運送業を営む企業では、配送そのものだけではなく、配送ルートの確認やドライバーのシフト管理など、さまざまな業務を抱えています。しかし、今後「2024年問題(時間外労働時間の上限を960時間/年に制限)」がある中で、業務の効率化は必須です。
 
そこで、日々の業務負担を軽減するために、アプリやソフトを導入する企業が増えています。一方で、「アプリやソフトの種類が多すぎて、どれを導入すれば良いのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、運送業や配送業におすすめのアプリ・ソフト8選を中心にご紹介します。
 
  • 自社に最適なアプリを導入して、管理者やドライバーの業務負担を軽減したい
  • 同時に、運送業で効率化できる業務を棚卸ししたい
  • ITツールの操作に不慣れでも簡単に使いこなせるツールを知りたい
という方はこの記事を参考にすると、運送業や配送業で改善すべき業務の棚卸しができるほか、業務負担を解消するアプリ・ソフトも見つかります。

運送業/配送業で負担軽減すべき7つの要素とは

以下では、アプリで負担が軽減できる7つの業務を解説します。業務を効率化するアプリをやみくもに導入するのではなく、それぞれの業務に合ったアプリを選びましょう。

(1)日報管理

日報管理 アプリを使って日報管理すれば、管理者とドライバーの負担を軽減できます。
 
たとえば、紙媒体によるアナログな日報管理では、ドライバーは帰社して日報を管理者に直接提出しなければなりません。また、管理者はドライバーの日報を社内でファイル管理する手間がかかるのです。
 
一方で、アプリを使えば「運転日報の提出」や「データ化の業務」の負担が解消されます。ドライバーはスマホから簡単に運転日報を送信できるので、わざわざ帰社してパソコンに日報を打ち込む必要がなくなり、ほかの業務に時間を割けるのです。
 
また、テンプレート機能がある「ナレカン」のようなアプリを使えば、必要な項目を記載したテンプレートをわずかな操作で呼び出して、簡単に記入を始められます。

(2)配送管理

アプリは、配送管理の業務負担を軽減させるのに役立ちます。
 
運送業では、配送する荷物や場所の把握など、取り扱う情報が多いので管理するのも一苦労です。そこで、商品ごとに情報を管理したり、誤配送を検知したりするアプリを導入すれば、「配送管理の負担」や「人的なミス」を軽減できます。
 
このように、アプリを使えば配送管理が自動化されるため、ドライバーが「配送先に間違いがないか」を何度も確認する必要がなくなるのです。

(3)運行管理

アプリを使うことで、運行管理に関連する業務負担を軽減できます。
 
事務所とドライバーの距離が離れていても、アプリがあれば”運行データを集約して管理”できるからです。具体的には、ドライバーや車両の位置情報、配送データ、燃料消費量などの情報に素早くアクセスできるようになります。
 
また、手作業の情報管理によるエラーが少なくなり、データの正確性を保ちながらドライバーの運行状況を管理できます。以上のように、アプリはドライバーや管理者の作業負担を軽減し、運行管理の改善に役立つのです。

(4)動態管理

アプリによって動態管理の業務が簡単になります。
 
従来の動体管理では、社員がドライバーへ数時間おきに電話して状況を確認しなければならず、双方に大きな負担がかかっていました。一方で、動態管理アプリでは、”ドライバーの位置情報を記録して、効率的な運送ルートを社員が指示する”などができます。
 
つまり、「自動で動態管理ができるアプリ」を使うと、スマホのGPSから各車両の位置情報を把握でき、わざわざ電話で確認しなくてもドライバーの稼働状況が分かるのです。このように、動態管理できるアプリを使えば、面倒な電話連絡は必要最低限で済みます。

(5)勤怠管理

勤怠管理はアプリで自動化できるので、社員の負担を減らせます。
 
勤怠管理は、ドライバーの労働時間を把握し、想定以上の残業が発生していないかを確認する重要な業務です。しかし、多くのドライバーを雇用している企業では、勤怠管理の対象人数が増え、管理者に大きな負担がかかっています。
 
しかし、アプリを使えば、勤怠管理をすべて自動化できます。たとえば、「違法な残業が発生しているか」を自動で判定する機能を備えたアプリもあり、ドライバーの長時間労働を未然に防ぐのに役立つのです。
 
したがって、勤怠管理にアプリを活用すれば、社員の業務負担を軽減しながら、法律に則した労働環境を整備できます。

(6)シフト管理

ドライバーのシフト管理も、アプリを使えば簡単にできます。
 
運送業は「運転時間」や「拘束時間」、「休憩時間」などに細かい規定があり、勤務パターンが複雑です。さらに、当日の天候やドライバーの体調によって、シフトの変更も必要になるので、アナログな管理方法は面倒です。
 
