在宅勤務やテレワークの浸透に伴い、オンライン上で情報を共有する機会が増えています。なかでも、チーム全体でやりとりをするプロジェクト管理は情報量が増加しやすいので、正確に業務進捗を管理するためにITツールの利用が注目されています。
たとえば、「J-MOTTO」は、プロジェクト管理の機能も備えたグループウェアのひとつです。しかし、なかには「利用を検討しているものの自社に適しているか分からず、導入に踏み込めないでいる」と悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、J-MOTTOの特徴や使い方・料金体系からユーザーの声まで幅広く紹介します。
- J-MOTTOの機能や料金について理解を深めたい
- J-MOTTOのユーザーの声を参考にして自社での導入を考えたい
- 自社のプロジェクト管理を最適化するグループウェア・ツールを探している
という方は本記事を参考にすると、J-MOTTOの概要が分かるたけでなく、最も簡単にプロジェクト管理ができるおすすめのツールも見つかります。
目次
J-MOTTO(ジェイモット)とは
以下では、J-MOTTOの特徴や機能をご紹介します。これから導入を検討する企業は必見です。
「J-MOTTO(ジェイモット)」と「desknet’s NEO」との違い

J-MOTTOは、組織の情報共有・業務効率化に役立つグループウェアです。プロジェクト管理に加え、情報共有や勤怠管理など、社内のあらゆる業務を効率化する多機能な点が特長のツールです。
J-MOTTOは、desknet’s NEOと同等の機能を備えているものの、共有に使える容量を減らすことで同ツールの半分以下の価格設定を実現しています。そのため、まずは安価に多機能なグループウェアを試したい企業に向いています。
J-MOTTO(ジェイモット)の特徴
J-MOTTOの特徴は「グループウェアとして業務全般を効率化する点」と「豊富なプロジェクト管理機能」にあります。
グループウェアとは、”社内の情報共有を円滑にし、業務効率化を促進するソフトウェア”を指します。グループウェアは一般的に多機能な傾向にありますが、J-MOTTOは、26もの基本アプリケーションとオプションでの機能拡張によって社内業務全般の効率化に役立つのです。
また、J-MOTTOはプロジェクト管理機能が充実しています。「ガントチャート」や「タスク」など、専門的なプロジェクト管理ツールに匹敵する機能を備え、正確なプロジェクトの進行をサポートします。
このように、J-MOTTOは比較的安価に、プロジェクト管理をはじめとした様々な社内業務を効率化したい企業向けだと言えます。
J-MOTTO(ジェイモット)の機能

引用:J-MOTTOの機能紹介
J-MOTTOはグループウェアとして豊富な機能を有していますが、下記では4つの主要機能を紹介します。
- ネオツイ
- プロジェクト管理
- ToDo管理
- AppSuite
全体共有や個人連絡ができる社内SNSです。
ガントチャートでプロジェクトスケジュールを可視化し、円滑なプロジェクト管理を実現します。
タスクの依頼や・進捗状況の確認ができる機能です。
紙・メール・Excelで行われている業務処理をWebシステム化します。
上記の主要機能を含む26の基本機能や、オプションによる機能拡張など、の多様な機能で業務効率化を実現します。
J-MOTTO(ジェイモット)の使い方
J-MOTTOは、多機能であるため、各機能の具体的な使い方をイメージするのが難しいです。そこで以下では、J-MOTTOの詳細な使い方を紹介します。
プロジェクト管理

J-MOTTOは、スケジュールを可視化し正確なプロジェクト管理をサポートします。
各プロジェクトにおいて、段階ごとの作業予定を立案し進捗状況や〆切をメンバーに共有できます。さらに、「ガントチャート」を用いてプロジェクトスケジュールを可視化し、ひと目で全体像を確かめられるのです。
ガントチャートとは、”プロジェクト期限や達成率を帯状のチャートで表したグラフ”を指します。上記写真のように、スケジュールの可視化によってメンバーの認識を統一し、個人単位でのタスク管理によって円滑なプロジェクト進行をサポートするのです。
社内情報共有

引用:J-MOTTOのネオツイ
J-MOTTOは、社内コミュニケーションを活発化します。
「回覧・レポート」や「インフォメーション」などは、全社に向けた情報発信が可能であり発信型の情報共有に適しています。一方、「ネオツイ」という社内SNSを使えば、1対1のコミュニケーションも取れ、共有相手や規模の制限なく社内情報共有が行えます。
ただし、以上のように情報共有の場が複数あると「どこで、何のやりとりをしたか」が曖昧になりやすく、欲しい情報にすぐにたどり着けない点に注意しましょう。
そこで、情報が分散したり混ざったりすることなくやりとりしたいという場合には、あらゆる情報を残せる「ノート」と、それに紐づいて「メッセージ」できる「Stock」のようなツールが最適です。
業務効率化

