今日では、多くの情報をオンライン上で管理する「クラウドストレージ」を使う企業が増えています。また、代表的なサービスとして「Dropbox(ドロップボックス)」があり、ファイルの安全な管理に役立ちます。
 
しかし、Dropboxの利用を検討しているものの「実際に自社で使えるか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、初心者向けとしてDropboxの使い方や注意点、口コミ・評判まで網羅的にご紹介します。
 
という方はこの記事を参考にすると、Dropboxの正しい使い方が分かり、ファイルを効率的に管理できるようになります。


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目次

Dropbox(ドロップボックス)とは

以下では、Dropbox(ドロップボックス)の概要を解説します。まずは、他のツールとの違いなどを確認しましょう。

「Dropbox」と「他のクラウドストレージ」の違い

Dropboxのトップ画像
 
 
Dropbox(ドロップボックス)は、ファイルを安全・簡単に共有できるクラウドストレージです。
 
Dropbox(ドロップボックス)の特筆すべき点は、複数デバイスでのファイルの共有に便利な点です。データの同期が速いため、PCやスマートフォンなど個人のデバイス間でファイルをストレスなく共有できます。
 
「ASCII」の調査結果では、他のクラウドストレージと異なり、Dropboxの利用目的の1位は「複数のデバイスでフォルダを同期して、どこからでも作業できるようにするため」となっています。
 
<Q:現在お仕事に利用されているクラウドストレージについて、主な利用目的を教えてください。(複数回答可)> ※Dropbox以外のユーザー向け設問
ASCII調査結果 Dropboxと他のクラウドストレージの利用目的の結果グラフ
 
<Q:仕事上でのDropboxの主な利用目的を教えてください。(複数回答可)>
ASCII調査結果 Dropboxと他のクラウドストレージの利用目的の結果グラフ
 
 

Dropboxの危険性とは

Dropboxは、データの暗号化や2段階認証などの厳重なセキュリティ機能を備えていますが、過去に情報流出の事故が発生しています。
 
2012年にDropboxのアカウント情報が流出し、6,800万件超のアカウント情報が盗まれる事件が起きました。本件に対して同社はユーザーへのパスワード変更を求め、「既にパスワードのリセットを徹底しており、不正アクセスの形跡はない」と主張しています。
 
また、ユーザー個人が心がけるだけでは、情報漏えいを完全に防ぐのは難しいのが実情です。そのため、データ漏洩の可能性を1%でも減らすために、サービス自体のセキュリティ性が高く、操作ミスが起こりづらいツールを選択することが重要なのです。
 
たとえば、クラウドストレージのなかでも国際セキュリティ規定の「ISO27001・ISO27017」を取得しており、誰でも簡単に使えるシンプルな「ナレカン」のようなツールであれば安心して使えるのでおすすめです。


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【何が出来る?】Dropboxの機能と使い方

以下では、Dropboxの機能や使い方を解説します。自社の求める機能を備えているか事前に確認しましょう。

Dropboxの主な機能

Dropboxには、主に以下の機能が備わっています。
 
機能 内容
フォルダの共有機能
リンクを発行するだけで、アカウントを持っていない相手にもフォルダを共有できます。
パスワード保護
リンクを共有した相手が、パスワードがなければファイルを開けないように設定できます。
ファイル権限
ファイルを共有するメンバーを制限でき、情報漏洩の防止に役立ちます。
通知機能
新しくフォルダが作成されたりタスクが更新されたりしたときに通知を受け取れます。
オフライン同期機能
インターネットに接続していなくてもファイルにアクセスできます。
以上の機能により、ファイルを効率よく安全に閲覧・共有できるのです。

Dropboxの便利な使い方

Dropboxは「外部ツールとの連携」や「拡張機能の利用」によって、幅広い業務に役立ちます。
 
例えば、連携できるツールにはMicrosoft 365、Slack、HubSpotなどがあり、Dropboxを介してのファイルの同時編集や、Dropboxからのファイルの取り込みができるようになります。
 
また、以下のような公式の拡張機能を使うことも可能です。(表は左右にスクロールできます)
 
