今日では、社内の情報共有やコミュニケーションを活性化するためにチャットツールを導入する企業が増えています。たとえば、「InCircle(インサークル)」は、銀行に導入されるほど強度なセキュリティを保持する、純国産のビジネスチャットツールです。
しかし、「InCircleとほかのチャットツールとの違いが分からず、導入に踏み込めない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、InCircle(インサークル)の使い方や料金、評判を中心にご紹介します。
- InCircleの概要を知り、自社に合っているか判断したい
- 従業員間のやりとりが不足していて困っている
- 高度なセキュリティが備わったチャットツールを導入したい
という方はこの記事を参考にすると、InCircleの概要を理解できるほか、自社に最適なコミュニケーションツールも見つかります。
目次
InCircle(インサークル)とは
以下では、InCircleの特徴や機能を解説します。ほかのチャットツールとの違いを踏まえたうえで、自社に合ったツールか判断しましょう。
「InCircle」と「ほかのチャットツール」との違い

InCircleは、ブルーテック株式会社が提供するビジネスチャットツールです。
自社の従業員はもちろん、取引先といった社外の関係者ともやりとりできるので、営業などさまざまな用途で使えます。また、国内発のビジネスチャットツールなので、日本国内の法律や仕様設計に合わせて最適化されているのです。
さらに、信頼性の高いデータセンターを国内に設置しており、セキュリティ対策も万全です。なお、情報漏洩が許されない官公庁や医療機関などの組織には「オンプレミス型(社内のデータサーバーにシステムを構築する形式)」のサービスも提供しています。
このように、InCircleは日本仕様の設計と高度なセキュリティを特徴とし、国内企業に特化している点でほかのチャットツールとは異なります。
InCircle(インサークル)の機能
InCircleの主な機能として、以下の5つが挙げられます。
- チャット
- チャットボット
- メンバー編集
- 送信ファイル
- 既読表示
メッセージをやりとりする機能です。1対1はもちろん、複数人のチャットグループもつくれるので、チームやトピックごとにやり取りできます。
「名刺検索」や「文書管理」など、さまざまな業務を自動化できる機能です。たとえば、名刺ボットに「取引先の担当者の苗字」を伝えると、すぐに候補者の情報が返ってくるので、必要な情報をすぐに見られるようになります。
トークルームのメンバーを追加・削除する機能です。なお、途中からトークルームに参加したメンバーでも過去の履歴を閲覧できます。
画像や動画の送信を禁止したり、添付ファイルの拡張子を制限したりできる機能です。情報漏えいによるトラブルを未然に防げます。
メッセージの既読数はもちろん、設定を有効にすれば既読したユーザー名を表示できる機能です。また、既読情報を一切表示しない設定も可能です。
このように、InCircleにはビジネスコミュニケーションに必要な機能が揃っています。ただし、チャットツールのため、情報が流れてしまい、重要な情報へアクセスしづらくなる点に注意しなければなりません。
したがって、情報を活用しやすい仕組みを整えたい方は、重要な情報を蓄積できる「Stock」などの情報共有ツールを導入して、情報を見失うストレスをなくしましょう。
InCircle(インサークル)の使い方
ここでは、InCircleの使い方を紹介します。以下の情報を参考に、InCircleが自社の課題を解決するかを見極めましょう。
社内外の関係者とコミュニケーションを取る
InCircleを使えば、社内外の関係者とコミュニケーションを取れるようになります。

InCircleでは、従業員間はもちろん、取引先ともやりとりできます。また、強固なセキュリティの環境でメッセージを送れるので、情報漏洩の心配がないのです。
したがって、「さまざまな関係者とやりとりしたいが、情報の流失は未然に防ぎたい」という方には、InCircleの活用が適しています。
チャットボットに質問する
チャットボットを使えば、目的の情報をスムーズに見つけられます。

