世界的なビジネスチャットツールである「Slack」を運営しているスラック・テクノロジーズはソフトウェア大手のセールスフォース・ドットコムによって買収されました。買収後、SlackとSalesforceは連携システムの開発を進め、利便性を高めています。
 
一方で、「SlackとSalesforceの連携方法がわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、SlackとSalesforceの連携方法や買収理由を中心にご紹介します。
 
という方はこの記事を参考にすると、SlackとSalesforceの関係性からツールの連携方法まで幅広く知ることができます。


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SalesforceがSlackを買収した理由とは?

SalesforceがSlackを買収した理由は、自社開発ツール発展のためです。
 
Salesforceは自社開発の既存のツールをより強化する目的でSlackを買収しました。元々、Salesforceは顧客情報を扱うツールであったため、他のチャットツールと比較したときのSlackの安全性の高さに目をつけ導入しました。
 
そのため、SalesforceのツールにSlackを組み込むことで、機能面での相乗効果を図れて、より良いツールの開発が可能になります。結果、Salesforceでの顧客管理における業務効率の大幅な改善が見込めるのです。


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Slack買収で得られた2つの恩恵

以下では、SalesforceがSlackを買収することで得られた2つの恩恵をご紹介します。Slack買収にはどのような効果があったのか知りたい方は必見です。

(1)官公庁での導入

1つ目の恩恵は、Slackが官公庁で導入できるようになったことが挙げられます。
 
各政府機関が利用するクラウドサービスは、「ISMAP(イスマップ)」の認定が必要です。Salesforceが政府の求めるセキュリティ基準を満たしているとして認定を受けたため、買収されたSlackも官公庁での利用が可能になりました。
 
以上のように、Slackが政府機関で使用されるようになれば、 企業や自治体だけでなく一般市民も政府機関との間で情報のやり取りや連携ができるようになるかもしれません。

(2)Salesforceのツール利用者の増加

2つ目の恩恵は、Salesforceのツール利用者が増加したことです。
 
Slackは順調に利用者数を伸ばしているため、Salesforceのツールの全体的な利用者数も増えています。また、SlackとSalesforceの連携によって利用の幅が拡大したことも新規参入者の増加につながっています。
 
以上のような、Slack買収による利用者の増加は「人=資本」と考えるSalesforce社にとって、資本の増加と等しい価値を持っていると言えます。


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【簡単に解説】SlackとSalesforceの連携方法とは

ここでは、SlackとSalesforceの連携方法を簡単にご紹介します。実際にSlackとSalesforceを連携して使用したいと考えている担当者の方は以下を参考にしましょう。

(1)アプリをインストールする

まず、SalesforceにSlackアプリを、SlackにSalesforceアプリをインストールします。

SalesforceのSlackアプリをインストールし設定する

  1. SalesforceのアプリストアであるAppExchangeのSlackのリストにアクセスし、[今すぐ入手]をクリックしてパッケージをインストールします。
  2. [管理者のみのインストール]を選択し、[インストール]ボタンを押します。
  3. サードパーティウェブサイトのリストを開いて、 [はい、これらのサードパーティ Web サイトにアクセスを許可します]の横のボックスにチェックを入れます。
  4. [次へ]から[セットアップアシスタントに進む]を押します。
  5. 権限の割り当てや接続設定などを指示通り実行していきます。
上記のインストールが完了すると、SlackにSalesforceアプリをインストールできるようになります。

SlackにSalesforceアプリをインストールする

以下の操作を実行する前に、Salesforce版Slackアプリがインストールされ、設定が完了していることを確認しましょう。
 
  1. Slack MarketplaceのSalesforceのページに移ります。
  2. [Slackに追加]をクリックします。
  3. 流れに従って、Saleforceアカウントを認証すると、アプリのインストールが完了します。

(2)SalesforceアカウントとSlackアカウントを接続する

両アプリのインストールが完了したら、SalesforceアカウントとSlackアカウントを接続します。
 
  1. Slackのデスクトップの[3つの点]のアイコンからアプリ一覧を開き、「Salesforce」を検索して選択します。
  2. アプリの[ホーム]タブで、[アカウントを連携させる]を押します。
  3. 連携できたら、[Slackを開く]を選択して、Slackに戻りましょう。

