在宅ワークの普及など、多様な働き方が進められる中で、チャットツールを導入して社内の情報共有をデジタル化する企業が増えています。たとえば、「Wowtalk(ワウトーク)」は、情報共有に便利な豊富な機能を搭載したチャットツールのひとつです。
しかし、「Wowtalkの導入を検討しているが、具体的な機能や使い方が分からない」という担当者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Wowtalkの機能や使い方、評判、料金まで網羅的にご紹介します。
- Wowtalkの使い方や使用感を確かめたい
- 第三者の意見も参考にして、導入するか否かを検討したい
- ツールを活用して、業務連絡やコミュニケーションをスムーズに行いたい
という方は本記事を参考にすると、Wowtalkの概要を理解しつつ、Wowtalk導入可否の判断ができます。
目次
Wowtalk(ワウトーク)とは
Wowtalkは、ワウテック株式会社が提供する、社内のコミュニケーションを活性化する多機能なチャットツールです。
Wowtalkは、「トーク」機能に加え、「ビデオ通話」「掲示板」「日報」など、情報共有に便利な多くの機能を搭載しています。また、「AIドキュメントシステム」を使うと、マニュアルや作業手順をAIに学習させて、質問形式で知りたい情報がすぐに分かるのです。
さらに、管理機能が充実しており、ユーザーごとに各機能の利用可否を細かく設定したり、メッセージを閲覧できるメンバーを制限したりできます。そのため、社内の重要な情報も安心して扱えるのです。
Wowtalk(ワウトーク)の機能
Wowtalkは主に以下の機能で構成されています。
- トーク
- 音声通話・ビデオ通話
- 掲示板
- タスク管理
- 安否確認
- サンクス機能
チャット形式でスピーディな情報共有が実現されます。既読機能も搭載しており、確実な情報共有をサポートします。
音声通話は最大200人、ビデオ通話は最大5人までグループ通話できます。両サービスともに無料で使えるため、コスト削減にも貢献します。
掲示板に会社の動きをリアルタイムで共有可能です。「あとで読む」機能もあり、確認漏れを防ぎます。
メンバーにタスクを振り分けたり、タスクの進捗を管理したりできます。さらに、自身のToDo管理にも便利です。
災害時や緊急時に「メッセージの送信」「集計」によって社員の安否確認をすることができます。
電子レターを用いて感謝の気持ちを伝えるための機能です。誰がどれくらい送ったのかも管理できるため、社内エンゲージメントの向上や管理にも役立ちます。
以上から、Wowtalkは情報共有に便利な機能が豊富なツールといえます。また、インターネットさえあれば、時間や場所を選ばずにやりとり可能な点もポイントです。
【最新情報】「Wowtalk AI」とは
引用および以下参考:Wowtalkの公式HP|Wowtalk AI
Wowtalk AIとは、ChatGPTを活用した生成AI機能です。具体的には、以下のような活用方法があります。
- 会話形式での文章生成
- 学習機能
- 全社員共通利用できるAIの登録
AIに質問を投げかけると、会話形式で回答を得られます。書類作成やマニュアル作成時の時間短縮に便利です。
ユーザー自身でAIをカスタマイズし、データを学習させられます。20個までAIに情報を登録できるので、たとえば「ユーザーからのよくある質問の回答を生成する」といった使い方ができます。
全社員で共通利用できるオリジナルAIを最大5つまで登録できます。そのため、「人事労務に回答するAI」や「社内システムに関する回答をするAI」などを登録すれば、社内メンバーからの質問・回答に活用することが可能です。
Wowtalk AIは、フリープラン(無料利用)と追加オプションのアップデートプラン(10,000円/月)があります。ひと月あたりで頻繁にWowtalk AIを活用したい場合は、アップデートプランの利用を検討しましょう。
「Wowtalk」とほかのチャットツールの違い
ここでは、「Wowtalk」とほかのチャットツールの違いを解説します。両者を比較して、より自社の導入目的に適したツールを見つけましょう。
「Wowtalk」と「Slack」の違い
「Wowtalk」と同様に「Slack」も、多くの企業に利用されているビジネスチャットツールのです。両者には類似する機能が搭載されてる一方、以下のような違いがあります。
- 既読機能があるか
- 無料で使い続けられるか