「チャットボット」は自動で応答するので、すぐに回答を受け取れる利点があります。過去のデータから必要な情報を瞬時に探し出せるので、作業効率がアップするのです。
ただし、チャットボットの一部機能はInCircleとは別契約となるため、注意しなければなりません。したがって、導入前に、チャットボットを含んだ料金を見積もっておくのがおすすめです。
アカウントを管理する
InCircleでは、従業員のアカウントを管理できます。
従業員ごとに権限を決められるため、重要な情報を確実に守れます。また、「監査」に設定されたユーザーはすべてのメッセージを確認できるようになっているので、内部監査が必要なときも安心です。
したがって、「チャット上でのトラブルを未然に防ぎたい」と感じている方には、InCircleの活用が適しています。
InCircle(インサークル)の料金プラン一覧
ここでは、InCircleの料金プランを紹介します。
InCircleには「無料プラン」がありません。そのため、無料トライアルが終了したあとは、有料プランへの加入が必須です。
なお、有料プランは「クラウド型」か「オンプレミス型」かで料金が変わるほか、詳細な額については問い合わせが必要です。プラン内容の違いは以下の通りです。
ベーシック | オンプレミス | |
---|---|---|
料金 |
180円/ユーザー/月(月払い)
(2か月以上の契約が必要) |
個別見積(年払い) |
初期費用 |
0円 |
個別見積 |
ユーザー数 |
30ユーザー以上 |
100ユーザー以上 |
ディスク容量 |
契約ライセンス数 × 1GB |
– |
注意点として、InCircleにおける最小の契約ライセンス数は30ユーザーとなっています。30人未満のチームも利用できるものの、30ユーザー分の料金が請求される点に気を付けなければなりません。
そのため、比較的小さなチームのコミュニケーションを活性化させたい方は、少人数から使える「Stock」などのITツールを選びましょう。
InCircle(インサークル)の評判
ここでは、InCircleを導入したユーザーの声や評判を紹介します。他社の運用事例を参考に、自社に適しているかを見極めましょう。
※こちらでご紹介する口コミ・評判はITreview(アイティーレビュー)より引用しております。
InCircle(インサークル)の良い口コミ・評判
ここでは、InCircleの良い口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「直感的に操作できて使いやすい」「ちょっとした連絡がしやすくなった」との声が寄せられています。
非公開ユーザー、投稿日:2023年3月01日社内コミュニケーションツールとして継続利用しています。シンプルで使いやすく、グループ間のコミュニケーションツールとして非常に使いやすいです。グループ作成も簡単で、プロジェクト単位のコミュニケーションツールとしても活用もできます。共有事項の連絡、画像送信なども活用できます。履歴として残るため、後で確認するなどメンバー間での共有がスムーズに行えます。
非公開ユーザー、投稿日:2022年6月05日最初は物足りない気もしましましたが、所属企業には、ビデオや音声でのコミュニケーションツールが、別途、用意されており、そういった場合は、そちらを使えば良いだけなので、最近は、手軽なコミュニケーション(単なる連絡等)用のツールとして、重宝しています。また、画像やドキュメントファイルの添付もできますので、ちょっとした報告にも使えて便利です。所属企業では、標準の連絡ツールとなっており、社内通知等もInCircleで送られてくるため、そういった情報を逃さないためにも、私はスマートフォンで利用しています。使い勝手も、他のチャットツールと大きな違いはないので、マニュアルなしで直感的に使えると思います。
非公開ユーザー、投稿日:2023年4月27日
- シンプルで使いやすい。
- チャットなので要件をズバリと連絡可能
- PCもスマホも使える。どちらもすぐにわかる。
InCircle(インサークル)の改善点に関する口コミ・評判
次に、InCircleの改善点に関する口コミ・評判を紹介します。ユーザーからは「検索機能が不十分で情報が見つからない」「ファイルサイズが大きいと添付できず困る」などの声が挙がっています。
非公開ユーザー、投稿日:2023年3月01日検索機能がありますが、絞り込みや複数条件での検索ができないため、過去のトークで埋もれてしまった内容を探すのが、困難な時があります。トークの検索機能の強化をお願いしたいです。また、間違ったトークを送り削除しても、通知履歴で投稿内容が残るため、通知履歴に出ない機能があると助かります。トーク全体の検索あると良い。
非公開ユーザー、投稿日:2023年4月27日欲しい機能・分かりづらい点
- 検索機能の強化。特にすべてのルームをカバーする検索機能。
- 10MB以上のファイルは添付出来ない
非公開ユーザー、投稿日:2020年7月27日膨大なメッセージから任意のメッセージを探すのが結構大変です。検索機能の改善がされるともっとユーザーの獲得は可能と考えます。
【必見】情報共有・管理におすすめのツール
以下では、情報共有・管理におすすめのツールをご紹介します。
InCircleを使えば、場所を問わず社内外のメンバーと気軽にコミュニケーションが取れます。一方で、チャット形式なためメッセージが流れやすいうえ、「検索機能が乏しい」という声が多く、目的の情報が見つからない事態に陥りやすいのです。
したがって、ビジネスでのコミュニケーションには「情報が流れず、高度な検索機能を備えたツール」を使いましょう。ただし、多機能なツールは操作が複雑なものが多く、社内に浸透しづらいと言えます。
結論、自社のコミュニケーションの活性化には、65歳以上の従業員でも使いこなせるほどシンプルな「Stock」一択です。
Stockの「ノート」には重要な情報を蓄積できるうえ、「メッセージ」が紐づいているので、関連情報が一か所にまとまります。また、タイトルやファイル名で絞り込みができる「高度な検索機能」も備えているので、目的の情報をすぐに見つけられるのです。
導入即日から運用を始められるほど簡単なツール「Stock」

/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
![]() 塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
![]() 加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
![]() 江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
InCircle(インサークル)の使い方や口コミ・評判まとめ
これまで、InCircleの概要や使い方、評判を中心にご紹介しました。
InCircleは、セキュリティが強固なビジネス向けチャットツールで、社内外のコミュニケーションを活性化します。しかし、チャット形式なので記録が流れやすいほか、検索機能も乏しいため、情報を蓄積・管理したい場合には不向きです。
そこで、情報共有ツールを導入して重要な情報をストックすれば、必要な記録をすぐに見つけられる仕組みが整います。ただし、多機能なツールはITに慣れていない社員が使いこなせないので「誰でも簡単に使えるシンプルなツール」を選びましょう。
結論、自社が導入すべきなのは、直感的に操作できるシンプルな情報共有ツール「Stock」一択です。実際に、非IT企業を中心に200,000社以上で導入され、情報共有のストレスをなくしています。
無料登録は1分で完了するため、ぜひ「Stock」を導入して、社内の情報共有のスピードを迅速化させましょう。