今日では、一度に多くの情報を残せるオンラインストレージが普及しています。たとえば、代表的なオンラインストレージに、無料で公開されている「Nextcloud(ネクストクラウド)」があります。
 
しかし、「GoogleドライブやDropboxは知っているが、Nextcloudははじめて知った」「Nextcloudを使いたいが、運用のイメージがつかない」という方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、Nextcloudの使い方や料金、評判を網羅的に解説します。
 
という方はこの記事を参考にすると、Nextcloudについて詳しく分かり、具体的な運用のイメージを持てるようになります。


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Nextcloud(ネクストクラウド)とは

以下では、Nextcloudの概要を解説します。オンラインストレージを検討している担当者の方は必見です。

Nextcloudと他のファイル共有アプリの違い

Nextcloudのトップページ
 
 
Nextcloudは、ドイツのNextcloud社が提供するオープンソースのオンラインストレージです。オープンソースとは、ソフトウェアを構成するプログラムの「ソースコード」を、無料で一般公開することを指します。
 
有料のオンラインストレージサービスが多い中、Nextcloudはあらゆる機能を無料で利用することができる点が特徴です。また、プラグインによって機能を拡張でき、カレンダーやアドレス帳、チャットなどのツールも提供されています。
 
 

Nextcloudの機能/プラグイン機能一覧

Nextcloudには、主に以下の機能が備わっています。
 
<基本機能> <内容>
ファイル管理
Nextcloudの最も主な機能です。ファイルのアップロードはもちろん、共有や閲覧、ダウンロードが可能です。
外部ストレージ機能
Nextcloudは、アップロードしたファイルを通常ローカルのファイルシステムに保存します。しかし、外部のストレージを利用してファイルを保存することも可能です。
システムモニター機能
システムの使用状況を確認できます。メモリの使用量やストレージの空き容量、CPUの使用率を視覚的に把握することが出来ます。
バージョン管理
同じ名前のファイルが更新された際、バージョンの管理を自動で行います。過去のバージョンを確認したり復元することも可能です。
 
また、多数のプラグイン(機能の拡張)が公開されており、具体的に以下のような種類のプラグインがあります。
 
<拡張機能> <内容>
コミュニケーション
チャット機能やビデオ通話機能の他、カレンダー機能やタスク管理機能、連絡先管理機能などを追加できます。
ファイル管理
ハイパーリンクの作成や、画像作成、ファイルのウィルス検査を行うことが出来ます。また、代理ログインを可能にするプラグインもあります。
認証
LDAP認証やシングルサインオン、二要素認証などの多くの認証方式に対応することが出来ます。
カスタマイズ
メールやチャットなどの外部サイトを取り込んだり、外部ストレージを利用できるようになります。また、PDFやドキュメントを全文検索できるようになるプラグインもあります。
 
このように、Nextcloudには基本機能だけでなく、必要に応じて機能の拡張もできるため、幅広い用途に使えるのです。

Nextcloudの安全性

Nextcloudでは、独自の暗号化機能が組み込まれており、高い安全性があります。
 
そのほかにも、パスワード管理やアクセス制限など多くのセキュリティ対策が施されているのが特徴で、不正にアクセスされてしまったとしても、被害を最小限に抑えられます。そのため複数人で情報を取り扱うビジネスシーンにおいて、重宝されるソフトだと言えます。
 
ただし、セキュリティ対策が抜群だとしても、操作が複雑ではヒューマンエラーによる情報漏えいが起こるリスクも否めません。そのため、「誰でも簡単に使えること」もセキュリティ対策として、意識しておくことが大切です。


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Nextcloudの使い方

以下では、Nextcloudの基本的な使い方を解説します。あらかじめ操作方法を確認すれば、スムーズにファイル管理できます。

<前提>Nextcloudの動作環境・初期設定

Nextcloudを利用するためには、まず利用環境を構築する必要があります。以下の手順を参考に導入準備を進めましょう。
 
 
  1. サーバー環境を決める
    • オンプレミス(自社でサーバーを運用する)とクラウドサーバー(クラウドサービスを利用する)の2種類があるため、どちらを利用するかを決めます。
    • 動作させるOSを選定し、必要なパッケージをインストールします。例えば、UbuntuやCentOSなどのLinuxベースの環境が一般的です。
  2. サーバーのセットアップ
  3. 選定したサーバー上でNextcloudの動作環境を構築するため、以下の3つを行います。
    • Webサーバー(ApacheやNginx)のインストール
    • データベース(MySQLやMariaDB)の設定
    • PHPのインストールと設定
  4. Nextcloudのインストール
  5. Nextcloudの公式サイトから最新バージョンをダウンロードし、サーバーに展開します。データベースの設定やアカウント設定、セキュリティ設定が完了すれば実際に利用できるようになります。
 