拡張機能 内容
Dropbox Backup
自動でファイルのバックアップを取る機能です。PC故障などの不測の事態や、新PCへのデータ移行に役立ちます。
Dropbox Sign
法的拘束力のある署名をファイル内に組み込んで、送信や依頼、追跡ができます。
Dropbox DocSend
ファイルを安全に共有したり、ファイルの閲覧状況を分析したりできる機能です。共有済みファイルの内容の自動修正や、送付したファイルの「どこが一番読まれたのか」をデータにして分析することで、商談などに活かせます。
Dropbox Capture
画面録画の内容やGIFをファイルに挿入する機能です。手順書を文字情報だけでなく画面録画や動画付きの資料を共有することで無駄な会議を減らすことができます。
Dropbox Replay
外部ツールと連携して、動画編集などのクリエイティブな作業をワークフロー化できます。共同作業者からのフィードバックを見やすく表示するなど、複数人で作業をする際に便利な機能です。
以上のように、「Dropboxの拡張機能」を使えば、さまざまな場面で業務効率化を図れます。ただし、Dropboxは非常に多機能なので、ITに詳しくない社員が使いこなすのが難しい点に注意しましょう。


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【2024年秋最新】Dropboxのアップデート情報

以下では、2024年にDropboxのアップデートで追加された機能の一部をご紹介します。新たに追加された機能をしっかりと把握しておきましょう。
 

Dropbox Dash for Business

AIによって複数のアプリを横断的に検索できるツール「Dropbox Dash for Business」の提供が開始されました。
 
このツールはチームで利用しているさまざまなアプリやツールをシームレスに繋げ、全ての情報を1か所にまとめてくれます。また、権限がある人のみに情報が表示されるように、強力なコンテンツアクセス制御機能が搭載されています。
 
※現在、ウェブおよびデスクトップの英語版が米国で利用可能です。2025年初頭に他の市場でも提供が開始される見込みです。

安全なファイル共有

エンドツーエンドの暗号化によって、機密情報を安全に管理できます。
 
フォルダメンバーのみが暗号化キーにアクセス可能で、Dropboxを含むそれ以外の人はアクセスできません。また、暗号化されたフォルダへのアクセスが有効になっている社外のチームとも、対象のフォルダを容易かつ安全に共有できます。
 
そのため、機密データが全面的に保護され、意図したユーザーのみがアクセスできる状況となるため、チームの安心につながります
 
※Dropbox Business Plus、Advanced、Enterprise プランを利用するチーム向けの機能です。


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Dropbox(ドロップボックス)の欠点

以下では、Dropboxの欠点を3つご紹介します。場合によっては使い勝手が悪いと感じる恐れもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

(1)ファイルの更新が面倒

まずは、ファイルの更新が面倒な点に注意すべきです。
 
Dropboxに格納するデータは、すべてファイル形式でなければなりません。たとえば、10人以上で共有しているファイルがあった場合、頻繁に更新や再アップロードがされて「誰がどこを更新したか分からない」となる恐れがあります。
 
そのため、情報を更新するたびにファイル化する手間がかかってしまうのです。

(2)ファイルへのアクセス性が悪い

次に、ファイルへのアクセス性が悪いこともDropboxの課題です。
 
Dropboxは多くのファイルを格納できますが、ファイルが増えれば「フォルダ」を使って整理しなくてはなりません。しかし、Dropboxはフォルダを何階層にも深く作れるので、ファイルの保管場所が分かりづらくなってしまいます。
 
したがって、Dropboxではファイルを整理するためにルールを設けて、適切なフォルダ分けをする必要があるのです。

(3)ファイル以外の情報を管理できない

最後に、ファイル以外の情報を管理できない点にも注意が必要です。
 
ExcelやWordのファイルを格納する場合、数が増えるとファイル名から中身を把握するのが難しくなります。また、ExcelやWordのファイルはスマホで開きにくいため、ファイルの編集はPCでおこなう必要があるのです。
 
以下は、Dropboxと、情報共有によく使われる「ノート型ツール」との比較です。ファイルを開いて内容を確認する必要がなく、スマホからでも編集できる「ノート型ツール」と比べて、Dropboxはファイルの更新や管理に難があることがわかります。
 
Dropboxとノート型ツールの比較表
 
このように、ファイルへスムーズにアクセスできなければ、効率的に仕事が進まない原因にもなります。しかし、あらゆる情報をノート形式で簡単に残せる「ナレカン」のようなツールであれば、逐一ファイルを開かずに簡単に内容の確認・管理が可能です。


