Evernoteの「改悪」と言われる主な変更点は、無料プランの機能制限や有料プランの価格改定などです。ただし、影響の大きさは使い方によって変わるため、変更点を知るだけでは「継続すべきか、乗り換えるべきか」は判断できません。
とくに、「Evernoteが改悪されたと聞いたけれど、自分や会社の利用にどれくらい影響があるのか分からない」「このまま使い続けていいのか判断できない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Evernoteが「サービス終了」「改悪」といわれる背景を中心に、Evernoteの使いづらさを解消する方法まで解説します。
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この記事でわかること
- Evernoteが「サービス終了」といわれる背景は、Bending Spoonsによる買収・従業員の大規模な解雇・無料プランの制限強化・Evernote Legacyアプリの提供終了・日本法人の解散公表の5つがあります。
- Evernoteが「改悪」といわれる原因は、2021年のアップデート移行から続いている挙動の重さです。「動作が遅い」「余計な機能が増えた」「操作性が悪くなった」「有料プランへの誘導がしつこい」といった不満の声もありました。
- Evernoteは2026年10月現在もサービスを終了しておらず、公式サイトからアプリのダウンロードやができます。Evernoteから別ツールへ乗り換えるときは、必要な機能に過不足がないか・シンプルな操作性かを確認しましょう。
目次
Evernoteが「サービス終了」と言われる背景
無料トライアルを2か月に延長できます
はじめに、Evernoteが「サービス終了」と言われる背景を解説します。
2023年1月|Bending Spoonsによる買収
出発点は、2023年1月にイタリアのIT企業Bending Spoonsへ買収されたことです。
Bending Spoonsは、動画や画像の編集アプリなどを手がける企業です。買収は2022年11月に発表され、2023年初頭に完了しました。経営権が移ったことで、この後の人員整理やプラン変更など、ユーザーに影響する施策が次々に実施されました。
したがって、買収そのものはサービス終了を意味しませんが、「改悪」「終了」と言われる一連の変更の起点になった出来事といえます。
参考:ITmedia「Evernote日本法人の解散、「アプリ終了」との誤解につながる…」
2023年|従業員の大規模な解雇
買収後のEvernoteでは、2023年に2度の大規模な解雇が実施されました。
2023年2月には129人の従業員が解雇されました。さらに7月には、米国とチリのほぼ全従業員が解雇され、事業の大半がBending Spoonsの拠点であるヨーロッパに移されています。Bending Spoonsは、Evernoteが長年採算に乗っておらず、長期的な維持が難しい状況だったと説明しています。
したがって、開発・運営体制が短期間で入れ替わったことが、「Evernoteは縮小し、いずれ終了するのではないか」という不安につながったといえます。
2023年12月|無料プランの制限強化
ユーザーの反発を最も招いたのが、2023年末に行われた無料プランの制限強化です。
この変更により、作成できるノートブックは最大250冊から1冊に、ノートは最大10万件から50件に減りました。ノートが50件に収まる範囲でしか、無料では使えなくなったということです。長年Evernoteを無料で使ってきたユーザーの多くが、この変更をきっかけに「改悪」と評するようになりました。
また、今回のアップデートは、Evernote公式サイトより2023年12月4日(現地時間)に発表がありました。しかし、実際には、利用者への予告なしに、2023年11月27日より上限ノート数の変更テストが実施されていたとのことで、戸惑うユーザーも少なくありませんでした。
したがって、無料プランで業務のノートを管理していたチームにとっては、有料プランへの切り替えか他ツールへの移行が必要になる変更でした。
参考:Evernote|更新:Evernote無料アカウントは50のノートと1つのノートブックを持つことができます
2024年3月|Evernote Legacyアプリの提供終了
2024年3月には、旧バージョンの「Evernote Legacy」アプリの提供が終了しました。
廃止日は当初2024年3月23日と案内されていましたが、後に3月26日へ変更されています。この日以降、macOS・Windows・Androidでバージョン10より前のアプリは動作しなくなりました。iOS版は、これより先に廃止済みです。公式ブログによると、影響を受けたのは全ユーザーの約1%でしたが、利用を続けるには最新のバージョン10へ更新する必要がありました。
したがって、「アプリが使えなくなった」という声は、旧バージョンの廃止を指したものであり、最新版に更新すればアカウントは引き続き利用できます。
