あらゆる情報がデータ化している現代において、ファイル共有はビジネスで必須です。そのため、「インターネット上でデータを保存できるオンラインストレージ」が個人や法人問わず幅広く使われています。
そのなかでも、多くの利用者を抱えているのが「GigaCC(ギガシーシー)」です。しかし、「GigaCCにどのような機能が備わっているのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、GigaCCの使い方や料金プラン、評判を中心に解説します。
- GigaCCにどのような機能が備わっているのか知りたい
- GigaCCを実際に利用しているユーザーの声を参考に、導入するか検討したい
- そもそもアナログの情報管理をしているので、スムーズに始められるか不安がある
という方はこの記事を参考にすると、GigaCCについて詳しく分かるので、自社にとって最適なツールかを検討できます。
目次
GigaCCとは
GigaCCは、日本ワムネット株式会社が提供するオンラインストレージです。
日本国内で約20万人のビジネスパーソンに利用されており、大容量ファイルの安全な送受信やファイル共有に貢献しています。
また、中国や東南アジア地域内にゲートウェイ拠点を設置することで、日本国内外でのスピーディーなデータ共有を実現しています。
GigaCCの機能とは
以下では、GigaCCの機能を紹介します。
- ファイル共有機能
- 共有ノート機能
- モバイル機能
取引先へのファイル送信だけでなく、データを受け取ることも可能です。また、アクセス権を管理することで、むやみやたらに情報が飛び交う事態を防ぎます。
アップロードされているファイルやフォルダに対して、アクセス権限のあるIDユーザーがコメントを書き込めます。社内外の関係者同士でスムーズな意見交換をしたり、コミュニケーションをとったりすることが可能です。
PCだけでなく、スマホやタブレットからも使用できます。そのため、社外でもファイルの共有や転送が可能です。
以上のような機能は、スムーズな情報共有をするうえで欠かせません。
GigaCCの料金プラン
GigaCCでは、以下3つのプランが用意されています。いずれのプランも初期費用50,000円が必要となり、基本の月額料金は以下となります。
- Standardプラン
- Advancedプラン
- Premiumプラン
12,000円~/10ID/月
280,000円~/1,000ID/月
12,000円~/10ID/月+25,000円
280,000円~/1,000ID/月+25,000円
12,000円~/10ID/月+42,000円
280,000円~/1,000ID/月+42,000円
プランごとに提供される機能が異なるので、注意しましょう。また、「独自ドメイン」「グローバルゲートウェイ」「コマンドラインツール」などの有料オプションもあるので、詳細はHPをご確認ください。
参考:GigaCCの料金プラン
GigaCCを使う注意点とは
以下では、GigaCCを利用する注意点を解説します。「何に気を付けるべきか」を事前に把握し、導入して問題ないか見極めましょう。
タスク管理機能はない
1つ目に、GigaCCにはタスク管理機能がないことが挙げられます。
GigaCCには、テキストやファイルを保存できる「共有ノート」があり、共有ノートには「コメント」を残すことができるので便利です。しかし、メンバーとのやりとりで発生した「タスク」を紐づけて管理する機能はありません。
別途タスク管理ツールを導入する方法もありますが、関連するファイル等と別々にするのは非効率です。そのため、「ノート」と「メッセージ」のほかに、仕事を管理できる「タスク」も備えたツールも検討しましょう。
操作方法が分かりづらい
2つ目は、GigaCCは操作方法が分かりづらいことが挙げられます。
GigaCCは、機能が充実している反面、設定に手間がかかったり操作が分かりづらかったりという口コミもあります(参考:ITreview)。そのため、ITに不慣れな方が多い企業では、現場に馴染むまでに時間がかかる恐れがあるので、注意しましょう。
そこで、ITに詳しくないメンバーが多い会社では、「Stock」のように必要な機能に過不足がないツールが導入されています。
【これで解消】GigaCCのデメリットをカバーするおすすめのツール
ここでは、GigaCCのデメリットをカバーするおすすめのツールを紹介します。
GigaCCには情報を簡単に残せる共有ノートだけでなく、メンバーとやりとりできるコメント機能が備わっているので便利です。しかし、効率的に仕事をするための「タスク管理機能」が備わっていません。
タスク管理機能があれば、ノートにまとめた企画書と一緒に管理できるので、タスク管理ツールは一切不要です。このように、「ノート」「メッセージ」「タスク」の3つの機能は仕事をするうえで必須なので、GigaCCの代替ツールも検討しましょう。
結論、自社が導入すべきなのは、あらゆる情報をストックできる「ノート」があり、ノートごとに「メッセージ」と「タスク」を紐づけられる「Stock」一択です。
Stockのノートには「タスク」が紐づいているため、従来のように別途ツールを使う必要はなくなります。また、Stockは国際セキュリティの資格を取得しているため、大手企業でも安心して利用できるのが特徴です。
非IT企業の65歳のメンバーも簡単に操作できる「Stock」
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