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【必見】Dropboxの欠点を解決できる情報管理ツール

以下では、Dropboxの欠点を解決する方法をご紹介します。
 
Dropboxは大容量のファイルも簡単に共有できる一方、フォルダ整理やファイルの検索に手間がかかるデメリットもあります。また、社内で共有するファイルには、業務に関するノウハウやナレッジが多く含まれているため、即アクセスできないと業務に生かせません。
 
そのため、「フォルダでわかりやすく整理できる」かつ「必要な情報をすぐに探し出せる」ツールを導入しましょう。また、フォルダごとにアクセス権限を細かく設定できると、機密ファイルの管理も安心して行えます。
 
したがって、自社のファイル管理・共有には社内のあらゆる情報を一元管理できるうえ、高度な検索機能で必要な情報がすぐに見つかるツール「ナレカン」が最適です。
 
ナレカンの「記事」には、あらゆる形式のファイルの添付やテキストの記載が可能です。さらに、高性能な「検索機能」によってファイル内の情報まで検索できます。

大手企業でも安心して導入・運用できるツール「ナレカン」

ナレカンのトップページ
 
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール

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「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
 
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
 
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
 
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。

<ナレカンをおすすめするポイント>

  1. 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
    記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
  2. 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
    「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
  3. 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
    初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。

<ナレカンの料金>

ナレカンの料金プラン

  • ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
  • エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
  • プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様

各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。

ナレカン資料の無料ダウンロード

ナレカンを利用したファイル管理方法

ナレカンでファイル管理する画面
  • ファイル要約機能
  • ファイルを添付するだけで、AIが自動で要約を作成します。ファイルを開かなくても、内容や重要なポイントが分かるようになります。
     
  • フォルダ機能
  • 多階層のフォルダでファイルをわかりやすく管理できます。また、フォルダごとに細かく権限設定すれば、特定のメンバーとのみファイル共有が可能になります。
     
    ナレカンでファイル内検索する画面
     
  • ファイル内検索
  • ファイル内の情報まで検索することが可能です。そのため、必要な情報がどのファイルに書かれているのかすぐに知ることが出来ます。


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Dropboxを導入する際に注意するべき点

Dropboxを導入する際に注意するべき点は、データ移行に時間がかかることです。
 
すでにクラウドストレージを利用している状況から、すべてのデータをDropboxに移行しようとすると時間と手間がかかります。大企業であれば、クラウドストレージに蓄積されている情報量も膨大なので、多くの時間が必要となります。
 
しかし、「ナレカン」のように、「既存データの移行作業」をサポートする体制が整っているツールであれば、導入時の担当者の負担が軽減されます。


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【準備編】Dropbox(ドロップボックス)の登録方法

ここでは、Dropboxを使い始める事前準備として「アカウント作成」「ダウンロード」「起動」の3段階に分けて解説します。Dropboxを使い始める前に、必ず必要な操作です。

登録1|アカウントを作成する

はじめに、Dropboxの無料アカウントを作成しましょう。
 
公式サイト[登録]をクリックするとアカウント作成画面が表示されます。登録にはGoogleアカウントかAppleID、任意のメールアドレスが必要です。
 
Dropboxの登録を始める画面
 
アカウントに必要な情報を入力する画面
 
すると、下図のようにプランを選択する画面になります。無料プランを利用する場合は[2GB Dropbox Basicプランを継続する]を選びましょう。
 
無料プランを選択する画面
 
案内の通りにメールでの認証をおこなうと、Dropbox無料プランへの登録は完了です。続いてデスクトップアプリのダウンロード画面になります。

登録2|ダウンロードする

プランを選択してメールアドレスの認証を済ませると、下図のようにアプリのダウンロードを促されます。そこで、[Dropbox アプリをダウンロード]をクリックしましょう。
 
Dropboxアプリのダウンロードを始める画面
 
以上の操作で、アプリのダウンロードが始まります。

登録3|起動する

アプリをダウンロードしたら、以下のような画面になるので[次へ]をクリックします。
 
アプリのダウンロードの完了を知らせる画面
 
完了画面が出たのち、ファイルの同期方法を選択する画面になります。今回は無料プランを選んでいるので、[ローカル]を選択して[Basicで続行]をクリックしましょう。
 
ファイルの同期方法を選択する画面
 
以上の操作で、起動と設定が完了です。


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【導入編】Dropbox(ドロップボックス)のログイン方法

