今日では、デジタル技術による生産性アップを目的に多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めています。また、DXで業務がより良く変化すれば時代の激しい変化にも対応しやすくなります。
とはいえ、なかには「DXを進めるにあたって何をすべきか分からず、アナログな業務から脱却できていない」と悩む担当者の方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、DXの成功事例やポイント、おすすめのツールを中心にご紹介します。
- 自社でもDXを進めたいが、具体的に何をすべきか分からない
- DX成功事例を学び、自社で活用できるポイントを見つけたい
- DXを確実に成功させるにはどうすれば良いか知りたい
という方はこの記事を参考にすると、他社の成功事例をもとに自社でもスムーズなDX化ができるようになります。
目次
DXができている状態とは
DXができている状態とは、デジタル技術の活用によって人々や社会がより良く変化したときを指します。
たとえば、経済産業省では「デジタル技術を活用してビジネスをどのように変革するかという経営戦略が必要である」とされています。つまり、DX化のためには業務をデジタル化するだけでなく、既存システムそのものを改良しなければならないのです。
したがって、全社で事業変革をしながら時代の変化に対応していく必要があります。
DXの成功事例10選
以下では、DXの成功事例を業界別に10選ご紹介します。他社の事例から自社に活用できるポイントを押さえたい方は必見です。
事例1|株式会社メルカリ(ソフトウェア・通信)

引用:株式会社メルカリ
株式会社メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」を開発・提供している企業です。
当社では、スマートフォンひとつで取引を完結できる仕組みを生み出しました。また、利便性を高めるために匿名配送や宛名書き不要で配送できるサービスを提供したり、決済サービスを連携させたりしています。
以上のような仕組みにより、競合のフリマアプリと大きな差をつけたのです。
事例2|Netflix(ソフトウェア・通信)

引用:Netflix
Netflixは、月額定額制の動画配信サービス「Netflix」を提供している企業です。
当社は従来店舗型のビデオレンタルを展開していましたが、店舗に行くのが面倒なユーザーをターゲットに「郵送型レンタル」や「サブスクリプション型レンタル」のようなシステムへ刷新しました。
以上のように、好みの動画が自宅でいつでも見られるようになったことから、顧客数も大幅にアップしたのです。
事例3|Spotify(ソフトウェア・通信)

引用:Spotify
Spotifyは、月額定額制の音楽・音声サービス「Spotify」を提供している企業です。
当社では、音楽を聴くのにCDやデジタル音源を購入して、機械にダウンロードする必要がありました。そこで、サブスクリプションシステムを導入し、何百万曲もの音楽をいつでも聴けるようにしたのです。
また、ユーザーの視聴履歴を活用して好みの曲を自動表示する機能もあり、顧客満足度の維持・向上につながっています。
事例4|LINEヤフー株式会社(金融・保険)

引用:LINEヤフー株式会社
LINEヤフー株式会社は、チャットツール「LINE」を開発・提供している企業です。
当社では、クレジットカードやローンの申し込みで得られる信用をスコア測定する「LINE Score」を提供しています。具体的には、AI技術を活用しながらスコアを出し、スコアに応じた特典やキャンペーンを受けられるようにしたのです。
その結果、信用情報へ簡単に客観性を持たせられるようになりました。
事例5|株式会社小松製作所(製造業)

引用:株式会社小松製作所
株式会社小松製作所は、稼働管理システム「KOMTRAX」を提供している企業です。
KOMTRAXは、通信システムやGPSによって建設機械の情報を集約し、遠隔操作ができるシステムです。そのため、現場に行かなくてもエンジンを起動・停止したり機械の位置情報や故障状況が分かったりするのです。
以上のようなシステムにより、労働力やコストの削減につながっています。
事例6|株式会社クボタ(製造業)

引用:株式会社クボタ
株式会社クボタは、建機や農機でソリューションを提供する企業です。
当社では、故障状況をいつでも確認できるアプリ「Kubota Diagnostics」を開発しました。その結果、故障などによるダウンタイム(稼働停止時間)が大幅に削減され、ユーザーが円滑に作業を進められるようになったのです。
また、スマートフォンをかざすだけで故障箇所を認識できる機能も搭載しており、ITリテラシが低くても使いやすい仕様になっています。
事例7|鹿島建設株式会社(建築業)

引用:鹿島建設株式会社の事例
鹿島建設株式会社は、土木・建築・開発事業を展開している企業です。
当社では、建築就業者の不足に対応するため生産プロセスを変革する「鹿島スマート生産ビジョン」を実施しています。具体的には「単純作業・危険性のある業務の機械化」「現場外からの遠隔管理」などが挙げられます。
以上のような取り組みにより人手不足が解消されたほか、社員の業務負担も減ったので人的ミスも起こりづらくなったのです。
事例8|大塚製薬株式会社(医療)

引用:大塚製薬株式会社
大塚製薬株式会社は、医療品や食料品を製造・販売している企業です。
当社では薬の飲み忘れを防止する「服薬支援システム」を開発しました。具体的な機能には、”薬を飲むタイミングで点滅する”、”医師が服薬履歴を確認できる”などがあります。
その結果、薬の飲み忘れが減って病気の再発・悪化を防ぎやすくなりました。
事例9|家庭教師のトライ(教育)

