メールで連絡する煩雑さを減らすために、チャットツールを導入する企業は増えています。そして、「ChatLuck(チャットラック)」は、社内外のメンバーとの情報共有を効率化するための、チャットツールのひとつです。
とはいえ、「ChatLuck(チャットラック)の活用イメージが湧かず、導入するか悩んでいる」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ChatLuckの使い方や料金、評判を中心にご紹介します。
- ChatLuckの特徴や機能を知りたい
- ChatLuckの評判を確認して、自社に導入すべきか検討したい
- 円滑に意思疎通できるツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、ChatLuckの概要を理解して、自社に導入すべきかを判断できます。
目次
ChatLuckとは?

ChatLuckとは、株式会社ネオジャパンが運営する有料のビジネスチャットツールです。
在宅勤務・テレワークなど多様で柔軟な働き方の実現をサポートするために開発されたChatLuckには、個人チャットやグループチャット、ビデオ通話機能が備わっています。
ChatLuckとほかのチャットアプリとの違い

引用:ChatLuckの特徴
ChatLuckとほかのチャットアプリとの違いは、セキュリティの高さにあります。
安全性を保つために内部ネットワークを使用している自治体のような機関でも、庁内外のメンバーとチャットのやりとりができます。
そのうえ、設置されている「中継サーバー」が無害なデータのみを内部ネットワークに送るため、外部ネットワークからの悪意あるソフトウェアの侵入を防げるのです。
このように、インターネットと切り離された環境で業務をする企業や行政機関でも、安全性を保ったまま内外と情報共有できる点が、ChatLuckの強みだと言えます。
ChatLuckの機能
ChatLuckには、以下の機能が備わっています。
- チャット機能
- ファイル共有
- 写真・動画共有
- ビデオ通話
- タスク・スケジュール管理
PCとスマートフォンそれぞれから、個人やグループチャットにメッセージを送れます。
チャット画面にファイルを添付できます。共有されたファイルはサーバー内に保管されるため、個人がダウンロードする必要がありません。
スマホ版のアプリ内で撮影した写真を、そのまま添付して共有できます。スマホ本体に写真データが残らないため、安全性が高いと言えます。
個人チャットの画面から、1対1のビデオ通話ができます。ビデオ通話では画面共有機能も使用可能です。
タスクやスケジュール管理など、チームでの作業を効率化する機能が備わっています。
このように、ChatLuckにはチャット機能を中心として、チームでのコミュニケーションや情報共有を円滑にするための機能が多数搭載されています。
ChatLuckの使い方
以下では、ChatLuckの「チャット機能」と「ファイル添付機能」の使い方を画像付きで紹介します。
公式サイトにはすぐに使えるデモ機能があり、ページ下部のオンラインデモをクリックすると、無料で使用感を試せます。
登録・ログイン方法
以下では、ChatLuckの登録・ログイン方法についてご紹介します。
クラウド版の登録は以下の手順です。

パッケージ版を購入するためには、以下の手順が必要です。

そして、登録したChatLuckのアカウントへログインするには接続先URLとログインID、パスワードを入力する必要があります。接続先URLを入力する方法は、以下の3つです。
- 直接入力する
- スマホ・タブレットでQRコードを読みとり接続先URLを入力する
- 接続先URLをあらかじめ保存し選択する
チャット機能
以下では、チャットルームでの「メッセージの送り方」と「メッセージを後で見る方法」をご紹介します。
<メッセージの送り方>
まずは、画面左側の一覧を開き、メッセージを送るチャットルームを選択します。未読メッセージがある場合、ルーム名の右に未読数が表示されます。

ルームに入室したら、メッセージボックス下部の「@」をクリックして、表示される「メンション候補」からメンションしたいメンバーを選択します。

以下のようにメッセージ本文を入力して、「送信」ボタンを押すとメッセージが送信されます。


<メッセージを後で見る方法>
以下の機能から、任意のメッセージを「後で見る」設定ができます。
まずは、見返したい情報が記載されているメッセージをクリックして、メッセージ上部の「後で見る」アイコンを選びます。

画面右端の同じアイコンをクリックすると、「後で見る」に設定したメッセージの一覧が表示されるので、任意のメッセージを簡単に見返せます。

ファイル共有
次に、チャットルーム内でのファイル共有の方法をご紹介します。
まずは、メッセージボックス下部の「クリップ」アイコンをクリックして、「ファイルの選択」を選びます。