参考:Evernote公式ブログ「レガシー版 Evernote アプリの廃止」
2024年4月|日本法人の解散公表
「サービス終了」という見方が一気に広がった決定打は、2024年4月に明らかになった日本法人の解散です。
日本法人の解散を受けて、SNS上では「サービスが終了するのか」「使えなくなるのか」といった投稿が相次ぎました。しかし、2024年4月26日時点で、Evernote自体のサービス終了は案内されておらず、App StoreやGoogle Playなどからアプリをダウンロードして利用できる状態でした。
したがって、日本法人の解散は国内の運営体制の変更であり、サービス終了とは別の話です。ただし、日本語でのサポート体制が変わる可能性はあるため、業務で使う場合は最新の公式案内を確認する必要があります。
参考:Evernote公式X
Evernoteが「改悪」と言われる要因
Evernoteが「改悪」と言われる原因は、2021年のアップデート移行から続いている挙動の重さです。具体的なアップデートの歴史を知りたい方は、「年別|Evernoteアップデート情報」を参考にしましょう。
実際に、2021年のアップデート以降「メモを書き始めるのに10秒~20秒かかる」「サクサク動かない」との声があり、現在も挙動の重さが指摘されています。スピード感が重視されるビジネスにおいて、挙動の重さは致命傷となっているのです。
ほかにも、アップデートが改悪だと言われる理由には、以下の要素が挙げられます。
- 操作性が変わった
Evernoteでは2020年9月から操作性の向上を目指し、新バージョンをリリースしたことで、新ホーム画面や一部機能の消失により、ユーザーからは使いにくいとの意見が挙がっています。 - 旧バージョンでしか使えない機能があった
新バージョンに慣れないユーザーは、変わらず機能を利用するために旧バージョンを使っていました。しかし、アップデートで旧バージョンが使えなくなり、ストレスを感じているユーザーがいます。 - 有料化や乗り換えを検討せざるを得ない
無料プランの制限変更は、とくに無料プランユーザーにとって痛手となりました。実際に「無料ユーザーの切り捨てだ」と感じ、有料化やツールの乗り換えを検討するユーザーも多くいます。
以上のように、Evernoteは度重なるアップデートが「改悪だ」と言われる原因になっているのです。したがって、Everonteに不満を感じている方は、「Stock」のような機能に過不足なく、シンプルな操作で情報管理できるツールを使いましょう。
【最新】Evernoteのサービス状況

Evernoteは2026年10月現在も、サービスを終了しておらず、公式サイトからアプリのダウンロードやプランの申し込みができます。
2026年1月19日(現地時間)には、2020年10月以来のメジャーバージョン「Evernote 11」が発表されました。OpenAIと共同開発したAI Assistantや、意味で検索できるSemantic Searchなどが搭載されています。公式サイトでも、日本語のプラン比較ページが公開されています。
また、Evernoteの料金プランは以下の通りです。
| 項目 | Free(無料) | Starter | Advanced |
|---|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 月額1,100円 | 月額1,799円 |
| ノート数 | 50件 | 1,000件 | 無制限 |
| ノートブック数 | 1冊 | 20冊 | 無制限 |
| タグ数 | 20個 | 100個 | 無制限 |
| 添付ファイル数 | 200件 | 1,000件 | 無制限 |
| 同期できる端末数 | 1台 | 3台 | 無制限 |
| ストレージ容量 | 1GB | 5GB | 無制限 |
Evernote利用ユーザーの悪い評判
ここでは、アップデートの内容に関するEvernote利用ユーザーの口コミを紹介します。実際の声として、以下の不満が寄せられています。
下記のユーザーの声はごく一部ですが、「動作が遅い」「余計な機能が増えた」「操作性が悪くなった」「有料プランへの誘導がしつこい」点に対する不満が多くあります。
<2025年の口コミ>
長年愛用してきたEvernoteだけれど、本当に使えないアプリに成り下がりましたね。起動は遅いし、使えない機能ばかり増えるし、有料プランへの誘導はしつこいし、代替となるサービスはいくらでもある。さよなら。
— ナタリス☕ (@NalakuvaraNezha) February 1, 2025
Evernote、ここ最近ノートの読み込みのときものすごく動作が重いのですよ。
沖縄、神奈川と異なるネット、PC環境でも同じとなるとアプリを疑いたくなります。
AI搭載とか新技術実装よりもまずは基本を踏まえて欲しいところ。アプデのたびに不安要素が膨らみます。…
— くまぽん (@koguma55) January 13, 2025