メールアドレス入力画面
 
はじめに、Dropboxのログイン画面にアクセスします。Google・Apple・メールアドレスから登録した内容を選択して入力します。
 
パスワード入力画面
 
次に、[パスワード]を入力します。このとき、二段階の認証が必要な場合があるため、その際はメールアドレスに送られてくるコードを確認しましょう。
 
ログイン後の画面
 
上記のような画面になったら[ログイン完了]です。


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【基本編】Dropbox(ドロップボックス)の使い方

ここでは、Dropboxをはじめて導入する方向けに、基本的な使い方である以下の3点をご紹介します。
 
  • ファイルのアップロード
  • ファイルの復元
  • ファイルの共有
Dropboxの使い方が分からない方はもちろん、具体的にどのような機能があるのか知りたい方も必見です。

使い方1|ファイルをアップロードする

ファイルをアップロードするには、ファイルをドラッグ&ドロップでDropbox内に追加するか、青色の[アップロード]をクリックします。
 
ファイルをドラッグ&ドロップする画面
 
ファイルのアップロードが完了した画面
 
上図のようにファイルが追加されれば完了です。

使い方2|ファイルを復元する

Dropboxの無料プランでは、過去30日に削除したファイルを復元できます。
 
復元するときは、下図のように画面左側の[削除したファイル]をクリックして該当のファイルを選択します。
 
削除したファイルを選択する画面
 
復元の確認画面
 
上図のように確認画面が表示されるため、[復元]をクリックすれば完了です。

使い方3|ファイルを共有する

ファイルは、リンクまたはメールアドレスで共有できます。
 
共有したいファイルにカーソルを合わせると下図のようになるので、オレンジの[リンクをコピー]か青の[共有マーク]をクリックすれば完了です。
 
ファイルの共有方法を選ぶ画面
 
共有相手のメールアドレスを入力する画面
 
共有マークをクリックすると上図のように表示されるので、相手のメールアドレスや権限を入力・選択して[フォルダを共有]をクリックすれば完了です。
 
ファイルが共有されたことを確認する画面
 
以上の操作でファイル共有が完了し、上図のようにアクセスできるユーザー数の表示が増えます。


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【応用編】Dropbox(ドロップボックス)の使い方

ここでは、Dropboxの応用的な使い方である以下の4つをご紹介します。
 
  • PCに同期するファイルを選択する
  • Microsoftツールを操作する
  • 2段階認証を有効にする
  • 容量を増やす
より快適に操作したい方、情報漏洩の危険性を減らしたい方は必見です。

使い方1|Dropboxにファイルを同期する

Dropboxをダウンロードして任意のファイルを移動させると、Dropboxと使用端末の双方にファイルが保管されます。ファイルが自動で同期されることで、片方でおこなった編集が双方に反映されるのです。
 
具体的な方法としては、下図のように端末に保存されたファイルを、左側の[Dropbox]にドラッグ&ドロップします。
 
<Windows版>
Dropboxにファイルを同期している画像
<Mac版>
Dropboxにファイルを同期している画像macバージョン
 
[Dropbox]内にファイルが移動されていれば同期完了です。「緑のチェックマーク」と「更新日(日付時刻)」から、最新の状態に自動更新されているか確認できます。
 
<Windows版>
Dropboxとの同期完了の画像
<Mac版>
Dropboxとの同期完了の画像macバージョン

使い方2|Microsoftツールを操作する

Webブラウザーを使った場合のみですが、「Office 365のライセンス」を持っていなくてもオンライン上でMicrosoftツールを編集できます。
 
※企業向けプランのBusinessでは「企業向けMicrosoftアカウント」が必要です。
 
方法としては、下図のように[+作成]を押し、[ドキュメント]にカーソルを合わせるとWordファイルを編集できます。(「プレゼンテーション」ではPowerPoint、「スプレッドシート」ではExcelを編集できます。)
 