以上で、Nextcloudの利用環境の構築は完了です。専門的な知識が必要であり、ITに詳しい担当者でないと導入に苦戦する可能性があるので、気軽にファイル共有したい方は「ナレカン」のような簡単なツールの方が適しています。

(1)ファイルをアップロードする

まず、ファイルをNextcloudにアップロードする手順を解説します。具体的には以下の3ステップです。
 
 
  1. Nextcloudを開いてログインする
  2.  
  3. 画面左上のメニューから[ファイル]をクリックする
  4.  
  5. ファイルをNextcloud上にドラッグ&ドロップする
 
以上でファイルのアップロードは完了です。同様の手順でフォルダのアップロードもできます。

(2)ファイルをダウンロードする

次に、Nextcloudに保存されているファイルをダウンロードします。具体的には以下の2ステップです。
 
 
  1. ダウンロードするファイルを右クリックする
  2.  
  3. メニューから[ダウンロード]をクリックする
 
以上で目的のファイルがダウンロードできます。

(3)ファイルを削除する

次に、Nextcloudに保存されているファイルを削除する方法を解説します。具体的には以下の3ステップです。
 
 
  1. 削除したいファイルを右クリックする
  2.  
  3. メニューから[ファイルを削除]をクリックする
  4.  
  5. 該当ファイルが削除されて、[ゴミ箱]に移動する
 
さらに、ゴミ箱に移動したファイルを右クリックして[完全に削除する]をタップすると、ファイルが完全に削除されます。

(4)ファイルを共有する

最後に、ファイルを共有する方法を解説します。具体的には以下の3ステップです。
 
 
  1. ファイルの右に表示されている[共有マーク]をクリックする
  2.  
  3. メニューから[URLで共有]をクリックする
  4.  
  5. 任意のパスワードを入力して、該当URLを相手に送る
 
以上の操作で、Nextcloud上のファイルを共有できます。ただし、メールやチャットでリンクを送ると埋もれてしまい不便なので、情報が管理・整理しやすい「ナレカン」のようなツールも検討すべきです。
 


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無料で使える?!Nextcloudの料金プラン

Nextcloudは無料でも利用できますが、Enterprise版は以下の料金体系です。
 
Nextcloudの料金ページ
 
最大100人までのプラン
  • Basic:37.49€/ユーザー/年(約6,200円)
  • Standard:67.89€/ユーザー/年(約11,100円)
  • Premium:99.99€/ユーザー/年(約16,400円)
  • Ultimate:195€/ユーザー/年(約31,900円)
最大200人までのプラン
  • Basic:29.77€/ユーザー/年(約4,900円)
  • Standard:50.64€/ユーザー/年(約8,300円)
  • Premium:78.09€€/ユーザー/年(約12,800円)
  • Ultimate:175€/ユーザー/年(約28,700円)
なお、日本円は2024年8月16日現在で換算した金額になるため、購入するときは再度確認しましょう。
 
画像引用および参考:Nextcloudの料金ページ


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Nextcloudのサポート内容とは

以下では、Nextcloudのサポート内容について紹介します。とくに、ITに不慣れな方が多い企業では、サポートの手厚さは重要なため、確認しておきましょう。
 
Standard Premium
操作方法/設定方法のご案内
障害の切り分け(バグ/誤設定/インフラ)サポート
Nextcloud利用マニュアル配布
リモート対応
×
Nextcloudバージョンアップ(年1回まで)
×
お問い合わせ回数
12回/年間
24回/年間
お問い合わせ時間
月~金
10:00 ~ 17:00
月~金
10:00 ~ 17:00
お問い合わせ方法
E-mail
E-mail
 
Nextcloudでは、サポート内容をStandardとPremiumの2つから選べますが、どちらも問い合わせ回数には制限があり、さらに方法もE-mailのみとなっています。そのため、不明点があっても逐一問い合わせしづらく、返答もいつになるか不明です。
 
したがって、ツールを継続的に使用してくためにも、「問い合わせに対して1営業日以内の回答」「専属担当者による初期セットアップ」といったサポートが充実しているツールを選びましょう。


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Nextcloudを使うメリット

Nextcloudを使うメリットは、充実した機能性や拡張機能によって、できる範囲が幅広いという点です。
 
Nextcloudでは、用途に合わせて機能を拡張することができるので、作業を進めていくうえで柔軟な対応が可能です。とくに、昨今では、リモートワークを推奨する企業が増えているので「WEB会議機能」や「画面共有機能」も重宝されています。
 
また、ONLYOFFICE等のオープンソース製品とも組み合わせることで、ブラウザ上でのファイル編集も実現できるのです。このように、基本機能はもちろん、外部のソフトとの連携によって、できる範囲を広げていける点がメリットだと言えます。