導入実績!GigaCCを導入した事例2選
ここでは、GigaCCを導入した2つの事例を紹介します。事例を把握しておけば、導入したときにスムーズな運用ができるようになるので必見です。
(1)筑邦銀行
引用:筑邦銀行のトップページ
筑邦銀行は、福岡県久留米市に本店を置く地方銀行です。
当社では、2021年4月より「ちくぎんDC企業型年金規約」の受け付けを開始したことで、不特定多数の顧客からファイルが届くようになりました。そのため、「メール以外で、安全にやりとりできる仕組み」が必要になったのです。
そこで、「不特定多数の顧客が安全かつ簡単に操作できること」「社内セキュリティ規定に問題がないこと」をクリアしたGigaCCを導入しました。
その結果、従来のメールによる誤送信や送信エラー、大量のメールに埋もれて見逃してしまう事態の解消できたのです。さらに、実務レベルでデジタル化による業務改革を実体験したことで、脱アナログの意識改革につながっているという声も挙がっています。
(2)東京大学大学院 新領域創成科学研究科
東京大学大学院の新領域創成科学研究科は、基盤化学、生命科学、環境学の3つの研究系で構成されている大学院です。
当研究科では、教職員の公募業務や運営する委員会など、重要な書類を取り扱うシーンが多くあります。そのため、「外部とのファイルの受け取り」「機密資料の安全な保管・共有」が実現できるシステムが必要でした。
そこで、GigaCCを導入して、写真や動画などの大容量データを安全にやりとりできる仕組みを整えたのです。
その結果、紙の資料で対応していたときに比べて、手間と時間の両方のコスト削減が実現できました。また、資料を各自のPCで閲覧できるので、ペーパーレスで会議を進められるようになり、紙資料の取り扱いによる情報漏えいや紛失のリスクも低減されました。
GigaCCの口コミ・評判
以下では、GigaCCを実際に利用しているユーザーからの口コミや評判を解説します。
利用者の声を知ることで、ツールの持つメリット・デメリットが把握できます。
※こちらでご紹介する口コミ・評判はITreviewより引用しております。
GigaCCの良い口コミ・評判
まずは、GigaCCの良い口コミ・評判を解説します。
実際に利用しているユーザーからは「大容量データの受け渡しができて、安全性が高い」という点が評価されています。
非公開ユーザー 投稿日時:2022年12月26日・社内、社外を問わず、セキュアな環境で大容量データの受け渡しが出来る・フォルダ毎にアクセス出来るユーザーを限定したり、権限を設定出来るので、情報セキュリティの管理が楽
非公開ユーザー 投稿日時:2022年12月14日・大容量ファイルを受け取っているのですが動きもスムーズかつ、セキュアに受け取れるので助かっています。・返信用URLを準備して頂ければ、私からも安全にファイルを届けられるのがうれしいポイントです。
非公開ユーザー 投稿日時:2022年10月21日・良いポイントとしてはファイル共有ができるのはもちろんですが大容量のファイルでも問題ないと言うことです。その他でいうのであればシングルサインオンに対応しているのも良いです。
非公開ユーザー 投稿日時:2022年08月25日・カタログ製作において、各デザイナーとデータやり取りする際に500MBでもメール配信が可能となりますので、何回もメールを分散して配信する必要が無く、非常に時短に繋がります。
GigaCCの改善点に関する口コミ・評判
良い評価・口コミがある一方で、改善点に関する口コミや評判も存在します。
実際に利用しているユーザーからは、「コストが高い」「ファイル削除するときに手間がかかる」といった評判が多く、早急な対応が求められています。
非公開ユーザー 投稿日時:2022年03月28日・ギガバイト当たりの1ヶ月あたりのランニングコストがクラウドに比べて高いので、料金を下げていただくか、利用できる容量を増やす改善をしてほしい。
非公開ユーザー 投稿日時:2022年05月30日・URLの公開期限が過ぎたデータなどを削除行う際に、一括削除を行うことができない・公開期限は過ぎているのに「URLが公開されているため削除できません」とメッセージが出る場合がある
非公開ユーザー 投稿日時:2022年01月31日・とにかく手順が多いし、間違って操作してしまいがち。警告メッセージにイライラしてしまう。・容量を圧迫するから削除しようとすると手順が複雑。手順が多すぎて複数ファイルを一括削除できず整理に苦労する。
非公開ユーザー 投稿日時:2022年03月28日・管理画面のUIの画面表示をもっと見やすく改善してほしい
GigaCCの使い方や料金プラン・評判のまとめ
ここまで、GigaCCの使い方や料金プラン・評判を中心に解説しました。
ビジネスをするうえで「情報共有」「コミュニケーション」「タスク管理」の3つは、業界・業種問わずに必須の要素です。しかし、GigaCCでは「タスク管理」ができないので、別途ツールを運用しなければなりません。
仕事で発生したタスクは、情報(資料、ファイル)と一緒に管理しなければ探す手間が増えるだけです。
したがって、ビジネス利用に最適なのは、あらゆる情報をストックする「ノート」があり、ノートごとに「メッセージ」と「タスク」が紐づく「Stock」一択です。Stockは非IT企業を中心に200,000社以上の企業に導入されています。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を使って、簡単に情報共有できる仕組みと整えましょう。