メーカーや物流における大切な業務として「在庫管理」が挙げられます。仮に、在庫を持ちすぎると資金が圧迫される一方、在庫が不足した状態では、本来売れたはずの商品が売れないなど利益を生む機会を逃してしまいます。
そこで、今日では、在庫管理の正確性・効率性の向上のために、クラウド型の在庫管理システムを導入する企業が増えています。しかし、「クラウド型の在庫管理システムを導入したいが、どれが自社に合うのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、クラウド型在庫管理システムの概要や選び方、おすすめのツール5選を中心に解説します。
- クラウド型在庫管理システムのメリットや選び方のポイントを押さえたい
- クラウド型在庫管理システムを比較検討したい
- クラウド型在庫管理システムよりも簡単に情報管理できるシステムがあれば知りたい
という担当者の方は今回の記事を参考にすると、クラウド型在庫管理システムについて理解を深めながら、自社のニーズに合致するツールを見つけられます。
目次
クラウド型在庫管理システムとは
クラウド型在庫管理システムとは、インターネットを介したクラウド上で在庫管理するシステムを指します。
インターネット環境さえあればクラウドに繋がり、在庫管理ができるので、企業内にサーバーを設置することなく利用できます。クラウド型在庫管理システムには、以下のような種類が存在します。
- 販売管理システム
- EC管理システム
- 倉庫管理システム
商品の受注から納品までの「お金」と「商品」の流れを適切に管理するシステムです。在庫を受注や売上、発注、仕入などと連動させて管理できます。
EC業務を効率的に進める事を目的としたシステムです。ECサイトでの商品登録や受注、在庫などの情報や状況を一元管理することができます。
倉庫内部で行う業務を効率化することを目的としたシステムです。倉庫内の在庫管理から入出庫、商品のピッキングなどあらゆる倉庫業務をカバーできます。
このように、特徴の異なるさまざまな種類のシステムがあるため、自社の業務に最適なシステムを選びましょう。仮に、自社のニーズに不適合なツールを選んでしまった場合、社内に浸透せず、業務効率化という目的を達成できなくなるので、担当者は注意する必要があります。
クラウド型在庫管理システムの3つのメリット
以下では、クラウド型在庫管理システムのメリットを3つご紹介します。「導入することでどのようなメリットを得られるのか」という根本的な部分を理解しなければ、自社に最適なツールを選ぶのが難しくなるので必ず押さえましょう。
(1)低コストで導入できる
まず、クラウド型在庫管理システムは低価格で導入できます。
クラウド型であれば「数十万~数百万円かかるシステム開発が必要なオンプレミス型」と比較すると、初期費用やサーバー構築費用、設備費用にコストがかからずに済みます。
また、クラウド型のメンテナンスはサービス提供者が請け負うため、部品の交換や装置の入れ替え、パフォーマンスの維持などにかかる保守費用を利用者が負担する必要はありません。
さらに、利用側は提供者の公式サイトから利用登録するだけで良いので、短期間で導入できます。したがって、クラウド型在庫管理システムであれば「導入にかかる金銭的コスト」と「利用までにかかる時間的コスト」の両方を削減できるのです。
(2)場所を問わず利用できる
クラウド型在庫管理システムは、場所を問わず利用できる点もメリットのひとつです。
クラウド型在庫管理システムでは、クラウドサーバー上に情報が格納されます。そのため、全国各地に支店を持つ企業でも、自社のサーバーにログインさえすれば、各支店の在庫状況の把握・共有が可能です。
このように、クラウド型在庫管理システムには、あらゆる場所からアクセスし、在庫状況を管理・共有できる柔軟な対応力があります。
(3)情報のリアルタイム性が高くなる
クラウド型在庫管理システムは、即時に在庫状況が反映される点もメリットとして挙げられます。
たとえば、手作業で管理している職場では、情報が社員同士で共有されていなかったり、書き間違えたりして、在庫情報に差異が生じやすいです。しかし、クラウド型在庫管理システムではクラウド上で更新された情報はすぐに同期されるため、「在庫情報のタイムラグ」が発生しません。