Nextcloudの導入に適している企業

以下では、Nextcloudの導入が適している企業の例を紹介します。
 
 
  • データセキュリティが重要な企業
    金融機関や政府機関、法務部門など、機密性の高いデータを扱う企業は、Nextcloudの強力なセキュリティ機能が適しています。
     
  • 大規模なユーザー数を持つ企業
    大学や大企業など、多数のユーザーがファイル共有やコラボレーションを行う環境に適しています。
     
  • カスタマイズ性を求める企業
    IT企業や開発部門など、特定のニーズに合わせてシステムをカスタマイズしたい企業に適しています。Nextcloudはオープンソースで提供されているため、多くのプラグインも存在し、柔軟にカスタマイズが可能です。
     
  • 費用を重視する企業
    基本無料で利用が可能であるため、中小企業やスタートアップなど、コストを抑えつつも高機能なクラウドソリューションを求める企業に適しています。
 
以上のような企業は、Nextcloudの特徴と自社のニーズがあっていると言えます。


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Nextcloudを使う3つのデメリット

ここでは、Nextcloudを利用するときの注意点を3つ解説します。Nextcloudは便利な一方で、以下の点に注意しなければなりません。

(1)動作が遅いことがある

はじめに、Nextcloudでファイルをアップロードすると動作が重くなることがあります。実際に、Nextcloudを使っているユーザーからは、以下のような口コミが見られます。
 
非公開ユーザー(投稿日:2022年12月09日)
 
デスクトップ版を使いエキスプローラでNextcloud上のファイルを利用する際にどうしても反映にタイムラグが発生してしまいます。
 
この点はしょうがないと言えばそうなのですが、もう少しチューニングしてほしいところです。
引用:ITreview
以上のように、スピード感が求められるビジネスの場において、すぐにファイルを共有できないのは、ストレスになりかねません。そのため、とくに普段使いするのであれば、サクサクと動かせるツールを検討しましょう。

(2)専門知識と労力が必要

Nextcloudを使うには、サーバーの知識と保守・整備し続ける労力も必要です。
 
Nextcloudはオープンソースのクラウドストレージなので、ほかのオンラインストレージのようにアカウントを登録するだけでは利用できません。無料で利用するには、公開されているソースコードを使ってサーバーを構築する必要があります。
 
しかし、IT初心者が使い方を覚えるのは難しいうえ、長い時間を要します。したがって、専門的な知識がある従業員がいる企業や、運用にリソースを割けられる企業でなければ、導入以前の段階でつまずく可能性があるので注意しましょう。

(3)目的のファイルを探すのが面倒

最後に、Nextcloudのようなオンラインストレージツールでは、目的のファイルを見つけるのに苦労します。
 
Nextcloudではフォルダを自由に追加できる一方、その分どこにファイルを保存したのか分からなくなるのです。そのため、高度な検索機能が備わっており、簡単にファイルの管理や共有ができるツールの方が、ファイルを探すのにかかる手間と時間を短縮できます。
 
たとえば、「ナレカン」であれば、記事にExcelなどのファイルを添付できるため、ファイルを保存しつつ簡単に共有可能です。また、「超高性能検索」を使えば、ファイル内の文言まで検索可能なので、必要な情報に即アクセス可能です。


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【必見】Nextcloudのデメリットをカバーするおすすめのアプリ

以下では、 Nextcloudのデメリットをカバーするおすすめのアプリをご紹介します。
 
Nextcloudは、豊富な機能と強固なセキュリティがあるものの、専門知識や労力が必要なため、社員のITスキルに差がある大企業には不向きです。さらに、日本語でのサポートが不十分なため、日常的に英語を使う方でなければ、使いこなすのは困難だと言えます。
 
また、Nextcloudのようなオンラインストレージツールでは、目的のファイルを見つけるのに苦労します。そのため、ITに不慣れでも必要としている情報を簡単に探し出せる、「高性能な検索機能」が備わっているツールを導入するべきです。
 
結論、自社が導入すべきアプリは、ファイルを一元管理でき、必要なタイミングで情報に即アクセス可能なツール「ナレカン」一択です。
 
ナレカンの「記事」に残した情報は、任意のメンバーにのみ共有でき、多階層の「フォルダ」で部門やテーマに分けて管理できます。また、「超高性能検索」を使用すればファイル内の文言まで検索可能で、必要な情報を即座に探し出せます。

必要なファイル・情報に即アクセス可能なツール「ナレカン」

ナレカンのトップページ
 
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール

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「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
 
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
 
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
 
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。

<ナレカンをおすすめするポイント>

  1. 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
    記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
  2. 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
    「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
  3. 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
    初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。

<ナレカンの料金>

ナレカンの料金プラン

  • ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
  • エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
  • プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様

