iPhoneやiPadなどのモバイル端末に対応している報告書アプリを使えば、場所や時間を問わず、手軽に業務の報告や情報共有ができます。また、パソコンを開いたり紙に印刷したりする必要もないので、報告書作成の負担も軽減されるのです。
しかし、「数ある報告書アプリのなかから、どのアプリを自社に導入すべきか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、iPhone/iPadに対応したおすすめの報告書アプリ8選や、選定ポイントを中心にご紹介します。
- おすすめの報告書アプリを比較検討したい
- 報告書アプリを選定するときに重視すべきポイントを知りたい
- スマホで報告書を作成できるアプリを探している
という方はこの記事を参考にすると、自社に最適な報告書アプリが見つかり、効率よく業務を進められるようになります。
目次
報告書の必要性とは
報告書は、「進捗を把握するため」や「業務を振り返って今後の改善につなげるため」に必要です。
報告書を作成すれば、社員一人ひとりの業務内容が見える化して、全体の進捗を把握できます。また、報告書を通してフィードバックやアドバイスをすることで、”課題の解決”や”業務の質の向上”にもつながるのです。
しかし、毎日の業務報告や日報の提出が必要な場面において、報告書の作成を面倒に感じるケースは少なくありません。そこで、報告書アプリを導入すれば、スマホやタブレットから手軽に報告書を作成できるようになり、報告書業務の手間が軽減されます。
報告書アプリを導入するメリットとは
紙やExcelではなく、「報告書アプリ」で報告書を作成するメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
- あらゆる端末から利用できる
- 管理・共有が効率化する
- 社内コミュニケーションが活性化する
ExcelやWordがPCに最適化している一方、報告書アプリの多くはスマホやタブレットからもスムーズに使えます。そのため、営業や現場仕事などのオフィス外での作業が多い場合でも、外出先から簡単に報告書を提出できるのです。
「フォルダ機能」があるアプリを使えば、報告書を部署や業務ごとに分類して社内に整理できます。また、報告書の内容がリアルタイムで共有されるアプリであれば、逐一メールや印刷をして情報共有する手間がかかりません。
報告書に対してリアクションできるアプリを使うと、報告書を基点とした社内コミュニケーションの活性化につながります。また、上司からのフィードバックをアプリ内で受け取ることができるのです。
このように、報告書アプリを使えば、報告書の作成・共有・管理の手間を減らせます。さらに、「ナレカン」のように、報告書への「コメント機能」を備えたツールを選べば、内容について気軽に質問したり、コミュニケーションをとったりできるのです。
報告書アプリの4つの選定ポイント
ここでは、報告書アプリの選定ポイントを4つ紹介します。以下のポイントを踏まえて、自社に最適なアプリを選びましょう。
(1)自社の用途とマッチしているか
1つ目の選定ポイントは、自社の用途に合っていることです。
報告書アプリは、それぞれ機能や特徴が異なるため、「アプリをどのような目的で使用するのか」を明確にしておきましょう。目的が不明瞭なまま導入・運用をすると、アプリが使われないまま放置されたり、形骸化したりする事態につながりかねません。
したがって、たとえば「とにかくスムーズな報告書の作成」「報告書をはじめとした社内情報の一元管理」など、導入目的を踏まえてアプリを選ぶことが重要です。
(2)スマホから使いやすいか
2つ目の選定ポイントは、スマホから使いやすいことです。
スマホから使いやすいアプリであれば、PCを開くことなく、手元でスムーズに報告書を作れます。また、「工事報告書」や「営業報告書」を作成する場合は、現場や客先などオフィス外から共有できると便利です。
ただし、報告書アプリのなかには、「スマホだと機能が制限される」「スマホの画面では見づらい」といったものもあります。したがって、無料トライアルなどを活用して、スマホでも問題なく利用できるかを事前に確認しましょう。
(3)報告書の提出・管理ができるか
3つ目の選定ポイントは、報告書の提出・管理ができることです。
報告書は作って終わりではなく、提出先に共有しなければなりません。また、報告書はノウハウやナレッジとして、今後の業務に活用される可能性があるので、作成・提出後の適切な管理も重要です。
したがって、アプリを選ぶときは、報告書の作成だけでなく、共有・管理機能を搭載しているかを確認しましょう。たとえば、”フォルダ”で文書を整理できる情報共有ツール「ナレカン」であれば、報告書の作成から管理までが一か所で完結します。