Evernoteって、もはや無料で使えなくなったのか。。
アプリ初回起動時、数十秒の動画を強制で見せられるのも不愉快😕
栄枯盛衰というか盛者必衰というか。 pic.twitter.com/fSvmhoTzZd— 少し明るい高橋くん (@chankostin) October 10, 2025
Evernoteがいつの間にかよく分からん機能を追加してる。いや、分かるだけど求めてるのはソレじゃない…。
シンプルに!動作も容量も軽く!これに尽きるんだけどなー。
代替サービスがないから課金するしかない…。— Tatsuro (@Whity____) January 10, 2025
<2024年の口コミ>
Evernoteの/スラッシュコマンド自体をオフにしたい。IMEがおかしくなることがある。EvernoteのWindowsアプリの劣化ぶりは本当ひどい。レガシー版が強制廃止になって、もうかなり嫌になっている。
— はぐれ遊民純情派 (@i_wan_ya) March 31, 2024
Evernoteが画面出すたびに有料プラン案内だしてきてクローズボタンと確かにてダイアログで2クリック余分にかかってうざい。無料プランなので広告動画でないだけマシなのか。
— ふみいち (@fumi1ts) January 16, 2024
とうとう Evernote レガシー版終了との最終通知が。最新版は Notion とあまり変わらないので移行も考えたのだけど、どうも好きになれず。。という事で重い腰をあげて Evernote をアップデートしました。遅いし使い難い…イヤだなぁ
— かっけー (@sskake) February 24, 2024
<2023年の口コミ>
evernoteの無料アカウントが50ノート、1ノートブックまでになるのさすがに痛すぎる……フリーライダーは要らないってことなんだろうけど、課金しないで移行する人多そう
— むーちょ (@mmucho) November 30, 2023
うゎ。
なんーじゃこりゃ。
遂に終焉か。クラウド的なサービスとしてはかなり古来の部類に入るものだと思うけど、一つの時代が終わった感じですな。/Evernote、無料プランを大幅制限 ノートの上限数が10万→50に – ITmedia NEWS— ぬん (@amasawa_seiji) November 30, 2023
Evernote 3年ぐらい前からアプリ版が死ぬほど使いづらくて(更新フリーズ、編集画面改悪等)ずーっと大体サービス探してるんだけど、未だに安定しているマルチプラットフォームのメモサービス見つかってない。
有料でいいからスマホでWeb版使えるようにしてほしいなぁ。— タカハシヤマダ/Web三等兵 (@TakaYama_Web3) February 20, 2023
<2022年の口コミ>
さすがにそろそろと思ってEvernoteを最新版にしてみたが、旧バージョンより良くなってるものが一つもない…。すべて改悪されてる…。
ただサクサクメモを見たいだけなんや。
余計な機能はいらんのだ。— TOMY (@electomy) December 24, 2022
オンラインメモ共有アプリ『Evernote』のAndroid版、2022年春頃から改悪が進み、もはや使いものにならない末期症状。有料アカウントでも同様らしく手に負えない。
・不必要なホーム画面
・ブラウザ等からの”共有”処理失敗(メモ記帳操作)
・データ同期が非常に遅い
・データ競合が起こりメモ更新失敗— エボシ (@eboshi007) July 31, 2022
<2021年の口コミ>
Evernoteアプリが同期するため(?)にノート編集が可能になるまでにタイムラグを創った改悪にはガッカリだわ。
パッと書いてパッと忘れたいからメモを開くのに、書き始めるまでに10秒も20秒も待たされてたら、「まだか、まだか」とメモをとる方に集中してしまう。— okd (@break_okd) July 9, 2021
evernoteのホーム設定が課金仕様なのは仕方ないと思うが、無課金でもホーム設定無しという選択肢は欲しかったところ。ホーム設定も出来ず、ただただ立ち上げが重くなっただけのため、改悪となっている。。
— Shoggy Gallagher (@Shoggy_G) April 18, 2021
Mac版、Evernoteの最新アップデート、個人的には改悪だなあ…いらん見た目の刷新はいらないから、以前みたいにサクサク動いて欲しかった…
— アステリズム@疾走感のある大根 a.k.a. 虫追篤 (@rn_asterism) January 14, 2021
Evernoteからの乗り換えを検討すべきケース
Evernoteを使い続けるべきか、乗り換えるべきかについて、比較表で整理しました。
| 判断基準 | Evernoteを使い続けるべきケース | 別のツールへ乗り換えるべきケース |
|---|---|---|
| 利用料金 | 有料プランの料金に納得している | 無料で使える範囲を広げたい、月額料金を抑えたい |
