固定電話サービスのひとつに「直収電話」があります。ビジネスで直収電話を導入すると、電話料金の大幅なコスト削減につなげられます。
しかし、「ビジネスで直収電話を利用する具体的なイメージが持てない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、直収電話のメリット・デメリットを中心にご紹介します。
- メリット・デメリットを把握し、直収電話の導入を明確にイメージしたい
- 電話でやりとりするときの注意点を押さえて、業務をスムーズに進めたい
- 直収電話のメモ作成・共有に最適のツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、直収電話のメリット・デメリットが分かり、コスト削減を円滑に進められます。
目次
比較あり!直収電話とは何か?
「直収電話」とは、NTT東日本およびNTT西日本以外の通信事業者が提供している固定電話サービスを指します。
具体的な直収電話の種類は、以下の通りです。
- おとくライン
- KDDI 光ダイレクト
- J:COM PHONE プラス
「おとくライン」は、SoftBankが提供する直収電話サービスです。オプションサービスの「ホワイトライン24」に契約すると、携帯がソフトバンクである取引先や社員との通話が24時間無料になります。
「KDDI 光ダイレクト」は、KDDIが提供する直収電話サービスです。テレワークに活用できる「インターネットオプションサービス」や「着信転送サービス」などのオプションサービスを利用できます。
「J:COM PHONE プラス」は、J:COMが提供する直収電話サービスです。「かけ放題パック」や「迷惑電話自動ブロック」などのオプションサービスがあります。
このように、通信事業者によってさまざまなサービスがあるので、それぞれの内容や価格を比較して、自社に合った直収電話サービスを検討しましょう。
直収電話の2つのメリットとは
ここでは、直収電話の2つのメリットについて解説します。直収電話では「電話加入権が不要」かつ「料金が安価」であるため、コスト削減につなげられます。
(1)電話加入権が不要
直収電話では、電話加入権が不要です。
「電話加入権」とは、NTT東日本または西日本の電話回線を利用する権利を指します。通常の固定電話サービス(NTT加入電話)とは異なり、直収電話では電話加入権を購入する必要がないので、コストを抑えつつスムーズに導入できるのです。
このように、直収電話では、電話加入権が不要で初期費用を抑えられるというメリットがあります。
(2)料金が安価
直収電話は、通常の固定電話(NTT加入電話)と比較して、基本料金・通話料金が安価に設定されています。
以下は、「NTT東日本加入電話」と、SoftBankが提供する直収電話サービスの「おとくライン」における月額基本料金の比較表です。
1級取扱所 | 2級取扱所 | 3級取扱所 | |
---|---|---|---|
NTT東日本加入電話(プッシュ回線用・事務用) |
2,915円 |
2,915円 |
3,025円 |
おとくライン(アナログ回線・事務所用) |
2,050円 |
2,200円 |
2,350円 |
以上のように、基本料金・通話料金が安価である点も、直収電話を導入するメリットのひとつです。
直収電話の2つのデメリットとは
ここでは、直収電話の2つのデメリットについて解説します。直収電話では、ADSL(非対称デジタル加入者線)やフリーダイヤルが利用できないデメリットがあります。
(1)ADSLが利用できない
直収電話では、ADSLが利用できなくなる場合があります。
「ADSL」とは「Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)」の略称で、電話回線を流用したインターネット接続サービスを指します。直収電話を導入すると、ADSLが利用不可になり、インターネットに接続できなくなるケースがあります。
そのため、ADSLを導入するときは、あらかじめインターネットサービスプロバイダー(回線をインターネットにつなげる接続事業者のこと)に問い合わせて、直収電話を導入してもインターネットに接続できるのかを確認しておきましょう。
(2)フリーダイヤルが使えない
フリーダイヤルが使えない点も、直収電話のデメリットのひとつです。
直収電話を導入すると、0120から始まるフリーダイヤルが使えなくなる場合があります。ただし、通信業者によって利用の可否は異なるので、契約前に確認しておく点が重要です。
また、直収電話では、NTT東日本および西日本が提供する電話サービスの一部が使えなくなる可能性もあるので注意しましょう。例として、104番(電話番号案内)などの特殊な電話番号が挙げられます。
電話でやりとりをするときの注意点とは
電話でやりとりするときは、電話・伝言メモを作成する点に注意しましょう。
電話では音声のみのやりとりになるので、情報が残りません。万が一、メモを取らずにいると、伝えるべき内容を忘れたり、誤った情報を伝えたりしてしまうのです。
そのため、電話の内容は、文字にして記録しておく必要があります。ただし、紙媒体では、紛失しやすく、すぐに確認・共有できないなどの懸念点があるので避けましょう。
そこで、「ITツール」を使って電話・伝言メモを電子化すべきです。たとえば、ITツールのなかでも情報共有に特化したツールなら、電話の記録を確実に管理しつつ、リアルタイムで共有できるようになります。
【担当者必見】直収電話のメモ作成・共有に最適のツール
以下では、直収電話のメモ作成・共有に最適のツールをご紹介します。
電話でのやりとりは、即コミュニケーションを取れるメリットがある一方で、電話の内容を管理・共有するにはメモすることが必要です。ただし、紙媒体では、情報の伝達ミスが発生する恐れがあります。
そこで、「ITに不慣れな方でも簡単に使いこなせるほどシンプルな情報共有ツール」を導入しましょう。電子化した電話・伝言メモを確実に管理しながら、リアルタイムで共有できます。
結論として、直収電話のメモを作成・共有するには、非IT企業における65歳以上のメンバーでも、導入即日で活用できる情報共有ツールの「Stock」一択です。
Stockの「ノート」では、作成した電話・伝言メモをストックして共有しつつ「フォルダ」に分けて整理できます。また、ノートに紐づいた「メッセージ」「タスク」を使えば、メモした内容に関連するやりとりも残せます。
非IT企業の65歳の方でも簡単に使えるツール「Stock」
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
直収電話のメリット・デメリットまとめ
これまで、直収電話のメリット・デメリットを中心にご紹介しました。
直収電話では「電話加入権が不要」かつ「料金が安価」であるため、コスト削減につなげられるメリットがあります。ただし、ADSL(非対称デジタル加入者線)やフリーダイヤルが使えなくなる恐れがあるので、導入前に確認しておきましょう。
一方、直収電話でやりとりした内容を共有するには、メモを作成する必要があります。ただし、紙媒体ではスムーズに管理・共有できないので「ITツール」を使ってメモを電子化する点が重要です。
したがって、直収電話のメモを作成・共有するには、誰でも簡単に電話メモを作成できるほどシンプルな情報共有ツール「Stock」が最適です。実際に、非IT企業を中心とした200,000社以上が情報共有の効率化を実現しています。
ぜひ「Stock」を導入して、円滑に直収電話を活用しましょう。