私たちは、意思決定を繰り返しながら日常生活を送っています。特にビジネスでの意思決定は、会社の今後を左右するものもあり、責任が伴います。
そのため、「ビジネスで大事な意思決定をするときに、自身で決断をすることに躊躇してしまう」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、意思決定をするときの7つのステップを中心にご紹介します。
- 正しい意思決定ができているのか不安である
- 意思決定をするときの具体的なプロセスが知りたい
- 有効的な意思決定をするためのポイントを押さえたい
という方はこの記事を参考にすると、自身の意思決定に自信がもてるようになります。
目次
意思決定とは
意思決定とは、ひとつの目的を達成するために、自分の経験と知識に基づいて、複数の選択肢の中から最良のものを選ぶ行為を意味します。
私たちは、普段からさまざまな意思決定を頻繁にしています。とくに、ビジネスシーンでは、今後の企業経営の方針を決める重要な意思決定も求められ、選択を間違えれば危険が伴う重要な行為でもあります。
そのため、大事な場面で正しい意思決定ができるよう、プロセスを理解しておくことが大切です。
3種類の意思決定モデル
3種類の意思決定モデルについて解説します。
- 合意的意思決定モデル
- 直観的意思決定モデル
- 創造的意思決定モデル
合意的意思決定モデルは、過去の情報やデータを軸に、道理や論理に沿って結論を出す意思決定です。これは、論理的に導き出された結論であり、不確実性を最小に抑えられます。
直観的意思決定モデルは、情報やデータといった合理性を重視するのではなく、本能的な直観をたよりとする意思決定です。豊富な経験を持つ意思決定者が、過去の経験とパターンから得られた直観を判断材料として、解決に導くのが特徴です。
創造的意思決定モデルとは、今まで遭遇したことない課題に対して、個人の創造性を発揮して意思決定をします。情報収集後の代替案をだしたときに、それが実現可能かを検討するステップに多くの時間を割くのが特徴です。
意思決定をする方法はそれぞれ人によって異なるため、上記のモデルから企業や自身に合ったやり方を見つけましょう。
意思決定7つのプロセス
意思決定の7つのプロセスをステップ別にご紹介します。
- ステップ1|決断すべき事柄や課題を特定する
- ステップ2|情報収集をする
- ステップ3|代替案を特定する
- ステップ4|エビデンスを分析・検討する
- ステップ5|選択肢の中から意思決定をする
- ステップ6|実行に移す
- ステップ7|意思決定の見直しをする
良い意思決定をするためには、解決したい課題や問題を特定する必要があります。課題や問題を明確にしないと達成すべき目的があやふやになる可能性があるため、何を目的とした意思決定であるのかを明確に示しましょう。
情報に基づいた意思決定をするためにも、選択に必要な情報収集は不可欠です。効果的な意思決定をするために、市場調査やコンサルタントの協力を得て、外部のソースからも情報を集めるようにしましょう。
特定した課題に対しての解決策は複数用意しましょう。ビジネスにおける意思決定は、関係者の部署や役割に応じてニーズが異なる場合があるため、さまざまな代替の選択肢を考えておくと、スムーズに意思決定を進められます。
これまでに挙がった解決策のなかから、どのように課題に対応するのか、どれほど成果を得られるのかなどを検討します。各選択肢のメリットやデメリットを比較し、代替の選択肢の絞り込みをしていきましょう。
代替の選択肢の中から最終的な意思決定をしていきます。しかし、意思決定では、解決策を必ず1つに絞る必要はなく、複数の解決策を組み合わせる方法もあるため、視野を広くしつつ柔軟に対応しましょう。
最終的な意思決定者の承認を得て、解決策を実行に移します。実践計画を作成し、進捗状況を定期的に観察することで、適切に意思決定ができたかを判断します。
実行に移した計画については、見直しや振り返りが必須です。改善点や新たに見直すべき点を発見・修正して、次の意思決定に活かしていきましょう。
以上のようなステップを経て、意思決定はなされます。
意思決定をするときのポイント2選
意思決定をするときに注意するべきポイントを2つご紹介します。このポイントを理解せずに意思決定を進めてしまうと、判断を誤る可能性が高まるため気をつけましょう。
(1)情報がない状態での意思決定はしない
代替案を特定するための前提となるデータや情報がない状態で、意思決定をするのは避けた方が良いです。
信頼できる情報や実績に基づくデータがないと、自分自身の知識や経験を頼るしかなく、独断的な選択になりがちです。また、基準となる判断を論理的に説明できない場合、選択肢を誤る可能性が高いと言えます。
そのため、正しい意思決定をするためにも、客観的な事実に基づいた情報がない状態で、意思決定はしないようにしましょう。
(2)円滑なコミュニケーションを心がける
優れた意思決定には、円滑なコミュニケーションが必要不可欠です。
適切な意思決定をするためにも、1人で全て決めるのではなく、チーム間で情報を共有して、さまざまな人からの意見を聞き、多角的な視点で検討することが大切です。
以上のことから、普段から多くの人とコミュニケーションをとり、多様な価値観や考えを身につけましょう。
【必見】意思決定の最適化に役立つITツール
以下では、意思決定の最適化に役立つITツールをご紹介します。
適切な意思決定をするためには、必要な情報が正しく整理されている必要があります。また、チーム間での情報共有は、多角的な視点で物事を判断するためには不可欠です。
しかし、チャットツールで情報を管理・共有すると過去の情報が流れてしまい、必要な時にすぐ情報を探せません。そのため、チーム内での情報共有には、話題が流れないようにストックして、メンバーともやりとりできるノート型ツールが最適です。
結論、意思決定の最適化に最も役立つITツールは、必要な情報をノートにストックし、簡単にメンバー間で共有できる「Stock」一択です。
Stockの「ノート」には、画像や動画、ファイルなども貼り付けられるため、必要な情報を過不足なく記載できます。また、ノートに紐づく「メッセージ」を使えば、話題が混ざることなくメンバーとスムーズなやりとりができます。
情報を最も簡単に管理・共有できる「Stock」
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
企業における意思決定についてまとめ
これまで、意思決定の7つのプロセスや、意思決定をするときのポイントを中心にご紹介しました。
意思決定を適切にするためには、信頼性の高い情報やデータを整理して、チームで共有することが大切です。そのためには、日頃からチームで積極的にコミュニケーションをとる必要があります。
しかし、チャットツールでは情報が流れてしまい、欲しい情報をすぐに見つけることができません。そのため、情報が流れないよう「ノート」にストックできて、ノートに紐づけられた「メッセージ」で簡単にやりとりできるツールが最適です。
結論、意思決定の最適化に役立つツールは、あらゆる情報を簡単にストックできる「Stock」一択です。
ぜひ「Stock」を導入して、適切な意思決定ができるようになりましょう。