グループチャットは、複数人とコミュニケーションをとったり、情報共有したりするためのツールです。また、ツールによっては、新しいメンバーがグループに参加したときに、参加する以前のやり取りも遡れるなどの便利な機能が備わっています。
一方で、「グループチャットは種類が多いので、自社に合うものが決めきれない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのグループチャットツール7選とマナーを中心にご紹介します。
- グループチャットを活用するにあたってビジネスマナーを知りたい
- 複数のグループチャットアプリを機能や価格で比較検討したい
- 情報が流れることなく、情報共有できるツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、グループチャットのマナーが把握できるだけでなく、自社に最適なチャットツールも見つかります。
目次
グループチャットツールとは
グループチャットツールとは、「複数人が同じグループで行うチャット」を意味します。
グループチャットでは、リアルタイムでコミュニケーションをとれるのが特徴で、迅速な情報伝達が可能です。また、ビジネスにおいて、グループチャットは「メンバー間の認識の齟齬」や「認知している情報の格差」をなくすことにもつながります。
リモートワークを採用する企業が増えている現在、簡単に多くの人と情報共有する必要性は高まっています。そのため、グループチャットツールを導入して、社内コミュニケーションおよび情報共有を活発にしましょう。
グループチャットツールの選定ポイント4選
以下では、グループチャットツールの選定ポイント4選をご紹介します。下記のポイントを満たしたツールを選定すれば、自社の情報共有の課題を解決できるのです。
(1)誰でも簡単に使いこなせるか
大前提として、誰でも簡単に使いこなせるツールでなければなりません。
メンバー全員が使いこなせなせるグループチャットツールでなければ、一部のメンバーのみが情報を発信することになり、目的の「コミュニケーションの活性化」の実現は困難です。また、情報を持っていても周囲に共有されず「情報の属人化」が進んでしまいます。
したがって、「誰でも簡単に使いこなせるシンプルなツール」を導入し、メンバーのITリテラシーが低くても問題なく情報共有できる仕組みをつくりましょう。
(2)料金プランは予算の範囲内か
無駄な支出を抑えるためにも、予算の範囲内で検討できるツールでなければなりません。
多機能なツールは便利な反面、費用が高い傾向にあるため、すべての機能を使わない場合には無駄な費用になってしまいます。そのため、あらかじめ自社に必要な機能や使い勝手を確認しておき、後に複数のツールを併用したりせずに済むようにしましょう。
したがって、予算の範囲内で最大の効果が得られるように、無料プランやトライアルを利用して自社に最適なツールを見極めるべきです。たとえば、無料から始められる「Stock」のようなツールであれば、コストを気にせず使い勝手を確かめられます。
(3)適切なセキュリティが備わっているか
適切なセキュリティを搭載したツールであれば、情報漏えいのリスクを未然に防げます。
グループチャットツールでは、業務や顧客に関する重要な情報が集約されるため、情報が漏えいしてしまうと企業の信頼に関わる問題になりかねません。そのため、情報の安全性を高めるためにも、国際基準のセキュリティ規格を搭載したツールが必須です。
たとえば、国際セキュリティ資格「ISO27001」を取得しており、金融庁の厳格なセキュリティ基準にも対応したITツールであれば、社内の機密情報も安心して管理・共有できます。
(4)情報が流れないか
過去の情報が流れないツールであるかも重要な選定ポイントのひとつです。
グループチャットは話題が入れ替わりやすく、過去の情報が流れてしまいがちです。そのため、返信をし忘れたり、確認漏れがおこったりする可能性があり、トラブルの原因になりかねません。
そこで、検索性に優れたチャットツールを導入すれば、該当のメッセージまで遡らずとも、目的の情報をすぐに見つけられるのです。
<無料あり>おすすめのビジネス向けグループチャットツールランキングTOP7
以下では、ビジネス向けのグループチャットツールランキングの詳細をご紹介します。
グループチャットはメールとは異なり、複数のメンバーとのコミュニケーションに適しています。そのため、同じ場所にいないメンバーともスムーズなやりとりができるので、在宅勤務を実施している企業に最適です。
しかし、グループチャットの「スピーディーなコミュニケーションがとれる」というメリットは、同時に次々とメッセージが流れてしまうデメリットになります。メッセージが流れると話題が入り乱れるため、欲しい情報にすぐにアクセスできなくなるのです。
したがって、自社が導入すべきなのは、あらゆる情報を「ノート」にストックでき、ノートに紐づく「メッセージ」でコミュニケーションがとれる「Stock」一択だと言えます。