| ノートの量 | 現在のプランでノート数や保存容量が足りている | 無料プランのノート数やノートブック数の制限が負担になっている |
| 利用端末 | 現在のプランで必要な端末を同期できている | 複数のPCやスマートフォンで同期したいが、端末数の制限が支障になっている |
| 必要な機能 | 検索やタグ付け、資料の保存など、既存の機能に満足している | 必要な機能が有料化された、または現在の使い方に合わなくなった |
| 操作性 | 長年使っており、ノートや資料を整理する方法が定着している | 仕様変更や操作性の変化によって、メモの作成・検索がしにくくなった |
| データ移行 | 過去のノートや添付ファイルを引き続き活用したい | 移行の手間をかけても、別のツールで情報を整理し直したい |
| 利用目的 | 個人のメモや資料を保存・検索する用途が中心 | チームで情報を共有し、業務マニュアルや議事録を組織全体で管理したい |
Evernoteの料金や機能に不満がなく、現在の使い方に合っているなら、無理に乗り換える必要はありません。一方、料金や利用制限が負担になっている場合は、必要な機能と移行先の使い勝手を比較して、自分に合ったツールを選びましょう。
Evernoteの使いづらさを解消する方法
以下では、Evernoteの使いづらさを解消する方法をご紹介します。
昨今のEvernoteでは、機能の廃止や縮小、値上げといったように、既存ユーザーへの影響が大きいアップデートが度重なっています。そのため、今後も「昨日までは使えていたのに、使えなくなった」という事態が懸念されます。
また、Evernoteでは「ワークチャット」機能が2023年10月に廃止されたため、チャットでのやりとりは別のツールが必要となりました。社内のメモや業務ノウハウを蓄積・共有することは難しいのです。
そのため、「必要な機能に過不足がなく、誰でも簡単に情報を管理できるツール」に乗り換えましょう。こうした条件に当てはまるのが、「ノート」「メッセージ」「タスク」のシンプルな機能が揃い、簡単に操作できる情報共有ツール「Stock」です。
Stockは「ノート」に文字やファイルを載せても常に動作が軽いうえ、任意のメンバーにリアルタイムで情報を共有できます。また、ノートに「メッセージ」「タスク」が紐づけられるので、ほかのツールを併用する必要がありません。
シンプルな操作性でチームの情報を蓄積する「Stock」
<Stockをおすすめするポイント>
- ITの専門知識がなくてもすぐに使える
「ITに詳しくない65歳の方でも、何の説明もなく使える」程シンプルです。
- 社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できる
作業依頼、議事録・問い合わせ管理など、あらゆる情報を一元管理可能です。
- 驚くほど簡単に、「タスク管理」「メッセージ」もできる
直感的な操作で、「タスクの担当者・期日の設定」と「メッセージでのやりとり」が可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
|
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
竹原陽子さん、國吉千恵美さん
リハビリデイサービスエール |
|
「会社全体が、『Stock(ストック)さえ見ればOK』という認識に180度変わった」 ★★★★★ 5.0 特に介護業界では顕著かもしれませんが、『パソコンやアプリに関する新しい取り組みをする』ということに対して少なからず懸念や不安の声はありました。しかしその後、実際にStock(ストック)を使ってみると、紙のノートに書く作業と比べて負担は変わらず、『Stock(ストック)さえ見れば大半のことが解決する』という共通の認識がなされるようになりました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
|
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :650円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,200円/ユーザー/月
※最低ご利用人数:5ユーザーから
Evernoteから「Stock」への移行方法
現在Evernoteを使っているユーザーがStockへツールを乗り換える場合、Stockの「Evernoteからのインポート機能」を使えば、Evernoteに蓄積されたデータを簡単にStockへインポートできます。具体的な方法は以下の通りです。
1. Stockにログインしたあと、画面右上の[設定]>[ユーザー名]をクリックします。

2. 左側メニューの[Evernoteインポート]を選択して、[Evernoteにログイン]をクリックします。

