昨今では、働き方が多様化しており、オフィスから離れた場所を基点にプロジェクトに参加する動きが増えています。とはいえ、業務を計画通り進めるには、オンライン上でもメンバーの業務進捗を確かめられる仕組みが不可欠です。
そのため、運用を検討しやすいプロジェクト管理ツールとして「みんなでガント.com」を導入する企業も少なくないのです。しかし、「みんなでガント.comの実際の使用感や運用方法が分からず、導入できないでいる」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、みんなでガント.comの概要や使い方・ユーザーの声まで解説します。
- みんなでガント.comについて理解したうえで自社導入を判断したい
- 事前に想定される懸念点を洗いだし、導入後のミスマッチを防ぎたい
- プロジェクト管理の意義を社員に浸透させたい
という方が本記事を参考にすると、みんなでガント.comの概要が分かるだけでなく、自社に最適なプロジェクト管理ツールを選ぶ基準が得られます。
目次
みんなでガント.comとは
みんなでガント.comとは、ガントチャート作成とToDo管理に特化した専門性の高いプロジェクト管理ツールです。会員登録不要ですぐに使えるほど導入ハードルが低く、2,000社以上に導入されています。
みんなでガント.comとほかのプロジェクト管理ツールとの違い
みんなでガント.comは、ほかのプロジェクト管理ツールと異なり、「導入ハードルの低さ」と「プロジェクト管理に特化した機能」が特徴です。
利用時は会員登録不要で始められ、プロジェクト期間のみでの契約が可能です。そのため、プロジェクト単位で運用し使用感を確かめてから、利用の継続を検討できます。
また、機能は「ガントチャート」「ToDo管理」に特化しています。工程管理やプロジェクト期限の共有に加え、各メンバ―のタスク管理もできるなど、プロジェクト管理を円滑化する機能が備えられているのです。
このように、みんなでガント.comはプロジェクト管理専用ツールを探している企業向けだと言えます。
みんなでガント.comの機能
みんなでガント.comの主要機能は、下記3つで構成されています。
- ガントチャート
- ToDo管理
- フィルタ
プロジェクトスケジュールを帯状のグラフで視覚化します。
メンバー単位からチーム単位までToDoを作成・管理できます。
タスクの絞り込み条件が豊富に用意されているため、必要な情報をすぐに見つけ出せます。
また、PC以外に「iPhone」「android」にも対応しているため、インターネットさえあれば時間や場所を選ばずにプロジェクトの詳細を確認できます。以上のことから、みんなでガント.comはプロジェクト進捗を正確に把握しやすいツールだと言えます。
みんなでガント.comの使い方
みんなでガント.comでは、プロジェクトスケジュールの可視化やメンバーのタスク管理に優れています。そこで以下では、みんなでガント.comの具体的な使い方を紹介します。
ガントチャートでプロジェクトを可視化する
みんなでガント.comは、プロジェクトスケジュールをガントチャート形式で反映します。ガントチャートとは、作業工程や関連情報を帯状に視覚化したグラフであり、ひと目でプロジェクトに関連する情報を把握できるメリットがあります。
新規作成するときはまず、ガンチャートのサイドにある「名称」から空いている欄をクリックします。すると、作業の名称や期間の設定欄が表示されるので、入力していきます。
そして、上記画面で設定した作業予定は、ガントチャートに反映されます。
また、ガントチャートをクリックした場合、記入した詳細な情報が確かめられる点も便利なポイントです。
さらに、ガントチャートの両端をクリックし、スライドで期限が変えられます。プロジェクト進捗に誤差が生じても即座に修正でき、変更内容がリアルタイムで反映されるため、メンバーと変更点を共有しながらスムーズに作業を進められるのです。
ToDo管理を行う
みんなでガント.comは、詳細なToDo管理が行えます。
メニュー画面左上に配置されている「ToDo管理」をクリックすると、ToDo管理画面に移行し直近100件のToDoが一覧表示されます。ToDoリストは「優先度」「期限」「カテゴリー」などの、豊富な条件から検索ができるためスムーズに確かめられます。
ToDoを追加する場合は、「ToDo登録」をクリックし上記画像のページにアクセスします。担当者を各ToDoごとに振り分けられるので、自身のタスク管理はもちろん、メンバー単位で業務を振り分ければプロジェクトの全体像を正確に把握できるのです。
フィルタでタスクを絞り込む
フィルタを用いると、すべてのタスクから必要な情報を即座に見つけ出せます。
メニュー画面にある「フィルタ」をクリックし、上記画像のフィルタ選択に移行します。次に、フィルタに適用したい条件を選び、「フィルタ実行」をクリックすると、条件に合致するタスクのみが自動で出力されるのです。
また、タスクの詳細な情報まで把握していない場合には、完全一致のチェックを外すことで一部でも条件に対応するタスクが反映されます。タスクの量が増えても、フィルタで対応するタスクを見つけ出せるため正確なマネジメントが実現します。
みんなでガント.comの料金プラン一覧
みんなでガント.comには、5種類の料金プランが用意されておりすべて税込み表記です。
トライアル | エントリー | ビジネスS | ビジネスM | ビジネスL | |
---|---|---|---|---|---|
ユーザー数 |
10人まで |
20人まで |
20人まで |
50人まで |
100人まで |
ガントチャート数 |
1 |
12 |
30 |
50 |
50 |
3ヶ月(92日)料金 |
1,800円 |
– |
– |
– |
– |
6ヶ月(184日)料金 |
– |
4,800円 |
9,600円 |
19,200円 |
38,400円 |
12ヶ月(366日)料金 |
– |
8,600円 |
17,600円 |
36,000円 |
