Microsoft社が開発した「Yammer(ヤマー)」は組織のコミュニケーションを活性化させるための社内SNSアプリです。ただし、Yammerは既に廃止されており「Viva Engage(ビバエンゲージ)」という後継のアプリに機能が引き継がれています。
 
そのため、なかには「後継のViva Engageの特徴や使い方の違いを把握できていないので、自社に導入すべきかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、Viva Engageの使い方や料金・評判を中心にご紹介します。
 
という方はこの記事を参考にすると、Yammerの後継のViva Engageの活用方法が分かり、導入するかどうかを判断できます。


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【サービス終了?】Yammer(ヤマー)とは

まず、yammerがどのようなアプリだったのかについて紹介します。
 
Yammer|トップページ
 
 
Yammerとは、タイムライン形式でオープンに発信可能な社内SNSツールです。多数に向けた情報発信に長けており、社内全体への情報共有を容易にします。
 
しかし、「Yammer」は、2023年に廃止となったため、後継のアプリである「Viva Engage」に機能が引き継がれています。

Yammerの特徴

Yammerの特徴は、不特定多数に向けた情報発信力の強さです。
 
Yammerでは個人や社内全体だけでなく、作成したグループに向けてメッセージや情報を自由に投稿できます。さらに、メッセージ投稿には、意見を募れる「投票」や、良い行動に対する「称賛」「質問」もでき、さらには「いいね」でリアクションも伝えられます。
 
そのため、社内でアナウンスするときに用いると、情報をメッセージに集約しながら簡単に共有できたのです。

Yammerの機能

Yammerには、以下の5つの機能があります。
 
【機能】 【特徴】
Microsoft Teamsと連携
Microsoft Teams上でYammerタブを追加し、投稿できます。
メッセージ投稿
個人やグループ、社内全体へ向けて自由に情報を発信できます。
グループ作成
任意のメンバーをグループに招待すれば、グループ内でのみ投稿やファイル共有ができます。
メンバーのフォロー
特定のメンバーをフォローすると、当該メンバーの一連の投稿を表示します。
ファイルや画像の共同編集
グループ内で共有したファイルや画像の共同編集が可能です。
以上の機能を活用すると、スムーズな情報共有が実現し、チームの生産性向上につながります。


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【徹底比較】後継のViva Engage(ビバエンゲージ)とは

Microsoft社は2023年3月のアップデートで「Yammer」というブランドを廃止し、Yammerの機能をMicrosoft Vivaの最新版である「Viva Engage」に統合しました。
 
組織規模での企業コミュニケーション、ナレッジシェアの実現を目指しており、Yammerと機能や能力などに大きな変更はなく継続性が保たれています
 
ただし、Viva Engageは、Yammer同様にタイムライン形式であるため、投稿が増えると重要な情報も流れてしまう点に注意が必要です。
 

Viva EngageとYammerの違い

ここでは「Viva Engage」との結合に伴い、アップデートされた点についてご紹介します。主に、以下の4つの仕様の変更や新機能が挙げられます。
 
 
  • Microsoft Teamsとの連携がスムーズに
  • Teamsとの連携が強化され、Viva EngageをTeamsのアプリから直接アクセスできるようになりました。また、Viva Engageは社内全体、Teamsはプロジェクト内でのやり取りを効率化します。
     
  • リーダーシップ・コーナー
  • リーダーシップ・コーナーは、社員が組織のリーダーやその代理人と直接コミュニケーションを取れる場です。組織のイニシアチブを持つトップと社員が直接コミュニケーションを取ることで、意思疎通を図りやすい環境をつくれます。
     
  • Ask Me Anything (AMA)イベント
  • AMAイベントは、Q&Aやディスカッションを通して、社員がリーダーへ質問をし回答を得る機会を獲得できます。また、リーダー側にとっても社員の多様な意見を聞けるため、組織としてのエンゲージメントを向上できるのです。
     
  • 分析機能
  • Viva EngageではYammerよりも高度な分析が可能です。個人間や組織内でのエンゲージメントを分析し数値化することで、定量的に社内のコミュニケーションの活発度を確認できます。
 
このように、Viva EngageはYammerと比べて、より組織としての一体感の向上を実現できます。

Viva EngageとTeamsの違い

Viva EngageとMicrosoft Teamsの違いは、機能だけでなく”活用されるコミュニティの規模感”にもあります
 
Viva EngageとMicrosoft Teamsは、どちらもMicrosoft 365と統合された情報共有ツールです。しかし、Viva Engageは大人数での情報共有に適しているため、社内全体で導入されるケースが多いです。
 
