日々のプロジェクトを効率よく進めるために、資料やタスク管理が必要ですが、管理が属人的では業務の可視化ができません。そこで、プロジェクト管理ツールを用いて、業務進捗を見える化させる企業も増加傾向にあります。
なかでも、全社で導入する前に試用可能な無料版があるツールはニーズが高く「TaMa.5」もそのうちのひとつです。一方、同ツールの導入を検討しているものの、費用対効果や実際の機能が分からずに悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、TaMa.5の使い方や機能・料金から実際に導入したユーザーの声までご紹介します。
- TaMa.5について理解し客観的に導入を検討したい
- タスク管理を個人に一任している現状を打破する手段が知りたい
- 円滑なプロジェクトの実行をサポートしてくれるツールがあれば導入したい
という方は本記事を参考にすると、TaMa.5の概要を理解しながら機能や料金など、複数の視点から導入を判断できます。
目次
TaMa.5とは
TaMa.5とは、ToDoリストとガントチャートを組み合わせたタスク管理ツールです。無料プランも用意されているため導入しやすい点がポイントとなります。
また、メモ機能が充実しているので、思いついたアイデアやタスクに関わる情報も複数ツールを併用せずに管理可能です。
TaMa.5の特徴
TaMa.5の特徴は「複数人で同時に編集可能かつ、インターネット同期でリモートワークにも柔軟に対応できる」点です。
TaMa.5には、「TaMaコネクト」と呼ばれるインターネット同期サービスがあり、職場と自宅など場所を選ばずチーム作業が可能です。コロナ渦により一層促進されたテレワークなど多様化する働き方に柔軟に対応しやすくなります。
また、プロジェクトごとにフォルダ分けし、タスクの優先度や設定した期日によって、自動でToDoの順番が変わります。さらに、打ち込んだタスクをガントチャートのように可視化して出力すると、より正確なプロジェクト管理が行えるのです。
このように、TaMa.5はインターネット同期によりチームの作業効率を向上させ、タスクの可視化による正確なプロジェクト管理に役立つツールといえます。
TaMa.5の機能
TaMa.5は主に下記3つの機能で構成されています。
- ToDoリスト
ToDoに優先度や期日を紐づけて管理することができます。
- ガントチャート風チャートビュー
プロジェクトの情報をガントチャート風に可視化して出力可能です。
- TaMaコネクト(インターネット同期)
インターネット同期により複数人で作業可能なので、場所を選ばず情報にアクセスできます。
上記のように、業務管理に優れた機能に加え、離れた場所でもチームで作業ができることがわかります。
TaMa.5の使い方
TaMa.5には、タスク管理を円滑にする機能が豊富に搭載されています。以下では、TaMa.5の代表的な使い方や機能について紹介します。
定期タスク
引用:定期タスクの使い方
TaMa.5の定期タスク機能とは、定例ミーティングや毎月の振り込みなど、定期スケージュールを自動作成する機能です。
定期タスクは、フォルダに対して設定し、2回目以降は開いたときに条件が判定される仕組みです。さらに、24時間表記で作成すると通知機能が使えるので、タスクの抜け漏れを事前に防げます。
また、予定が休日の場合でも「作成する」「前の平日で作成する」「後の平日で作成する」「作成しない」など4パターンの選択肢を柔軟に設けられます。上記のように、カテゴライズが豊富で自社に適したシステムを運用できるのです。
TaMaコネクト(インターネット同期)
TaMaコネクトは、離れた場所でのスケジュールや添付ファイルの共有ができます。
使い方は「共有したいファイルにサクセスコードを入力」した後に、「ファイルをメンバーに配布」するのみです。データは暗号化して送信するため、経路の発見もサーバー上のデータからも復元は困難であり、ビジネスに適したセキュリティが担保されています。
一方、無料版では32KBのファイルサイズ制限がある点に注意が必要です。しかし、インターネットさえあれば離れた場所でも共同作業が可能となるので、より柔軟な働き方にも対応しやすくなるのです。
TaMa.5の料金プラン一覧
TaMa.の料金体系には、一部機能制限付きの無料プランである「TaMa.5 Free」と、機能制限なしの有料プランである「TaMa.5 Professional」の2パターンが存在します。
TaMa.5 Professionalの料金体系は以下の表の通りですが、複数のPCで利用する場合にはPC台数分のライセンスが必要です。
TaMa.5 Professional | TaMa.5 Free | |
---|---|---|
価格 (税込み 1ライセンス) |
ベクター 2,900円(税別)
銀行振込 3,500円(税込) |
無料 |
複数ユーザでの同時編集 |
○ |
○ |
TaMaコネクト(インターネット同期) |
○ |
△ |
添付ファイル |
○ |
△ |
権限の設定 |
○ |
× |
定期タスク管理 |
○ |
× |
ToDoリスト |
○ |
○ |
ガントチャート風チャートビュー |
○ |
○ |
ツリー状タスク管理 |
○ |
○ |
休日設定 |
○ |
○ |
状況依存ヘルプ |
○ |
○ |
ビジュアルスタイル対応 |
○ |
○ |
表示色のカスタマイズ |
○ |
○ |
キーワード検索 |
○ |
○ |
ペイント編集 |
○ |
○ |
チャートビュー分割 |
○ |
○ |