また、常に最新データを確認できることで、ミスが減るだけでなく実在庫を確認する時間と手間の削減にもつながります。このように、リアルタイムで在庫状況などの情報を把握できるクラウド型在庫管理システムは、業務を効率化するうえで有効なのです。
クラウド型の在庫管理システムの選び方とは
ここでは、クラウド型在庫管理システムを導入する際の3つのポイントをご紹介します。システムの導入によって業務効率化を達成している企業は、以下のポイントを基準に正しく選定しています。
(1)自社のコストで賄えるか
まず、利用料金が自社のコストで賄えるかどうかを検討する必要があります。
クラウド型在庫管理システムには数多くのプランや料金体系があるため、利用規模に合わないツールを選定すると、使われずに放置されて、費用対効果が薄くなってしまうのです。とくに、在庫管理システムには以下のように、料金体系の種類が異なる点が顕著です。
- 30日程度の無料トライアルができるシンプルなシステム
- 初めてシステムを導入する企業向けに期間制限なしの無料プランを設けたシステム
- はじめから有料だがオプションが豊富に揃っているシステム
- 大きな初期費用のかからない中小企業向けのシステム
このように多くの種類がありますが、注意点として「機能が多い分だけ自社の課題解決に貢献する」わけではありません。そのため、自社のコストの範囲内、かつ必要とする機能が「過不足なく」備わっているシステムを選びましょう。
(2)セキュリティは安全か
次に、セキュリティの安全性もクラウド型在庫管理システムを選ぶうえで重要な指標です。
オープンソースとして展開されているような無料のみのプラン、かつセキュリティが脆弱なものを導入した場合、ウイルス感染による重要なデータの情報漏洩、機器の故障や不具合によるデータの損失といったリスクが高まってしまいます。
したがって、セキュリティ対策が十分になされているか確認しましょう。具体的には「ISO27001」の取得の有無や、どのようなデータセンターのサービスで運営されているかをチェックしましょう。
(3)サポート体制は整っているか
最後に、クラウド型在庫管理システムにサポート体制が整っているかも検討する必要があります。
クラウド型在庫管理システムに格納されているデータは、サービス提供者側が運営しているクラウド上にあるため、サーバーに不具合が発生すると自社情報にアクセスできない恐れがあります。また、システムの使い方が分からず、業務が滞るリスクもあります。
こうした問題が生じたときは、どれほどスピーディにサポートをしてくれるかが鍵となります。たとえば、問い合わせから「1営業日以内に返信を返してくれる」などの、サポートの早さが一目でわかる「ナレカン」のようなシステムを選定するのがおすすめです。
【無料プランあり】おすすめクラウド型在庫管理システム5選
以下では、おすすめの在庫管理システム5選をご紹介します。それぞれ特徴が異なるので、自社の業務形態に適したシステムの選定が必要です。
【zaico】入出庫や棚卸しもスキャンで簡単にできるソフト
<zaicoの特徴>
- 見通し不足を改善する
- 管理の煩雑化を解消する
登録された入庫予定・出庫予定を元に予定される「フリー在庫数」の見通しを立てておくことができます。万が一、予定を下回ったときはアラートで周知可能です。
店舗、ECショップなど複数販売拠点がある場合でも「ネクストエンジン連携」によって、少ない手間で在庫を更新することができます。
<zaicoの機能・使用感>
- QRコードのベルシールを印刷できる
- 31日間無料でお試しできる
一度に多品目のQRコードのベルシールを印刷できるので作業が軽減します。また、QRコードシールは、品名と販売価格とリンクできるので、棚卸作業をするときに役立ちます。
それぞれのプランを31日間無料でお試しできるので、システムの使い勝手や現場への浸透率を見極めたうえで、導入を判断できる点が良いです。お試し期間中もサポートを受けられるので安心して始められます。
<zaicoの注意点>
- 外部連携が限られている
- 検索に引っかからないことがある
EC一元管理システムやPOSレジシステムなどの外部のサービスとは連携できるものの、メッセージやタスクなどほかのシステムとは連携できないため、情報共有がしづらいです。
