ノート型メモアプリである「Evernote(エバーノート)」は、2023年5月1日に料金改定を実施し、有料プランが値上げされました。料金改定の対象となったのは個人利用向けのプランで、主に機能強化などを目的としています。
 
一方で、これまでも度々料金やプラン内容の改定が実施されているため「改定の詳細を知りたい」という方もいるのではないでしょうか。
 
そこで今回は、Evernote料金改定の詳細や新プラン一覧を中心にご紹介します。
 
という方はこの記事を参考にすると、Evernoteの料金に関する理解が深まり、継続して利用すべきかを判断できます。


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有料版Evernote(エバーノート)のプラン改定

Evernoteの価格改定に関するお知らせの画面
 
2023年5月の料金改正では、2023年4月28日に「料金を改定して値上げする」と直前に発表されたことから、混乱するユーザーも少なくありませんでした。発表の要点は以下の通りです。
 

値上げの概要

プラン改定による値上げの概要は以下の通りです。
 
 
  • 個人向けプランが値上げされる
  • 個人向けプランを対象として、月額費用および年間費用のいずれも値上げすると発表しました。
     
  • 2023年5月1日から新料金が適用
  • 2023年5月1日から、改定後の価格が適用されています。なお、改訂前のプランを利用していたユーザーは、次回更新日から新料金が反映されます。
     
  • 値上げの目的は「パフォーマンス向上」と「機能追加」
  • 料金改定に伴う値上げの背景として「安定的なパフォーマンスの提供」と「AI機能をはじめとした新機能の追加」があると公式リリースで説明しています。
 
以上のように、Evernoteはツールの利便性向上を目的として、料金の値上げを実施したのです。

強化・追加される機能の概要

プラン改定に伴い、新たに以下の機能が強化・追加されました。
 
 
  • 同時編集
  • 1つのノートを複数人で同時に編集することが可能となりました。
     
  • AIノートクリーンアップ
  • AIがノートに記載されている文章を自動でまとめてくれる機能です。本機能を活用することで、会議の議事録作成にかかる手間を大幅に減らすことができます。
     
  • AI検索
  • 本機能では、会話ベースのより自然な言語で質問を投げかけ、ノートの内容に基づいた回答を得ることができます。
 
上記が、2023年5月のプラン改定で新たに強化・追加された機能の概要です。以上のような新機能は便利な反面、ITが苦手な人にとっては使いづらさが増した可能性があります。


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改定後のEvernote Personal(旧プラス)の料金と新プラン一覧

2023年には、2023年5月と11月の2回料金改定がされており、加えて12月には無料版に変更がありました。現在のプランの詳細は、以下のとおりです。(参考:Evernoteの料金ページ
 
FREE PERSONAL PROFESSIONAL TEAMS
料金の値上げ
月額料金
0円
1,100円/月
1,550円/月
2,100円/ユーザー/月
年間料金
0円
9,300円/年
12,400円/年
21,000円/ユーザー/年
プランの対象
個人利用
個人利用
個人利用
最低2名からの利用
端末間での同期
1台まで
無制限
無制限
無制限
ノートブック数
1
2,000
2,000
10,000
ノート数
50
150,000
150,000
500,000
ノートサイズの上限
25MB
200MB
200MB
200MB
月間アップロード容量
60MB
10GB
20GB
20GB + 2GB/ユーザー
Slack統合
なかでも、ユーザーに影響を与えた2023年の改定内容の詳細は、以下の通りです。

<2023年改定!プラン改定の詳細>

2023年の5月には、個人向けプランである「Evernote Personal」および「Evernote Professional」の料金が改定されています。
 
また、チーム向けプランである「Evernote Teams」も、2023年11月時点で利用料金が、1人あたり1,100円/月から2,100円/月に値上げされています。

<2023年12月実施!無料版の変更内容の詳細>

2023年12月には、Evernoteの無料版にも以下のような変更がありました。
 
– 利用できるノート数:100,000個⇒50個
– 利用できるノートブック数:25個⇒1個
 
Evernoteの無料版は、ノート数・ノートブック数の多さから実質無制限で使用できる点が魅力のひとつだったため、今回の変更に戸惑うユーザは少なくないようです。
 


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無料版・有料版どちらがいい?Personalプランとの違い

Evernoteは、無料でも使えるツールです。下の表を確認し、無料版と有料版の中で最も安いPersonalプランの機能差を押さえておきましょう。
 
FREE PERSONAL
タスク機能
カレンダー連携
ファイル機能
AI機能
オフラインでの使用
上の表のように、機能性自体に大きな違いはありません。ただし、利用できるノート数の減少によって、無料版のままビジネスで使用することは非常に難しいため、ビジネスでは「Stock」のようなチーム向けのアプリを導入しましょう。