以下のような画面に切り替わるので、ファイルをドロップか選択して、アップロードします。


アップロードされたファイルは画面左下に表示されます。すべてのファイルをアップロードし終えたら、右下の「OK」ボタンを押します。
以下のように、ルーム画面に戻るので、メッセージボックス下部に表示される数字から「ファイルが添付されていること」を確認しましょう。次に、「送信」ボタンを押すとファイルが共有されます。


共有されたファイルは、画面右端の「クリップ」アイコンから、一覧で確認できます。

ChatLuckの料金体系
ChatLuckの料金は「クラウド版」と「パッケージ版」に分かれています。詳しい内容やユーザー数ごとの料金は、公式サイトに記載があるので、確認しましょう。
- クラウド版:300円/ユーザー/月
- パッケージ版 ユーザーライセンス:72,000円~/100ユーザー~/年(2年目以降)
- パッケージ版 ルームライセンス:30,000円/~10ルーム/年(2年目以降)
※ 別途、初期費用360,000円~あり
※ 別途、初期費用150,000円あり
※上記の金額は全て税抜きの価格
パッケージ版のルームライセンスには「10ルームまで」のルーム数上限に加えて、「1,000ユーザーまで」のユーザー数上限がある点に注意が必要です。条件を比較して、企業規模に合う適切なプランを選びましょう。
ChatLuckの評判
以下では、ChatLuckを利用したユーザーの声をご紹介します。ChatLuckの導入を考えている方は、判断材料にしましょう。※こちらで紹介する口コミ・評判はITreview(アイティーレビュー)より引用しております。
ChatLuckの良い口コミ・評判
はじめに、ChatLuckの良い口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「既読機能が便利」「初心者でも簡単に操作できる」との声が挙げられています。
非公開のユーザー、投稿日:2024年9月26日ビジネスチャットの機能だけを通常利用するのであればコストメリットを考えるとこの製品はちょうどいい製品なのかと思います。 現状導入時の社員の方が密に障害対応などサポートしてくれているところは評価できるところであると思います。
非公開のユーザー、投稿日:2024年7月5日誰が既読したかが確認できるため、既読を「了解」ととらえ、無駄なやり取りを増やさないことにも便利です。
非公開のユーザー、投稿日:2023年10月3日基本的にチャット機能等に関してはLI〇Eと似たような操作で済むので初心者でも簡単に操作できるのはいいと思います。また、何人メッセージを読んだか人数も既読数で把握できるのはいいと思う。セキュリティに関しては使ってるだけだとわかりにくいけど、しっかりしているのかなと感じる。
ChatLuckの改善点に関する口コミ・評判
次に、ChatLuckの改善点に関する口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「スマホ版で障害が発生しやすい」「ビデオ通話の画質が悪い」といった声が挙がっています。
非公開のユーザー、投稿日:2024年9月26日通常ビジネスチャットはパソコンよりはスマートフォンで利用するのがほとんとだと思いますが、iPhone、Androidの各機種で機能検証をしているとは思えない状況で、バッチが通知されなかったり音声通話が正常にできないなどの障害が多く発生します。
非公開のユーザー、投稿日:2023年10月3日ビデオ通話の画質が荒いと感じるのでそこを改善できると良いなと思う。その人の通信環境にも左右されるのでしょうがない部分はあるけれど、 写りが悪いと相手に与える印象も変わってくるので大事にしていきたい部分ではある。
非公開のユーザー、投稿日:2023年9月7日メッセージを送信する際に、対象のユーザーを探すのが少し難しいなと感じることが多々ある。実際に、誤送信…とまではいかないが、本来送るべきではない人に送りそうになった、という経験がある。
必要な情報をいつでも探し出せる情報共有ツール
以下では、必要な情報をいつでも探し出せる情報共有ツールをご紹介します。
ChatLuckはオンプレミスで安全性の高い、ビジネス用のコミュニケーションツールです。ChatLuckを使えば、社内外でのやりとりが円滑に進められます。
ただし、チャット上では情報が流れてしまうため、「メッセージを見落としてしまう」「過去のやりとりを見返せない」などの問題が生じやすい点に注意しましょう。とくに、ビジネスでは重要なやりとりも交わされるため、言質として残しておけるかは重要です。
したがって、社内の情報共有・管理には、誰でも簡単に情報の共有・管理ができるツール「ナレカン」を導入しましょう。
ナレカンでは「記事」上にテキスト・画像などの情報を直接書きこみつつ、記事に紐づけてコメントしたり、既読の有無を確認したりできるので、円滑な意思疎通が実現可能です。また、超高精度の検索機能によって、目的の情報に即アクセスできるため業務の停滞を防げます。
誰でも簡単に情報の共有・管理ができるツール「ナレカン」

