガントチャートでプロジェクト期限や業務進捗が可視化されると、確認漏れや共有ミスが生じにくくなり、スムーズなプロジェクト進行に役立ちます。
Brabio(ブラビオ)の使い方
Brabioには、プロジェクト管理を円滑にする機能が数多く備わっています。そこで以下では、Brabioの代表的な使い方を解説します。
ガントチャートを使ったプロジェクト管理

Brabioでは、プロジェクトやタスクの進捗状況を可視化する「ガントチャート」を簡単に作れます。
ガントチャートは、スケジュールにカーソルを合わせ、詳細を記入すると作成されます。さらに、ガントチャートの両端をスライドすれば期限の変更も簡単です。
また、プロジェクトごとの業務達成率をガントチャートへ記入できるので、メンバー間での正確な進捗共有に貢献します。
案件を横断した予定の確認

プロジェクト横断ビューを使えば、複数のプロジェクトを跨いでメンバーの状況を確かめられます。
従来のガントチャートやタスクでは、プロジェクトごとの進捗状況しか確認できませんでした。しかし、プロジェクト横断ビューを使えば組織全体で「誰が・いつ・何を」しているかが明確になるのです。
そのため、複数のプロジェクトを同時並行するチームには重宝します。また、各メンバーの総タスクが曜日単位で分かるので、プロジェクトの遅滞が起きた場合にも迅速に対応できます。
コミュニケーションの円滑化

引用:Brabioのコメント
Brabioのコメント機能は、コミュニケーションの促進や情報共有に役立ちます。
時間や場所を選ばずにBrabio上でやりとりできるので、円滑なコミュニケーションの実現につながります。さらに、メールで通知する機能も搭載されているため、確認漏れを防げるのです。
また、Brabioでは「積極的に打ち合わせをして共有するほどでもない情報」や「他チームへのアイデア」など、さまざまな情報を共有できる「つぶやき」という機能があります。掲示板への書き込みのように、気軽に投稿可能な点が特徴です。
Brabio(ブラビオ)の料金プラン一覧
Brabioには、4種類の料金プランが用意されています。
【無料プラン】
価格 |
0円/月 |
---|---|
ユーザー |
5ユーザーまで |
プロジェクト数 |
無制限 |
ストレージ |
50MBまで
※ストレージオプションは有料プランのみの設定です。 |
【エントリープラン】
プラン10 |
プラン20 |
プラン30 |
プラン40 |
プラン50 |
|
---|---|---|---|---|---|
価格 |
3,300円/月 |
6,600円/月 |
9,900円/月 |
13,200円/月 |
16,500円/月 |
ユーザー |
10ユーザーまで |
20ユーザーまで |
30ユーザーまで |
40ユーザーまで |
50ユーザーまで |
【ミッドレンジプラン】
プラン100 |
プラン200 |
プラン300 |
|
---|---|---|---|
価格 |
33,000円/月 |
66,000円/月 |
99,000円/月 |
ユーザー |
100ユーザーまで |
200ユーザーまで |
300ユーザーまで |
【エンタープライズプラン】
要問合せ
エントリープラン・ミッドレンジプランのプロジェクト数は無制限であり、ストレージは1GBまでです。ストレージの拡張は「+5GB :1,100円/月」「+10GB:1,650円/月」の2プランから選べます。
参照:Brabio価格プラン
Brabio(ブラビオ)を使うときの注意点
以下では、Brabioにおける注意点を2つ紹介します。
- コメントが流れる
- つぶやきの検索ができない
コメントの特性上やりとりが増えると、情報が縦に流れ話題が錯綜したり、確認漏れが生じたりするので、適切に管理しなければなりません。
アイデアを気軽に投稿する場所として用意されている「つぶやき」には検索機能がないため、都度目的の情報を探し出さなければなりません。
このように、Brabioでは「コメントが流れる点」「情報へのアクセス性が良くない点」に注意が必要です。
誰でも正確なプロジェクト管理ができるツール
以下では、正確なプロジェクト管理に役立つツールを紹介します。
Brabioは「ガントチャート」や「プロジェクト横断ビュー」など、進捗率や各メンバーの稼働状況を可視化する機能が豊富に備わっています。
一方、機能が多いため、ITに詳しいメンバーがいなければ使いこなせずに放置される可能性が高いのです。したがって、プロジェクト管理に必要な「情報管理」の機能が過不足なく備わったツールを選びましょう。
結論、プロジェクト管理には、非IT企業に勤める65歳以上の社員が即日で使えるほどシンプルなツール「Stock」一択です。
Stockの「ノート」へ残した情報は、直感的な「フォルダ」で一元管理できます。また、ノートに紐づく「メッセージ」「タスク」で、話題が入り乱れずにやりとりやタスク管理ができる点が、ほかのツールにはない大きな特徴です。
最も簡単にプロジェクト管理を効率化できるツール「Stock」