利用しているユーザーのなかには「検索する時に大文字、小文字が区別されてしまうので在庫登録者が大文字、小文字どちらで入力したかで検索に引っかからない時がある」と検索機能の改善を求める声があります。(参考:ITトレンド)
<zaicoの料金体系>
- 無料プランあり
- ミニマム:3,980円/3ユーザー/月(税抜)
- ライト:9,800円/3ユーザー/月(税抜)
- フル:39,800円/10ユーザー/月(税抜)
- エンタープライズ:要問合せ
【flam】販売・仕入・在庫業務の連携が簡単
<flamの特徴>
- 営業活動支援ツールとしても活用できる
- 高速レスポンスで使いやすい
販売・仕入・在庫それぞれの管理を一元化できるだけでなく、見積書に含まれる情報をもとに分類集計するなど、営業活動支援ツールとしても活用できます。
データの集計、検索、出力に力を入れており、高速で処理が可能です。そのため、業務のロスタイムを最小限に押さえることができます。
<flamの機能・使用感>
- 安全性の高いシステム
- カスタマイズ性が高い
国際的なセキュリティ資格である「ISO27001」を取得しているため、情報管理の安全性を徹底したいという企業に適しています。
オプション機能が豊富にあるので、自社の課題を解決するカスタマイズが可能な点が使いやすいです。
<flamの注意点>
- 連携できる会計ソフトが決まっている
- カスタマーサポートを充実させてほしい
標準機能として、連携できる会計ソフトが「マネーフォワードクラウド会計」「クラウド会計ソフトfreee」と限定されている点に注意しましょう。
電話サポートがあるものの有料のため、ユーザーからは「カスタマーサポートがもっと充実していると嬉しい」という声があります。(参考:BOXIL SaaS)
<flamの料金体系>
- STANDARD:9,300円/月(税抜)
- PROFFESIONAL:19,800円/月(税抜)
- PREMIUM:49,800円/月(税抜)
- オプション機能に関しては、HPをご確認ください。
なお、PROFFESIONALに関しては、2024年4月30日までの申し込みでずっと14,800円/月(税抜)になる、お得なキャンペーンが実施されています。
【楽楽販売】販売管理を楽にするシステム
<楽楽販売の特徴>
- ルーチンワークを自動化できる
- 現場の状況に柔軟に対応できる
データ管理のステータス変更など、日々繰り返される作業をワンクリックで実施できるので、入力時間を短縮できます。
楽楽販売では、データベース機能をはじめとしてカスタマイズに関する機能が充実しています。そのため、現場の声を参考に設定を変更できます。
<楽楽販売の機能・使用感>
- あらゆる管理を一元化できる
- サポートが手厚い
在庫管理だけでなく、売上管理、請求管理など、全ての管理を一元したい場合に向いています。
セミナー開催や電話/メールのサポート、FAQサイトなど、サポート体制が充実しているので、導入や運用で躓いてしまった場合に解決しやすいです。
<楽楽販売の注意点>
- 初期費用がかかる
- 慣れるまでに時間がかかる
楽々販売は初期費用として150,000円かかるため、無料トライアルで使用感を試すなど、慎重に導入可否を検討する必要があります
利用しているユーザーからは「社内では使い慣れた者が導入に難を示していた」「マニュアルを熟読しないと分からない点が多く、マスターするまでに時間がかかった。」という声が複数あり、慣れるまでに時間がかかることが懸念されます。(参考:ITトレンド)
楽楽販売の料金体系
初期費用150,000円+月額費用70,000円~
【スイートクラウド】複数拠点の在庫を共通管理するシステム
<スイートクラウドの特徴>
- ニーズに合ったプランがある
- 既存のシステムと連携できる
スイートクラウドは「棚卸/在庫管理/入出庫管理」の3つのプランがあり、自社の用途に応じて選択できるので経済的にも無駄がありません。
スイートクラウドは、既に利用している販売管理システムやマスター台帳などのシステムと簡単に連携できます。そのため、一から在庫管理の体制を作りなおす必要がありません。
<スイートクラウドの機能・使用感>