3. Evernoteの画面に遷移するので[承認する]ボタンをクリックします。Evernoteにログインされていない場合には、一度ログイン画面に戻ります。

4. Evernoteのノートブック一覧が表示されるので、Stockにインポートしたいノートブックを選択します。ただし、連携する本人以外が作成したノートブックは、インポートの対象外となるので注意が必要です。

5. [インポート]ボタンをクリックします。

その後、通知メールが届けばインポートは完了です。
また、Evernoteのデータを一括でエクスポートしたい場合は、[すべて選択]をクリックしましょう。
ただし、Stockの利用プランの容量上限を超える場合は、インポートが失敗となる点に注意が必要です。その場合は通知メールが届くので、メールの指示通りに再度インポートを実行しましょう。
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Evernoteからの移行先ツール4選
ここでは、Evernoteの移行先としておすすめの代替ツールを4選紹介します。Evernoteとの違いも表でまとめたので、参考にしてください。
- 「Stock」|シンプルな操作性で情報を整理したい
Evernoteと比較してStockでは、フォルダを分けた管理ができます。Evernoteのようにノートブックが1個しか使えないと、情報が錯綜しやすくなってしまうため、フォルダを無制限で使えるStockに乗り換えて、情報を適切に管理しましょう。 - Notion|メモやドキュメントを柔軟に整理したい
Notionの特徴としては、Evernoteと同様にマークダウン記法が使える点が挙げられます。スマホでのマークダウン記法にも対応しているため、記入スピードを重視する人におすすめです。 - UpNote|UIが似たツールを使いたい
UpNoteはEvernoteとUIがほぼ同じうえ、Evernoteよりも無料プランでの利用制限がゆるいという特徴があります。そのため、操作感を変えたくないという方におすすめです。 - OneNote|ノート形式で情報をまとめたい
OneNoteはMicrosoftが提供するデジタルメモツールです。Microsoftアカウントを所有していれば無料で始められます。また、手書き入力が可能なので紙のメモのように書き込みたい方は使いやすいと言えます。
| Evernote Free | Stock フリープラン | Notion Free | Up Note Free | One Note | |
|---|---|---|---|---|---|
| ノート数 | 50個 | 20ノート | 1000ブロック | 50ノート | 無制限 |
| 参加メンバーの招待 | 記載なし | 無制限 | 10人 | 招待機能なし | 300人 |
| アップロード容量 | 250MB | 1GB(ストレージ容量) | なし(1ファイルあたり5MB) | 無制限 | 5GB |
| デバイス数 | 1デバイスまで | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| ファイル添付 | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 | 【〇】 |
| ページの履歴制限 | なし | なし | 7日間 | なし | なし |
Evernoteから別ツールへ移行するときの注意点
Evernoteから別ツールへ移行するときの注意点は以下の通りです。
- 移行する前に必要なノートやデータを整理する
長年使ってきたEvernoteには不要なノートも多く、すべてを移行すると、移行先でも整理の手間が発生します。そのため、移行前に不要なノートを削除し、移行するノートブックを絞り込んでおきましょう。 - Evernoteからデータをエクスポートしておく
Evernoteのエクスポートは、MacまたはWindowsのデスクトップアプリでのみ可能で、Web版では実行できません。移行するノートブックを右クリックして「エクスポート」を選び、ENEX形式またはHTML形式で保存しておきましょう。 - 移行先にデータを取り込んで内容を確認する
移行先のツールにデータを取り込んだら、ノート数、本文の書式、画像やPDFなどの添付ファイルが欠けていないかを確認します。確認が終わるまではEvernote側のノートを削除せず残しておくと、取り込みに不備があっても安心です。
Evernoteからの移行は、事前の整理とエクスポートを済ませておけば難しい作業ではなく、取り込み後に内容を確認すれば、安心して新しいツールへ切り替えられます。
参考:Evernote公式ヘルプ|「ノートとノートブックをENEXまたはHTML形式でエクスポートする」
年別|Evernoteのアップデート情報
Evernoteは、サービスの終了こそないものの、昨今では大きなアップデートが頻発しています。以下では、Evernoteのアップデートで生じた変更点を年別に紹介します。
