クラウド日報アプリのひとつに「Nipo Plus(旧Nipo)」があります。テンプレートを自身でつくれるので、自社に合った日報のフォーマットで運用できるアプリです。
しかし、「Nipo Plusの導入を検討しているものの、自社に合ったアプリか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Nipo Plusの使い方や料金、評判を網羅的にご紹介します。
- Nipo Plusの特徴や機能を知って、日報アプリ選定の参考にしたい
- Nipo Plusの料金や評判を踏まえて、導入の可否を判断したい
- アプリを使って日報業務を円滑に行いたい
という方はこの記事を参考にすると、Nipo Plusの概要から自社に適しているかを判断できるほか、最も簡単かつ効果的に日報を運用できる方法が見つかります。
目次
クラウド型日報アプリ|Nipo Plusとは
ここでは、Nipo Plusの特徴や機能を解説します。ほかの日報アプリとの違いを踏まえて、自社に合ったアプリか判断しましょう。
「Nipo Plus」と「ほかの日報アプリ」の違い
Nipo Plusは、合同会社サンドボックスが運営するクラウド型の日報アプリです。マルチデバイス対応なので、PCやスマホから手軽に日報を提出できます。
Nipo Plusでは、テンプレートを自由にカスタマイズできるほか、入力必須の項目を指定できるので抜け漏れのない日報の作成を促せます。さらに、提出した書類をもとに、社員ごとの成果や製品の品質状況を自動で集計・グラフ化する機能もあります。
このように、Nipo Plusは「日報テンプレートを自由につくれる点」と「日報の内容を自動で数値化できる点」が、ほかのほかの日報アプリと異なる特徴だと言えます。
Nipo Plusの機能
Nipo Plusの主な機能として、以下の5つが挙げられます。
- 報告書の作成
- 報告書へのリアクション
- データ分析
- 提出状況チェック
- タイムカード
日報などの報告書をつくれる機能です。事前にテンプレートをつくっておけば、空欄を埋めるだけで資料を完成させられるので、報告書作成の手間を最小限に抑えられます。また、そのままPDFとして出力することもできます。
提出された報告書を承認したりコメントを付けたりできる機能です。気軽なやりとりを可能にして、報告書作成に関するコミュニケーションを活性化します。
日報に記載された、スタッフごとの「売上」や製品の「生産数」などのデータをグラフで表示する機能です。さまざまな数値に対応しており、社員の成果を定量的に把握できます。Excelファイルとして出力することも可能です。
社員の日報の提出状況を一覧表で確認できる機能です。社員が提出した日報の枚数を把握して、提出漏れを防げます。
出勤時間や退勤時間、休憩時間を管理する機能です。社員の稼働状況を正確に把握できます。
このように、Nipo Plusは日報の記載に特化した機能が揃っていますが、そもそも日報は書くだけでなく、翌日以降の業務に活用する必要があります。そのため、日報を書いた本人と管理者いずれも簡単にあとから振り返りできなければなりません。
そこで、「ナレカン」のような検索機能の充実したアプリを使用すれば、必要な情報に即座にアクセスでき、最大限業務に活用可能です。
Nipo Plus導入のメリット
日報の作成・管理にNipo Plusを導入するメリットには、以下の要素が挙げられます。
- どこでも手軽に操作できる
- テンプレートを簡単に作れる
- データ分析を出力できる
PCやタブレット、スマートフォンに対応しており、ブラウザ版だけでなくiOSやAndroid専用のアプリも提供されています。そのため、場所や端末に制限なく日報を作成可能です。
Nipo Plusでは、専門的な知識が無くてもノーコードでテンプレートが作成可能です。文字・数字入力や画像添付、直筆署名などを組み合わせ、オリジナルの日報テンプレートを作成できます。
入力されたデータを集計し、自動作成したグラフをCSVやPDF形式で出力可能です。日報データを手動で集計する手間を省き、迅速なデータ分析を実現します。
Nipo Plusを導入すると以上のようなメリットを得られるため、自社のニーズと照らし合わせて検討しましょう。
Nipo Plusの使い方
ここでは、Nipo Plusの使い方を紹介します。以下の情報を参考に、Nipo Plusの活用方法を理解しましょう。