(4)社員が扱いやすいアプリか
4つ目の選定ポイントは、社員が扱いやすいアプリであることです。
「便利そうだから」という理由だけで多機能なアプリを選ぶと、操作が複雑だったり使いづらかったりして、社内に浸透しない事態につながります。また、使い方を説明するための教育コストを要し、かえって作業効率が落ちる恐れがあるのです。
したがって、とくに社員のITリテラシーにばらつきがある大企業は、「誰でも簡単に使いこなせるアプリ」を導入しましょう。
【iPhone/iPad対応】おすすめの報告書アプリ8選
以下では、iPhone/iPadに対応したおすすめの報告書アプリを8つご紹介します。
報告書アプリを導入すれば、スマホやタブレットから簡単に報告書を作成できます。しかし、報告書は作成して終わりではないので、作成後の提出・管理もできるアプリを選びましょう。
ただし、多機能なアプリは操作が複雑で、ITに詳しくない現場社員が使いこなせない恐れがあります。とくに、「日報」や「作業報告」は社員が毎日作成する書類なので、「ストレスなく簡単に使える報告書アプリ」を選ぶべきなのです。
結論、自社が導入すべきなのは、誰でも簡単に報告書を作成・共有・管理できる「ナレカン」一択です。
ナレカンの「記事(ノート)」には、「テンプレート」で簡単に報告書を作れるうえ、任意のメンバーへ瞬時に共有できます。また、”部署”や”テーマ”ごとに整理可能な「フォルダ」や、超高精度の「検索機能」があるので、見たい報告書をすぐに探し出せるのです。
【ナレカン】報告書の作成から管理までを効率化するアプリ
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
https://www.stock-app.info/narekan_document_request.html
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
<ナレカンを使ったスマホでの報告書作成>
ナレカンでは、以下の手順でスマホから報告書を作成できます。
- テンプレート一覧から、あらかじめ登録しておいた「業務報告書のテンプレート」を選択します。
- テンプレートが呼び起こされるので、項目に沿って内容を記載します。
- 作成が完了したら、画面右上の [公開] をタップして完了です。
以上のように、ナレカンでは「テンプレート」を使って簡単に報告書を作成できます。
【Stock】写真付きの報告書も簡単に作成できるアプリ
「Stock」を使えば、写真付きの報告書を簡単に作成・共有できます。
Stockの「ノート」にはテキストだけでなく、スマホで撮影した写真も簡単に貼り付けられ、アプリから直接写真に書き込みもできます。また、ノートには「タスク」を紐づけられるので、報告書作成を忘れずにこなせるのです。
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
【LINE WORKS】ビジネスシーンに特化したLINE
<LINE WORKSの特徴>
- 報告書の作成にかかわる機能が1つのアプリに集約
- LINEと同じ感覚での操作が可能
- LINEとの連携が可能
報告書資料やファイルをどこからでも保存、閲覧できるドライブが備わっています。
LINEでおなじみのチャットやスタンプ、グループトークを活用して、カジュアルな報告ができます。
LINEや他社のLINE WORKSユーザーと連携できるので、取引先や顧客など、社外の人とでもやりとりが可能です。
<LINE WORKSの機能・使用感>
- ドライブ
- 掲示板・コメント機能
- 既読機能
「報告書のファイルや添付資料」を、いつでも保存・閲覧できます。ただし、ファイル形式での保存なので、スマホからは開きづらい恐れがある点に注意が必要です。
特定のメンバーに対して一斉に共有される「掲示板機能」は、報告書の作成に活用できます。また、掲示板ごとにリアクションやコメントができるので、社内コミュニケーションの活性化にもつながります。
既読機能が備わっているので、報告書の閲覧有無を確認できます。そのため、未読メンバーには再通知を送ることで、報告書の見忘れを防げます。
<LINE WORKSの注意点>
- 情報が流れやすい
- 無料プランはセキュリティ機能に制限がある
掲示板で報告書を作成すると、新規の投稿で流れてしまい、報告書を見落とすリスクがあります。また、過去の報告書を探す場合も、投稿を遡る必要があり面倒です。
無料プランの場合、管理とセキュリティの機能に制限があるので、情報漏洩に注意する必要があります。
<LINE WORKSの料金体系>
- フリー:無料
- スタンダード:540円/ユーザー/月(月払い)