【2021年】アップデート情報
まず、2021年には以下3つの大型アップデートが実行されました。表示画面が見やすく変わったり、新機能が追加されたりして、ユーザーにとってプラスに働いたアップデートだったと言えます。
【1. 登録プランの変更】
2021年には、下記のように料金プランの変更が発表されました。
| 旧プラン | 新プラン(2021発表) |
|---|---|
| Evernote ベーシック Evernote プラス Evernote プレミアム (従来の料金) Evernote プレミアム (正規料金) Evernote Business | Evernote Free(ベーシックプランの改定) Evernote Personal(プレミアムプラン正規料金の改定) Evernote Professional(新設) Evernote Teams(Businessプランの改定) |
なお、「Evernote プラス」および「Evernote プレミアム (従来の料金)」は、新規登録はできないものの、プランが有効である限り引き続き使用可能とのことでした。また、Evernoteの機能・サービスは、一部を除いて新プラン発表前から変更はありません。
【2. ホーム画面の変更】
2021年1月には、Evernoteは一新したホーム画面を発表しました。
アップデートの特徴は、従来のホーム画面に比べて、デザイン性が向上した点にあります。新ホーム画面では、ダッシュボード式(各機能を一覧化しアクセス性を高める表示形式)で情報が表示されます。
また、有料プラン契約ユーザーは、ホーム画面を任意にカスタマイズできます。
参考:窓の杜|「Evernote」でその日を始めるユーザーに ~新しい“Home”画面が発表
【3. タスク管理機能の実装】
ノート上でタスクを管理する機能も2021年に実装されました。
タスク機能では、「ノート内にタスクを生成」「生成したタスクを一覧で確認」が可能です。2021年6月時点ではタスク機能は一部ユーザーにのみ公開されていましたが、2021年7月に正式リリースされました。
参考:PR TIMES|Evernote が仕事とプライベートの生産性をさらに高める新機能と新プランを発表
【2022年】アップデート情報
2022年には、Evernoteでは以下の大きなアップデートがありました。
【1. クラシックノートエディタのサポート終了】
2022年3月には、Evernote Web版のノートエディタが廃止となりました。引き続きクラシックノートは利用できるものの、保守・更新・サポートの対象外となることから、新しいノートエディタへの切り替えが余儀なくされたのです。
上記のアップデートが実施された背景として、公式サイトでは「将来的に最新のエディター機能を構築するための基盤を作成するため」と発表しています。
【2. Evernoteプラス・プレミアムプランの料金改定】
Evernoteプラス・プレミアムプランの料金が改定され、2022年12月以降の最初の契約更新日から適用となりました。したがって、ユーザーは「料金改定後のEvernoteプラス・プレミアムプランを継続する」もしくは「新プランへ移行する」のいずれかの対応が必要となったのです。
【2023年】アップデート情報(上半期)
2023年上半期には、再度、大幅な料金改定がありました。
【1. 個人向けプランの料金改定】
2023年4月には、個人向けプランにおいて料金改定が発表されたのです。以下は、2021年の料金プランと2023年の料金プランの比較表です。
| Evernote Free | Evernote Starter(旧PERSONAL) | Evernote Advanced(旧PROFESSIONAL) | |
|---|---|---|---|
| 2021年 | 0円 0円 | 680円/月 5,800円/年 | 850円/月 8,500円/年 |
| 2023年 | 0円 0円 | 1,100円/月 9,300円/年 | 1,550円/月 12,400円/年 |
| 2025年 | 0円 0円 | 1,100円/月 7,098.96円/年 | 1,779円/月 17,898.96円/年 |
このように、Evernoteの料金は2021年から2025年にかけて大幅に値上がりしています。そのため、値上げ後の料金が高いと感じ、ほかのツールへ乗り換えたという企業もあったようです。
参考:Evernote|Evernote の価格プラン改定と今後の機能強化に関するお知らせ
【2. EVERNOTE TEAMSの料金改定】
大きな発表はありませんでしたが、チーム向けプランEVERNOTE TEAMSの料金が2023年5月の料金改定以降、さらに値上げされています。
EVERNOTE TEAMSの現在の料金は1ユーザーあたり2,100円/月となり、初期の料金1,100円/月と比較すると1,000円単位の値上げとなりました。
参考:Evernote|私にはどの Evernote 製品が向いていますか?