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Nextcloudの口コミ・評判

以下では、Nextcloudユーザーの口コミや評判をご紹介します。ユーザーの声をもとに、自社に最適なツールかを判断する材料にしましょう。
 
※こちらでご紹介する口コミ・評判は、すべてITreviewより引用しています。

Nextcloudの良い口コミ・評判

実際に利用するユーザーからは「セキュリティ面」や「自由度が高い点」が高い評価を受けています。
 
非公開ユーザー 投稿日:2022年12月23日
 
機密情報の高いデータを取り扱うことが非常に多く、セキュリティ面からギガファイル便等の使用は会社ではNGでした。
 
本サービスが導入され取引先とのデータのやりとりにおいて、セキュリティ面の安心だけではなく、フォルダ毎の管理も便利で、また安全なURL共有をする際にパスワードも自動生成されるなど楽にデータを相手先に受け渡しすることが良い点です。
 
また以前使用していた別サービスと比較して、重たいデータのアップロードが早いと感じます。
非公開ユーザー 投稿日:2022年12月09日
 
AWS上にサーバを立てその上にNextcloudを構築・運用しています。運用と書きましたが、ユーザ(アクセス権込み)、フォルダの作成だけで特に運用として時間が割かれることはなく、情報システム担当してはこの点が一番のメリットでしょうか。
 
またユーザービリティもよく、デスクトップ版をPCに導入しておけばWindowsのエキスプローラでファイルの操作が可能になります。
 
用途は、メールアカウントがあれば社外の人でもユーザとして作成できるので主に社外とのデータやり取りに利用しています。セキュリティ設定に二要素認証もあるので今のところログインに関するセキュリティは心配していません。
非公開ユーザー 投稿日:2022年05月27日
 
Dropboxと同様のシステムのオープンソース版です
専用アプリが用意され、Windows・Mac・Android・iPhone・iPadでファイル共有が可能。
 
各端末に同じデータが保存されるというように、Dropboxと挙動が似ているので馴染みやすい。
 
構築・設定にはそれなりにスキルが必要ですが、そこをクリアできるなら低コストと自由度の高さが得られます。
非公開ユーザー 投稿日:2022年05月08日
 
クラウドストレージとしてのUIがすぐれていて
一見でファイルのやりとりに使ってもらうお客さんでもだいたい直感的に使い方が理解できる。Googleドライブレベルの操作感は実現できているのがよい。
 
デフォルトでもカレンダーやフォトアルバムといった機能がついていて
ほぼ実用の範疇で利用できるのもよい。
 
カレンダーは業界標準規格に対応しているのでスマホなどと同期も可能。社内の標準グループウェアと共存して使うのにも便利。

Nextcloudの改善点に関する口コミ・評判

実際に利用するユーザーからは「動作の重さ」「日本語対応の不十分さ」に対する声が多く寄せられており、改善が期待されています。
 
非公開ユーザー 投稿日:2022年12月23日
 
弊社の設定なのかもしれませんが、保持期間が1週間と定められているので、もう少し長く設定できると助かるなと思いました。
(受け渡しの相手がDLを忘れて、何度かアップし直すことがあったため)
非公開ユーザー 投稿日:2022年05月27日
 
日本語へのローカライズが不十分です。情報システム担当は英語のスキルも必要になります。
 
アドオンが豊富でローカライズが不十分という点で、用途がわからず機能拡張ができず宝の持ち腐れとなっています。
 
OneDriveとマイクロソフトオフィス、GoogleドライブとGoogleドキュメントのような共同作業には向いていません。マイクロソフトオフィスのように複数のユーザーが同一ファイルを同時に編集できる仕組みが欲しいです。
非公開ユーザー 投稿日:2022年05月08日
 
「単一~複数の大きめのファイル」をやりとりするのには十分だが、
「大量の小容量の写真群」をやりとりすると、内部でサムネイルを生成するのにたいへんな処理時間がかかり、
見た目やパフォーマンスが低下しやすい。


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Nextcloudの使い方や料金、評判まとめ

ここまで、Nextcloudの使い方や料金、評判を中心に解説しました。
 
オープンソースのオンラインストレージ「Nextcloud」は、無料で自社サーバーにオンラインストレージを構築できます。しかし、運用にはサーバーやシステムの知識が必要になるため、ITに詳しい担当者がいない企業には不向きな恐れもあるのです。
 
また、Nextcloudのようなオンラインストレージではフォルダを自由に追加できる一方、どこにファイルを保存したのか分からなくなります。そこで、高度な検索機能が備わっており、簡単にファイルの管理や共有ができるツールを導入しましょう。
 
結論、すぐに利用をはじめられるうえに、必要な情報に即アクセス可能なツール「ナレカン」が最適です。また、ナレカンでは「専任スタッフ」によるサポートに加え、既存データの移管作業も支援しているので、導入~運用までスムーズに進められます。
 
ぜひ「ナレカン」を導入し、社内の情報管理を効率化しましょう。


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代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に管理できるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、ベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。