(1)テンプレートをつくる
Nipo Plusであれば、簡単に報告書のテンプレートを作成できます。
はじめに、トップページ左のメニューバーから [ グループ設定 ] を選択し、ページ上部の [ テンプレート管理 ] から [ 新規作成 ] をクリックし、テンプレート名を入力して作成します。
ページ左のメニューバーから追加したい項目をクリックして、報告書の内容をカスタマイズします。「入力必須」や「5段階評価」といった設定も可能なので、記入漏れが起きたり入力方法がばらついたりすることもありません。
以上のように、「自社のフォーマットに合わせて作成したい」という方は、テンプレート機能が役立ちます。
(2)報告書を提出する
Nipo Plusでは、報告書の提出に手間がかかりません。
まず、トップページ左のメニューバーから [ レポート作成 ] を選択し、表示されたテンプレート一覧から今回使用するものを選択します。
レポート作成画面になったら必要な項目を入力していき、最後に画面右下の [ 提出 ] をクリックします。
また、提出日時の設定や、提出先・共有先を設定することも可能になっています。
(3)報告書にコメントする
Nipo Plusであれば、各日報ごとにコメントを送信できます。
上記のように、報告書を開くと、右下のコメント欄からメッセージを投稿できます。日報は部下が上司に提出するという一方通行になりがちですが、Nipo Plusであれば双方向のやりとりができるので、社内のコミュニケーションの活性化につながるのです。
そのため、「従業員間の交流を促したい」という方は、コメント機能も活用しましょう。
(4)データを集計・グラフを作成する
Nipo Plusには、報告書にまとめられた定量的な情報を自動でグラフ化する機能が付いています。以下の手順でグラフの作成ができます。
トップページ左のメニューバーから [ 集計/CSV出力 ] を選択し、画面下の [ グラフ作成 ] をクリックすると報告書のデータを集計したグラフを作成できます。
グラフの各項目を選択し必要とするグラフが作成できたら、画面左下の [ 保存 ] をクリックすると完了です。
以上のように、「日報で収集したデータをグラフとして活用したい」という方には、Nipo Plusの活用が適しています。本機能を使えば、点数の低い項目が分かるため、必要以上に時間がかかっている業務を洗い出せるようになるのです
(5)カレンダーで予定を管理する
Nipo Plusでは、カレンダーで報告書の提出や予定を管理することができます。
トップページ左のメニューバーから [ カレンダー ] をクリックすると、以上の画面が開きます。カレンダー画面を開いたら、日程をクリックすることで予定を追加することが可能です。
予定だけでなく、日報の提出状況も一目で確認できるので、管理者が社員の日報を管理しやすいです。
Nipo Plusの料金プラン一覧
Nipo Plusの料金プランの概要は以下の通りです。(表は左右にスクロールできます。)
無料プラン | 有料プラン(自動更新有) | 有料プラン(自動更新無) | |
---|---|---|---|
料金(年払い) |
無料 |
180円/ユーザー/月 |
200円/ユーザー/月 |
人数 |
~4名 |
5~999名 |
5~999名 |
主な機能 |
※制限あり
|
|
|
このように、無料プランには4名までの人数制限があるほか、利用できる機能も限られます。また、有料プランには最低料金があるため、4名以下で利用する場合も5名分の料金を払う必要がある点に注意しましょう。
Nipo Plusの口コミ・評判
ここでは、Nipo Plusを使ったユーザーの声や評判を紹介します。導入を検討している方は、ユーザーからの客観的な意見を参考にしましょう。
※こちらでご紹介する口コミ・評判はNipo(現Nipo Plus)のもので、App Storeより引用しております。
もすら〜や、投稿日:2020年3月2日値段(有料の場合1ユーザー約500円)と金額に対して可能な機能の量は他社に比べてとても良いです。無料もあり、私は有料でしました。カレンダーの週間に出来事が反映さないバグやパソコンで日報テンプレートを作成してる時に急にフリーズするバグがありました
ぶりぶり体調、投稿日:2020年2月28日無料とは謳っているが、エクセルにもPDFにも出力するには会員になれとウザい。騙された。