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツール
ITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん
きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん
株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :5人で1,980円/月〜
- エンタープライズプラン :5人で4,800円/月〜
Brabio(ブラビオ)の評判
以下では、Brabioを実際に導入したユーザーの口コミ・評判を紹介します。ユーザーの声も参考に導入を検討しつつ、導入後のミスマッチを防ぎましょう。
※こちらでご紹介する口コミ・評判はITreviewより引用しております。
Brabio(ブラビオ)の良い口コミ・評判
ここでは、Brabioの良い口コミ・評判を紹介します。
内田 英志郎、投稿日:2023年03月03日チームでのプロジェクトの進行管理に使っています。ガントチャートで進行管理ができるのはたいへん助かっており、PJTの進行漏れがほぼなくなりました。
非公開ユーザー、投稿日:2023年01月20日優れている点・好きな機能・直感的な操作でガントチャートが作成できること・タスクの状況更新がしやすいこと・無料でも十分な機能がつかえること
非公開ユーザー、投稿日:2022年08月31日オプションやカスタマイズ機能がほとんどない分、ITリテラシーが低くてもヘルプレスで導入がしやすい。基本機能面では、ガントチャートがとても使いやすく、つぶやき機能、あしあと機能などもあり必要十分。
このように、ユーザーからは「進行管理がしやすくなった」「直感的な操作性」との声が挙がっています。
Brabio(ブラビオ)の改善点に関する口コミ・評判
次に、Brabioの改善点に関する口コミ・評判を紹介します。
非公開ユーザー、投稿日:2023年03月03日UIがシンプルというと聞こえが良いのですが、かなり古く、アクションの変更や新設をするまでのクリック数も多いので、導線を見直していただけるともっと使いやすくなると感じています。
非公開ユーザー、投稿日:2023年01月20日プロジェクトが増えてくると一覧画面に収まらず、ページ送りが必要なところUIが洗練されていないところあまりソフトの更新がされないところ
非公開ユーザー、投稿日:投稿日:2022年08月03日ソフトウェアリリース時点では視覚的で画期的なツールでしたが、今となってはやや古い感じのUIで直観的に進捗状況を一元把握するのが難しい(個々のプロジェクトを見に行く必要がある)点を改良して欲しいと思います。
非公開ユーザー、投稿日:2022年03月31日入力の反映をリアルタイムにして頂けると嬉しいです。 複数名でWBSをチェック・更新していくと、その都度更新ボタンを押さなくてはならず、押下作業と更新待ちが業務への集中力の妨げとなることがあります。
このように、ユーザーからは「デザインを改善してほしい」「入力の反映がリアルタイムではない」との声が寄せられています。
Brabio(ブラビオ)の使い方や口コミ・評判まとめ
ここまで、Brabioの使い方やユーザーの声・料金プランまでを網羅的にご紹介しました。
Brabioは無料で試せるツールなので、導入後のミスマッチも生じにくいと言えます。しかし、Brabioでは正しく情報を管理できないため、複数ツールを併用しなければならない可能性があるのです。
併用するツールが増えれば、情報が散在してしまい必要な情報を探し出せなくなります。そこで、プロジェクトを問わず必要な「情報共有」と「タスク管理」を、単独で効率化するツールを選びましょう。
とはいえ、社員がすぐに使いこなせない複雑なツールでは全社に浸透しないので、Stockのように、非IT企業の65歳以上の社員でも即日で使いこなせるほどシンプルなツールを使うべきです。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」で「情報」と「タスク」を正しく把握し、プロジェクト管理を効率化しましょう。