Unicode形式ファイル |
○ |
○ |
エクセル形式書き出し |
○ |
× |
テキスト形式(CSV)書き出し |
○ |
× |
テキスト形式(CSV)読み込み |
○ |
× |
印刷機能 |
○ |
× |
ユーザ定義列(担当者列等) |
○ |
× |
ToDoリスト表示絞込み機能 |
○ |
× |
チャートビュー表示絞込み機能 |
○ |
× |
一括移動機能 |
○ |
× |
ファイル形式 |
共通 (完全互換) |
共通 (完全互換) |
※ Free版は32KBまでインターネット同期とファイル添付が可能です。
無料版である「TaMa.5 Free」には、一部機能制限はあるものの「TaMa.5 Professional」とはファイル形式が共通といった高い互換性があります。そのため、まずは小規模のチームから無料版で試用し、有料版へと拡大する導入方法がおすすめです。
TaMa.5の評判
ここでは、TaMa.5を導入したユーザーの口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「無料版でも使いやすい」「無料版でも見やすいが、エクスポート機能があればなおよい」といった声が寄せられています。
※こちらでご紹介する口コミ・評判はfreesoft100より引用しております。
no name3071、投稿日:2020年05月01日無料版でも十分高機能なので毎日愛用しています。 私の場合、これからする予定のフォルダ(このソフトではファイルとして扱う)、メモ用のフォルダ、完了したタスクのフォルダというふうに分けています。 完了フォルダはさらに2週間毎に区切っており、2週間スパンでやったことを確認できるようにしています。 このようにガントチャートとフォルダによる管理を組み合わせることで高いカスタマイズ性を実現しているソフトです。
ぽんぽんた、投稿日:2019年06月15日使った中では一番見やすい。 エクスポート機能がない。有料版にはついているが、無料版にもあってもいいと思う。 UIは使いやすいので、インポートを有料版限定にすればシェアが増えそうな気がするけど。 (エクスポートがないために結局このソフトは使っていない。) 階層はフォルダではなくタスク総括の方がいい。が、これは好み。
TaMa.5を利用する際の注意点
以下では、TaMa.5における2つの注意点を紹介します。
- フリープランの容量制限
- ツール上でメッセージのやりとりができない
フリープランである「TaMa.5 Free」では、インターネット同期が32KBまでに制限されているので、保存できる情報に限りがあります。
TaMa.5にはコメント機能はあるものの、メッセージ機能は存在しません。
このように、TaMa.5のフリープランは個人利用が想定されているので、企業が使うにはProfessionalの利用が最適です。また、リアルタイムで円滑なコミュニケーションをするには、別ツールが必要になります。
非IT企業でもシンプルに使えるプロジェクト管理ツール
以下では、非IT企業でもシンプルに使えるプロジェクト管理ツールをご紹介します。
TaMa.5は、ToDoとガントチャート機能により効率的なプロジェクト管理に貢献します。ただし、情報共有やコミュニケーションをツール内で行えず、プロジェクトやタスクに関連する情報は、別のツールで共有しなければなりません。
とくに、今日ではコミュニケーションをチャットツールなどを用いる企業も多いです。しかし、チャットは流れて情報管理がしづらく、複数ツールを併用するほど情報共有のプロセスが増え確認漏れや共有ミスも生じやすくなるのです。
そこで、プロジェクト管理と同時にメッセージができる「シンプルなプロジェクト管理ツール」を用いて、プロジェクト管理・情報共有のストレスを解消しましょう。結論、非IT企業の65歳以上の社員でも即日で使えるほど、シンプルなプロジェクト管理ツール:「Stock」一択です。
Stockのシンプルに設定できる「タスク」で業務を可視化しながら、適材適所に業務を振り分けられます。また、あらゆる情報を蓄積可能な「ノート」に「メッセージ」や「タスク」が紐づけられるので、話題が錯綜せずにスピード感のある情報共有を実現します。
チームの情報を最も簡単に共有・管理できるツール「Stock」
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
TaMa.5の使い方や口コミ・評判まとめ
ここまで、TaMa.5の使い方や機能、口コミ・評判や料金プランの比較表まで幅広くご紹介しました。
プロジェクト管理のIT化は、属人的な業務管理で発生する抜け漏れなどのミスを防ぎつつ、円滑なプロジェクト進行をサポートします。なかでも、タスク管理に特化した機能を備えつつ、無料プランから導入できるTaMa.5は選択肢のひとつとして挙げられます。
一方、タスクに紐づいたメッセージや情報共有には、別ツールが必要になります。そこで、はじめから情報共有・管理が両立できるプロジェクト管理ツールを使うと、ツールの横断が発生せず、蓄積した情報を基点にミスなく業務を進められるようになるのです。
ただし、非IT企業の場合、複雑なツールを使おうとすると確実に浸透しません。そこで、Stockのように、社内情報の一元管理を可能にしつつ、シンプルなプロジェクト管理ツールを利用すべきです。
ぜひ「Stock」を使い、タスクと社内情報をスムーズに一元管理しましょう。
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