日々仕事をしている中で、「田中さんの今日のタスクは〜」、「明日までのタスクが終わらない、、」と会話することもあるかと思います。
また「To Do」や「プロジェクト」等、様々な用語がビジネスで使われています。
しかし「タスク」などの用語が具体的にどんなことを意味するのか、説明できる人は多くないでしょう。
そこで今回の記事では、タスクの意味や「ToDo」との違い、類語、仕事がはかどるタスク管理術とおすすめのツールをご紹介させていただきます。

目次
「タスク」とは
三省堂辞書によると、タスクとは以下のように解説されています。
(1) 仕事.課題
(2) コンピューターで処理される作業の単位
引用:『三省堂 Web Dictionary』
https://www.sanseido.biz/User/Dic/Index.aspx?TWords=タスク&st=0&DORDER=&DailyJJ=checkbox&DailyEJ=checkbox&DailyJE=checkbox
特にビジネスの現場では(1)の意味として使われることが多いですよね。
「タスク」とは「やるべき仕事・任務・課題」を意味するカタカナ語として使われています。
実はタスクの語源は、ラテン語の「税」を意味する言葉から来ています。
税を支払うことは労働者の責務であることから転じて、現在の「課せられた仕事、職務」の意味となりました。
関連記事: 「タスク」の意味とは?使い方や類語を徹底解説!

タスクとToDoの違い
タスクと似たような言葉で「ToDo」という言葉があります。
同じような意味を持っているように思えますよね。
この二つの言葉の違いは期限があるか否かということです。
- 「タスク」は決められた期限までにやらなければいけない仕事で、
- 「ToDo」は先延ばしにしても困らない、いつかやらねばならない仕事を指します。
「ToDo」とはいわば「いつかすること」です。
この「いつかすること(ToDo)」をリスト化したものが「ToDoリスト」になります。
期限を設定していないため、優先順位の高いものから作業したり、上から順に作業したりと様々な作業方式があります。
「タスク」と「Todo」の具体的な使い方としては、
例えば、明日の会議の資料を作ることは「タスク」で
無くなってしまいそうな備品を買うことは「ToDo」です。

他にもある類義語
他にも似ている用語があるのでご紹介します。
プロジェクト
プロジェクトとは、「目標達成するための業務」のことです。タスクより範囲が大きく、目的や意義が含まれるものになります。
プロジェクトの目標を達成するために1つ1つのタスクが含まれているイメージです。
また、タスクは1人1人のメンバーが行うことが多いですが、プロジェクトは複数のメンバーで成り立っています。
プロジェクトに参加しているメンバーが、それぞれのタスクを実行することでプロジェクトの目標達成が可能になります。
スケジュール
スケジュールとは、「日程」や「予定」の意味を持ち、日程表や予定表の計画のことも指しています。
仕事での「スケジュール」は時間で区切られた予定であるのに対し、「タスク」は自分がこれから作業する仕事を意味します。
またスケジュールはある程度固定されているため自分で変更することはできませんが、タスクは自分で優先順位をつけることができます。
その他
<課題>
仕事上で解決しなければならない問題やその人が果たすべき仕事を意味します。
<任務>
その人が課された仕事、責任を持って果たすべき務めを意味します。
<職務>
その人が担当している仕事や役目を意味します。

仕事をはかどらせるタスク管理術
全てのタスクを洗い出す
この作業をするためには、仕事の現状を把握して、現在やらねばいけない仕事をタスクとToDoに分ける必要があります。
タスクには期限があるもの、ToDoは期限はないけれどいつかやらねばいけない仕事、と期限を意識して分けましょう。
タスクの優先順位、期限を設定する
タスクの優先順位を、時間管理マトリクスという考え方を参考に決めましょう。

これはタスクの重要度と緊急度の2つの軸を使って、4つの領域に分類するやり方です。
①には重要で緊急なタスク、②には重要ではないが緊急なタスク、③には重要だが緊急ではないタスク、④には重要でも緊急でもないタスクを分類します。
優先順位の高いタスクからこなしていく
上で分類したタスクを①の領域のタスクから順番にこなしていきましょう。
タスクをしている際に、新しいタスクが出てくることもありますが、その際は
①新しいタスクを時間管理マトリクスで分類する
②10分程度の作業時間のものであれば、その場で片付ける
時間がかかるタスクであれば、今あるタスクの状況を考え、優先順位をつけてタスクリストに入れます。
すぐに終わるタスクであれば、タスクリストに入れてタスク処理をする必要性もないのでパパッと片付けてしまいましょう。

タスク管理が効率的にできるツール
チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock」

「Stock」|チームの情報を最も簡単に残せるツール
Stockは、チームの情報を最も簡単に残せるツールです。
「チャットツールだと情報が流れていき、ファイル共有だと面倒」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート機能」を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残すことが可能です。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用することで、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散したり混同することなく、常に整理された状態で仕事をすることができます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくないチーム向けのツール
ITの専門知識がなくても大丈夫。詳しくなくても簡単に始めることができます
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残すことができます
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、また「タスク管理」も直観的に行うことができます
<Stockの料金>

https://www.stock-app.info/pricing.html
20ノートまでは無料で利用することができます。
有料プランにすることで、ノート数が無制限になる他、「誤削除防止機能」や「編集履歴機能」などのビジネスに必須の機能が利用でき、大容量のファイルもアップロードできるようになります。
有料プランでも1人あたり月額500円程度という非常に手頃な価格で利用することができます。

まとめ
いかかでしたでしょうか。
今回の記事では「タスク」には期限があり「ToDo」には期限がないこと、優先順位をふってタスクを管理することで仕事が捗ることができるとご紹介させていただきました。
是非今回の記事を参考に、タスク管理を見直したりツールの導入を検討してみてはいかかでしょうか。