Wowtalkには、メッセージの既読・未読を確認できる機能がありますが、Slackにはありません。
Slackには、無料で使い続けられるプランがありますが、Wowtalkは14日間の無料トライアルを過ぎると利用料金を払う必要があります。
このように、WowtalkとSlackには「既読機能の有無」と「無料プランの有無」に違いがあります。予算や欲しい機能をもとに、自社により合ったツールを選定しましょう。
「Wowtalk」と「LINE」の違い
ほかにもチャットツールとして「LINE」が挙げられますが、両者には以下のような違いがあります。
- セキュリティが万全か
- タスク機能があるか
- ファイルを長期間閲覧できるか
Wowtalkでは企業側でアカウントを管理しているため、万が一乗っ取りなどが起きても対処可能です。しかし、LINEの場合、一度アカウントを乗っ取られてパスワードを変更されてしまうと、情報漏えいを防ぐのは困難だと言えます。
また、LINEの「問題報告フォーム」にて、アカウントの削除希望を出すことは可能ですが、時間がかかってしまうのです。
Wowtalkはタスク機能によって、仕事を効率良く管理できます。一方、LINEはタスク機能が備わっていないため、ほかのツールを併用して自分自身でスケジュール管理をしなければなりません。
Wowtalkでは最低でも30日間、プランによっては無期限でファイルを閲覧できますが、LINEでは送信後の7日間しか閲覧できません。
このように、安全面や機能面を考えると、ビジネスで使うチャットツールとしてはWowtalkの方がおすすめです。
しかし、WowtalkもLINEも低料金ではファイルの閲覧期間に制限が設けられている点に注意が必要です。たとえば、新入社員や中途社員の教育のためにファイルを長期間残しておきたいという方は「ナレカン」のような閲覧制限がないツールが最適です。
Wowtalk(ワウトーク)の使い方
ここでは、Wowtalkの主な使い方として、「音声・ビデオ通話する方法」「タスクを管理する方法」「日報を提出する方法」を解説します。以下を参考に、導入後スムーズに使いこなせるようにしましょう。
音声・ビデオ通話する
Wowtalkで音声通話をするときは、通話相手とのトーク画面下部にある「電話アイコン」をクリックします。また、ビデオ通話の時は電話アイコン右の「動画アイコン」をクリックしましょう。
このように、Wowtalkではワンクリックで音声・ビデオ通話ができ、場所を問わずに円滑なコミュニケーションが可能です。ただし、最安価の「シンプルプラン」ではグループ通話ができないため、複数人の会議などで利用したい場合は上位プランを検討しましょう。
タスクを管理する
操作画面左のメニューバーの「タスク」では、タスクの作成・共有や進捗の確認ができます。タスクを作成したい場合は、画面右上の「新規作成」をクリックしましょう。
タスク作成時には、タスクのタイトルに加え、内容の説明や期限、担当者、ファイルなどの詳細な情報も記載できます。また、タスクは各ステータスに応じて色分けされるので、進捗を視覚的に把握しやすいです。
日報を提出する
操作画面左の「日報」メニューでは、日報の提出や自分宛てに書かれた日報の確認ができます。日報を作成する場合は、画面右上の「新しい日報」から内容を記載しましょう。
WowtalkはiOS・Androidアプリにも対応しているので、スマホからスムーズに日報を作成・共有できます。そのため、日常の報告業務の手間が軽減されて、効率よく作業を進められるのです。
Wowtalk(ワウトーク)の料金プラン一覧
Wowtalkの料金プラン一覧は以下の通りです。
シンプル | スタンダード | |
---|---|---|
料金 |
360円/ユーザー/月 |
500円/ユーザー/月 |
トーク/掲示板/タスク管理/日報/安否確認 |
〇 |
〇 |
トーク検索 |
〇※90日感 |
〇※1年間 |
無料通話(音声・ビデオ) |
〇
※ビデオ通話:最大5名 |
〇
※ビデオ通話:最大15名 |
ファイルアップロード容量 |
30GB/月 |
50GB/月 |
ファイルダウンロード期間 |
30日間 |
無制限 |
アルバム登録数 |
1,000枚 |
無制限 |
トークログ |
〇
※過去12ヶ月 |
〇 |
機能カスタマイズ |
〇
※全社設定のみ |
〇
※全社設定+個人設定(3パターンまで) |
外部連携 |
× |
△
※詳細は担当営業まで |
シンプルプランとスタンダードプランのほかに、カスタマイズプランもありますが、詳細は問い合わせる必要があります。