(3)SlackでSalesforceのレコードを共有する

以下の手順で、Slack内のSalesforceのレコードを検索して共有することができます。
※レコード…入力されたデータ一つ一つを指します。
 
  1. メッセージ入力画面の左下にある[プラスアイコン]をクリックし、[find and share a record(レコードを検索&共有する)]を選択します。
  2. [Search records(レコードを検索する)]のところから探したいレコード名を入力します。
  3. [View record(レコードを表示する)]をクリックします。
  4. [Share(共有する)]から、共有先の会話を選択し、[Share(共有する)]を押します。
  5. [Done(完了)]を押すと、レコードが共有されます。

(4)SlackでSalesforceの通知を設定する

Salesforceの通知には、My Alerts(マイアラート)、チャンネルアラート、一括アラートの3種類あります。以下の表はそれぞれの違いをまとめたものです。
 
通知の種類 通知のタイミング
My Alerts(マイアラート)
自分が割り当てられたレコードが変更されたとき
チャンネルアラート
選択した1つのレコードまたはオブジェクトが変更されたとき
一括アラート
選択した特定のレコードタイプに変更があったとき
※オブジェクト…データファイルそのものを指します。
 
ここでは、My Alert(マイアラート)設定の手順のみご説明します。そのほかの通知の設定方法は、slack help centerをご参照ください。
 
  1. [3つの点]のアイコンからアプリ一覧を開き、「Salesforce」を検索して選択します。
  2. アプリの[ホーム]タブで[Set Up My Alerts(マイアラートの設定)]をクリックします。
  3. 受信する各アラートの横にあるチェックボックスにチェックをつけていきます。
  4. [保存する]をクリックするとMy Alertsの設定が完了します。


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【必見】Slackよりも簡単に必要な情報に辿り着く方法

ここでは、Slackよりも簡単に必要な情報に辿り着く方法をご紹介します。
 
SlackとSalesforceを連携することで、取引先などの企業情報である「レコード」がスムーズに共有されるため、取引先とのやり取りで複数ツールをまたぐ手間が省けます。一方で、共有された後膨大なメッセージの中で情報が埋もれてしまう心配があります。
 
そこで、取引先などの重要な情報が流れてしまわないように、チャット転送機能でやり取りを一元化できるツールを選びましょう。また、情報を見失っても即座に見つかるよう、超高精度な検索機能を備えているものが望ましいです。
 
結論、自社が導入すべきは、重要なチャットを蓄積できてAIによる超高度な検索機能を備えたツール「ナレカン」一択です。
 
ナレカンには、Slackとの連携機能が備わっているので、一つのツールで情報の管理からチャットのやり取りを一元化できます。また、”ヒット率100%””平均0.2秒”を誇るAIによる検索機能で情報が見つからないストレスが解消されます。

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また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
 
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。

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  2. 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
    「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
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    初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。

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SalesforceがSlackを買収した理由や連携方法まとめ

これまで、SalesforceがSlackを買収した理由や2つの恩恵、連携方法を中心にご紹介しました。
 
SalesforceがSlackを買収したことにより、両アプリの機能の相乗効果が生まれ、政府機関での利用や利用者の拡大といったメリットが得られました。一方で、Slackのようなチャットツールにおいて情報の流れやすさに懸念があります。
 
そこで、Slack上のチャットを転送して蓄積できるツールであれば、取引先の重要情報を見失ってしまう心配はありません。また、転送されたチャットだけでなく、顧客情報も一緒に管理できるツールであれば、情報が錯綜してしまう事態を防げます。
 
結論、自社が導入すべきは、流れやすいチャットと顧客情報をまとめて管理できるツール「ナレカン」一択です。
 
無料の導入支援も受けられるので、ぜひ「ナレカン」を導入して、円滑な顧客管理を実現しましょう。


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代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に管理できるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、DNX VenturesEast Venturesマネーフォワード等のベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。
2024年、100名~数万名規模の企業のナレッジ管理の課題解決のために、社内のナレッジに即アクセスできるツール、「ナレカン」をαローンチ。

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