一方、Microsoft Teamsは、「ビデオ通話機能」があるので、少人数のコミュニケーションの活性化や共同作業の効率化を図れます。そのため、チームやプロジェクト内で導入される傾向があり、リモートワークにも最適です。
 
ただし、Microsoft製品は、操作が複雑な傾向にあるため注意が必要です。そのため、「社内の情報共有を活性化させたいが、シンプルでなくては困る」という場合は、 「Stock」のような直感的に使いこなせるツールがおすすめです。


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Viva Engage(ビバエンゲージ)の使い方4選

ここでは、Viva Engageの使い方を解説します。以下の使用方法を押さえ、自社での活用イメージを深めましょう。

(1)Microsoft Teamsと連携する

Viva EngageをMicrosoft Teamsと連携すると、ワークフローを簡略化できます。
 
はじめに、Teamsのチャネルにあるタブバーで[+]をクリックします。そして、[コミュニティ]タブを開き、Teamsに表示するメッセージのコミュニティやトピックを選択します。
 
最後に[保存]をクリックすると、Viva EngageタブがTeamsに表示されます。ただし、タブを追加するにはMicrosoft Vivaのサブスクリプションに加入する必要があります。
 

(2)コミュニティを作成する

Viva Engage内のコミュニティは、会話でのやりとりやイベントの投稿などの中心的な場所と言えます。コミュニティを作成すると、自動的にコミュニティ管理者にもなります。
 
まず、Microsoft 365で、[Viva Engage] タイルを選択します。または、Viva Engageで[コミュニティ]タブを選択します。
 
つぎに、左下にある[コミュニティの作成]を選択します。さらに、[コミュニティの作成]ダイアログで、フィールドに入力し、[作成]を押すとコミュニティが完成します。
 

(3)リーダーシップ・コーナー

リーダーシップ・コーナーでは、リーダーが投稿する情報をチェックしたり、AMAに参加して直接質問したりできます。
 
Viva Engage|リーダーシップ・コーナーを説明する画面
 
はじめに、上部のナビゲーションメニューから[リーダー]タブを選択して、リーダーシップ・コーナーに入ります。そして、上部の[すべてのリーダーを表示する]から、やり取りしたいリーダーを選択し、直接コミュニケーションを取れます。
 
また、画面右側の[AMA イベント モジュール]を選択すると、リーダーへ直接質疑応答ができます。
 

(4)テキスト・写真を投稿する

Viva Engage|記事を作成する画面
 
まず、ホームフィードまたは投稿権限を持つ任意のページから、上部に表示されている投稿の種類のうち、「記事」のボタンアイコンを選択します。
 
タイトルまたは本文フィールドを選択すると、テキストと画像が追加できます。Wordやその他のアプリと同じように、テキストを選択して書式設定オプションを適用しましょう。
 


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Viva Engage(ビバエンゲージ)の料金体系

Office 365の4プランのうち、Viva Engageが利用できるのは、以下の3プランになります。全てのプランで1か月間の無料トライアルが可能です。
 
Office 365 E1 Office 365 E3 Office 365 E5
料金/ユーザー/月
1,161円
3,110円
5,359円
メール・予定表
あり
あり
あり
Web会議・音声通話
あり
あり
あり
ファイル容量制限
1TB
5TB/ユーザー
5TB/ユーザー
Microsoft 365 アプリ
制限あり
あり
あり
 
なお、Viva EngageのアプリをOffice 365に加入せずにダウンロードすることもできるため、自身に合ったプランを選択しましょう。
 
  • 従業員コミュニケーションとコミュニティ:299円/月(年払い)
  • Workplace Analytics と従業員フィードバック:899円/月(年払い)
  • スイート:1,799円/月(年払い)


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Viva Engage(ビバエンゲージ)の評判

ここでは、Viva Engageを導入したユーザーの評判をご紹介します。自社へ導入を検討するときは、実際にViva Engageを利用したユーザーの声を参考にしましょう。
 
※こちらでご紹介する評判はBoxil SaaSより引用しております。

Viva Engageの良い評判

以下では、Viva Engageの良い評判をご紹介します。ユーザーからは「社員同士が気軽に情報共有できる」という声があがっています。
 
非公開ユーザー
投稿日:2024年4月
 
SNSで交流する感覚で、社員同士が気軽に情報共有できます。大切な情報をフィード形式で配信でき、コメントやリアクションで意見をスムーズに交わせます。分かりやすいUIで、社内の様々なデータにもスムーズにアクセスできるのも便利です。
 
非公開ユーザー
投稿日:2024年4月
 
社内のコミュニケーションを図る上ではとても良いツールです。このアプリが導入される前は全社員会議等でしかお会いできない部署等もございましたが、誰もが気軽に部署に関わることや仕事に関することを投稿できるので他部署の人間の人となりを理解する上でとても良いツールでした。
 