- アドバンスト:960円/ユーザー/月(月払い)
【gamba!】豊富なテンプレートを自由に登録できるアプリ
<gamba!の特徴>
- テンプレートを自由に登録できる
- 「報告書×SNS」の仕組みにより、迅速なやりとりが可能
- タイムライン形式での読みやすい報告
用途に合わせて様々なテンプレートを登録できます。また、テンプレートを使えば、項目に沿って入力するだけで報告書を作れるうえ、「社員ごとに報告内容が異なる」といった課題も解消されるのです。
ボタンをタップするだけで「いいね」やスタンプを送信できるので、迅速かつ活発な情報共有を実現できます。
タイムライン形式で報告書が表示されるため、報告書を時系列に沿ってスムーズに確認できます。ただし、タイムライン形式の欠点として、情報が次々と流れていく点には注意が必要です。
<gamba!の機能・使用感>
- 報告書テンプレート
- 目標管理
- 管理機能
引用:gamba!|投稿
テンプレートを活用すると、チェックボックスを選択したり、項目に沿って文字を入力するだけで簡単に報告書を作れます。そのため、報告書を一から作成する手間がかかりません。
引用:gamba!|目標管理
報告書と合わせて、日々の進捗状況・達成率をグラフ化して共有できます。日々の作業状況が数値で示されるため、社員ごとの評価にも役立ちます。
管理機能では、日報の投稿状況の管理だけでなく、勤怠管理、ログイン管理をすることができます。社員のパフォーマンスが可視化され、仕事の偏りを防ぎます。
<gamba!の注意点>
- 5ユーザー未満の使用に注意
- 自由度が高すぎる
5ユーザー未満であっても、5ユーザー分の料金を請求されるので、小規模チームでの利用には適していません。
ユーザーの口コミでは「自由度が高すぎて、当初何を記入していいか困った」などの声が寄せられています。(引用:ITreview)
<gamba!の料金体系>
- 980円/ユーザー/月(月払い)
【FieldPlus】リアルタイムで作業報告できるアプリ
<FieldPlusの特徴>
- 自由なテンプレートの作成が可能
- 多種類のブラウザでの使用が可能
- 導入しやすい
部署や業務内容に合わせて、豊富なテンプレートの作成が可能です。
iPhone、iPad、Android端末など、インターネット環境さえあればどのような端末でも利用できます。
専用サーバーや端末が不要なうえ、初期設定費用0円なので導入ハードルが低いです。
<FieldPlusの機能・使用感>
引用:FieldPlus|機能
- 報告送信
- 報告内容確認
- お知らせ配信
事前に用意された報告書シートから各種業務報告ができます。また、一時保存可能なので、勤務の合間に少しずつ報告書作成を進められます。
作成者または管理者がリアルタイムで報告書内容を確認できます。そのため、離れた場所にいるメンバーであっても、進捗を把握しやすいです。
管理者がお知らせを全ユーザーに一斉に配信できます。また、複数配信や公開期限の設定も可能なので、社内に向けた連絡事項などをお知らせしたいときに便利です。
<FieldPlusの注意点>
- カスタマイズ機能は基本使用料に含まれない
- 添付できる画像に容量制限がある
- オプション料金がかかる恐れがある
報告書テンプレートにカスタマイズ機能を利用する場合は、別途費用が発生します。
「画像1枚につき5MBまで」「1回の報告で32MBまで」の容量制限があるので、高画質の写真を添付したい場合や、写真中心で報告書を作成したい場合には不便に感じる恐れがあります。
ディスク容量の追加やIPアドレス制限をつけたい場合、オプション料金でさらにコストがかかってしまいます。
<FieldPlusの料金プラン>
- システム初期設定費用:無料
- システム基本使用料:5,000円/月
- ライセンス使用料:500円/ID/月
【i-Reporter】エクセル帳票からデータ移行できるツール
<i-Reporterの特徴>
- エクセル帳票をそのまま移行できる
- 入力ミスを削減できる
- 既存システムと連携できる
従来の現場ノウハウが詰まったエクセル帳票をそのままアプリ内帳票に移行できるため、ツールの移行時に現場への説明を最低限にできます。
「選択肢」「日付」「数値」など、入力データの種類に応じて使える専用の「デジタルインプット」が多数用意されています。そのため、作成者の入力の負担が少なく、ミスを抑えられます。
各種クラウドとのAPI連携、基幹システムとの連携により報告書作成の効率化が見込めます。
<i-Reporterの機能・使用感>
- 多様な業種で使える
- 管理が煩雑になりづらい
- 独自の画面を設定できる