【2023年】アップデート情報(下半期)
2023年の下半期には、既存ユーザーへの影響が大きいアップデートが起こりました。とくに「ワークチャットの廃止」「無料プランの制限」は、ユーザーに”改悪”と言われる要因だと言えます。
【1. AI機能が搭載】
2023年9月には、必要なノートの情報を素早く正確かつ便利に引き出せる「AI検索」機能が使えるようになりました。
AI検索では、たとえば「マーケティング部の有田さんとの電話会議で決まった内容は?」のように自然言語で質問を入力すると、数秒でノートの内容を確認して回答を用意します。
参考:Evernote|AI 検索:思い出したい情報を瞬時に取得
【2. ワークチャット機能の廃止】
2023年10月以降、Evernoteのメッセージ機能である「ワークチャット機能」が廃止されるとの発表がありました。
ワークチャットはEvernoteに実装されていたメッセージ機能で、チームでノートを編集するときのやりとりに使われていました。代替機能の実装予定はないため、今後はメッセージのやり取りに別のツールを使わなければなりません。
しかし、ノートで情報共有した後に、別のチャットツールでやりとりするのは、非効率的だと言えます。そのため、チームでの業務には「ノート」と「メッセージ」両方の機能を備えた「Stock」のようなツールへの乗り換えがおすすめです。
【3. 無料プランの一部制限が変更】
2023年12月には、無料プランで実質無制限で使えていた「ノート」とノートをまとめる「ノートブック」の数が激減しました。具体的には、下記の通りです。
ノート数:100,000個 ⇒ 50個
ノートブック数:25個 ⇒ 1個
既存のノートは削除こそされないものの、既に50個以上のノートがある場合は、追加で新規ノートを作成できず、フォルダを分けた管理が難しくなることが予想されます。
また、今回のアップデートは、Evernote公式サイトより2023年12月4日(現地時間)に発表がありました。しかし、実際には、利用者への予告なしに、2023年11月27日より上限ノート数の変更テストが実施されていたとのことで、戸惑うユーザーも少なくありませんでした。
参考:Evernote|更新:Evernote無料アカウントは50のノートと1つのノートブックを持つことができます
【2024年】アップデート情報
2024年には、以下のようなアップデートが起こりました。とくに、「利用できる端末台数」の変更は、ユーザーにとって痛手だと言えます。
【1. ユーザーインターフェースのアップデート】
2024年1月に、Evernoteはユーザーインターフェースを刷新しました。
上記のアップデートによって、ボタンや機能の位置は変わらず、よりシンプルで管理しやすいデザインとなりました。大きな特徴は、以前はダークトーンのサイドバーがあったのが、一貫性のある柔らかな色味に変更された点です。
参考:Evernote|未来をデザイン:2024年はEvernoteのインターフェースをアップグレード
【2. レガシー版Evernoteアプリの廃止】
2024年3月26日を以って、Evernote Legacyアプリが廃止となりました。
v10以前のバージョンのEvernoteは、macOS・Windows・Androidで動作しなくなり、最新版のEvernoteをインストールする必要がありました。
公式サイトでは、レガシー版を廃止した理由を「2020年以降はレガシー版のメンテナンスが実施されておらず、セキュリティ面でリスクがあったため」と発表しています。しかし、レガシー版を利用していたのは全体の1%で、影響があったユーザーは少ないアップデートでした。
参考:Evernote|レガシー版Evernoteアプリの廃止
【3. 無料プランの端末制限の変更】
また、無料プランで接続できるデバイスが「2台⇒1台」に変更されました。
無料プランで2台以上のデバイスを登録すると「制限に達しました」または「解除する端末を選択」という画面が表示されます。この場合、端末の同期制限がかかっているので、端末の解除をする必要があります。

Evernoteでは、同様の端末を複数所持している場合それぞれが1台と数えられるため、スマホ2台でログインしたり、パソコンとスマホを併用したりできなくなるのです。
そのため、1つのアカウントを複数人で共有していた方は、同時にログインできなくなるため注意しましょう。
【4. スペース機能の利用可能範囲の拡大】
2024年12月には、スペース機能が個人向けプランでも利用可能になりました。
Evernoteでは、プロジェクトごとにスペースを作成し、関連するノートをまとめて管理できます。以前はチーム向けプランEvernote Teamsでのみ利用できる機能でしたが、個人向けに利用できるようになったのです。
参考:X-Evernote
【2025年8月】アップデート情報
2025年8月時点では、以下のアップデート情報が公開されました。
【1. 新料金プランの提供開始】
2025年に、Evernoteは新しい料金プランEnterpriseの提供を開始しました。