非公開ユーザー
投稿日:2024年1月
 
メールでの情報共有ではなく、掲示板とうまく組み合わせながら使用しております。部署内での活用は情報や確認した人数を確認することができるのでどんな情報に関心を持たれるかを簡易的に分析することができます。
 

Viva Engageの改善に関する評判

以下では、Viva Engageの改善点に関する口コミをご紹介します。ユーザーからは、「通知が分かりづらい」などの改善を求める声が寄せられています。
 
非公開ユーザー
投稿日:2024年4月
 
コミュニティ作成がいまいちわかりづらい
 
非公開ユーザー
投稿日:2023年11月
 
通知の表示をわかりやすくしてほしい
 
非公開ユーザー
投稿日:2023年9月
 
ログインまでに少し時間がかかるような気がしました
 


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最も簡単にチームで情報共有ができるITツール

以下では、最も簡単にチームで情報共有ができるITツールをご紹介します。
 
Viva Engageを組織全体のコミュニティの場として活用すると、情報共有が容易になり、コミュニケーションも活性化します。また、リアクション機能により車内アナウンスが読まれているかの確認にも使えるのです。
 
ただし、投稿はタイムライン形式で共有されるため、「情報が流れやすい」というデメリットが伴います。そのため、投稿内容とメッセージが紐づけて共有でき、重要なメッセージをすぐに振り返れるツールを導入すべきです。
 
結論、社内の情報共有には、ITに不慣れでも簡単に投稿を作成・共有できるうえ必要な情報がすぐに見つけられるツール「Stock」が最適です。
 
Stockの「ノート」に添付した画像・動画を含む情報は、リアルタイムで共有できるほか、ノート(投稿記事)に紐づく「メッセージ」でコメントやリアクションが送れます。また、チームごとに「フォルダ」を作成し、アクセス権を制限すれば、安全で効率的な情報共有が可能です。

メッセージが流れず欲しい情報がすぐに見つかる「Stock」

Stockのトップページ
 
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
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Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
 
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
 
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。

<Stockをおすすめするポイント>

  1. ITの専門知識がなくてもすぐに使える
    「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
  2. 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
    作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
  3. 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
    直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。

<Stockの口コミ・評判>

塩出祐貴さん画像
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」
★★★★★ 5.0

弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。

竹原陽子さん、國吉千恵美さん画像
竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」
★★★★★ 5.0

特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。

江藤 美帆さん画像
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC)
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」
★★★★★ 5.0

元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。

<Stockの料金>

Stockの料金プランページ

※最低ご利用人数:5ユーザーから

https://www.stock-app.info/pricing.html

Stockの詳細はこちら


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Viva Engage(ビバエンゲージ)の活用事例|株式会社富士通

Viva Engageの活用事例を紹介する画面
 
富士通では、Viva Engageの導入で社内交流の場が増え、コメントやリアクションが活発になったことで多くの社員の意識が変わったといいます。
 
結果、Viva Engageは富士通内のコミュニケーションになくてはならないものになっています。今では利用率が9割を超え、グローバルで10万人が利用するプラットフォームになっているのです。
 
また、コミュニティの数も1万を超え、部門部署の垣根を超えたやりとりが日々行われています。社内情報の見せ方や伝え方も大きく変わり、マニュアルの読解に1時間かかっていたものが動画によって5分で済ませられたといったケースも増えています。
 


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Viva Engage(ビバエンゲージ)の使い方や料金・評判まとめ

これまで、Viva Engageの使い方や料金・評判を中心にご紹介しました。
 
Viva Engageは、タイムライン形式でオープンに発信可能なツールで、多ユーザーへの情報発信力に優れています。Viva Engageを活用すると社内の情報共有が活性化する一方、投稿数が増えると古い情報が埋もれてしまうリスクも存在します。
 
しかし、ビジネスにおいて共有された情報は、いつでも簡単に振り返られる状況でなければなりません。目的の情報にすぐにたどりつけなければ、社内の情報共有が停滞してしまう事態になりかねないのです。
 
結論、自社が導入すべきなのは、あらゆる情報の共有・管理を効率化し、過去の投稿(ノート)もすぐに取り出せる「Stock」一択です。
 
ぜひ「Stock」を使って、社内の情報共有の悩みを解消しましょう。


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代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に管理できるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、DNX VenturesEast Venturesマネーフォワード等のベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。
2024年、100名~数万名規模の企業のナレッジ管理の課題解決のために、社内のナレッジに即アクセスできるツール、「ナレカン」をαローンチ。

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