i-Reporterは、報告書のひな型作成の自由度が高いです。そのため、「製造業の作業報告書」「施工報告書」「点検報告書」など、多様な業種の報告書に活用できます。
作成した報告書はシステムのデータベースで一元管理できます。そのため、報告書の管理が煩雑になりづらいです。
カスタムメニュー機能では、メニューアイコンの画像や名称を自由にカスタマイズ可能です。そのため、現場社員が使いやすいようなデザインでアプリを運用できます。
<i-Reporterの注意点>
- Androidには非対応
- 動画を添付できない
Androidのスマートフォンに対応していないため、社員が私用スマホを業務に使っている場合、全社での運用は難しい可能性があります。
ユーザーの口コミでは「写真だけでは伝わらない現象を動画で伝えたいので、動画記録機能が欲しい」などの声が寄せられています。(参考:ITreview)
<i-Reporterの料金プラン>
- クラウドプラン:初期費用50,000円+利用料金37,500円~/月
- 自社サーバープラン(サブスクリプション版):37,500円~/月
- 自社サーバープラン(パッケージ版):90,000円/1回払い+保守費用135,000円/年
【CryptoLinC】スマホで会計報告書を作成できるアプリ
<CryptoLinC(クリプトリンク)の特徴>
- 収支計算を効率化できる
- 計算代行サービスを利用できる
取引データをアップロードするだけで収支が自動計算されるので、手間を省けるだけでなくミスも防止できます。
計算作業の全般をアウトソーシングするサービスを利用できます。そのため、仮想通貨などの複雑な収支計算でも安心です。
<CryptoLinCの機能・使用感>
- 収支報告書の自動作成
取引データをアップロードしておくと、対象の期間や取引を入力するだけで、自動で収支報告書が作成されます。そのため、面倒な集計作業の負担を軽減できるのです。
<CryptoLinCの注意点>
- 無料プランでは収支報告書を作成できない
- 利用用途が絞られている
無料のお試し2週間プランには、収支報告書作成の機能がありません。そのため、「まずはトライアルで報告書を作ってみる」といった使い方はできません。
収支計算に特化したツールなので、ほかの報告書を作成するときには別のツールが必要です。
<CryptoLinCの料金プラン>
- お試し2週間:無料(期間終了後は「閲覧」機能のみ)
- 通常プラン:19,800円/年(取引件数30,000件まで)
- 上位プラン:30,800円/年(取引件数150,000件まで)
※取引件数が15万件を超える場合は、「計算代行サービス」を利用する必要があります。
【Pace】工数管理にも役立つ報告書作成アプリ
<Paceの特徴>
- 3ステップで案件ごとの営業利益を可視化できる
- 報告書の提出だけでの多角的な経営分析が可能
- 機能制限なしでの30日間の無料トライアルが可能
「1時間あたりの時間単価の登録」「案件の登録」「報告書内容の入力」の3ステップによって、案件のリアルタイムでの営業利益が把握できます。
報告書の提出により、「サービス別」や「案件別」からの課題特定ができるなど、多角的な経営分析が可能です。
メールアドレスのみで、機能制限なしでの30日間の無料トライアルが利用できます。
<Paceの機能・使用感>
引用:Pace|機能一覧
- 日報入力
- 利益シミュレーション機能
- 作業分析機能
案件ごとの業務内容と作業時間を入力することで、案件の工数原価を把握できます。ただし、正確に工数を計算しようとすると、「日報の入力自体に時間がかかる点」には注意が必要です。
「単価」「販売数」「原価」「固定費」の数値を変えて計算することにより、利益を試算する機能もあります。プロジェクト開始前や進行中に、利益率の改善をシミュレーションできるのです。
日報に登録されたすべての作業を確認することができます。そのため、赤字の要因となった作業が発見でき、業務の改善につながります。
Paceの注意点
- チャット機能が不足している
- 専用のスマホアプリがない
入力や分析、集計に特化したアプリであるため、チャットを利用した円滑な社内コミュニケーションを図りたいという場合には不向きです。
iPhoneやAndroid専用のスマホアプリはありません。そのため、スマホから利用する際は、都度ブラウザを開く手間がかかります。
Paceの料金
- 550円/ユーザー/月(月払い)
【無料あり】おすすめの報告書アプリ比較表
以下は、紹介したツールの比較表です。特徴や注意点を比較して、自社に合うツールを見つけましょう。(※表は左右にスクロールできます)
ナレカン【一番おすすめ】 | Stock【おすすめ】 | LINE WORKS | gamba! | |
---|---|---|---|---|