一方で、アプリを使えばシフト管理が簡単になります。ドライバーの出勤時間を入力すれば、必要な人数に対する過不足がすぐに分かり、シフト変更もアプリ内で完結できるのです。

(7)請求書管理

最後に、アプリは運送業における請求書管理にも役立ちます。
 
運送業では、運送が完了した際に「品名や個数、輸送区間」をはじめとする複数の項目によって料金を請求します。その際の入力内容は毎回異なるうえに、紙で請求書処理をしている企業も多く、請求漏れや二重請求につながりやすいのです。
 
そこで、請求書管理アプリを導入すれば、設定しておいた項目を順に入力するだけで請求額が自動計算されます。また、自社や得意先に合わせたフォーマットを登録しておくことで、請求書に関する業務の手間を軽減できるのです。

無料あり|運送業/配送業でおすすめアプリ・ソフト8選

以下では、運送業で役立つアプリ・ツール8選を紹介します。
 
運送業では管理者の義務として、「運転日誌の備付、記録」が道路交通法で定められています。そのため、運送会社が優先的に効率化すべき業務は「日報」であり、場所や時間を問わずに日報を作成できる仕組みが必要です。
 
ただし、誰でも使えるほど簡単なアプリでなければ、ITツールの操作に不慣れな社員は活用できません。仮に、アプリを使えないドライバーがいれば、個別対応の手間が増え、かえって業務効率が低下するのです。
 
したがって、運送業の日報を簡単に管理できるアプリは、メールが使える方ならばすぐに使いこなせるほどシンプルな「ナレカン」一択です。
 
たとえば、ドライバーがスマホから「ナレカン」に運転日報を入力すれば、リアルタイムで管理者のパソコンに反映されます。ナレカンへはスマホからも直感的にテキストを記載可能なうえ、テンプレート機能を使えば記入にかかる時間を短縮できるのです。

【日報管理】運転日報を最も簡単に管理できるアプリ「ナレカン」

ナレカンのトップページ
 
「ナレカン」|最もシンプルなナレッジ管理ツール

https://www.narekan.info/

ナレカンは、最もシンプルなナレッジ管理ツールです。
「数十名~数万名規模」の企業様のナレッジ管理に最適なツールとなっています。
 
自分でナレッジを記載する場合には「記事」を作成でき、『知恵袋』のような感覚で、とにかくシンプルに社内メンバーに「質問」することもできます。
 
また、ナレカンを使えば、社内のあらゆるナレッジを一元的に管理できます。
「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積することが可能です。
 
更に、ナレカンの非常に大きな魅力に、圧倒的な「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」があります。ナレカン導入担当者の方の手を、最大限煩わせることのないサポートが提供されています。

<ナレカンをおすすめするポイント>

  1. 【機能】 「ナレッジ管理」に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
    「フォルダ形式」で簡単に情報を整理でき、「記事形式」「(知恵袋のような)質問形式」でナレッジを記載するだけです。
  2. 【対象】 数十名~数万名規模の企業様で、社内のあらゆるナレッジを一元管理。
    「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積可能です。
  3. 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
    圧倒的なクオリティのサポートもナレカンの非常に大きな魅力です。貴社担当者様のお手間を最大限煩わせることないよう、サポートします。

<ナレカンの料金>

ナレカンの料金プランページ

https://www.narekan.info/pricing/

詳しい金額は、下記「ナレカンの資料をダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。

ナレカンの詳細はこちら

【日報管理】タスク管理機能もある日報管理アプリ「Stock」

「Stock」はナレカンと同じく、”ITツールの操作に不慣れな社員でも簡単に扱える日報管理アプリ”ですが、タスク管理機能を備えている点も特徴です。
 
運転日報を記載したStockの「ノート」に”提出””確認依頼”などのタスクを紐づければ、ドライバーと管理者双方で日報に関する対応漏れを防げます。また、タスクの期限が迫るとメールやスマホに通知が届く機能も備えているのです。
 
Stockのトップページ
 
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール

https://www.stock-app.info/

Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
 
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
 
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。

<Stockをおすすめするポイント>

  1. ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
    ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
  2. とにかくシンプルで、誰でも使える
    余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
  3. 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
    社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。

<Stockの口コミ・評判>

塩出祐貴さん画像
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」
★★★★★ 5.0

弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。

加井 夕子さん、海野 紘子さん画像
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」
★★★★★ 5.0