Stockの「ノート」にはファイルなどの資料も添付できるうえに、メッセージだけでなく「タスク」も紐づいているため、タスク管理ツールの役割も担えます。また、国際基準のセキュリティである[ISO27001]を取得しているので情報漏えいの心配はありません。
1位【Stock】グループ内の情報共有を最適化するツール
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
2位【Slack】コミュニケーションを活発にするチャットツール
<Slackの特徴>
- あとから参加してもログを確認できる
- 通知を細かく設定できる
グループチャット機能のチャンネルでは、あとから参加した人でも過去のやりとりを確認できます。
メッセージが共有された際、通知を一切受け付けない設定や、自分宛のメッセージのみ通知するなどの設定ができます。
<Slackの機能・使用感>
- 社外メンバーとのやりとりが可能
- カスタムは有料プラン
相手のメールアドレスを入力して招待するだけで社外のメンバーとも安全にやりとりできます。社内外のやりとりを1つのアプリで完結させたい場合に便利です。
チャンネル・DMなどをサイドバーのカスタムセクションで管理するには追加料金が必要なため、自由に画面をカスタマイズしたい方には不向きです。
<Slackの注意点>
- 重要な情報が流れてしまう
- 人数に制限がある
- リスト機能が使いづらい
Slackはリアルタイムでのコミュニケーションに特化したグループチャットなので、社内の情報を蓄積して整理するのには不向きです。
Slackハドルミーティング(ビデオ通話機能)は、無料プランでは個人間のみ、有料プランでも50人までしかビデオ通話に参加できません。また、社外とのやりとりは、無料プランでは1対1のみに制限されています。
利用しているユーザーからは「リスト機能が使いにくくて結局ほかのツールを使用してリスト管理しがちです。
」という声があります。(参考:ITreview)
<Slackの料金体系>
- フリー:0円
- プロ:1,050円/ユーザー/月(月払い)
- ビジネスプラス:1,800円/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise Grid:要問い合わせ
3位【Google Workspace】Google製品と連携できるチャットツール
<Google Workspaceの特徴>
- チャット以外のGoogleアプリも使える
- 自動字幕起こし機能がある
Google Chatをはじめ、Gmail、Meet、ドライブ、カレンダー、ドキュメント、スライド、スプレッドシート、フォーム、サイトなどの機能を利用できます。
ビデオチャットでは、参加者の発言内容をリアルタイムで字幕表示できるため、議事録を書きやすいです。
<Google Workspaceの機能・使用感>
- 多くの機能が備わっている
- 大規模な接続が可能
Google Chatには、チャットだけではなく、ファイル共有・タスク管理の機能などが備わっています。また、連携できるアプリやサービスがいくつもあるのです。
最大50万人のメンバーでコミュニティを構築できるため、仕事の規模が大きい企業や大人数でミーティングをする機会の多い企業に適しています。
<Google Workspaceの注意点>
- 情報が分散しやすい
- スプレッドシートへの互換性が悪い
Google Workspace上には、チャットやメールなど複数の連絡手段が用意されています。そのため、人によって連絡手段が異なるなど、情報が分散しやすい点に注意しましょう。
利用しているユーザーからは「Excelをスプレッドシートへ変換する際や、スプレッドシートからExcelに変換する際、一部反映できない文言・記号等が発生する。」という声があります。(参考:ITreview)
<Google Workspaceの料金>
- Business Starter:816円/ユーザー/月(月払い)
- Business Standard:1,632円/ユーザー/月(月払い)
- Business Plus:2,448円/ユーザー/月(月払い)
- Enterprise:要問い合わせ
4位【Microsoft Teams】Microsoft製品と連携可能なツール
<Microsoft Teamsの特徴>
- Microsoft社製のビジネスチャットツール
- ブラウザからも利用可能
会議、チャット、通話、共同作業がひとつのアプリで完結します。たとえば、WordやExcelなどのMicrosoftツールを、Teams上で編集して送信できるのです。
アプリをダウンロードしていないデバイスでも、ブラウザから利用できます。
<Microsoft Teamsの機能・使用感>
- 瞬時に打ち合わせが会議ができる
- 発言内容が文字起こしされる
ビデオ通話に力を入れており、誰とでも瞬時につながることができるため、打ち合わせや急な会議が多い場合に役立ちます。