- リアルタイムで在庫管理できる
- スマホからも使える
商品の入出庫を登録すると、リアルタイムにクラウド上の在庫データが自動更新されます。そのため、紙による管理で起こりがちな入力ミスや計算ミスを防げるのです。
スイートクラウドはPCだけでなくスマホからも操作できるため、外出先や出張先でも簡単に在庫を確認できます。
<スイートクラウドの注意点>
- 最低利用期間は1年間である
- ユーザーの人数によって料金が変わる
スイートクラウドは最低利用期間が1年間と決められているため、万が一自社に合わなかった場合、大きな損失となってしまいます。そのため、慎重に検討しなければなりません。
いずれのプランにおいても、10ユーザー/50ユーザー/100ユーザーごとにそれぞれ料金が変わり、それ以降は50ユーザー追加ごとにさらに料金が加算されるため、規模の大きな企業では高額になる点に注意が必要です。
<スイートクラウドの料金体系>
月額とは別に初期設定費用がかかります。
- 棚卸:2.9万円/月~(税抜)
- Lite:3.5万円/月~(税抜)
- Pro:4万円/月~(税抜)
【スマレジ】小売店向けの在庫管理システム
<スマレジの特徴>
- あらゆる業種で使える
- 手厚いサポート体制
スマレジはあらゆる業種・業務に必要な機能が備わっており、飲食店やアパレル、小売店、クリニックなど幅広い分野で利用されています。
スマレジのサポートは、スマレジ専門の研修を受け検定に合格したスタッフのみで構成されています。また、プレミアムプラス以上のプランでは、365日対応のコールセンターで素早い問題解決や相談が可能です。
<スマレジの機能・使用感>
- 機能が豊富に備わっている
- 無料プランあり
レジ機能をはじめ、在庫管理や売上分析、カレンダー機能など、店舗運営に必要な機能が豊富に備わっています。
スタンダードプランは無料で使えるため、システムの導入に悩む企業も気軽に使用感を試すことができます。スタンダードプランでは、基本的なPOSレジ機能を使うことができます。
<スマレジの注意点>
- 無料プランでは機能が不十分
- マニュアルが分かりづらい
無料プランで使える機能は限られており、受注管理や売上集計といった機能は備わっていないため、規模の大きい企業などでは有料プランに移行する必要があります。
利用しているユーザーからは、「マニュアルは正直とても分かりにくいです。ある程度複雑な設定を行う場合、マニュアルを見ただけでは解決できず、QAかサポートへの電話が必須となります。」という声があります。(参考:ITreview)
<スマレジの料金体系>
- スタンダード:無料
- プレミアム:5,500円/月(税込)
- プレミアムプラス:8,800円/月(税込)
- フードビジネス:12,100円/月(税込)
- リテールビジネス:15,400円/月(税込)
【必見】クラウド型在庫管理システムよりも簡単に情報管理できるシステム
以下では、クラウド型在庫管理システムより簡単に情報管理できるシステムを紹介します。
クラウド型在庫管理システムは、時間と場所を問わず在庫状況の把握や共有ができる便利なサービスです。しかし、クラウド型在庫管理システムは多機能なものが多く、教育コストがかかったり、ITに不慣れな現場に馴染まなかったりする恐れがあるのです。
また、とくに部署や店舗が多い大企業などでは、蓄積された在庫情報が散在しやすく、目的の情報を探すのに時間がかかってしまいます。そこで、「在庫情報を正確に共有・管理できるシンプルなシステム」を導入しましょう。
結論、在庫情報の管理・共有の効率化には、在庫情報をはじめとするあらゆる情報を残せる「記事」があり、多階層の「フォルダ」で適切に管理できるシンプルな情報管理システムの「ナレカン」が最適です。
ナレカンの「記事」に在庫情報を書き残しておけば、リアルタイムで任意のメンバーへ共有でできます。また、「記事」に残した情報は多階層の「フォルダ」で“商品”や“部署”ごとに分類して管理できるうえ、検索機能で目的の情報をすぐに探し出せるのです。
最も簡単に情報共有・管理が実現するツール「ナレカン」
「ナレカン」|最もシンプルなナレッジ管理ツール
ナレカンは、最もシンプルなナレッジ管理ツールです。