J-MOTTOにはオプションで、オリジナル業務効率化システムの作成ツール「AppSuite」が用意されています。
AppSuiteは、メールや紙・Excelで行われている繰り返し業務を簡単にWebシステム化できるツールです。さらに、作成したアプリをグループウェアの機能としても使えるので、自社に合わせて機能をカスタムできます。
また、システムの作成に複雑なコード入力やプログラムが不要な点も特徴であり、部品と呼ばれる選択肢を組み合わせるだけでアプリを作れます。
また、「クレーム対応処理」や「問い合わせ対応記録」などのテンプレートが6つ用意されていて、作成する機能が該当する場合はダウンロード後すぐに使用可能です。
J-MOTTO(ジェイモット)の料金プラン一覧
J-MOTTOには、スタンダード・ライトプランが用意されています。
スタンダード | ライト | |
---|---|---|
ユーザー数 |
20ユーザーまで |
10ユーザーまで |
基本料金(月額) |
3,300円(税込) |
– |
基本料金(年払い) |
33,000円(税込) |
22,000円(税込) |
ディスク容量 |
200MBまで |
100MBまで |
上記2プランでは26種類の機能が利用できますが、別途料金を支払うことで機能拡張が行えるオプションも用意されています。そのため、まずは見積もりを依頼してから具体的な導入の検討をしましょう。
また、J-MOTTOには最大3か月間の無料試用期間が準備されています。まずはスモールチームで試運用を行い使用感や費用対効果を確かめ、ツール導入後のミスマッチを防ぎましょう。
J-MOTTO(ジェイモット)の評判
ここでは、J-MOTTOを実際に導入したユーザーの声や評判を紹介します。他企業での導入事例を参考に、自社の導入可否を検討しましょう。
※こちらで紹介する口コミ・評判はITreview(アイティーレビュー)より引用しております。
J-MOTTO(ジェイモット)の良い口コミ・評判
はじめに、J-MOTTOの良い口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「スケジュールを視覚化できる」「業務に必要な機能がすべてそろっている」との声が挙がっています。
荒尾 真里奈、投稿日:2023年01月26日スケジュール機能に関しては、さすが専用システム。社員の予定が一覧で見えるため予定を立てやすい。閲覧制限も細かく設定できるので、部署間のみ、自分のみ、責任者のみ等、自由自在である。 スケジュールと同時に設備予約もできるので、会議室や使用機材の把握も可能。
非公開ユーザー、投稿日:2022年12月26日・自分と社内全員のスケジュール管理に使っています。会議の設定では、予定日時と参加予定者を入れると、空いてるかどうかが視覚的にわかって便利です。・自分のスケジュールには入れたいけど、他人には見られたくない予定なんかも設定できる。・社内規程等の公的文書は、全部ここで管理されており便利。
非公開ユーザー、投稿日:2022年12月01日業務に必要な機能がオールインワンで揃っており、毎日の業務に役立っている。・スケジューラー:説明不要でワンクリックで登録、修正、追加可能・ワークフロー:過去案件から簡単に新規作成可能で時短に効果あり・インフォメーション:マニュアル不要で直感的に作成可能・アンケート:一番重宝している機能、こちらもテンプレートから希望どおりのものが即座に作成可能
非公開ユーザー、投稿日:2022年11月25日<優れている点・好きな機能>・手帳代わりに予定を自由に書き込める点・他の登録者の動向が、記入されていれば把握可能な点<その理由>・突発的な打ち合わせが発生した時とかに、サッと予定を記入する事が出来て修正も簡単にできます。その他、プライベートでも公開可能な事なら残しておけるので、リマインドにも役立ちます。・他部署の社員達にも同じソフトが入って入れさえすれば、予定が共有されるので予定の把握がしやすく一々電話等で伺いを立てる必要も無くなります。
非公開ユーザー、投稿日:2022年08月22日基本的に社内ではスケジューラーを中心に利用しているが、PC、会議室などの設備予約も連動させて使用。他にも、電子決裁、勤怠管理、メモ、to do list、伝言機能などもあり、本製品の機能を統合的に使いこなせば非常に便利と感じさせる。
J-MOTTO(ジェイモット)の改善点に関する口コミ・評判
次に、J-MOTTOの改善点に関する口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「機能を使いこなせない」「管理機能の権限操作が難しい」との声が挙がっています。