ライブ文字起こしを活用すれば、会話の内容をリアルタイムで可視化できるため、会議内容をより正確に把握可能です。
<Microsoft Teamsの注意点>
- 情報が分散してしまう
- 情報が埋もれやすい
チャットとファイル管理が分かれているので情報が分散してしまい、社内の情報を蓄積して整理するのには不向きです。
利用しているユーザーからは「チームの投稿がチャットではなく、スレッド形式なのでスレッド一覧表示ができず大量のスレッドになると必要な情報が埋もれてしまう場合がある」という声があります。(引用:ITreview)
<Microsoft Teamsの料金>
- Microsoft Teams:0円
- Microsoft Teams Essential:599円/ユーザー/月
- Microsoft 365 Business Basic:899円/ユーザー/月
- Microsoft 365 Business Standard:1,874円/ユーザー/月
- Microsoft 365 Business Premium:3,298円/ユーザー/月
5位【Chatwork】グループチャットに特化したコミュニケーションツール
<Chatworkの特徴>
- ビジネスに適した4つの機能
- 簡単なコミュニケーション
チャットだけでなく、タスクやファイル管理、ビデオ/音声通話の機能が備わっています。また、チャットとタスク・ファイル管理は同じ画面上でできます。
チャットでコミュニケーションがスムーズにとれるのはもちろん、スタンプ機能などを効果的に用いると社内コミュニケーションが活性化されます。
<Chatworkの機能・使用感>
- チャットをデモで体験できる
- 複数の端末で操作可能
公式ホームページから、グループチャットのデモ体験をすることができ、機能の説明や使用感を確かめることができます。
異なる端末で同時にログインでき、同期することも可能なため、社外でもチャットでやりとりする機会が多い場合に役立ちます。
<Chatworkの注意点>
- 無料プランではメッセージの閲覧に制限がかかる
- 無料版の仕様がわかりづらい
無料プランの場合、直近40日以内に投稿されたメッセージのみ閲覧できます。そのため、長期的に運用するプロジェクトなどの情報が41日以降見られなくなります。
利用しているユーザーからは「無料版だとスクリーンショットを送るのは、若干やり方が分かりづらいです。」という声があります。(引用:ITreview)
<Chatworkの料金体系>
- フリー:0円
- ビジネス:840円/ユーザー/月(月払い)
- エンタープライズ:1,440円/ユーザー/月(月払い)
6位【Talknote】社内コミュニケーションを集約するチャットツール
<Talknoteの特徴>
- メッセージ・スタンプ機能
- タイムライン表示
スタンプを送信できるのでスムーズにコミュニケーションがとれます。また、既存のスタンプ以外に自社専用のオリジナルスタンプも作成できます。
参加しているノートの投稿が、最新のものから時系列で表示されます。社内の最新情報がジャンルを問わず一画面で確認でき、手間をかけずに社内情報を把握することが可能です。
<Talknoteの機能・使用感>
- 予約投稿ができる
- 既読・未読機能がある
投稿やメッセージを設定した日時に発信できるため、フレックスタイムなどにより勤務時間が社員によって異なる会社でも、適切な時間に情報を発信できるため便利です。
重要な連絡であっても、未読の人には再度連絡したり、口頭で伝えることが可能となるため、伝達ミスを防げます。
<Talknoteの注意点>
- カスタマイズできない
- 検索機能の精度が低い
ほかのツールのように自由なカスタマイズができないので自社の運用フローをツールに合わせる必要があります。
利用しているユーザーからは「検索機能が全体検索しか無い。ノート内を検索したい。ノート名とキーワードで検索できればいいが、複数キーワードでの検索もできないので対応不可能。」という声があります。(参考:ITreview)
<Talknoteの料金>
詳細な料金は問い合わせる必要があります。
7位【LINE WORKS】LINEのように社内でやりとりできるチャットツール
<LINE WORKSの特徴>
- チャットとは別に掲示板を作れる
- スタンプの種類が多い
チャットとは別に全体に周知させたい情報は掲示板で共有できます。また、管理者は用途に合わせて掲示板別に閲覧・編集権限を設定でき、特定の範囲内での情報共有にも有用です。
1000種類以上の豊富なスタンプが使用できるので、コミュニケーションが活発になります。
<LINE WORKSの機能・使用感>
- LINEと同じ使用感
- タスク管理ができる
LINE WORKSのチャットは、LINEと同じような仕様なので、慣れるのに時間がかかりません。また、LINE WORKSの既読機能は、既読メンバーのほか、未読メンバーも確認可能です。
「担当者」を選択すれば、他のメンバーへのタスクの振り分けが可能です。さらに、依頼したタスクを一覧で確認したり、作業の修正、完了を操作したりできます。
