介護施設では、利用者の体調の変化や家族からの連絡など共有すべき情報が多くあります。現場の連携不足は「利用者の健康に関わる事態」にもなりかねないので、正確でスムーズな情報共有が求められるのです。
そのため、現在では情報共有を効率化するために「アプリ」を活用する施設も増えています。しかし、介護現場向けのアプリは豊富にあるので「どれが最適か分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、介護施設の情報共有で役立つアプリ5選を中心にご紹介します。
- 情報共有をアプリで効率化したい
- 情報共有アプリを導入したいが、どれが最適か分からない
- 職員と利用者で円滑に情報共有できるアプリを探している
という方はこの記事を参考にすると、介護現場にアプリを導入すべき理由が分かり、施設の情報共有に最適なアプリを見つけられます。
目次
介護施設で情報共有アプリを導入すべき3つの理由
以下では、介護施設で情報共有アプリを導入すべき3つの理由を解説します。これまでアナログな方法でやりとりをしていた介護業界の方は必見です。
(1)クレームの発生を未然に防げる
情報共有アプリを導入すべき一つ目の理由は、クレームの発生を未然に防ぐためです。
介護施設では、利用者の食事介助やおむつ交換などが重なり、職員同士でのコミュニケーションが頻繁にはとれない場合もあります。その結果、重要な情報が職員に行き渡らず、利用者からのクレームにつながってしまうケースも少なくありません。
しかし、情報共有アプリを使えば、全職員へすぐに情報を伝えられます。また、職員は都合の良い時間にアプリを開くだけで利用者の状況が分かるので、早めに対策できるようになるのです。
(2)情報を簡単に共有できる
アプリを活用すれば、家族と施設間の情報共有が簡単になります。
たとえば、利用者の家族からの連絡が電話の場合、情報を正確にメモに起こせているとは限りません。そのため、再度施設から電話をかけて確認する必要が出てくるなど、職員の負担が増えてしまうのです。
しかし、情報共有アプリを使えば時間や場所を問わずやりとりができるうえに、逐一メモする手間も省けます。とくに、あらゆる情報を残せる「ノート」に「メッセージ」が紐づく「Stock」であれば、コミュニケーションのストレスが一切かかりません。
(3)情報へスムーズにアクセスできる
最後に、情報へスムーズにアクセスできるメリットも得られます。
仮に、紙の資料でやりとりしていれば「目的の情報をどこに管理したか分からない」となる恐れがあります。しかし、アプリを使えばクラウド上にすべての情報が一元管理され、複数職員で同時に一つの書類を見られるようになるのです。
このように情報へスムーズにアクセスできる仕組みを整えれば、資料の管理場所を別の職員へ質問する手間も減り、介護業務へより多くのリソースを割けるようになります。
無料あり!介護施設の情報共有で役立つアプリ5選
以下では、介護施設の情報共有で役立つアプリ5選をご紹介します。
今日の介護業界では職員の高齢化が問題視されています。そのため、介護施設にアプリを導入しても多機能なものであれば職員が正しく使いこなせず、アナログな情報共有に逆戻りする恐れがあるのです。
また、多機能であれば操作を覚えるのにも時間がかかるので、ただでさえ人手が不足している施設には不向きです。したがって、「ITに詳しくない人でもすぐに使いこなせるアプリ」でなければなりません。
たとえば、デジタルに馴染みのない65歳の方でも即日で使える情報共有アプリ「Stock」が最適です。
Stockの「ノート」にはあらゆる情報を直感的に残せるほか、内容はリアルタイムで共有されます。また、ノートに紐づく「メッセージ」で職員同士や利用者間の家族と連絡をとり合えば、話題が入り乱れることもありません。
【Stock】職員・家族間の情報共有を最も簡単にするアプリ