荒尾 真里奈、投稿日:2023年01月26日管理者権限を持ち、設定を行う側の人間からすると、あまりにも使いづらい。というのも、管理者設定(TOPページの歯車マーク)からしか行けない設定画面もあれば、各機能ページのスパナマークからしか行けない画面もあり、いつも迷子になる。定期的にJ-MOTTOから管理者向けアンケートが実施されるので、毎度この要望は伝えているが、改善の様子はない。細かく設定できるからこそ、難易度は高いと感じている。
非公開ユーザー、投稿日:2022年12月01日・インフォメーション:外部にコピーしようとすると、文字化けすることが多々あり。当社特有の現象か見極めが必要。・アンケート:社内でのアンケートでは大変重宝しているが、社外へ実施したい場合の手立てがない。・初期画面で「共通」がデフォルトだが、「個人」をデフォルト表示できればよい。
非公開ユーザー、投稿日:2022年08月22日業者から導入の際に基本的な使用法の説明は受けたが、j-mottoを統合的に利用すれば、業務管理が改善するなどの提案は無かった。その辺の提案を強化すれば埋もれた機能を活用できると思う。
非公開ユーザー、投稿日:2022年06月24日管理者機能の階層が深く、設定するときにどれを設定すればよいのか分からず時間がかかることがあります。「管理者設定」と「設定メニュー」とあり、「管理者設定」がメイン画面にあるのでクリックしてしまうのですが、実際には左メニューをクリックした「設定メニュー」で各機能の管理設定が可能です。「設定メニュー」もポータル、ネオツイなど縦にそれぞれ展開されるので、選択するのに時間がかかります。
非公開ユーザー、投稿日:2021年09月22日Office365連携は可能、と書いたが、現実的には使いづらかった。Office365のOutlookで予定表を作った場合は確かに連携されるだけだが、J-motto側で作成した予定表は二重保存されるなど、連携機能としては詰めが甘かった。またスマホ版(アプリでなく、Webブラウザのスマホ版表示)は、他部署の他ユーザーの予定確認に、遷移数が多く発生し大変見づらい。そういう用途の時が多いので、仕方なくPC版でログインしている。
過不足の無い機能でプロジェクト管理を効率化するITツール
以下では、過不足無い機能でプロジェクト管理を確実に効率化するツールを紹介します。
J-MOTTOはプロジェクト管理が可能なうえ、業務全般の効率化に貢献する多機能なグループウェアです。したがって、幅広い用途に使えるツールを探しているITリテラシーの高い企業に適しています。
一方で、多機能なツールは操作が複雑になりやすいため、非IT企業では社内に浸透しない恐れがあります。また、使わない機能にも料金が生じるため、一部機能しか利用しない場合には不要なコストを払い続ける事態になりかねません。
そのため、とくにコストを抑えつつプロジェクト管理を効率化したい企業は「全社で確実に運用できるシンプルなツール」を選びましょう。結論、ITの苦手な65歳以上の社員でも、即日で使いこなせるほどシンプルなツールの「Stock」の利用一択です。
Stockの「ノート」へプロジェクト毎に情報を蓄積していけば、案件ごとに情報が一元管理されます。また、ノートに「メッセージ」や「タスク」を紐づければ、話題が入り交じることなく正確なプロジェクト管理が実現するのです。
非IT企業でもプロジェクトを円滑に進められるITツール「Stock」

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
J-MOTTO(ジェイモット)の使い方や口コミ・評判まとめ
ここまで、J-MOTTOの特徴や機能、料金プランを中心に解説してきました。
J-MOTTOは、業務全般を効率化できる多機能なツールです。一方で、多機能ゆえに操作が複雑になりやすいうえ、一部機能しか使わない場合には、費用対効果が悪くなるリスクも伴います。
とくに、スムーズなプロジェクト管理の実現には、各メンバーから確実に業務進捗を吸い上げなければなりません。そこで、ITツールの利用が役立ちますが、使いこなせないと形骸化を招き、プロジェクトの進行が停滞してしまうのです。
したがって、誰でも使えるシンプルなツールを選びましょう。結論、過不足の無い機能とシンプルな操作性が特徴の情報共有ツールの「Stock」でのプロジェクト管理が最適です。
ぜひ「Stock」を導入し、全社で確実にプロジェクト管理を効率化しましょう。