参考:家庭教師のトライ
家庭教師のトライは、株式会社トライグループが運営する家庭教師派遣会社です。
当社では、学習のスピードや定着率における個人差や生活スタイルが多様化する課題に対応するため、映像学習サービス「Try it」を提供しています。
その結果、時間・場所を問わない利便性によって顧客満足度が大幅アップしました。また、現在では自宅からのオンライン利用だけでなく、塾のサポートや教育現場など幅広いシーンで活用されています。
事例10|横浜予備校(教育)

引用:横浜予備校
横浜予備校は、大学受験向けの予備校を運営する学習塾です。
当校では生徒の情報共有を口頭でしていたため、内容をあとから振り返れない課題がありました。そこで、目的の情報を簡単に蓄積できるクラウドツールの「Stock」を導入したところ、やりとりが大幅に円滑化したのです。
また、Stockは使い方を教える時間が一切かからずシンプルなので、全従業員が操作のストレスなく使いこなせています。
【これで解決】社内のDXを成功させるのに最適なツール
以下では、社内のDXを成功させるのに最適なツールをご紹介します。
社内でDXを進めるうえでは”ITツール”を導入して既存システムを刷新する必要があります。しかし、導入だけではなく運用にも着目しなければなりません。
多機能なITツールを導入しても、従業員が使いこなせなければ次第に活用されなくなるからです。つまり、DXを確実に実現するためには「ITリテラシーが低くても即日で使えるシンプルなツール」を導入・運用すべきなのです。
結論、直感的な機能性・使いやすさに特化した「Stock」であれば、非IT企業のDXを実現する第一歩として最適です。
Stockの「ノート」に記載した情報は簡単に蓄積されるほか、情報を更新すると即座にチームへ共有できます。また、各ノートに紐づく「メッセージ」「タスク」により話題が混在しないため、情報の共有・管理に一切の負担がかかりません。
非IT企業の65歳が直感的に使えるツール「Stock」

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
事例から分かる!DXを成功させる3つのポイント
ここでは、DXを成功させるポイントを3つご紹介します。DXをスムーズに浸透させるためにも、以下の点を確実に実践しましょう。
(1)社内の意識改革をする
まずは、DXを成功させるポイントとして、社内の意識改革が挙げられます。
個人や部署単位でDXを推進したとしても、経営者層がDXへの投資意識がなければ意味がありません。しかし、非IT企業であると「DX化によってどのようなメリットがあるのか」を経営者自身が分かっていない場合も多いです。
したがって、”DXによってどれほどのコスト削減ができるか”といった具体的なメリットを示し、既存システムからの脱却につなげるべきなのです。
(2)小さな範囲からIT化する
DXを成功させるには、小さな範囲からIT化するのも大切です。
DXのためには業務のIT化が不可欠ですが、はじめから全社単位でのIT化をするのはおすすめできません。仮にITリテラシーの低い社員が多ければ、ツールの使い方を覚えるのに時間がかかり、かえって業務効率が低下しかねないからです。
以上のような混乱を生まないためにも、まずは個人やチームで非効率となっている業務からIT化していくようにしましょう。
(3)情報を円滑に共有・管理する
最後に、情報を円滑に共有・管理するのもDXの成功につながります。
DXによりITツールを導入したとしても、操作が複雑であると情報の共有・管理が滞ってしまいます。このような状態では、重要なメッセージの伝達・把握が遅れたりデータの管理場所が分からなくなったりするトラブルも起こりかねません。
したがって、情報をスムーズに共有・管理するには「ITに詳しくない人でも簡単に使いこなせるツール」が求められるのです。たとえば、非IT企業の65歳が即日で操作できる「Stock」を使うと、DXを確実に浸透させられます。
DX推進をサポートする技術・ツール分類
ここでは、DX推進をサポートする技術・ツール分類をご紹介します。以下を活用して業務効率化を図りましょう。
技術・ツール名 | 内容 |
---|---|
IoT(Internet of Things) |
「モノのインターネット」を意味しており、モノがネットを経由して相互通信をする技術です。 |
AI(Artificial Intelligence) |
AIは人工知能とも呼ばれ、音声や画像の認識機能など人間に代わって高度な作業をする技術です。 |
AR/VR |
AR(Augmented Reality)は「拡張現実」、VR(Virtual Reality)は「仮想現実」を意味します。どちらも架空の現実世界を作り出し、その場にいるかのような体験ができる技術です。 |
RPA(Robotic Process Automation) |
ロボットによりあらゆる業務プロセスを自動化できるツールです。 |
Web会議ツール |
ビデオチャット機能を使い、時間・場所を問わずに対面会議ができるツールです。 |
クラウドツール |
すべての情報を一元化しながらリアルタイムでのやりとりもできるツールです。 |
上記のツールを使えば、業務負担を大幅に軽減しながらDXを推進できます。
DXの事例・ポイント・ツールまとめ
これまでDXの事例・ポイント・ツールを中心にご紹介してきました。自社のDXを推進するうえで重要なポイントは以下の3つです。
- DXのメリットを理解させ、社内の意識改革をする
- 混乱を生まないために、小さな範囲からIT化する
- 操作が簡単なツールを使い、円滑に情報を共有・管理する
上記のポイントを押さえれば、DXの成功事例のように効率的な業務を実現できます。とくに、3つ目の「操作が簡単なツール」を使えば、使い方を教える手間もかかりません。
つまり、自社のDX化には、非IT企業の65歳以上でも直感的に使いこなせるほどシンプルな「Stock」が最適なのです。
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