「数十名~数万名規模」の企業様のナレッジ管理に最適なツールとなっています。
自分でナレッジを記載する場合には「記事」を作成でき、『知恵袋』のような感覚で、とにかくシンプルに社内メンバーに「質問」することもできます。
また、ナレカンを使えば、社内のあらゆるナレッジを一元的に管理できます。
「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積することが可能です。
更に、ナレカンの非常に大きな魅力に、圧倒的な「初期導入支援サポート」と「ご利用中サポート」があります。ナレカン導入担当者の方の手を、最大限煩わせることのないサポートが提供されています。
<ナレカンをおすすめするポイント>
- 【機能】 「ナレッジ管理」に特化した、これ以上なくシンプルなツール。
「フォルダ形式」で簡単に情報を整理でき、「記事形式」「(知恵袋のような)質問形式」でナレッジを記載するだけです。
- 【対象】 数十名~数万名規模の企業様で、社内のあらゆるナレッジを一元管理。
「マニュアル」 「社内FAQ」「議事録」「トークスクリプト」等、あらゆるナレッジを蓄積可能です。
- 【サポート】 圧倒的なクオリティの「初期導入支援」と「ご利用中」サポート。
圧倒的なクオリティのサポートもナレカンの非常に大きな魅力です。貴社担当者様のお手間を最大限煩わせることないよう、サポートします。
<ナレカンの料金>
- ビジネスプラン :標準的な機能でナレカンを導入したい企業様
- エンタープライズプラン :管理・セキュリティを強化して導入したい企業様
https://www.narekan.info/pricing/
詳しい金額は、下記「ナレカンの資料をダウンロード」ボタンより、資料をダウンロードしてご確認ください。
非IT企業の65歳以上でも即日使いこなせる情報共有ツール「Stock」
ITに不慣れな組織でいきなり多機能な在庫管理システムを導入すると、業務フローの切り替えに時間が必要です。そこで、中小規模の組織で在庫状況をはじめとした情報を共有するなら、非IT企業の65歳の方も即日使いこなせる情報共有ツール「Stock」が最適です。
Stockの「ノート」に書いた情報はリアルタイムで共有されるうえ、更新履歴から誰が情報を更新したか確認することも可能です。また、ノートには「タスク」を紐付けられるので、在庫管理に関するタスク漏れを防ぎます。
「Stock」|最もシンプルな情報ストックツール
Stockは、社内のあらゆる情報を、最も簡単に「ストック」できるツールです。「社内の情報を、簡単にストックする方法がない」という問題を解消します。
Stockを使えば、「ノート」の機能を利用して、要件などのテキスト情報や、画像やファイルなどのあらゆる情報を誰でも簡単に残せます。
また、「タスク」や「メッセージ」の機能を利用すると、ノートに記載したテーマごとにコミュニケーションを取ることができるため、あちこちに情報が分散せず、常に整理された状態で業務を遂行できます。
<Stockをおすすめするポイント>
- ITに詳しくない数人~数千人の企業向け
ITの専門知識がなくても問題なく、あらゆる企業が簡単に始められます。
- とにかくシンプルで、誰でも使える
余計な機能は一切なくシンプルなツールなので、誰でも簡単に情報を残せます。
- 驚くほど簡単に「情報ストック」と「タスク管理」ができる
社内の共有情報等の「情報ストック」が驚くほどしやすく、さらに直感的な「タスク管理」も可能です。
<Stockの口コミ・評判>
塩出 祐貴さん
松山ヤクルト販売株式会社 |
「強烈な『ITアレルギー』がある弊社にも、Stockならば、一切混乱なく導入できました」 ★★★★★ 5.0 弊社の宅配部門のスタッフの半分近くは50代以上と高齢で、キーボード入力が苦手なスタッフもいるほど、ITツールへの強い抵抗感がありました。しかし、Stockは他ツールに比べて圧倒的にシンプルで、直感的に使えるため、予想通り非常にスムーズに使い始めることができました。 |
加井 夕子 さん、海野 紘子 さん
SBIビジネス・イノベーター株式会社 |