72,000円 |
みんなでガント.comには、「お試しビジネスライセンス」という15日間の無料トライアルが用意されています。ただし、トライアル期間中に作成したガンチャートは、30日間のみ保存可能で、180日以降は参照できなくなる点に注意しましょう。
みんなでガント.comの評判
ここでは、みんなでガント.comの「良い口コミ・評判」と「悪い口コミ・評判」を紹介します。第三者の客観的な意見を確かめ、懸念点やメリットを想定しましょう。
※こちらで紹介する口コミ・評判はitreview(アイティーレビュー)より引用しております。
みんなでガント.comの良い口コミ・評判
はじめに、みんなでガント.comの良い口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「操作がしやすい」「簡単に共有できる」との声が寄せられています。
非公開ユーザー、投稿日:2021年12月02日ITに詳しくないですが操作説明や動画をみながら使い方おぼえました。基本的な機能は直ぐに慣れるので、操作が簡単なところが好きです。作ったガントチャートを簡単に共有できるので便利ですし、ガントチャートのタスク操作はサクサク動いて軽快です
非公開ユーザー、投稿日:2021年11月07日UI、UXとして、ガントチャート作成までのフロー、ログイン後のアクション、機能として複雑化し過ぎていない点などが優れているかと思われます。また現状のみならず過去、未来におけるスケジュールやプロジェクトやタスクなどが共有化しやすく、ツールのコントロールも簡易で、配色も識別性が高く、ミスの軽減にも繋がるかと思われます。
非公開ユーザー、投稿日:2021年10月22日インストールや会員登録が不要であり、ブラウザを立ち上げてアプリを起動すればすぐにガントチャートを作成できるのが便利複数人が同時編集できる。Excelの同時編集よりも排他制御がきっちりしているため、更新エラーや重複更新などが起きにくい設計になっている。
非公開ユーザー、投稿日:2021年10月04日プロジェクトのURLを展開することにより、作業の計画を登録したガントチャートを共有できる。この機能により、社内だけではなく、取引先やお客様と作業計画や進捗を共有できる参照のみが許されるガントチャートの設定が良い。 取引先やお客様には、更新機能は必要でなく参照してもらうだけで良い場合に便利な機能である。
みんなでガント.comの改善点に関する口コミ・評判
次に、みんなでガント.comの改善点に関する口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「ファイル容量が少ない」「チャットサービスと連携が取れればよい」との声が挙がっています。
非公開ユーザー、投稿日:2021年11月08日TODO管理で添付できるファイルの容量をもう少し大きくしてほしい。プロジェクト報告的な資料がでるとありがたい。
非公開ユーザー、投稿日:2021年09月22日他のチャットサービスと連携がとれたら便利だと思う。現在は困っていないが、タスクに添付できるファイル数の上限がもう少しあれば良いと思う。
非公開ユーザー、投稿日:2021年09月09日タスク管理で添付できるファイルの容量をもう少し大きくしてほしい。TODO管理で入力画面から一覧にもどらなくても、前後のTODOに遷移できたら便利なのだが。
非公開ユーザー、投稿日:2021年08月24日たまに画面下や右の移動バーが消えて、手動で移動することがある。ページそのままブックマークできなく、アドレスコピーして手動で作らないといけない。数個のプロジェクトやっているときは面倒。
社内情報を一元管理しプロジェクトを円滑に進行させるITツール
以下では、社内情報を一元管理し、プロジェクト進行を支援するツールを紹介します。
スムーズにプロジェクトを進めるには、互いの進捗状況を把握し合いながら情報共有をすることが大切です。しかし、みんなでガント.comは無料トライアル期間が終了すると情報を見返すことができず、メッセージ機能も搭載されていません。
そのため、有料プランに変更してもそのまま既存のデータにアクセスできて、メッセージ機能を使用すればリアルタイムに情報共有できるITツールが最適です。ただし、複雑なツールではメンバ―が使いこなせず形骸化する恐れがあるので注意しましょう。
そこで、円滑なプロジェクト管理をしていくには、非IT企業の65歳の方でも簡単に使うことができ、機能に過不足のないツール「Stock」が必須です。
Stockの「ノート」はあらゆる情報を蓄積し「フォルダ」でプロジェクトごとに一元管理できます。また、「タスク」や「メッセージ」をノートに紐づけて管理すると、話題が混ざらないのでメンバー間の連携がとりやすくなるのです。
非IT企業のプロジェクト管理をサポートするツール「Stock」
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
みんなでガント.comの使い方や口コミ・評判まとめ
ここまで、みんなでガント.comを中心に解説しました。
みんなでガント.comは、スケジュール情報の可視化とToDo管理に特化したプロジェクト管理ツールです。一方で、メンバー間での情報共有・管理機能は不足しているので、補うにはほかのツールを併用しなければなりません。
しかし、プロジェクト管理に複数のツールを用いると、情報が分散してしまい、確認漏れやミスが生じやすくなるのです。そこで、ひとつのツールで「タスク管理」や「メッセージ」が完結できれば、振り返りやコミュニケーションが円滑になります。
ただし、多機能で複雑なツールではメンバーが使いこなせず、現場に浸透しないので「必要な機能が過不足ないシンプルなツール」を選びましょう。結論、プロジェクト管理には、「ノート」「タスク」「メッセージ」を兼ね備えたシンプルなツール『Stock』が必須です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入し、プロジェクト管理を全社で適切に実施しましょう。