今日では、業務のデジタル化に伴って、世界中の多くの企業で情報をスムーズに管理・共有できるITツールの導入が進んでいます。とくに、ノート型アプリ「Evernote」は、2023年5月以降順次AI機能が追加されて更なるサービスの向上が期待できます。
一方で、「新しく搭載されたEvernote AIの機能や使い方が分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Evernote AIの機能や使い方、口コミ・評判まで網羅的にご紹介します。
- 新搭載のEvernote AIの機能や使い方を知りたい
- Evernoteの口コミや評判を参考に導入の可否を判断したい
- Evernoteよりシンプルな情報共有ツールを探している
という方は本記事を参考にすると、Evernote AIの機能や使用感がわかり、自社でEvernote AIを利用すべきか判断できるようになります。
目次
「良くなった」と話題のEvernote AIとは
ここでは、新搭載で話題となったEvernote AIの概要についてご紹介します。具体的に「どのような機能が追加されたのか」「何ができるようになったのか」を知りたい方は以下を参考にしましょう。
従来のEvernoteとの違い
従来のEvernoteとの違いは、高度なAIが使用された機能が追加されたことです。
たとえば、AIを活用して必要なノートを探せる「AI検索」や書かれた内容を見やすく書き換える「AIノートクリーンアップ」という機能が増えました。最新版では「AIノートクリーンアップ」は「AI編集」へと変更され、より精度の高い編集ができます。
このように、Evernote AIは情報の検索や文書の作成を今まで以上に効率化することが可能になりました。一方で、サービスの向上に伴う利用料金の値上げに対する懸念が広がっています。
Evernote AIの基本機能
以下の表は、現段階で実装されているEvernoteのAI機能をまとめたものです。
機能名 | 機能内容 |
---|---|
AI検索 |
ChatGPTのように、話し言葉で投げかけられた質問に対しても、内容に適したノートをAIが提示します。 |
AI編集 |
「要約」「誤字を修正」「執筆支援」「翻訳」「トーンを変える」から選択するとAIが実行してくれます。ただし、「トーンを変える」機能は2024年10月時点では未開放のため注意が必要です。 |
以上のように、「AI検索」ではノートへのアクセス性が向上し、「AI編集機能」によって文書作成にかかる手間も大きく削減できます。EvernoteのユーザーはぜひAI機能を利用して、業務効率を上げましょう。
Evernote AIの使い方
以下にEvernoteのAI機能の使い方をご紹介します。「Evernoteを導入したものの、どのようにAI機能を使うのかわからない」という方は必見です。
使い方1|AI検索をする
AI検索の使い方は以下の通りです。
- まず、画面左上にある検索ボックスの選択モードを[標準]から[AI検索]に切り替えます。
- 次に、検索ボックスに検索したい内容を入力します。今回は「ミーティング議事録を探して」と打っています。
これにより、AIがミーティング議事録に関するノートを抽出します。
使い方2|AI編集を利用する
AI編集の使い方は以下の通りです。
- ノートの中でAI編集を利用したい箇所を選択し、メニューバーにある[AI]をクリックします。
- 今回は、AI編集の中から[要約]>[段落]を実行してみます。
実行すると、以下のように要約が表示されます。
分量の多いノートの場合は、AI要約によって内容をすばやく把握できるようになるのです。
Evernoteの料金プラン一覧
Evernoteには4つの料金プランが用意されています。以下は、それぞれのプランの月額料金や機能をまとめた比較表です。
FREE | PERSONAL | PROFESSIONAL | TEAMS | |
---|---|---|---|---|
月額料金 |
0円 |
1,100円/月(月払い) |
1,550円/月(月払い) |
2,100円/ユーザー/月(月払い) |
AI搭載検索 |
【◯】 |
【◯】 |
【◯】 |
【◯】 |
AI編集 |
【◯】 |
【◯】 |
【◯】 |
【◯】 |
同期できる端末の数 |
1台まで |
制限なし |
制限なし |
制限なし |
作成できるノート数 |
50個まで |
150,000個まで |
150,000個まで |