特徴 |
報告書の作成から管理までを効率化するアプリ |
写真付きの報告書も簡単に作成できるアプリ |
ビジネスシーンに特化したLINE |
豊富なテンプレートを自由に登録可能なアプリ |
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単(大手~中堅企業向け) |
シンプルで簡単(中小規模の企業向け) |
多機能 |
多機能 |
メッセージ機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
テンプレート機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
写真の添付 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
専用のスマホアプリ |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
注意点 |
法人利用が前提なので、個人利用は不可 |
報告書の記載内容を自動で集計・分析する機能はない |
チャットのでの情報が流れてしまう |
自由度が高い |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料
・有料プランは500円/ユーザー/月〜 |
・無料プランあり
・有料プランは540円/ユーザー/月(月払い)〜 |
・無料プランなし
・有料プランは980円/ユーザー/月(月払い)〜 |
公式サイト |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Stock」の詳細はこちら |
「LINE WORKS」の詳細はこちら |
「gamba!」の詳細はこちら |
FieldPlus | i-Reporter | CryptoLinC | Pace | |
---|---|---|---|---|
特徴 |
リアルタイムで作業報告できるアプリ |
エクセル帳票からデータ移行できるツール |
スマホで会計報告書を作成できるアプリ |
工数管理にも役立つ報告書作成アプリ |
シンプルで簡単or多機能 |
多機能 |
多機能 |
多機能 |
|
メッセージ機能 |
【×】 |
【×】 |
【×】 |
【×】 |
テンプレート機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【×】 |
写真の添付 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【×】 |
専用のスマホアプリ |
【×】 |
【〇】※iOSのみ |
【×】 |
【×】 |
注意点 |
添付できる画像に容量制限がある |
Androidには非対応 |
利用用途が絞られている |
チャット機能が不足している |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランはシステム基本料5,000円/月+ライセンス料500円/ユーザー/月(別途、 |
・無料プランなし
・有料プランは37,500円/月〜 |
・無料プランあり
・有料プランは19,800円/年~ |
・無料プランなし
・有料プランは550円/ユーザー/月 |
公式サイト |
「Field Plus」の詳細はこちら |
「i-Reporter」の詳細はこちら |
「CryptoLinC」の詳細はこちら |
「Pace」の詳細はこちら |
以上のようなアプリによって、機能性や料金は異なるので、社内で検討したうえで導入を決めましょう。万が一、機能性だけでは判断できないよ言う場合は「デバイス問わず、ストレスなく使用できるか」を軸に選定するのがおすすめです。
iPhone/iPad対応の報告書アプリまとめ
これまで、iPhone/iPadに対応したおすすめの報告書アプリをご紹介しました。
「業務の見える化」や「質の向上」を図るうえで必要とされる報告書ですが、作成作業に煩わしさを覚えるケースは少なくありません。そこで、報告書アプリを導入すれば、スマホやタブレットから手軽に作成できるため、作成の手間が省けるのです。
さらに、アプリを使って報告書の作成から管理までを一元化すれば、報告書の内容を会社の「ナレッジ」として活用できます。ただし、報告書はどの部署でも日常的に記入するものなので、アプリ導入時には「誰でも使いやすいか」を重視しなくてはなりません。
したがって、報告書をはじめとする社内のナレッジを適切に活用するには、メールを使える方ならば、説明なしで簡単に使える「ナレカン」が必須です。
ぜひ「ナレカン」を導入して、報告書業務の効率化を実現しましょう。