近年はスマホの普及もあり、仕事の情報をITツールで管理するのが一般的になりつつあります。たとえば、「Evernote(エバーノート)」は有名なノート型ITツールのひとつで、日本をはじめとした世界で幅広く使われています。
しかし、Evernoteがアップデートされたことで仕様が変わり、利用方法に悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Evernote(エバーノート)のアップデートで生じた変更点を中心に紹介します。
- Evernoteのアップデートで変更された点を知りたい
- Evernoteのアップデートに関するユーザーの口コミを知りたい
- 仕事の情報を記録できる、使いやすいメモツールを探している
という方はこの記事を参考にすると、Evernoteのアップデートに関する情報が分かり、どのような使い方をすべきか判断できます。
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年別|Evernote(エバーノート)のアップデート情報
Evernoteでは近年、大きなアップデートが頻発しています。そこで以下では、Evernoteのアップデートで生じた変更点を年別に紹介します。
2021年のアップデート情報
2021年に、Evernoteでは以下の大型アップデートが実行されました。
【登録プランの変更】
2021年には、下記のように料金プランの変更が発表されました。
旧プラン |
新プラン(2021発表) |
- Evernote ベーシック
- Evernote プラス
- Evernote プレミアム (従来の料金)
- Evernote プレミアム (正規料金)
- Evernote Business
|
- Evernote Free(ベーシックプランの改定)
- Evernote Personal(プレミアムプラン正規料金の改定)
- Evernote Professional(新設)
- Evernote Teams(Businessプランの改定)
|
なお、「Evernote プラス」および「Evernote プレミアム (従来の料金)」について、新プラン発表時は以下のように説明しています。
- 「Evernote プラス」「Evernote プレミアム」はプランが有効である限り、引き続き利用可能
- 新プラン発表後の「Evernote プラス」「Evernote プレミアム」への新規登録は不可
- Evernoteの機能・サービスは、一部を除いて新プラン発表前と変わらない
【ホーム画面の変更】
2021年1月に、Evernoteは一新したホーム画面を発表しました。
アップデートの特徴は、従来のホーム画面に比べて、デザイン性が向上した点にあります。新ホーム画面では、ダッシュボート式(各機能を一覧化しアクセス性を高める表示形式)で情報が表示されます。
また、有料プラン契約ユーザーは、ホーム画面を任意にカスタマイズ可能です。
【タスク管理機能の実装】
ノート上でタスクを管理する機能も2021年に実装されました。
タスク機能では、「ノート内にタスクを生成」「生成したタスクを一覧で確認」が可能です。2021年6月時点ではタスク機能は一部ユーザーに公開されていましたが、2021年7月に正式リリースされました。
2022年のアップデート情報
2022年には、Evernoteでは以下の大きなアップデートがありました。
【クラシックノートエディタのサポート終了】
2022年3月に、Evernote Webのクラシックノートエディタの廃止が始まりました。
そのため、従来のEvernoteバージョンは保守・更新・サポートの対象外となるうえ、新バージョンに移行後は従来のバージョンに戻せなくなると告知されています。
【Evernoteプラス・プレミアムプランの料金改定】
Evernoteプラス・プレミアムプランの料金が改定され、2022年12月以降の最初の契約更新日から適用されます。
改定後の料金が適用される期日が近づくと、Evernoteから通知が送られます。したがって、ユーザーは「料金改定後のEvernoteプラス・プレミアムプランを引き続き利用する」もしくは「新プランへ移行する」のいずれかの対応が必要です。
2023年のアップデート情報(上半期)
2023年上半期には、大幅な料金改定がありました。
【個人向けプランの料金改定】
2023年4月に、個人向けプランにおいて料金改定が発表されました。
2021年の料金に比べて、2023年の料金プランでは以下のように変更されています。
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Evernote Free |
Evernote PERSONAL |
Evernote PROFESSIONAL |
2021年 |
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2023年 |
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このように、Evernoteの料金は2021年から2023年にかけて大幅に料金が値上がりしています。そのため、値上げ後の料金が高いと感じる方は、ほかのツールへの乗り換えも検討しましょう。
2023年のアップデート情報(下半期)
2023年の下半期には、既存ユーザーへの影響が大きいアップデートが3つ起こりました。詳細は以下の通りです。
【1. EVERNOTE TEAMSの料金改定】
大きな発表はありませんでしたが、チーム向けプランEVERNOTE TEAMSの料金が2023年5月の料金改定以降、さらに値上げされています。
EVERNOTE TEAMSの現在の料金は1ユーザーあたり2,100円/月となっていて、初期の料金1,100円/月と比較すると1,000円単位の値上げとなっています。