「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
https://www.stock-app.info/narekan_document_request.html
「ナレカン」は、社内のナレッジに、即アクセスできるツールです。
「社内のあらゆる場所からナレッジが一元化」され、しかも、そのナレッジを「超高精度検索」できます。
自身の頭の中にあるナレッジを残すときは「記事」を作成でき、誰かにナレッジを尋ねたいときは、知恵袋のような感覚で「質問」することが可能です。また、ファイルを添付するだけで、AIが貴社のファイルの中身を全自動で、続々とナレッジ化していきます。
また、ナレカンを使えば、欲しい情報が即見つかります。
Google検索のように使える「キーワード検索」や生成AIを活用した「自然言語検索」によって、メンバーの検索スキルに依存することなく、誰でも簡単に情報を探し出せます。
更に、「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」もあり、支援も充実しています。「すぐに使える状態にセットアップ」「月に1度のオンラインミーティング」など、実際に、社内のナレッジが動き出す仕組みを整えます。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【ナレッジの一元化】 ナレッジ管理に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
記事形式で書ける「社内版wiki機能」、質問形式で聞き出せる「社内版知恵袋」、メールやチャット内のやりとりは「転送機能」を使って、ナレッジを残していくだけなので、誰でも迷わず使えます。
- 【超高精度な検索機能】 誰もが簡単に欲しい情報を見つけられる検索性。
「複数キーワード検索」「添付ファイル内検索」「ゆらぎ検索」など、思い通りの検索が可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
初期導入支援だけでなく、ナレカンが定着するように、ご利用中も最大限サポートするので、貴社担当者様のお手を煩わせません。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン:標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン:管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
- プレミアムプラン:「AI自然言語検索」も含めて導入したい企業様
各プランの詳細や金額は、下記「ナレカン資料の無料ダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
ナレカンとChatLuckの機能を比較!
ここでは、ナレカンとChatLuckの機能を比較します。
ナレカン | ChatLuck | |
---|---|---|
シンプルで簡単or多機能 |
シンプルで簡単
(大手~中堅企業向け) |
多機能 |
マルチデバイス対応 |
【〇】 |
【〇】 |
AI検索機能 |
【〇】 |
【✕】 |
コメント機能 |
【〇】 |
【〇】 |
リアクション機能 |
【〇】 |
【〇】 |
既読機能 |
【〇】 |
【〇】 |
ファイル共有機能 |
【〇】 |
【〇】 |
AIファイル要約機能 |
【〇】 |
【✕】 |
メール転送機能 |
【〇】 |
【✕】 |
チャット転送機能 |
【〇】 |
【✕】 |
上記のように、ナレカンとChatLuckの機能面での違いは「AI機能」と「転送機能」の有無だと言えます。
AI機能や転送機能があるメリットには、情報を振り返る手間を省けるほか、社内メンバー複数人が情報を確認しやすい環境をつくれる点が挙げられます。そのため、メンバー間で情報格差があるという場合には、「ナレカン」を使いましょう。
ChatLuckの使い方や口コミ、評判まとめ
これまで、ChatLuckの使い方や口コミ、評判を中心にご紹介しました。
ChatLuckはセキュリティに優れている、ビジネス利用に適したコミュニケーションツールです。しかし、ChatLuckには「必要な情報が流れてしまい、後から検索しづらい」という問題点があります。
一方、ビジネスでは、メンバー間のやり取りをはじめ、議事録や顧客情報などは「残す」ことが重要であると言えます。そのため、「業務上の情報を見やすく管理し、必要なときにすぐに探し出せるツール」が必要なのです。
結論、社内の情報共有・管理には、必要な情報をいつでも探し出せる情報共有ツール「ナレカン」が最適です。
無料の導入支援も受けられるので、ぜひ「ナレカン」を使って、社内の情報共有・管理の悩みを解消しましょう。
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