「SBIグループの厳格なセキュリティ基準をも満たす、誰にでもお勧めの情報ストックツールです」 ★★★★★ 5.0 当社が導入するシステムには非常に厳格なセキュリティ基準を満たすことが要求されていますが、Stockのシステムは極めて高度なセキュリティ基準で開発・運営されているため、SBIグループのセキュリティ基準でも全く問題なく導入することができました。 |
江藤 美帆さん
栃木サッカークラブ(栃木SC) |
「ナレッジが属人化しやすいプロスポーツクラブには、Stockを非常に強くお勧めします!」 ★★★★★ 5.0 元々悩んでいた『ナレッジがブラックボックス化してしまう』という問題が、驚くほどうまく解消されました。 『Stockさえ見れば、すぐに必要な情報を把握できる』という状況を作り出すことに成功し、明らかに生産性が向上しました。 |
<Stockの料金>
- フリープラン :無料
- ビジネスプラン :500円/ユーザー/月
- エンタープライズプラン :1,000円/ユーザー/月
おすすめクラウド型在庫管理システムの比較表
以下は、おすすめクラウド型在庫管理システムの比較表です。選定ポイントを押さえたうえで、それぞれの商品を比較検討していきましょう。
ナレカン【一番おすすめ】 | Stock【おすすめ】 | zaico | flam | 楽楽販売 | スイートクラウド | スマレジ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 |
最も簡単に情報共有・管理が実現できる |
非IT企業の65歳以上でも即日使いこなせる |
入出庫や棚卸しもスキャンで簡単にできるソフト |
販売・仕入・在庫業務の連携が簡単 |
販売管理を楽にするシステム |
複数拠点の在庫を共通管理するシステム |
小売店向けの在庫管理システム |
検索機能 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
【〇】 |
フォルダ管理 |
【〇】 |
【〇】 |
【×】 |
【×】 |
【×】 |
【×】 |
【〇】 |
注意点 |
情報管理・共有機能がメインのため、商品の読み込みなどはできない |
シンプルなツールのため、会計機能はない |
外部連携が限られている |
連携できる会計ソフトが「マネーフォワードクラウド会計」「クラウド会計ソフトfreee」と制限あり |
「操作に慣れるまでに時間がかかる」といった口コミが多い |
最低利用期間は1年間である |
「マニュアルが分かりづらい」といった口コミが多い |
料金 |
・無料プランなし
・有料プランは資料をダウンロードして確認 |
・無料
・有料プランでも1人あたり500円/月〜 |
・無料プランあり
・有料プランは3,980円/3ユーザー/月~ |
・無料プランなし
・有料プランは9,300円/月~ |
・無料プランなし
・有料プランは初期費用150,000円+月額費用60,000円~ |
・無料プランなし
・有料プランは2.9万円/月~ |
・無料プランあり
・有料プランは5,500円/月~ |
公式サイト |
「ナレカン」の詳細はこちら |
「Stock」の詳細はこちら |
「zaico」の詳細はこちら
|
「flam」の詳細はこちら
|
「楽楽販売」の詳細はこちら
|
「スイートクラウド」の詳細はこちら
|
「スマレジ」の詳細はこちら |
おすすめのクラウド型在庫管理システムのまとめ
ここまで、クラウド型在庫管理システムの概要や選び方、おすすめのツールを中心に解説してきました。
クラウド型在庫管理システムは、低コストで導入でき、インターネット環境があればリアルタイムで、メンバーへ情報共有ができるメリットがあります。また、システムの選定時には利用料はもちろん、セキュリティやサポート体制を見ることが必要です。
一方、在庫管理システムには多くの種類があるうえ、ツール選定が適切でなければ現場で使われず、浸透しません。したがって、多機能なシステムではなく「在庫の”情報”を正確に管理・共有でき、誰もが簡単に使えるシンプルな機能」のシステムを検討するべきです。
そこで、ITに不慣れな組織には、フォルダ機能で在庫をはじめとしたあらゆる情報を正確に管理・共有できるうえ、シンプルな操作性の「ナレカン」が最適です。
ぜひ「ナレカン」を導入して、クラウド上でシンプルに在庫情報を管理・共有し、正確かつスピーディーな作業を目指しましょう。