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツールITの専門知識がなくても問題なく、簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 池本 健太郎さん きずな綜合会計事務所 |
「会計事務所内の『情報ストック』と『タスク管理』が、すべてStock上で完結しています」 ★★★★★ 5.0 少なくとも会計事務所であれば、どこの事務所であっても大幅に業務効率を改善できると思います。しかし会計事務所に限らず、フォルダ階層形式でサクサクと情報共有したり、または簡単にタスク管理したいチームであれば、どこにも強くオススメできます。 |
![]() 塩出 祐貴さん 松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』があるチームでも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 西尾 太初さん 株式会社ハピネス |
「LINEだと情報が流れていってしまう問題が、一気に解消されました!」 ★★★★★ 5.0 従来使っていた『LINE』だと、情報が流れていってしまうので、後から過去の『営業の打ち合わせ記録』を振り返ることはできませんでした。しかし、Stock(ストック)を導入した後は、すべての『営業の打ち合わせ記録』が『ノート単位』で整然と管理されており、過去の営業記録にも即座にアクセスできます。過去に『いつ・誰と・何を』話したかが明確に分かるようになったので、2回目、3回目の営業戦略を立てられるようになりました。 |
<Stockの料金>
https://www.stock-app.info/pricing.html
登録から30日間は、全ての機能を無料で試すことができます。
また、トライアル期間終了後も、累計20ノートまでは永年無料で利用できます。
【まもる君クラウド】介護記録から売上管理までできるアプリ

<まもる君クラウドの特徴>
- 介護の業務に必要な機能が豊富に揃っている
- 長期的な運用がしやすい
介護請求や売上管理など、介護現場に必要な機能が豊富に揃っています。
初期費用に加え、サポート費用やバージョンアップ費用が無料なので長期的な運用もしやすいです。
<まもる君クラウドの注意点>
- 使うのが難しい場合がある
多機能ゆえに、ITに詳しくない職員は使いこなせない場合があります。
<まもる君クラウドの料金体系>
サービスの種類 | 料金(月額) |
---|---|
居宅介護支援 |
7,800円 |
訪問介護 |
8,800円 |
通所介護(デイサービス) |
8,800円 |
訪問入浴 |
5,800円 |
訪問看護 |
5,800円 |
訪問リハビリテーション |
7,800円 |
通所リハビリテーション(デイケア) |
8,800円 |
上記のほかにも、福祉用具貸与や居宅療養管理指導、夜間対応型訪問介護などのサービスがあります。
【シフトカイゴ】完全無料の勤務表アプリ

<シフトカイゴの特徴>
- 出勤の予定をほかの職員と共有できる
- 完全無料で利用できる
シフトの入力や共有に特化しており、LINEなどで出勤予定を共有できます。
すべての機能を無料で使えて、課金する必要もありません。
<シフトカイゴの注意点>
- 写真の添付ができない
写真の添付機能がなく、テキストのみでの情報共有になります。
<シフトカイゴの料金体系>
- すべての機能を無料で使えます。
【カイポケ】幅広いサービスに対応できるアプリ

<カイポケの特徴>
- 機能が充実している
- スマホと連動できる
請求業務から営業支援まで、介護業務の多くをサポートします。
PCのほかにスマホでも使えるので、外出先でも安心です。
<カイポケの注意点>
- 使いこなすのが難しい場合がある
多機能ゆえに、ITに詳しくなければ使いづらい場合があります。
<カイポケの料金体系>
- 要問い合わせ
【ケア記録アプリ】多くの機能を備える介護記録アプリ

<ケア記録アプリの特徴>
- ペンでの手書き入力ができる
- 帳票を簡単に作成できる
ペンで手書き入力ができるため、キーボード操作に不慣れな人でも使いやすいです。
CSVデータの出力で帳票を作成できるので、転記の手間が省けます。
<ケア記録アプリの注意点>
- 利用できない端末がある
App Storeでのみ提供しており、Android端末では使えません。
<ケア記録アプリの料金体系>
- 5,500円/iPad1台/月
介護施設の情報共有で役立つアプリ5選まとめ
ここまで、介護施設の情報共有で役立つアプリ5選を中心にご紹介しました。
利用者の様子や家族からの要望といった情報は、迅速に全職員へ共有することでサービスの向上や認識のすれ違い防止につながります。そこで、気軽にやりとりができる”情報共有アプリ”を使えば、時間や場所を問わずに介護資料を見られるようになるのです。
ただし、職員の高齢化が進む介護施設で多機能なアプリを導入してしまうと、正しく利用されず情報共有がかえって滞る恐れもあります。したがって、アプリを選ぶときは「ITが苦手な人でも簡単に操作できるか」をチェックしなければなりません。
結論、介護施設の情報共有には、非IT企業の65歳の方でもすぐに使いこなせるほどシンプルな「Stock」が最適です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ情報共有アプリの「Stock」を介護施設に導入し、サービスの向上を図りましょう。