<LINE WORKSの注意点>
- PCとスマホで操作感が違う
- 既読がつく
ユーザーからは、「PCのディスクトップでの操作感とスマートホンの操作感が違う。ディスクトップでの既読がスマートフォン側に付かないときがある。」という意見もあります。(参考:ITreview)
利用しているユーザーからは「LINEのように、既読をつけずに内容をみれる機能が欲しい ・トークルームを細かくカテゴリー化できる機能が欲しい」という声があります。(参考:ITトレンド)
<LINE WORKSの料金>
- フリー:0円
- スタンダード:540円/ユーザー/月(月払い)
- アドバンスト:960円/ユーザー/月(月払い)
<一覧表>おすすめのビジネス向けグループチャットツールTOP7
以下は、グループチャットツールランキングTOP7の比較表になります。
1位:Stock【一番おすすめ】 | 2位:Slack | 3位:Google Workspace | 4位:Microsoft Teams | 5位:Chatwork | 6位:TalkNote | 7位:LINE WORK | |
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特徴 |
社内のあらゆる情報を共有・管理できるツール |
コミュニケーションを活発にするチャットツール |
Google製品と連携できるチャットツール |
Microsoft製品と連携可能なツール |
チャットに特化したコミュニケーションツール |
社内コミュニケーションを集約するチャットツール |
LINEのように社内でやりとりできるチャットツール |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
ファイル共有機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
タスク機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
注意点 |
5名以上での利用が前提 |
重要な情報が流れてしまう |
無料では使用できない |
情報が分散してしまう |
無料プランの機能制限が多い |
検索機能の精度が低い |
既読がつく |
料金 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランあり
・有料プランは1,050円/ユーザー/月~ |
・無料プランなし
・有料プランは816円/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プランは599円/ユーザー/月~ |
・無料プランあり
・有料プランは840円/ユーザー/月~ |
・詳細な料金は問い合わせが必要 |
・無料プランあり
・有料プランは540円/ユーザー/月~ |
公式サイト |
「Stock」の詳細はこちら |
「Slack」の詳細はこちら |
「GoogleWorkspace」の詳細はこちら |
「Microsoft Teams」の詳細はこちら |
「Chatwork」の詳細はこちら |
「Talknote」の詳細はこちら |
「LINE WORKS」の詳細はこちら |
以上のように、ツールによって機能や注意点が異なるため、自社に最適なツールの導入を検討しましょう。
グループチャットで守るべき5つのビジネスマナー
チャットはメールのような堅苦しさがないものの、上司や先輩など目上の方ともやりとりするため、失礼のないように注意しなければなりません。そこで以下では、グループチャットを利用する上で知っておきたい5つのマナーをご紹介します。
(1)時候の挨拶は不要
グループチャットでは、メールのような定型的な挨拶は不要です。
一つひとつのメッセージに挨拶を書くのは非効率であり、グループチャットの「スムーズな情報共有ができる」というメリットがなくなってしまいます。そのため、「お疲れ様です」「○○課の△△です」といった内容に直接関係のない文章は省きましょう。
例えば、上司や社外の担当者などにはチャットの開始時のみ簡単な挨拶をする、メンバーには挨拶は不要で要件のみ述べるなど状況により使い分けるとやりとりがスムーズです。
(2)結論から書く
次に、結論から簡潔に書くことを心がけましょう。
理由を先に説明するビジネスマンが多いですが、内容の概要を把握しにくいためスムーズとは言えません。簡潔なコミュニケーションには、以下のPREP法で文章構造をつくりましょう。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
また、相手にどのようなアクションを求めるのかを明示しておきましょう。報告、連絡、相談なのかを端的に伝えると、相手は具体的に何をすれば良いのかすぐに理解できます。
(3)ビジネスにふさわしい表現で書く
あくまでもビジネスなので、その場にふさわしい表現で書きましょう。