このように、Nipo Plusには「機能が豊富で便利」といった良い評判がある一方で、「無料プランの機能制限が大きい」といった改善点に関する評判も寄せられています。
Nipo Plusの注意点
Nipo Plusの注意点として使いこなすまでに時間がかかる可能性が挙げられます。
日報の管理・分析ができるNipo Plusですが、多機能なため、すべての使い方を把握するまでには時間を要します。操作に関するクイックスタートガイドはあるものの、機能ごとにマニュアルがあり、文章量が多い点に注意しなければなりません。
このように、Nipo Plusを活用できる体制をつくるには時間と手間をかける必要があります。そこで「誰でも簡単に使え、サポートが手厚い」サービスを利用することで、ストレスなく導入から運用までスムーズに行うことが出来ます。
したがって、シンプルな操作性で誰でも使いこなせ、初期導入支援によってすぐ利用開始できる「ナレカン」などの情報共有アプリを導入して、日報管理の手間をなくしましょう。
【必見】日報を最も簡単に管理できるおすすめのアプリ
以下では、日報を最も簡単に作成・管理できるおすすめのアプリをご紹介します。
Nipo Plusをはじめとした日報作成アプリを使えば、日報作成は簡単になりますが、そもそも日報は翌日以降の業務に活かすことが大前提です。日報が活用されなければ、単なる報告で終わってしまうため、「日報の管理・共有がスムーズになる環境を整える」ことが必要です。
また、日報で社員の失敗や成功、顧客の声といった「ナレッジ」も共有すれば、社員の業務品質向上にもつながります。したがって、「日報をナレッジとして蓄積でき、必要なタイミングで情報をすぐ探し出せるツール」を活用しましょう。
結論、自社が導入すべきなのは、あらゆる情報を一元管理でき、必要なタイミングで即アクセス可能なツール「ナレカン」一択です。
ナレカンの「記事」として作成した日報は、多階層の「フォルダ」で店舗や支店ごとに管理ができるのが特徴です。また、上司に質問するように検索できる「自然言語検索」により、欲しい情報をすぐ探し出せるため、全社的に日報が活用されます。
日報を簡単に作成・管理でき、最大限活用できる「ナレカン」
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
https://www.stock-app.info/narekan_document_request.html
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
コラム|日報の管理はなぜ重要?
日報の管理は、正確な業務管理やノウハウ共有につながるため重要です。
日々の業務内容や進捗をメンバーに共有すれば、全員が状況を把握できます。たとえば、日報で進捗が悪い原因が業務量が多すぎる点にあることが分かれば、他のメンバーがカバーするといった対策を打てるので、問題が大きくなる前に対処可能になるのです。
また、日報を通じて失敗体験・成功体験を共有すれば、社員がノウハウを得られるので、社員のパフォーマンス向上も期待できると言えます。
ただし、大企業のように日報を作成する従業員数が多い場合、毎日大量の日報が蓄積され、重要な情報が埋もれてしまう恐れがあります。そのため、ヒット率100%の「超高性能検索」を備えた「ナレカン」のようなツールを導入するようにしましょう。
Nipo Plusの使い方や口コミ・評判まとめ
これまで、Nipo Plusの概要や使い方、評判を中心にご紹介しました。
Nipo Plusは日報を作成・管理する機能が揃った日報管理アプリです。ただし、多機能ゆえにマニュアルを確認しながらの利用が前提となるので、従業員が使いこなせず、結果として日報の提出が滞りかねない点に注意しなければなりません。
また、日報は作成して終わりではなく、その後の業務に活用されることで最大限の価値を発揮します。そのため、「業務報告を含むあらゆる情報を蓄積し、必要なタイミングで即アクセスできるアプリ」の導入が必要なのです。
たとえば、今回ご紹介した「ナレカン」は、大企業でもストレスなく日報を蓄積し、活用できるアプリとして、重宝されています。また、ナレカンでは、専属担当者による圧倒的なサポートを受けられるので、運用が上手くいかない心配もありません。
ぜひ「ナレカン」を導入して、日報を最大限活用できる仕組みを整えましょう。
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