【2. ワークチャット機能の廃止】
2023年10月以降、Evernoteのメッセージ機能である「ワークチャット機能」が廃止されるとの発表がありました。
ワークチャットはEvernoteに実装されていたメッセージ機能で、チームでノートを編集する際のやりとりに使われていました。代替機能の実装予定はないため、今後はメッセージのやり取りに別のツールを使わなければなりません。
また、機能の削除に伴って既存のメッセージ履歴も消えてしまいます。Evernoteに問い合わせてチャットの履歴を送ってもらうこともできますが、基本的にはユーザー各自でチャット履歴のバックアップをとるように呼びかけられています。
機能の削除は既存ユーザーへの影響が大きいため、発表直後から以下のような「ワークチャットがなくなると困る」というユーザーからの声も見られました。
ノートでの情報共有とチャットでのやりとりを別のツールでおこなうと、業務に手間がかかります。そのため、チームでの業務には「ノート」と「メッセージ」両方の機能を備えた
「Stock」のようなツールが適しているのです。
【3. 無料プランの一部制限が変更】
2023年12月には、無料プランで実質無制限で使えていた「ノート」とノートをまとめる「ノートブック」の数が激減しました。具体的には、下記の通りです。
ノート数:100,000個 ⇒ 50個
ノートブック数:25個 ⇒ 1個
既存のノートは削除こそされないものの、既に50個以上のノートを作成している場合は今後新規ノートを作成できず、フォルダを分けた管理が難しくなることが予想されます。
また、今回のアップデートは、Evernote公式サイトより2023年12月4日(現地時間)に発表がありました。しかし、実際には、2023年11月27日より利用者への予告なしに上限ノート数の変更テストが実施されていたとのことで、戸惑うユーザーも少なくありませんでした。
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Evernote(エバーノート)利用ユーザーの実際の声
ここでは、アップデートの内容に関するEvernote利用ユーザーの口コミを紹介します。実際の声として、以下の不満が寄せられています。
<2023年の口コミ>
<2022年の口コミ>
<参考:大型アップデートがあった2021年の口コミ>
上記のユーザーの声はごく一部ですが、以上のように「機能がなくなった」「操作性が悪くなった」点に対する不満が多く挙がっています。
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Evernote(エバーノート)のアップデートはなぜ「改悪」と言われるのか?
Evernoteでは、一部ユーザーから「アップデートが改悪」との声が寄せられています。具体的には、以下の点について改善要望が挙がっているのです。
- 動作が重い
実際に、ネットでは2021年のアップデートにより「メモを書き始めるまでに10秒~20秒かかる」「見た目が刷新されたがサクサク動かない」との声が寄せられています。
- 操作性が変わった
Evernoteでは2020年9月から操作性の向上を目指し、新バージョンをリリースしています(参考:
お知らせ|Evernote)。しかし、新ホーム画面や一部機能の消失により、ユーザーからは使いにくいとの意見が挙がっているのです。
- 旧バージョンでしか使えない機能があった
新バージョンに慣れないユーザーは、変わらず機能を利用するために旧バージョンを使っていました。しかし、アップデートすると過去のバージョンに戻せなくなるので、使いにくさにストレスを感じているユーザーがいます。
- 有料化や乗り換えを検討せざるを得ない
無料プランの制限変更は、とくにフリープランにとって痛手となりました。実際に「無料ユーザーの切り捨てだ」と感じ、有料化やツールの乗り換えを検討するユーザーも少なくないようです。
以上のように、度重なるEvernoteのアップデートは、ユーザーを混乱させてしまいます。また、アップデートがかえって煩雑さを招いた結果、シンプルな操作性を求めるユーザーに合わなくなってきていると言えます。
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【代替に最適】ストレスなく情報を記録できるおすすめのノート型ツール
以下では、ストレスなく情報を記録可能なおすすめのノート型ツールをご紹介します。
昨今のEvernoteでは、「機能が廃止される」「一部制限が厳しくなる」など、既存ユーザーへの影響が大きいアップデートが度重なっています。そのため、今後も「昨日までは使えていたのに、使えなくなった」という状態が懸念されるのです。
そこで、Evernoteから乗り換えを検討する方には「機能に過不足がなく、複雑な操作が不要なノート型ツール」がおすすめです。限られた時間でパフォーマンスを出す必要があるビジネスにおいて、ストレスなく運用ができます。
結論、Evernoteの代替ツールには、
「ノート」「メッセージ」「タスク」のシンプルな機能が揃っていて、簡単に操作できる情報共有ツール「Stock」が最適です。
Stockは「ノート」に文字やファイルを載せても常に動作が軽いうえ、任意のメンバーにリアルタイムで情報を共有できます。また、ノートに「メッセージ」「タスク」が紐づけられるので、チャットツールのように話題が混ざりません。
チームの情報を最も簡単にノートにストックできるツール「Stock」
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール
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Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん 松山ヤクルト販売株式会社