Evernoteでは、Professionalに含まれるすべての機能に加えて、専任のカスタマーサクセスマネージャーによるサポートが受けられます。そのため、自社のニーズに合わせて、プランのカスタマイズが可能です。
ただし、Enterpriseの利用料金は、要問い合わせとなります。
【2. スペースの機能拡大】
2025年2月には、個別スペースの共有が可能になりました。
スペースで[共有]をクリックし、受信者を追加して権限を選択すれば、ユーザー個々のスペースをほかのユーザーと共有できます。
このように、不便さを感じるアップデートだけでなく、機能が拡大するアップデートも実施されています。一方で、機能追加によって操作が複雑になってしまうため、ITに詳しくない方は「Stock」のような必要な機能に過不足のないツールを利用すべきです。
参考:Evernote|スペースを共有してコラボレーションを最大限に高めましょう
【3. AI Transcribe の実装】

2025年5月には、音声・動画・画像などを数秒でテキスト化できる「AI Transcribe」が搭載されました。
Evernote上で音声や動画ファイルをアップロードしたり、URLを貼り付けるだけで、自動的に文字起こしが実行され、ノートに保存されます。変換後のテキストはタグ付けや要約、共有などにすぐ活用できます。
このように、会議の議事録作成やインタビュー内容の整理、商談記録の共有といった業務シーンを自動化し、情報の検索性や共有性を高める効率化が進んでいます。
参考:Evernote|AI を活用して、コンテンツを3つの簡単なステップで文字起こし
【2025年10月】アップデート情報
2025年10月のアップデート情報は以下の通りです。
【1. 新たなAI機能のリリース】

2025年10月に、Evernoteは新たなAI機能の追加を発表しました。以下が、追加される機能です。
- AIアシスタント
OpenAIと共同開発した新機能で、新たなコンテンツの作成やノートの整理、情報のWeb検索などが可能です。 - セマンティック検索
見たいノートを見つけられなくても、関連情報を口で話すだけでノートを検索してくれます。 - AIミーティングノート
会議の録音や要約、文字起こしができる機能です。
以上の3つの機能は、リリース予定の最新版で搭載されます。
参考:Evernote – Evernote AI機能でもっとスマートに仕事をしよう
【2025年11月】アップデート情報
2025年11月のアップデート情報は以下の通りです。
【1. 新たなAI機能のリリース】

2025年10月に、Evernoteは新たなAI機能の追加を発表しました。以下が、追加される機能です。
- プラン名の変更
Evernoteのプラン名称が刷新されました。これまでの PERSONALプラン はStarterプランに、PROFESSIONALプランはAdvancedプランに変更されています。 - Advancedプラン(旧PROFESSIONALプラン)が値上げ
Advancedプランの月額料金も引き上げられました。以前は、【1,550円/月/ユーザー】だったのが、【1,799円/月/ユーザー】 となっています。 - Starterプラン(旧PERSONALプラン)への制限強化
価格だけでなく、機能面でも制限が厳しくなっています。とくに最安の有料プランユーザーに影響が大きい改定です。 - ノートの作成上限:最大 150,000個のノートが作成可能だったが【最大20冊】に制限。
- メモ作成数:無制限だったのが【最大1,000枚】に制限される。
- 同期できる端末数:無制限だったのが【最大3台】に制限。
そのため、普段から多くのノートを取ったり、複数デバイスで使っていたユーザーにとっては “コストパフォーマンスが大幅に低下”すると言わざるを得ません。とくに、スマホ・タブレット・PCと複数デバイスで使っていた方や複数人で利用していた方は、「端末3台」を超える端末での利用が困難になります。
以上の3つの機能は、リリース予定の最新版で搭載されます。
参考:Evernote – Evernote AI機能でもっとスマートに仕事をしよう
Evernoteの改悪・サービス終了の背景まとめ
これまで、Evernoteが「サービス終了」「改悪」と言われてきた背景・要因を中心にご紹介しました。
Evernoteが「サービス終了」といわれる背景は、Bending Spoonsによる買収・無料プランの制限強化・Evernote Legacyアプリの提供終了・日本法人の解散公表などです。なお、Evernoteは2026年10月現在も、サービスを終了していません。
しかしEvernoteは、アップデートにより「動作が遅い」「余計な機能が増えた」「操作性が悪くなった」といった不満の声もあります。そのため、「必要な機能に過不足がなく、誰でも簡単に情報を管理できるツール」に乗り換えましょう。
なかでもEvernoteからの乗り換えに最適なのは、シンプルな操作性で「ノート」「メッセージ」「タスク」を一元化できる情報共有ツール「Stock」です。
無料登録は1分で完了するので、ぜひ「Stock」を導入し、今後も安心して業務のメモを蓄積していきましょう。