DropboxでWordを開く画像 DropboxでWordを編集する画像
 
編集したWordファイルは、Dropboxに自動保存されます。
 
WordファイルがDropboxに自動保存されている画像

使い方3|2段階認証を有効にする

セキュリティを強化するために、2段階認証を有効にできます。
 
はじめに、各自のアイコンをタップして[設定]を開きましょう。
 
設定を開く画像
 
次に、[セキュリティ]を選択して2段階認証をオンにすれば完了です。
 
2段階認証をオンにする画像

使い方4|容量を増やす

Dropboxの容量を増やす方法には、有料プランへのアップグレードのほかにも「友達の紹介」があります。
 
以下のように設定画面から紹介画面に移行すると、紹介リンクをコピーできます。
 
設定を開く画像
 
紹介画面を開く画像
 
以上の操作で、紹介した相手がアプリをインストールするごとに、紹介者は500MBを受け取れます(最大16GBまで)。また、登録者にも500MB付与されます。


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Dropboxを安全に使うためのポイント

Dropboxはクラウド上にデータを保存するサービスであるため、サイバー攻撃のリスクも考慮する必要があります。以下のセキュリティ対策を行い、情報漏えいを防ぎましょう。
 
 
  • 二段階認証
  • パスワードだけでなく、認証コードによる追加の保護を設けると、不正アクセスを防げます。
     
  • パスワードの変更
  • 使いまわしを避け、定期的に変更すれば、パスワード流出のリスクを低減できます。
     
  • 共有範囲の制限
  • ファイルの共有リンクをパスワード保護や有効期限付きにするなど、アクセスを必要最低限に抑えます。
 
これらの対策を実践すれば、Dropboxを安心して利用できます。また、国際規格認定のセキュリティを備えた「ナレカン」のようなツールを活用すると、さらに安全なファイル管理が可能です。


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Dropbox(ドロップボックス)の料金とは

ここでは、Dropboxの料金やプランについて解説します。個人利用とビジネス利用ともに複数のプランがあるので、自社に合ったプランを選定しましょう。

Dropboxの無料プランとは

Dropboxには「Dropbox Basic」と呼ばれる無料プランが用意されています。無料プランの特徴は以下の通りです。
 
  • ストレージ容量は2GBまで
  • ユーザー数は1人まで
  • PCに保存したファイルの自動バックアップ
  • 最大3台までのデバイスをリンクできる
以上の特徴から、無料プランは個人向けのプランだと言えます。そのため、ビジネス利用をするには有料プランの契約が必須です。
 

Dropboxの有料プランとは

Dropboxには、無料プランのほかに「個人向けの有料プラン」「チーム向けの有料プラン」「企業向けの有料プラン」があります。
 
比較をしやすいように、プランごとの特徴を下記の表にまとめています。

<Dropboxの個人向けプラン表>

※左右にスクロールできます。
プラン Basic Plus Essentials
料金
(月払い)
¥0
¥1,500/月
¥2,400/月
データ容量
2GB
2TB(2,000GB)
3TB(3,000GB)
特徴
最大3台までのデバイスをリンクできる
・50GBまでの大容量ファイルが転送可能
・30日以内に削除されたファイルの復元
・100GBまでの大容量ファイルが転送可能
・180日以内に削除されたファイルの復元
・無制限の署名依頼
・送信とトラッキング
 
上記プラン以外にProfessionalプランが存在します。しかし、同価格であるEssentialsプランに比べて機能が少なく、電子署名リクエスト、ビデオツール、送信/追跡機能などの機能が備わっていないため注意しましょう。
 

<Dropboxのチーム・企業向けプラン表>

 
プラン Business Business Plus
料金
(月払い)
¥1,800/ユーザー/月
¥2,880/ユーザー/月
データ容量
チーム全体で9TB(9,000GB)※必要に応じて容量の追加可能
チーム全体で15TB(15,000GB)※必要に応じて容量の追加可能
特徴
・ユーザー数3人以上
・100GBまでの大容量ファイルが転送可能
・180 日以内に削除されたファイルの復元が可能
・ファイルエンゲージメントの追跡
・署名依頼の件数が無制限
・PDF 編集
・動画の録画、レビュー、編集
・管理者の設定
・共有されたコンテンツの把握
・ユーザー数3人以上
・250GBまでの大容量ファイルが転送可能
・1年以内に削除されたファイルの復元が可能
・ファイルエンゲージメントの追跡
・署名依頼の件数が無制限
・PDF編集
・動画の録画、レビュー、編集
・管理者役割の階層化の設定
・不審なアクティビティのアラート
・コンプライアンスのトラッキング
 
上記以外にはDropbox Standardプランと、Dropbox Advancedプランが存在します。Standardプランは同価格のBusinessプランに比べてストレージが少なく5TBまで、Advancedプランは同価格のBusiness Plusプランと比較して機能が少ないため注意が必要です。
 