グループチャットでは、相手の顔が見えないので言葉遣いが乱れがちです。また、グループチャットは気軽にやりとりができるので、相手との距離感が分かりづらくなります。
そのため、距離感を見誤ってしまいトラブルになる場合もあるのです。仕事とプライベートを混同せず、誰に対しても丁寧な言葉遣いでコミュニケーションをとりましょう。
(4)早めの返信を心がける
自分宛のメッセージには、可能な限り早めに返信をしましょう。
スピーディーな返信は相手を不安にさせることがなく、信頼も得られます。そのため、すぐに返信ができない場合には「〇〇時までに確認して、返信します」など、いつまでに対応できるかを提示しましょう。
反対に、相手に早めの返信を求めるのは避けましょう。過度なクイックレスポンスは、チャット疲れやストレスにつながるため、どうしても早めに返信が欲しい場合はいつまでに連絡が欲しいかを提示し、余裕を持って連絡をする必要があります。
(5)適切な場所にメッセージを送る
メッセージを送る場合には、メッセージの内容にふさわしい場所に送信しましょう。
送信場所を意識しないとメッセージを無数のチャットから探さなければならず、相手がストレスに感じるケースがあるからです。たとえば、議事録のチャットルームで生産管理の議論をするのは、話題が錯綜するので相応しくありません。
そこで、トピックごとに「ノート」を作成し、ノートに紐づけて「メッセージ」できる「Stock」を使えば、話題が入り乱れる事態を解消します。さらに、ノートを格納する「フォルダ」は、メンバーごとに閲覧・編集権限を付与することも可能です。
ビジネスにおけるグループチャットツールの利点
ビジネスにおいて、グループチャットツールを使うことは重要です。以下では、グループチャットツールを使うことによる利点をご紹介します。
(1)リアルタイムでやりとりできる
チャットツールを使えば、メール以上にリアルタイムでやりとりできます。
チャットであれば、メールでコミュニケーションをとる際の煩わしさがなく、迅速に情報を共有できるのです。スピードが重視されるビジネスにおいて、タイムロスの少ないチャットツールの導入は不可欠と言えます。
オフラインでのやりとりが減少し、オンラインでのコミュニケーションが増えた現状においては、とくにチャットツールの必要性が高まっています。
(2)気軽にコミュニケーションがとれる
ビジネスにおいて、グループチャットツールを導入すれば、気軽にコミュニケーションがとれるのです。
たとえば、グループ全体に向けた確認事項に対しては、リアクション機能や絵文字を活用して反応できます。わざわざ返信のためのメッセージを考える必要もありません。
このように、簡単に返信できることで、新たなメッセージを送信することへのハードルが下がり、コミュニケーションがより気軽なものとなるのです。
(3)グループ内の認識のずれを無くせる
グループチャットを利用すれば、誤解や認識のずれを減らすことができます。
たとえば、プロジェクトの進捗や重要な決定事項を全員が認識できていなければ、個々のメンバーが異なる情報を持つことになり、ミスが生じかねません。一方、メンバー全員に一斉に情報を共有できれば、同じ温度感やスピード感を持って業務に取り組めます。
このように、グループチャットツールを活用することで、チーム全体の認識が統一され、非対面でもスムーズにプロジェクトを進めることができます。
<注意>ビジネスにおけるグループチャットツールのデメリット
グループチャットツールは気軽にコミュニケーションがとれる一方、やりとりを重ねるにつれ、過去の情報が流れるというデメリットもあります。
とくに、連絡量が多いと、該当のメッセージを見つけるまで遡らなければならず面倒です。また、チャット内で複数の話題が上がると「話題が混ざる」「返信が抜け漏れる」といった自体になりかねません。
そこで、「ノート」単位で話題を分けられる「Stock」を使えば、情報が混ざって確認漏れがでるのを防げます。さらに、メンバーがグループに参加する以前のやりとりも遡れるので、再度情報を共有する手間も省けるのです。
無料から使えるグループチャットツールランキングまとめ
これまで、グループチャットのマナー、おすすめのツール、選定ポイントを中心に紹介しました。
グループチャットのマナーに従えば、情報の錯綜や齟齬などを避けて、スムーズなコミュニケーションをとれるようになります。
一方、グループチャットには情報が流れやすく、目的の情報にアクセスしにくいというデメリットがあります。そのため、根本的なデメリットの解決には「メッセージを含む情報を確実に蓄積し、アクセスしやすいように管理できるツール」が必要です。
結論、自社が導入すべきなのは、あらゆる情報をストックできる「ノート」があり、ノートに紐づけて「メッセージ」でやりとりできるツール『Stock』一択です。また、Stockでは、個別チャットも可能なので、メンバー間のコミュニケーションを活性化します。
ぜひ「Stock」を導入し、スムーズにコミュニケーションがとれる環境にしましょう。