当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。

江藤 美帆さん画像
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC)
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」
★★★★★ 5.0

元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。

<Stockの料金>

Stockの料金プランページ

Stockの詳細はこちら

【配送管理】スマートフォンでも運用できるシステム「Trustar」

Trustarのトップページ画像

Trustarの特徴

  • 監視管理機能がある
  • スマホのGPSで運送状況を可視化できるので、遅配・誤配などの状況が一目で分かります。
     
  • 機能が豊富である
  • ドライバーの走行ルート実績を表示できるだけでなく、運転日報を作成できたり、メッセージを送ったりと様々な機能を使えます。

Trustarの機能・使用感

  • 機能拡張が可能である
  • 同じ開発元の「Alche(アルコールチェックシステム)」とも連携でき、アルコールチェックの義務化にも対応します。ドライバーの法令順守を徹底できるのです。
     
  • ながら運転を防止する
  • ドライバーが「ながら運転」してしまった場合には、「スマホ操作検知機能」によって指導を実施すべきドライバーを把握できるので、管理者も安心して活用できます。

Trustarの注意点

  • 一部データはExcelでの管理になる
  • 配送計画や運航実績データなどは、Excelファイルで入出力できます。ただし、Excelなどのファイルは都度クリックして開く必要があるうえ、スマホからは見づらいというデメリットがあるのです。
     
  • データの保存期間に制限がある
  • データの保存期間が13か月と制限されるため、定期的なExcelファイルもしくはCSVファイルへの出力が必須になります。

Trustarの料金体系

料金詳細は、お問い合わせが必要です。
 

【運行管理】無料で使える運行管理システム「AI-Contact」

AI-Contactのトップページ画像

AI-Contactの特徴

  • 完全無料で使える
  • 「AI-Contactフリート」は初期費用・月額費用ともに永年無料で利用できます。
     
  • アルコールチェックにも対応
  • 2023年12月より、「検知器による酒気帯び確認」と「記録の保管(1年間)」が義務付けられました。有料のサポートプランへの加入が必要ですが、AI-Contactでは特定のアルコールチェッカーと連携して、簡単に酒気帯び確認の記録を管理できます。

AI-Contactの機能・使用感

  • サポートは有料
  • AI-Contactは完全無料のシステムのため、導入後の運用はすべて自社で担わなければなりません。問い合わせ対応やサポートを受けたい場合には、ユーザーあたり月額200円を支払う必要があります。
     
  • 受付を縮小している
  • 公式HPには「現在、問合せが込み合っているため、”社用車5台以上保有の企業のみ受け付けている」とあるので、条件に当てはまらないかを確認しましょう。

AI-Contactの注意点

  • 機能によっては有料化が必要
  • 交通違反に関する機能など、よりシステムを充実させたい場合には、有料化する必要があります。
     
  • アルコールチェックのデータはダウンロードできない
  • 利用しているユーザーからは「アルコールチェックのデータがサーバー上に保存されてはいるのですが、ダウンロード出来る様になると助かります」という声があります。(参考:App Store

AI-Contactの料金体系

  • AI-Contact フリート:無料
  • AI-Contact PULS:650円/ユーザー/月(月払い)
  • AI-Contact モバイル:980円~/ユーザー/月
  • AI-Contact Now:1,480円~/ユーザー/月

【動態管理】配送ルートを管理できるソフト「ODIN 動態管理」

ODIN 動態管理のホームページ画像

ODIN 動態管理の特徴

  • 位置情報を取得できる
  • スマホの電源をONにする以外にも、曜日や時間をタイマーで設定しておけば、自動でGPSの記録を開始できます。
     
  • 荷主とのコンタクトも可能
  • クライアントにドライバーの現在位置を公開することもできます。

ODIN 動態管理の機能・使用感

  • 年間の時間外労働を可視化できる
  • 2024年問題に対応して、年間の時間外労働を「累計」と「残」で表示でき、一目で把握できる点が便利です。
     
  • メッセージ機能がついている
  • メッセージ機能があるので、現在地から送信された場所へナビゲーションしたり、急な配送を目的値から近いドライバーに依頼したりするのに役立ちます。
     
  • スマートウォッチに対応している
  • スマートウォッチでメッセージを受信して、音声で返信できます。スマートウォッチを持っていれば、メッセージ返信のために停車する必要がない点が便利です。

ODIN 動態管理の注意点

  • 端末によって使える機能が異なる
  • 「スマホの電源が入ると自動で位置を記録する」などAndroid版のみ利用できる機能がいくつかあるため、事前に確認しておきましょう。
     