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「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」
★★★★★ 5.0
弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。
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加井 夕子 さん、海野 紘子 さん SBIビジネス・イノベーター株式会社
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「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」
★★★★★ 5.0
当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。
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江藤 美帆さん 栃木サッカークラブ(栃木SC)
|
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」
★★★★★ 5.0
元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。
『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。
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<Stockの料金>

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【データ移行】StockにEvernoteのデータをインポートする方法
現在Evernoteを使っているユーザーがStockへツールを乗り換える場合、今あるEvernoteのデータをStockに移して使い始められます。以下では、データのインポートの方法と注意点を解説します。
StockにEvernoteのデータをインポートする方法
Stockには「Evernoteからのインポート機能」があるので、Evernoteに蓄積されたデータは簡単にStockへインポートできます。具体的な方法は以下の通りです。
2. 左側メニューの[Evernoteインポート]を選択して、[Evernoteにログイン]をクリックします。
3. Evernoteの画面に遷移するので[承認する]ボタンをクリックします。Evernoteにログインされていない場合には、一度ログイン画面に戻ります。
4. Evernoteのノートブック一覧が表示されるので、Stockにインポートしたいノートブックを選択します。ただし、連携する本人以外が作成したノートブックは、インポートの対象外となるので注意が必要です。
5. [インポート]ボタンをクリックします。
その後、通知メールが届けばインポートは完了です。
一方、Stockの利用プランの容量上限を超える場合は、インポートが失敗となる点に注意です。その場合は通知メールが届くので、メールの指示通りに再度インポートを実行しましょう。
インポートにおける注意点
EvernoteのデータをStockへインポートするときは以下の3点に注意しましょう。
- Evernote連携機能は、パソコンのブラウザ版(Google Chromeなど)でのみ利用できます。
- フォントや文字サイズなど、Evernoteに特有の機能はStockへ正常にインポートできない場合があります。
- ノートや画像、ファイルの数が多いとインポートに時間がかかる場合があります。
上記の点に注意すれば、
インポート機能を使ってデータの移行が簡単にできます。「Stock」には Evernoteで廃止される「メッセージ機能」も備わっているので、よりスムーズな情報共有が実現するのです。
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Evernote(エバーノート)のアップデート改悪まとめ
これまで、Evernote(エバーノート)のアップデートのアップデートで生じた変更点や、改悪と言われる要因を中心にご紹介しました。
Evernoteは、アップデートによりデザイン性が高まっている一方で、「操作性が悪くなった結果、旧バージョンを使っている」「動作が重い」と使いづらさを感じているユーザーが散見されます。
ビジネス用のメモツールは、素早く情報を残すために「簡単に使える」ことが大前提です。したがって、Evernoteにストレスを感じているユーザーは、シンプルなノート型ツールへの乗り換えを検討しましょう。
そこで、非IT企業の65歳以上のメンバーでも、マニュアルなしで使えるノート型の情報共有ツール「Stock」が役立ちます。備わっている機能に過不足がないため、動作も重くならず使いやすいです。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ
「Stock」を導入し、ストレスなく仕事のメモを残しましょう。
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この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔
1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
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