Wowtalk(ワウトーク)の評判
ここでは、Wowtalkを実際に導入したユーザーの評判・口コミを紹介します。第三者の意見も参考に、導入可否の判断材料にしましょう。
※こちらでご紹介する口コミ・評判はITreviewより引用しております。
Wowtalk(ワウトーク)の良い口コミ・評判
ここでは、Wowtalkの良い口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「社内連絡が楽になった」「LINE感覚で使いやすい」との声が挙がっています。
非公開ユーザー、投稿日:2024年06月21日利用者がプライベートで利用している頻度の高いLINEとほぼ変わらない操作性のため、利用しやすいところが良い。管理者のみ利用者のアカウントを登録できるため、情報漏洩や無断で他社とつながる恐れがなく安心できる点もセキュリティ面から導入しやすい。引用:ITreview
非公開ユーザー、投稿日:2024年04月27日外勤作業が多く、同じ事務所やチームメイトとの連絡調整は電話で行うことが多かった。また、メールはスマートフォンからではおっくうな作業と感じていた。ビジネスチャットの使用は初めてであるが、チームメイト全員に同じ内容をメッセージ感覚ですぐに送れるため、情報共有の時間が短く連絡不足が解消される。引用:ITreview
Wowtalk(ワウトーク)の改善点に関する口コミ・評判
次に、Wowtalkの改善点に関する口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「トーク履歴が消えて不便」「検索が使いづらい」との声が寄せられています。
非公開ユーザー、投稿日:投稿日:2022年09月06日・チャットで画像を送る時の容量が2Mと非常に少ない・チャットで送れる拡張子の種類が少ない・定期的に障害がある(と感じている)・タスク機能が使いづらい。チャットワークのようにコメント自体をタスク化できるとよい・チャット内の検索が使いづらい。【メンバー】【トーク】など全てごちゃまぜにした検索で良いと思う引用:ITreview
以上の口コミから、Wowtalkは情報を長期的に残すのに不向きだと言えます。したがって、あとから振り返りたい場合は「情報の蓄積ができるツール」を利用しましょう。
【必見】社内のコミュニケーション活性化に最適なツール
以下では、社内のコミュニケーション活性化に最適なツールを紹介します。
Wowtalkを使えば、場所を問わずスムーズにメンバーとやりとりできます。ただし、チャットゆえに情報が流れやすく重要な情報を見落としやすいほか、「トーク履歴が消える」「検索機能が使いづらい」といったユーザーの声が多い点に注意が必要です。
そこで、「情報を流さず蓄積でき、高度な検索機能を備えたツール」を使えば、Wowtalkのデメリットを解消できます。ただし、多機能なアプリを導入しても一部の機能しか使用しなければ、費用対効果が悪くなるので、必要な機能に過不足がないか確認しましょう。
したがって、自社の情報共有には、非IT企業の65歳以上の方でも即日使いこなせる情報共有ツール「Stock」一択です。
Stockの「ノート」にはあらゆる情報を残せるうえ、「メッセージ」「タスク」と紐づけられるため、話題が錯綜せずにコミュニケーションやタスク管理ができます。また、項目ごとに絞り込める高度な「検索機能」を使えば、目的の情報がすぐに見つかるのです。
話題が錯綜せずに社内情報を管理できるツール「Stock」
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
Wowtalk(ワウトーク)の使い方や機能、評判まとめ
ここまで、Wowtalkの機能や使い方、評判・料金プランまで幅広くご紹介しました。
情報共有ツールの導入時は、形骸化を防ぐためにも「自社のITリテラシーで継続して運用できるか」の観点が重要です。そこで、操作がシンプルで、運用しやすいWowtalkは選択肢のひとつとして挙げられます。
一方、チャットツールは「情報が流れる」ので、必要な情報は逐一検索しなければならず、確認漏れや情報管理でミスが生じる恐れもあります。したがって社内の情報共有には「シンプルかつ情報が流れないツール」が最適なのです。
結論、自社が導入すべきなのは、社員のITリテラシーを問わず即運用できるシンプルさと、情報を流さずに管理できる機能を持つ情報共有ツールStock一択です。
ぜひ「Stock」を導入して、社内のコミュニケーションを活性化しましょう。