  • 設定によっては通信量が変動する
  • 通信量は低く抑えられるものの、設定によっては変動する点に注意が必要です。

ODIN 動態管理の料金体系

1,200円/ユーザー/月で利用できます。
 

【勤怠管理】配送ドライバーの勤怠システム「勤怠ドライバー」

勤怠ドライバーのホームページ画像

勤怠ドライバーの特徴

  • 違法な残業を未然に防ぐ
  • ドライバーの総勤務時間が法律に違反する場合は、対策アドバイスが通知されます。
     
  • 給与計算機能がある
  • 複雑な給与体系にも対応でき、未払い賃金の発生を未然に防ぎます。

勤怠ドライバーの特徴の機能・使用感

  • シフト管理にも使える
  • 日単位でスケジュールを作成できるので、不規則な働き方をするドライバーのシフト管理に役立ちます。
     
  • 無料お試し期間がある
  • 60日間の無料お試し期間があるので、使い勝手を確認したうえで導入を検討でき安心です。

勤怠ドライバーの注意点

  • ITに不慣れな社員には難しい
  • 多機能ゆえに使いこなすのが難しく、ITに不慣れな社員は使いこなせない可能性があります。
     
  • ほかのツールとの併用が必要になる
  • 日報の作成や運送状況の記録など、導入の目的によってはほかのツールとの併用が必要となります。

勤怠ドライバーの料金体系

以下、プランの詳細は、お問い合わせください。
 
  • 勤怠ドライバーライト
  • 勤怠ドライバースタンダード
  • 勤怠ドライバー+給与

【シフト管理】人件費管理もできるシステム「シフオプ」

シフオプのホームページ画像

シフオプの特徴

  • 人数の不足を可視化できる
  • 人員が必要な時間帯を把握して調整できます。
     
  • 人件費を自動計算できる
  • シフト作成と人件費計算が自動化されるので、適切に人件費を管理できます。

シフオプの機能・使用感

  • コンプライアンスリスクを回避する
  • 厳守すべき各種諸法規をシフト作成段階で確認できるため、今後の「2024年問題」に役立ちます。
     
  • シフト共有機能
  • シフトが確定するとドライバーに自動で通知が飛ぶので、別途メールやメッセージアプリを使って連絡を取る必要がありません。

シフオプの注意点

  • 用途が限定される
  • シフト管理に特化したツールになるため、用途が限定される点に注意しましょう。
     
  • 中小企業にはコストパフォーマンスが悪い
  • 1名あたり月額300円と安価なうえ、1,000名以上の場合は月額固定プランがあるものの、中間の人数にあたる企業にはコストパフォーマンスが悪い場合があります。

シフオプの料金体系

  • 初期費用:0円
  • 月額費用:300円/ユーザー/月
1,000名以上の利用の場合は、月額固定価格があります。
 
IDパック 月額固定価格(税別)
1,000パック
270,000円
1,250パック
335,000円
1,500パック
400,000円
1,750パック
450,000円
2,000パック
500,000円
2,500パック
600,000円
3,000パック
700,000円
3,500パック
800,000円
4,000パック
880,000円
4,500パック
950,000円
5,000パック
1,000,000円

【請求書管理】運送業特化の請求書発行ソフト「ツカエバドットコム」

ツカエバドットコムのトップページ画像

ツカエバドットコムの特徴

  • 運送業に特化している
  • 「車番」や「運転手」ごとに配車記録を編集できるなど、運送業に特化したソフトです。
     
  • 買い切りで利用できる
  • ツカエバドットコムには使える機能によって3つの料金プランがありますが、すべて買い切りで利用できます。

ツカエバドットコムの機能・使用感

  • 入力方式をカスタマイズできる
  • 「標準版」「車両版」プランを契約すれば、ほとんど追加料金をかけずに、請求書の入力方式をカスタマイズできます。たとえば、”営業所ごとに発生した請求書を、本社に一括で請求する”などができ、自社の業態に合わせた仕組みを作れるのです。
     
  • 無料トライアルがある
  • 登録なしで1か月間無料で機能を試せます。そのため、自社の請求書作成に合ったツールか否か、実際に使ってみて判断できるのです。

ツカエバドットコムの注意点

  • 請求書は印刷が前提となる
  • 作成した請求書は印刷するか、Excelなどのファイルに出力することが前提です。そのため、先方に紙の請求書を送付したり、メールに添付して送ったりする手間がかかります。
     