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Evernoteの料金改定の遍歴

Evernoteでは過去にも個人向けプランの料金改定が実施されています。具体的な金額の変更は以下の通りです。
 
  • 2016年の料金改定の変更内容
  • 2016年の料金改定の内容を記載した表
     
    なお、2016年には、料金改定のほかに「無料プランで同期できる端末数が2台までに限定」されるようになりました。
     
  • 2021年の料金改定の変更内容
  • 2021年の料金改定の内容を記載した表
     
    2021年の料金改定では、ユーザーからは以下のように「実質値上げ」との声が挙がっていました。
     
     
  • 2023年の料金改定の変更内容
  • 2023年の料金改定の内容を記載した表
このように、Evernoteは2016年から値上げを繰り返しており、2024年12月現在では当初の2倍以上の価格設定となっています。したがって、料金コストを抑えたい方はほかの安価なツールも検討しましょう。
 
関連記事: Evernote難民続出!「改悪」「サービス終了」と言われる原因を解説!


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Evernoteの値上げに関するユーザーの声

ここでは、2023年5月1日から適用されたEvernoteの値上げに関するユーザーの声を紹介します。たとえば、以下のようなコメントが寄せられています。
 
 
 
 
 
 
 
以上のように、ユーザーからは、値上げを機に解約を検討する声や、以前からの不具合を踏まえて乗り換えを検討する声が寄せられています。
 
そこで、たとえばEvernoteと同じ「ノート型アプリ」の「Stock」を導入すれば、Evernoteよりもコストを抑えられるうえ、Evernote上のデータを簡単に移行できます。


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【必見】Evernoteよりも費用対効果が高い!おすすめの代替アプリ

以下では、Evernoteよりも安価なおすすめのノート型メモアプリをご紹介します。
 
Evernoteは値上がりや改定が繰り返されており、現在は「無料版では、ノート数が50、ノートブック数が1つまで」「同期可能な端末が1台まで」と厳しい制限があります。そのため、ストレスなくメモを残したい方はほかのアプリへの乗り換えを検討しましょう。
 
ただし、ツールによっては多機能で、操作方法を覚えるまでに時間がかかる恐れがあります。そこで、「情報共有に必要な機能が過不足なく備わるシンプルなツール」を選べば、導入後すぐに運用をはじめられるのです。
 
したがって、Evernoteの代替として最適なのは、ITに詳しくない65歳の方でも、直感的に使えるシンプルなメモアプリ「Stock」一択です。
 
Stockは、直感的に書き込める「ノート」と、ノートに紐づけて「タスク」「メッセージ」も一元化できるメモアプリです。また、無料プランでも同期可能な端末数に制限がなく、Evernote上のデータを簡単にStockへインポートできるので、スムーズに乗り換えれます。

Evernoteよりもストレスなく使い続けられるノート型アプリ「Stock」

Stockのトップページ
 
/ 情報ストック、タスク管理、メッセージ機能 /
チームの情報を、最も簡単に管理できるツール「Stock」

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Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「管理」できるツールです。「社内の情報を、簡単に管理する方法がない」という問題を解消します。
 
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
 
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。

<Stockをおすすめするポイント>

  1. ITの専門知識がなくてもすぐに使える
    「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
  2. 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
    作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
  3. 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
    直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。

<Stockの口コミ・評判>

塩出祐貴さん画像
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」
★★★★★ 5.0

弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。

加井 夕子さん、海野 紘子さん画像
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」
★★★★★ 5.0

当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。

江藤 美帆さん画像
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC)
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」
★★★★★ 5.0

元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。

<Stockの料金>

Stockの料金プランページ

※最低ご利用人数:5ユーザーから

https://www.stock-app.info/pricing.html

Stockの詳細はこちら

EvernoteのデータをStockに移行する方法

Stockには、Evernote上のデータをインポートするための機能が備わっています。簡単な手順でインポートが完了するので、長年Evernote内に情報を蓄積してきた方でも、スムーズな乗り換えが実現します。
 
  1. はじめに、パソコンのブラウザ版のStockを開き、画面右上の [設定] をクリックします。
  2.  
    Stockの設定画面を開く画面
     
  3. 表示されたメニューバーから、[個人設定の変更] を選択します。
  4.  
    Stockで個人設定の変更を開く画面
     
  5. 画面左のメニュー一覧から、 [Evernoteインポート] を選択し、 [Evernoteにログイン] をクリックします。
  6.  
    StockでEvernoteインポートを設定する画面
     