500,000個まで |
月間アップロード容量 |
60MB |
10GB |
20GB |
20GB+2GB/ユーザー |
ノートサイズ上限 |
25MB |
200MB |
200MB |
200MB |
上記のように、EvernoteのAI機能は全プランで利用できますが、ベータ版の利用です。そのため、予告なく利用期間が終了していることがあるので注意しましょう。
【やっぱり良い?】Evernoteの評判
ここでは、Evernoteの「良い口コミ・評判」と「改善点に関する口コミ・評判」をご紹介します。実際にEvernoteを利用しているユーザーの声なので、以下の内容を参考に、自社での運用を検討するときの参考にしましょう。
Evernoteの良い口コミ・評判
Evernoteの良い口コミと評判は以下の通りです。ユーザーからは「検索機能の精度が高い」といった声が多く寄せられています。
非公開ユーザー(投稿日:2024年08月14日)検索機能が非常に優れており、ノートの内容だけではなく、画像内やPDFの文字も検索できる
非公開ユーザー(投稿日:2023年07月20日)探し物をするときに、どこを探せばいいか迷うことなく、検索機能で探すことができるのは本当に効率化につながります。
Evernoteの改善点に関する口コミ・評判
Evernoteの改善点に関する口コミと評判は以下の通りです。多くのユーザーに共通したのが「多機能化でシンプルさが薄れている」「アプリ版の動作が重い」という点です。
非公開ユーザー(投稿日:2023年09月13日)当初は本当にシンプルさが良かったが、アップデートによりUIが変更されている。機能が増えていくのは良いが、最大のメリットであるシンプルさが徐々に薄れている印象も受ける。Evernoteはシンプル、見た目が分かりやすいというのが一番だと思う。
非公開ユーザー(投稿日:2023年07月20日)・高機能化によって、とても使いづらくなりました。・Windowsアプリ版の動作の重さについては、他のアプリへの乗り換えを検討するほどです。・機能はドキュメントの保管と検索だけでもいいので、使いたいときに、すぐに使えるよう軽くして欲しいです。
【必見】Evernoteよりも使いやすい!AI機能を備えた情報共有ツール
以下では、EVernoteよりも使いやすいAI機能を備えた情報共有ツールをご紹介します。
Evernoteでは2023年に新しくEvernote AIが搭載され、ユーザーからは、検索機能の精度の高さなどを評価する声が多く見られます。一方で「多機能化されて動作が重い」「UIが複雑になっている」など操作性の面での懸念の声も挙がっています。
とくに、社内の情報や業務で使う知識・ノウハウを一元管理するなら、サクサク動くITツールでなければ情報の共有や検索にストレスが溜まります。そのため、ITツールを導入するときは安易に有名なツールを選ばずに「誰でも使いやすいか」を軸に選びましょう。
結論、自社が導入すべきなのは、“平均0.2秒”のスピードと”ヒット率100%”正確性を兼ね備えた「ナレカン」一択です。
ナレカンの「記事」に記載した社内情報は、AIを使ったチャット形式の超高精度な「自然言語検索」ですばやく検索できます。また、「ファイル要約機能」によって会議資料などの添付ファイルの要点を自動で記事に書き起こすことも可能です。
最も簡単に社内情報を共有・検索できるナレッジ管理ツール「ナレカン」
「ナレカン」|社内のナレッジに即アクセスできるツール
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Evernote AIの使い方や口コミ・評判まとめ
ここまで、Evernote AIの使い方や口コミ・評判を中心にご紹介しました。
Evernoteに新搭載されたAI機能は、検索精度が高く、文書編集をも効率化してくれます。しかし、多機能化に伴って、アプリ版の動作が重くなりスムーズな検索や編集が妨げられるという事態も生じています。
また、UIが変更されるなど、Evernoteを以前から使っているユーザーからは「シンプルさが減った」「使いづらい」といった意見もありました。そのため、せっかく高性能であっても使いづらさを感じている社員がいるといずれ使われなくなる点に注意しましょう。
結論、自社が導入すべきは、誰でも使えるほどシンプルのにAIを駆使した高速スピード検索とファイル要約機能を兼ね備えたナレカン一択です。
ぜひ「ナレカン」を導入して、業務を円滑化しましょう。