  • 上位プランにしかない機能がある
  • 「運転日報の入力」「経費の入力」をするには、最上位プランの「車両版」を契約する必要があります。

ツカエバドットコムの料金体系

以下はすべて、買い切り(1回払い)の料金です。
 
  • ライト版:55,000円
  • 標準版:99,000円
  • 車両版:132,000円

比較表|運送業/配送業におすすめのアプリ・ソフト8選

以下は、運送業で役立つアプリ・ツール8選の比較表です。(※表は右にスクロール可。)
 
ナレカン【一番おすすめ】 Stock【おすすめ】 Trustar AI-Contact
特徴
運転日報を最も簡単に管理できるアプリ
タスク管理機能もある日報管理アプリ
スマートフォンでも運用できるシステム
無料で使える運行管理システム
メッセージ機能
【〇】
【〇】
【〇】
【×】
運送に関するマニュアル管理機能
【〇】
【〇】
【×】
【×】
注意点
情報の管理・共有がメインなので、アルコールチェックの機能はない
情報の管理・共有がメインなので、GPSを使った運行管理の機能はない
データの保存期間に制限がある
機能によっては有料化が必要
料金
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜
・要問い合わせ
・無料プランあり
・有料プランは650円/ユーザー/月(月払い)~
公式サイト
「ナレカン」の詳細はこちら
「Stock」の詳細はこちら
「Trustar」の詳細はこちら
「AI-Contact」の詳細はこちら
ODIN 動態管理 勤怠ドライバー シフオプ ツカエバドットコム
特徴
配送ルートを管理できるソフト
運送業専用の勤怠システム
人件費管理もできるシステム
運送業特化の請求書発行ソフト
メッセージ機能
【〇】
【×】
【〇】
【×】
運送に関するマニュアル管理機能
【×】
【×】
【×】
【×】
注意点
端末によって使える機能が異なる
ITツールに不慣れな社員には操作が難しい
中小企業にはコストパフォーマンスが悪い
請求書は印刷が前提となる
料金
・無料プランなし
・有料プランは1,200円/ユーザー/月~
・要問い合わせ
・無料プランなし
・有料プランは300円/ユーザー/月~
・無料プランなし
・55,000円(買い切り)~
公式サイト
「ODIN 動態管理」の詳細はこちら
「勤怠ドライバー」の詳細はこちら
「シフオプ」の詳細はこちら
以上のように、ツールによって特徴や機能、料金が異なるため、自社の課題を見極めたうえで最適なツールを導入しましょう。とくに、初めてツールを導入するという場合には「誰でも簡単に使えて、すぐに現場に馴染むツール」がおすすめです。

運送業/配送業で役立つアプリ・ソフトを選定するポイント

運送業や配送業で役立つアプリ・ソフトを導入するときは、以下の選定ポイントを確実に押さえておきましょう。
 
  1. 誰でも簡単に使えるか
  2. 操作が難しいツールは、従業員にとって大きな負担となるため、社内に浸透しません。一方、シンプルに操作できるアプリであれば、ドライバーのように普段ITに馴染みのない方でも、ストレスなく使い続けられます。
     
  3. 必要な機能に過不足ないか
  4. 機能が豊富でも実際に使用しなければ持て余すことになり、逆に機能が不足していれば、業務に支障がでてしまいます。一方で、必要な機能に過不足のないアプリを選べば、最も費用対効果が高い状態で運用できるのです。
とくに、アプリやソフトを初めて全社的に導入する場合には、ITツールの導入に抵抗感を抱く従業員も少なくありません。そのため、「シンプルな操作でありながら、導入効果の高いアプリ」であれば、安心して使うことができるのです。

運送業/配送業で簡単に使えるアプリ・ソフトまとめ

ここまで、運送業で導入すべきアプリ・ツール8選を紹介しました。
 
運送企業は日々多くの管理業務をこなす必要があり、ドライバーや管理者には負担がかかるため、業務負担の軽減には「アプリ」が不可欠です。そして、優先的にアプリを導入するべき業務は「日報管理」と言えます。
 
運転日誌の作成漏れが発覚した場合は法律違反となるので、厳格な管理が必要なためです。ただし、簡単で使いやすいアプリを導入しなければ、ドライバーや社員が使いこなせず、管理が非効率になる可能性に注意しましょう。
 
結論、運送企業が導入すべきアプリは、メールが使える方なら説明なしで日報の管理・共有ができる「ナレカン」一択です。
 
日報のやり取りに便利な”メッセージ機能”もある「ナレカン」を導入して、運送業の労働時間を削減しましょう。
 
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代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、最もシンプルな情報ストックツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、ベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。