DropboxのEnterpriseプラン

Enterpriseプランは、これまで紹介した他プランでは満足できない方向けに、自社に合わせて機能をカスタマイズすることができるプランです。料金等は要問合せとなるため注意しましょう。
 


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Dropbox(ドロップボックス)の口コミ・評判

以下では、Dropboxを利用しているユーザーの口コミ・評判をご紹介します。導入検討時は生の声も参考にしましょう。
 
※こちらでご紹介する口コミ・評判はITreviewより引用しております。

Dropboxの良い口コミ・評判

以下はDropboxの良い口コミ・評判です。「複数端末で共有できるのが便利」といった口コミ・評判が見られます。
 
非公開ユーザー、投稿日:2024年10月16日
 
今までは会社のサーバーに資料等を保存しており、現場でもPCを用いて資料を確認していたが、本ソフトの導入により、iPhoneから確認できるようになった。
非公開ユーザー、投稿日:2024年10月08日
 
クラウドに大容量のファイルを保存できるため、オンプレミスの管理や制限をなくすことができます。
公開ユーザー、投稿日:2024年07月23日
 
UIは直感的につかえるので、クラウドソフト系が苦手な方でも利用できます
また、共有もできますので、プライベートだけでなく、ビジネスシーンでも利用できます
公開ユーザー、投稿日:2024年7月14日
 
複数端末のデータの共有に使用しております。エクスプローラから操作をするのみで勝手に共有してくれるのでブラウザを開いてアップロードするなど必要なくスムーズで快適に操作をすることができる点が気に入っています。

Dropboxの改善点に関する口コミ・評判

次に、Dropboxの改善点に関する口コミ・評判をご紹介します。「無料版だと容量が少ない」「セキュリティ面でもう少し」と回答する口コミ・評判が見られます。
 
非公開ユーザー、投稿日:2024年10月16日
 
メールにある本ソフトの保存場所からリンクして飛ぶときにエラーなのか飛べないバグが発生している時があるため、改善してもらいたい。
公開ユーザー、投稿日:2024年07月23日
 
ファイル共有する際にパスワードなどのセキュリティをつけれるとまた活用シーンは増えるのかなっと思います
公開ユーザー、投稿日:2024年7月14日
 
basicユーザーは容量の制限が多くなく、共有できるデータは軽く少なく、不要なものは削除しなければ容量オーバーしてしまうためもう少し容量が多いといいなと思います。
非公開ユーザー、投稿日:2024年07月09日
 
・書類の何処が訂正になったか目印がでるとわかりやすい。
・データ容量が重くなるとパソコンが重たくなる。
 
以上の口コミから、Dropboxは「操作面」や「セキュリティ面」に改善点が多いことが分かります。
 
ツールはあらゆる状況で快適に使えなければ定着しません。そこで、直感的な操作で情報を残せる「ナレカン」のようなツールであれば、面倒なファイル管理からすぐに脱却できます。


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Dropbox(ドロップボックス)の使い方や注意点まとめ

ここまで、初心者の方向けにDropboxの使い方や注意点、料金を中心にご紹介しました。
 
Dropboxは、ファイルを一元管理できるクラウドストレージで、リンクでファイルを共有したり、ほかのツールと同期したりする使い方もできます。しかし、あくまでも”ファイルでの情報管理”なので、目的の情報へすぐにアクセスしづらいデメリットがあります。
 
そこで、ファイルの中身を可視化して保管できるITツールを導入しましょう。また、検索機能の充実しているツールであれば、欲しい情報へよりすばやくアクセスできます。
 
結論、自社のファイル管理・共有には、超高精度の検索機能を備え、社内に散在するファイルを一元管理できるツール『ナレカン』一択です。ナレカンでは、すぐに使い始められるようにセットアップ支援をしているので、乗り換えを検討している企業にも最適です。
 
ぜひ「ナレカン」を導入して、Dropboxよりも効率的な情報管理を実現しましょう。


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関連記事: 【決定版】SlackとDropboxの違いとは?連携方法も解説
 
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代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に管理できるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、DNX VenturesEast Venturesマネーフォワード等のベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。
2024年、100名~数万名規模の企業のナレッジ管理の課題解決のために、社内のナレッジに即アクセスできるツール、「ナレカン」をαローンチ。

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