  7. Evernoteの画面が表示されたら、 [許可する] をクリックします。
  8.  
    Evernoteでインポートの許可をクリックした画面
     
  9. Stockにインポートしたいノートブックを選択して、 [インポート] をクリックすれば完了です。
  10.  
    EvernoteのデータをStockにインポートする画面
以上の操作で、Evernote上のデータをそのままStockに移行できます。


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Evernoteに関するよくある質問

ここでは、Evernoteに関するよくある質問をご紹介します。以下を参考に、Evernoteにおける疑問を解消しましょう。

質問1|Evernoteのサービスは終了しますか?

2024年12月現在、Evernoteのサービス終了の事実はありません
 
Evernoteは2024年4月に日本法人の解散を公表しましたが、サービスは終了せず、利用者は今後もこれまでと変わらず使えます。一方で、法人解散や料金改定などの発表を受けて、Evernoteからの移行を検討するユーザーの声も多いです。

質問2|Evernoteを無料版に戻すには?

Evernoteを無料版に戻す手順は、支払方法によって異なります。それぞれの操作は以下の通りです。

<クレジットカード、PayPal、SEPA支払いの場合>

  1. はじめに、Evernote Webにログインして、アカウント設定画面を開きます。
  2.  
  3. 次に、画面左のメニューバーの [請求情報] を選択して、表示されたページの下部にある [Evernote 登録プランをキャンセル] をクリックしましょう。
  4.  
  5. ページ最下部までスクロールして、 [Free にダウングレード] をクリックします。
  6.  
  7. 登録プランのキャンセル理由を入力して、 [登録プランをキャンセル] をクリックすれば完了です。

<iTunes支払いの場合>

  1. はじめに、iPhoneの「設定」アプリを開き、自分の名前をタップします。
  2.  
  3. 次に、 [サブスクリプション] をタップします。
  4.  
  5. 解約するサブスクリプション(Evernote)を選択して、画面下部の [サブスクリプションをキャンセル] をタップすれば完了です。

<Google Play支払いの場合>

  1. はじめに、Google Playの定期購入にアクセスして、解約する定期購入(Evernote)の [管理] をクリックします。
  2.  
  3. 次に、 [定期購入の解約] を選択して、画面の指示に沿って操作すれば完了です。
以上の手順で、Evernoteの有料プランから無料プランにダウングレードできます。

質問3|Evernoteが改悪と言われる理由は何ですか?

Evernoteがユーザーから”改悪”と評される理由には、「ワークチャットの廃止」や「無料プランの制限」が影響しています
 
ほかにも、Evernoteの度重なるアップデートは、多くのユーザーを混乱させる要因となっています。具体的には「動作が重くなった」「特定の機能が使えなくなった」「有料化を検討せざるを得なくなった」など、多くの改善要望が寄せられているのです。
 
以上のように、Evernoteが改悪と呼ばれる要因は一概には言えません。ただし、いずれにせよ、無料プランから「ノート」「メッセージ」「タスク」を活用できる「Stock」に乗り換えて、社内のストレスを軽減すべきです。


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Evernote(エバーノート)の値上げ詳細や新料金プランまとめ

これまで、Evernoteの値上げに関する情報や新料金プランを中心にご紹介しました。
 
Evernoteは、2023年5月1日から有料プランが値上がりしたり、無料プランでも制限が厳しくなったりしています。そのため、「料金が高い」「無料プランでは満足できない」と悩んでいる方は、ほかのツールの利用を検討しましょう。
 
ただし、多機能なツールは操作が複雑で、ITに詳しくない方には使いこなせない恐れがあります。したがって、「必要な機能に過不足がなく、誰でも簡単に使える操作性」を重視しなければなりません。
 
結論、Evernoteからの乗り換えには、非IT企業の65歳以上の方でも使いこなせるシンプルなノート型アプリ「Stock」が最適です。Stockは無料版でも同期できる端末数に制限がなく、有料プランでも費用対効果が高いので、業務の効率化に貢献します。
 
ぜひ「Stock」を導入して、Evernoteよりも効率よく情報管理をしましょう。


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関連記事: 【徹底ガイド】Evernote(エバーノート)とは?使い方や機能、料金
代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、チームの情報を最も簡単に管理できるツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、DNX VenturesEast Venturesマネーフォワード等のベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。
2024年、100名~数万名規模の企業のナレッジ管理の課題解決のために、社内のナレッジに即アクセスできるツール、「ナレカン」をαローンチ。

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